JP3169012B2 - 数値制御装置 - Google Patents

数値制御装置

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JP3169012B2
JP3169012B2 JP20164499A JP20164499A JP3169012B2 JP 3169012 B2 JP3169012 B2 JP 3169012B2 JP 20164499 A JP20164499 A JP 20164499A JP 20164499 A JP20164499 A JP 20164499A JP 3169012 B2 JP3169012 B2 JP 3169012B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特にオペレータの
作業負担を軽減することができると共に適正に管理を行
うことができる数値制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来のコンピュータ数値制御
装置(以下、CNCという)100および数値制御工作
機械(以下、NC工作機械という)14からなる数値制
御工作システム(以下、NCシステムという)のブロッ
ク図である。
【0003】CNC100は、制御装置12と,テープ
リーダ11と,強電制御装置13と,操作盤15と,マ
ニュアル・データ・インプット装置16と,表示ユニッ
ト17とにより構成されている。制御装置12は、テー
プリーダ11から加工プログラムをメモリ18に読み込
む。加工プログラムを実行する際には、メモリ18から
加工プログラムを1ブロックずつ読み出し、その内容に
応じてNC工作機械14のサーボモータを駆動し、テー
ブルまたは刃物台を移動せしめる。また、強電制御装置
13を介して、NC工作機械14のクーラントのオン/
オフ,スピンドル正転/逆転/停止等の制御を行なう。
操作盤15は、原点復帰,ジョグなどを指令するスイッ
チやボタン等を有する。マニュアル・データ・インプッ
ト装置16は、手動操作により制御装置12に対して各
種データを入力する。表示ユニット17は、NC工作機
械14の現在位置等を表示する。
【0004】NCシステムを操作するオペレータには、
CNCのデータ書き換えを可能にするキーと,段取り作
業(加工の前準備)のための作業指示書と,その日の作
業のための加工プログラムとが与えられる。オペレータ
は、CNCに上記のキーを差し込んでCNCのデータの
書き換えを可能としてから、作業指示書に基づき段取り
作業を行い、加工プログラムをCNCに実行させてワー
クの加工を行う。そして、その日の作業内容を作業報告
書等に記述して作業報告を行う。
【0005】CNCは、オペレータが操作したキー履歴
を内部メモリに格納しておき、どのような操作を行った
のかを後からチェックできるようにする。また、CNC
で発生したエラーやアラーム等の履歴を内部メモリに格
納しておき、どのようなエラーやアラームがいつ発生し
たかを後からチェックできるようにする。
【0006】図12は、従来の表示制御装置の要部ブロ
ック図である。60は、マイクロコンピュータである。
61は、マイクロコンピュータ60が所定の動作を実行
するのに必要なプログラム等を記憶するROMである。
59は、ポインタや演算用等に使用するRAMである。
62は、メモリ等をアクセスするためのアドレスデコー
ダである。63は、FIFOレジスタである。64は、
水平/垂直同期信号やスキャン用アドレスを発生するC
RTコントローラである。65は、パルス発振回路であ
る。66は、CPUアドレスとスキャン用アドレスとを
切り換えるアドレス切替回路である。67は、アドレス
デコーダである。68は、キャラクタRAMである。6
9は、カラーRAMである。70は、キャラクタROM
である。71は、表示コントロール回路である。17
は、表示ユニットである。72は、表示ユニット17の
画面である。
【0007】画面72に表示すべき文字は、図示しない
NC制御用上位コンピュータからFIFOレジスタ63
に順に文字コードで入力される。所定の文字数の文字コ
ードがFIFOレジスタ63に入力されると、マイクロ
コンピュータ60に割込み(INT)がかかる。割込み
がかかると、マイクロコンピュータ60は、FIFOレ
ジスタ63から文字コードを読み取り、これをキャラク
タRAM68の所定の番地あるいは別途指定される番地
に書き込む。FIFOレジスタ63に色指定情報が入力
されると、その色指定情報を読み取ってカラーRAM6
9の対応する領域に書き込む。キャラクタRAM68,
カラーRAM69に所定の情報が書き込まれると、アド
レス切替回路66がCRTコントローラ64のスキャン
用アドレス側に切り換えられる。そこで、キャラクタR
AM68とカラーRAM69の内容がスキャン用アドレ
スに同期して読み出される。キャラクタRAM68から
出力される文字コードは、キャラクタROM70により
表示用文字データに変換される。すなわち、その文字コ
ードに対応する文字の形状を表わすドットデータに変換
される。表示コントロール回路71は、ドットデータと
カラーRAM69の色情報とから、赤,緑,青のビデオ
信号を作成する。表示ユニット17は、赤,緑,青のビ
デオ信号から画面72に文字列を表示する。日本人にと
って最も分かり易い漢字,平仮名で文字列を表示するに
は、NC制御用上位コンピュータから送る文字コードを
漢字,平仮名に対応した文字コードとし、漢字,平仮名
の表示用キャラクタROMを使用すればよい。
【0008】各国語対応の表示を行うためには、キャラ
クタROM70を交換すればよい。キャラクタROM7
0の交換には手間がかかるため、キャラクタROM70
をRAMに変更し、数値制御装置の操作パネルのキース
イッチを操作して前記RAMの内容を各国語対応に変更
するものが提案されている(特開昭60ー189785
号公報)。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のNC工作機械で
は、CNC内部の各種データ(パラメータ、工具情報
等)が適切な値になっているかを加工前にオペレータが
作業指示書を見ながら入力・確認する必要があり、煩雑
であった。また、この確認をオペレータが誤ることがあ
り、不良品が発生する危険があった。
【0010】また、作業報告書をオペレータが作成する
ため、誤記や記述もれ(オペレータに都合の悪いことを
記述しない場合もある)を生じる問題があった。
【0011】
【0012】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、オペレータが数値制御工作機械を動作さ
せるための各種データをCNCに入力することが不要な
数値制御装置を提供することを目的とする。
【0013】また各種データが適切な値になっているか
をオペレータが作業指示書を見ながら確認する必要がな
いようにした数値制御装置を提供することを目的とす
る。
【0014】また、作業報告書をオペレータの手を介さ
ずに作成できるようにした数値制御装置を提供すること
を目的とする。
【0015】
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明に係る数値制御
装置は、数値制御工作機械を制御する数値制御装置にお
いて、数値制御工作機械の加工に必要な、加工データ及
びオペレータに対する作業指示データが記述されたバッ
チプログラムを入力する入力手段と、この入力手段にて
入力されるバッチプログラムを格納する格納手段と、こ
の格納手段に格納されたバッチプログラムを解析し、加
工データとオペレータに対する作業指示データとに分離
する解析手段と、この解析手段にて解析されたバッチプ
ログラムに記述されている内容に基づいて数値制御工作
機械の加工に必要な処理を実行するとともに、オペレー
タに対しての作業指示データを数値制御装置の画面上に
表示する手段とを備えたものである。
【0017】またこの発明に係る数値制御装置は、上記
の数値制御装置において、バッチプログラムに記述され
ている加工データの処理を実行した結果を、数値制御装
置の画面上に表示する手段を備えたものである。
【0018】またこの発明に係る数値制御装置は、上記
の数値制御装置において、バッチプログラムに記述され
ている処理を実行した結果を、作業記録として実行した
時間とともに記録する手段を備えたものである。
【0019】またこの発明に係る数値制御装置は、上記
の数値制御装置において、作業記録を携帯可能記憶媒体
に格納する手段を備えたものである。
【0020】またこの発明に係る数値制御装置は、上記
の数値制御装置において、外部記憶媒体に格納されてい
るデータを、バッチプログラムに記述されている処理に
基づいて数値制御装置に入力する手段を備えたものであ
る。
【0021】またこの発明に係る数値制御装置は、上記
の数値制御装置において、外部記憶媒体に格納されてい
るデータを、バッチプログラムに記述されている処理に
基づいて数値制御装置に入力する際、外部記憶媒体に格
納されているデータと数値制御装置内に格納されている
データとを比較し、比較の結果、両者のデータが異なっ
ている場合、外部記憶媒体に格納されているデータを数
値制御装置に入力して、数値制御装置内部のデータを更
新する手段を備えたものである。
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図について
詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態のCNC
10およびNC工作機械14からなるNCシステムのブ
ロック図である。
【0027】CNC10は、制御装置12と,テープリ
ーダ11と,強電制御装置13と,操作盤15と,マニ
ュアル・データ・インプット装置(以下MDIという)
16と,表示ユニット17と,プリンタ19とにより構
成されている。図10の従来のCNC100と比較する
と、制御装置12に、外部記憶媒体のR/W部20と,
外部記憶媒体処理部21と,操作記録用メモリ23と,
切換スイッチ22とが付加された点およびプリンタ19
が付加された点が異なっている。R/W部20は、IC
カード1に対してデータの読出し/書込みを行うもので
ある。外部記憶媒体処理部21は、R/W部20を制御
するものである。操作記録用メモリ23は、オペレータ
の操作の記録データを記憶するものである。切換スイッ
チ22は、オペレータがCNC10に対して操作盤15
やMDI16を用いて行う操作を有効にするか無効にす
るかの切り換えを行うものである。切換スイッチ22が
オフの場合には、オペレータの操作が無効となり、CN
C10およびNC工作機械14の操作が不能となる(電
源のオン/オフだけは有効となる)。切換スイッチ22
がオンの場合には、オペレータの操作が有効となり、C
NC10およびNC工作機械14の操作が可能となる。
切換スイッチ22のオン/オフは、ソフトウェア的に行
われる。
【0028】図2に示すように、ICカード1は、デー
タを記憶する記憶部3と,例えばCPUからなる制御部
2と,処理装置40(あるいはCNC10)との間でデ
ータの入出力を行う入出力部4とから構成されている。
【0029】図2において、処理装置40は、システム
の管理者がICカード1に対して各種データを設定した
り、ICカード1よりデータを取り出す為のものであ
る。処理装置40は、全体の動作を制御する例えばCP
Uからなる処理部41と,ICカード1に記憶させるた
めに必要なデータなどの情報を記憶する記憶部43と,
処理部41における処理結果に基づき表示を行うディス
プレイ45および印刷を行うプリンタ46と,ICカー
ド1との間でデータの読取り/書込みを行うR/W部4
2と,入力を行うためのキーボード44とから構成され
ている。なお、処理装置40は、専用のハードウェアで
構成してもよいし、汎用計算機もしくはパーソナルコン
ピュータ等を用いてもよい。
【0030】図3に示すように、ICカード1の記憶部
3は、チェックデータ31と,オペレータに対しての作
業指示を与える作業指示データ37と,加工プログラム
などの加工データ38と,オペレータが行った作業内容
およびトラブルが発生した場合にその内容を記録するた
めの作業記録データ39と,オペレータが使用する言語
のメッセージデータ77と,フォントデータ78の各エ
リアから構成されている。
【0031】チェックデータ31は、ICカード1を装
着して操作しようとしたNC工作機械の操作を許可する
かどうかの判断を下すためのものである。図4に示すよ
うに、ICカード1の識別コード32と,オペレータの
氏名33と,暗証コード34と,使用可能なNC工作機
械の機械識別コード35と,オペレータに対して使用許
可を与える期間および時間帯36の各エリアから構成さ
れている。
【0032】フォントデータ78は、図20に示すよう
に、言語識別コード84と,フォントデータの本体85
からなっている。メッセージデータ77も同様の構成で
ある。
【0033】図5は、本発明の加工作業管理方法の説明
図である。まず、管理者51は、加工に必要なデータ
(例えば加工プログラム,パラメータ,工具情報等)を
CAMシステム50で作成し、処理装置40に格納す
る。CAMシステム50と処理装置40とは同一のハー
ドウェア上で稼動するものでもよい。次に、管理者51
は、作業スケジュールを立案し、各オペレータ52,5
3に行わせる作業内容を決定する。そして、その作業内
容に応じて各オペレータ対応のICカード1,1を処理
装置40により作成する。次に、管理者51は、ICカ
ード1を各オペレータ52,53に渡すと共に担当する
NCシステム54,55を通知する。オペレータ52,
53は、担当するNCシステム54,55のCNC1
0,10にICカード1,1を装着する。これにより、
ICカード1,1に記憶された作業内容に基づいて一日
の作業を遂行可能となる。一日の作業を終了すると、I
Cカード1,1をCNC10,10より取り外し、これ
を管理者51のもとに届ける。管理者51は、ICカー
ド1,1を処理装置40に装着し、作業記録データ(図
3の39)を読み取る。これにより作業記録を得ること
が出来る。そして、その内容に応じて次の作業計画を立
案する。
【0034】図6は、管理者がICカード1を作成する
処理フローである。まず、ICカード1を処理装置40
のR/W部42に装着する(ステップ101)。次に、
ICカード1のフォーマットを行う(ステップ10
2)。このとき、ICカード1が本加工作業管理方法に
係るICカードであることを示す識別コード32をIC
カード1に書き込む。次にICカード1を渡すオペレー
タ名33を入力する(ステップ103)。次に、ICカ
ード1を渡すオペレータにのみ知らせる暗証コード34
を入力する(ステップ104)。次に、オペレータに使
用を許可するNC工作機械の機械識別コード35を入力
する。複数のNC工作機械の使用を許可する場合には各
機械識別コード35を入力する(ステップ105)。次
に、オペレータに対してNC工作機械の使用許可を与え
る期間および時間帯36を入力する(ステップ10
6)。期間,時間帯共に複数の設定が可能であり、曜日
対応の設定も可能である。図4の36に示す例におい
て、 1990.07.01 ; 1990.07.31 は、1990年7月1日から1990年7月31日まで
NC工作機械の使用許可を与える意味である。また、 * 8:00 ; 17:00 は、平日(月曜から金曜)の8:00から17:00ま
での時間帯にNC工作機械の使用許可を与える意味であ
る。また、 ST 8:00 ; 12:00 は、土曜日のみ8:00から12:00までの時間帯に
NC工作機械の使用許可を与える意味である。月曜(M
O),火曜(TU),水曜(WE),木曜(TH),金
曜(FR),日曜(SU)をそれぞれ指定することも可
能である。なお、 #END は、データの終りを示している。
【0035】図6に戻り、次に、その日に行う作業指示
データ37を入力する(ステップ107)。
【0036】図13は、作業指示データ37の一例であ
る。 *DISP ALL は、以後の表示処理にCNC10の表示ユニット17の
画面の全エリアを使う意味の指令である。これに対し
て、例えば、 *DISP @16,50−20,80 のようにすれば、以後の表示処理に画面の16行50列
より20行80列のエリアを使い、他のエリアは使わな
い(それまで表示されていたデータをそのまま残す)意
味の指令になる。図17はこの場合の例であり、指定し
たエリア28だけが表示処理に使われ、他のエリアは使
われない。 *CLEAR は、表示処理に使用するエリアの表示をクリアする指令
である。 *@6,23 SAY ”*** ツール・レイアウト
***” は、指定した位置に””で囲まれた文字列を表示する指
令である。上記の場合、6行23列より、 *** ツール・レイアウト *** と表示される。 *CHECK は、オペレータの確認を待って次のステップに実行を進
めることを意味する指令である。例えば、図14の表示
画面のときに、確認メニュー27に対応するボタン25
をオペレータが押すと、次のステップに実行が進む。 *LOAD W120 は、ワークNo.120の加工プログラムをICカード
1よりCNC10のメモリ18に読み込む指令である。 *LOAD P001,90.08.03 は、P001という名で1990年8月3日に作成され
たパラメータをICカード1よりCNC10のメモリ1
8に読み込む指令である。
【0037】CNC10のメモリ18では、図22に示
すように、パラメータ名称81と日付82とパラメータ
データ83とからなるパラメータデータ部80としてパ
ラメータを管理する。
【0038】図13に戻り、 *LOAD T001,90.08.11 は、T001という名で1990年8月11日に作成さ
れた工具データをICカード1よりCNC10のメモリ
18に読み込む指令である。CNC10のメモリ18で
は、工具データをパラメータと同様にして管理する。 *DO W120,1500 は、ワークNo.120の加工を1500回繰り返す指
令である。
【0039】図25は、作業指示データ37の別の例で
ある。 *WC=0 は、”WC”という名称の変数に0を代入する指令であ
る。これは、加工数量を表わす変数である。 *DOWHILE WC<1500 は、”WC”の値が1500未満の場合、*ENDDO
までを実行する指令である。 *WC=WC+1 は、変数”WC”の値を1だけ増加させる指令である。 @18,66 DISPN(WC,4,0) は、画面の18行66列から”WC”の値を小数点以上
4桁・小数点以下0桁で表示させる指令である。これに
より、図17に示すように、画面の一部28に、ワーク
を1個加工するごとに”加工数量”が1づつカウントア
ップされて表示される。
【0040】図6に戻り、次に、加工データ38を入力
する(ステップ108)。
【0041】次に、オペレータが使用する言語(例え
ば、日本語,英語,仏語,韓国語,独語)によるメッセ
ージデータ77とフォントデータ78とを入力する(ス
テップ109)。
【0042】なお、ICカード1にデータを設定する
際、識別コード32,オペレータ名33,暗証コード3
4,機械識別コード35,期間および時間帯36,メッ
セージデータ77,フォントデータ78の設定は、IC
カード1を最初に作成する時と変更があった時のみ行え
ばよく、通常は、作業指示データ37の入力(ステップ
107)と加工データ38の入力(ステップ108)の
み行えば足る。
【0043】図7は、オペレータが加工作業を行うとき
の処理フローである。オペレータは、CNC10および
NC工作機械14の電源を投入する(ステップ11
1)。CNC10は、切換スイッチ22をオフにし、操
作盤15,MDI16からの入力を一旦無効にする(ス
テップ112)。次に、ICカード1がR/W部20に
装着されているかどうかチェックする(ステップ11
3)。ICカード1が未装着であれば表示ユニット17
の画面に、 「ICカードを装着して下さい」 のメッセージを表示する(ステップ114)。ICカー
ド1が装着されていれば、そのICカード1が使用可能
なICカードであるか否かチェックする(ステップ11
5)。
【0044】このチェック方法を図8に示す。まず、I
Cカード1のチェックデータ31の識別コード32を調
べて、このICカード1が適正なものかチェックする
(ステップ130)。適正でなければ、使用不許可の値
を返す(ステップ137)。適正であれば、暗証コード
入力をオペレータにうながす(ステップ131)。この
場合のみ、切換スイッチ22をオンにして、MDI16
からの暗証コードの入力を可能にする。オペレータが暗
証コードを入力すると、再び切換スイッチ22をオフに
する。また、入力された暗証コードがICカード1内の
暗証コード34と一致するかどうかチェックする(ステ
ップ132)。暗証コードが一致しなければ、使用不許
可の値を返す(ステップ137)。暗証コードが一致す
れば,CNC10に格納している機械識別コードがIC
カード1内の機械識別コード35に存在するかどうかチ
ェックする(ステップ133)。存在しなければ、使用
不許可の値を返す(ステップ137)。存在すれば、C
NC10のカレンダー,時計から得た現在時刻がICカ
ード1内の使用許可期間および時間帯36に含まれるか
どうかチェックする(ステップ135)。含まれなけれ
ば、使用不許可の値を返す(ステップ137)。含まれ
れば、使用許可の値を返す(ステップ136)。
【0045】図7に戻り、ステップ115で使用不許可
の値が得られたら、 「使用許可されていません」 のメッセージを表示ユニット17の画面に表示する(ス
テップ116)。この場合、一切の操作が不能となる。
ステップ115で、使用許可の値が得られたら、切換ス
イッチ22をオンにする(ステップ117)。これによ
り、操作盤15,MDI16からの入力が可能となり、
CNC10およびNC工作機械14を操作できるように
なる。次に、CNC10は、ICカード1に記録されて
いるオペレータ氏名33を読み取り、そのオペレータ氏
名と作業開始日付・時刻を操作記録用メモリ23に記録
する(ステップ118)。
【0046】次に、ICカード1内に格納されているメ
ッセージデータ77およびフォントデータ78に基づい
て言語データ処理を行う(ステップ119)。この言語
データ処理については、図21を参照して後述する。
【0047】次に、CNC10は、ICカード1内の作
業指示データ37を読み込み、その作業指示データ37
によってオペレータに対する作業指示を表示する(ステ
ップ120)。また、CNC10は、ICカード1内の
加工データ38から加工プログラム,パラメータ,工具
情報等を読み込む(ステップ121)。
【0048】ICカード1内の加工データ38からCN
C10のメモリ18にパラメータを読み込む処理を図2
3のフローにより説明する。まず、作業指示データ37
によって指定されたパラメータがICカード1内の加工
データ38に存在するかどうかチェックする(ステップ
151)。存在するかどうかは、名称,日付によりチェ
ックする。指定されたパラメータが存在した場合、指定
されたパラメータがNCに格納されているパラメータと
異なるかどうかチェックし(ステップ154)、異なら
なければ、読み込む必要はないので処理を終了する。異
なれば、ICカード1内の加工データ38からCNC1
0のメモリ18に指定のパラメータを読み込む(ステッ
プ155)。異なるかどうかは、名称,日付によりチェ
ックする。指定されたパラメータが存在しなかった場
合、指定パラメータがCNC10に格納されているパラ
メータと同一かどうかチェックし(ステップ152)、
同一であれば処理を終了する。同一でなければエラー処
理を行う(ステップ153)。エラー処理においては、
パラメータが存在しなかったことをオペレータに通知す
る表示を行い、オペレータに対応を求める。同一かどう
かは、名称,日付によりチェックする。
【0049】パラメータデータ(図22の83)がオペ
レータによって書き換えられたとき、書き換えた日付に
パラメータの日付(図22の82)が変更される。従っ
て、パラメータデータがオペレータによって書き換えら
れたことを、パラメータの日付によって管理者は容易に
知ることが出来る。
【0050】なお、CNC10は、パラメータの書き換
えや加工プログラムの書き換えを特定のオペレータにの
み許可する機能を有している。この処理を、図27によ
り説明する。まず、書き換えようとしている対象がパラ
メータか加工プログラムかを判定する(ステップ16
0)。対象がパラメータなら、オペレータがパラメータ
の書換え許可を受けているかのチェックを行う(ステッ
プ161)。書換え許可を受けているかどうかの判定
は、暗証コード34で判別する。例えば、暗証コード3
4の最後のコードが“J”の場合は、書換え許可を受け
ていると判定し、“S”であれば書換え許可を受けてい
ないと判定する。許可を受けていれば、パラメータ書き
換え処理を行う(ステップ162)。許可を受けていな
ければ、エラー処理を行う(ステップ163)。エラー
処理では、パラメータの書換えが許可されていないこと
を画面表示等で知らせる。対象が加工プログラムなら、
オペレータが加工プログラムの書換え許可を受けている
かのチェックを行う(ステップ164)。許可を受けて
いれば、加工プログラム書き換え処理を行う(ステップ
165)。許可を受けていなければ、エラー処理を行う
(ステップ163)。
【0051】さて、従来のCNC100は加工プログラ
ムを実行するだけであったが、本発明のCNC10は、
図24に示すように、加工プログラム処理部9の上位に
バッチ処理部8を設けており、作業指示データ37をバ
ッチ処理部8で解釈して加工作業を実行する。これによ
り、加工プログラム,パラメータ,工具データ等のデー
タの入出力の指令や、加工プログラムを必要な回数分だ
け実行させる指令や、オペレータへの指示を画面に表示
させる指令を、バッチプログラムとして自由に書くこと
が可能となっている。なお、CNC10は、加工プログ
ラムを実行するだけの動作も可能である。
【0052】図14は、作業指示データ37により、オ
ペレータへの指示を画面72に表示させた例である。
【0053】オペレータに対して、工具のセッティング
を行うように指示する表示が行われている。
【0054】”前画面”メニュー,”次画面”メニュー
は、複数の画面にまたがって作業指示を表示する場合
に、前の画面に戻したり次の画面を見るためのものであ
る。
【0055】”作業指示”メニューに対応するボタン2
5を押すと、作業指示データ37により表示された画面
が消えて元の画面に戻ったり,再び作業指示データ37
により表示された画面になったりする。この機能のた
め、図26に示すように、画面72に表示される表示用
画面データは、通常処理で作成された画面データ29
に、バッチ処理で作成した画面データ30を上書き合成
して作成し、通常処理で作成された画面データ29を残
している。バッチ処理で作成した画面データ30を通常
処理で作成した画面データ29に上書き合成している表
示の時、”作業指示”メニューは反転表示されている。
通常処理で作成した画面データ29だけの表示の時、”
作業指示”メニューは非反転表示されている。
【0056】”印字”メニューに対応するボタン25を
押すと、画面の作業指示内容をプリンタ19に印字させ
ることが出来る。
【0057】”自由操作”メニューに対応するボタン2
5を押すと、バッチ処理が中断されて、通常の操作が行
えるようになる。この時、”自由操作”メニューが”バ
ッチ操作”メニューに変わる。”バッチ操作”メニュー
に対応するボタン25を押すと、バッチ処理が再開され
る。この時、”バッチ操作”メニューが”自由操作”メ
ニューに変わる。これにより、バッチ処理中に割り込ん
でオペレータが任意の操作を行うことが出来る。
【0058】”確認”メニュー27は、既に説明したよ
うに、オペレータが必要な作業を終了したことを知らせ
るものである。図14の表示の指示に従ってオペレータ
が工具をセッティングした後、”確認”メニュー27に
対応するボタン25を押すと、図15に示すような次の
指示の表示画面になる。図15の表示の指示に従ってオ
ペレータが操作した後、”確認”メニュー27に対応す
るボタン25を押すと、ワークの加工が開始される。
【0059】ワークNo.120の加工が1500個分
終了すると、図16に示す画面となる。このように、次
の指示を表示することで、オペレータは適切に作業を進
めることが出来る。
【0060】加工作業の実行中、CNC10は、ICカ
ード1がCNC10に正しく装着されているかどうかを
常にチェックしている。もし装着されていないことを検
知した場合には、CNC10を非常停止状態にして、N
C工作機械14を停止させ、切換スイッチ22をオフに
する。これにより、オペレータがICカード1を途中で
外してしまうと、CNC10およびNC工作機械14を
操作できなくなるようにしている。
【0061】図7に戻り、CNC10は、実行中の操作
記録を操作記録用メモリ23に格納すると共に作業記録
をICカード1の作業記録データ39のエリアに書き込
む(ステップ122)。
【0062】図9は、操作記録用メモリ23に格納され
ている操作記録の一部である。この部分は、”MITS
UBISHI MIKI”という名のオペレータが、1
990年8月7日に、8:11から作業を開始し、いく
つかの操作を行い、16:41に作業を終了し、続い
て”MITSUBISHI YOUKO”という名のオ
ペレータが、1990年8月8日に、8:15から作業
を開始したことを示している。
【0063】図18は、ICカード1の作業記録データ
39に書き込まれた作業記録である。ヘッダの部分は、
1990年8月7日午前8時11分に作業を開始し、同
日の午後4時41分に作業を終了したことを示してい
る。本体部分には、”CODE”と,その事象が発生し
た”時刻”と,事象の”内容”とが記録されている。す
なわち、 1) 8時15分にワークNo.120が入力開始さ
れ、 2) 8時17分にパラメータ”P001”が入力開始
され、 3) 8時20分に工具データ”T001”が入力開始
され、 4) 8時31分にワークNo.120の加工が500
回実行開始され、 5) 11時54分にワークNo.120の加工が50
0個終了し、 6) 12時3分に一時作業が中断され、 7) 13時17分に作業を開始し、 8) 13時26分にワークNo.700が入力開始さ
れ、 9) 13時47分にワークNo.700の加工が20
0回実行開始され、 10) 14時13分に工具No.11が折損し、(こ
の段階でワークNo.700の加工は47個分終了して
いた。) 11) 14時34分に工具データ”T001”を変更
し、 12) 14時47分に加工を再開し、 13) 16時17分にワークNo.700の加工を2
00個終了した、ことが記録されている。なお、上記操
作記録や作業記録をプリンタ(46)に印字させたり、
処理装置(40)のディスプレイ(45)に表示させる
ことが出来る。
【0064】図7に戻り、全ての作業が完了すると(ス
テップ123)、作業終了時刻をCNC内部に記録する
(ステップ124)。次に、切換スイッチ22をオフに
して、CNC10およびNC工作機械14の操作を不能
にする(ステップ125)。
【0065】なお、以上の説明では、ICカード1から
必要な情報をメモリ18に全て読み込んでから実行する
場合を想定したが、少しずつ読み込みながら実行しても
よい。
【0066】また、以上の説明では、作業指示データ3
7を加工プログラムとは全く別個に作成しバッチ処理部
8で実行する場合を想定したが、加工プログラム中にバ
ッチ指令を混在させ、実行する際に分離して処理しても
よい(例えば、バッチ指令の先頭に必ず”*”と”@”
を付加するようにすれば、EIA規格の加工プログラム
とは明確に区分できる)。
【0067】次に、本発明の表示制御装置について説明
する。図11は、本発明の実施の形態の表示制御装置1
2’を示すブロック図である。表示制御装置12’は、
制御装置12の一部である。
【0068】表示制御装置12’では、従来の表示制御
装置(図12)のキャラクタROM70に代えて、フォ
ントRAM73を用いている。フォントRAM73は、
図19に示すように、共通フォント部75(どの言語で
も共通に使用するフォント部)と、各言語別フォント部
76とからなっている。
【0069】さらに、表示制御装置12’には、メッセ
ージRAM74を設けて、各言語対応のメッセージを記
憶させている。そのメッセージの番号を作業指示データ
37で指定すれば、指定された番号のメッセージが表示
される。
【0070】図21は、ICカード1内のフォントデー
タ78,メッセージデータ77を、フォントRAM7
3,メッセージRAM74に写す言語データ処理のフロ
ー図である。まず、ICカード1内に言語用データ(フ
ォントデータ78,メッセージデータ77)が存在する
かどうかをチェックする(ステップ141)。存在しな
ければ、処理を終了する。
【0071】存在する場合には、ICカード1内のフォ
ントデータ78とフォントRAM73の内容が異なるか
どうかチェックする(ステップ142)。異なるかどう
かの判別は、言語識別コード(図20の84)により行
う。異なれば、ICカード1内のフォントデータ78を
フォントRAM73に複写する(ステップ143)。異
ならなければ、フォントデータ78に関する処理を行わ
ない。
【0072】次に、ICカード1内のメッセージデータ
77とメッセージRAM74の内容が異なるかどうかチ
ェックする(ステップ144)。異なるかどうかの判別
は、言語識別コードにより行う。異なれば、ICカード
1内のメッセージデータ77をメッセージRAM74に
複写する(ステップ145)。異ならなければ、メッセ
ージデータ77に関する処理を行わない。
【0073】このようにして、オペレータの操作を必要
とせずに、表示に使用する言語を自由に変更することが
できる。
【0074】なお、上記実施例においては、バッチ指令
の先頭に必ず“*”と“@”を付加したが、他の記号等
でこれを代用しても差し支えないし、表現言語のフォー
マットに関しても実施例のフォーマットに限定するもの
ではない。また、パラメータや工具データを作成もしく
は変更した日付のデータで管理する例を示したが、日付
とあわせて時刻も扱えるようにし、日付と時刻で管理す
るようにしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、オペレ
ータが、作業のためのパラメータ等の加工データをCN
Cへ入力することが不要となり、ひいてはデータ入力ミ
スを防止できるとともに、オペレータの負担が軽くな
る。また、作業指示書等を手渡すことなく、オペレータ
に適切な作業指示を与えることが可能となり、ひいては
オペレータの操作し忘れ、操作ミス等を確実に防止する
ことが可能となる。
【0076】またこの発明によれば、バッチプログラム
に記述されている加工データの処理を実行した結果を、
数値制御装置の画面上に表示するので、オペレータにと
って作業の進行状況等が把握でき、ひいては後の段取り
作業等に役立つ情報を得ることができる。
【0077】
【0078】またこの発明によれば、オペレータが行っ
た作業履歴を正確に取ることが可能となるので、作業管
理を確実に行うことができ、またオペレータの作業履歴
作成のための負担が軽くなる。
【0079】またこの発明によれば、外部記憶媒体に格
納されているデータを、バッチプログラムに記述されて
いる処理に基づいて数値制御装置に入力する手段を備え
たので、数値制御装置内部へデータを入力する際、所望
するデータのみを入力させることができる。
【0080】またこの発明によれば、外部記憶媒体に格
納されているデータを、バッチプログラムに記述されて
いる処理に基づいて数値制御装置に入力する際、外部記
憶媒体に格納されているデータと数値制御装置内に格納
されているデータとを比較し、比較の結果、両者のデー
タが異なっている場合のみ、外部記憶媒体に格納されて
いるデータを数値制御装置に入力して数値制御装置内部
のデータを更新するので、数値制御装置内部へのデータ
入力の際、迅速にデータ入力を完了させることができ
る。
【0081】
【0082】
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わるNC装置の要部ブロック図
【図2】 携帯可能記憶媒体処理システムの要部ブロッ
ク図
【図3】 メモリー格納データの構成図
【図4】 チェックデータの構成図
【図5】 NC工作機械の管理形態例の説明図
【図6】 ICカードの作成処理フローチャート
【図7】 NCの処理フローチャート
【図8】 ICカードのチェックフローチャート
【図9】 操作記録データの一例の説明図
【図10】 従来のNC装置の要部ブロック図
【図11】 本発明に係わる表示制御装置の要部ブロッ
ク図
【図12】 従来の表示制御装置の要部ブロック図
【図13】 作業指示データの例示図
【図14】 作業指示画面表示の例示図
【図15】 作業指示画面表示の例示図
【図16】 作業指示画面表示の例示図
【図17】 作業指示画面表示の例示図
【図18】 作業記録データの例示図
【図19】 フォントRAMの内容の説明図
【図20】 フォントデータ部のデータ説明図
【図21】 言語データ処理の概略フローチャート
【図22】 パラメータデータ部の説明図
【図23】 パラメータ入力処理の概略フローチャート
【図24】 NC装置のデータ処理の要部ブロック図
【図25】 作業指示データの例示図
【図26】 表示用データ処理の要部ブロック図
【図27】 一部の操作を禁止する処理の概略フローチ
ャート
【符号の説明】
1 ICカード 2 ICカード内の制御部 3 ICカード内の記憶部 4 ICカード内の入出力部 8 NC装置内部のバッチ処理部 9 NC装置内部の加工プログラム処理部 10 NC装置 11 テープリーダ 12 制御装置 13 狭田制御装置 14 NC工作機械 15 操作盤 16 MDI 17 表示ユニット 18 メモリ(RAM) 19 プリンタ 20 R/W部 21 外部記憶媒体処理部 22 切換スイッチ 23 操作記録用メモリ 24 メニュー切り換えキー 25 メニューキー 26 表示データ 27 メニュー 28 部分表示データ 29 通常処理で作成した画面データ 30 バッチ処理で作成した画面データ 31 ICカード内記憶部のチェックデータ 32 ICカード内記憶部の識別コード 33 ICカード内記憶部のオペレータ氏名 34 ICカード内記憶部の暗証コード 35 ICカード内記憶部の機械識別コード 36 ICカード内記憶部の使用許可を与える期間と時
間帯 37 ICカード内記憶部の作業指示データ 38 ICカード内記憶部の加工データ 39 ICカード内記憶部の作業記録データ 40 ICカード処理装置 41 ICカード処理装置の処理部 42 ICカード処理装置のR/W部 43 ICカード処理装置の記憶部 44 ICカード処理装置のキーボード 45 ICカード処理装置のディスプレイ 46 ICカード処理装置のプリンタ 50 CAMシステム 51 システム管理者 52 オペレータA 53 オペレータB 54 NCシステム 55 NCシステム 59 メモリ(RAM) 60 マイクロコンピュータ 61 メモリ(ROM) 62 アドレスデコーダ 63 FIFO 64 CRTコントローラ 65 パルス発振回路 66 アドレス切り換え回路 67 アドレスデコーダ 68 キャラクタRAM 69 カラーRAM 70 キャラクタROM 71 表示コントロール回路 72 CRT画面 73 フォントRAM 74 メッセージRAM 75 共通フォント部 76 各言語別フォント部 77 メッセージデータ 78 フォントデータ 80 パラメータデータ部 81 パラメータ名称 82 パラメータ日付 83 パラメータデータ 84 言語識別コード 85 フォントデータの本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/18,19/408 B23Q 15/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 数値制御工作機械を制御する数値制御装
    置において、数値制御工作機械の加工に必要な、加工デ
    ータ及びオペレータに対する作業指示データが記述され
    たバッチプログラムを入力する入力手段と、この入力手
    段にて入力されるバッチプログラムを格納する格納手段
    と、この格納手段に格納されたバッチプログラムを解析
    し、加工データとオペレータに対する作業指示データと
    に分離する解析手段と、この解析手段にて解析されたバ
    ッチプログラムに記述されている内容に基づいて数値制
    御工作機械の加工に必要な処理を実行するとともに、オ
    ペレータに対しての作業指示データを数値制御装置の画
    面上に表示する手段とを備えてなる数値制御装置。
  2. 【請求項2】 上記加工データは、パラメータ、工具情
    報等のデータおよび加工プログラムの実行順序であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
  3. 【請求項3】 バッチプログラムに記述されている加工
    データの処理を実行した結果を、数値制御装置の画面上
    に表示する手段を備えたことを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の数値制御装置。
  4. 【請求項4】 バッチプログラムに記述されている処理
    を実行した結果を、作業記録として実行した時間ととも
    に記録する手段を備えたことを特徴とする請求項1〜請
    求項3の何れかに記載の数値制御装置。
  5. 【請求項5】 作業記録を携帯可能記憶媒体に格納する
    手段を備えたことを特徴とする請求4に記載の数値制御
    装置。
  6. 【請求項6】 外部記憶媒体に格納されているデータ
    を、バッチプログラムに記述されている処理に基づいて
    数値制御装置に入力する手段を備えたことを特徴とする
    請求項1〜請求項5に何れかに記載の数値制御装置。
  7. 【請求項7】 外部記憶媒体に格納されているデータ
    を、バッチプログラムに記述されている処理に基づいて
    数値制御装置に入力する際、外部記憶媒体に格納されて
    いるデータと数値制御装置内に格納されているデータと
    を比較し、比較の結果、両者のデータが異なっている場
    合、外部記憶媒体に格納されているデータを数値制御装
    置に入力して、数値制御装置内部のデータを更新する手
    段を備え たことを特徴とする請求項6に記載の数値制御
    装置。
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