JP3173855U - 子供用三輪車 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】クランク軸9側に固設されてクランク軸9と一体回転する被係合部材22と、前輪2側に常時係合されて前輪2と一体回転する係合部材21との、前輪2をクランク軸9に対して空転、固定に切り換えるための係脱を、係合部材21と交差状に配設されて一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向を傾動する作動部材24による係合部材21の軸方向への移動によって行うように構成した。
【選択図】図2
Description
そのために、従来技術では、クランク軸に対して前輪を空転状態、固定状態に切り換えるときの作動部材の摺動量を前輪の直径方向に確保することが必須であることから、切換え機構が組込み収容される前輪ホイール径を小さくしてその外周に取り付けられるタイヤの径方向の厚みを厚くするなどの変更に対して制約を受け易いものとなっていた。
つまり、断面中実状のタイヤを前輪ホイールの外周に取り付けてなる三輪車の前輪は、ペダルを踏んで走行させるための駆動輪であり、また、走行方向を変えるための操舵輪であるなどから、そのタイヤ外径(タイヤサイズ)を現状の寸法により大きく変更することはできない。タイヤ外径を現状よりも大きくすると、ペダルを踏み込む子供の足への負担が大きくなるばかりか、ハンドルを左右に操舵したときなどに、タイヤが子供の足や服に接触して転倒などを引き起こすおそれがあるなど、走行中の安定性や安全性が問題になる。
すなわち、本考案では、ハンドル枠に回転可能に軸支されるクランク軸に内部中空構造の前輪を遊転自在に備えるとともに、該前輪を前記クランク軸に対して空転、固定を選択可能に係脱切り換える切換え機構を前記前輪内部に装着してなる構成の子供用三輪車であって、
前記切換え機構は、前記クランク軸に対して軸方向に移動可能で、前記前輪側に設けられている凹所に一部が摺動可能に係合されて前記前輪と一体回転する係合部材と、該係合部材の軸方向への移動によって係脱するように前記クランク軸に固設される被係合部材と、前記係合部材を前記被係合部材と係合する前記クランク軸の軸方向に付勢する弾発部材と、前記係合部材と交差するように配設されて一端側が枢支されるとともに、当該枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向を傾動自在と成して前記係合部材を被係合部材に対して接離させる作動部材と、前記前輪の外面に一部を露出させた状態でスライド操作可能または回動操作可能に設けられてそのスライドまたは回動によって前記作動部材を、前記枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向に傾動させる操作部材とを備えて構成されていることを特徴とする。
これにより、ゴムまたは合成樹脂などの素材から断面中実状に形成されるタイヤの径方向の厚さを厚く変更することができることで、走行中の振動などのタイヤによる吸収率を高めて振動などをより一層効果的に抑制緩和することができる。よって、子供はより快適に乗用を楽しむことができる。
図1は、本考案の実施形態に係る子供用三輪車の一例を示す斜視図である。
子供用三輪車(以後、単に「三輪車」と称す)Aは、図1に示すように、車体フレーム1の前側に前輪2が装備されるハンドル枠3を操舵可能に備え、車体フレーム1の後側には左右の後輪4をそれぞれ遊転自在に備えている。
また、三輪車Aは、車体フレーム1の中程部にサドル(座部)5を備え、このサドル5の後方側に手押し杆6を備えた基本構造を成している。
そして、クランク軸9の略L字形状に折り曲げ形成されている両端部には左右のペダル11がそれぞれ取り付けられている。これにより、左右のペダル11を交互に踏むことで、前輪2には三輪車Aを前進、そして後退走行させるための回転力が、クランク軸9から後記する切換え機構14を介して伝達されるように構成されている。
また、三輪車Aは、ペダル11に足が届かないなどの子供が足を載せておくための左右の足載せステップ40をサドル5の略下方位置に備えている。
図2は、第1の実施形態に係る切換え機構が適用された固定状態にあるときの前輪を拡大して示す断面図であり、図3は、前輪ホイールを構成する一対のホイール構成体を示す斜視図である。
前輪2は、図2に示すように、クランク軸9に遊転自在に備えられる内部中空構造の前輪ホイール12と、この前輪ホイール12の外周に取り付けられるゴムまたは合成樹脂などの材料から形成されているタイヤ13とを備えて構成されている。
そして、前輪2は、クランク軸9との関係を、図2に示す固定状態(一体回転)、後記する図7に示す空転状態(フリー回転)に選択可能に係脱切り替えるための切換え機構14を前輪ホイール12の内部に収納状に備えている。
また、前輪ホイール12は、一対のホイール構成体12a,12bの中央部分外側にホイールキャップ15a,15bを着脱可能にそれぞれ備えている。そして、一対のホイール構成体12a,12bおよびホイールキャップ15a,15bのそれぞれの中心部にはクランク軸9の軸径より大径な軸孔16が開口され、クランク軸9を貫通状に挿通させることで、クランク軸9に対して前輪2(前輪ホイール12)が遊転可能に装備されるようにしている。
また、一方のホイール構成体12aは、図3に示すように、軸孔16を軸芯とする対称2ヶ所に開口させた出没窓孔18を備え、この出没窓孔18から切換え機構14の後記する係合部材21の係合爪21bがホイール外に出没自在に突出することで、当該ホイール外に、クランク軸9に固着されて配される切換え機構14の後記する被係合部材22の係合凹部27に対して係脱自在に係合し得るようにしている。
凹所19は、クランク軸9に対して軸方向に移動可能に取り付けられる係合部材21の本体部21aをその軸方向への移動範囲で常時収容(一体回転)し得る深さを有する略角型筒状にて他方のホイール構成体12bに内向き開口状に設けられる。
図4は、前輪ホイールを含めた第1の実施形態に係る切換え機構を示す分解斜視図であり、図5及び図6は、同切換え機構の作動部材および操作部材をそれぞれ示す斜視図である。ここでは、図2を適宜参照しながら説明する。
切換え機構14は、クランク軸9に対して前輪2を固定状態(一体回転)、空転状態(フリー回転)に選択可能に係脱切り換えるための機構である。
この切換え機構14は、図2および図4に示すように、前輪2(前輪ホイール12)と常時連繋状態を保って一体に回転する係合部材21と、クランク軸9に固着される被係合部材22と、係合部材21を被係合部材22と係合する方向に常時付勢する弾発部材23と、係合部材21を被係合部材22に対して係脱(接離)させる作動部材24と、一端枢支部Pを支点に作動部材24をクランク軸9の軸方向に揺動させる操作部材25とを備えて構成されている。
係合部材21は、図2および図4に示すように、前輪ホイール12の凹所19に摺動可能に常時収容される本体部21aと、この本体部21aから折り曲げ延設される係合爪21bとから形成されている。
係合部材21の係合爪21bは、略コ字形状を呈する本体部21aに対して反対向きに該本体部21aの短辺両側から断面視で略コ字形状に形成されて、被係合部材22の後記する係合凹部27に係脱自在に係合し得る形態を成している。
このように形成されている係合部材21は、図2および後記の図7に示すように、本体部21aの軸遊挿孔26を介してクランク軸9の軸方向に移動可能に取り付けられるとともに、前輪ホイール12の凹所19への本体部21aへの摺動可能な常時収容により前輪ホイール12と一体回転と成し、さらに、係合爪21bを被係合部材22の係合凹部27に係合させることで、該被係合部材22と一体回転するようになっている。
被係合部材22は、図2および図4に示すように、係合部材21の係合爪21b間よりも大径な円板形状に形成されて、クランク軸9に固着される軸芯部を通る対角線上における外周縁2ヶ所に前輪ホイール12の出没窓孔18に連通させる係合凹部27を備えている。つまり、出没窓孔18を介して係合部材21の係合爪21bが係脱自在に係合するための係合凹部27を外周縁2ヶ所に備えている。
弾発部材23は、係合部材21の係合爪21bが被係合部材22の係合凹部27に係合する方向に係合部材21を常時付勢するコイルスプリングであり、クランク軸9の軸回りに巻回された状態で該クランク軸9が貫通状に遊挿する前輪ホイール12の凹所19内底部と係合部材21の本体部21aとの間において適宜の弾発力を発するように弾装される。
図5は、作動部材の一例を示す斜視図である。
作動部材24は、図2および後記の図7に示すように、一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向に傾動(移動)して、係合部材21の係合爪21bを被係合部材22の係合凹部27に対して係脱させる係合部材21のクランク軸9の軸方向への移動を弾発部材23との協同で付与する。
この作動部材24は、適宜の剛性を有する軸材を用いて、図5に示すように、適宜の長さを有する略U字形状に折り曲げ形成され、その両解放端側に外向きに折り曲げた軸支部28を備えている。
図6は、操作部材の一例を示す斜視図である。
操作部材25は、クランク軸9を軸芯とする円周方向へのスライドによって、図2および後記する図7に示すように、作動部材24をクランク軸9の軸方向に傾動(押動)させることで、係合部材21の係合爪21bを被係合部材22の係合凹部27に対して係脱させる。換言すれば、クランク軸9に対して前輪2を固定状態(一体回転)、空転状態(フリー回転)に選択可能に係脱切り換えるための手動用操作部である。
この操作部材25は、図2および図4に示すように、作動部材24の他端側が位置するホイール構成体12aの内側において円周方向にスライド可能に配設される本体部25aの内側にクランク軸9の軸方向に高さを漸次変位させた切換えカム25bを備え、その外側に操作摘み25cを備えた形態に形成されている。
これにより、操作摘み25cにより本体部25aを円周一方向(例えば、時計回り方向)にスライドさせる操作を行うことで、枢支部Pを支点に作動部材24の他端側を、図2に示す状態から後記の図7に示す状態へと弾発部材23の弾発力に抗して切換えカム25bのスロープに沿わせて押し上げて係合部材21の係合爪21bの被係合部材22の係合凹部27に対する係合状態を解除する。一方、操作摘み25cにより本体部25aを円周他方向(例えば、反時計回り方向)にスライドさせる操作を行うことで、弾発部材23の弾発力により押されて作動部材24の他端側が切換えカム25bのスロープに沿って戻されて係合部材21の係合爪21bが被係合部材22の係合凹部27に係脱自在に係合するようにしている。
これにより、走行中の振動や衝撃などによって安易に外れることなく、作動部材23の他端側は切換えカム25bのスロープ頂部に係止保持されて、例えば、前輪2のクランク軸9に対する空転状態が操作部材23による切り換え操作が成されない限り継続される。
つぎに、以上のように構成されている第1の実施形態に係る切換え機構14を前輪2の内部(左右一対のホイール構成体12a,12b間)に組込み収容して適用させた三輪車Aの使用について簡単に説明する。
図7は、空転状態にあるときの前輪を拡大して示す縦断面図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、前輪2の側部に臨む操作部材25の操作摘み25cを操作窓孔17の開口部に沿って円周一方向へスライド操作して、一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向に傾動する作動部材24の他端側が、操作部材25の切換えカム25bのスロープ下部(スロープから外れた本体部25aの内面)に位置している状態では、図2に示すように、係合部材21の係合爪21bが前輪ホイール12の出没窓孔18から前輪ホイール12外に突出し、当該前輪ホイール12外に位置して配されている被係合部材22の係合凹部27に係合する。このとき、係合部材21は弾発部材23の弾発力によって被係合部材22側に付勢され、該被係合部材22との係合状態が保持される。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は固定状態(一体回転)になり、ペダル11を踏むことで前輪2がクランク軸9と一体回転して三輪車Aを自力走行させることができる。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は係合が解除された空転状態(フリー回転)になり、保護者が手押し杆6で子供の自力走行を補助したり、足載せステップ40を使用して三輪車Aをベビーカー代わりに使用するときなどにおいて、クランク軸9は回転しないので、ペダル11が子供の足に当たることやペダル11から足が外れること、そして、使用中の足載せステップ40にペダル11が当たり、前輪2が回らなくなり、急ブレーキが掛けられたような状態になるなどの思わぬ事態を引き起こすことを回避することができる。
つぎに、第2の実施形態に係る切換え機構30について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る切換え機構が適用された固定状態にあるときの前輪を示す断面図であり、図9は、前輪ホイールを含めた第2の実施形態に係る切換え機構を示す分解斜視図である。
なお、この実施形態では、図8および図9に示すように、切換え機構30を構成する作動部材31と操作部材32の形態を変え、また、作動部材31と操作部材32の形態に合わせて前輪2の前輪ホイール12を構成する一対のホイール構成体12a,12bの形態を若干変えた以外の構成要素においては前記の第1の実施形態詳述と基本的に同じことから同じ構成要素に同じ符号を付することで重複説明は省略する。
図10は、作動部材の一例を示す斜視図である。
作動部材31は、適宜の剛性を有する板材を用いて、図10に示すように、適宜の幅と長さを有する略帯形状に形成されて、一側短辺縁を除く他側短辺縁と両側長辺縁に補強用の立上り縁部を備えた形態を成している。
そして、作動部材31は、その一側短辺縁側(一端側)に軸支孔33を備え、他側短辺縁側(他端側)に係止孔34を備えている。
係止孔34は、図9および10に示すように、切り起し開口されて、操作部材32の後記する切換えカム32bのスロープ頂部の係止部38に係脱自在に係止されるようになっている。
図11は、操作部材の一例を示す斜視図である
操作部材32は、図8および図11に示すように、作動部材31の他側短辺側(他端側)が位置する一方のホイール構成体12aの内側において回動可能に配設される本体部32aの内側にクランク軸9の軸方向に高さを漸次変位させた切換えカム32bを備え、その外側に操作摘み32cを備えた形態に形成されている。
また、切換えカム32bは、スロープ頂部に作動部材24の他端側(係止孔34)を係脱可能に係止させる係止部38を備えている。この係止部38は、後記の図12に示すように、作動部材31の他端側が、切換えカム32bのスロープに沿ってスロープ頂部まで押し上げられたとき、係止孔34が乗り上げ係止する大きさを有する略山形状に形成されている。
これにより、走行中の振動や衝撃などによって安易に外れることなく、作動部材31の他端側は切換えカム32bのスロープ頂部に係止保持される。
つぎに、以上のように構成されている第2の実施形態に係る切換え機構30を前輪2の内部に組込み収容して適用させた三輪車Aの使用について簡単に説明する。
図12は、第2の実施形態に係る切換え機構が適用された空転状態にあるときの前輪を拡大して示す断面図である。ここでは、図8を適宜参照しながら説明する。
図8の(a)に示すように、前輪2の側部に臨む操作部材32の操作摘み32cを一方向(例えば、反時計方向)に回動操作して、一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向に傾動する作動部材31の他端側が、操作部材32の切換えカム32bのスロープ下部(スロープから外れた本体部32aの内面)に位置している状態では、図8に示すように、係合部材21の係合爪21bが前輪ホイール12の出没窓孔18から前輪ホイール12外に突出し、当該前輪ホイール12外に位置して配されている被係合部材22の係合凹部27に係合する。このとき、係合部材21は弾発部材23の弾発力によって被係合部材22側に付勢され、該被係合部材22との係合状態が保持される。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は固定状態(一体回転)になる。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は係合が解除された空転状態(フリー回転)になる。
例えば、作動部材や操作部材の形態は前記詳述の実施形態に限らず、操作部材のスライドまたは回動操作によって一端枢支部を支点に作動部材をクランク軸の軸方向に傾動させることで、係合部材を被係合部材に対して係脱(接離)させることができる。つまり、前輪のクランク軸に対する空転、固定を選択可能に係脱切り換えることができる形態であればよく、任意である。
1 車体フレーム
2 前輪
3 ハンドル枠
4 後輪
5 サドル
6 手押し杆
7 ハンドル杆
8 軸支部
9 クランク軸
10 ペダル軸
11 ペダル
12 前輪ホイール
14,30 切換え機構
19 凹所
21 係合部材
22 被係合部材
23 弾発部材
24,31 作動部材
25,32 操作部材
25a、32a 本体部
25b,32b 切換えカム
29,38 係止部
P 枢支部
Claims (2)
- ハンドル枠に回転可能に軸支されるクランク軸に内部中空構造の前輪を遊転自在に備えるとともに、該前輪を前記クランク軸に対して空転、固定を選択可能に係脱切り換える切換え機構を前記前輪内部に備えている構成の子供用三輪車であって、
前記切換え機構は、前記クランク軸に対して軸方向に移動可能で、前記前輪側に設けられている凹所に一部が摺動可能に係合されて前記前輪と一体回転する係合部材と、
該係合部材の軸方向への移動によって係脱するように前記クランク軸に固設される被係合部材と、
前記係合部材を前記被係合部材と係合する前記クランク軸の軸方向に付勢する弾発部材と、
前記係合部材と交差するように配設されてその一端側が枢支されるとともに、当該枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向に傾動自在と成して前記係合部材を被係合部材に対して接離させる作動部材と、
前記前輪の外面に一部を露出させた状態でスライド操作可能または回転操作可能に設けられてそのスライドまたは回転操作によって前記作動部材を、前記枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向に傾動させる操作部材と、を備えて構成されていることを特徴とする子供用三輪車。 - 前記操作部材は、スライドまたは回転操作によって前記枢支部を支点に前記作動部材を前記クランク軸の軸方向に傾動させる当該軸方向に向けて高さを漸次変位させた略スロープ状の切換えカムを備えているとともに、該切換えカムのスロープ頂部に前記作動部材の他端側を係脱可能に係止させる係止部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の子供用三輪車。
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