JP3167462U - 車椅子用スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】屋内外において同じ車椅子を利用することが少なくないことから、車椅子に座ったままで介助者が簡単に駆動輪を空転させ、汚れをふき取ることが出来る車椅子用の多目的スタンドを提供する。【解決手段】基台1と持ち上げ棒3、持ち上げハンドルから構成する。基台1の床面との接触面を支点、持ち上げ棒と車椅子車体後部フレームとの接触面を作用点、手または足での操作力を受ける持ち上げハンドルを力点とする梃子の作用により、車椅子車体後部フレームを、駆動輪14を空転させるに充分な高さに浮かせる構造として車椅子用の多目的スタンドを構成する。【選択図】図4

Description

本考案は、車椅子の駆動輪(主輪)を浮かせ空転させることができる車椅子用スタンドに関する。
従来、屋外で走行した車椅子で屋内に乗り込む際の、屋内床の汚濁や傷を防止する策として、車椅子車輪形状に合わせ縫製された車椅子車輪カバーで汚れた車輪を覆う用具が用いられてきた。(例えば非特許文献1参照)
また、動力で回転するローラー兼ブラシと洗浄液を有する装置に車椅子を載せ、車椅子車輪の汚濁を取り除く装置の開発がなされた。(例えば特許文献1参照)
特許公開2004−17733号 「せいかつサポートカタログ VOL.9」,ヤマシタコーポレーション,2007年,p.101
しかしながら、車輪カバーは装着に慣れと手間を要し、また走行性等車椅子の基本性能を著しく低下させる欠点があり、またローラー兼ブラシを有する装置は総じて大型であり、車椅子使用家庭への普及は進んでいない。
そうした現状の中、車椅子車輪の汚濁除去については、複数の車椅子を屋外、屋内で乗り換える、屋外から屋内に入る際乗車者が一度下車し(または乗車者を乗せたまま)車椅子を人力により持ち上げて車輪の清掃を実施する、床に敷いたマットの上を何度も往復走行するなどの方法がとられている。
この結果、介助者の時間的身体的負担が大きく、腰痛などの問題が顕在化しているのみでなく、車椅子使用者の外出など社会参加の機会を制限する要因とも考えられる。
本考案は、このような従来の車椅子使用者及び介助者の抱える課題を解決しようとするものであり、簡易な構造で容易に車椅子の駆動輪(主輪)を浮かせ、空転を可能とすることで車椅子車輪の汚濁除去を実施し易くすることを目的とする。
また、本考案が容易に車椅子の駆動輪(主輪)を浮かせ空転させることを可能とするものであることから、車椅子車輪の交換、車椅子の修理、調整に寄与するものである。
以上の課題を解決するために、第一考案は、車椅子を構成するフレームを利用し、床面を支点、車椅子フレーム作用点とし、適切な位置に力点を設けた梃子の作用により車椅子車体後部フレームを、駆動輪(主輪)を空転させるに充分な高さに浮かせる構造を有する車椅子用の多目的スタンドである。
また車椅子フレームの高さは機種により相違があることから、第二考案は支点と作用点の位置関係(作用点の床からの高さ)を適宜調整できる構造を有することである。
さらに第三考案として、上記構造を有する梃子を車椅子フレームに装着した後、介助者が力をかけやすい体勢に移行するまでの間、この構造体から両手を離しても適切な位置を保ち、かつ、力点に力をかけている間も、この構造体とフレーム、および床面の間に適切な摩擦を発生させる形状を実現することにより、容易に操作できるという特徴を持つものである。
これらの考案によれば、容易に車椅子の駆動輪(主輪)を浮かせ、空転させることが可能となり、車椅子車輪の汚濁除去を実施し易くするとともに、車椅子車輪の交換、車椅子の修理、調整の際の利便性を提供できる。
以下、本考案の実施の形態を図1から図8に基づいて説明する。
図1、図2においては、梃子の支点となる基台1が、車椅子フレーム15を持ち上げる持ち上げ棒3に、高さ調整台2を介して接続されている。持ち上げ棒3は円形の断面を持ち、その直径より若干大きめに開けられた高さ調整台2の穴に通されるのみで固定はされず、自在に回転する。
基台1と高さ調整台2は固定ボルト7で強固に固定されている。持ち上げ棒3の高さ調節については、この固定ボルト7を外し、基台1に開けられた複数の高さ調節穴8から適切な高さになる組を選択し、固定しなおすことで実現を可能としている。
持ち上げ棒3は、スプリングピン5を介してフレーム支持棒4と接続されており、持ち上げ棒3とフレーム支持棒4は常に挟み込む方向の力が作用している。
持ち上げ棒3の車椅子フレーム15と接する面には、持ち上げ棒滑り止め6が貼り付けられ、また基台1の床と接する面には基台滑り止め10が貼り付けられている。
基台1は左右一対からなり、基台接続板11により強固に固定され、ねじれやゆがみのない構造体となっている。
高さ調整台2は左右一対からなり、高さ調節台接続板9により強固に固定され、ねじれやゆがみのない構造体となっている。この高さ調節台接続板9は、梃子の力点となる部分であり、介助者の足での操作のほか、手での操作も考慮し、持ち上げハンドル12を設けている。
以下、上記構成の動作の一形態を図3から図5において説明する。図には乗車者は無いが通常は乗車形態で動作が行なわれるものである。
駆動輪が接地状態の車椅子の後方から本考案のスタンドを図3のような角度で挿入、持ち上げ棒3とフレーム支持棒4の間に車椅子フレーム後部の突起したパイプ(日本工業規格による名称は「ティッピングレバー」)を挟み込む。スプリングピン5の効果により、本スタンドはこの位置で自律的に保持される。
操作者(介助者)は、両手で車椅子ハンドル16を把持し、片足を高さ調節台接続板9に乗せた後、車椅子ハンドル16を手前に引き、高さ調節台接続板9に乗せた足を踏み込む要領により車椅子フレーム15を持ち上げ、駆動輪(主輪)を浮かせる。
乗車者の体重、介助者の腕力等諸条件によっては、介助者は立位になることなく、高さ調節台接続板9に設けた持ち上げハンドル12を手で押し下げることにより同様の効果を得ることができる。
このとき、持ち上げ棒滑り止め6及び基台滑り止め10の効果によって、本スタンドは安定した動作で効果を発揮する。
車椅子の駆動輪を接地状態に戻すには、操作者(介助者)が両手で車椅子ハンドル16をゆっくりと押し出す、又は高さ調節台接続板9に設けた持ち上げハンドル12をゆっくりと持ち上げることにより行なう。
持ち上げ棒3の高さ調節方法の詳細について図6、図7において説明する。図6は基台1の側面を示し、図のように高さ調節穴8aから8fが設けられている。図7は高さ調整台2の側面を示し、図のように固定穴12a,12bが設けられている。
高さ調整台2の固定穴12aは、基台1の高さ調節穴8a又は8bのどちらかに固定される。高さ調整台2の固定穴12bは、12aと8aの組み合わせの場合は8e又は8fに、12aと8bの組み合わせの場合は8c又は8dに割り当てられ、各々異なった高さの持ち上げ棒3を得られるよう配置されている。
この考案の実施形態を示す車いす用多目的スタンドの斜め上からの斜視図である。 この考案の実施形態を示す車いす用多目的スタンドの斜め下からの斜視図である。 この考案の動作の初期段階を示す側面から見た図である。 この考案の動作の中期段階を示す側面から見た図である。 この考案の動作の後期段階を示す側面から見た図である。 基台及び高さ調節穴の詳細を示す側面から見た図である。 高さ調節台及び固定穴の詳細を示す側面から見た図である。 基台及び高さ調節台の組み合わせを側面から示した図である。 持ち上げ棒及びフレーム支持棒とスプリングピンの構成を示す側面から見た図である。
1 基台
2 高さ調節台
3 持ち上げ棒
4 フレーム支持棒
5 スプリングピン
5a 樹脂ナット
5b ワッシャー
5c スプリング
5d ボルト
6 持ち上げ棒滑り止め
7 固定ボルト
8 基台高さ調節穴(8a〜8f)
9 高さ調節台接続板
10 基台滑り止め
11 基台接続板
12 持ち上げハンドル
13 車椅子
14 駆動輪(主輪)
15 車椅子フレーム
16 車椅子ハンドル

Claims (3)

  1. 車椅子のフレームを利用し、梃子の作用にて車体後部を持ち上げることで、車椅子の駆動輪(主輪)を浮かせ空転させることができる車椅子用スタンド。
  2. 車椅子のフレームの高さに合わせ、梃子の作用点の高さを調整できる車椅子用スタンド。
  3. 梃子の作用点と車椅子フレームの装着状態が自律的に保持される機構を有する車椅子用スタンド。
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