JP3169777B2 - カセットテープ押さえ部材 - Google Patents

カセットテープ押さえ部材

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元 大西
直人 山岸
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アイワ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はカセットテープレコー
ダ等に収納したカセットテープに適用して好適なカセッ
トテープ押さえ部材に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば蓋体にラジオ回路基板が形成され
ているヘッドホンステレオは、ラジオ回路基板とテープ
の間にラジオ回路基板を保護するために例えばステンレ
ス製のカバーがラジオ回路基板とカセットの間に取り付
けられ、このステンレス製の基板カバーとカセットテー
プとの間に隙間がないため防振用のスタビライザー機能
は装備されないか、あるいはセットの厚みを厚くするこ
とによりスタビライザーを装備するにしても、基板カバ
ーに平板状のゴムを貼り付ける方法が一般的であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、蓋体に回路
基板を装備し、その基板にLCD(液晶ディスプレイ)
を配する場合、回路基板とカセットテープとの間に大き
な隙間が生じ、基板の押さえあるいは保持手段が必要と
なる。そこで、従来の基板カバーに対応するカバーで基
板(LCD)をカバーしようとすると、LCDの配置と
の関係からカバーの寸法精度がシビアとなったり、スタ
ビライザー手段の取り付けもLCDの保護を同時に行う
必要から容易ではない。
【0004】そこで、この発明は蓋体にLCDや基板を
装備したカセットレコーダにおいて、LCDや基板に対
する保護とカセットテープ振動抑制(防振)を行うこと
が可能なカセットテープ押さえ部材を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1によれば、カセットテープレコー
ダの蓋体に配され、テープレコーダ内に収納されたテー
プを押さえるカセットテープ押さえ部材であって、蓋体
には、回路基板とこれを保護する基板カバーが配され、
カセットテープ押さえ部材は、回路基板と基板カバーの
間に配されると共に、基板カバーに設けられた開口部か
ら突出するように配され、カセットテープを押し付け可
能なカセットテープ押さえ突起と、基板カバーを取り付
ける押圧力で回路基板を押さえる回路基板押さえ部とを
有することを特徴とするものである。
【0006】また、本発明の請求項2によれば、請求項
1において回路基板に液晶表示装置が配されることを特
徴とするものである。
【0007】また、本発明の請求項3によれば、請求項
1においてカセットテープ押さえ突起の周囲が薄肉とな
っていることを特徴とするものである。
【0008】本発明の請求項4によれば、請求項1にお
いてカセットテープ押さえ部材がゴム製であることを特
徴とするものである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1及び請求項2によれば、特に
図2、図3に示すように、カセットテープ側にカセット
テープ押さえ突起5と、その裏面の回路基板側に基板押
さえ突起3とLCD押さえ部が設けられているため、1
枚のカセットテープ押さえ部材(ゴム)1により、カセ
ットテープの安定配置、防振を行うことができると共
に、LCD22等その他の基板を有効に保持、保護する
ことができる。
【0010】また、図5に示すようにカセットテープ押
さえゴム1が基板カバー30面に被着され、突起5が基
板カバー30の突起用開孔31から突出するように配さ
れているため、カセットテープに対する防振作用、回路
基板20等に対する保持保護作用を有効に行うことがで
きる。
【0011】本発明の請求項3によれば、カセットテー
プ押さえ突起5の周囲に薄肉部6が配されているため、
この突起5でカセットテープを押し付けたとき突起5が
押し下げられ、安定した防振作用を行うことができる。
【0012】本発明の請求項4によれば、カセットテー
プ押さえ部材がゴム製であるため、カセットテープの防
振に有効で、しかも回路基板等に対して傷を付けること
がない。
【0013】
【実施例】以下、本発明のカセットテープ押さえ部材の
一実施例を、図面を参照して詳細に説明する。本実施例
は、蓋体にLCD(基板)を配したカセットレコーダに
適用したものである。
【0014】図1は、本発明の一実施例(カセットテー
プ押さえゴム)を備えたカセットレコーダ(表側)の分
解斜視図である。図1において、1は本実施例のカセッ
トテープ押さえゴム、10は通常のカセットテープを装
填して再生録音等を行なうカセットレコーダの表蓋、2
0は表蓋10にビス止めされる回路基板であり、矩形ガ
ラス面を有したLCD22が装備されている。30はL
CD22を備えた回路基板20を保護するための例えば
ステンレス製の基板カバーである。また、11は他の部
材と共に蓋体に固着されたウィンドウである。なお、図
1において、25は嵌め込み式バーアンテナホルダ、2
6はバーアンテナであり、回路基板20と導通される。
【0015】本例のカセットテープ押さえゴム1は、図
2の平面図((a)はLCD側、(b)はカセットテー
プ側)及び図3の断面図にそれぞれ示すように、左右対
称で外形は矩形のLCD22に対応した矩形をなし、薄
い板状である。LCD側には矩形平面のLCD押さえ部
2、そしてLCD押さえ部2に続く縁端部位の基板押さ
え突起3が設けられている。
【0016】一方、カセットテープ側には、図2(b)
に示すように、左右角部に長円形のカセットテープ押さ
え突起5が設けられており、カセットテープ押さえ突起
5の周囲には、カセットテープ押さえ突起5をカセット
テープ(図4)に押し付けたとき、図3の矢印A方向に
均等にへこむようにリング状の薄肉部6が設けられてい
る。カセットテープ押さえ突起5の丁度裏面には同様の
長円形状の突起5aが配され、カセットテープ押さえ突
起5がへこんだ時(カセットテープ装填時)に突起5a
の面が基板押さえ突起の面から突出しない程度に突出す
る。
【0017】図4は、本例のカセットテープ押さえゴム
1とカセットレコーダ50、カセットテープ40の配置
関係を模式的に示した平面図である。図4に示すよう
に、カセットテープ押さえゴム1はカセットテープ40
の長辺側部の略中央部に配され、安定した防振効果と共
にLCD22(図示せず)に対応した位置にLCD押さ
え部2が当たるように配されている。基板カバー30を
蓋体に取り付けると、LCD22はLCD押さえ部と蓋
体の一部、さらにウィンドウ11で押さえられ固定され
る。
【0018】図5はカセットテープを装填する前の本例
装着カセットレコーダの要部断面図(図4のII−II断面
に対応)である。カセットテープ40は仮想線で示し
た。図5に示すように、カセットテープ押さえゴム1
は、基板カバー30に糊付け固定されており、カセット
テープ押さえ突起5が突起用開孔31から突出してい
る。一方、基板押さえ突起3はカセットレコーダ表蓋1
0に装備された回路基板20を保護当接し、基板カバー
30と回路基板20間の間隙をなくしている。
【0019】また、カセットテープ押さえゴム1のLC
D押さえ部2は回路基板20とリード22aで導通され
たLCD22を保護している。リード22aは回路基板
20に半田付け(半田23)され、LCD基板を挟持す
るように配されている。このような状態で図6に示すよ
うにカセットテープ40をセットした時、カセットテー
プ押さえゴム1の突起5は破線状態から薄肉部6を介し
基板側に押し込まれる。この反力によりカセットテープ
40が防振される。このとき、突起5の裏面の突起5a
は基板に当たらない状態に保持される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
一枚の板状のカセットテープ押さえ部材の第1面(表
面)にカセットテープ押さえ突起を配すると共に、第2
面(裏面)に回路基板、LCD等の基板を保持、保護す
る面を配したものである。
【0021】従って、本発明のカセットテープ押さえ部
材によって、カセットテープの安定配置、防振がなされ
ると同時に各種の基板等を有効に保持、保護することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカセットテープ押さえ部材の一実施例
を備えたカセットレコーダ分解斜視図である。
【図2】本発明のカセットテープ押さえ部材の一実施例
平面図である。
【図3】図2(b)のI−I拡大断面図である。
【図4】カセットレコーダ、カセットテープ及び実施例
の配置を示す模式平面図である。
【図5】カセットテープを装填する前の本例装着カセッ
トレコーダ要部断面図である。
【図6】カセットテープを装填した状態の本例装着カセ
ットレコーダ要部断面図である。
【符号の説明】
1 カセットテープ押さえゴム 2 LCD押さえ部 3 基板押さえ突起 5 カセットテープ押さえ突起 6 薄肉部 10 カセットレコーダ表蓋 11 ウィンドウ 20 回路基板 22 LCD 30 基板カバー 31 突起用開孔 40 カセットテープ 50 カセットレコーダ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットテープレコーダの蓋体に配さ
    れ、テープレコーダ内に収納されたテープを押さえるカ
    セットテープ押さえ部材であって、 上記蓋体には、回路基板とこれを保護する基板カバーが
    配され、 上記カセットテープ押さえ部材は、回路基板と基板カバ
    ーの間に配されると共に、上記基板カバーに設けられた
    開口部から突出するように配され、カセットテープを押
    し付け可能なカセットテープ押さえ突起と、基板カバー
    を取り付ける押圧力で上記回路基板を押さえる回路基板
    押さえ部とを有することを特徴とするカセットテープ押
    さえ部材。
  2. 【請求項2】 上記回路基板に液晶表示装置が配される
    ことを特徴とする請求項1記載のカセットテープ押さえ
    部材。
  3. 【請求項3】 上記カセットテープ押さえ突起の周囲が
    薄肉となっていることを特徴とする請求項1記載のカセ
    ットテープ押さえ部材。
  4. 【請求項4】 上記カセットテープ押さえ部材がゴム製
    であることを特徴とする請求項1記載のカセットテープ
    押さえ部材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101828691B1 (ko) * 2016-07-28 2018-02-13 오민수 신발끈 결속 장치
KR102443899B1 (ko) * 2020-10-22 2022-09-16 주식회사 신경 와이어 조임 장치

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KR101828691B1 (ko) * 2016-07-28 2018-02-13 오민수 신발끈 결속 장치
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