JPH08178781A - ガス残量計 - Google Patents

ガス残量計

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JPH08178781A
JPH08178781A JP32433094A JP32433094A JPH08178781A JP H08178781 A JPH08178781 A JP H08178781A JP 32433094 A JP32433094 A JP 32433094A JP 32433094 A JP32433094 A JP 32433094A JP H08178781 A JPH08178781 A JP H08178781A
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幸一 橋本
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嘉一 金子
Jinichi Todoroki
仁一 轟
Takuma Takeuchi
逞 竹内
Masakazu Okubo
政和 大久保
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Nagano Keiki Seisakusho KK
Daito Valve Seisakusho Co Ltd
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Nagano Keiki Seisakusho KK
Daito Valve Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ガスボンベの残り使用時間を正確かつ迅速に
把握でき、熟練者でなくても容易に取り扱うことができ
るガス残量計の提供。 【構成】 流量設定値記憶手段50に記憶されたガスの
消費流量の設定値および容量設定値記憶手段52に記憶
されたボンベ容量の設定値を用いて圧力計測手段により
計測されたガスボンベ内のガスの残圧からガスボンベの
残り使用時間を算出する残り使用時間算出処理部46を
設け、この残り使用時間算出処理部46による算出結果
を残り使用時間表示手段液晶ディスプレイ30で表示す
ることにより、従来行われていた圧力値からの読み替え
による把握に代えて、残り使用時間を直接に把握できる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一定流量での消費が行
われるガスボンベ内のガス残量を計測するガス残量計に
関し、在宅医療用可搬型酸素吸入器に用いられる酸素ボ
ンベ内の酸素ガスの残量の計測、自動溶接機の溶接ガス
の残量の計測、半導体製造に使用されるガスの残量の計
測などに利用できる。
【0002】
【背景技術】従来より、ガスボンベ内のガス残量を計測
する装置には、ロードセルを用いた装置(特開平3−9
4125号公報等参照)、あるいはブルドン管式圧力計
を用いた装置(特開昭61−193041号公報等参
照)などがある。前者のロードセルを用いた装置は、ガ
スボンベをボンベ台の上に載せた状態でこのボンベ台を
傾斜させてボンベ台の角隅部をロードセルに当接させ、
この際、ロードセルに掛かかる荷重からガスボンベ内の
ガス残量(ガス圧力)を計測する構成となっている。後
者のブルドン管式圧力計を用いた装置は、ガスボンベ内
の圧力をブルドン管式圧力計により計測し、この計測値
を、目盛りが付された文字盤上で指針を回転させること
により表示してガス残量を圧力として把握する構成とな
っている。
【0003】また、一定流量での消費が行われるガスボ
ンベとして、例えば、在宅医療用可搬型酸素吸入器に用
いられる酸素ボンベなどが挙げられる。近年、呼吸器系
の疾病により酸素吸入の必要な患者が増加しており、在
宅患者数も増えている。在宅患者は、酸素ボンベ、圧力
調整器、流量制御器などの各種の設備を自宅に備え、医
師の指示により、必要とされる一定流量の酸素を吸入し
ている。そして、このような在宅医療用可搬型酸素吸入
器に用いられる酸素ボンベには、前述したブルドン管式
圧力計を用いた装置が装着されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のブルドン管式圧力計を用いた装置では、指針に
より指示されたボンベ内のガスの圧力値からボンベの残
り使用可能時間を推測しなければならず、時間の推測に
慣れを要するため、使い勝手が悪いことに加え、残り使
用時間を正確に把握できないという問題があった。ま
た、医師の指示により吸入流量が変わったり、あるいは
ボンベの容量が変わるなどで、ボンベの使用条件が変わ
った場合には、ボンベ内のガスの圧力値と残り使用時間
との関係が変わってしまうため、条件の変更の都度にボ
ンベの使用者である患者がその時の条件に応じて圧力値
から残り使用時間への読み替えを行わなければならなか
った。このため、手間がかかる、条件変更後の新しい圧
力値と残り使用時間との関係に慣れるまでに時間を要す
る、残り使用時間の把握ミスのおそれが生じるなどの問
題があった。そして、把握ミスをすると、実際には残り
使用時間が無いにもかかわらず、有るものと勘違いして
酸素吸入が中断してしまうという事態が生じる。なお、
以上に述べたような問題は、在宅医療用可搬型酸素吸入
器に用いられる酸素ボンベだけではなく、その他のガス
ボンベについても同様に生じる問題である。
【0005】さらに、前述した従来のロードセルを用い
た装置をガスボンベに装着する場合でも、圧力値(ある
いは荷重値)から残り使用時間への読み替えを行わなけ
ればならないことに変わりはないため、ブルドン管式圧
力計を用いた装置の場合と同様な問題が生じる。また、
ロードセルを用いた装置では、固定して用いるボンベに
しか適用できず、前述した在宅医療用の可搬型の酸素ボ
ンベには適用できないという問題があった。
【0006】本発明の目的は、ガスボンベの残り使用時
間を正確かつ迅速に把握でき、熟練者でなくても容易に
取り扱うことができるガス残量計を提供することにあ
る。また、本発明の他の目的は、上記目的に加え、ガス
の消費流量やボンベ容量の変更に容易かつ迅速に対応で
きるガス残量計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ガスボンベ内
の圧力からボンベの残り使用時間を算出して前記目的を
達成しようとするものである。具体的には、本発明のガ
ス残量計は、ガスボンベ内のガスの圧力を計測する圧力
計測手段と、ガスボンベから外部に供給されるガスの消
費流量の設定値を記憶する流量設定値記憶手段と、ガス
ボンベの容量の設定値を記憶する容量設定値記憶手段
と、流量設定値記憶手段に記憶されたガスの消費流量の
設定値および容量設定値記憶手段に記憶されたボンベ容
量の設定値を用いて圧力計測手段により計測されたガス
ボンベ内のガスの残圧からガスボンベの残り使用時間を
算出する残り使用時間算出手段と、この残り使用時間算
出手段により算出された残り使用時間を表示する残り使
用時間表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】ここで、圧力計測手段としては、歪ゲージ
式や静電容量式等の検出方法による圧力センサ、あるい
はダイヤフラム型やべローズ型等の構造を有する圧力セ
ンサなど、ガスボンベ内のガスの圧力を計測できれば任
意のものを適用することができる。また、残り使用時間
表示手段による表示は、時分秒を数字で表したデジタル
表示であってもよく、あるいは指針や目盛り等を用いた
アナログ表示、残り使用時間を段階的に区切られた長さ
で表すバーグラフ表示、残り使用時間を示す位置や区画
のみを点灯または点滅させる表示、音声表示(音声表示
単独または前記各表示と音声表示との併用)などであっ
てもよいが、把握容易性の点でデジタル表示とすること
が好ましい。
【0009】さらに、流量設定値記憶手段に記憶された
ガスの消費流量の設定値および容量設定値記憶手段に記
憶されたボンベ容量の設定値は、変更されない固定値と
されていてもよい。しかし、流量設定値記憶手段に記憶
させるガスの消費流量の設定値の入力設定を行う流量設
定手段と、容量設定値記憶手段に記憶させるボンベ容量
の設定値の入力設定を行う容量設定手段とを設け、これ
らの設定値を変更可能な構成としておくことが好まし
い。そして、これらの設定値の入力設定方式は、予め定
められた複数の候補値の中から選択を行う方式であって
もよく、あるいは使用者が任意の数値を入力する方式で
あってもよい。
【0010】また、残り使用時間表示手段の近傍に、流
量設定値記憶手段に記憶されたガスの消費流量の設定値
を表示する流量設定値表示手段、あるいは圧力計測手段
により計測されたガスボンベ内のガスの圧力を表示する
ボンベ内圧表示手段を設けておくことが好ましい。そし
て、これらの流量設定値表示手段あるいはボンベ内圧表
示手段による表示は、残り使用時間表示手段の場合と同
様に、デジタル表示、アナログ表示、バーグラフ表示
等、任意の表示方法としてよいが、例えば、残り使用時
間表示手段をデジタル表示とした場合には、これと区別
を付けるためにバーグラフ表示等の他の表示方法として
おくことが好ましく、そうすることで残り使用時間の把
握が容易になるうえ、各表示を見間違えるおそれがなく
なる。
【0011】さらに、時間の経過、圧力計測手段による
ガス圧力の計測値の変化量、流量設定値記憶手段に記憶
されたガスの消費流量の設定値、および容量設定値記憶
手段に記憶されたボンベ容量の設定値を参照してガスの
消費が無いことを判定し、自動的に電池式の電源をオフ
またはスリープ状態とする自動オフ手段を設けておくこ
とが、電池消費削減や省エネルギーの観点から好まし
い。
【0012】また、本発明のガス残量計の好適な適用例
としては、在宅医療用可搬型酸素吸入器に用いられる酸
素ボンベへの装着が挙げられる。
【0013】
【作用】このような本発明においては、予め流量設定値
記憶手段にガスの消費流量の設定値を記憶させるととも
に容量設定値記憶手段にボンベ容量の設定値を記憶させ
ておき、圧力計測手段によりガスボンベ内のガスの圧力
を計測し、流量設定値記憶手段および容量設定値記憶手
段に記憶された各設定値を用いて残り使用時間算出手段
によりガスの残圧の計測値からガスボンベの残り使用時
間を算出し、この算出結果を残り使用時間表示手段によ
り表示する。
【0014】このため、ガスボンベの使用者は、残り使
用時間表示手段による表示を見るだけ、あるいは聞くだ
けで、ボンベの残り使用時間を容易に把握することが可
能となるため、従来のようなガスの圧力値から残り使用
時間への読み替えを行う必要がなくなり、ボンベの残り
使用時間が正確かつ迅速に把握されるようになる。ま
た、圧力値から残り使用時間への読み替えがなくなるこ
とから、装置に慣れていない者であっても容易に取り扱
うことが可能となるうえ、不慣れや勘違いによる読み替
えミスのおそれもなくなり、これらにより前記目的が達
成される。
【0015】さらに、流量設定手段および容量設定手段
を設け、ガスの消費流量の設定値およびボンベ容量の設
定値を変更可能な構成とした場合には、ガスの消費流量
が変わったり(例えば、本発明のガス残量計を在宅医療
用可搬型酸素吸入器に用いられる酸素ボンベに装着した
場合において、医師の指示により吸入流量が変わった時
など)、あるいはボンベの容量が変わる等によるボンベ
の使用条件の変更に容易かつ迅速に対応可能となる。つ
まり、ボンベの使用条件が変わると、ボンベ内のガスの
圧力値と残り使用時間との関係が変わってしまうが、流
量設定手段および容量設定手段により条件変更に応じて
各設定値を変更するだけで、残り使用時間算出手段によ
り正確な残り使用時間が算出されるようになる。このた
め、ボンベ使用者が条件変更後の新しい圧力値と残り使
用時間との関係に慣れるまでに時間を要する、あるいは
残り使用時間の把握ミスのおそれが生じるなどの従来の
諸問題が解消される。
【0016】また、残り使用時間表示手段の近傍に、流
量設定値記憶手段に記憶されたガスの消費流量の設定値
を表示する流量設定値表示手段を設けた場合には、残り
使用時間算出手段による算出処理に使用されている消費
流量の設定値が容易に把握できるため、比較的変更の機
会の多い消費流量の設定値の設定ミスや変更ミスを発見
しやすくなり、これらの設定ミスや変更ミスに起因する
残り使用時間の算出ミスが確実に防止される。
【0017】さらに、残り使用時間表示手段の近傍に、
圧力計測手段により計測されたガスボンベ内のガスの圧
力を表示するボンベ内圧表示手段を設けた場合には、従
来行われていた圧力値からの読み替えによる残り使用時
間の把握も可能となることから、従来の装置に慣れた人
であっても、残り使用時間の直接把握に円滑に移行でき
るようになる。
【0018】また、自動オフ手段を設け、一定時間経過
しても圧力計測手段によるガス圧力の計測値に変化がな
い場合に、ガスの消費が無い(使用されていない)と判
定して自動的に電池式の電源をオフまたはスリープ状態
とすれば、電池消費削減や省エネルギーが図られる。こ
の際、使用中か否かを判定するための基準となる計測値
の変化量のしきい値は、流量設定値記憶手段に記憶され
たガスの消費流量の設定値、および容量設定値記憶手段
に記憶されたボンベ容量の設定値の大小に応じて設定さ
れる。
【0019】また、本発明のガス残量計を在宅医療用可
搬型酸素吸入器に用いられる酸素ボンベに装着した場合
には、この酸素ボンベが、一定流量で消費され、かつ残
り使用時間の正確な把握が必須とされるものであること
から、以上に述べたような本発明の作用・効果がより顕
著に発揮されるようになる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1には、本実施例に係る在宅医療用の可搬型
酸素吸入システム10が示されている。酸素吸入システ
ム10は、内部に酸素ガスを有する酸素ボンベ11と、
酸素ボンベ11の上部に設けられたボンベ元弁12と、
ボンベ元弁12の近傍に設けられて酸素ボンベ11内の
酸素ガスの残量を計測表示するガス残量計20と、酸素
ボンベ11から外部の使用点に供給される酸素ガスの流
量を調整する流量調整弁13と、この流量調整弁13の
開度を操作するための流量設定ダイヤル14とを備えて
いる。
【0021】図2には、ガス残量計20の正面図が示さ
れ、図3には、図2中A−A線に沿ったガス残量計20
の断面図が示されている。また、図4には、ガス残量計
20の各部間の信号の流れがブロック図として示されて
いる。図2および図3において、ガス残量計20は、外
周を覆うケース21と、一部または全面が透明の正面パ
ネル22と、正面パネル22の内側に嵌め込まれた液晶
ディスプレイ(LCD)30と、ケース21および正面
パネル22により囲まれた空間内に設けられた基板の表
面に形成された回路部40と、回路部40に接続された
電池25とを備えている。
【0022】また、ガス残量計20の裏面側には、酸素
ボンベ11内の酸素ガスの圧力を導くガス導入孔26が
形成された接続継手27が設けられ、この接続継手27
の内側には、ガス導入孔26に導かれた酸素ガスの圧力
を計測する圧力計測手段である圧力センサ28が設けら
れている。圧力センサ28は、図示されない導線等によ
り回路部40に接続されている。圧力センサ28には、
例えば、ダイヤフラム型の構造を有する歪ゲージ式の圧
力センサなどを用いることができる。
【0023】液晶ディスプレイ30は、酸素ボンベ11
の残り使用時間をデジタル表示する残り使用時間表示手
段である残り使用時間表示部31と、ガスの消費流量の
設定値を図2中横方向に配置したバーグラフで表示する
流量設定値表示手段である流量設定値表示部32と、圧
力センサ28により計測された酸素ボンベ11内のガス
の圧力を図2中縦方向に配置したバーグラフで表示する
ボンベ内圧表示手段であるボンベ内圧表示部33とを備
えている。また、正面パネル22には、各表示部31〜
33の配置位置よりも図2中下側に、ガス残量計20の
モード切換えまたは電源オンを行うためのSETボタン
60およびONボタン61が設けられている。なお、モ
ードの詳細は後述する。
【0024】図4において、回路部40は、圧力センサ
28から送られてくる圧力値信号S1を増幅する増幅器
41と、増幅器41から受け取った圧力値信号S2に基
づき酸素ボンベ11の残り使用時間の算出処理等を行う
中央演算処理装置(CPU)42と、このCPU42か
ら出力される電源・発振ON−OFF信号S3を受けて
圧力センサ28および増幅器41に所定電圧を加える電
源回路43と、電源・発振ON−OFF信号S3を受け
てCPU42に所定発振周波数の電気信号を送る発振回
路44とを備えている。電源回路43およびCPU42
は、電池25に接続されている。
【0025】また、回路部40は、酸素ボンベ11から
外部に供給されるガスの消費流量の設定値を記憶する流
量設定値記憶手段50と、この流量設定値記憶手段50
に記憶させる消費流量の設定値についての複数の候補値
を予め記憶する流量候補値記憶手段51と、酸素ボンベ
11の容量の設定値を記憶する容量設定値記憶手段52
と、圧力センサ28により計測した圧力値を一時的に保
存するボンベ内圧記憶手段53とを備えている。このう
ち流量候補値記憶手段51およびボンベ内圧記憶手段5
3は、CPU42の内部に設けられている。
【0026】流量設定値記憶手段50は、読出し・書込
み可能なメモリ(EEPROM、RAM)等により構成
され、流量候補値記憶手段51に記憶された複数の候補
値の中から使用者により選択された一つの候補値が設定
値として記憶されるようになっている。流量候補値記憶
手段51は、読出し専用メモリ(ROM)等により構成
され、設定値として選択可能な複数の流量候補値、例え
ば、0.5,1,1.5,2,2.5NL/min(標
準状態におけるリットル毎分)という五つの流量候補値
を記憶している。容量設定値記憶手段52は、読出し・
書込み可能なメモリ(EEPROM、RAM)等により
構成され、酸素ボンベ11の容量が、例えば、小数点以
上1桁、小数点以下1桁の範囲において、0.1リット
ル刻みで最大9.9リットルまで記憶されるようになっ
ている。ボンベ内圧記憶手段53は、読出し・書込み可
能なメモリ(RAM)等により構成され、圧力センサ2
8により逐次計測される圧力値を一定時間間隔で更新し
ながら記憶するようになっている。
【0027】CPU42は、アナログ信号である圧力値
信号S2をデジタル信号に変換するA/D変換部45
と、酸素ボンベ11の残り使用時間を算出する残り使用
時間算出手段である残り使用時間算出処理部46と、ガ
スの消費が無いことを判定して自動的に電源をオフまた
はスリープ状態とする自動オフ手段である自動オフ処理
部47と、消費流量の設定値の入力設定を行う流量設定
モード処理部48と、酸素ボンベ11の容量の設定値の
入力設定を行う容量設定モード処理部49と、前述した
流量候補値記憶手段51およびボンベ内圧記憶手段53
とを備えている。なお、流量設定値記憶手段50および
容量設定値記憶手段52をCPU42の内部に設けるよ
うにしてもよい。
【0028】残り使用時間算出処理部46は、A/D変
換部45から受け取ったボンベ内圧P、流量設定値記憶
手段50に記憶された消費流量Qの設定値、および容量
設定値記憶手段52に記憶された酸素ボンベ11の容量
Vの設定値の各情報に基づき、次式により酸素ボンベ1
1の残り使用時間Tを算出するようになっている。 T=P×V/Q つまり、上式において、消費流量Qおよびボンベ容量V
は、使用中は設定値として一定の値となるため、残り使
用時間Tは、ボンベ内圧Pの一次関数として求められ
る。
【0029】自動オフ処理部47は、A/D変換部45
から受け取ったボンベ内圧の現在値とボンベ内圧記憶手
段53に記憶された一定時間前の過去値とを比較し、そ
の差が一定範囲内にある場合にガスの消費が無い(使用
していない)とみなして電源・発振ON−OFF信号S
3をOFF信号として出力し、自動的に電源をオフまた
はスリープ状態とするようになっている。また、使用中
か否かを判定するための一定範囲を規定するしきい値
は、現在設定されている消費流量Qおよびボンベ容量V
の各設定値の大きさに応じて設定されるようになってい
る。
【0030】流量設定モード処理部48は、使用者によ
る流量設定モードへの移行指令信号をSETボタン60
から受けた際に、液晶ディスプレイ30に入力設定に必
要な各種表示を行いながら、流量候補値記憶手段51に
記憶された複数の候補値の中から使用者によって選択さ
れた一つの候補値を、設定値として流量設定値記憶手段
50に記憶させるようになっている。使用者による設定
値の選択は、SETボタン60およびONボタン61の
操作により行われる。そして、流量設定モード処理部4
8、SETボタン60、およびONボタン61により、
流量設定手段が構成されている。
【0031】容量設定モード処理部49は、使用者によ
る容量設定モードへの移行指令信号をSETボタン60
およびONボタン61から受けた際に、液晶ディスプレ
イ30に入力設定に必要な各種表示を行いながら、使用
者によって任意に入力された値を、設定値として容量設
定値記憶手段52に記憶させるようになっている。使用
者による設定値の入力は、SETボタン60およびON
ボタン61の操作により行われる。そして、容量設定モ
ード処理部49、SETボタン60、およびONボタン
61により、容量設定手段が構成されている。
【0032】このような本実施例においては、以下のよ
うにしてガス残量計20を各モードで使用する。 [残り使用時間表示モード]先ず、ONボタン61を押
してガス残量計20の電源を入れると、通常の使用状態
で実行される残り使用時間表示モードが起動される。こ
の残り使用時間表示モードでは、残り使用時間算出処理
部46により、圧力センサ28による測定値に基づき残
り使用時間を算出し、この算出結果を液晶ディスプレイ
30の残り使用時間表示部31に表示する。
【0033】また、この残り使用時間表示モードでは、
残り使用時間算出処理部46による算出処理に用いられ
ているガスの消費流量の設定値(現時点で流量設定値記
憶手段50に記憶されている設定値)を、流量設定値表
示部32に表示する。流量設定値表示部32の表示は、
下側に記載された各値に対応する位置を点灯させること
により行われる。
【0034】さらに、この残り使用時間表示モードで
は、残り使用時間算出処理部46による算出処理に用い
られているボンベ内圧(圧力センサ28から送られてく
る計測値の現在値)を、ボンベ内圧表示部33に表示す
る。ボンベ内圧表示部33の表示は、左側に記載された
満タン状態(記号F)と空状態(記号E)との間のボン
ベ残量に対応する位置のみを点灯させる、あるいは対応
する位置から下側を全て点灯させることにより行われ
る。そして、残り使用時間表示モードは、自動オフ処理
部47により電源・発振ON−OFF信号S3がOFF
信号にされない限り、継続して実行される。
【0035】[容量設定モード]次に、ボンベ容量設定
の一例を述べる。例えば、SETボタン60およびON
ボタン61を同時に3秒以上押し続けると、容量設定モ
ードが起動される。この際、残り使用時間表示部31に
「CAP」の表示が行われ、容量設定モードに入ったこ
とが知らされる。
【0036】この容量設定モードでは、最初に、現在設
定されているボンベ容量が残り使用時間表示部31に小
数点以上1桁、小数点以下1桁でデジタル表示され、こ
のうち上位桁が点滅状態となる。この点滅状態におい
て、SETボタン60を押すと、点滅している上位桁の
数字が1づつ加算されていく。そして、希望の数値にな
った時点で、ONボタン61を押すとその数値が確定し
て点滅が止まる。続いて、この上位桁の確定と同時に下
位桁が点滅し、上位桁の場合と同様にして、SETボタ
ン60を押して下位桁を希望の数値としてからONボタ
ン61を押して下位桁の数字を確定させる。これらの上
位桁および下位桁の設定が完了すると、自動的に残り使
用時間表示モードに戻る。
【0037】また、容量設定モードに入ったまま約10
秒間何も操作を行わないと、設定値の変更を行わずに自
動的に残り使用時間表示モードに戻る。そして、容量設
定モードから残り使用時間表示モードに戻る際には、新
たに設定した設定値を約2秒間表示する。
【0038】[流量設定モード]さらに、流量設定の一
例を述べる。例えば、SETボタン60のみを5秒以上
押し続けると、流量設定モードが起動される。この際、
残り使用時間表示部31に「FLO」の表示が行われ、
流量設定モードに入ったことが知らされる。
【0039】この流量設定モードでは、最初に、現在設
定されている消費流量が流量設定値表示部32のバーグ
ラフ上で点灯表示される。この状態で、SETボタン6
0を押すと、バーグラフ上の点灯位置が移動する。そし
て、点灯位置が希望の数値の位置にきた時点で、ONボ
タン61を押すとその数値が設定値として確定し、その
後、自動的に残り使用時間表示モードに戻る。また、流
量設定モードに入ったままONボタン61を押さずに約
10秒以上経過すると、自動的に残り使用時間表示モー
ドに戻る。この際、設定値は前回の設定値のままであ
る。
【0040】このような本実施例によれば、次のような
効果がある。すなわち、残り使用時間表示部31に残り
使用時間が表示されるので、使用者は、この表示を見る
だけで酸素ボンベ11の残り使用時間を容易に把握する
ことができるため、従来のようなガスの圧力値から残り
使用時間への読み替えを行う必要がなくなり、従来に比
べ、残り使用時間を正確かつ迅速に把握できる。
【0041】そして、残り使用時間表示部31の表示
は、デジタル表示であるため、把握をより一層容易に行
うことができる。また、圧力値から残り使用時間への読
み替えがなくなることから、装置に慣れていない者であ
っても容易に取り扱うことができるうえ、不慣れや勘違
いによる読み替えミスのおそれも解消できる。
【0042】さらに、流量設定モードおよび容量設定モ
ードで、ガスの消費流量の設定値およびボンベ容量の設
定値を変更できるので、医師の指示によって吸入流量
(ガスの消費流量)が変わったり、あるいはボンベの容
量が変わる等によるボンベの使用条件の変更に容易かつ
迅速に対応できる。
【0043】また、通常状態である残り使用時間表示モ
ードでは、現時点で流量設定値記憶手段50に記憶され
ている設定値が流量設定値表示部32に表示されるの
で、残り使用時間算出処理部46による算出処理に用い
られている設定値を容易に把握できるため、比較的変更
の機会の多い消費流量の設定値の設定ミスや変更ミスを
発見しやすくなり、これらの設定ミスや変更ミスに起因
する残り使用時間の算出ミスを確実に防止できる。
【0044】そして、通常状態である残り使用時間表示
モードでは、圧力センサ28から送られてくるボンベ内
圧の計測値の現在値が、ボンベ内圧表示部33に表示さ
れるので、従来行われていた圧力値からの読み替えによ
る残り使用時間の把握も行うことができ、従来の装置に
慣れた人であっても、残り使用時間の直接読み取りによ
る把握に円滑に移行できる。
【0045】また、自動オフ処理部47を備えているの
で、ガス残量計20が使用されていない時には、自動的
にガス残量計20の電源をオフまたはスリープ状態にす
ることができるため、電池消費削減や省エネルギーを図
ることができる。
【0046】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の目的を達成できる範囲内での変形
等は本発明に含まれるものである。すなわち、前記実施
例では、SETボタン60、ONボタン61、流量設定
モード処理部48、および容量設定モード処理部49に
より構成される流量設定手段および容量設定手段が設け
られていたが、これらの手段は本発明に必ずしも必要な
ものではない。しかし、これらの手段を設けておくこと
が好ましく、そうすることで消費流量およびボンベ容量
の各設定値を容易に変更でき、ガス残量計20の機能を
向上できる。
【0047】また、前記実施例では、流量設定値表示部
32およびボンベ内圧表示部33が設けられていたが、
これらの表示部は本発明に必ずしも必要なものではな
く、要するに、残り使用時間表示部31が設けられてい
ればよい。しかし、流量設定値表示部32を設けておく
ことが、流量設定値の設定ミスや変更ミスに起因する残
り使用時間の算出ミスを確実に防止できるという点で好
ましく、ボンベ内圧表示部33を設けておくことが、従
来の装置に慣れた人であっても本発明の残り使用時間の
直接把握に円滑に移行できるという点で好ましい。
【0048】さらに、前記実施例では、液晶ディスプレ
イ30の各表示部31〜33により残り使用時間表示手
段、流量設定値表示手段、ボンベ内圧表示手段が構成さ
れていたが、これらの手段は、CRTディスプレイ等の
他の機器により構成されていてもよい。
【0049】また、前記実施例のガス残量計20は、在
宅医療用の可搬型酸素吸入システム10に適用されてい
たが、本発明のガス残量計は、このような適用例に限定
されるものではなく、例えば、自動溶接機の溶接ガスの
残量の計測、半導体製造に使用されるガスの残量の計測
などに適用してもよく、要するに、一定流量での消費が
行われるガスボンベ内のガス残量の計測であれば適用す
ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上に述べたように本発明によれば、残
り使用時間算出手段により流量設定値記憶手段および容
量設定値記憶手段に記憶された各設定値を用いて、圧力
計測手段で計測したガスの残圧からガスボンベの残り使
用時間を算出し、この算出結果を残り使用時間表示手段
により表示するので、ガスボンベの使用者は、この表示
を見るだけ、あるいは聞くだけで、ボンベの残り使用時
間を容易に把握することができるため、従来のようなガ
スの圧力値から残り使用時間への読み替えを行う必要が
なくなり、ボンベの残り使用時間を正確かつ迅速に把握
できるうえ、装置に慣れていない者であっても容易に取
り扱うことができ、不慣れや勘違いによる読み替えミス
のおそれを解消できるという効果がある。
【0051】さらに、流量設定手段および容量設定手段
を設け、ガスの消費流量の設定値およびボンベ容量の設
定値を変更可能な構成とした場合には、ボンベの使用条
件の変更に容易かつ迅速に対応でき、装置の機能を向上
できるという効果がある。
【0052】また、流量設定値表示手段を設けた場合に
は、残り使用時間算出手段による算出処理に使用されて
いる消費流量の設定値を容易に把握できるため、比較的
変更の機会の多い消費流量の設定値の設定ミスや変更ミ
スを発見しやすくなり、これらの設定ミスや変更ミスに
起因する残り使用時間の算出ミスを確実に防止できると
いう効果がある。
【0053】さらに、ボンベ内圧表示手段を設けた場合
には、従来行われていた圧力値からの読み替えによる残
り使用時間の把握もできることから、従来の装置に慣れ
た人であっても、残り使用時間の直接把握に円滑に移行
できるという効果がある。
【0054】そして、自動オフ手段を設けた場合には、
ボンベが使用されていないことを自動的に判定して、ガ
ス残量計の電池式の電源をオフまたはスリープ状態にす
ることができるため、電池消費削減や省エネルギーを図
ることができるという効果がある。
【0055】また、本発明のガス残量計を在宅医療用可
搬型酸素吸入器に用いられる酸素ボンベに装着した場合
には、この酸素ボンベが、一定流量で消費され、かつ残
り使用時間の正確な把握が必須とされるものであること
から、本発明の効果をより一層顕著に発揮させることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるガス残量計が装着され
た在宅医療用の可搬型酸素吸入システムの構成図。
【図2】前記実施例のガス残量計の正面図。
【図3】前記実施例の図2中A−A線に沿ったガス残量
計の断面図。
【図4】前記実施例のガス残量計の各部間の信号の流れ
を示すブロック図。
【符号の説明】
10 在宅医療用の可搬型酸素吸入システム 11 酸素ボンベ 20 ガス残量計 28 圧力計測手段である圧力センサ 31 残り使用時間表示手段である液晶ディスプレイの
残り使用時間表示部 32 流量設定値表示手段である液晶ディスプレイの流
量設定値表示部 33 ボンベ内圧表示手段である液晶ディスプレイのボ
ンベ内圧表示部 46 残り使用時間算出手段である残り使用時間算出処
理部 47 自動オフ手段である自動オフ処理部 48 流量設定手段を構成する流量設定モード処理部 49 容量設定手段を構成する容量設定モード処理部 50 流量設定値記憶手段 52 容量設定値記憶手段 53 ボンベ内圧記憶手段 60 流量設定手段および容量設定手段を構成するSE
Tボタン 61 流量設定手段および容量設定手段を構成するON
ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 轟 仁一 東京都大田区東馬込1−30−4 株式会社 長野計器製作所内 (72)発明者 竹内 逞 東京都大田区東馬込1−30−4 株式会社 長野計器製作所内 (72)発明者 大久保 政和 埼玉県上尾市大字原市1318番地 株式会社 大東バルブ製作所内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガスボンベ内のガスの圧力を計測する圧
    力計測手段と、前記ガスボンベから外部に供給されるガ
    スの消費流量の設定値を記憶する流量設定値記憶手段
    と、前記ガスボンベの容量の設定値を記憶する容量設定
    値記憶手段と、前記流量設定値記憶手段に記憶されたガ
    スの消費流量の設定値および前記容量設定値記憶手段に
    記憶されたボンベ容量の設定値を用いて前記圧力計測手
    段により計測されたガスボンベ内のガスの残圧から前記
    ガスボンベの残り使用時間を算出する残り使用時間算出
    手段と、この残り使用時間算出手段により算出された残
    り使用時間を表示する残り使用時間表示手段とを備えた
    ことを特徴とするガス残量計。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載したガス残量計におい
    て、前記流量設定値記憶手段に記憶させるガスの消費流
    量の設定値の入力設定を行う流量設定手段と、前記容量
    設定値記憶手段に記憶させるボンベ容量の設定値の入力
    設定を行う容量設定手段とを備えたことを特徴とするガ
    ス残量計。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載したガス
    残量計において、前記残り使用時間表示手段の近傍に
    は、前記流量設定値記憶手段に記憶されたガスの消費流
    量の設定値を表示する流量設定値表示手段が設けられて
    いることを特徴とするガス残量計。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    したガス残量計において、前記残り使用時間表示手段の
    近傍には、前記圧力計測手段により計測されたガスボン
    ベ内のガスの圧力を表示するボンベ内圧表示手段が設け
    られていることを特徴とするガス残量計。
  5. 【請求項5】 請求項1から請求項4のいずれかに記載
    したガス残量計において、時間の経過、前記圧力計測手
    段によるガス圧力の計測値の変化量、前記流量設定値記
    憶手段に記憶されたガスの消費流量の設定値、および前
    記容量設定値記憶手段に記憶されたボンベ容量の設定値
    を参照してガスの消費が無いことを判定し、自動的に電
    池式の電源をオフまたはスリープ状態とする自動オフ手
    段を備えたことを特徴とするガス残量計。
  6. 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
    したガス残量計において、前記ガスボンベは、在宅医療
    用可搬型酸素吸入器に用いられる酸素ボンベであること
    を特徴とするガス残量計。
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