JP3170834B2 - 接続孔形成方法 - Google Patents

接続孔形成方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置のコンタク
トホールあるいはビアホール(以下、単に接続孔ともい
う)の形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、0.35ミクロンレベル以下のデ
ザインルールによる半導体装置の製造技術の確立が進め
られている。このような半導体装置においては、トラン
ジスタのソース/ドレイン領域の接合深さが更に浅くな
るために種々の問題が生じているが、その1つにソース
/ドレイン領域のシート抵抗の増大が挙げられる。
【0003】ソース/ドレイン領域を配線として用い
る、例えばASIC等の半導体装置では、ソース/ドレ
イン領域における配線抵抗を低抵抗化する必要がある。
ソース/ドレイン領域におけるシート抵抗の増大及びコ
ンタクト抵抗の増大に対処するために、ゲートアレイ等
においては接続孔を多数開口して、接続孔の内部に堆積
させた金属配線材料とソース/ドレイン領域との接触面
積を大きくし、これらの抵抗値を低く抑える方法が採ら
れている。
【0004】しかしながら、このような方法は半導体素
子の微細化を妨げる結果となる。そのため、ソース/ド
レイン領域に選択的にシリサイドを形成する所謂サリサ
イド(SALICIDE, Self-Aligned-Silicide)化プロセス
の研究が盛んに行われている。例えば「Characterizati
on and Implementation of Self-Aligned TiSi2 in Sub
micrometer CMOS Technology」, N. S. Parekh, et al,
IEEE Transactions on Electron Device, Vol 38, No.
1 January, 1991 を参照のこと。サリサイド化に用い
られるシリサイドとしては、シリサイド中最も抵抗率の
低いTiSi2が有望と考えられている。
【0005】チタンシリサイドを用いた従来のサリサイ
ド化プロセスを、半導体素子の模式的な一部断面図であ
る図6及び図7を参照して説明する。
【0006】[工程−10] 半導体基板10に素子分離領域12を形成し、ゲート酸
化処理を行いゲート酸化膜14を形成する。次いで多結
晶シリコン16及びタングステンシリサイド(WS
2 )18を堆積させた後パターニングを行い、多結晶
シリコン16及びタングステンシリサイド18の2層構
造から成るゲート電極領域20を形成する。ゲート電極
領域20は多結晶シリコン16のみで形成してもよい。
次にLDD (Lightly Doped Drain)構造形成のためにイ
オン注入処理を行い、低濃度の浅いソース/ドレイン領
域22を形成する(図6の(A)参照)。
【0007】[工程−20]次に、全面にシリコン酸化
膜を堆積させた後、シリコン酸化膜をエッチバックする
ことにより、ゲート電極領域20の側部にシリコン酸化
膜から成るサイドウォール24を形成する。次いで、イ
オン注入処理を行うことでソース/ドレイン領域22を
形成し、更に活性化アニール処理を行う(図6の(B)
参照)。
【0008】[工程−30]次に、全面にチタン(T
i)層26を堆積させる(図6の(C)参照)。その後
熱処理を施してチタン層26をチタンシリサイド(Ti
Si2)化し、更に、アンモニア及び過酸化水素の混合
水溶液(アンモニア過水)等でシリサイド化していない
チタンを選択的にエッチングして除去する。これによっ
て、ソース/ドレイン領域22及びゲート電極領域20
上にチタンシリサイド層28が残される(図7の(A)
参照)。
【0009】[工程−40]その後、全面に層間絶縁層
32を堆積させ、開口部34を形成する(図7の(B)
参照)。これによって、チタンシリサイド層28の一部
分が露出する。
【0010】[工程−50]次いで、金属配線材料を堆
積させ、金属配線層(例えば、Al−1%Si/TiO
N/Ti構造)を形成する。その後、レジストパターニ
ングを行い、ドライエッチングを行うことによって、金
属配線部を形成する(図7の(C)参照)。尚、図7の
(C)において、36はTiON/Ti層、38はAl
−1%Si層である。こうして、開口部34内に金属配
線材料が堆積された接続孔が完成する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のサリ
サイド化プロセスで作成した半導体装置のコンタクト特
性を調べると、図8に示すように、I−V特性は直線性
を有しておらず、良好なオーミックコンタクトが形成さ
れていないことが判る。形成されたチタンシリサイド層
をAES (Auger Electron Spectroscopy)によって深さ
方向に分析すると、図9に示すように、安定したチタン
シリサイド相が存在するが、チタンシリサイド層の最表
面には、TiOx 系やSi−Ox 系の薄い酸化膜が形成
されている。この他にも、開口部のエッチング工程で採
用するフッ素系ガスに起因するフッ化物(TiF3 等)
がチタンシリサイド層表面に形成されている。半導体装
置のI−V特性が直線性を示さない原因は、このTiO
x 系やSi−Ox 系の酸化膜や、TiF3 等のフッ化物
が介在することにより、電気的コンタクト特性を悪化さ
せていることにある。図7の(A)〜(C)中では、便
宜上、この酸化膜のみを符号30で示してある。
【0012】従って、本発明の目的は、接続孔の形成方
法において、ソース/ドレイン領域あるいはゲート電極
領域上に、良好なるオーミックコンタクトを得ることが
できるチタンシリサイド層を形成する方法を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の接続孔形成方法
は、半導体基板上に形成されたチタンシリサイド層の上
に層間絶縁層を堆積し、この層間絶縁層に開口部を設け
てチタンシリサイド層の一部分を露出した後、この開口
部に金属配線材料を堆積して接続孔を形成する接続孔形
成方法であって、この金属配線材料を堆積する前に、露
出したチタンシリサイド層表面に形成されたフッ化物を
除去する工程と、露出したチタンシリサイド層表面に形
成された酸化膜を除去する工程とを施すことを特徴とす
る。なお本明細書中における接続孔とは、層間絶縁層に
形成された開口部と、この開口部内に堆積された金属配
線材料とを含む構成を総称するものとする。
【0014】フッ化物を除去する工程においては、ウェ
ットエッチングが好ましく適用される。ウェットエッチ
ング溶液としては、アンモニア過水(アンモニアと過酸
化水素の混合水溶液)、硫酸過水(硫酸と過酸化水素の
混合水溶液)、あるいは塩酸過水(塩酸と過酸化水素の
混合水溶液)等が例示される。なかでもアンモニア過水
の適用が望ましい。酸化膜を除去する工程においては、
イオン衝撃処理、またはウェットエッチングに引き続き
イオン衝撃処理を施すことが好ましい。この場合のウェ
ットエッチング溶液としては、フッ酸水溶液あるいはフ
ッ化アンモニウム水溶液等が例示される。イオン衝撃処
理の場合には、Ar、He、Ne、あるいはXe等の不
活性ガスのイオン、あるいはAs、BやBF2 等、酸化
膜を除去できるイオンであればいかなるイオン種であっ
てもよい。
【0015】
【作用】本発明においては、金属配線層を堆積する前
に、開口部の底部に形成されたTiF3 等のフッ化物
を、アンモニア過水等のウェットエッチングにより除去
する。
【0016】フッ化物のウェットエッチング工程によっ
ても除去できないSiOx 系及びTiOx 系の酸化膜
は、Ar等によるイオン衝撃処理により除去することが
できる。また、フッ化物のウェットエッチング工程によ
っても除去できないSiOx 系及びTiOx 系の酸化膜
は、フッ酸水溶液等のウェットエッチングによりSiO
x 系の酸化膜がまず除去され、引き続くAr等によるイ
オン衝撃処理によりTiOx 系の酸化膜が除去される。
このようにフッ化物及び酸化膜を共に除去して清浄化さ
れたチタンシリサイド層表面に、金属配線材料を堆積す
ることにより、低抵抗なオーミックコンタクトを得るこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の接続孔の形成方法を、図面を
参照して、実施例に基づき説明する。尚、図では、半導
体素子の一部断面図を模式的に示している。
【0018】(実施例−1) [工程−110]先に説明した従来のサリサイド化プロ
セスの[工程−10]と同様に、半導体基板10に素子
分離領域12を形成し、ゲート酸化処理を行いゲート酸
化膜14を形成する。次いで多結晶シリコン16及びタ
ングステンシリサイド(WSi2 )18を堆積した後、
パターニングを行い、多結晶シリコン16及びタングス
テンシリサイド18の2層構造からなるゲート電極領域
20を形成する。このゲート電極領域20は、多結晶シ
リコン16のみの1層で形成してもよい。次にLDD構
造形成のためのイオン注入処理を行い、低濃度の浅いソ
ース/ドレイン領域22を形成する(図1の(A)参
照)。
【0019】[工程−120]次に、全面に厚さ約40
0nmのシリコン酸化膜を堆積させた後、異方性ドライ
エッチングを行うことによって、ゲート電極領域20の
側部にシリコン酸化膜から成るサイドウォール24を形
成する。
【0020】[工程−130] 次いで、全面に厚さ約30nmのチタン(Ti)層26
を堆積する(図1の(B)参照)。堆積条件を、例え
ば、RFバイアス50W、DCスパッタパワー1kW、
Ar流量40sccm、圧力0.4Pa、温度200
℃、堆積速度60nm/分とすることができる。その後
不活性ガス中で650℃、30秒の条件にてRTA (Ra
pid Thermal Annealing)を施し、チタン層26をチタン
シリサイド化し、更に、アンモニア及び過酸化水素の混
合水溶液(アンモニア過水)に10分間浸漬して、シリ
サイド化しなかったチタンを選択的にエッチングして除
去する。次に、窒素ガス等の不活性ガス中で900℃、
30秒間のアニール処理を行う。これによって、低抵抗
の安定したチタンシリサイド(TiSi2 )層28が、
ソース/ドレイン領域22及びゲート電極領域20上に
形成される。尚、これらの工程を通じて、チタンシリサ
イド層28の表面には、TiOx 系やSi−Ox系の薄
い酸化膜30が生成する(図1の(C)参照)。
【0021】[工程−131]次いで、イオン注入処理
を行い、ソース/ドレイン領域22を形成する。
【0022】[工程−140]その後、CVD法にて全
面に厚さ約500nmのSiO2から成る層間絶縁層3
2を堆積させる。次いで、窒素ガス中で、1100゜
C、10秒間の条件にて、活性化アニール処理を施す。
これによって、Si及びTiSi2が活性化されると同
時に、ソース/ドレイン領域22における不純物が拡散
され、接合領域が形成される。ソース/ドレイン領域2
2上及びゲート電極領域20上には、選択的に均一なT
iSi2層が形成され、シート抵抗の低減化(例えば、
8オーム/sq)を実現することができる。
【0023】[工程−141]次に、層間絶縁層32に
レジストパターニングを施し、C48等のフッ素系のガ
スを使用して層間絶縁層32をドライエッチングし、開
口部34を形成する(図2の(A)参照)。これによっ
て、開口部の底部ではチタンシリサイド層28の一部分
が露出する。このドライエッチングによって、露出した
チタンシリサイド層28の表面にはTiF3等のチタン
のフッ化物30Aが生成する。
【0024】[工程−142]次いで、後の工程で形成
する金属配線層とチタンシリサイド層28との間の良好
成るコンタクトを形成するために、露出したチタンシリ
サイド層28をアンモニア過水に10分間浸漬する。ア
ンモニア過水は、例えば、NH4OH:H22:H2O=
1:2:7から成る。これによって、ドライエッチング
によって開口部34を形成したときに生成したTiF3
等のチタンのフッ化物30Aを除去することができる
(図2の(B)参照)。
【0025】[工程−143] 次いで、スパッタ装置を使用して、開口部の底部に露出
したチタンシリサイド層28にアルゴンを用いたイオン
衝撃処理を施す。このアルゴンを用いたイオン衝撃処理
の条件は、例えば、Ar流量50sccm、圧力0.4
Pa、RFパワー1000W、処理時間25秒とするこ
とができる。他のイオンを用いてイオン衝撃処理を施す
場合には、各イオンでの最適条件が採用される。これに
よって、開口部34の底部に露出しているチタンシリサ
イド層28の表面に存在するTiOx 系やSi−Ox
の薄い酸化膜30を除去することができる(図2の
(C)参照)。
【0026】[工程−150]次いで、イオン衝撃処理
に使用したスパッタ装置を使用して、従来技術と同様
に、金属配線材料をスパッタリングによって堆積させ、
金属配線層(例えば、Al−1%Si/TiON/Ti
構造)を形成する。その後、レジストパターニングを行
い、金属配線層をドライエッチングを行うことによっ
て、TiON/Ti層36及びAl−1%Si層38か
ら成る金属配線部を形成する(図3参照)。こうして、
開口部34内に金属配線材料が堆積された接続孔が完成
する。
【0027】イオン衝撃処理後の、チタンシリサイド層
をAESで分析した。AES分析結果を図4に示す。A
ES分析から、本発明の方法にて形成されたチタンシリ
サイド層には、安定なチタンシリサイドのみが存在し、
チタンシリサイド層の表面には酸化膜が存在していない
ことが判る。
【0028】また、本発明の方法により作製された半導
体装置の電気的コンタクト特性を測定した結果を図5に
示す。図5からも明らかなように、I−V特性は直線性
を有しており、半導体装置は良好なるオーミックコンタ
クトを有している。
【0029】(実施例−2) 本実施例は、開口部の底部に露出したチタンシリサイド
層28表面の酸化膜30を、ウェットエッチング及びイ
オン衝撃処理の2ステップで除去した例である。その他
のフッ化物30A除去工程等は前実施例1に準じたもの
であるので、本実施例の特徴部分のみを説明する。前実
施例1における、[工程 142]、すなわち、チタン
のフッ化物30Aの除去工程までは前実施例1と同様で
あり、重複する説明は省略する。
【0030】この後、本実施例においては、フッ化物が
除去されたチタンシリサイド層28を、HF:H2
1:200の希釈フッ酸水溶液中に5秒間浸漬する。こ
れによって、チタンシリサイド層28表面のSiOx
酸化膜は除去される。しかしながら、この希釈フッ酸水
溶液中によるウェットエッチング処理では、TiOx
酸化膜は依然として残ったままである。そこで、フッ化
物及びSiOx 系酸化膜が除去されたチタンシリサイド
層28に、Arを用いたイオン衝撃処理を施す。本実施
例におけるイオン衝撃処理は、前実施例1と同じ条件で
よいが、TiOx 系酸化膜のみを除去すればよいので、
処理時間を短縮することも可能である。他のイオン種を
用いる場合も同様である。
【0031】この後の工程、すなわち金属配線材料の形
成以後は前実施例1と同様であり、したがって重複する
説明は省略する。本実施例によれば、酸化膜の除去工程
を2段階としたので、チタンシリサイド層表面の清浄化
度をより一層高めることができる。またイオン衝撃処理
時間を短縮すれば、イオンダメージによるゲート絶縁膜
破壊等の虞を低減することができる。
【0032】以上、本発明の接続孔の形成方法を実施例
に基づき説明したが、本発明はこれらの実施例に限定さ
れるものではない。本発明の方法を、ゲート電極領域に
設ける接続孔の形成に適用することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の接続孔形成方法によれば、接続
孔底部に露出するチタンシリサイド層表面に形成された
TiF3 等のフッ化物、ならびにSiOx 系の酸化膜及
びTiOx 系の酸化膜を、いずれも除去し、チタンシリ
サイド層表面を清浄化することができる。
【0034】したがって、金属配線層との良好なオーミ
ックコンタクトを得ることができ、シート抵抗やコンタ
クト抵抗を低減した接続孔形成方法を提供することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の接続孔形成方法の各工程を示すため
の、半導体装置の模式的な一部概略断面図である。
【図2】本発明の接続孔形成方法の各工程を示すため
の、半導体装置の模式的な一部概略断面図であり、図1
に続く工程を示す。
【図3】本発明の接続孔形成方法の各工程を示すため
の、半導体装置の模式的な一部概略断面図であり、図2
に続く工程を示す。
【図4】本発明の方法によって得られたチタンシリサイ
ド層のAES分析結果を示す図である。
【図5】本発明の方法によって得られた半導体装置のI
−V特性を示す図である。
【図6】従来の接続孔形成方法の各工程を示すための、
半導体装置の模式的な一部概略断面図である。
【図7】従来の接続孔形成方法の各工程を示すための、
半導体装置の模式的な一部概略断面図であり、図6に続
く工程を示す。
【図8】従来の方法によって得られたチタンシリサイド
層のAES分析結果を示す図である。
【図9】従来の方法によって得られた半導体装置のI−
V特性を示す図である。
【符号の説明】
10 半導体基板 12 素子分離領域 14 ゲート酸化膜 16 多結晶シリコン 18 タングステンシリサイド 20 ゲート電極領域 22 ソース/ドレイン領域 24 サイドウォール 26 チタン層 28 チタンシリサイド層 30 酸化膜 30A フッ化物 32 層間絶縁層 34 開口部 36 TiON/Ti層 38 Al−1%Si層
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−71547(JP,A) 特開 平3−60126(JP,A) 特開 昭53−47766(JP,A) 特開 平5−166752(JP,A) 特開 平4−196430(JP,A) 特開 平3−219000(JP,A) 特開 平3−4525(JP,A) 特開 昭63−260053(JP,A) 特開 昭62−185314(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/28 301 H01L 21/28 H01L 21/3065 H01L 21/768

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成されたチタンシリサイ
    ド層の上に層間絶縁層を堆積し、該層間絶縁層に開口部
    を設けて該チタンシリサイド層の一部分を露出した後、
    該開口部内に金属配線材料を堆積して接続孔を形成する
    接続孔形成方法であって、 前記金属配線材料を堆積する前に、 露出した前記チタンシリサイド層表面に形成されたチタ
    ン系フッ化物をウェットエッチング処理によって除去し
    た後、 露出した前記チタンシリサイド層表面に形成されたTi
    Xを含む酸化膜をイオン衝撃処理によって除去するこ
    とを特徴とする接続孔形成方法。
  2. 【請求項2】半導体基板上に形成されたチタンシリサイ
    ド層の上に層間絶縁層を堆積し、該層間絶縁層に開口部
    を設けて該チタンシリサイド層の一部分を露出した後、
    該開口部内に金属配線材料を堆積して接続孔を形成する
    接続孔形成方法であって、 前記金属配線材料を堆積する前に、 露出した前記チタンシリサイド層表面に形成されたチタ
    ン系フッ化物をウェットエッチング処理によって除去
    し、次いで、露出した前記チタンシリサイド層表面に形
    成されたシリコン酸化物系の酸化物をウェットエッチン
    グ処理によって除去した後露出した前記チタンシリサイド層表面に形成されたTi
    X を含む酸化膜をイオン衝撃処理によって除去するこ
    とを特徴とする接続孔形成方法。
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