JP3173205B2 - 車両用バンパリインフオースメント - Google Patents

車両用バンパリインフオースメント

Info

Publication number
JP3173205B2
JP3173205B2 JP01887393A JP1887393A JP3173205B2 JP 3173205 B2 JP3173205 B2 JP 3173205B2 JP 01887393 A JP01887393 A JP 01887393A JP 1887393 A JP1887393 A JP 1887393A JP 3173205 B2 JP3173205 B2 JP 3173205B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reinforcement
forming
base material
vehicle
vehicles
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP01887393A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06227331A (ja
Inventor
田 春 彦 寺
田 信 也 武
田 武 則 永
尾 泰 武 中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Aisin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd, Aisin Corp filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP01887393A priority Critical patent/JP3173205B2/ja
Publication of JPH06227331A publication Critical patent/JPH06227331A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3173205B2 publication Critical patent/JP3173205B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】本発明は、車両に搭載されるバンパ装置
のリインフオースメントに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリインフオースメントと
しては、実開昭62−184055号公報に示されるも
のが知られている。これは、ロール成形等により帽子形
状に形成された対の基材を各基材のツバ部分で溶接等に
より接合して、荷重作用面を形成する第1部分,第1部
分と略平行な第2部分及び第1部分と第2部分とを連結
する連結部分とを一体に有した中空形状を呈するとされ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記したリイ
ンフオースメントであると、あらかじめ所定形状とされ
た対の基材を接合して成形されるので、リインフオース
メントの衝撃吸収性能の向上及び軽量化やコスト低減等
を目的として各部分単位での材質や板厚の変更が困難な
ものであつた。例えば、第1部分及び第2部分を高張力
材や板厚の大きいものとしてリインフオースメントが受
け得る最大荷重を向上させて衝撃吸収性能を向上させよ
うとすると、連結部分も高張力材や板厚の大きいものと
なり、重量増やコスト増を招くこととなる。
【0004】故に、本発明は、各部分単位での材質や板
厚の変更が可能な車両用バンパリインフオースメントを
提供することを、その技術的課題とするものである。
【0005】
【発明の構成】
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るために本発明において講じた技術的手段は、少なくと
も荷重作用面を形成する第1部分,該第1部分と略平行
な第2部分及び前記第1部分と前記第2部分とを連結す
る連結部分を一体に有した中空形状を呈し、前記第1部
分,前記第2部分及び前記連結部分が前記各部分を構成
する材質又は板厚の異なる基材を接合したシート材をロ
ール成形することによつて成形されるようにしたことで
ある。
【0007】
【作用】本発明よれば、各部分を構成する基材を接合し
たシート材をロール成形することによつてリインフオー
スメントが成形される。これにより、各基材の材質や板
厚を変更することによつて、各部分単位での材質や板厚
の変更がなされる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0009】図1に示されるように、バンパ装置1は、
リインフオースメント2,樹脂の発泡体3及びカバー4
とから構成される。
【0010】リインフオースメント2は、車両前部又は
後部に車両幅方向に渡り配置されており、荷重作用面と
なる第1部分2a,第1部分2aと平行で車両前部へブ
ラケツト(図示せず)を介して取り付けられる第2部分
2b及び第1部分2aと第2部分2bに対して略直角で
第1部分2aと第2部分2bとを連結する第3部分2c
及び第4部分2dとから構成された断面角形状の角筒で
ある。この第1部分2a及び第2部分2bは高張力鋼で
形成されており、第3部分2c及び第4部分2dは普通
鋼で形成されている。又、第1部分2aは第2部分2b
に対して板厚が大きいものとされている。
【0011】このように構成されたリインフオースメン
ト2は、図2に示される第1部分2aを構成する基材5
a,第2部分2aを構成する基材5b,第3部分を構成
する基材5c及び第4部分を構成する基材5dを板厚に
対して0,3〜2倍程度重ね合わせてビーム溶接等によ
り接合したシート材5を基材5c及び基材5dの部位で
曲げられるようにロール成形して成る。
【0012】発泡体3はリインフオースメント2の第1
部分2aの車両前方に配置され、リインフオースメント
2に固定されたカバー4によつて覆われている。
【0013】次に作用について説明する。
【0014】車両の衝突等によつてバンパ装置1に衝撃
が加わると、リインフオースメント2の第1部分2aに
発泡体3によつて緩和された荷重が作用して第1部分2
a及び第2部分2bが単純支持梁の如く曲げ変形及び引
張変形する。これにより、第1部分2aに作用した荷重
が緩和され衝撃が吸収される。この際、第1部分2a及
び第2部分2bが高張力鋼で構成されしかも第1部分2
aの板厚が第2部分2bに対して大きくされているの
で、第1部分2aの曲げ変形による面座屈が遅らされ
る。これにより、リインフオースメントが受け得る最大
荷重が向上し、衝撃吸収性能が向上する。尚、第3部分
2c及び第3部分2dは普通鋼で構成されるので、高張
力鋼の使用や板厚大に伴うコスト増及び重量増は極力抑
えられる。
【0015】図3に示されるように、リインフオースメ
ント2は第1部分2cと第4部分2dとの間に第1部分
2aに連結された第5部分2eを有する形状のもとして
もよい。この際、リインフオースメント2が成形される
シート材5は第5部分2eを構成する基材5eが追加さ
れるのみである。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、各部分を構成する基材
を接合したシート材をロール成形することによつてリイ
ンフオースメントが成形される。これにより、各基材の
材質や板厚を変更することによつて、各部分単位での材
質や板厚の変更することができ、例えば、リインフオー
スメントの大幅な重量増やコスト増を行うことなく衝撃
吸収性能の向上を考慮して第1部分と第2部分のみを高
張力材料で構成したり、板厚を大きなものとしたりする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車両用バンパリインフオースメン
トを採用したバンパ装置の断面図である。
【図2】本発明に係る車両用バンパリインフオースメン
トを成形するためのシート材の断面図である。
【図3】本発明に係る車両用バンパリインフオースメン
トの変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
2 リインフオースメント(車両用バンパリインフオー
スメント) 5 シート材 2a 第1部分 2b 第2部分 2c 第3部分(連結部分) 2d 第4部分(連結部分) 5a 基材 5b 基材 5c 基材 5d 基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−29452(JP,A) 特開 昭53−133565(JP,A) 特開 昭50−143741(JP,A) 実開 昭62−184055(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 19/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも荷重作用面を形成する第1部
    分,該第1部分と略平行な第2部分及び前記第1部分と
    前記第2部分とを連結する連結部分を一体に有した中空
    形状を呈し、前記第1部分,前記第2部分及び前記連結
    部分が前記各部分を構成する材質又は板厚の異なる基材
    を接合したシート材をロール成形することによつて成形
    される車両用バンパリインフオースメント。
JP01887393A 1993-02-05 1993-02-05 車両用バンパリインフオースメント Expired - Fee Related JP3173205B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01887393A JP3173205B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 車両用バンパリインフオースメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01887393A JP3173205B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 車両用バンパリインフオースメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06227331A JPH06227331A (ja) 1994-08-16
JP3173205B2 true JP3173205B2 (ja) 2001-06-04

Family

ID=11983668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01887393A Expired - Fee Related JP3173205B2 (ja) 1993-02-05 1993-02-05 車両用バンパリインフオースメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3173205B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5688006A (en) * 1995-04-05 1997-11-18 Ford Global Technologies, Inc. Bumper assembly with extension panel
DE10044409B4 (de) * 2000-09-08 2006-08-24 Asteer Co.Ltd. Stoßfängerverstärkungsteil
DE102010050960A1 (de) * 2010-11-10 2012-05-10 Gm Global Technology Operations Llc (N.D.Ges.D. Staates Delaware) Stoßfängerquerträger für ein Kraftfahrzeug, Verstärkungsbauteil für einen Stoßfängerquerträger und Verfahren zur Herstellung eines Stoßfängerquerträgers

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06227331A (ja) 1994-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3120957B2 (ja) 車両用バンパビームの製造方法
JP3531767B2 (ja) 車両用バンパ取付構造
JP2004026120A (ja) 車体フード用パネル構造体
JP3296945B2 (ja) 車両用バンパ装置
JPH1076889A (ja) バンパリインフォース
JP3480226B2 (ja) フロントサイドメンバの衝突エネルギ吸収構造
JP3173205B2 (ja) 車両用バンパリインフオースメント
JP3149675B2 (ja) 自動車の車体上部の乗員の保護構造
JP3109427B2 (ja) 自動車の車体上部構造
KR20100023346A (ko) 차량용 범퍼빔 유닛
JP3452441B2 (ja) 接合構造部材
JP3308719B2 (ja) バンパーリインフォースメント
JPH04260815A (ja) 自動車ドア用インパクトビーム
JPH06199195A (ja) 高剛性バンパー補強材
JP3248694B2 (ja) 車両用バンパ装置
JPH06171442A (ja) バンパーの取付構造
JP3211451B2 (ja) 車両用ドアインパクトビーム
JP2000334530A (ja) 断面幅を徐変させたバンパーリィンホース
JP3211452B2 (ja) 車両用ドアインパクトビーム
JP3723289B2 (ja) 自動車用ドアのガードビーム
JP2797781B2 (ja) 車両のサスペンション用スプリングの支持構造
JP3052382B2 (ja) 自動車ドア用インパクトビーム
JP2771837B2 (ja) 自動車のバンパー装置
KR0178912B1 (ko) 자동차의 프론트 범퍼 보강구조
JP2564274Y2 (ja) 自動車のバンパビ−ム構造

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080330

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090330

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees