JP2000203396A - 車椅子の走行安全装置 - Google Patents

車椅子の走行安全装置

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JP2000203396A
JP2000203396A JP11006077A JP607799A JP2000203396A JP 2000203396 A JP2000203396 A JP 2000203396A JP 11006077 A JP11006077 A JP 11006077A JP 607799 A JP607799 A JP 607799A JP 2000203396 A JP2000203396 A JP 2000203396A
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wheelchair
rotation
safety device
body frame
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Shigehito Kuman
重仁 久万
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行路が上り坂でも車椅子が逆走しないよう
にする。 【解決手段】 車体フレームに切換レバー22と、切換
レバー22の回動動作に連動連結するリンク機構23
と、このリンク機構23の回動動作に伴って車椅子の車
輪の回転方向を一方向にのみ許容する逆転阻止手段とし
ての回動ローラ34と、を設けた。回転ローラ34は、
一方向にのみ回転し、逆方向には回転が阻止されるよう
に構成した一方向クラッチ(ワンウエイクラッチ)と、
ニードルベアリング等の軸承部材を嵌着・内蔵したホイ
ールハブ48と、ホイールハブ48の外周に被着するゴ
ム製外周リング49と、により構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、老人、障害者、疾
病患者等が車椅子の座部に着座し、座部の側方の車輪を
手動で回転させることにより走行を行う車椅子に用いる
走行安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車椅子は車体フレームの
上方に座部を架設し、その両側に走行車輪たる車輪を装
着し、さらに、該車輪の側方に着座者自身が手で押し回
し走行可能にしたハンドリングを装着するとともに、車
体フレームの前方にはキャスター車輪と足掛け用のフッ
トレストを、また、後部には介助者が走行操作可能にハ
ンドルグリップを設けて構成されている。
【0003】そして、この車椅子を着座者自身によって
走行させる場合には、着座者が両腕を広げて車輪の側方
にあるハンドリングを手で押し回すことによって、前進
又は
【0004】後退走行が行われる。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな車椅子にあっては着座者が両腕を延ばし、広げた状
態で、かつ、車輪の外周部を越えその側方にあるハンド
リングを握ってその両腕を前後に振りかざすような格好
で車椅子の前後進動作を行うものであるため、垂直に腕
を上下動する動作以上に労力を必要とし、特に、老人や
子供など体力のない者が操作するには多大な労力と疲労
を伴うものであった。
【0005】特に、登り坂などの傾斜面のある走行路の
場合は平坦路以上に労力の負担となり、例えば、傾斜面
の途中で一旦休息をとろうとする場合には、手元又は足
元のブレーキを操作したり、または、ハンドリングを手
で押さえながら休息することが必要であった。このた
め、体力の消耗も激しく、誤ってハンドリングの握り手
を放した場合には逆走する危険を内在していた。
【0006】このような車椅子の逆送の対策として、車
体フレームの一部位に足踏み式又は手操作式のパーキン
グブレーキを設けたり、あるいは、特公昭58−300
53号公報に示すように、車輪を支持するホイールハブ
に逆走防止用の一方向クラッチを組み込んだものが提案
されている。
【0007】また、実用新案登録第3005373号公
報には、車輪の側方に取り付けたハンドリムの中心に一
方向クラッチを組み込んだハブを取り付けたものが提案
されている。
【0008】しかしながら、これらはいずれも車椅子の
製造当初から車輪またはハンドリムに一方向クラッチを
組み込む構造であるので、このような安全装置を持たな
い既存の車椅子や簡易機能の車椅子に装着しょうとする
と、車椅子の構造を大幅に変更しなければならず、既存
の車椅子に上記のような安全装置を新たに組み込むこと
は実質的には不可能であった。
【0009】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あり、既存の車椅子にも容易に装着でき、しかも、着座
者が傾斜面のある走行路途中でそのまま手を離して一時
的に休息する場合であっても、車椅子の逆走を防止で
き、かつ、着座者自身の体力に合わせて傾斜面を登り切
ることができるようにした車椅子の走行安全装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のうち、請求項1は、車体フレームと、該車
体フレームの上方に設けられた座部と、座部の両側にお
いて支持された車輪とを備える車椅子に用いる走行安全
装置であって、車体フレームには、切換レバーと、該切
換レバーの回動動作に連動連結するリンク機構と、該リ
ンク機構の回動動作に伴って車輪の回転方向を一方向に
のみ許容する逆転阻止手段とが設けられており、切換レ
バーの回動動作に連動して、車輪の回転の回転モード
を、一方向回転モードと正逆自在回転モードとパーキン
グモードとの間で選択し得るように構成したことを特徴
とする車椅子の走行安全装置を提供する。
【0011】本請求項に係る車椅子の走行安全装置によ
れば、既存の車椅子や簡易機能の車椅子に対しても容易
に装着可能であるとともに、着座者が走行路の上り坂途
中で一時休息する場合、そのままハンドリングの握り手
を放しても車椅子が逆走する心配がなく安全であり、再
度走行を開始する場合であっても、ブレーキ解除のため
の何の操作も必要なく、そのまま再度の走行を開始する
ことができる。
【0012】また、請求項2に記載されているように、
逆転阻止手段は、例えば、リンク機構の一端に枢着した
一方向クラッチ内蔵の回転ローラからなり、該回転ロー
ラは切換レバーの回動動作に連動して車輪の外周部に圧
接し、車輪と追従回転するものであるように構成するこ
とができる。
【0013】このように構成することにより、既存の車
椅子や簡易機能の車椅子に対しても容易に装着可能であ
るとともに、車輪の逆転阻止手段たる回転ローラと車輪
は相互に弾性体同士であるので、均一な力で押圧するこ
とができ、かつ、スリップもなく振動伝達のないスムー
ズな走行が可能となる。
【0014】あるいは、請求項3に記載されているよう
に、逆転阻止手段は、車輪を支持しているホイールハブ
とともに回転するラチェット歯車と、車輪の車軸を枢支
する車体フレームに装着されたブレーキハウジングと、
該ブレーキハウジング内に配設され、ラチェット歯車と
噛合自在に支持されているラチェット爪と、リンク機構
と連結してラチェット爪を回動操作する連結部材と、か
らなるものとして構成することもできる。
【0015】このように構成することにより、車体フレ
ームと車輪を支持するホイールハブとの間に車輪の逆転
阻止手段とブレーキハウジングを介装するだけで容易に
走行安全装置としての機能を追加することができる。
【0016】また、逆転阻止手段であるラチェット機構
58自体のラチェット歯車の歯部とラチェット爪の爪が
噛合する構造であるので車椅子の逆転を確実に阻止する
ことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車椅子の走行
安全装置の第一の実施形態を図1ないし図6を参照して
説明する。
【0018】図1に示すように、本実施形態に係る車椅
子1は、着座者が自分でハンドリングを操作して走行す
る自操型車椅子である。鋼管材料を主体に組み合わて構
成した車体フレーム2の上方には座部3を架設するとと
もに、この座部は座面3a、背もたれ3b、肘掛け3c
が形成されている。
【0019】また、車体フレーム2を間に挟んで対称の
位置にあるフレーム枠2aには、後述する固定手段を介
して略水平方向に突設する車軸5が支持されており、車
軸5上には車輪7が回転自在に枢支され、車輪7の外端
には車輪のリム10と一体的にハンドリング9が取り付
けられている。
【0020】さらに、車体フレーム2の前方の両端には
着座者の足かけ用のフットレスト11と補助輪となるキ
ャスター車輪12が設けられ、車輪7とともに車椅子1
の走行装置8を構成している。また、車体フレーム2の
後方には介助者が手押しできるようにハンドルグリップ
13が突設されている。
【0021】また、車体フレーム2の前方の着座者の手
元位置となる近傍の両側には車椅子の走行モードを変換
する切換装置20が固定用ブラケット6を介して着脱自
在に装着されている。この切換装置20は、レバーケー
ス21の前カバー21aから突き出して揺動可能に設け
られた切換レバー22と、この切換レバー22の動作に
連動して連結しているリンク機構23とからなってい
る。
【0022】図3はリンク機構23の構造を示す斜視図
である。リンク機構23は、図3に示すように、レバー
ケース21の側壁21bに設けられ、第1支軸24によ
り回動自在に枢支された第1アーム25と、第1アーム
25の一端に固設され、切換レバー22の基端部を枢支
するジョイント26と、第1支軸24を挟んだその他端
に設けられたガイドピン27を摺動溝28に挿通して回
動自在に係合する略T字型の回動アーム29と、回動ア
ーム29のT軸部をなす揺動アーム30のほぼ中間の位
置でレバーケースの側壁21bに取り付けられ、回動ア
ーム29を回動自在に枢支する第2支軸31と、揺動ア
ーム30と一体的に直交するように形成したアーム頭部
32と、その一端にホルダー33に支持され正回転自在
に配設された逆転阻止手段たる一方向クラッチ(ワンウ
エイクラッチ)内蔵の回転ローラ34と、回転ローラ3
4と対向するアーム頭部32の他端に略L字状に屈曲し
て形成したストッパー部35と、により構成されてい
る。
【0023】また、切換レバー22の基端部のジョイン
ト26は第1アーム25の側壁に略コの字状に形成され
たブラケット36に軸ピン37を挿通して切換レバー2
2を枢支するとともに、ジョイント26にはスプリング
又は弾性ゴム等の弾性部材(図示せず)が介装されてお
り、この弾性部材は、切換レバー22の自由時には、切
換レバー22を常時レバーケース21の側壁21bと略
平行な方向に突設するように付勢している。
【0024】従って、例えば、切換レバー22を車椅子
の前後方向(図中時計方向もしくは反時計方向)に回動
するときには、切換レバー22は第1支軸24を中心と
して第1アーム25と一体的に回動するが、それと直角
方向(レバーケースの側壁と直角な方向)に傾倒したと
きには、弾性部材に抗して所定角度だけ傾倒し、その手
を放したときには、弾性部材に付勢され、再度原位置に
おいて立設する。
【0025】また、レバーケース21の前カバー21a
には、前カバー21aに沿って間隔を置いて略横U字状
に切り欠かれた複数の係合溝38(本実施形態ではD、
N、Pの3カ所)が開口するとともに、各係合溝38と
連接するように形成されたガイド溝39が開口し、切換
レバー22をガイド溝39に沿って前後方向に回動移動
させることにより各係合溝38毎に係脱可能となってい
る。
【0026】一方、回動アーム29のアーム頭部32に
配設されている逆転阻止手段としての回転ローラ34
は、アーム頭部32とアーム頭部32に固設されている
ホルダー33とによって挟持状に固定されたハブ軸46
に一方向にのみ回転し、逆方向には回転が阻止されるよ
うに構成した一方向クラッチ(ワンウエイクラッチ)
と、ニードルベアリング等の軸承部材(図示せず)を嵌
着・内蔵したホイールハブ48と、ホイールハブ48の
外周に被着するゴムまたは樹脂その他の弾性材料により
形成された外周リング49と、により構成されている。
【0027】例えば、切換レバー22がレバーケース2
1の係合溝Dの位置(図4に示す位置)に係止している
ときには、回転ローラ34の外周リング49は車椅子1
の車輪7の外周のタイヤ50の外周面と圧接する走行モ
ードとなっている。
【0028】したがって、この状態で車椅子1を前方方
向に走行させたときには、車輪7は図中反時計方向に回
転しこれに追随して回転ローラ34も図中時計方向に従
動して回転する。
【0029】しかし、車輪7がその逆の時計方向に回転
しようとしたときには、車輪7に圧接する回転ローラ3
4に内蔵されている一方向クラッチが作用し、その回転
を阻止するため、自動的に車椅子1の後進が阻止される
こととなる。
【0030】これにより、切換レバー22が係合溝Dの
位置にあるときに、上り坂その他の傾斜面のある走行路
を走行している途中で着座者が一時その走行を中止し、
ハンドリングの手を放したとしても、車椅子1は後退す
ることなく、その場で確実に停止状態を保持し続けるこ
とができる。
【0031】次いで、切換レバー22をレバーケースの
ガイド溝39に沿って係合溝Nの位置(図5に示す位
置)に移動したときには、第1アーム25は反時計方向
に回動し、これに伴い、ガイドピン27は回動アームの
摺動溝28内を第2支軸31の方向に摺動し、これに追
随して、回動アーム29も時計方向に回動する。この結
果、図5に示すように、第1アーム25と回動アーム2
9の揺動アーム30は略水平に一直線上に並ぶととも
に、アーム頭部32は略垂直状態となり、回転ローラ3
4の外周リング49と車輪のタイヤ50との圧接が解除
され、いわゆるニュートラルの状態すなわち正逆自在回
転モードとなる。この状態では、車椅子1は前後方向に
対する自在走行が可能となる。
【0032】さらに、切換レバー22の係合位置を係合
溝Pの位置(図6に示す位置)に移動すると、第1アー
ム25及び回動アーム29ともに上述の要領でさらに回
動し、回動アーム29のアーム頭部32に設けられたス
トッパー部35の屈曲端が車輪のタイヤ50の外周面に
圧接し、車輪7の前後方向の回転を阻止する。この状態
では、車椅子1の前後方向の走行が阻止されるいわゆる
パーキング(駐車)モードとなる。
【0033】なお、リンク機構23において第1アーム
25のガイドピン27又は回動アーム29の摺動溝28
に第2支軸31の方向から摺動溝28の方向に付勢する
スプリング又はゴム等の張設部材40を配設し(図3参
照)、常時ガイドピン27を第2支軸31の側から遠ざ
ける方向に弾性付勢させるように構成することもでき
る。この場合には、例えば、第1アーム25と揺動アー
ム30とが一直線状態を乗り越えて何れかの方向に回動
したときには、回転ローラ34又はストッパ部35が車
輪のタイヤ50の外周面に対して均一な力で押圧するた
め、例えば、車輪7の空気圧の変動や外周寸法の変形等
にかかわらず、車体フレーム2に伝達される振動も吸収
でき、スムーズな走行とパーキング状態を維持できる。
【0034】なお、以上で説明した切換装置20、切換
装置20に連結するリンク機構23、走行装置8等の各
部材は、何れも車体フレーム2の両側において相互に対
称の位置にあり、かつ、互いに左右対称の形状及び寸法
で形成される。
【0035】次に、本発明に係る車椅子の走行安全装置
の第二の実施形態について図7ないし図9に基づき説明
する。
【0036】本実施形態に係る車椅子の走行安全装置に
おいては、走行安全装置は車椅子車輪の車軸部に着脱可
能に構成されており、車体フレーム2のフレーム枠2a
には車輪7の車軸5を枢支する固定手段4たる固定ボス
51が固設されている。
【0037】この固定ボス51はその中央部に水平方向
の貫通穴52を穿設した略方形又円形の部材からなり、
フレーム枠2aと一体的に固設されている。固定ボス5
1は、車軸5の一端に形成したねじ部5aを固定ボス5
1の貫通穴52に嵌挿した後、ナット54、54'とワ
ッシャ55の螺合手段をねじ部5aに螺合させることに
より、車軸5に固定されている。
【0038】また、車軸5にはベアリングを内嵌してい
るホイールハブ56が嵌着されており、このホイールハ
ブ56によって車軸5上で車輪7が回転自在に支持され
ている。ホイールハブ56に形成されているフランジ部
57には、車軸5と同心状にラチェット歯車58を内着
するブレーキドラム59がボルト又はスクリュ等の螺合
固定手段60を介してホイールハブ56と着脱自在に装
着されている。
【0039】そして、このブレーキドラム59側端の車
体フレーム2のフレーム枠2aには、車軸5を挿通し、
かつ、ブレーキドラム59を囲繞するようにブレーキハ
ウジング61が配設されている。このブレーキハウジン
グ61の側壁61a(ブレーキドラム側)は車軸5の段
部56もしくはナット54'及び固定ボス51によって
挟着され、ブレーキドラム59の一端を固定手段(図示
せず)によって車体フレーム2のフレーム枠2aに固定
している。
【0040】また、このブレーキハウジング側壁61a
には、ベースプレート65を介装して車輪の逆転阻止手
段としてのラチェット機構58を構成するラチェット歯
車58の歯部58aと噛合自在なラチェット爪62が枢
支ピン63によって回動自在に軸支されている。ラチェ
ット爪62は、弧状に形成された外周面に設けたコイル
スプリング又はトーションスプリング等の弾性付勢部材
64によって、常時車軸5の中心方向に付勢され、ラチ
ェット歯車58の歯部58aと接離自在となっている。
【0041】また、ラチェット爪62の枢支ピン63と
反対側の端部には、内側方向に斜め鋭角状に形成された
略逆三角形状の爪62aが形成されている。この爪62
aと噛合するラチェット歯車58の外周部に形成されて
いる歯部58aは、一方が鋭角をなして傾斜し、他方が
鈍角をなして傾斜した略山形状に形成されているととも
に、山形状の鋭角傾斜側を車椅子1の進行方向に対して
後方になるように被着し、ラチェット爪62の爪62a
と噛合自在となっている。
【0042】したがって、この状態において、車椅子1
の車輪7が走行モードである前進方向(図中反時計方
向)に回転するときには、ラチェット爪62の爪62a
の最外側となる背部62bとラチェット歯車58側の鈍
角に形成した最外側の背部58bとが摺接しながら移動
し、その歯部58aの先端同士が摺接を外れたときには
ラチェット爪62の爪62aとラチェット歯車58の歯
部58aとは互いに噛合し、車輪5の逆回転方向に対す
る回動をロックする。
【0043】以下、同様に、車輪7が進行方向に回転す
るときはその回転は許容されるが、その逆回転方向への
回転に対しては弾性付勢部材64の付勢により自動的に
ラチェット爪62の爪62aとラチェット歯車58の歯
部58aとが噛合し、車輪7の逆転が阻止される。
【0044】また、ラチェット爪62はその周方向の中
央部において、螺合ねじ等の固定手段(図示せず)を介
してフレキシブルワイヤ71と連結しており、このフレ
キシブルワイヤ71の他端は、車体フレーム2に装着さ
れた切換装置20(図9参照)の切換レバー22と連結
するリンクアーム70と、ブレーキハウジング61に穿
設した挿通穴66を介して、接続している。
【0045】切換レバー22は、第1実施形態において
図2に関連して詳述したと同様に、レバーケース21に
設けた係合溝「D」、「N」、「P」の各切換モードの
位置にその目的に応じて切換レバー22を係止すること
により、走行モードを一方向回転モードと正逆自在回転
モードとパーキングモードのそれぞれに変換自在となっ
ている。
【0046】なお、本実施形態においては、前記フレキ
シブルワイヤ71の押し引きの関係から、図9に示すよ
うに、係合溝「D」、「P」の配列位置が第1実施形態
と逆になっている。すなわち、「D」の位置が「P」
に、「P」の位置が「D」にそれぞれ変更される以外は
前述第1実施形態において説明した各リンク機構の回動
動作と同じである。
【0047】これにより、切換レバー22を係合溝
「D」から「N」に回動移動したときには、この回動動
作と連動してラチェット爪62は図8における上方に引
張られて回動する。その結果、ラチェット爪62の爪6
2aとラチェット歯車58の歯部58aとの噛合が解除
され、車椅子1は前後進自在な正逆自在回転モードに移
行する。
【0048】なお、本実施形態におけるレバーケース2
1及び切換レバー22の枢支部及び各リンク機構の軸支
構造は、第1実施形態におけるそれらと同一の構造であ
るため、その説明を省略する。
【0049】一方、ブレーキハウジング61の内周部に
はブレーキドラム59の周壁59aを囲繞して圧接自在
にブレーキバンド72が装着されており、車体フレーム
2の適宜箇所に装着されたブレーキレバー73と連結す
るブレーキワイヤ74を介してブレーキドラム59の周
壁を圧接可能に構成しており、車椅子1の走行中に必要
に応じてブレーキレバー73(図1参照)を操作するこ
とにより、制動自在となっている。
【0050】このブレーキワイヤ74は、ブレーキレバ
ー73に接続することに代えて、図9の2点鎖線で示し
たように、リンクアーム70の一端に固定してもよい。
この場合、切換レバー22を係合溝「P」の位置に移動
させると、ブレーキワイヤ74が引っ張られ、ブレーキ
バンド72とブレーキドラム59の周壁を圧接し、車輪
7が制動される。従って、車輪7の制動を着座者の手元
で行うことができるので、車椅子1の利便性を高めるこ
とができる。
【0051】なお、ワイヤクランプ75がラチェット機
構58のフレキシブルワイヤ71を固定しており、ブラ
ケット76がブレーキワイヤ74を固定し、スプリング
77がブレーキワイヤ74を付勢している。
【0052】次に、本発明に係る車椅子の走行安全装置
の第3実施形態について図9ないし図11を参照して説
明する。
【0053】本実施形態に係る車椅子の走行安全装置に
おいては、前記第2実施形態で説明したホイールハブと
ブレーキドラムとが一体的に形成され、内拡ブレーキ構
造を構成している。以下、第2実施形態と構造上異なる
部分ついてのみ説明するとともに、それ以外の構造は第
2実施形態の構造と同一であるのでその説明を省略す
る。
【0054】車体フレーム2に枢着する車軸5に回転自
在に嵌着するホイールハブ56の車体フレーム2に面す
る一側には、凹み状に形成されたドラム80の側壁に車
軸5と同心状にラチェット歯車58が被着されている。
ドラム80の内周壁81は後述するブレーキシューの摺
接面となっている。
【0055】一方、車体フレーム2のフレーム枠2aに
は車軸5を挿通し、かつ、ホイールハブ56のドラム8
0を覆うようにブレーキハウジング61'が着脱自在に
装着されている。
【0056】このブレーキハウジング61'のドラム8
0に面する側壁83には、第2実施形態と同様に、車輪
7の逆転阻止手段としてのラチェット歯車58と噛合自
在にラチェット爪62と、ラチェット爪62の回動を付
勢する弾性付勢部材64とが配設されている。これによ
って、切換レバー22がレバーケース21の係合溝
「D」の位置にあるときには、車輪7の進行方向への回
転は許容されるが、その逆回転方向に対しては、弾性付
勢部材64の付勢により、ラチェット爪62がラチェッ
ト歯車58に自動的に噛合して逆転が阻止される。
【0057】また、ラチェット機構58の外周方向に
は、図11に示すように、ブレーキハウジング61'の
側壁83を貫通して支軸84aを軸支するカムまたはレ
バーを有する拡張手段84が配設されており、拡張手段
84の回動操作により、その外周を拡幅自在に揺動する
ブレーキシュー85、85'が枢軸86によって軸支さ
れている。
【0058】また、ブレーキハウジング61'の車体フ
レーム2に面する側壁においては、切換レバー22と第
1アーム25・リンクアーム70を介して連結するフレ
キシブルワイヤ71が挿通穴66'を介してラチェット
爪62に連結さている。さらに、車体フレーム2の適宜
箇所に装着されたブレーキレバー73と連結するブレー
キワイヤ74が、ブレーキハウジング61'を貫通して
突設し、枢着されている拡張手段84の支軸84aに嵌
着する回動レバー88に連結しており、前記ブレーキレ
バーの操作によりブレーキワイヤ74が引張られると拡
張手段84の支軸84aが図中時計方向に回動し、この
回動に伴いブレーキシュー85、85'が互いに離間す
る方向に拡幅して、その外周面がドラム内周壁に圧接し
車輪7の制動を行う。
【0059】なお、本発明は前述の各実施形態に限定さ
れるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々
の変形実施が可能である。
【0060】例えば、ラチェット爪62の弾性付勢部材
64はばね類に限らず電磁石に置き換え、手元スイッチ
のONによりその反発力で付勢するようすることが可能
である。
【0061】また、ラチェット機構58の各部材を硬質
合成樹脂製とし、歯部58aの歯丈を変更して歯数を増
減し、操作性の向上を図ることもできる。
【0062】あるいは、ブレーキハウジング61自体に
防音部材を貼着することにより、ラチェット爪62の跳
ね返り音による騒音を防止するように構成することもで
きる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、既存の車椅子や簡易機能の車椅子に対して
も容易かつ安価に走行安全装置を装着することが可能と
なる他、着座者が走行路の上り坂途中でハンドリングの
握り手を放して一時休息する場合でも、車椅子が逆走す
ることを防止することができる。
【0064】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1による効果に加え、車輪の逆転阻止手段としての回
転ローラと車輪の外周面の圧接を常時均一な圧接力で押
圧することができるので、車輪を介して伝達される振動
を緩和でき、スムーズな走行が可能となる。
【0065】さらに、請求項3に係る発明によれば、車
体フレームと車輪を支持するホイールハブとの間に車輪
の逆転阻止手段とブレーキハウジングを介装するだけで
容易に走行安全装置としての機能を追加できる他、ラチ
ェット機構の噛合により車椅子の逆走を確実に防止する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車椅子の走行安全装置を搭載した
車椅子の斜視図である。
【図2】本発明の第一の実施形態に係る車椅子の走行安
全装置における切換装置の斜視図である。
【図3】図2に示した切換装置に内蔵されているリンク
機構の斜視図である。
【図4】図2に示した切換装置が一方向回転モードにあ
るときの状態図である。
【図5】図2に示した切換装置が正逆自在回転モードに
あるときの状態図である。
【図6】図2に示した切換装置がパーキングモードにあ
るときの状態図である。
【図7】本発明の第二の実施形態に係る車椅子の走行安
全装置の分解斜視図である。
【図8】図7に示した走行安全装置におけるブレーキハ
ウジング内のラチェット機構の構造を示す概略図であ
る。
【図9】本発明の第二の実施形態に係る車椅子の走行安
全装置における切換装置に内蔵されたリンク機構の斜視
図である。
【図10】本発明の第三の実施形態に係る車椅子の走行
安全装置の分解斜視図である。
【図11】本発明の第三の実施形態に係る車椅子の走行
安全装置におけるブレーキハウジングのラチェット機構
と内拡機構の構造を示す概略図である。
【符号の説明】
1 車椅子 2 車体フレーム 3 座部 4 固定手段 5 車軸 7 車輪 20 切換装置 21 レバーケース 22 切換レバー 23 リンク機構 24 第1支軸 25 第1アーム 29 回動アーム 32 アーム頭部 34 回転ローラ 35 ストッパ部 38 係合溝 39 ガイド溝 49 外周リング 50 タイヤ 58 ラチェット歯車 59 ブレーキドラム 61 ブレーキハウジング 62 ラチェット爪
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月17日(1999.12.
17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を解決するた
め、本発明のうち、請求項1は、車体フレームと、該車
体フレームの上方に設けられた座部と、前記座部の両側
において支持された車輪とを備える車椅子に用いる走行
安全装置であって、前記車体フレームには、切替レバー
と、該切替レバーの回動動作に連動連結するリンク機構
と、該リンク機構の回動動作に伴って前記車輪の回転方
向を一方向にのみ許容する逆転阻止手段と、前記車輪の
前後方向の回転を阻止するストッパー部とが設けられて
おり、前記逆転阻止手段は、前記リンク機構の一端に枢
着した一方向クラッチ内臓の回転ローラからなり、該回
転ローラは前記切替レバーの回動動作に連動して前記車
輪の外周部に圧接し、前記車輪と追従回転するものであ
り、前記切替レバーの回動動作に連動して、前記車輪の
回転の回転モードを、一方向回転モードと正逆自在回転
モードとパーキングモードとの間で選択し得るように構
成したことを特徴とする車椅子の走行安全装置を提供す
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また、逆転阻止手段は、リンク機構の一端
に枢着した一方向クラッチ内臓の回転ローラからなり、
該回転ローラは切替レバーの回動動作に連動して車輪の
外周部に圧接し、車輪と追従回転するものであるように
構成する。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】あるいは、請求項2に記載されているよう
に、逆転阻止手段は、車輪を支持しているホイールハブ
とともに回転するラチェット歯車と、車輪の車軸を枢支
する車体フレームに装着されたブレーキハウジングと、
該ブレーキハウジング内に配設され、ラチェット歯車と
噛合自在に支持されているラチェット爪と、リンク機構
と連結してラチェット爪を回動操作する連結部材と、か
らなるものとして構成することもできる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】また、車輪の逆転阻止手段としての回転ロ
ーラと車輪の外周面の圧接を常時均一な圧接力で押圧す
ることができるので、車輪を介して伝達される振動を緩
和でき、スムーズな走行が可能となる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0065
【補正方法】変更
【補正内容】
【0065】さらに、請求項2に係る発明のよれば、車
体フレームと車輪を支持するホイールハブとの間に車輪
の逆転阻止手段とブレーキハウジングを介装するだけで
容易に走行安全装置としての機能を追加できる他、ラチ
ェット機構の噛合により車椅子の逆走を確実に防止する
ことができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームと、該車体フレームの上方
    に設けられた座部と、前記座部の両側において支持され
    た車輪とを備える車椅子に用いる走行安全装置であっ
    て、 前記車体フレームには、切換レバーと、該切換レバーの
    回動動作に連動連結するリンク機構と、該リンク機構の
    回動動作に伴って前記車輪の回転方向を一方向にのみ許
    容する逆転阻止手段とが設けられており、 前記切換レバーの回動動作に連動して、前記車輪の回転
    の回転モードを、一方向回転モードと正逆自在回転モー
    ドとパーキングモードとの間で選択し得るように構成し
    たことを特徴とする車椅子の走行安全装置。
  2. 【請求項2】 前記逆転阻止手段は、前記リンク機構の
    一端に枢着した一方向クラッチ内蔵の回転ローラからな
    り、該回転ローラは前記切換レバーの回動動作に連動し
    て前記車輪の外周部に圧接し、前記車輪と追従回転する
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の車椅子の
    走行安全装置。
  3. 【請求項3】 前記逆転阻止手段は、前記車輪を支持し
    ているホイールハブとともに回転するラチェット歯車
    と、前記車輪の車軸を枢支する前記車体フレームに装着
    されたブレーキハウジングと、該ブレーキハウジング内
    に配設され、前記ラチェット歯車と噛合自在に支持され
    ているラチェット爪と、前記リンク機構と連結して前記
    ラチェット爪を回動操作する連結部材と、からなるもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の車椅子の走行
    安全装置。
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