JP3168526U - 装飾品装着具 - Google Patents
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Abstract
【課題】貴金属、宝石類を装着した場合に、外れ難く、且つ外観品質が高い装飾品装着具を提供する。【解決手段】眼鏡フレームのテンプル部に貴金属、宝石類の装飾品を装着しうる装飾品装着具であって、装飾品を取り付け可能な装飾品取り付け部11と、該装飾品取り付け部を上記テンプル部に固定しうる固定部12と、上記装飾品取り付け部と上記固定部とを接続する接続部13とからなり、上記接続部は筒状に形成され、上記固定部は、ゴム材からなるリング部材14を上記接続部に貫装し、上記リング部材の径方向両端部を上記接続部の両端部から夫々所定寸法引き出すことより、上記接続部の両端に配置され、上記テンプル部に挿通固定しうる環状部14a,14bにより形成された構成とする。【選択図】図1
Description
本考案は、眼鏡フレームのテンプル部分に装飾品を装着するための、装飾品装着具に関する。
近年眼鏡のデザインも多用化しているが、少なくとも、一対のレンズと、上記レンズを固定するとともに両耳に掛けるテンプル部を備えたフレーム部とから形成されている。
このため、フレーム部を特異な外観形状をとした場合には、眼鏡としての機能を損なう虞もあることから、結果として、全体的な外観形状が類似したデザインとなることが多い。
このため、フレーム部を特異な外観形状をとした場合には、眼鏡としての機能を損なう虞もあることから、結果として、全体的な外観形状が類似したデザインとなることが多い。
また、眼鏡の装飾する方法としては、フレーム部やレンズ等の形状を変更する他、フレーム部のカラーの変更、若しくはフレーム部に所定の装飾を印刷する等の方法があるが、何れについても視覚的インパクトに欠け、また、デザインに飽きた場合であっても、容易に変更することができないという不具合を有していた。
図3(a)は、装飾品として、眼鏡70を外した場合に、図3(c)に示すように、ネックレスのように首部79に掛けることが可能なチェーン部材72を、接続具73を介して、眼鏡70のテンプル部71に装着した場合の例を示している。
図3に示すような形態は、従来から知られており、図3(b)に示すように、上記接続具73は、筒状に形成された金属製の接続部材74と、上記接続部材74に挿通しうるゴム材からなるリング部材75とから形成されている。
眼鏡70のテンプル部71に装着する場合には、上記リング部材75の径方向一端部を、上記接続部材74の一端部から引き出して小径の環状部76を形成して、上記リング76を、眼鏡70のテンプル部71に挿通した後に、上記リング部材75の他端部78を、上記接続部材74の他端部から引っ張ることによって、上記環状部76を締め付けて、上記接続具73を、上記眼鏡70のテンプル部71に固定する。
また、上記チェーン部材72は、上記リング部材75の他端部78に接続用金属リング77を介して取り付けられている。
図3に示すような形態は、従来から知られており、図3(b)に示すように、上記接続具73は、筒状に形成された金属製の接続部材74と、上記接続部材74に挿通しうるゴム材からなるリング部材75とから形成されている。
眼鏡70のテンプル部71に装着する場合には、上記リング部材75の径方向一端部を、上記接続部材74の一端部から引き出して小径の環状部76を形成して、上記リング76を、眼鏡70のテンプル部71に挿通した後に、上記リング部材75の他端部78を、上記接続部材74の他端部から引っ張ることによって、上記環状部76を締め付けて、上記接続具73を、上記眼鏡70のテンプル部71に固定する。
また、上記チェーン部材72は、上記リング部材75の他端部78に接続用金属リング77を介して取り付けられている。
図3(b)のように、引き出された上記リング部材75の他端部78には、捻れ等の変形が生じ易い。
従って、上記接続具73に、チェーン部材72の代わりに、貴金属、若しくは宝石類を上記リング部材75の他端部78に取り付けた場合には、上記貴金属等が、左右でずれる、若しくは曲がった状態で配置されてしまう虞があることから、貴金属類を装着した場合に、外観品質が悪くなるという不具合を有していた。
また、上記環状部76一本のみで、テンプル部71に固定されているため、上記環状部76が緩むことによって、上記接続具73が外れ易くなるという不具合をも有していた。
従って、上記接続具73に、チェーン部材72の代わりに、貴金属、若しくは宝石類を上記リング部材75の他端部78に取り付けた場合には、上記貴金属等が、左右でずれる、若しくは曲がった状態で配置されてしまう虞があることから、貴金属類を装着した場合に、外観品質が悪くなるという不具合を有していた。
また、上記環状部76一本のみで、テンプル部71に固定されているため、上記環状部76が緩むことによって、上記接続具73が外れ易くなるという不具合をも有していた。
本考案の課題は、貴金属、宝石類を装着した場合に、外れ難く、且つ外観品質が高い装飾品装着具を提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1の考案に係る装飾品装着具は、眼鏡フレームのテンプル部に貴金属、宝石類の装飾品を装着しうる装飾品装着具であって、装飾品を取り付け可能な装飾品取り付け部と、上記装飾品取り付け部を上記テンプル部に固定しうる固定部と、上記装飾品取り付け部と上記固定部とを接続する接続部とからなり、上記接続部は筒状に形成され、上記固定部は、ゴム材からなるリング部材を上記接続部に貫装し、上記リング部材の径方向両端部を上記接続部の両端部から夫々所定寸法引き出すことより上記接続部の両端に配置され、上記テンプル部に挿通固定しうる環状部により形成されていることを特徴とする。
従って、上記装飾品装着具は、上記接続部の両端に形成された一対の環状部によって、眼鏡のテンプル部の2箇所において挿通固定される。
また、夫々の環状部は一本のリング部材から形成されているため、互いに引き合い、テンプル部に装着した場合に緩みが生じ難い。
また、夫々の環状部は一本のリング部材から形成されているため、互いに引き合い、テンプル部に装着した場合に緩みが生じ難い。
また、請求項2に記載した考案に係る装飾品装着具は、上記環状部は、収縮時において、夫々上記テンプル部の幅寸法よりも、小さな径寸法となるように形成されていることを特徴とする。
従って、上記環状部を上記テンプル部に挿通固定し場合に、上記環状部の収縮力によって、上記テンプル部を締め付けるため、より強固に固定される。
また、請求項3に記載した考案に係る装飾品装着具は、上記装飾品取り付け部は所定の剛性を有する素材からなると共に、リング状に形成され、上記接続部に貫装されることによって、上記固定部と接続されていることを特徴とする。
従って、上記装飾品装着具を介して、任意の装飾品を取り付けることができる。
また、請求項4に記載した考案に係る装飾品装着具は、上記接続部の外側面部には、所定の装飾が施されていることを特徴とする。
請求項1の考案にあっては、眼鏡フレームのテンプル部に貴金属、宝石類の装飾品を装着しうる装飾品装着具であって、装飾品を取り付け可能な装飾品取り付け部と、上記装飾品取り付け部を上記テンプル部に固定しうる固定部と、上記装飾品取り付け部と上記固定部とを接続する接続部とからなり、上記接続部は筒状に形成され、上記固定部は、ゴム材からなるリング部材を上記接続部に貫装し、上記リング部材の径方向両端部を上記接続部の両端部から夫々所定寸法引き出すことより上記接続部の両端に配置され、上記テンプル部に挿通固定しうる環状部により形成されていることから、上記接続部の両端部に形成された一対の環状部によって、眼鏡のテンプル部の2箇所において固定される。
また、夫々の環状部は一本のリング部材から形成され、互いに引き合うことから、テンプル部に装着した場合に緩み難く、上記装飾品装着具が、より外れ難い。
また、装飾品は環状部にではなく、装飾品取り付け部を介して装着されるため、装飾品が曲がった状態で配置されてしまうことがない。
従って、貴金属、宝石類を装着した場合に、外れ難く、且つ外観品質が高い装飾品装着具を提供することができる。
また、夫々の環状部は一本のリング部材から形成され、互いに引き合うことから、テンプル部に装着した場合に緩み難く、上記装飾品装着具が、より外れ難い。
また、装飾品は環状部にではなく、装飾品取り付け部を介して装着されるため、装飾品が曲がった状態で配置されてしまうことがない。
従って、貴金属、宝石類を装着した場合に、外れ難く、且つ外観品質が高い装飾品装着具を提供することができる。
また、請求項2の考案にあっては、上記装飾品装着具は、上記環状部は、収縮時において、夫々上記テンプル部の幅寸法よりも、小さな径寸法となるように形成されていることから、上記環状部に上記テンプル部を貫装した場合に、上記環状部の収縮力によって、上記テンプル部を締め付けるため、より強固に固定され、上記装飾品装着具が、更に外れ難くなる。
また、請求項3の考案にあっては、上記装飾品取り付け部は所定の剛性を有する素材からなると共に、リング状に形成され、上記接続部に貫装されることによって、上記固定部と接続されていることから、装飾品を取り付け易いと共に、装飾品が曲がった状態で配置され難い。
従って、装飾品を装着した状態における外観品質が、より向上する。
従って、装飾品を装着した状態における外観品質が、より向上する。
また、請求項4の考案にあっては、上記接続部の外側面部には、所定の装飾が施されていることから、装飾品を装着した状態における外観品質が、更に向上する。
以下、添付図面を用いて、本考案の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施例に係る装飾品装着具10は、装飾品を取り付け可能な装飾品取り付け部11と、上記装飾品取り付け部11を眼鏡20のテンプル部21に固定しうる固定部12と、上記装飾品取り付け部11と上記固定部12とを接続する接続部13とから形成されている。
また、上記固定部12は、ゴム材からなる一対の環状部14a、14bから形成されている。
図1に示すように、本実施例に係る装飾品装着具10は、装飾品を取り付け可能な装飾品取り付け部11と、上記装飾品取り付け部11を眼鏡20のテンプル部21に固定しうる固定部12と、上記装飾品取り付け部11と上記固定部12とを接続する接続部13とから形成されている。
また、上記固定部12は、ゴム材からなる一対の環状部14a、14bから形成されている。
また、上記接続部13は円筒形の金属製筒体であり、上記環状部14a、14bは、一本のリング部材14を上記接続部13内に貫装し、上記リング部材14の径方向両端部を上記接続部13の両端部から夫々所定寸法引き出すことより形成されている。
また、上記環状部14a、14bは、収縮時において、夫々上記テンプル部21の幅寸法よりも、小さな径寸法となるように形成されている。
また、上記装飾品取り付け部11は金属製であり、リング状に形成され、上記接続部13に貫装されることによって、上記固定部12と接続されている。
また、上記接続部13の外周面部には、所定の装飾15が施されている。
以下、上記形態の実施例の構成について、添付図面を用いて詳述する。
図1は、本実施例に係る装飾品装着具10の(a)は装飾品装着具の全体正面図、(b)は装飾品装着具10を眼鏡20のテンプル部21に固定した場合の正面図を夫々示している。
図1は、本実施例に係る装飾品装着具10の(a)は装飾品装着具の全体正面図、(b)は装飾品装着具10を眼鏡20のテンプル部21に固定した場合の正面図を夫々示している。
図1(a)に示すように、固定部12のリング部材14は、所定の伸縮性を有していれば、天然ゴムの他、二トリルゴムウレタンゴム、シリコンゴム等の合成ゴムから適宜選択することができる。
また、接続部13の素材は、貴金属の他、ステンレス、真鍮等、任意の金属を選択することが可能である
更に、金属アレルギーを有する装着者に対応するため、人体への親和性が高いチタン、若しくは合成樹脂で形成することもできる。
また、装飾品取り付け部11の素材についても、貴金属の他、ステンレス、真鍮等任意の金属を選択することが可能であり、更に、金属アレルギーを有する装着者に対応するため、、人体への親和性が高いチタン、若しくは合成樹脂で形成することもできる。
また、接続部13の素材は、貴金属の他、ステンレス、真鍮等、任意の金属を選択することが可能である
更に、金属アレルギーを有する装着者に対応するため、人体への親和性が高いチタン、若しくは合成樹脂で形成することもできる。
また、装飾品取り付け部11の素材についても、貴金属の他、ステンレス、真鍮等任意の金属を選択することが可能であり、更に、金属アレルギーを有する装着者に対応するため、、人体への親和性が高いチタン、若しくは合成樹脂で形成することもできる。
本実施例にあっては、装飾品と取り付ける眼鏡20は、一対のレンズ部22、22と、上記レンズ部22、22、を接続する共に、耳に装着するテンプル部21を備えたフレーム部23とから形成され、装飾品装着具10は、上記テンプル部21の先端部の近傍、即ち、眼鏡20を装着した場合に、両耳の前方側に装飾品が配置されるように、装着されている。
なお、図1及び図2には図示していないが、貴金属、若しくは宝石等の装飾品は、上記装飾品取り付け部11にチェーン等を介して装着することができる。
また、上記装飾品取り付け部11自体を貴金属で形成した場合には、上記装飾品取り付け部11が装飾品としても機能する。
また、上記装飾品取り付け部11自体を貴金属で形成した場合には、上記装飾品取り付け部11が装飾品としても機能する。
本実施例の作用について添付図面を用いて説明する。
図1(b)に示すように、固定部12は、環状部14a、14bによって、テンプル部21の2箇所で固定され、且つ環状部14a、14bの収縮力によって、テンプル部21を締め付けるため、眼鏡20を繰り返し着脱した場合であっても、装飾品装着具10の固定位置がずれ難い。
図1(b)に示すように、固定部12は、環状部14a、14bによって、テンプル部21の2箇所で固定され、且つ環状部14a、14bの収縮力によって、テンプル部21を締め付けるため、眼鏡20を繰り返し着脱した場合であっても、装飾品装着具10の固定位置がずれ難い。
また、貴金属、若しくは宝石等の装飾品は、上記装飾品取り付け部11を介して取り付けられるため、取り付ける装飾品は適宜自由に選択することができる。
また、上記装飾品取り付け部11は金属製、若しくは合成樹脂製であるため、歪みや撓みが生じ難い。
従って、左右のテンプル部21に装飾品を取り付けた場合に、装飾品の位置や角度にズレ、歪み等が生じることが無いことから、外観品質が非常に良好となる。
従って、左右のテンプル部21に装飾品を取り付けた場合に、装飾品の位置や角度にズレ、歪み等が生じることが無いことから、外観品質が非常に良好となる。
また、上記接続部13の外周面部に任意の装飾を施すことができるため、より多彩なデザインを選択することができる。
なお、本実施例にあっては、環状部は一本のリング部材から形成されているが、複数のリング部材の径方向一端部を夫々上記接続部の両端部に固定することによっても、本実施例と同様の外観及び機能を発揮することができる。
また、接続部の形状についても、円筒形に限定されることは無く、角筒形であっても良い。
なお、環状部の大きさについては、装着する眼鏡のテンプル部の形状、太さ等によって適宜調整することができる。
また、接続部の形状についても、円筒形に限定されることは無く、角筒形であっても良い。
なお、環状部の大きさについては、装着する眼鏡のテンプル部の形状、太さ等によって適宜調整することができる。
本考案は、眼鏡のテンプル部分に装飾品を装着するための、装飾品装着具に適用可能である。
10 装飾品装着具
11 装飾品取り付け部
12 固定部
13 接続部
14 リング部材
14a環状部
14b環状部
15 装飾
20 眼鏡
21 テンプル部
22 レンズ部
23 フレーム部
70 眼鏡
71 テンプル部
72 チェーン部材
73 接続具
74 接続部材
75 リング部材
76 環状部
77 環状部
78 リング部材の他端部
79 首部
11 装飾品取り付け部
12 固定部
13 接続部
14 リング部材
14a環状部
14b環状部
15 装飾
20 眼鏡
21 テンプル部
22 レンズ部
23 フレーム部
70 眼鏡
71 テンプル部
72 チェーン部材
73 接続具
74 接続部材
75 リング部材
76 環状部
77 環状部
78 リング部材の他端部
79 首部
Claims (4)
- 眼鏡フレームのテンプル部に貴金属、宝石類の装飾品を装着しうる装飾品装着具であって、
装飾品を取り付け可能な装飾品取り付け部と、上記装飾品取り付け部を上記テンプル部に固定しうる固定部と、上記装飾品取り付け部と上記固定部とを接続する接続部とからなり、
上記接続部は筒状に形成され、
上記固定部は、ゴム材からなるリング部材を上記接続部に貫装し、上記リング部材の径方向両端部を上記接続部の両端部から夫々所定寸法引き出すことより、上記接続部の両端に配置され、上記テンプル部に挿通固定しうる環状部により形成されていることを特徴とする装飾品装着具。 - 上記環状部は、収縮時において、夫々上記テンプル部の幅寸法よりも、小さな形寸法となるように形成されていることを特徴とする請求項1に、上記載の装飾品装着具。
- 上記装飾品取り付け部は所定の剛性を有する素材からなると共に、リング状に形成され、上記接続部に貫装されることによって、上記固定部と接続されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の装飾品装着具。
- 上記接続部の外側面部には、所定の装飾が施されていることを特徴とする請求項1から請求項3いずれか1項に記載の装飾品装着具。
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---|---|---|---|---|
JP2017111265A (ja) * | 2015-12-16 | 2017-06-22 | 由紀美 星野 | メガネの弦に装着する脱着可能なアタッチメント |
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2011
- 2011-04-04 JP JP2011001850U patent/JP3168526U/ja not_active Expired - Fee Related
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