JP5077321B2 - 体重計 - Google Patents

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Description

本発明は、体重計に関し、特に体重計における表示方法に関する。
従来、体重計もしくは体組成計による測定結果の表示方法として、種々の方法が提案されている。たとえば、過去の体重測定結果を時系列的に表示する際に、利用者が測定結果の履歴を容易に理解できるようにするための工夫が提案されている(特許文献1,2)。また、健康管理目標を設定しておき、体重の履歴を目標の達成度(スコア)とともに表示することで、ダイエットに対するモチベーションを維持するための技術も提案されている(特許文献3)。
また、人の体重が一日のうちにも変動すること(日内変動)を考慮に入れ、体重の測定時刻と同時刻に測定された過去データから比較の対象となる基準データを作成し、その基準データとの比較結果を表示する技術が特許文献4に開示されている。また特許文献4では、測定日の日内変動を過去の日内変動と比較して、体重が増加傾向にあるか減少傾向にあるかを表示している。
特許第3722678号公報 特許第3818488号公報 特開2003−265427号公報 特開2005−218582号公報
上記特許文献1〜3に記載の体重計では、一日における体重変動を考慮に入れていないので、測定時刻の違いによる体重のばらつきによる変動のために、体重変化の傾向を把握しづらいという問題がある。正しい傾向を把握するためには、ある程度の期間継続して測定を行う必要があるが、変化傾向が把握できない状態で長期間継続して測定するのは、モチベーションの維持が困難である。
また、特許文献4に記載の体重計は日内変動を考慮に入れているものの、この場合も基準データを作成するためにある程度の期間継続して測定を行う必要がある。また、過去の日内変動と当日の日内変動を比較して体重が増加傾向にあるか減少傾向にあるかを判断しているが、過去の測定データがすでに増加傾向あるいは減少傾向にある場合には、この基準値との大小比較だけでは、現在の変化傾向を判断できない。
また、上記特許文献はいずれも、体重値や体組成値などの履歴を単に表示するだけであり、どのようにすれば所望の体重変化(ダイエットや体重維持など)を達成できるか、利用者が把握するのは困難であった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、比較的短期間の測定でも体重の変化傾向を把握可能な体重計を提供することにある。
本発明のさらなる目的は、所望の体重変化を達成するための指針を、利用者が理解しやすいように提示する体重計を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明では、以下の手段または処理によって体重の測定および表示を行う。すなわち、本発明に係る体重計は、体重測定手段と、体重測定値を測定日時とともに記憶する記憶手段と、所定期間内における同日内の体重測定値の変動に関する情報を表示する表示手段と、を備える。
人の体重は、一日のうちにおいて、朝(または起床時)が最も少なく、夜(または就寝前)には朝に比べて増加することが知られている。そして、睡眠時の代謝等によって体重が減少するので、朝と夜の体重の差が所定値以内であれば体重が減少することが知られている。したがって、一日における体重変動を上記基準幅以内に保つことが体重管理では重要であり、利用者はこの達成度を知ることで体重管理に役立たせることができる。体重測定値の変動に関する情報として、日々の同日内の体重測定値の変動を表示したり、所定期間内の体重変動値の平均値を表示することも好適である。この表示により利用者が一日内の体重変動が基準幅以内であるか否かを把握することができる。また、同日内の体重測定値の変動が所定の基準幅以内であるかを判定する判定手段をさらに備え、体重測定値の変動に関する情報として判定手段による判定結果を表示することも好適である。この場合も、利用者は一日内の体重変動が基準幅以内であるか否かを容易に把握することができる。
本発明は上記の点に着目するものなので、判定手段が判定の対象とする同日内の体重測定値の変動は、朝(または起床時)の体重と、夜(または就寝前)の体重との差であることが好適である。また、所定の基準幅は±500グラム程度であることが好適であるが、利用者の体重に応じた値(たとえば、体重の±0.7%)とすることも好適である。なお、体重が急激に減少することも健康的に望ましくないので、基準幅に下限値を設けている。
また、上記所定期間は任意の期間で構わないが、多くの場合人のスケジュールは一週間単位で繰り返されることを考慮すると、一週間あるいはその整数倍であることが好適である。
利用者は、所定期間のうちの日内の体重変動が基準幅以内であると判定された日の割合(以下、この割合を単に「達成率」とも呼ぶ)を知ることで、体重の変化傾向を知ることができる。すなわち、上記基準を達成した割合が高いほど、体重が減少傾向であることが分かる。単に毎日の体重を表示するだけでは、日内変動によるばらつきのために体重の変化傾向が把握しづらいが、本発明のように日内変動幅が基準内となった日の達成率が分かれば、体重の変化傾向を把握することができる。
また、本発明における表示手段は、日内の体重変動が基準幅以内であると判定された日の割合を表示するとともに、所定期間内における体重の変化も表示することが好適である。ここで、所定期間内における体重の変化の表示は、たとえば、直近の所定期間(たとえば、現在日から一週間前まで)において測定された体重の平均値と、その前の所定期間(たとえば、一週間前から二週間前まで)において測定された体重の平均値とをそれぞれ表示したり、これら平均値の差を表示すればよい。
このように、日内変動管理の達成率と期間内の体重変化とを合わせて表示することで、この達成率と自身の体重変化の関係を利用者が容易に理解できる。達成率が高いほど体重変化(減少)も大きくなるので、利用者は日内変動を基準幅以内にしようとするモチベーションを維持しやすい。また、利用者の生活スタイル(たとえば、運動量の多少)や基礎代謝量などによって、達成率と体重変化の関係は一定ではない。そこで、どの程度の達成率であればどの程度の体重変化があるのかを把握することができる。
また、上記達成率が高いにも拘わらず体重の減少が少なかったり、上記達成率が低いにも拘わらず体重の減少が多かったりする場合には、上記の基準幅を自動的に変更しても良い。また、そのような場合に基準幅の設定を変更するように促す表示をしても良い。このように、利用者に合わせて基準幅を変化させることで、適切な基準幅の値を採用することが可能となる。
また、本発明における表示手段は、上記所定期間内における日内の体重変動値の平均値も表示することが好適である。このように、日内変動の平均値を表示することで、利用者は自らの生活習慣(たとえば、食べ過ぎであるかなど)を理解することができる。
また、本発明における表示手段は、上記所定期間における毎日の日内の体重変動値をグラフ表示することが好適である。表示するグラフは、たとえば、棒グラフや折れ線グラフなどが好適である。これによって、期間内の各日における日内変動値の推移を容易に理解でき、生活が乱れているか否かを容易に理解できる。
また、本発明における表示手段は、上記所定期間における毎日の日内の体重変動値を、日毎にアニメーション表示することも好適である。アニメーション表示される日内変動値のばらつきが大きいほど生活が乱れていることが分かり、逆にばらつきが小さければ生活習慣が安定していることが理解できる。
また、本発明に係る体重計は、上記所定期間における、日内の体重変動値の平均値、および/または、日内の体重変動値の基準値からの乖離に基づいて、健康状態を診断することが好適である。そして、診断結果に基づいて健康指針アドバイスを行うことが好適である。健康状態の診断は、たとえば、体重変動値の平均値や標準偏差や、変動値のうちの基準幅を超えた(または下回った)量の平均などに基づいて生活の乱れ度を算出することによって行うことができる。そして、生活の乱れ度が所定の閾値以上であれば、生活習慣を見直す警告表示を行うことが好適である。
また、本発明に係る体重計は、体組成値を測定する体組成値測定手段を有し、表示手段は、上記所定期間内における体重の変化が所定の閾値よりも大きい場合は、体組成値測定手段による測定を促す表示を行うことも好適である。
なお、本発明は、上記手段の少なくとも一部を有する体重計として捉えることができる。また、本発明は、上記処理の少なくとも一部を含む体重計における表示方法、または、かかる方法を実現するためのプログラムとして捉えることもできる。上記手段および処理の各々は可能な限り互いに組み合わせて本発明を構成することができる。
本発明によれば、比較的短期間の測定でも、体重の変化傾向を把握することが可能となる。
本実施形態に係る体重計の外観を示す図である。 本実施形態に係る体重計の構成を示すブロック図である。 体重測定処理の流れを示すフローチャートである。 朝の測定後の表示画面の例を示す図である。 夜の測定後の表示画面の例を示す図である。 日内変動の分析および表示処理の流れを示すフローチャートである。 達成率を表示する表示画面の例を示す図である。 日内変動の平均値を表示する表示画面の例を示す図である。 測定期間内における体重の変化を表示する表示画面の例を示す図である。 日内変動を表示する表示画面の別の例を示す図である。 日内変動をアニメーション表示する表示画面の例を示す図である。 日内変動をグラフ表示する表示画面の例を示す図である。
以下に図面を参照して、本発明に好適な実施形態を例示的に詳しく説明する。ただし、本実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(体重計の構成)
図1は、本実施形態に係る体重計の外観を示している。ここでは、体重と同時に体組成を計測可能な体重計(体組成計)を例示する。
この体重計は、概略、本体1と保持部(表示操作部)2とから構成される。本体1と保持部2は、ケーブル3で接続されており、信号の送受信が可能である。なお、本体1と保持部2とを無線通信により接続する構成でもよい。非使用時は、本体1の保持部収納部13に、保持部2及びケーブル3が収納される。
本体1の上面には、4つの足用電極10L、10R、11L、11Rが設けられている。電極10L、10Rは、左右の足裏に電流を印加するための電極であり、電極11L、11Rは、左右の足裏から電圧を検知するための電極である。また本体1は体重測定部12を内蔵している。本実施形態に係る体重計は、体重の日内変動を計測するため、測定精度は50グラム(あるいはそれ以下)であることが好ましいが、測定精度が100グラムであっても構わない。
保持部2には、左右のグリップ20L、20R、表示部21、操作部22、などが設けられている。表示部21は、後述するような測定結果やガイダンスを表示する部分であり、例えば液晶ディスプレイから構成される。操作部22は、登録番号(利用者)の選択、表示の切り替え、その他の情報入力のためのユーザインターフェイスを備えている。タッチパネル式のディスプレイを用いて、表示部21と操作部22を共通のハードウエアで構成することも好ましい。
グリップ20L、20Rにはそれぞれ、手のひらに電流を印加するための電極23L、23Rと、手のひらから電圧を検知するための電極24L、24Rとが設けられている。
図2は、体重計の構成を示すブロック図である。図2に示すように、保持部2は、制御部25、インピーダンス測定部26、記憶部27、タイマ28、電源29などを内蔵している。
制御部25は、測定された体重値等を測定日時とともに記憶部27に管理する機能、体重値の日内変動が所定の変動幅以内であるか判定する機能、日内変動の達成率の表示を行う機能などを備える。制御部25は、CPU(演算処理装置)、メモリなどから構成されるもので、上記諸機能はCPUがプログラムを実行することによって実現される。ただし、制御部25が担う機能の一部又は全部を専用のチップで構成しても構わない。
インピーダンス測定部26は、制御部25の制御に従って、足用電極10L、10R及び手用電極23L、23Rから生体に所定の電流を印加し、足用電極11L、11R及び手用電極24L、24Rで電圧を検知することによって、体内のインピーダンスを測定す
る手段である。
記憶部27は、不揮発性メモリなどの記憶媒体から構成される。記憶部27には、体重及び体組成の測定結果(測定値)などが時系列に利用者別(登録番号別)に格納される。また、記憶部27には、各利用者の属性データ(性別、年齢、身長)も格納されている。また、記憶部27には、体重値の日内変動値の基準幅も格納されている。ここで基準幅は±500グラムとする。
本実施形態の体重計では複数(例えば4人)の利用者を登録可能であり、操作部22で登録番号を指定することにより利用者を選択することができる。
なお、本実施形態では、体組成も計測可能とするために、各種電極やインピーダンス測定部を設けているが、体重値のみを測定する体重計として構成しても良い。
(体重測定機能)
図3のフローチャートに沿って、体重の測定を行う際の標準的な処理の流れを説明する。
利用者が体重計の電源をONすると、制御部25が体重計の校正処理を実行する(S10)。校正処理の完了後、利用者が本体1に乗り測定姿勢で静止すると、体重測定部12によって体重の測定が行われる(S11)。
測定された体重は、タイマ28から得られる日時情報とともに記憶部27に格納される(S12)。ここで、4時〜10時に測定された体重は「朝」の体重として、18時〜24時に測定された体重は「夜」の体重として記憶される。なお、この時間帯は利用者毎に設定可能としておくことが好ましい。また、いずれの時間帯の体重であるかを利用者が操作部22を介して指定した上で、測定を行う構成としても良い。
そして、測定された体重を表示部21に表示する(S13)。ここで、表示部21に表示される測定結果の表示画面の例を、図4、5を用いて説明する。朝の測定後は、図4に示すように、測定値が朝測定値41に表示される。ここでは朝測定値41として「80.05kg」が表示されている。一方、夜の測定後には、図5に示すように、朝測定値41、夜測定値42、日内変動量(一日の増加量)43および判定結果44が表示される。ここでは、夜測定値42として「80.55kg」が測定されたので、日内変動量43には、(夜測定値)−(朝測定値)として算出される500gが表示される。判定結果44には、日内変動量が記憶部27に格納されている基準幅以内であるか否かの判定結果が表示される。基準幅は500gであり日内変動量も500gなので、判定結果44は基準を満足した旨の表示(○表示)がされる。一方、基準を満たしていない場合にはその旨の表示(×表示)がされる。また、過去一週間分の判定結果を表示する判定結果履歴45に、本日分の判定結果が追加される。判定結果履歴45は、右端を測定日(現在日)として過去一週間分の判定結果が表示される。図5では、まだ以前のデータが蓄積されていないので測定日の分だけの表示がされている。
次に、直近の一週間(所定期間に相当)についての測定結果を分析するための分析処理を実行する(S14)。分析処理では、直近の一週間についての、日内変動が基準幅以内であった日の割合や、期間中の体重変動などの算出及び表示を行う。分析結果の表示が終わると電源がOFFされ(S15)、体重計の処理が終了する。
(分析処理)
S14の分析処理の詳細を、図6のフローチャートに沿って説明する。
分析処理が開始すると、直近の一週間について、朝に測定された体重値と、夜に測定された体重値の差を算出する。具体的には、まず、カウンタnを0に初期化し(S20)、n日前の朝測定値と夜測定値の双方が記憶部27に存在するか判定する(S21)。存在する場合(S21:YES)は、n日前のフラグを「有り」にセットし(S22)、朝と夜の測定値の差を算出する(S23)。一方、n日前のデータが存在しない場合(S21:NO)は、n日前のフラグを「無し」のままとして、朝と夜の測定値の差の算出処理をスキップする。次に、一週間分(7日分)について処理をしたか判定し(S24)、一週間に達していない場合はnをインクリメントして(S25)、S21からの処理を繰り返す。
一週間分のデータを調べ終えたら(S24:YES)、朝と夜のデータが存在している日が4日以上あるか判定する(S26)。4日以上ある場合(S26:YES)には、日内変動が基準幅以内だった日の割合(達成率)を算出する(S27)。ここで、達成率は、(日内変動が基準幅以内の日数)÷(測定データがある日数)として算出する。また、一週間分について日内変動の平均値を算出する(S28)。
そして、S27で算出した達成率を表示部21に表示する(S29)。図7は達成率を表示する表示画面の例である。表示部21の下部には、過去一週間について日内変動が基準幅以内であったかを示す判定結果履歴45が表示される。ここで、日内変動が基準幅以内であった日は「○」が表示され、基準幅以内でない場合には「×」が表示される。なお、測定していなかった日については「−」が表示される。また、達成率46には、上記S27で算出した達成率が表示される。ここでは、「日内変動が基準幅以内の日数」が4日であり、「測定データがある日数」が6日であるため、達成率として66%が表示される。また、判定結果44には、達成率に応じて「○」「△」「×」などの表示がされる。達成率と評価の関連は適宜設定すればよい。
次に、S28で算出した日内変動量の平均値を表示する(S30)。なお、S29からS30への画面表示の遷移は、所定時間経過後に自動的に遷移するようにしても良く、利用者が表示画面の切替を指示できるようになっていても良い。図8は日内変動量の平均値を表示する表示画面の例である。図8に示すように、日内変動平均86に、S28で算出した日内変動量の平均値が表示される。判定結果44には、日内変動の平均値が基準幅以内であったか否かに応じた判定結果が表示される。たとえば、図8に示すように、日内変動の平均値が+575グラムの場合には、判定結果として「×」が表示される。一方、日内変動の平均値が±500グラムの場合には、判定結果として「○」が表示される。
なお、図7,8では朝測定値41および夜測定値42に測定日当日の朝と夜の測定が表示されているが、一週間分の達成率等を表示する場合にはこの表示を消去しても良い。
また、過去一週間内の測定日が3日以下である場合には(S26:NO)、一週間の達成率等の表示があまり意味をなさないため、S27〜S30の処理をスキップする。この際、「週間分析には週4日以上の測定が必要です」などと表示して利用者に体重測定を促すと良い。
また、S26において判定基準として1週間に何日分の測定データを要求するかは適宜設計すればよい。たとえば、5日以上としても良いし、3日以上としても良い。また、測定日数に拘わらず常にS27〜S30の表示を行うようにしても良い。
次に、一週間における体重変化を算出し(S31)、これを表示する(S32)。体重の変化としては、今週一週間分(現在日から6日前まで)の朝の体重値の平均値と、先週
一週間分(一週間前からその6日前まで)の朝の体重値の平均値との差を算出すればよい。このように測定期間内の平均値の差を求めることで、日毎のばらつきによる影響を少なくすることができる。図9は、平均体重の変化を表示する表示画面の例である。図9では、先週の平均体重47aと今週の平均体重47bを表示している。そして、判定結果44には、今週の平均が先週より下がっていれば「○」、上がっていれば「×」の表示を行う。なお、先週と今週の平均体重をそれぞれ表示するのではなく、平均値の差のみを表示しても良い。
なお、上記表示画面の表示順序は適宜入れ替えても構わない。また、上記のうちの複数の項目について1つの画面中にまとめて表示しても構わない。
(実施形態の作用/効果)
このように本実施形態に係る体重計によれば、毎日の日内変動を所定の変動幅以内にすることを利用者に意識させることができる。そして、日々の日内変動量から自分の体重が増加傾向にあるのか減少傾向にあるのかを把握することができる。すなわち、日内変動が基準幅以内である日の割合が多いほど、また、日内変動量の平均が少ないほど体重が減少傾向にあることが分かる。この場合、単に一日一回の測定を行いその履歴から体重の変化傾向を知るよりも、格段に短い期間の測定データから自分の体重の変化傾向を知ることができる。
(変形例)
日々の体重値の表示や週間分析結果の表示には、様々な変形例が考えられる。
・変形例1
たとえば、日々の体重値の表示を図4,5に示すような数値のみの表示ではなく、図10のようにグラフを併用する表示としても良い。図10に示すように、表示部21には朝測定値41および夜測定値42に測定体重を数値として表示するだけでなく、増減グラフ48にグラフ表示を行う。増減グラフ48は、朝の体重値からの変動を表示するものであり、適正範囲49内(プラスマイナス500グラム)は背景が緑色、適正範囲外(増えすぎ50、減りすぎ51)は背景が赤色などとすることで、どの範囲にあれば良好であるか視覚的に理解しやすいようになっている。
朝に体重を測定すると、図10(a)に示すように、朝測定値41に測定値が表示されるとともに、増減グラフ48に朝に体重が測定されたことを示す印が付けられる。具体的には、増減の基準線上に丸印52が表示される。そして、夜に体重を測定すると、図10(b)に示すように、夜測定値42に測定値が表示されるとともに、増減グラフ48に朝測定値からの変動に応じた位置に印が付けられる。図10(b)では、夜の測定値が朝に比較して800グラム増加しているので、「増えすぎ」の領域50に丸印53が表示される。
このように、日々の変動をグラフに表示することで、変動幅を視覚的に理解しやすくなる。
・変形例2
上記変形例1のグラフ表示を、週間分析結果の表示にも用いることができる。図3のフローチャートのS28における日内変動の平均値表示において、上記のグラフ表示を利用した表示例を図11に示す。
ここでは、日内変動の平均値を表示する前に、測定期間内(一週間)のそれぞれの日における変動量をアニメーション表示する。具体的には、図11(a)に示すように、一週
間分の変動量をコマ送りにしてそれぞれ表示する。そして、一週間分の変動が全て表示されたら図11(b)に示すように、変動の平均値を表示する。
このように、日毎の変動量をアニメーション表示することで、日毎の振れ幅54が大きければ生活が乱れていると理解でき、振れ幅54が小さければ生活が安定していると理解できる。
・変形例3
また、図12に示すように、毎日の日内変動量を棒グラフで表示しても良い。また、折れ線グラフで表示しても良い。このグラフに、基準幅を示す基準線55を合わせて表示することで、利用者は自分の健康状態を容易に把握することができる。
・変形例4
上記の例はいずれも、日内変動の履歴や達成率を表示するのみであったが、これらの分析結果を利用して健康指針アドバイスを行うことも好適である。たとえば、毎日の日内変動から、生活の乱れを算出して、生活の乱れが大きいと判定された場合は生活習慣を見直すよう促す表示(図12の警告56など)を行うことが好ましい。ここで、生活の乱れ度は、たとえば、日内変動値の平均値と分散値とに基づいて算出することが好適である。つまり、平均値が基準値に比較して大きい場合には、生活の乱れ度が大きいと判断する。また、平均値としては基準幅以内であっても、日によって日内変動量が大きく異なる場合(分散が大きい場合)も、生活の乱れ度が大きいと判断する。
具体的には、各曜日の日内変動値をΔWmon,ΔWtue,…ΔWsunとし、火曜日から日曜日の間の任意の曜日の変動値をΔWとする。このとき、月曜日から任意の曜日までの日内変動値の平均値ΔWは、
ΔW=(ΔWmon+ ΔWtue +・・・+ ΔW)/N
と表される。ここで、
ΔW ≧ ΔWC1 ・・・(1)
となるときに、生活の乱れ度が大きいと判断する。ΔWC1の一例としては600グラムを採用できる。
また、月曜日から任意の曜日までの日内変動の標準偏差をΔWSDとして、
ΔWSD ≧ ΔWC2 ・・・(2)
となるときは、ΔW ≧ ΔWC1を満たす場合であっても、生活の乱れ度が大きいと判断する。なお、ΔWC2の一例としては300グラムを採用できる。
このように、生活の乱れ度が大きくないと判断するのは(1)(2)の条件をともに満たさない場合とすることができる。ただし、平均値と標準偏差の両方を用いて生活の乱れ度を算出せずに、いずれか一方のみに基づいて生活の乱れ度を判断する構成を採用しても良い。
また、日内変動の分析結果から将来の体重変化の予測を表示する(図12の予測表示57など)ことも好適である。
また、図3のフローチャートのS31,32において、一週間内の体重変化が所定の閾値よりも大きい場合(増えすぎも減りすぎも)、体組成を計測するよう促す表示を行うことも好適である。
・変形例5
上記の説明では、日内変動の基準幅は±500グラムで固定として説明してきた。しか
しながら、たとえば、基準幅を体重値に応じた値(体重の±0.7%など)とすることも好適である。これによって、利用者に体格に応じたより適した分析が行える。また、基準幅は、±Nグラムのように増加分と減少分とが等しいような幅だけでなく、+Nグラム〜−Mグラム(N,M>0、N≠M)のような幅としても良い。
また、測定期間内の日内変動が基準幅以内であれば、体重が減少傾向となるように基準幅を選んでいるが、実際に日内変動が基準幅以内ならば体重が減少するかどうかは個人差もある。そこで、制御部25が、達成率と体重の変化(週間の変化)を比較して、基準幅を自動的に変化させたり、あるいは、利用者に設定変更するように促す表示を行っても良い。たとえば、達成率が高いにも拘わらず体重が減少しない場合には、基準幅を下げるように変更する。逆に、達成率が低いにも拘わらず体重が増加しない(あるいは減少する)場合には、基準幅を大きくするように変更する。
このようにすることで、基準幅が各利用者に応じて適切な値に調節されることになる。
1 本体
2 保持部
3 ケーブル
12 体重測定部
21 表示部
22 操作部
25 制御部
27 記憶部
28 タイマ

Claims (7)

  1. 体重測定手段と、
    体重測定値を測定日時とともに記憶する記憶手段と、
    同日内の体重測定値の変動幅が所定の基準幅以内であるかを判定する判定手段と、
    所定期間内における同日内の体重測定値の変動に関する情報および前記判定手段による判定結果を表示する表示手段と、
    を備え
    前記所定期間内において日内の体重変動が前記基準幅以内であると判定された日の割合と、前記所定期間内の体重変動とに基づいて、前記所定の基準幅を変化させる制御を行うか、または前記所定の基準幅を設定変更するように利用者に促す表示を行う、
    体重計。
  2. 前記所定期間内において日内の体重変動が前記基準幅以内であると判定された日の割合が所定値以上であり、かつ、前記所定期間内において体重が減少していない場合には、前記所定の基準幅を下げる制御を行うか、または前記所定の基準幅を下げるように利用者に促す表示を行う、
    請求項1に記載の体重計。
  3. 前記所定期間内において日内の体重変動が前記基準幅以内であると判定された日の割合が所定値未満であり、かつ、前記所定期間内において体重が増加していない場合には、前記所定の基準幅を大きくする制御を行うか、または前記所定の基準幅を大きくするように利用者に促す表示を行う、
    請求項1または2に記載の体重計。
  4. 前記体重測定値の変動に関する情報は、前記所定期間内における日々の同日内の体重測定値の変動値である、請求項1〜3のいずれかに記載の体重計。
  5. 前記表示手段は、前記所定期間内における日々の同日内の体重測定値の変動値をグラフ表示する、請求項に記載の体重計。
  6. 前記体重測定値の変動に関する情報は、前記所定期間内における同日内の体重測定の変動値の平均値である、請求項1〜のいずれかに記載の体重計。
  7. 前記表示手段は、前記所定期間内の体重測定値の変化も表示する、請求項1〜に記載の体重計。
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