JP3167552B2 - 流量計 - Google Patents

流量計

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JP3167552B2
JP3167552B2 JP27122394A JP27122394A JP3167552B2 JP 3167552 B2 JP3167552 B2 JP 3167552B2 JP 27122394 A JP27122394 A JP 27122394A JP 27122394 A JP27122394 A JP 27122394A JP 3167552 B2 JP3167552 B2 JP 3167552B2
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誠一 中原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、流量信号に対応して発
生されるパルス数から流量値を計測して流量を表示部に
表示するようにした流量計に係り、特に、瞬時流量と積
算流量を選択的に表示できるようにした流量計に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一台の流量計において、流量積算
値と瞬間流量値とを演算処理して表示できるようにした
ものが、例えば実願昭61−146312号(実開昭6
3−51220号)のマイクロフイルムに記載のように
知られている。この公知の流量計は、瞬間流量を表示さ
せるときに操作される瞬間流量ボタンが設けられ、この
ボタンを操作することによって、常時積算流量を表示し
ている表示部に積算流量に代えて瞬間流量を一時的に表
示させるようになっている過ぎない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来公知の流量計
では、瞬時流量を知りたい場合には、その都度操作ボタ
ンを操作しなければならないという煩わしさがある。こ
のため、主として瞬時流量を計測表示したい用途の場合
には、瞬時流量を表示するようにした専用の流量計を別
途用意しなければならず、それだけ製品のコストアップ
を招くという問題があった。
【0004】また、上述した公知の流量計では、積算流
量表示を行っているとき、表示分解能以上の流量がない
ときには表示が変化しないので、微少流量の場合には流
れがあるかどうかを瞬時に判断することができないとい
う問題もあった。
【0005】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、主たる機能として、瞬時流量又は積算流量の計測
表示の一方を選択できるようにして製品コストの低減を
図れるようにした流量計を提供することを主たる目的と
している。
【0006】本発明はまた、上述した従来の問題点に鑑
み、積算流量を計測表示しているとき瞬時の流れの有無
を視認できるようにした流量計を提供することを他の目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明により成された流量計は、図1の基本構成図に示
すように、センサ部40が発生する流量に応じた信号に
より流量計測手段30−1が計測した流量を表示手段2
6に表示させるようにした流量計において、前記流量計
測手段30−1が前記流量信号により瞬時流量を計測す
る瞬時流量計測部30−11と該瞬時流量計測部によっ
て計測した瞬時流量を加算して積算流量を計測する積算
流量計測部30−12とを有し、前記瞬時流量計測部に
より計測した瞬時流量又は前記積算流量計測部により計
測した積算流量の一方を前記表示手段に表示させる表示
制御手段30−2と、該表示制御手段により前記表示手
段に表示させる前記瞬時流量及び前記積算流量の表示順
序を設定して機種を定める機種決定手段33c,33d
と、手動操作手段27aとを備え、該手動操作手段の操
作に応じ前記表示制御手段が前記機種決定手段によって
定められた順に前記表示手段の表示を変更させ、前記機
種決定手段が前記瞬時流量計測部により計測した瞬時流
量を優先的に表示し、前記積算流量計測部により計測し
た積算流量を前記手動操作手段の操作に応じて表示させ
る第1機種と、前記積算流量計測部により計測した積算
流量を優先的に表示し、前記瞬時流量計測部により計測
した瞬時流量を前記手動操作手段の操作に応じて表示さ
せる第2機種とを決定し、前記機種決定手段により瞬時
流量を優先的に表示する第1機種が決定されていると
き、前記操作手段の操作に応じて、前記流量計測手段の
瞬時流量計測部が前記流量信号により所定周期で連続し
て瞬時流量を計測し、前記表示制御手段が該計測した瞬
時流量を前記表示手段に連続して表示させる連続モード
と、所定時間の間前記流量計測手段の瞬時流量計測部が
瞬時流量を時限的に計測し、前記表示制御手段が該計測
した瞬時流量を前記表示手段に時限的に表示させる時限
モードで動作し、前記表示制御手段が前記時限モードで
動作しているとき多桁の数字表示器からなる前記状態表
示部に前記時限の残りの時間を表示させることを特徴と
している。
【0008】前記表示手段が流れの有無を表示する流れ
有無表示部26gを有し、前記瞬時流量計測部により計
測した瞬時流量によって前記流れ有無表示部に流れの有
無を表示させる流れ有無表示制御手段30−3を備える
ことを特徴としている。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】前記流量計測手段による瞬時流量の計測期
間の所定時間前から計測終了までの間のみ前記センサ部
に給電する給電制御手段30−5を備えることを特徴と
している
【0015】
【作用】以上の構成において、センサ部40が発生する
流量に応じた流量信号により流量計測手段30−1が計
測した流量を表示手段26に表示させる。流量計測手段
30−1の瞬時流量計測部30−11が流量信号により
瞬時流量を計測し、積算流量計測部30−12が瞬時流
量計測部によって計測した瞬時流量を加算して積算流量
を計測する。表示制御手段30−2が、瞬時流量計測部
により計測した瞬時流量又は積算流量計測部により計測
した積算流量の一方を表示手段に表示させる。機種決定
手段33c,33dが、表示制御手段により表示手段に
表示させる瞬時流量及び積算流量の表示順序を設定して
機種を定める。手動操作手段27aの操作に応じ表示制
御手段が機種決定手段によって定められた順に表示手段
の表示を変更させる。第1機種において、瞬時流量計測
部により計測した瞬時流量を優先的に表示し、積算流量
計測部により計測した積算流量を手動操作手段の操作に
応じて表示させ、第2機種において、積算流量計測部に
より計測した積算流量を優先的に表示し、瞬時流量計測
部により計測した瞬時流量を手動操作手段の操作に応じ
て表示させる。機種決定手段が決定する第1の機種にお
いて、瞬時流量計測部により計測した瞬時流量を優先的
に表示し、積算流量計測部により計測した積算流量を手
動操作手段の操作に応じて表示させ、機種決定手段が決
定する第2の機種において、積算流量計測部により計測
した積算流量を優先的に表示し、瞬時流量計測部により
計測した瞬時流量を手動操作手段の操作に応じて表示さ
せる。機種決定手段により瞬時流量を優先的に表示する
第1機種が決定されているとき、操作手段の操作に応じ
て連続モードで動作し、流量計測手段の瞬時流量計測部
が流量信号により所定周期で連続して瞬時流量を計測
し、表示制御手段が該計測した瞬時流量を表示手段に連
続して表示させる。操作手段の操作に応じて時限モード
で動作しているとき、所定時間の間流量計測手段の瞬時
流量計測部が瞬時流量を時限的に計測し、表示制御手段
が該計測した瞬時流量を表示手段に時限的に表示させ
る。表示制御手段は時限モードで動作しているとき多桁
の数字表示器 からなる状態表示部に時限の残りの時間を
表示させる。
【0016】流れ有無表示制御手段30−3が、瞬時流
量計測部により計測した瞬時流量によって表示手段の流
有無表示部26gに流れの有無を表示させる。
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】給電制御手段30−5が流量計測手段によ
る瞬時流量の計測期間の所定時間前から計測終了までの
間のみセンサ部に給電する。
【0024】以上のように、定められた機種により、表
示される瞬時流量及び積算流量の表示順序が設定され、
手動操作に応じこの設定された表示順序で表示が変更さ
れるので、所望の流量表示を優先的に表示させることが
できると共に、手動操作によって他の表示も行わせるこ
とができるようになっている。
【0025】計測した瞬時流量によって流れの有無を表
示させるので、積算流量表示の際であっても流れの有無
を瞬時に知ることができ
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】希望する機種を決定するとき、あるいは瞬
時流量を計測するときに、必要な箇所に必要な電源のみ
を供給するようになっているので、電池電源の消費を節
約して電池寿命を延長することができる
【0030】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明による流量計の構造を示す図であ
り、(a)は表示及び操作パネル面を示す上面図、
(b)は流量計の内部構造を示す断面図、(c)は一部
分を破断して示す側面図である。同図において、流量計
は、流量を計測すべき流体が流れる流路の途中に接続さ
れる計量部本体1と、この計量部本体1の上方に90゜
毎に位置出し可能に取付けられた計測表示部2とからな
っている。
【0031】計量部本体1は、その入口1aが上流側
に、出口1bが下流側にそれぞれ接続され、流れの中に
置かれた柱状物体の下流側に形成されるカルマン渦の発
生周波数が、広いレイノルズ数において流速に比例し、
この渦流の発生周波数を計測することにより、流速或い
は流量を知ることができるカルマン渦流式のものとして
構成されている。このカルマン渦流式のものは、摺動部
がなく、シンプルな構造で、信頼性、耐久性が優れてい
る他、流体流路には、渦発生体と渦検出器があるだけ
で、流路の絞りが小さいので、圧力損失が小さくなって
いる。
【0032】計量部本体1には、渦流の発生によって変
化する流路中の圧力を検知するためホルダ1cを介して
センサとしての圧電素子1dが取付けられている。圧電
素子1dは渦流の発生周波数に等しい周波数で変化する
電気信号からなる流量信号を出力し、これをリード線1
eを介して計測表示部2の電気回路に供給する。
【0033】計測表示部2は、防水パッキンを介して突
き合わされた下ケース21と上ケース22とからなるケ
ース23、このケース23内に収容されたプリント基板
24及び電源用の電池25、上ケース22の上面に配置
された液晶表示器26及びモード選択ボタン27などに
より構成され、下ケース21の底部にあけた孔21aに
計量部本体1の上に固定した中空の回転軸3が防水パッ
キンを介して回転自在に嵌合され、計量部本体1に対し
て90°毎位置出し可能に調整できるようになってい
る。リード線1eは回転軸3の中空部を通ってプリント
基板24上に形成された電気回路まで導かれている。
【0034】ケース23の上ケース22は下ケース21
に対してネジ28によって開閉自在に取付けられ、電気
回路上の各種の設定操作や電池25の交換時に開けられ
るようになっている。
【0035】計測表示部2の上ケース22の上面に配置
された表示器26は、下段左側から小さな4桁数字表示
部26aと、大きな4桁数字表示部26bとが配置さ
れ、この大きな4桁数字表示部26bの更に右側に単位
表示部が配置されている。単位表示部は上下に「m
h」セグメント表示26cと「L/min」セグメント
表示26dとが配されている。そして、小さな4桁数字
表示部26aの上段には「ECO」セグメント表示26
eと「BAT」セグメント表示26fとが、大きな4桁
数字表示部26b上段には各桁に対応して一列に配列さ
れた4つのバーセグメント表示26gがそれぞれ配され
ている。
【0036】小さな4桁数字表示部26aの最上位桁
は、現在の表示モードを示す状態表示部として働き、4
つのバー表示26gは、点滅のローテーションによって
流れの有無を表示する流れ有無表示部として働く。な
お、図2では全ての表示26a〜26gが点灯した状態
を示しており、実際には、状況に応じてこれらが選択的
に点灯表示されるようになっている。
【0037】上述した構成の流量計の回路構成は図3の
ブロック図に示すようになっており、同図において、3
0は予め定められた制御プログラムに従って動作するマ
イクロコンピュータ(CPU)であり、制御プログラム
を格納したROM30aと各種のデータを格納するデー
タエリアや各種の処理に使用するワークエリアなどを有
するRAM30bとを内蔵する。
【0038】このCPU30の入力ポートIには上ケ
ース22の上面に配されたモード選択ボタン27の押圧
によってオン操作されるモーメンタリスイッチからなる
手動操作手段としてのモード切替スイッチ27aが接続
されている。また、入力ポートIには、圧電素子1d
と、この圧電素子が発生する電気信号を増幅する増幅回
路31と、この増幅回路の出力信号を波形整形してパル
ス信号を出力する波形整形回路32とからなるセンサ部
40の出力が接続されている。増幅回路31及び波形整
形回路32はアナログスイッチ41を介して電源Vcc
が供給されたときのみ動作し、圧電素子1d、増幅回路
31及び波形整形回路32はアナログスイッチ41を介
して電源が供給されるセンサ部40を構成している。
【0039】また、CPU30の入力ポートI3 〜I7
には、図2には図示していないがプリント基板24上に
載置されている口径設定スイッチ33a、単位選択スイ
ッチ33b、瞬時計・積算計切替スイッチ33c、外部
電源・電池切替スイッチ33d及びリセットスイッチ3
3eがそれぞれ接続されており、これらのスイッチ33
a〜33dはアナログスイッチ42を介して電源VCC
供給されたとき、そのオン・オフ状態に応じてH又はL
レベルの信号を入力ポートI3 〜I6 に印加する。上記
アナログスイッチ41及び42はその制御入力がCPU
30の出力ポートO1 及びO2 に接続されており、CP
U30によってそのオン・オフが制御されるようになっ
ている。
【0040】更に、CPU30の出力ポートOには上
ケース22の上面に配された表示器26が接続されてい
る。CPU30はまた、計測した瞬時流量値データを出
力する出力ポートOとCPU30の動作電源を入力す
る電源入力ポートVccとを有し、出力ポートO及び
電源入力ポートVccには外部電源入力兼外部出力部3
4が、電源入力ポートVccには電池25が接続されて
いる。外部電源入力兼外部出力部34は、D/A変換回
路34a、レベルシフト回路34b及び4〜20mA出
力回路34cを有する。
【0041】上記圧電素子1dとしてバイモルフ圧電素
子が用いられ、これは渦発生周波数に応じた周波数の電
気信号を発生する。圧電素子1dが発生する電気信号は
増幅回路31によって増幅された後波形整形回路32に
より波形整形されて渦発生周波数のパルス信号に変換さ
れてCPU30の入力ポートI2 に入力される。増幅回
路31は電荷増幅回路からなり、波形整形回路32はハ
イパスフィルタやローパスフィルタを有する。
【0042】CPU30は入力信号処理、演算、表示、
出力信号処理を制御プログラムに従って行い、入力ポー
トIに1秒間に入力されるパルス数をf(Hz)とす
ると、瞬時流量値を次式(1)にて演算する。 Q=ai×f+bi …(1) ここでai,biは流量計の口径、材質などの条件によ
る固有の定数である。また、上記式は必ずしも直線的で
なく、特に任意の口径の流量計の低流量側ではリニアリ
ティが優れない傾向にある。よって、一つの口径に対し
て5区間に区分けし、例えば特開昭60−238720
号公報に示される方法によって直線補完を行うようにし
ている。このために、口径毎、区間毎にai値及びbi
値をテーブル化してROM内に格納している。
【0043】上記口径設定スイッチ33aは上述した計
量部本体1の口径、材質によってai及びbiが異なる
ため、計測表示部2において設定するためのものであ
る。また、単位選択スイッチ33bは、瞬時流量計測時
にL/minとmhとの表示単位を選択し、積算流
量計測時に1L、0.01m、0.1m、1m
表示単位を選択するためのものである。瞬時計・積算計
切替スイッチ33cは電池25で動作させる場合に、瞬
時計、積算計のどちらを主として使用するかを選択する
ためのもので、このスイッチの選択によって後述するモ
ード切替スイッチ27aによるモード切替の表示順序が
決定される。
【0044】外部電源・電池切替スイッチ33dは電源
を外部電源にするか電池にするかを選択するためのもの
で、電池電源を選択した場合には、動作モードに節電機
能を付加して電池寿命を延ばすことを可能にする。リセ
ットスイッチ33eはパワーオンリセットとは別個に設
けられたもので、上記スイッチ33a〜33dを切り替
えたときに手動によって初期設定のためのリセットがで
きるようにするために設けられている。このリセットス
イッチ33eがオン操作されると、CPU30は、出力
ポートO2 に例えばHレベルの信号を出力してアナログ
スイッチ42をオンさせてスイッチ33a〜33dに給
電するとともに、各スイッチの状態に応じて入力ポート
3 〜I6 に印加されるH又はLレベルの信号を読み込
んで設定状態をRAM30bの所定のエリアに格納す
る。
【0045】モード切替スイッチ27aは、上記外部電
源・電池切替スイッチ33dにより外部電源が選択され
ている場合には、そのオン操作によって2つのモードの
一方を選択し、モード1で瞬時計の瞬時連続動作を、モ
ード2で積算計の積算連続動作をそれぞれ選択する。ま
た、外部電源・電池切替スイッチ33dにより電池が選
択されているときには、瞬時計・積算計切替スイッチ3
3cによる選択によってどちらを主として使用するかに
より、モード切替スイッチ27aによるモード切替順序
が決定される。瞬時計を主とした場合には、モード1で
瞬時連続動作、モード2で瞬時時限動作、モード3で積
算バッチ動作をそれぞれ選択する。また、積算計を主と
した場合には、モード1で積算連続動作、モード2で積
算節電動作、モード3で瞬時連続動作をそれぞれ選択す
る。
【0046】よって、瞬時計・積算計切替スイッチ33
と外部電源・電池切替スイッチ33dとは、表示器2
6に表示させる瞬時流量及び積算流量の表示順序を設定
して機種を定める機種決定手段として働いている。
【0047】上記3つの場合の各々において、モード切
替スイッチ27aによらないモード0の動作モードとし
て停電動作がある。よって、外部電源・電池切替スイッ
チ33d、瞬時計・積算計切替スイッチ33cの組み合
せとしては11通りあるが、動作モードとしては6通り
であり、以下各動作モードの概略を順次説明する。
【0048】停電動作においては、CPU30は電圧低
下を検出すると、「BAT」セグメント表示26fを点
滅させて電池交換を要求するが、このとき現在の動作モ
ードで動作を継続しながら、停電の監視を開始する。電
圧低下の復帰を検出すると、停電の監視を中止する。こ
の点滅は、0.5秒のオン、0.5秒のオフで行われ
る。また、停電を検出すると、「BAT」セグメント表
示26fと単位セグメント表示26c又は26dのみを
点灯し、他の表示はブランクにし、かつ出力ポート
用のラッチ出力をOにして待ち状態になる。なお、動作
モードによっては「ECO」セグメント表示26eも点
灯することもある。
【0049】電池交換などによって、停電が復帰し電圧
低下も復帰したときには、CPU30はRAM30bに
保存されている内容によって待ち状態に入る直前の動作
モードに自動復帰して動作を再開する。
【0050】瞬時連続動作においては、3秒周期の1秒
間に入力ポートIに入力されるパルス数を計数する。
入力されたパルス数の2回の移動平均、瞬時流量値の演
算、補正演算、積算値の加算、L/minからm/h
へ、Lからmへの単位変換、表示器26への表示、及
び出力ポート への出力を行う。なお、パルス計数中
の1秒間でも、他の処理に使用され得るようになってい
る。表示値は瞬時値の3桁表示で行われ、出力ポートO
への出力はコード化される。演算、表示及び出力が行
われて処理が終われば、CPU30は節電のため次のサ
イクルまで待ち状態に入る。このためにパルス計数して
計測を開始する期間の直前から計測を終了するまでの間
だけ出力ポートOに例えばHレベルの信号を出力して
アナログスイッチ41をオンさせ、アナログスイッチ4
1を介してセンサ部40への給電を制御するようになっ
ている。
【0051】瞬時時限動作においては、1分(60秒)
間の時限操作を行う。この動作モードでは「ECO」セ
グメント表示26eを点灯する。パルスの計測は3秒周
期の1秒間に行われ、瞬時連続動作と同じであるが、こ
れを20回繰り返したところで待ち状態に入る。動作中
は、小さい数字表示部26aの2桁を利用して残り時間
を表示し、60秒が経過したら「ECO」セグメント表
示26eと単位セグメント表示のみを点灯し、他はブラ
ンクにするとともに出力ポートO へのラッチ出力を0
にする。
【0052】上記積算連続動作においては、表示値が積
算値の8桁表示であること以外は、上記瞬時連続動作と
同じである。上記積算バッチ動作においては、それまで
のRAM30b内の積算値をクリアして新たな積算を開
始する以外は、積算連続動作と同じである。
【0053】上記積算節電動作においては、他のモード
では3秒となっている周期を60秒周期とし、そのうち
の1秒間にパルス数を計数することによって電池寿命を
延ばすようにする。この動作では、「ECO」セグメン
ト表示26e、単位セグメント表示26c又は26d及
び積算値の表示を行うと共に、出力ポートO へ瞬時値
に対応するデータのラッチ出力を行い、必要な処理が終
わったら出力ポートOをLレベルにしアナログスイッ
チ41をオフしてから次の周期まで待ち状態に入る。
【0054】上述の動作を節電モードで行うために、増
幅回路31や波形整形回路32などのアナログ回路部分
への電源供給は、アナログスイッチ41の制御によっ
て、上記1秒間の開始直前、すなわち、パルス計測期間
の0.5秒前から1秒間の終了まで1.5秒の間だけ行
うようにしている。
【0055】積算連続動作の際、流体が流れているとき
には、4つのバーセグメント表示26gを0.5秒オン、
1.5秒オフさせ、左から右へローテーションさせる。流
れがないときには、バーセブメント表示26gは消灯さ
せる。なお、CPU30が待ち状態にあっても、停電動
作時を除き必要なときには表示器26のセグメントを点
滅させるようになっている。
【0056】以上概略説明した動作の詳細を、図4〜図
9に示すCPU30の処理フローチャートを参照して以
下詳細に説明する。
【0057】CPU30は電源投入によって又はリセッ
トスイッチ33eのオン操作によって、図4のフローチ
ャートに示すリセット動作をスタートし、その最初のス
テップS1において初期処理を行ってからステップS2
aに進み、ここで出力ポートOにHレベルの信号を出
力してアナログスイッチ42をオンさせる。次にステッ
プS2に進んで口径設定スイッチ33aによって設定さ
れている口径に関する設定データを読み込みこれをRA
M30bの所定のエリアに格納する。続いてステップS
3に進んで単位選択スイッチ33bによって選択された
単位に関する選択データを読み込みこれをRAM30b
の所定のエリアに格納する。
【0058】その後ステップS4に進んで外部電源・電
池切替スイッチ33dによって切り替えられた電源切替
データを読み込みこれをRAM30bの所定のエリアに
格納する。次にステップS5に進んで外部電源・電池切
替スイッチ33dの切り替えにより外部電源が選択され
ているかどうかを判定し、この判定がYESのときには
ステップS6aに進み、ここで出力ポートO2 にLレベ
ルの信号を出力してアナログスイッチ42をオフさせて
からステップS6に進んで後述する外部電源式瞬時計処
理を行う。
【0059】ステップS5の判定がΝOのとき、すなわ
ち、外部電源・電池切替スイッチ33dの切り替えによ
り電池が選択されているときには、ステップS7aに進
み、ここで出力ポートO2 にLレベルの信号を出力して
アナログスイッチ42をオフさせてからステップS7に
進んで瞬時計・積算計切替スイッチ33cによって切り
替えられた切替データを読み込みこれをRAM30bの
所定のエリアに格納する。次にステップS8に進んで瞬
時計・積算計切替スイッチ33cの切り替えにより瞬時
計が選択されているかどうかを判定し、この判定がYE
SのときにはステップS9に進んで後述する電池式瞬時
計処理を、ΝOのときにはステップS10に進んで後述
する電池式積算計処理をそれぞれ行う。
【0060】CPU30はまた電源投入によってスター
トする図5に示すフローチャートの図4に示す流量計と
しての処理を行い、その最初のステップS11において
周期開始点であるか否かを判定する。この判定はモード
決定時に決まり、3秒周期か60秒周期のいずれかであ
る。周期開始点となってステップS11の判定がYES
になると、ステップS12に進んで入力ポートIに入
力されるパルスを計数してからステップS13に進む。
ステップS13においては、ステップS11における判
定がYESになってから、すなわち、周期開始から1秒
経過したか否かを判定し、この判定がNOのときには上
記ステップS12に戻る。よって、1秒が経過してステ
ップS13の判定がYESとなるまでの1秒間、入力ポ
ートIに入力されるパルスを計数する。1秒が経過し
てステップS13の判定がYESになるとステップS1
4aに進み、ここで出力ポートOをHからLレベルに
してアナログスイッチ41をオフさせてセンサ部40へ
の給電を停止させる。
【0061】その後ステップS14に進み、ここで上記
パルスの計数値に基づいて流量を演算する。この演算は
上式(1)に従って行う。続いてステップS15に進
み、ここで流れがあるか否かを判定する。この判定はス
テップS12においてパルス計数があるかどうかによっ
て行う。このステップS15の判定がYESのときには
ステップS16に進んで表示器26のバーセグメント表
示26gを点滅させながらローテーションさせ、流れが
あることを表示によって告知する。ステップS15の判
定がNOのときにはステップS16を飛ばしてステップ
S17に進み、ここでステップS14において演算し
瞬時流量が定格流量の110%以上であるかどうかを判
定する。このステップS17の判定がYESのときには
ステップS18に進んで4つのバーセグメント表示26
gを点滅させ、110%すなわち定格流量以上の流量の
あることを表示によって告知する。ステップS17の判
定がNOのときにはステップS18を飛ばしてステップ
19に進む。
【0062】ステップS19においては、上記ステップ
S14において演算した今回の瞬時流量を前回までの積
算流量値に加算し新たな積算流量値を求める。その後ス
テップS20に進んで表示器26に対して瞬時流量値又
は積算流量値を出力すると共に、次のステップS21に
おいて出力ポート に対して瞬時流量値に対応するデ
ジタルデータをラッチ出力してからステップS22に進
む。ステップS22においては、モード切替による動作
が瞬時時限動作であるかを20回の周期動作を行ったか
否かにより判定し、この判定がNOのときには上記ステ
ップS11に戻って上述した処理を繰り返し行う。
【0063】また、ステップS22の判定がYESのと
きにはステップS23に進んで待ち状態にしてからステ
ップS24に進み、ここで次のモード切替入力があるか
否かを判定し、判定がΝOのときにはステップS23に
戻って、モード切替が入力されるまで待ち状態になる。
モード切替入力があってステップS24の判定がYES
になるとステップS25に進んでモード切替スイッチ割
込ルーチンを実行する。その後ステップS26に進み、
ここでパルス計測の0.5秒前であるか否かを周期タイマ
の計時時間によって判定し、この判定がYESになるの
を待ってステップS27に進み、ここで出力ポートO1
をLからHレベルにしてアナログスイッチ41をオンさ
せてセンサ部40への給電を行ってから上記ステップS
11に戻る。
【0064】上記ステップS25の割込ルーチンは、図
6のフローチャートに示すように、その最初のステップ
S25aにおいて現在モードを表示器26の小さい数字
表示部26aの最上位桁に点滅表示させ、その後ステッ
プS25bに進んで3秒経過したか否かを判定し、この
判定がΝOのときにはステップS25cに進んで2回目
のモード切替スイッチ27aの入力があるか否かを判定
し、このステップS25cの判定がΝOのときには上記
ステップS25bに戻り、YESのときにはステップS
25dに進んで現在モードを1つ進めてから上記ステッ
プS25bに戻る。そして、3秒が経過してステップS
25bの判定がYESになるとステップS25eに進ん
で現在モードのままメインルーチンに復帰する。
【0065】なお、上記ステップS6の外部電源式瞬時
計処理においては、図7のフローチャートに示すよう
に、先ずステップS6aにおいてモード1の瞬時連続動
作を行う。その後ステップS6bにおいてステップS6
aの動作を続けるかどうかをモード切替があるか否かに
よって判定し、この判定がΝOで動作を続けないときに
はステップS6cに進む。ステップS6cにおいてはモ
ード2の積算連続動作を行い、その後ステップS6dに
おいてステップS6cの動作を続けるかどうかをモード
切替があるか否かによって判定し、この判定がΝOで動
作を続けないときには上記ステップS6aに戻って上述
の処理を繰り返す。
【0066】上記ステップS9の電池式瞬時計処理にお
いては、図8のフローチャートに示すように、先ずステ
ップS9aにおいてモード1の瞬時連続動作を行う。そ
の後ステップS9bにおいてステップS9aの動作を続
けるかどうかをモード切替があるか否かによって判定
し、この判定がNOで動作を続けないときにはステップ
S9cに進む。ステップS9cにおいてはモード2の瞬
時時限動作を行い、その後ステップS9dにおいてステ
ップS9cの動作を続けるかどうかをモード切替がある
か否かによって判定し、この判定がNOで動作を続けな
いときにはステップS9eに進んでRAM30b内の積
算値をクリアする。その後ステップS9fに進んでモー
ド3の積算バッチ動作を行い、続くステップS9gにお
いてステップS9fの動作を続けるかどうかをモード切
替があるか否かによって判定し、この判定がNOで動作
を続けないときには上記ステップS9aに戻って上述の
処理を繰り返す。
【0067】上記ステップS10の電池式積算計処理に
おいては、図9のフローチャートに示すように、ステッ
プS10aにおいてモード1の積算連続動作を行う。そ
の後ステップS10bにおいてステップS10aの動作
を続けるかどうかをモード切替があるか否かによって判
定し、この判定がΝOで動作を続けないときにはステッ
プS10cに進む。ステップS10cにおいてはモード
2の積算節電動作を行い、その後ステップS10dにお
いてステップS10cの動作を続けるかどうかをモード
切替があるか否かによって判定し、この判定がΝOで動
作を続けないときにはステップS10e進んでモード3
の瞬時連続動作を行い、続くステップS10fにおいて
ステップS10eの動作を続けるかどうかをモード切替
があるか否かによって判定し、この判定がΝOで動作を
続けないときには上記ステップS10aに戻って上述の
処理を繰り返す。
【0068】上述した実施例のフローチャートから明ら
かなように、モード切替スイッチ27aの操作に応じ、
瞬時時限動作、積算バッチ動作、積算節電動作も選択的
に行えるようになっているので、電池消耗を少なくする
上で極めて有利である。
【0069】以上の説明から明らかなように、CPU3
0は、流量信号により瞬時流量を計測する瞬時流量計測
部30−11と瞬時流量計測部によって計測した瞬時流
量を加算して積算流量を計測する積算流量計測部30−
12とを有し、流量に応じた流量信号により流量を計測
する流量計測手段30−1として働く。
【0070】また、CPU30は、瞬時流量又は積算流
量の一方を表示器26に表示させ、またモード切替スイ
ッチ27aの1度目の操作に応じて小さい4桁数字表示
部26aに現在モードを示す数字を点滅表示させる表示
制御手段30−2として働く。
【0071】更に、CPU30は、計測した瞬時流量に
よってバーセグメント表示26gの点滅をローテーショ
ンさせて流れの有無を表示させる流れ有無表示制御手段
30−3としても働いている。
【0072】更にまた、CPU30は、計測した瞬時流
量が定格瞬時流量以上であるとき、バーセグメント表示
26gを点滅させて流れの異常を表示させる流れ異常表
示制御手段30−4として働いている。
【0073】また、CPU30は、瞬時流量の計測期間
の所定時間前から計測終了までの間のみセンサ部40に
給電する給電制御手段30−5としてもそれぞれ働いて
いる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、定
められた機種により、表示される瞬時流量及び積算流量
の表示順序が設定され、手動操作に応じこの設定された
表示順序で表示が変更され、所望の流量表示を優先的に
表示させることができると共に、手動操作によって他の
表示も行わせることができるようになっているので、主
たる機能として、瞬時流量又は積算流量の計測表示の一
方を選択できるようにして製品コストの低減を図れる。
機種設定によって、瞬時流量の表示を主たる機能とした
流量計と積算流量の表示を主たる機能とした流量計とを
得ることができるので、用途に応じたものを別個に用意
しなくてもよくなり、それだけ製品のコストダウンを図
ることができるようになる。操作によって、所定周期で
連続して瞬時流量を計測して表示させるモードと、瞬時
流量を時限的に計測して表示させるモードを選択して状
況に応じて必要な瞬時流量を知ることができ、しかも、
時限モードのとき時限の残りの時間を表示して残り時間
すなわち待ち時間を知ることができる。
【0075】また、計測した瞬時流量によって流れの有
無を表示させ、積算流量表示の際であっても流れの有無
を視認によって瞬時に判ることができる
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】必要な箇所に必要なときだけ電源を供給し
て電池電源の消費を節約して電池寿命を延長することが
できるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による流量計の基本構成を示すブロック
図である。
【図2】本発明による流量計の一実施例を示す構造図で
あり、(a)は上面図、(b)は断面図、(c)は一部
破断側面図である。
【図3】図2の流量計の回路構成を示すブロック図であ
る。
【図4】図3中のCPUのリセット時の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】図3中のCPUの主に計測動作を示すフローチ
ャートである。
【図6】図5中の1ステップの詳細を示すフローチャー
トである。
【図7】図4中の1ステップの詳細を示すフローチャー
トである。
【図8】図4の他の1ステップの詳細を示すフローチャ
ートである。
【図9】図4の別の1ステップの詳細を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
26 表示器(表示手段 6g バーセグメント表示(流れ有無表示
部) 27a モード切替スイッチ(手動操作手段) 30−1 CPU(流量計測手段) 30−11 CPU(瞬時流量計測部) 30−12 CPU(積算流量計測部) 30−2 CPU(表示制御手段) 30−3 CPU(流れ有無表示制御手段 0−5 CPU(給電制御手段 3c 瞬時計・積算計切替スイッチ(機種決
定手段) 33d 外部電源・電池切替スイッチ(機種決
定手段) 40 センサ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−238720(JP,A) 実開 昭60−42923(JP,U) 実開 昭63−51220(JP,U) 特公 平3−23851(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01F 15/075

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 センサ部が発生する流量に応じた信号に
    より流量計測手段が計測した流量を表示手段に表示させ
    るようにした流量計において、 前記流量計測手段が前記流量信号により瞬時流量を計測
    する瞬時流量計測部と該瞬時流量計測部によって計測し
    た瞬時流量を加算して積算流量を計測する積算流量計測
    部とを有し、 前記瞬時流量計測部により計測した瞬時流量又は前記積
    算流量計測部により計測した積算流量の一方を前記表示
    手段に表示させる表示制御手段と、 該表示制御手段により前記表示手段に表示させる前記瞬
    時流量及び前記積算流量の表示順序を設定して機種を定
    める機種決定手段と、 手動操作手段とを備え、 該手動操作手段の操作に応じ前記表示制御手段が前記機
    種決定手段によって定められた順に前記表示手段の表示
    を変更させ、 前記機種決定手段が前記瞬時流量計測部により計測した
    瞬時流量を優先的に表示し、前記積算流量計測部により
    計測した積算流量を前記手動操作手段の操作に応じて表
    示させる第1機種と、前記積算流量計測部により計測し
    た積算流量を優先的に表示し、前記瞬時流量計測部によ
    り計測した瞬時流量を前記手動操作手段の操作に応じて
    表示させる第2機種とを決定し、 前記機種決定手段により瞬時流量を優先的に表示する第
    1機種が決定されているとき、前記操作手段の操作に応
    じて、前記流量計測手段の瞬時流量計測部が前記流量信
    号により所定周期で連続して瞬時流量を計測し、前記表
    示制御手段が該計測した瞬時流量を前記表示手段に連続
    して表示させる連続モードと、所定時間の間前記流量計
    測手段の瞬時流量計測部が瞬時流量を時限的に計測し、
    前記表示制御手段が該計測した瞬時流量を前記表示手段
    に時限的に表示させる時限モードで動作し、 前記表示制御手段が前記時限モードで動作しているとき
    多桁の数字表示器からなる前記状態表示部に前記時限の
    残りの時間を表示させる ことを特徴とする流量計。
  2. 【請求項2】 前記表示手段が流れの有無を表示する流
    有無表示部を有し、 前記瞬時流量計測部により計測した瞬時流量によって前
    記流れ有無表示部に流れの有無を表示させる流れ有無表
    示制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の流
    量計。
  3. 【請求項3】 前記流量計測手段による瞬時流量の計測
    期間の所定時間前から計測終了までの間のみ前記センサ
    部に給電する給電制御手段を備えることを特徴とする請
    求項1又は2に記載の流量計。
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