JP3173965B2 - 根菜類収穫機 - Google Patents
根菜類収穫機Info
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- JP3173965B2 JP3173965B2 JP14279095A JP14279095A JP3173965B2 JP 3173965 B2 JP3173965 B2 JP 3173965B2 JP 14279095 A JP14279095 A JP 14279095A JP 14279095 A JP14279095 A JP 14279095A JP 3173965 B2 JP3173965 B2 JP 3173965B2
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- Japan
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- Harvesting Machines For Root Crops (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、圃場に植えた根菜を引
き抜き搬送して回収するよう構成した根菜類収穫機に関
する。
き抜き搬送して回収するよう構成した根菜類収穫機に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、上記根菜類収穫機としては、特開
平７‐７９７５７号公報に開示されているように、圃場
に植えた根菜の茎葉部を挾持して機体後方で斜め上方に
引き抜いて吊り下げ搬送する収穫用搬送装置を設けたも
のが知られているが、引き抜いた根菜の下端から伸びた
ヒゲ根を除去する手段を設けておらず、収穫後にヒゲ根
を手作業あるいは専用の切断装置で切断除去するように
構成していた。
平７‐７９７５７号公報に開示されているように、圃場
に植えた根菜の茎葉部を挾持して機体後方で斜め上方に
引き抜いて吊り下げ搬送する収穫用搬送装置を設けたも
のが知られているが、引き抜いた根菜の下端から伸びた
ヒゲ根を除去する手段を設けておらず、収穫後にヒゲ根
を手作業あるいは専用の切断装置で切断除去するように
構成していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、後処理でのヒ
ゲ根除去作業が面倒であり、省力化の面から改良の余地
があった。本発明の目的は、根菜類収穫機による収穫時
にヒゲ根を除去できるようにし、しかも、そのための手
段を安全で使用しやすいものに工夫する点にある。
ゲ根除去作業が面倒であり、省力化の面から改良の余地
があった。本発明の目的は、根菜類収穫機による収穫時
にヒゲ根を除去できるようにし、しかも、そのための手
段を安全で使用しやすいものに工夫する点にある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】請求項１に係る発明の特
徴構成は、圃場に植えた根菜の茎葉部を挾持して機体後
方で斜め上方に引き抜いて吊り下げ搬送する収穫用搬送
装置を設けた根菜類収穫機において、収穫用搬送装置で
吊り下げ搬送される根菜の下端のヒゲ根を切り落とし除
去するヒゲ根カッターを駆動回転自在に設け、ヒゲ根カ
ッターの下方に形成したヒゲ根落下経路に開閉自在なカ
バーを設け、収穫作業状態であるか否かを判定して収穫
作業状態でのみカバーを開き状態にする自動カバー開閉
手段を設けたことにある。
徴構成は、圃場に植えた根菜の茎葉部を挾持して機体後
方で斜め上方に引き抜いて吊り下げ搬送する収穫用搬送
装置を設けた根菜類収穫機において、収穫用搬送装置で
吊り下げ搬送される根菜の下端のヒゲ根を切り落とし除
去するヒゲ根カッターを駆動回転自在に設け、ヒゲ根カ
ッターの下方に形成したヒゲ根落下経路に開閉自在なカ
バーを設け、収穫作業状態であるか否かを判定して収穫
作業状態でのみカバーを開き状態にする自動カバー開閉
手段を設けたことにある。
【０００５】請求項２に係る発明の特徴構成は、請求項
１に係る発明の特徴構成に加えて、自動カバー開閉手段
を形成するに、対機体下降付勢した接地部材を収穫作業
状態で接地して非収穫作業状態で対地浮上する状態で設
け、接地部材への地面の押し上げ力をカバーに開き操作
力として伝達する機械式連動手段を設けたことにある。
１に係る発明の特徴構成に加えて、自動カバー開閉手段
を形成するに、対機体下降付勢した接地部材を収穫作業
状態で接地して非収穫作業状態で対地浮上する状態で設
け、接地部材への地面の押し上げ力をカバーに開き操作
力として伝達する機械式連動手段を設けたことにある。
【０００６】
【作用】請求項１の構成によると、ヒゲ根カッターによ
り収穫用搬送装置で吊り下げ搬送される根菜類のヒゲ根
を切り落とし除去できるから、後処理でヒゲ根を切断除
去するに比して省力化を図れる。また、非収穫作業状態
においてヒゲ根落下経路をカバーで閉じることができる
から、点検時にヒゲ根落下経路から手を入れてヒゲ根カ
ッターに触れるおそれが無くなる。さらに、収穫作業状
態ではヒゲ根落下経路を開放し、非収穫作業状態ではヒ
ゲ根落下経路をカバーで閉じるように、自動カバー開閉
手段によってカバーを自動的に開閉するように構成して
あるから、例えばカバーを手動で開閉する場合に予測さ
れるカバーの閉め忘れや開き忘れが未然に回避される。
り収穫用搬送装置で吊り下げ搬送される根菜類のヒゲ根
を切り落とし除去できるから、後処理でヒゲ根を切断除
去するに比して省力化を図れる。また、非収穫作業状態
においてヒゲ根落下経路をカバーで閉じることができる
から、点検時にヒゲ根落下経路から手を入れてヒゲ根カ
ッターに触れるおそれが無くなる。さらに、収穫作業状
態ではヒゲ根落下経路を開放し、非収穫作業状態ではヒ
ゲ根落下経路をカバーで閉じるように、自動カバー開閉
手段によってカバーを自動的に開閉するように構成して
あるから、例えばカバーを手動で開閉する場合に予測さ
れるカバーの閉め忘れや開き忘れが未然に回避される。
【０００７】請求項２の構成によると、請求項１の特徴
構成によってヒゲ根除去の省力化を図れ、適切なカバー
状態を自動的に現出することができるとともに、接地部
材と機械式連動手段によって自動カバー開閉手段を構造
簡単なものに構成できるから、製作面やコスト面でも有
利である。
構成によってヒゲ根除去の省力化を図れ、適切なカバー
状態を自動的に現出することができるとともに、接地部
材と機械式連動手段によって自動カバー開閉手段を構造
簡単なものに構成できるから、製作面やコスト面でも有
利である。
【０００８】
【発明の効果】請求項１の発明によると、ヒゲ根除去の
省力化を図れ、安全にかつ便利に使用できる、一段と優
れた根菜類収穫機を提供できるようになった。
省力化を図れ、安全にかつ便利に使用できる、一段と優
れた根菜類収穫機を提供できるようになった。
【０００９】また、請求項２の発明によると、上記請求
項１の発明による効果をもたらすとともに、カバーの確
実な自動開閉を安価な構造で実施でき、実用上の効果が
高いものとなる。
項１の発明による効果をもたらすとともに、カバーの確
実な自動開閉を安価な構造で実施でき、実用上の効果が
高いものとなる。
【００１０】
【実施例】図１及び図２に示すように、圃場に植えた人
参や大根などの根菜Ｃの茎葉部Ｆを挾持して機体後方で
斜め上方に引き抜いて吊り下げ搬送する収穫用搬送装置
１を、クローラ式走行装置２を有する機体の前部に設
け、収穫用搬送装置１の前端側に左右一対の分草具３と
引起し装置５と土切り刃４を設け、根菜Ｃの茎葉部Ｆを
分草具３と引起し装置５で引起こして円滑に収穫用搬送
装置１に受け渡すように構成し、根菜類の両側の土を土
切り刃４で切り崩して根菜類を円滑に引き抜けるように
構成してある。
参や大根などの根菜Ｃの茎葉部Ｆを挾持して機体後方で
斜め上方に引き抜いて吊り下げ搬送する収穫用搬送装置
１を、クローラ式走行装置２を有する機体の前部に設
け、収穫用搬送装置１の前端側に左右一対の分草具３と
引起し装置５と土切り刃４を設け、根菜Ｃの茎葉部Ｆを
分草具３と引起し装置５で引起こして円滑に収穫用搬送
装置１に受け渡すように構成し、根菜類の両側の土を土
切り刃４で切り崩して根菜類を円滑に引き抜けるように
構成してある。
【００１１】収穫用搬送装置１で吊り下げ搬送される根
菜Ｃの下端から延びるヒゲ根を切り落とし除去するヒゲ
根切断装置６を設け、後処理での省力化を図れるように
構成し、ヒゲ根切断装置６に対するカバー開閉用兼土落
とし具作動用の接地部材７を上下揺動自在に設けてあ
る。
菜Ｃの下端から延びるヒゲ根を切り落とし除去するヒゲ
根切断装置６を設け、後処理での省力化を図れるように
構成し、ヒゲ根切断装置６に対するカバー開閉用兼土落
とし具作動用の接地部材７を上下揺動自在に設けてあ
る。
【００１２】収穫用搬送装置１からの根菜Ｃの茎葉部Ｆ
を切断する葉切り装置８を収穫用搬送装置１の後方に設
けてある。この葉切り装置８を形成するに、収穫用搬送
装置１で吊り下げられた根菜Ｃの上端に作用する駆動自
在な位置定め用搬送装置８ａ、位置定め用搬送装置８ａ
からの茎葉部Ｆをその挾持位置より上方の一定位置で挾
持する状態で受け取る左右一対の駆動自在な挾持搬送ベ
ルトなどから成る切断用搬送装置８ｂ、切断用搬送装置
８ｂで搬送される根菜類に対して茎葉部を根元で切断す
る左右一対の駆動回転自在な回転刃８ｃを設けてある。
を切断する葉切り装置８を収穫用搬送装置１の後方に設
けてある。この葉切り装置８を形成するに、収穫用搬送
装置１で吊り下げられた根菜Ｃの上端に作用する駆動自
在な位置定め用搬送装置８ａ、位置定め用搬送装置８ａ
からの茎葉部Ｆをその挾持位置より上方の一定位置で挾
持する状態で受け取る左右一対の駆動自在な挾持搬送ベ
ルトなどから成る切断用搬送装置８ｂ、切断用搬送装置
８ｂで搬送される根菜類に対して茎葉部を根元で切断す
る左右一対の駆動回転自在な回転刃８ｃを設けてある。
【００１３】葉切り装置８からの根菜Ｃを回収する回収
部９を収穫用搬送装置１の後方で葉切り搬送装置８の下
方に設け、根菜Ｃのうち小径のものを下方のコンテナー
９ａに落下させて大径のものを機体後方隅部の根菜類受
け入れ位置の収穫根菜類収納用コンテナー９ｂに送る選
別コンベア９ｃ、及び、葉切り装置８から落下する根菜
Ｃを選別コンベア９ｃに導くシュート９ｄを回収部９に
設けてある。
部９を収穫用搬送装置１の後方で葉切り搬送装置８の下
方に設け、根菜Ｃのうち小径のものを下方のコンテナー
９ａに落下させて大径のものを機体後方隅部の根菜類受
け入れ位置の収穫根菜類収納用コンテナー９ｂに送る選
別コンベア９ｃ、及び、葉切り装置８から落下する根菜
Ｃを選別コンベア９ｃに導くシュート９ｄを回収部９に
設けてある。
【００１４】葉切り装置８で切断した茎葉部Ｆを機体外
側方に放出する駆動自在な搬送チェーン１０ａと挾持レ
ール１０ｂなどから成る茎葉部搬送装置１０を、機体前
方の横一側に切断茎葉部を放出する状態で設けてある。
側方に放出する駆動自在な搬送チェーン１０ａと挾持レ
ール１０ｂなどから成る茎葉部搬送装置１０を、機体前
方の横一側に切断茎葉部を放出する状態で設けてある。
【００１５】図３及び図４に示すように、ヒゲ根切断装
置６を形成するに、ヒゲ根を切り落とし除去するヒゲ根
カッター１１を、電動式や油圧式などのモータ１２によ
り左右軸芯周りで駆動回転自在に設け、収穫用搬送装置
１で吊り下げ搬送される根菜類の下部を受け止める下狭
まり形状のガイド溝１３を形成する左右一対のガイド１
４を、ヒゲ根カッター１１の回転軌跡上部を覆う状態で
固定し、ヒゲ根を入り込ませる隙間１５を両ガイド１４
間に形成し、ガイド１４の作用でヒゲ根のみを隙間１５
に入れて、隙間１５に入ったヒゲ根をヒゲ根カッター１
１で切断するように構成してある。
置６を形成するに、ヒゲ根を切り落とし除去するヒゲ根
カッター１１を、電動式や油圧式などのモータ１２によ
り左右軸芯周りで駆動回転自在に設け、収穫用搬送装置
１で吊り下げ搬送される根菜類の下部を受け止める下狭
まり形状のガイド溝１３を形成する左右一対のガイド１
４を、ヒゲ根カッター１１の回転軌跡上部を覆う状態で
固定し、ヒゲ根を入り込ませる隙間１５を両ガイド１４
間に形成し、ガイド１４の作用でヒゲ根のみを隙間１５
に入れて、隙間１５に入ったヒゲ根をヒゲ根カッター１
１で切断するように構成してある。
【００１６】ヒゲ根カッター１１の下方にヒゲ根落下経
路１６を形成し、ヒゲ根落下経路１６の前後に固定カバ
ー１７を設け、ヒゲ根落下経路１６を開閉する左右一対
のカバー１８を、支軸１９周りで上下揺動自在にかつ捩
じりバネ２０で閉じ付勢した状態で設け、支軸２１周り
で上下揺動自在で自重で下降付勢された接地部材７に、
左右カバー１８を各別に突き上げて開くための左右一対
の操作ロッド２２を付設し、図３（イ）及び図４（イ）
に示すように収穫作業状態では接地部材７への地面の押
し上げ力で操作ロッド２２によりカバー１８を開いてヒ
ゲ根落下経路１６を開放し、図３（ロ）及び図４（ロ）
に示すように非収穫作業状態では接地部材７の下降に伴
って操作ロッド２２をカバー１８から離間させてヒゲ根
落下経路１６をカバー１８で閉じるように構成してあ
る。
路１６を形成し、ヒゲ根落下経路１６の前後に固定カバ
ー１７を設け、ヒゲ根落下経路１６を開閉する左右一対
のカバー１８を、支軸１９周りで上下揺動自在にかつ捩
じりバネ２０で閉じ付勢した状態で設け、支軸２１周り
で上下揺動自在で自重で下降付勢された接地部材７に、
左右カバー１８を各別に突き上げて開くための左右一対
の操作ロッド２２を付設し、図３（イ）及び図４（イ）
に示すように収穫作業状態では接地部材７への地面の押
し上げ力で操作ロッド２２によりカバー１８を開いてヒ
ゲ根落下経路１６を開放し、図３（ロ）及び図４（ロ）
に示すように非収穫作業状態では接地部材７の下降に伴
って操作ロッド２２をカバー１８から離間させてヒゲ根
落下経路１６をカバー１８で閉じるように構成してあ
る。
【００１７】つまり、非収穫作業状態においてヒゲ根落
下経路１６をカバーで閉じ、点検時にヒゲ根落下経路１
６から手を入れて鋭利なヒゲ根カッター１１により怪我
をする危険性が無いように構成してある。また、カバー
１８を自動的に開閉するように構成して、安全性におい
て優れると共に使用しやすいように構成し、接地部材７
と操作ロッド２２から成る機械式連動構成によって自動
カバー開閉手段を構造簡単なものにして、製作面やコス
ト面でも有利なように構成してある。
下経路１６をカバーで閉じ、点検時にヒゲ根落下経路１
６から手を入れて鋭利なヒゲ根カッター１１により怪我
をする危険性が無いように構成してある。また、カバー
１８を自動的に開閉するように構成して、安全性におい
て優れると共に使用しやすいように構成し、接地部材７
と操作ロッド２２から成る機械式連動構成によって自動
カバー開閉手段を構造簡単なものにして、製作面やコス
ト面でも有利なように構成してある。
【００１８】ガイド溝１３に入り込んでガイド１４の受
け面部分１４ａを掃除する土落とし具２３を、支軸２４
周りで往復回動自在なアーム２５に取付け、接地部材７
とアーム２５を一対のリンクアーム２６で連動連結し、
図３（イ）及び図４（イ）に示すように収穫作業状態で
は土落とし具２３をガイド１４の前方で下方の退避位置
に保持し、図３（ロ）及び図４（ロ）に示すように非収
穫作業状態では土落とし具２３をガイド１４の上部位置
に保持するように構成してある。
け面部分１４ａを掃除する土落とし具２３を、支軸２４
周りで往復回動自在なアーム２５に取付け、接地部材７
とアーム２５を一対のリンクアーム２６で連動連結し、
図３（イ）及び図４（イ）に示すように収穫作業状態で
は土落とし具２３をガイド１４の前方で下方の退避位置
に保持し、図３（ロ）及び図４（ロ）に示すように非収
穫作業状態では土落とし具２３をガイド１４の上部位置
に保持するように構成してある。
【００１９】つまり、収穫作業状態と非収穫作業状態の
切換えに伴ってガイド溝１３に沿って土落とし具２３を
自動的に移動させ、ガイド１４への土付きによるヒゲ根
切断不良を操作簡単にかつ確実に防止できるように構成
し、また、接地部材７とリンクアーム２６から成る機械
式連動構成によって土落とし具自動操作手段を構造簡単
なものにして、製作面やコスト面でも有利なように構成
してある。また、リンクアーム２６どうしを長孔２７と
ピン２８で連動連結し、収穫作業状態で地面の凹凸に伴
う接地部材７の昇降にかかわらず土落とし具２３を退避
位置に保持できるように構成してある。
切換えに伴ってガイド溝１３に沿って土落とし具２３を
自動的に移動させ、ガイド１４への土付きによるヒゲ根
切断不良を操作簡単にかつ確実に防止できるように構成
し、また、接地部材７とリンクアーム２６から成る機械
式連動構成によって土落とし具自動操作手段を構造簡単
なものにして、製作面やコスト面でも有利なように構成
してある。また、リンクアーム２６どうしを長孔２７と
ピン２８で連動連結し、収穫作業状態で地面の凹凸に伴
う接地部材７の昇降にかかわらず土落とし具２３を退避
位置に保持できるように構成してある。
【００２０】〔別実施例〕 ヒゲ根カッター１１は構造、駆動形式などにおいて
適当に設計変更でき、また、カバー１８は個数、開閉形
態、閉じ又は開き操作力付与のための具体構成などにお
いて適当に設計変更できる。 請求項１に係る発明において、収穫作業状態である
か否かを判定して収穫作業状態でのみカバー１８を開き
状態にするための具体構成は適当に変更でき、例えばカ
バー１８を開閉する電気式や油圧式の駆動装置を設け、
接地部材７や収穫用搬送装置１などの対機体レベルを検
出するセンサーからの情報に基づいて駆動装置を自動操
作する制御手段を設ける等してもよく、それら各種具体
構成を自動カバー開閉手段７，２２と総称する。 請求項２に係る発明において、接地部材７への地面
の押し上げ力をカバーに開き操作力として伝達するため
の機械的な具体構成は適当に設計変更でき、それら各種
具体構成を機械式連動手段２２と総称する。
適当に設計変更でき、また、カバー１８は個数、開閉形
態、閉じ又は開き操作力付与のための具体構成などにお
いて適当に設計変更できる。 請求項１に係る発明において、収穫作業状態である
か否かを判定して収穫作業状態でのみカバー１８を開き
状態にするための具体構成は適当に変更でき、例えばカ
バー１８を開閉する電気式や油圧式の駆動装置を設け、
接地部材７や収穫用搬送装置１などの対機体レベルを検
出するセンサーからの情報に基づいて駆動装置を自動操
作する制御手段を設ける等してもよく、それら各種具体
構成を自動カバー開閉手段７，２２と総称する。 請求項２に係る発明において、接地部材７への地面
の押し上げ力をカバーに開き操作力として伝達するため
の機械的な具体構成は適当に設計変更でき、それら各種
具体構成を機械式連動手段２２と総称する。
【００２１】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】根菜類収穫機の全体側面図
【図２】全体平面図
【図３】ヒゲ根切断装置の側面図
【図４】ヒゲ根切断装置の正面図
【図５】ヒゲ根切断装置の縦断正面図
１ 収穫用搬送装置 ７ 接地部材 １１ ヒゲ根カッター １６ ヒゲ根落下経路 １８ カバー ２２ 機械式連動手段 ７，２２ 自動カバー開閉手段 Ｃ 根菜 Ｆ 茎葉部 ｎ ヒゲ根
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末鶴 正明 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社ク ボタ 堺製造所内 (56)参考文献 特開 昭53−38521（ＪＰ，Ａ) 特開 平７−79757（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) A01D 13/00 - 33/14
Claims (2)
- 【請求項１】 圃場に植えた根菜（Ｃ）の茎葉部（Ｆ）
を挾持して機体後方で斜め上方に引き抜いて吊り下げ搬
送する収穫用搬送装置（１）を設けた根菜類収穫機であ
って、 前記収穫用搬送装置（１）で吊り下げ搬送される根菜
（Ｃ）の下端のヒゲ根（ｎ）を切り落とし除去するヒゲ
根カッター（１１）を駆動回転自在に設け、前記ヒゲ根
カッター（１１）の下方に形成したヒゲ根落下経路（１
６）に開閉自在なカバー（１８）を設け、収穫作業状態
であるか否かを判定して収穫作業状態でのみ前記カバー
（１８）を開き状態にする自動カバー開閉手段（７，２
２）を設けてある根菜類収穫機。 - 【請求項２】 請求項１記載の根菜類収穫機であって、 前記自動カバー開閉手段（７，２２）を形成するに、対
機体下降付勢した接地部材（７）を収穫作業状態で接地
して非収穫作業状態で対地浮上する状態で設け、前記接
地部材（７）への地面の押し上げ力を前記カバー（１
８）に開き操作力として伝達する機械式連動手段（２
２）を設けてある根菜類収穫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14279095A JP3173965B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 根菜類収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14279095A JP3173965B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 根菜類収穫機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08331956A JPH08331956A (ja) | 1996-12-17 |
| JP3173965B2 true JP3173965B2 (ja) | 2001-06-04 |
Family
ID=15323676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14279095A Expired - Fee Related JP3173965B2 (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 根菜類収穫機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3173965B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6856411B2 (ja) * | 2017-03-09 | 2021-04-07 | パナソニック株式会社 | 果梗位置推定装置および果梗位置推定方法 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14279095A patent/JP3173965B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08331956A (ja) | 1996-12-17 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |