JP3173970B2 - 根菜収穫機 - Google Patents

根菜収穫機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圃場に植えた根菜
を引き抜き搬送して回収するよう構成した根菜類収穫機
における引抜収穫装置に係り、詳しくは、引抜き作業時
以外ではヒゲ根切断装置の駆動を牽制させる技術に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】先に、出願した特願平6‐257885
号において、圃場に植えた根菜の茎葉部を挟持して機体
後方で斜め上方に引き抜き、その茎葉部を挟持しての吊
り下げ姿勢で後方搬送する収穫搬送装置と、引き抜いた
根菜の下端から伸びたヒゲ根を除去するヒゲ根切断装置
とを備えた根菜収穫機が提案されている。つまり、引抜
収穫部においてヒゲ根を機械的に除去処理させることに
より、収穫後にヒゲ根を手作業あるいは専用の切断装置
で切断除去する手間が省けるとともに効率的に収穫で
き、さらに自動化の進んだ収穫機を実現させている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記提案技術は、引抜
収穫時にヒゲ根の切断除去を行うための装置技術、所
謂、ハード部分の技術を開示するものであり、その駆動
・停止の操作を如何におこなうかという、所謂ソフト部
分については開示されてなかった。ヒゲ根切断装置は、
収穫搬送装置の下方位置に存在しているので、例えば、
整備や点検等を行う非作業時にヒゲ根カッターが空駆動
されることがあると、本機に戻っての駆動停止操作が面
倒であるとともに動力の無駄であるので、前述したソフ
ト部分の開発も必要である。本発明の目的は、根菜類収
穫機によるヒゲ根切断装置の機能を有効に活かすべく、
その駆動停止を司る制御装置を合理的に備える点にあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕本発明の第1特徴構成は、圃場から根菜を引き
抜く引抜き装置と、引き抜かれた根菜の茎葉部を挟持し
ての吊下げ姿勢で後方搬送する搬送装置と、この搬送装
置で後方搬送される根菜下端のヒゲ根を駆動回転される
カッターで切り落とすヒゲ根切断装置とを備えた引抜収
穫部を、昇降機構によって昇降自在に機体に連結すると
ともに、根菜の引抜き作業が行われているか否かを検出
する作業状態検出手段を備え、根菜の引抜き作業が行わ
れていないときにはカッターが駆動されないように、作
業状態検出手段とヒゲ根切断装置とを連係する制御手段
を備えてあることにある。
【0005】第2特徴構成は、カッターを駆動回転させ
る電動モータと、昇降機構が引抜き作業用の下降した位
置にあるか否かを検出する昇降センサと、引抜収穫部に
対する作業クラッチの断続状態を検出する作業センサ
と、走行クラッチの断続状態を検出する走行センサとを
設け、引抜収穫部が下降された作業位置にあり、かつ、
引抜収穫部が伝動状態にあり、かつ、機体が走行状態で
あるときにのみ、ヒゲ根切断装置の駆動が可能となるよ
うに、昇降スイッチと作業スイッチと走行スイッチとモ
ータとを電気的に連係して制御手段を構成した点にあ
る。
【0006】〔作用〕第1特徴構成によれば、根菜の収
穫作業を行っていない限りヒゲ根切断装置が駆動される
ことがないようになる。例えば、倉庫前にて始業点検を
行うときには、引抜収穫部が非作業位置に上昇されてい
てヒゲ根切断装置が手の届きやすい高さ位置にあるが、
不測に駆動されることがないので、ヒゲ根カッターの刃
の具合を見るといった点検を良好に行うことができる。
従って、ヒゲ根除去処理として有用なヒゲ根切断装置
を、必要なときにのみ駆動させるようにして、無駄な動
力や他物の切断等を規制することができる。
【0007】根菜の収穫作業時には、先ず、機体が走行
しているとともに引抜収穫部が駆動されており、かつ、
圃場に植えられた根菜に作用するべく引抜収穫部を機体
に対して下降させた位置にするようになる。そして、枕
地での旋回時や移動走行時には引抜収穫部を機体に対し
て上昇させるものであり、引抜収穫部を駆動していない
ときとか、走行していないときは言うまでもなく非作業
状態である。つまり、引抜収穫部が非作業位置に上昇し
ているか、引抜収穫部の駆動が停止されているか、或い
は機体の走行が停止しているかのうちの1つが現出され
ていれば非作業状態と見なせる。
【0008】従って、第2特徴構成によれば、それら3
条件が全て満たされたときにのみヒゲ根切断装置の駆動
が可能となるように、モータと昇降センサと作業センサ
と走行センサとを電気的に連係して制御装置としてある
から、実情に合った状態で、かつ、3個のセンサとの配
線程度の簡単な電気配線によって、ヒゲ根切断装置を必
要なときにのみ駆動し得るものを構成できるようにな
る。
【0009】〔効果〕その結果、請求項1又は2のいず
れに記載のヒゲ根切断装置でも、根菜のヒゲ根除去作業
を機械化して作業の能率化が図れるものを、必要なとき
にだけ駆動可能として、引抜収穫部の点検・整備が行い
易い状態としながら提供することができた。
【0010】又、請求項2に記載のヒゲ根切断装置で
は、駆動源にモータを使用すること、及び、収穫の作業
・非作業の判断をセンサで行わせる電気的連係手段によ
り、比較的簡単で廉価、かつ、確実に上記効果を得られ
る利点が追加される。
【0011】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示すように、圃場
に植えた人参や大根などの根菜Cを引き抜いて機体bに
搬送する引抜収穫部aを、昇降機構37によって機体b
に対して揺動昇降自在に連結するとともに、引抜収穫部
aから搬送されてくる根菜を回収する回収部9、搭乗運
転部38、及びクローラ走行装置2等を機体bに備えて
根菜収穫機が構成されている。引抜収穫部aは、収穫用
搬送装置1、ヒゲ根切断装置6、茎葉切断装置8等を収
穫フレーム39に設けて構成され、この収穫フレーム3
9と機体bとに亘って油圧シリンダ37を架設すること
で、機体後部の支点R回りに揺動昇降可能である。
【0012】圃場に植えられた根菜の茎葉部Fを挟持し
て機体後方で斜め上方に引抜く引抜き装置1A、及び引
き抜かれた根菜を茎葉部Fを挟持しての吊り下げ搬送す
る収穫用搬送装置1を機体bの前部に配置し、その前端
側に左右一対の分草具3と引起し装置5と土切り刃4を
設けてある。つまり、根菜Cの茎葉部Fを分草具3と引
起し装置5で引起こして円滑に収穫用搬送装置1に受け
渡すように、又、根菜類の両側の土を土切り刃4で切り
崩して根菜Cを円滑に引き抜けるように構成してある。
【0013】収穫用搬送装置1で吊り下げ搬送される根
菜Cの下端から延びるヒゲ根nを切り落とし除去するヒ
ゲ根切断装置6を設け、後処理での省力化を図れるよう
に構成し、ヒゲ根切断装置6に対するカバー開閉用兼土
落とし具作動用の接地部材7を上下揺動自在に設けてあ
る。
【0014】根菜Cの茎葉部Fを切断する葉切り装置8
を収穫用搬送装置1の後方に設けてある。この葉切り装
置8を形成するに、収穫用搬送装置1で吊り下げられた
根菜Cの上端に作用する駆動自在な位置定め用搬送装置
8a、位置定め用搬送装置8aからの茎葉部Fをその挟
持位置より上方の一定位置で挟持する状態で受け取る左
右一対の駆動自在な挟持搬送ベルト等から成る切断用搬
送装置8b、切断用搬送装置8bで搬送される根菜Cに
対して茎葉部Fを根元で切断する左右一対の駆動回転自
在な回転刃8cを設けてある。
【0015】葉切り装置8からの根菜Cを回収する回収
部9を収穫用搬送装置1の後方で葉切り搬送装置8の下
方に設け、根菜Cのうち小径のものを下方のコンテナー
9aに落下させて大径のものを機体後方隅部の根菜類受
け入れ位置の収穫根菜類収納用コンテナー9bに送る選
別コンベア9c、及び、葉切り装置8から落下する根菜
Cを選別コンベア9cに導くシュート9dを回収部9に
設けてある。
【0016】葉切り装置8で切断した茎葉部Fを機体外
側方に放出する駆動自在な搬送チェーン10aと挟持レ
ール10bなどから成る茎葉部搬送装置10を、機体前
方の横一側に切断茎葉部を放出する状態で設けてある。
【0017】図3及び図4に示すように、ヒゲ根切断装
置6を形成するに、ヒゲ根nを切り落とし除去するカッ
ター11を、電動モータ12により左右軸芯P周りで駆
動回転自在に設けてある。収穫用搬送装置1で吊り下げ
搬送される根菜Cの下部を受け止める下狭まり形状のガ
イド溝13を形成する左右一対のガイド14を、カッタ
ー11の回転軌跡上部を覆う状態で固定し、かつ、ヒゲ
根nを入り込ませる隙間15を両ガイド14間に形成し
てある。そして、ガイド14の作用で収穫用搬送装置1
で吊り下げ搬送される根菜Cの姿勢を安定させてヒゲ根
nのみを隙間15に入れて、隙間15に入ったヒゲ根n
を所定位置で確実にカッター11で切断するように構成
してある。
【0018】図5、図6に示すように、カッター11に
おける鋭利な切断刃部11aを、回転方向とその反対側
との両側に形成し、かつ、モータ12を正逆転自在型と
することでカッター11を正転及び逆転駆動自在に構成
してある。従って、いずれかの切断刃部11aが摩耗し
て切断し難くなれば、モータ12を逆転すれば反対側の
切断刃部11aによって、すぐに再び良好に切断できる
のである。
【0019】又、カッター11を、その回転軸心P方向
に移動調節可能に構成してある。すなわち、カッター1
1のボス11bとモータ軸12aとを連結ピン29で連
結一体化してあり、モータ軸12a側のピン孔30を、
例えば3箇所設けてある。従って、切断刃部11aが摩
耗すれば、連結ピン29を隣のピン孔30に差し換える
ことで横にずらし、再び鋭利な切断刃部11aとするこ
とができるのである。従って、両側の切断刃部11a,
11a夫々において3箇所の横ずらし移動が行えるの
で、単なるカッター11に比べて実に略6倍の寿命を得
ることに成功している。
【0020】加えて、ヒゲ根切断装置6は、根菜の引抜
収穫作業時以外では駆動されないように、引抜き作業が
行われているか否かを検出する作業状態検出手段Aを備
え、作業が行われていないときにはカッター11が駆動
されないように、作業状態検出手段Aとヒゲ根切断装置
6とを連係する制御手段Bを備えてある。
【0021】すなわち、図7に示すように、引抜収穫部
aが引抜き作業用の下降した位置にあるか否かを検出す
る昇降スイッチ40と、引抜収穫部aに対する作業クラ
ッチ42の断続状態を検出する作業スイッチ43と、走
行クラッチ44の断続状態を検出する走行スイッチ45
とを設け、引抜収穫部aが下降された作業位置にあり、
かつ、引抜収穫部aが伝動状態にあり、かつ、機体bが
走行状態であるときにのみ、ヒゲ根切断装置6の駆動が
可能となるように、昇降スイッチ40と作業スイッチ4
3と走行スイッチ45とを直列接続して作業状態検出手
段Aを構成するとともに、これら常閉型のリミットスイ
ッチで成る各スイッチ40,43,45と電動モータ1
2とを電源46に直列接続して制御手段Bを構成してあ
る。
【0022】図1に示すように、収穫フレーム39の揺
動支点R付近に、下方に接触片40aが突出する状態で
昇降スイッチ40が配置されており、引抜収穫部aが非
作業状態となる所定高さ以上に上昇されると、収穫フレ
ーム39が接触片40a押して昇降スイッチ40が作動
する。つまり、「閉」から「開」となる。
【0023】次に、作業クラッチ42及び走行クラッチ
44は共にベルトテンションクラッチに構成されてお
り、その断続検出構造は同じであるため、作業クラッチ
42のもので説明する。図9に示すように、ベルト伝動
機構47におけるテンションローラ48を支承するテン
ションアーム49が支点Qで揺動自在に支持され、クラ
ッチ入り方向に付勢するテンションバネ50が設けてあ
る。作業スイッチ43は、その接触片43aがテンショ
ンアーム49のクラッチ入り方向移動によって押される
ことで作動するように配置されている。
【0024】尚、参考までに、図8に伝動系の概略の線
図が示され、エンジン41からの動力が走行クラッチ
(主クラッチ)44を介して走行ミッションMに入ると
ともに、この走行ミッションMを介さない動力を作業ク
ラッチ42を介して支点Rを有した支点軸51に伝動
し、これから軸伝動されるカウンタ軸52から引抜収穫
部aの各伝動部に動力伝達される。
【0025】図7に示すように、電動モータ12には、
各スイッチ40,43,45の他、正逆転スイッチ53
と、作業時のみヒゲ根切断装置6の駆動が可能な作業モ
ードと駆動されない停止モードとの切換を行うON−O
FF式のモード選択スイッチ54とが接続されている。
【0026】図3、図4に示すように、カッター11の
下方にヒゲ根落下経路16を形成し、ヒゲ根落下経路1
6の前後に固定カバー17を設け、ヒゲ根落下経路16
を開閉する左右一対のカバー18を、支軸19周りで上
下揺動自在にかつ捩じりバネ20で閉じ付勢した状態で
設け、支軸21周りで上下揺動自在で自重で下降付勢さ
れた接地部材7に、左右カバー18を各別に突き上げて
開くための左右一対の操作ロッド22を付設し、図3
(イ)及び図4(イ)に示すように収穫作業状態では接
地部材7への地面の押し上げ力で操作ロッド22により
カバー18を開いてヒゲ根落下経路16を開放し、図3
(ロ)及び図4(ロ)に示すように非収穫作業状態では
接地部材7の下降に伴って操作ロッド22をカバー18
から離間させてヒゲ根落下経路16をカバー18で閉じ
るように構成してある。
【0027】つまり、非収穫作業状態においてヒゲ根落
下経路16をカバーで閉じ、点検時にヒゲ根落下経路1
6から手を入れてカッター11に触れることがが無いよ
うに構成してある。また、カバー18を自動的に開閉す
るように構成して、安全性において優れると共に使用し
やすいように構成し、接地部材7と操作ロッド22から
成る機械式連動構成によって自動カバー開閉手段を構造
簡単なものにして、製作面やコスト面でも有利なように
構成してある。
【0028】ガイド溝13に入り込んでガイド14の受
け面部分14aを掃除する土落とし具23を、支軸24
周りで往復回動自在なアーム25に取付け、接地部材7
とアーム25を一対のリンクアーム26で連動連結し、
図3(イ)及び図4(イ)に示すように収穫作業状態で
は土落とし具23をガイド14の前方で下方の退避位置
に保持し、図3(ロ)及び図4(ロ)に示すように非収
穫作業状態では土落とし具23をガイド14の上部位置
に保持するように構成してある。
【0029】つまり、接地部材7の対機体下降に伴って
土落とし具23を退避位置から往動させると共に接地部
材7の対機体上昇に伴って土落とし具23を退避位置に
復動させるように、収穫作業状態と非収穫作業状態の切
換えに伴ってガイド溝13に沿って土落とし具23を自
動的に移動させ、ガイド14への土付きによるヒゲ根切
断不良を操作簡単にかつ確実に防止できるように構成す
る。
【0030】接地部材7とリンクアーム26から成る機
械式連動構成によって土落とし具自動操作手段を構造簡
単なものにして、製作面やコスト面でも有利なように構
成してある。又、リンクアーム26どうしを長孔27と
ピン28で連動連結し、収穫作業状態で地面の凹凸に伴
う接地部材7の昇降にかかわらず土落とし具23を退避
位置に保持できるように構成してある。
【0031】〔別実施形態〕カッター11を、電磁制御
弁で操作される油圧モータ12で駆動し、前述した3種
のスイッチ40,43,45を光学式や電磁式のセンサ
で構成し、これら3種のセンサ40,43,45と電磁
制御弁とを電気的に連係させて制御装置Bを構成するも
のでも良い。すなわち、特許請求の範囲における「モー
タ」とは電動や油圧でも良く、又、特許請求の範囲にお
ける各「センサ」とはスイッチでも各種センサを総称し
たものである。
【0032】例えば、エンジン41が回転しているか否
かを検出するエンジン検出手段(例えば、エンジンオイ
ル圧で作動する圧力スイッチ等)を、図7に示す3個の
スイッチ40,43,45に直列接続し、これら4個の
スイッチで作業状態検出手段Aを構成しても良い。これ
により、エンジンが回転しているときでないとヒゲ根切
断装置6が駆動されないように制御手段Bが機能する。
【0033】又、カッター11をカウンター軸52から
動力伝達されるエンジン駆動構造とし、専用のベルトテ
ンション式(図9に示す構造)ヒゲ根クラッチと、運転
座席への操縦者の着座の有無を検出する感圧センサとを
設け、操縦者の着座がないとヒゲ根クラッチ操作用ソレ
ノイドが作動せず、カッター11が回転しないように、
感圧センサとソレノイドとを連係するという構造でも良
い。この場合、感圧センサが作業状態検出手段Aに、そ
して、感圧センサとソレノイドとの接続回路が制御手段
Bに夫々相当する。
【0034】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】根菜類収穫機の側面図
【図2】根菜類収穫機の平面図
【図3】ヒゲ根切断装置の側面図
【図4】ヒゲ根切断装置の正面図
【図5】ヒゲ根切断装置の縦断正面図
【図6】ヒゲ根カッター先端の構造を示す斜視図
【図7】ヒゲ根切断装置の駆動回路図
【図8】伝動系の概略線図
【図9】作業(走行)クラッチの側面図
【符号の説明】
1 搬送装置 1A 引抜き装置 6 ヒゲ根切断装置 11 カッター 12 電動モータ 40 昇降スイッチ 42 作業クラッチ 43 作業スイッチ 44 走行クラッチ 45 走行スイッチ a 引抜収穫部 b 機体 n ヒゲ根 A 作業状態検出手段 B 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A01D 13/00 - 33/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圃場から根菜を引き抜く引抜き装置(1
    A)と、引き抜かれた根菜の茎葉部を挟持しての吊下げ
    姿勢で後方搬送する搬送装置(1)と、この搬送装置
    (1)で後方搬送される根菜下端のヒゲ根(n)を駆動
    回転されるカッター(11)で切り落とすヒゲ根切断装
    置(6)とを備えた引抜収穫部(a)を駆動昇降自在に
    機体(b)に連結するとともに、根菜の引抜き作業が行
    われているか否かを検出する作業状態検出手段(A)を
    備え、 根菜の引抜き作業が行われていないときには前記カッタ
    ー(11)が駆動されないように、前記作業状態検出手
    段(A)と前記ヒゲ根切断装置(6)とを連係する制御
    手段(B)を備えてある根菜収穫機。
  2. 【請求項2】 前記カッター(11)を駆動回転させる
    モータ(12)と、前記引抜収穫部(a)が引抜き作業
    用の下降した位置にあるか否かを検出する昇降センサ
    (40)と、前記引抜収穫部(a)に対する作業クラッ
    チ(42)の断続状態を検出する作業センサ(43)
    と、走行クラッチ(44)の断続状態を検出する走行セ
    ンサ(45)とを設け、前記引抜収穫部(a)が下降さ
    れた作業位置にあり、かつ、前記引抜収穫部(a)が伝
    動状態にあり、かつ、前記機体(b)が走行状態である
    ときにのみ、前記ヒゲ根切断装置(6)の駆動が可能と
    なるように、前記昇降センサ(40)と前記作業センサ
    (43)と前記走行センサ(45)と前記モータ(1
    2)とを電気的に連係して前記制御手段(B)を構成し
    てある請求項1に記載の根菜収穫機。
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