JP3173855U - 子供用三輪車 - Google Patents

子供用三輪車 Download PDF

Info

Publication number
JP3173855U
JP3173855U JP2011007340U JP2011007340U JP3173855U JP 3173855 U JP3173855 U JP 3173855U JP 2011007340 U JP2011007340 U JP 2011007340U JP 2011007340 U JP2011007340 U JP 2011007340U JP 3173855 U JP3173855 U JP 3173855U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crankshaft
front wheel
engaged
axial direction
engaging
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2011007340U
Other languages
English (en)
Inventor
範光 中井
Original Assignee
アイデス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アイデス株式会社 filed Critical アイデス株式会社
Priority to JP2011007340U priority Critical patent/JP3173855U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3173855U publication Critical patent/JP3173855U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Abstract

【課題】走行中に受ける振動などをより一層効果的に緩和抑制し得るようにタイヤの径方向の厚さを厚く変更すること、また、三輪車のデザインを大胆に変更することにある。
【解決手段】クランク軸9側に固設されてクランク軸9と一体回転する被係合部材22と、前輪2側に常時係合されて前輪2と一体回転する係合部材21との、前輪2をクランク軸9に対して空転、固定に切り換えるための係脱を、係合部材21と交差状に配設されて一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向を傾動する作動部材24による係合部材21の軸方向への移動によって行うように構成した。
【選択図】図2

Description

本考案は、子供用三輪車に係り、特に、左右にペダルを備えるクランク軸に対して前輪を空転状態と固定状態に切り換えるための切換え機構を内部中空構造の前輪内部に備えている子供用三輪車に関する。
子供用三輪車は、車体フレームの前側にハンドル枠を介して前輪が取り付けられ、車体フレームの後側に後輪が遊転自在に取付けられると共に、車体フレームの中程にサドル(着座シート)が取付けられた基本構造を成し、前輪は、ハンドル枠に回転可能に軸支されるクランク軸と一体回転するように取り付けられている。
ところで、子供用三輪車は、子供自身がサドルに座り、左右のペダルに載せた足を交互に踏むことでクランク軸を介して前輪に前後進方向の回転(走行)動力を伝達しながら自力走行するための乗り物であるが、下りや登りなどの危険が伴う場所や三輪車を乗り始めて間もない子供、例えば、ペダルを交互に踏みながら自力走行することができない子供などを保護者が補助(アシスト)するための手押し杆を車体フレームの後側に備えた三輪車が知られている。
また、保護者が手押し杆で子供の自力走行を補助するときや三輪車をベビーカー代わりに使用するときなどにおいて、前輪と一体にクランク軸が回転し、ペダルに載せた子供の足も前輪と一緒に回転移動するので、ペダルから足が外れることや回転移動するペダルが図1に示す足載せステップに当たり、前輪が回らなくなり、急ブレーキが掛けられたような状態になるなどの思わぬ事態を引き起こすことを防ぐ保護対策として、クランク軸に対して前輪を空転状態(フリー回転)、固定状態(一体回転)に選択可能に切り換える。つまり、保護者が手押し杆で子供の自力走行を補助したり、三輪車をベビーカー代わりに使用するときなどには、路面などに接地している前輪のみが回転してクランク軸は回転しないように、クランク軸に対して前輪を固定状態から空転状態に選択可能に切り換えるための機構を、前輪ホイールの内部に装備している三輪車が知られている(例えば、特許文献1および特許文献2などを参照)。
特許第2820396号公報 特開2004−17718号公報
ところで、特許文献1などに記載されているクランク軸に対して前輪を空転状態(フリー回転)、固定状態(一体回転)に係脱切り換える切換え機構は、子供がサドルに座って左右のペダルを踏むことにより自力走行する乗用は勿論のこと、保護者が手押し杆で走行を補助するとき、などにおいて有効なものと言える。
しかしながら、従来技術の切換え機構は、クランク軸に対して前輪を空転状態、固定状態に切り換えるとき、クランク軸に固設されて該クランク軸と一体回転する被係合部材に対して前輪側に設けられて該前輪と一体回転する係合部材を係脱(接離)させる該係合部材のクランク軸の軸方向への移動が、係合部材と交差するよう配設されて前輪の直径方向へ摺動する作動部材によって行われる切換え構造である。
そのために、従来技術では、クランク軸に対して前輪を空転状態、固定状態に切り換えるときの作動部材の摺動量を前輪の直径方向に確保することが必須であることから、切換え機構が組込み収容される前輪ホイール径を小さくしてその外周に取り付けられるタイヤの径方向の厚みを厚くするなどの変更に対して制約を受け易いものとなっていた。
つまり、断面中実状のタイヤを前輪ホイールの外周に取り付けてなる三輪車の前輪は、ペダルを踏んで走行させるための駆動輪であり、また、走行方向を変えるための操舵輪であるなどから、そのタイヤ外径(タイヤサイズ)を現状の寸法により大きく変更することはできない。タイヤ外径を現状よりも大きくすると、ペダルを踏み込む子供の足への負担が大きくなるばかりか、ハンドルを左右に操舵したときなどに、タイヤが子供の足や服に接触して転倒などを引き起こすおそれがあるなど、走行中の安定性や安全性が問題になる。
そこで、本考案は、このような問題を解消することを課題に創案されたものである。すなわち、クランク軸に対する前輪の空転状態、固定状態を切り換える切換え機構を前輪内部(前輪ホイール内部)に備えている三輪車であって、子供の自力走行における負担の抑制と走行中の安定性や安全性などを図る現状のタイヤ外径(タイヤサイズ)を変えることなく、走行中に受ける振動などをより一層効果的に緩和抑制し得るように前輪のタイヤの径方向の厚さを厚く変更すること、また、三輪車のデザインを大胆に変更すること、などを可能にすることが本考案の目的である。
前記課題を解決するために、本考案に係る子供用三輪車では少なくとも以下の構成を具備している。
すなわち、本考案では、ハンドル枠に回転可能に軸支されるクランク軸に内部中空構造の前輪を遊転自在に備えるとともに、該前輪を前記クランク軸に対して空転、固定を選択可能に係脱切り換える切換え機構を前記前輪内部に装着してなる構成の子供用三輪車であって、
前記切換え機構は、前記クランク軸に対して軸方向に移動可能で、前記前輪側に設けられている凹所に一部が摺動可能に係合されて前記前輪と一体回転する係合部材と、該係合部材の軸方向への移動によって係脱するように前記クランク軸に固設される被係合部材と、前記係合部材を前記被係合部材と係合する前記クランク軸の軸方向に付勢する弾発部材と、前記係合部材と交差するように配設されて一端側が枢支されるとともに、当該枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向を傾動自在と成して前記係合部材を被係合部材に対して接離させる作動部材と、前記前輪の外面に一部を露出させた状態でスライド操作可能または回動操作可能に設けられてそのスライドまたは回動によって前記作動部材を、前記枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向に傾動させる操作部材とを備えて構成されていることを特徴とする。
ここで、前記操作部材は、スライドまたは回動操作によって前記枢支部を支点に前記作動部材を前記クランク軸の軸方向に傾動させる当該軸方向に向けて高さを漸次変位させた略スロープ状の切換えカムを備えているとともに、該切換えカムのスロープ頂部に前記作動部材の他端側を係脱可能に係止させる係止部を備えている構成であることが好適なものとなる。
このような構成によれば、操作部材の操作で作動部材をその一端枢支部を支点にクランク軸の軸方向に傾動させることで、前輪側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材をクランク軸の軸方向に移動させて該クランク軸側に固設されて一体回転する被係合部材に係脱(接離)させることができる。これにより、前輪がクランク軸に対して空転状態(フリー回転)、固定状態(一体回転)に選択的に切り換えられる。
本考案によれば、一端枢支部を支点にクランク軸の軸方向に傾動する作動部材によってクランク軸に対して前輪の空転状態(フリー回転)、固定状態(一体回転)を選択可能に係脱切り換える切換え構造としたことで、前輪の直径方向(前輪ホイールの直径方向)に作動部材をスライドさせる従来技術に対して前輪ホイール径を小さく変更することが可能になる。つまり、前輪ホイール径を小さくすることで、その分、前輪ホイールの外周に取り付けられるタイヤ外径(走行中の安定性や安全性などを図るタイヤ外径)を変えることなく、タイヤの径方向への厚さを厚くするなどの変更が可能になる。
これにより、ゴムまたは合成樹脂などの素材から断面中実状に形成されるタイヤの径方向の厚さを厚く変更することができることで、走行中の振動などのタイヤによる吸収率を高めて振動などをより一層効果的に抑制緩和することができる。よって、子供はより快適に乗用を楽しむことができる。
また、前輪ホイール径を小さくしてタイヤの径方向の厚さを厚くするなどの変更が可能になることで、前輪を側面から見たときの前輪ホイールとタイヤとが占める割合を、従来技術に比べて大胆に変更することができる。つまり、前輪のタイヤの占める径方向の割合を広く変更することができることで、三輪車を大胆なデザインに変更することが可能になる。
本考案の実施形態に係る子供用三輪車の一例を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る切換え機構が適用された固定状態(一体回転)にあるときの前輪を拡大して示す断面図である。 前輪ホイールを構成する一対のホイール構成体をそれぞれ示す斜視図である。 同前輪ホイールを含めた第1の実施形態に係る切換え機構を示す分解斜視図である。 同切換え機構の作動部材の一例を示す斜視図である。 同切換え機構の操作部材の一例を示す斜視図である。 第1の実施形態に係る切換え機構が適用された空転状態(フリー回転)にあるときの前輪を拡大して示す断面図である。 第2の実施形態に係る切換え機構が適用された固定状態にあるときの前輪を拡大して示す断面図である。 前輪ホイールを含めた第2の実施形態に係る切換え機構を示す分解斜視図である。 同切換え機構の作動部材を示す斜視図である。 同切換え機構の操作部材を示す斜視図である。 第2の実施形態に係る切換え機構が適用された空転状態にあるときの前輪を拡大して示す断面図である。
以下、本考案の実施形態の係るクランク軸に対する前輪の空転、固定の切換え機構を備えている子供用三輪車について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本考案の実施形態に係る子供用三輪車の一例を示す斜視図である。
≪子供用三輪車の説明≫
子供用三輪車(以後、単に「三輪車」と称す)Aは、図1に示すように、車体フレーム1の前側に前輪2が装備されるハンドル枠3を操舵可能に備え、車体フレーム1の後側には左右の後輪4をそれぞれ遊転自在に備えている。
また、三輪車Aは、車体フレーム1の中程部にサドル(座部)5を備え、このサドル5の後方側に手押し杆6を備えた基本構造を成している。
また、三輪車Aは、図1に示すように、ハンドル枠3の平行に保持されている左右の前輪支持フォーク7の下端に軸支部材8をピン止めなどの固定手段によりそれぞれ備えるとともに、両側の軸支部材8間にわたりクランク軸9の水平軸部10が回転可能に軸支されて、この水平軸部10に前輪2が遊転自在に取り付けられる。
そして、クランク軸9の略L字形状に折り曲げ形成されている両端部には左右のペダル11がそれぞれ取り付けられている。これにより、左右のペダル11を交互に踏むことで、前輪2には三輪車Aを前進、そして後退走行させるための回転力が、クランク軸9から後記する切換え機構14を介して伝達されるように構成されている。
また、三輪車Aは、ペダル11に足が届かないなどの子供が足を載せておくための左右の足載せステップ40をサドル5の略下方位置に備えている。
≪前輪の説明≫
図2は、第1の実施形態に係る切換え機構が適用された固定状態にあるときの前輪を拡大して示す断面図であり、図3は、前輪ホイールを構成する一対のホイール構成体を示す斜視図である。
前輪2は、図2に示すように、クランク軸9に遊転自在に備えられる内部中空構造の前輪ホイール12と、この前輪ホイール12の外周に取り付けられるゴムまたは合成樹脂などの材料から形成されているタイヤ13とを備えて構成されている。
そして、前輪2は、クランク軸9との関係を、図2に示す固定状態(一体回転)、後記する図7に示す空転状態(フリー回転)に選択可能に係脱切り替えるための切換え機構14を前輪ホイール12の内部に収納状に備えている。
前輪ホイール12は、図2および図3に示すように、前輪2の幅方向に2分割された一対のホイール構成体12a,12bを、円周方向において相互に嵌め合わせ合体させることにより内部中空構造に構成される。
また、前輪ホイール12は、一対のホイール構成体12a,12bの中央部分外側にホイールキャップ15a,15bを着脱可能にそれぞれ備えている。そして、一対のホイール構成体12a,12bおよびホイールキャップ15a,15bのそれぞれの中心部にはクランク軸9の軸径より大径な軸孔16が開口され、クランク軸9を貫通状に挿通させることで、クランク軸9に対して前輪2(前輪ホイール12)が遊転可能に装備されるようにしている。
また、左右一対のホイール構成体12a,12bのうち、一方(図3の紙面左側)のホイール構成体12aは、軸孔16を軸芯とする円周線上に沿わせて略円弧形状に開口させた操作窓孔17を備え、この操作窓孔17から切換え機構14の後記する操作部材25の操作摘み25cが前輪2の外部(側部)に臨むようにしている。
また、一方のホイール構成体12aは、図3に示すように、軸孔16を軸芯とする対称2ヶ所に開口させた出没窓孔18を備え、この出没窓孔18から切換え機構14の後記する係合部材21の係合爪21bがホイール外に出没自在に突出することで、当該ホイール外に、クランク軸9に固着されて配される切換え機構14の後記する被係合部材22の係合凹部27に対して係脱自在に係合し得るようにしている。
そして、他方(図3の紙面右側)のホイール構成体12bは、ホイール中央部に切換え機構14の係合部材21の一部である後記の本体部21aを摺動可能に常時収容させる凹所19を備えている。
凹所19は、クランク軸9に対して軸方向に移動可能に取り付けられる係合部材21の本体部21aをその軸方向への移動範囲で常時収容(一体回転)し得る深さを有する略角型筒状にて他方のホイール構成体12bに内向き開口状に設けられる。
また、左右一対のホイール構成体12a,12bの内側には、図3に示すように、切換え機構14の後記する作動部材24の一端側を回動可能に枢支するための略半円形状または略U字形状の枢支凹部20a,20bをそれぞれ備えている。
[第1の実施形態に係る切換え機構の説明]
図4は、前輪ホイールを含めた第1の実施形態に係る切換え機構を示す分解斜視図であり、図5及び図6は、同切換え機構の作動部材および操作部材をそれぞれ示す斜視図である。ここでは、図2を適宜参照しながら説明する。
切換え機構14は、クランク軸9に対して前輪2を固定状態(一体回転)、空転状態(フリー回転)に選択可能に係脱切り換えるための機構である。
この切換え機構14は、図2および図4に示すように、前輪2(前輪ホイール12)と常時連繋状態を保って一体に回転する係合部材21と、クランク軸9に固着される被係合部材22と、係合部材21を被係合部材22と係合する方向に常時付勢する弾発部材23と、係合部材21を被係合部材22に対して係脱(接離)させる作動部材24と、一端枢支部Pを支点に作動部材24をクランク軸9の軸方向に揺動させる操作部材25とを備えて構成されている。
≪係合部材の説明≫
係合部材21は、図2および図4に示すように、前輪ホイール12の凹所19に摺動可能に常時収容される本体部21aと、この本体部21aから折り曲げ延設される係合爪21bとから形成されている。
係合部材21の本体部21aは、凹所19の開口形状と略同形状にて該凹所19に摺動可能に常時収容される断面視で略コ字形状に形成されているとともに、中心にクランク軸9を遊挿させる軸遊挿孔26を備えている。
係合部材21の係合爪21bは、略コ字形状を呈する本体部21aに対して反対向きに該本体部21aの短辺両側から断面視で略コ字形状に形成されて、被係合部材22の後記する係合凹部27に係脱自在に係合し得る形態を成している。
このように形成されている係合部材21は、図2および後記の図7に示すように、本体部21aの軸遊挿孔26を介してクランク軸9の軸方向に移動可能に取り付けられるとともに、前輪ホイール12の凹所19への本体部21aへの摺動可能な常時収容により前輪ホイール12と一体回転と成し、さらに、係合爪21bを被係合部材22の係合凹部27に係合させることで、該被係合部材22と一体回転するようになっている。
≪被係合部材の説明≫
被係合部材22は、図2および図4に示すように、係合部材21の係合爪21b間よりも大径な円板形状に形成されて、クランク軸9に固着される軸芯部を通る対角線上における外周縁2ヶ所に前輪ホイール12の出没窓孔18に連通させる係合凹部27を備えている。つまり、出没窓孔18を介して係合部材21の係合爪21bが係脱自在に係合するための係合凹部27を外周縁2ヶ所に備えている。
≪弾性部材の説明≫
弾発部材23は、係合部材21の係合爪21bが被係合部材22の係合凹部27に係合する方向に係合部材21を常時付勢するコイルスプリングであり、クランク軸9の軸回りに巻回された状態で該クランク軸9が貫通状に遊挿する前輪ホイール12の凹所19内底部と係合部材21の本体部21aとの間において適宜の弾発力を発するように弾装される。
≪作動部材の説明≫
図5は、作動部材の一例を示す斜視図である。
作動部材24は、図2および後記の図7に示すように、一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向に傾動(移動)して、係合部材21の係合爪21bを被係合部材22の係合凹部27に対して係脱させる係合部材21のクランク軸9の軸方向への移動を弾発部材23との協同で付与する。
この作動部材24は、適宜の剛性を有する軸材を用いて、図5に示すように、適宜の長さを有する略U字形状に折り曲げ形成され、その両解放端側に外向きに折り曲げた軸支部28を備えている。
なお、作動部材24の長さは、操作部材25の後記する切換えカム25bのスロープ頂部の立上り高さとの関係にもよるが、例えば、図2および後記の図7に示すように、係合部材21の本体部21aと交差させて該本体部21aとホイール構成体12aの内側との間に位置させて配設された状態で、一端枢支部Pを支点とするクランク軸9の軸方向への傾動が、被係合部材22の係合凹部27に係合状態(固定状態)にある係合部材21の係合爪21bを係合凹部27から確実に離脱し得る軸方向の移動範囲にて係合部材21を移動させることができる程度の長さがあればよい。
作動部材24の軸支部28は、前輪2のホイール構成体12a,12bを円周方向において相互に嵌め合わせ合体させるとき、図2の(a)に示すように、ホイール構成体12a,12bの枢支凹部20a,20b間に挟持された状態でクランク軸9の軸方向に回動自在に枢支されるようになっている。
≪操作部材の説明≫
図6は、操作部材の一例を示す斜視図である。
操作部材25は、クランク軸9を軸芯とする円周方向へのスライドによって、図2および後記する図7に示すように、作動部材24をクランク軸9の軸方向に傾動(押動)させることで、係合部材21の係合爪21bを被係合部材22の係合凹部27に対して係脱させる。換言すれば、クランク軸9に対して前輪2を固定状態(一体回転)、空転状態(フリー回転)に選択可能に係脱切り換えるための手動用操作部である。
この操作部材25は、図2および図4に示すように、作動部材24の他端側が位置するホイール構成体12aの内側において円周方向にスライド可能に配設される本体部25aの内側にクランク軸9の軸方向に高さを漸次変位させた切換えカム25bを備え、その外側に操作摘み25cを備えた形態に形成されている。
本体部25aは、作動部材24の他端側が位置するホイール構成体12aの内側円周方向にスライド可能に配設される程度の大きさ(長さ)を有する全体形状が略三日月形状を呈する断面視で略L字形状に形成されている。
切換えカム25bは、図6に示すように、本体部25aの内側長さ方向の所定の範囲をおいた一方側において適宜の高さにて立ち上がり、他方側においては本体部25aの内面と略面一となるように、一方側の立ち上がり頂部側から他方側に向けて緩やかな略スロープ形状に形成されている。
これにより、操作摘み25cにより本体部25aを円周一方向(例えば、時計回り方向)にスライドさせる操作を行うことで、枢支部Pを支点に作動部材24の他端側を、図2に示す状態から後記の図7に示す状態へと弾発部材23の弾発力に抗して切換えカム25bのスロープに沿わせて押し上げて係合部材21の係合爪21bの被係合部材22の係合凹部27に対する係合状態を解除する。一方、操作摘み25cにより本体部25aを円周他方向(例えば、反時計回り方向)にスライドさせる操作を行うことで、弾発部材23の弾発力により押されて作動部材24の他端側が切換えカム25bのスロープに沿って戻されて係合部材21の係合爪21bが被係合部材22の係合凹部27に係脱自在に係合するようにしている。
また、切換えカム25bは、スロープ頂部に作動部材24の他端側を係脱可能に係止させる係止部29を備えている。この係止部29は、作動部材24の湾曲する他端側が、切換えカム25bのスロープに沿ってスロープ頂部まで押し上げられたとき、後記の図7に示すように、乗り上げ係止するように略山形状に形成されている。
これにより、走行中の振動や衝撃などによって安易に外れることなく、作動部材23の他端側は切換えカム25bのスロープ頂部に係止保持されて、例えば、前輪2のクランク軸9に対する空転状態が操作部材23による切り換え操作が成されない限り継続される。
なお、本体部25aの内面からの切換えカム25bのスロープ頂部までの立上り高さは、係合部材21の係合爪21bが、被係合部材22の係合凹部27から離脱し、一方のホイール構成体12aの出没窓孔18からホイール構成体12aの内側に完全に没入戻される高さとする。つまり、クランク軸9に対する前輪2(前輪ホイール12)の固定状態(一体回転)が確実に解除されて前輪2が空転状態(フリー回転)に切り換わる高さとする。
操作部材25の操作摘み25cは、ホイール構成体12a側に備えられている操作窓孔17からホイール構成体12aの外部(前輪2の側部)に臨む程度の突出高さにて丸型などの適宜の形状に形成されている。
[作用説明]
つぎに、以上のように構成されている第1の実施形態に係る切換え機構14を前輪2の内部(左右一対のホイール構成体12a,12b間)に組込み収容して適用させた三輪車Aの使用について簡単に説明する。
図7は、空転状態にあるときの前輪を拡大して示す縦断面図である。ここでは、図1および図2を適宜参照しながら説明する。
図1および図2に示すように、前輪2の側部に臨む操作部材25の操作摘み25cを操作窓孔17の開口部に沿って円周一方向へスライド操作して、一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向に傾動する作動部材24の他端側が、操作部材25の切換えカム25bのスロープ下部(スロープから外れた本体部25aの内面)に位置している状態では、図2に示すように、係合部材21の係合爪21bが前輪ホイール12の出没窓孔18から前輪ホイール12外に突出し、当該前輪ホイール12外に位置して配されている被係合部材22の係合凹部27に係合する。このとき、係合部材21は弾発部材23の弾発力によって被係合部材22側に付勢され、該被係合部材22との係合状態が保持される。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は固定状態(一体回転)になり、ペダル11を踏むことで前輪2がクランク軸9と一体回転して三輪車Aを自力走行させることができる。
一方、操作部材25の操作摘み25cを、前記固定状態のスライド操作位置から円周他方向へスライド操作して、一端枢支部Pを支点に作動部材24を弾発部材23の弾発力に抗してクランク軸9の軸方向に傾動させて作動部材24の他端側を切換えカム25bのスロープ頂部の係止部29に乗り上げ係止させた状態では、図7に示すように、弾発部材23の弾発力に抗して被係合部材22から係合部材21が離間し、該係合部材21の係合爪21bが被係合部材22の係合凹部27から離脱して前輪ホイール12の出没窓孔18から前輪ホイール12内に没入戻される。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は係合が解除された空転状態(フリー回転)になり、保護者が手押し杆6で子供の自力走行を補助したり、足載せステップ40を使用して三輪車Aをベビーカー代わりに使用するときなどにおいて、クランク軸9は回転しないので、ペダル11が子供の足に当たることやペダル11から足が外れること、そして、使用中の足載せステップ40にペダル11が当たり、前輪2が回らなくなり、急ブレーキが掛けられたような状態になるなどの思わぬ事態を引き起こすことを回避することができる。
[第2の実施形態に係る切換え機構の説明]
つぎに、第2の実施形態に係る切換え機構30について説明する。
図8は、第2の実施形態に係る切換え機構が適用された固定状態にあるときの前輪を示す断面図であり、図9は、前輪ホイールを含めた第2の実施形態に係る切換え機構を示す分解斜視図である。
なお、この実施形態では、図8および図9に示すように、切換え機構30を構成する作動部材31と操作部材32の形態を変え、また、作動部材31と操作部材32の形態に合わせて前輪2の前輪ホイール12を構成する一対のホイール構成体12a,12bの形態を若干変えた以外の構成要素においては前記の第1の実施形態詳述と基本的に同じことから同じ構成要素に同じ符号を付することで重複説明は省略する。
≪作動部材の説明≫
図10は、作動部材の一例を示す斜視図である。
作動部材31は、適宜の剛性を有する板材を用いて、図10に示すように、適宜の幅と長さを有する略帯形状に形成されて、一側短辺縁を除く他側短辺縁と両側長辺縁に補強用の立上り縁部を備えた形態を成している。
そして、作動部材31は、その一側短辺縁側(一端側)に軸支孔33を備え、他側短辺縁側(他端側)に係止孔34を備えている。
軸支孔33は、図8および図9に示すように、作動部材30の長さ方向に長孔形状に開口されて、ホイール構成体12aの内側に突設されている枢支ボス部35に挿嵌されることで、作動部材31をクランク軸9の軸方向に傾動可能に枢支させるようになっている。
係止孔34は、図9および10に示すように、切り起し開口されて、操作部材32の後記する切換えカム32bのスロープ頂部の係止部38に係脱自在に係止されるようになっている。
≪操作部材の説明≫
図11は、操作部材の一例を示す斜視図である
操作部材32は、図8および図11に示すように、作動部材31の他側短辺側(他端側)が位置する一方のホイール構成体12aの内側において回動可能に配設される本体部32aの内側にクランク軸9の軸方向に高さを漸次変位させた切換えカム32bを備え、その外側に操作摘み32cを備えた形態に形成されている。
本体部32aは、図9および図11に示すように、適宜の大きさを有する略円板形状に形成されているとともに、その内側中心部に回動軸支部36を備えて、他方のホイール構成体12b側の内側に突設されている軸支ボス部37に回動可能に取り付けられるようになっている。
切換えカム32bは、図11に示すように、本体部32aの内側円周に沿った一方側において適宜の高さにて立ち上がり、他方側においては本体部32aと略面一となるように、一方側の立ち上がり頂部側から他方側に向けて緩やかな略スロープ形状に形成されている。
また、切換えカム32bは、スロープ頂部に作動部材24の他端側(係止孔34)を係脱可能に係止させる係止部38を備えている。この係止部38は、後記の図12に示すように、作動部材31の他端側が、切換えカム32bのスロープに沿ってスロープ頂部まで押し上げられたとき、係止孔34が乗り上げ係止する大きさを有する略山形状に形成されている。
これにより、走行中の振動や衝撃などによって安易に外れることなく、作動部材31の他端側は切換えカム32bのスロープ頂部に係止保持される。
操作摘み32cは、図8の(a)および図9、図11に示すように、他方のホイール構成体12b側の軸支ボス部37と対応する位置において一方のホイール構成体12a側に開口されている操作窓孔39からホイール構成体12aの外部(前輪2の側部)に臨む程度の突出高さにて略釦形状に形成されている。
[作用説明]
つぎに、以上のように構成されている第2の実施形態に係る切換え機構30を前輪2の内部に組込み収容して適用させた三輪車Aの使用について簡単に説明する。
図12は、第2の実施形態に係る切換え機構が適用された空転状態にあるときの前輪を拡大して示す断面図である。ここでは、図8を適宜参照しながら説明する。
図8の(a)に示すように、前輪2の側部に臨む操作部材32の操作摘み32cを一方向(例えば、反時計方向)に回動操作して、一端枢支部Pを支点にクランク軸9の軸方向に傾動する作動部材31の他端側が、操作部材32の切換えカム32bのスロープ下部(スロープから外れた本体部32aの内面)に位置している状態では、図8に示すように、係合部材21の係合爪21bが前輪ホイール12の出没窓孔18から前輪ホイール12外に突出し、当該前輪ホイール12外に位置して配されている被係合部材22の係合凹部27に係合する。このとき、係合部材21は弾発部材23の弾発力によって被係合部材22側に付勢され、該被係合部材22との係合状態が保持される。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は固定状態(一体回転)になる。
一方、操作部材32の操作摘み32cを、前記固定状態の回動操作位置から他方向(例えば、時計方向)へ回動操作して、一端枢支部Pを支点に作動部材31を弾発部材23の弾発力に抗してクランク軸9の軸方向に傾動させて作動部材31の他端側を切換えカム32bのスロープ頂部の係止部38に係止孔34を乗り上げ係止させた状態では、図12に示すように、弾発部材23の弾発力に抗して被係合部材22から係合部材21が離間し、該係合部材21の係合爪21bが被係合部材22の係合凹部27から離脱して前輪ホイール12の出没窓孔18から前輪ホイール12内に没入戻される。
これにより、前輪ホイール12側に摺動可能に常時係合されて一体回転する係合部材21とクランク軸9に固設されて一体回転する被係合部材22との関係は係合が解除された空転状態(フリー回転)になる。
以上、本考案の実施形態の具体例を詳細に説明したが、前記詳述の実施形態は例示にすぎなく、実用新案登録請求の範囲を限定するものではない。実用新案登録請求の範囲に記載の技術事項には、本考案の要旨を逸脱しない範囲で設計変更などしたものであっても含まれるものである。
例えば、作動部材や操作部材の形態は前記詳述の実施形態に限らず、操作部材のスライドまたは回動操作によって一端枢支部を支点に作動部材をクランク軸の軸方向に傾動させることで、係合部材を被係合部材に対して係脱(接離)させることができる。つまり、前輪のクランク軸に対する空転、固定を選択可能に係脱切り換えることができる形態であればよく、任意である。
また、ハンドル枠3としては、図1に示す前輪支持フォーク7を平行に保持してなる形態に限らず、例えば、車体フレームの前端に設けられているハンドルボスに、グリップを備えるハンドルの支軸と、二又状に分かれてクランク軸を回転可能に軸支する前輪支持フォークの支軸とを上下方向からそれぞれ嵌挿させてハンドルと前輪支持フォークとが一体的に回動するように形成してなるなどの一般的な形態でもよく、任意である。
A 三輪車
1 車体フレーム
2 前輪
3 ハンドル枠
4 後輪
5 サドル
6 手押し杆
7 ハンドル杆
8 軸支部
9 クランク軸
10 ペダル軸
11 ペダル
12 前輪ホイール
14,30 切換え機構
19 凹所
21 係合部材
22 被係合部材
23 弾発部材
24,31 作動部材
25,32 操作部材
25a、32a 本体部
25b,32b 切換えカム
29,38 係止部
P 枢支部

Claims (2)

  1. ハンドル枠に回転可能に軸支されるクランク軸に内部中空構造の前輪を遊転自在に備えるとともに、該前輪を前記クランク軸に対して空転、固定を選択可能に係脱切り換える切換え機構を前記前輪内部に備えている構成の子供用三輪車であって、
    前記切換え機構は、前記クランク軸に対して軸方向に移動可能で、前記前輪側に設けられている凹所に一部が摺動可能に係合されて前記前輪と一体回転する係合部材と、
    該係合部材の軸方向への移動によって係脱するように前記クランク軸に固設される被係合部材と、
    前記係合部材を前記被係合部材と係合する前記クランク軸の軸方向に付勢する弾発部材と、
    前記係合部材と交差するように配設されてその一端側が枢支されるとともに、当該枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向に傾動自在と成して前記係合部材を被係合部材に対して接離させる作動部材と、
    前記前輪の外面に一部を露出させた状態でスライド操作可能または回転操作可能に設けられてそのスライドまたは回転操作によって前記作動部材を、前記枢支部を支点に前記クランク軸の軸方向に傾動させる操作部材と、を備えて構成されていることを特徴とする子供用三輪車。
  2. 前記操作部材は、スライドまたは回転操作によって前記枢支部を支点に前記作動部材を前記クランク軸の軸方向に傾動させる当該軸方向に向けて高さを漸次変位させた略スロープ状の切換えカムを備えているとともに、該切換えカムのスロープ頂部に前記作動部材の他端側を係脱可能に係止させる係止部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の子供用三輪車。
JP2011007340U 2011-12-12 2011-12-12 子供用三輪車 Expired - Lifetime JP3173855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007340U JP3173855U (ja) 2011-12-12 2011-12-12 子供用三輪車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011007340U JP3173855U (ja) 2011-12-12 2011-12-12 子供用三輪車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3173855U true JP3173855U (ja) 2012-02-23

Family

ID=48001060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011007340U Expired - Lifetime JP3173855U (ja) 2011-12-12 2011-12-12 子供用三輪車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3173855U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8459679B2 (en) Pivot mechanism for scooters, tricycles and the like
US8991844B2 (en) Multiple configuration tricycle
TWI429549B (zh) 嬰兒車(二)
JP5964203B2 (ja) 折畳み三輪車
JP4958730B2 (ja) 幼児用三輪車の駆動機構および幼児用三輪車
JP2011201500A (ja) 幼児用乗物
JP2989173B1 (ja) 二輪車等のペダル位置切換え装置
JP3173855U (ja) 子供用三輪車
JP6392029B2 (ja) 三輪車
WO2017158881A1 (ja) 小型電動車両
JP2000203396A (ja) 車椅子の走行安全装置
JP4807644B2 (ja) 自転車
JP6619652B2 (ja) 複輪車両
JP2009067182A (ja) 自動二輪車用スタンド装置
JP2018034574A (ja) 複輪車両
JP5637091B2 (ja) 子供用三輪車、および子供用三輪車の車輪
KR20130010640A (ko) 자전거용 클러치 및 이를 포함하는 유아용 자전거
JP2820396B2 (ja) 幼児用三輪車
JP2005319279A (ja) 幼児用玩具車
JP2013249001A (ja) ストッパー付き双輪キャスター
JP2004314684A (ja) ブレーキ付保護者用操向装置及びこの装置を備えた幼児用乗物
JP6425349B2 (ja) 鞍乗り型車両の連動ブレーキ装置
JP3822870B2 (ja) 三輪車の押手棒装置
TWI824782B (zh) 兒童載具
JP3141910U (ja) 子供用乗物の押手棒の伸縮装置

Legal Events

Date Code Title Description
A80 Written request to apply exceptions to lack of novelty of invention

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A80

Effective date: 20111226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3173855

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150201

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term