JP2006102301A - 歩行器 - Google Patents

歩行器 Download PDF

Info

Publication number
JP2006102301A
JP2006102301A JP2004294730A JP2004294730A JP2006102301A JP 2006102301 A JP2006102301 A JP 2006102301A JP 2004294730 A JP2004294730 A JP 2004294730A JP 2004294730 A JP2004294730 A JP 2004294730A JP 2006102301 A JP2006102301 A JP 2006102301A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
armrest
main body
walker
user
walking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004294730A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4454460B2 (ja
Inventor
Satoshi Koyama
聡 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAHIRA CO Ltd
Original Assignee
TAHIRA CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAHIRA CO Ltd filed Critical TAHIRA CO Ltd
Priority to JP2004294730A priority Critical patent/JP4454460B2/ja
Publication of JP2006102301A publication Critical patent/JP2006102301A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4454460B2 publication Critical patent/JP4454460B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rehabilitation Tools (AREA)

Abstract

【課題】使用者の体格や歩行能力に合わせて歩行の補助を確実に安定してコントロールしながら行うことができる歩行器を提供する。
【解決手段】歩行の補助をするための歩行器10であって、車輪部11,12と、握り部26とが形成された本体20と、本体20に設けられて肘を掛けるための肘掛け部30と、本体20に対する肘掛け部30の位置の調整を行うための位置調整部40と、を備え、肘掛け部30は使用者の体格などに合わせて位置の調整を行うことができ、使用者の肘はこの肘掛け部30に掛けるようになっている。
【選択図】図4

Description

本発明は、使用者の歩行の補助をするための歩行器に関する。
使用者の歩行訓練および歩行補助を行うために、歩行器が用いられる。この種の歩行器は、自立歩行の維持や体力回復のリハビリテーションあるいはトレーニングのために用いられる。
この種の歩行器は、使用者が肘を掛けて歩行を行うために肘掛け部を有しているものがある(たとえば特許文献1)。
実用新案登録第3080973号公報(第5頁、図1)
特許文献1に開示されている歩行器の肘掛け部は、手摺であり、手の肘を載せる部分が平坦になっている。しかもその手摺は上下に動かして高さ位置を変えることができるだけである。
このために、肘掛け部は、使用者の体格や歩行能力に合わせて、使用者の肘の位置に合うように位置合わせできない。
このために、使用者が歩行器を安定してコントロールしながら歩行することが困難である。
そこで本発明は上記課題を解消し、使用者の体格や歩行能力に合わせて歩行の補助を確実に安定してコントロールしながら行うことができる歩行器を提供することを目的としている。
上記目的は、第1の発明にあっては、歩行の補助をするための歩行器であって、車輪部と、握り部とが形成された本体と、前記本体に設けられて肘を掛けるための肘掛け部と、前記本体に対する前記肘掛け部の位置の調整を行うための位置調整部と、を備えることを特徴とする歩行器により、達成される。
第1の発明の構成によれば、車輪部や握り部とともに肘掛け部が本体に設けられており、歩行時において、握り部を把持しつつ、肘を掛けて歩行するための部分である。位置調整部は、本体に対する肘掛け部の位置の調整を行う。
これにより、肘掛け部は、位置調整部を用いて、使用者の体格や歩行能力に合わせて位置の調整を行うことができる。使用者が位置の調整を行った肘掛け部に肘を掛けて、歩行器を用いて歩行の補助を安定してコントロールしながら歩行することができる。
第2の発明は第1の発明の構成において、前記位置調整部は、前記肘掛け部を前記本体の前後方向および左右方向の少なくとも一方にスライドして前記肘掛け部の位置を調整するスライド調整部を有することを特徴とする。
第2の発明の構成によれば、位置調整部のスライド調整部は、肘掛け部本体の前後方向および左右方向の少なくとも一方にスライドして肘掛け部の位置を調整する。
これにより、肘掛け部は、本体の前後方向および左右方向の少なくとも一方にスライドすることで、握り部との相対位置や、身体の幅に対応させる等の調整を行いながら、肘掛け部の位置を使用者の肘の位置に合わせて最適に調整することができる。
第3の発明は、第1の発明または第2の発明の構成において、前記位置調整部は、前記本体に対して前記肘掛け部を回転することで前記肘掛け部の回転方向の位置を調整する回転調整部を有することを特徴とする。
第3の発明の構成によれば、位置調整部の回転調整部は、本体に対して肘掛け部を回転することで、肘掛け部の回転方向の位置を調整する。
これにより、肘掛け部は、本体に対して回転することで握り部との相対位置等について、回転方向の位置(角度)を使用者の肘の位置に合わせて最適に調整することができる。
第4の発明は、第3の発明の構成において、前記回転調整部は、前記本体の上下方向を中心にして前記肘掛け部を前記回転方向に回転することで前記肘掛け部の回転方向の位置を調整することを特徴とする。
第4の発明の構成によれば、回転調整部は、本体の上下方向を中心として肘掛け部を回転方向に回転することで肘掛け部の回転方向の位置を調整する。
これにより、本体の上下方向を中心として肘掛け部を回転して、使用者の肘の位置に合わせて肘掛け部の位置(角度)を最適に調整することができる。
第5の発明は、第3の発明の構成において、前記回転調整部は、前記本体と前記肘掛け部の間に配置されたボールジョイントであることを特徴とする。
第5の発明の構成によれば、回転調整部は、本体と肘掛け部の間に配置されたボールジョイントである。
これにより、簡単な構造のボールジョイントを用いることにより、本体に対して肘掛け部を回転することで、回転方向だけでなく、肘掛け部の傾きを含めた位置を簡単な構造でありながら調整することができる。
第6の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかの構成において、前記本体は、前記車輪部が形成された基部フレームと、前記基部フレームに連結された起立フレームとを有しており、前記握り部が前記肘掛け部前方に配置され、前記肘掛け部は起立フレーム上方に配置されることを特徴としている。
第6の発明の構成によれば、本体は基部フレームと起立フレームとを有して、起立フレーム上に肘掛け部が配置されて、その前方に握り部が設けられている。
これにより、起立フレーム上に配置された肘掛け部に荷重をかけた場合でも、確実に荷重を支えるとともに、使用者が肘掛け部に肘を置くと、自然と握り部に手が配置される。
以上説明したように、本発明によれば、使用者の体格や歩行能力に合わせて歩行の補助を確実に安定してコントロールしながら行うことができる歩行器を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
図1は、本発明の歩行器の好ましい実施形態の使用状態を示す斜視図である。
図1に示す歩行器10は、使用者(歩行者)の歩行の補助を確実に安定してコントロールしながら行うことができるものであり、車輪を有していることから歩行車とも呼ぶことができ、歩行補助機器とも呼ぶことができる。この歩行器10を使用する使用者は、たとえば肢体不自由者等の足の機能障害や減退に伴って、自立歩行が困難な使用者である。
歩行器10は、図1に示すように前輪11、後輪12と、本体20、2つの肘掛け部30,30および制動装置100,100を有している。前輪11,11は、中心軸CL1を中心として方向転換が可能な車輪である。まず本体20の構造例について説明する。
図2は図1の歩行器10の側面図であり、図3は図1の歩行器10の平面図である。
図1ないし図3を参照すると、本体20は、左右の起立フレーム21,21、支持フレーム22、基部フレーム23、アーム部24、左右のサポート部材25,25および握り部材26を有している。
基部フレーム23は、歩行を妨げないよう使用者M側が開いた略U字型を有しており、基部フレーム23の前側には前輪11,11が配置されている。基部フレーム23の後ろ側には後輪12,12が配置されている。起立フレーム21は、基部フレーム23の後ろ側からそれぞれ垂直に立てて設けられている。起立フレーム21の下端部は、それぞれ回転軸CL3を中心としてR2方向に回転できるようになっている。支持フレーム22の下端部は、基部フレーム23の前側において中心軸CL2を中心としてR1方向に回転できるようになっている。
アーム部24の両端部は、起立フレーム21,21に対して固定されている。アーム部24と支持フレーム22は、それぞれ略U字型に形成され支持フレーム22の2つの上端部は、アーム部24に対して取付具24Aを用いて着脱可能に固定することができる。
これにより、取付具24A,24Aを操作して、支持フレーム22とアーム部24との連結を解除することにより、支持フレーム22をR1方向に回転させるとともに、起立フレーム21をR2方向に回転させて折り畳むことができる。これによって歩行器10はコンパクトに折り畳むことができる。なお、たとえば左右の起立フレーム21,21の中間で折り畳める等、従来知られた他の折り畳み構造を採用しても良いのは勿論である。
起立フレーム21,21の上端部は、取付具21A,21Aを有している。この取付具21A,21Aは、サポート部材25,25の高さ方向Zに関する高さ位置を多段階で調整するためのものである。これによって、サポート部材25,25とこのサポート部材の上に搭載されている肘掛け部30,30を固定するとともに、肘掛け部30,30を高さ方向Zに沿って任意の高さで高さ調整して位置決めする。
取付具21A,24Aは、それぞれたとえばボルトを有しておりねじ込むことで部材の締結をすることができる。
図1ないし図3に示すサポート部材25,25は、握り部材26の一端部と他端部に固定されている。握り部材26は、肘掛け部30,30の前方側に位置していて、使用者Mが手Hを用いて手を添えたり、握るための部材である。このために、握り部材26は、サポート部材25に対して前方斜め上向き方向に突出して設けられており、肘掛け部30近傍であって、僅かに高い位置になるよう配置されている。握り部材26の表面には、使用者Mが手Hで握りやすいように、スポンジのような滑り止め部材26Aを有している。なお、握り部材26の構成は図示したバー状だけでなく、各肘掛け部30,30に対応して両脇にそれぞれ配置されたレバー状でもよい。
次に、図1ないし図3に示す肘掛け部30,30および位置調整部40,40の構造例について、図4と図5を参照しながら説明する。まず肘掛け部30の形状について説明する。
図1から図3に示す肘掛け部30,30は、起立フレーム21の上方に配置されており、左右対称形状を有して、肘掛け部30の内部にクッション材等が配置されている。なお、使用者の状態によって、左右非対称としてもよい。
肘掛け部30,30は、図1ないし図3に示すように、肘置き面31と側面部32を有している。肘置き面31は平坦面であり、側面部32は肘置き面31の外側の側縁に沿って配置され、たとえば垂直に立てて設けられている。肘掛け部30は肘を掛けても耐えうる強度を有するたとえばプラスチックや、木質材料あるいは金属により作られている。
肘置き面31は、略長方形の板状部材であり、側面部32は、同様にして長方形状の板状部材である。肘置き面31と側面部32の角部分は、好ましくは腕Aもしくは肘が当たる場合を考慮して丸く形成されている。
図4と図5は、位置調整部40の構造例を示している。
位置調整部40は、肘掛け部30の本体20に対する位置を調整して位置決めするための装置である。この位置調整部40は、肘掛け部30の本体20に対する姿勢を調整する姿勢調整部と呼ぶこともできる。
位置調整部40は、肘掛け部30の肘置き面31の下部に配置されていて、位置調整部40は肘置き面31とサポート部材25の間に位置している。
位置調整部40は、図4に示すようにスライド調整部50と回転調整部80と取付部材63および取付固定具60を有している。
スライド調整部50は、肘掛け部30を本体20の左右方向Yに沿ってスライドして位置の調整を行うためのものである。スライド調整部50は、第1板状部材51を有しており、第1板状部材51は2つの長穴52,52を有している。第1板状部材51の上端部53,53は、肘掛け部30の肘置き面31の裏面側に対して固定されている。第1板状部材51の長穴52,52は、左右方向Yに沿って平行に間隔をおいて形成されている。長穴52,52は、後で説明する取付固定具60のボルト61が通る幅を有している。
回転調整部80は、第2板状部材81を有している。この第2板状部材81の下面側は、サポート部材25に対して水平に固定されている。サポート部材25の上端部は、第2板状部材81の裏面の中央位置に対して固定されており、第2板状部材81は2つの円弧状の穴62,62を有している。円弧状の穴62,62は、サポート部材25を中心として本体20の前後方向Xに沿って反対位置に対称的に形成されており、第1板状部材51の長穴52,52と部分的に重なるよう配置されている。円弧状の穴62,62の幅は、ボルト61を通すことができる幅である。
取付固定具60,60は、手で持って操作するための操作部64と、ボルト61を有している。ボルト61は、取付部材63のナット部66,66にそれぞれ噛み合うようになっている。ボルト61,61は、円弧状の穴62,62と対応する長穴52,52をそれぞれ通り、対応する位置にある取付部材63のナット部66,66にねじ込めるようになっている。
取付部材63は、たとえば長い板状の部材であり、取付部材63は本体20の前後方向Xに平行な方向に配置される。この取付部材63の配置位置は、第1板状部材51の上面51Aと肘置き面31の下面との間の空間である。
次に、歩行器10の使用をする際に肘掛け部30,30の位置を調整するための位置調整作業例について説明する。
使用者Mは、図1に示すように腕A,Aのそれぞれの肘を肘掛け部30の肘置き面31に載せる。そして使用者Mの手H,Hは握り部材26を握りながら、使用者Mは歩行器10による歩行の補助を受けながら歩行の訓練を行うことができる。
この場合に、肘掛け部30が本体20において適切な位置にくるように、たとえば肘掛け部30,30は高さ方向(上下方向)Zに沿ってあらかじめ肘掛け部30,30の高さ位置を調整しておく。この肘掛け部30,30の高さ調整は、取付具21A,21Aをゆるめて、サポート部材25,25を上げたり下げたりして位置を合わせてその後取付具21A,21Aを締め付ければよい。
そして、肘掛け部30が使用者Mの肘の状態、たとえば使用者Mの肩幅に応じた体格の大小や歩行能力の大小などを考慮して、腕A,Aのそれぞれの肘が肘掛け部30において確実に保持できるように、本体20に対する肘掛け部30,30の位置の調整をする。
その肘掛け部30,30の調整では、図4に示すスライド調整部50の第1板状部材51とともに肘掛け部30が、左右方向Yに沿って直線移動して位置決めされる。つまり肘掛け部30と第1板状部材51は、サポート部材25に対して左右方向Yに沿って位置決めされて、体格に応じた幅に設定ができる。
また、配置された使用者の手Hとの位置関係を適切にしつつ、側面部32と肘の当接を適正に調整するために回転調整部80の第2板状部材82の円弧状の穴62,62に沿って、肘掛け部30と第1板状部材51が、サポート部材25の中心軸CL4を中心として図5に示すように回転方向Rに沿って回転して位置決めされる。
このように第1板状部材51による左右方向Yの位置調整と、第2板状部材81による回転方向Rの位置調整を行った後に、取付固定具60,60を回すことにより緩めた状態のボルト61,61はナット部66,66にねじ込まれる。このため、取付部材63とボルト61,61は、第1板状部材51を第2板状部材81を挟むようにして確実に固定することができる。
このように肘掛け部30を固定した例は図1に示しており、図1の例では、肘掛け部30,30はたとえば左右方向Yに対してY1方向に内側に回転させた状態で固定させている。左右方向YとY1方向との成す角度はθで示している。つまり、肘掛け部30の中心線に対して、角度θ分だけ傾くよう回転されている。この角度θの値は、たとえば0度から30度程度が好ましい。
このように、図1と図4に示す位置調整部40,40は、それぞれの肘掛部30を、使用者Mの体格や歩行能力の大小等に応じて、左右方向Yに沿ってスライドして移動し、そして回転方向Rに沿って回転して位置調整を行うことができる。
スライド位置の調整と回転位置の調整は必要に応じて一方だけであっても良いし両方行っても勿論構わない。
図示の実施形態では、図1に示すように本体20は基部フレーム23と2つの起立フレーム21を有していて、各起立フレーム21の上には肘掛け部30が配置されている。しかも肘掛け部30の前方には握り部材(握り部)26が設けられている。これにより、起立フレーム21の上に配置された肘掛け部30に対して使用者Mが荷重をかけた場合でも、確実に荷重を支えるとともに、使用者Mが肘掛け部30に肘を置くと、自然に使用者Mの手Hが握り部材に配置される。
次に、図6に示す制動装置100について説明する。
制動装置100は、図1に示すように後輪12,12に対応して設けられている。制動装置100は、後輪12に対して車輪の回転に伴う摩擦抵抗を与えてその摩擦抵抗の値を調整することにより、歩行器10による使用者Mの歩行の際に、適切な制動力を与えることができる。歩行器10における制動力を可変するためのブレーキ装置である。
歩行器10は、使用者Mが使用する歩行の補助のための装置であるので、使用者M自身の歩行ペースに合うように、歩行器10のスピードを調整することができる。使用者Mが、たとえば肢体不自由者である場合に、歩行者Mの歩行を補助するためには、特にこのような制動装置100を備えているのが望ましい。
図1に示すように基部フレーム23の後端部には、それぞれ車輪ホルダー101が設けられている。この車輪ホルダー101の車軸102は、後輪12を回転可能に支持している。
図6に戻ると、この車輪ホルダー101はホルダー側面部103とホルダー前面部104およびホルダー上面部105を有している。車輪ホルダー101は、たとえば金属により作られている。
制動装置100はこの車輪ホルダー101に対して設けられている。制動装置100は、操作部材110とブレーキ板120を有している。操作部材110は、つまみ部分111とボルト113を有している。ブレーキ板120は弾性変形可能な材料、たとえば金属やプラスチックなどにより作ることができる。図2と図6に示すように、ブレーキ板120は、薄板状の素材を略S字型に形成したものである。ブレーキ板120は、固定部分121、中間部分122、そして当接部分123を有している。
ブレーキ板の一方の端部である固定部分121は、ホルダー上面部105の上面105A側に載せてあり、中間部分122と当接部分123はホルダー上面部105の下面と後輪12の外周面12Aの間に位置している。
固定部分121は、位置調整用の長穴130を有している。この長穴130は、本体20の前後方向Xと平行な方向に形成されている。中間部分122の上面122A側には、好ましくは浅い溝122Bが形成されている。この浅い溝122Bは、中間部分122を抜けていない底のある溝であり、操作部材110のボルト113の先端部113Aがはまり込んで位置決めされるための溝である。
当接部分123は最も下に位置していて、当接部分123の下面123Aは、後輪12の外周面12Aに対して圧接することにより、摩擦抵抗力を発生させるようになっている。なお、当接部分123の外周面12Aに当接する部位の摩擦抵抗を異ならせるよう、表面に弾性体等の滑り止め部材を配置したり、表面処理を行ってもよい。
中間部分122と当接部分123との間の折曲がり部分126は、好ましくは切欠き部127を有している。また固定部分121と中間部分122の間の折曲がり部分128は、好ましくは切欠き部129を有している。この切欠き部127,129は、少なくとも一方を設けることにより、当接部123が外周面12Aに対して圧接する時の摩擦抵抗力の調整をすることができる。この切欠き部127,129の少なくとも一方を設けても良いし、切欠き部127,129を全く設けなくても良い。切欠き部127,129の大きさを変更することにより、ブレーキ板120の弾性変形力を変えて、当接部123が外周面12Aに対して与える摩擦抵抗力の調整が可能である。
操作部材110のボルト113が位置調整用の長穴130に通り、ホルダー上面部105の穴を通ることによって、ナット140を噛み合わせて固定する。固定部分121は、ホルダー上面部105の上をS1方向もしくはS2方向に移動することができる。つまりブレーキ板120はS1方向もしくはS2方向に移動してX方向の位置調整を行うことができる。たとえばブレーキ板120がS1方向に移動して、固定部分121が操作部材110によりホルダー上面部105に対して固定される、つまり、当接部分123の折曲がり部分126側が外周面12Aに当接するよう配置されると、当接部分123が後輪12の外周面12Aに対して与える摩擦抵抗は比較的強くすることができる。
これに対して、ブレーキ板120がS2方向に移動して位置決めされて、固定部分121が操作部材110によりホルダー上面部105に対して固定される、つまり、当接部分123の端部側が外周面12Aに当接するよう配置されると、当接部分123が後輪12の外周面12Aに対して与える摩擦抵抗力は比較的弱くなる。
図6に示す制動装置100では、つまみ部分111のボルト113を完全に締めると、ボルト113の先端部113Aが中間部分122の上面122Aに接触する構造である。中間部分122の上面122Aとボルト113の先端部113Aの間には戻りのバネ力が働く構造となっていて、スプリングワッシャの機能を備えている。
このようにして、ブレーキ板120の当接部分123が外周面12Aに対して与える摩擦抵抗力は、使用者の状態に応じて連続的に変えることができる。
上述した肘掛け部30の位置は、位置調整部40により調整することで、使用者Mの体格や歩行能力の大小に応じて肘掛部30を確実に保持することができる。これによって、使用者Mは歩行器10により歩行の補助を受けながら歩行訓練を行う場合に、安定して歩行器をコントロールしながら安全に歩行練習を行うことができる。
これとともに、制動装置100が歩行器10に設けられていることにより、あらかじめ図6に示すつまみ部分111によりボルト113をナット140に対して噛み合わせて、ブレーキ板120のS1方向もしくはS2方向への位置調整を行った後、ボルト113をナットに対して締め付けることで、つまり、少なくともひとつの折り曲がり部分を有するブレーキ板120において、当接部分123と外周面12Aの当接位置を、折り曲がり部分に対して近接または離間可能とすることにより、当接部分123が後輪12の外周面12Aに対して与える摩擦抵抗力を調整することができる。
このように、摩擦抵抗力の調整を行うことで、歩行器10の後輪12,12は、制動装置100により適切な制動力を使用者Mの体型や歩行能力の大小に応じてあらかじめ与えることができる。このことから、使用者Mは安定して歩行器10をコントロールしながら歩行の練習を行うことができる。
本発明の別の実施形態
図7は、本発明の歩行器の位置調整部40の別の実施形態を示している。
図4に示す実施形態の肘掛け部30と図7に示す実施形態の肘掛け部30は同じものであるのでその説明を用いることにする。
図7に示す実施形態においては位置調整部40の構造が、図4に示す位置調整部40の構造と異なる。
図7に示す位置調整部40は、スライド調整部250と回転調整部280と取付固定具60および取付部材263を有している。スライド調整部250は、第1板状部材251と第2板状部材281を有している。第1板状部材251は、2つの位置調整用の長穴252を有している。この長穴252は、左右方向Yと平行な方向である。第1板状部材251の上端部253,253は、肘掛け部30の肘置き面31の下面に固定されている。
第2板状部材281は、第1板状部材251の下側に位置されるもので、第2板状部材281は、2つの位置調整用の長穴289,289を有している。長穴289,289は、前後方向Xに沿って直列に配列されている。しかも長穴289,289は、長穴252,252に対して直交するように対面している。
第2板状部材281は、サポート部材25の上端部に対して回転調整部280を介して機械的に接続されている。位置調整部40は、スライド調整部250と回転調整部280の他に2つの取付固定具60,60を有している。各取付固定具60の操作部64は、ボルト61を有している。各ボルト61は、対応する長穴289と長穴252を通って、取付部材263のナット部266に対してねじ込むことができる。取付部材263は、第1板状部材251の上面と肘置き面31の下面の間に配置される長板状の部材である。
次に、図7の回転調整部280の構造例について説明する。回転調整部280は、第2板状部材281とサポート部材25の上端部の間に配置されている。
図8は、回転調整部280の構造例を示している。回転調整部280は、ボール体300、取付板301、収容部材302、固定具303を有している。取付板301は、第2板状部材281の下面に対してボルト310により固定されている。
取付板301は、軸部312を介してボール体300に連結されている。このボール体300は、収容部材302内に収容されていて、ボール体300は収容部材302の中で、回転可能に保持されている。固定具303は、ボルト304を有していて、このボルト304は、収容部材302内のナット305に噛み合うようになっている。
これによって、固定具303を回転してねじ込むことにより、ボルト304は収容部材302内のボール体300を収容部材302の中において回転しないように固定することができる。この回転調整部280は、いわゆるボールジョイントである。なお、ボール体300の表面にボルト304先端が収容可能な凹部を多数形成し、より、確実に固定できるよう構成してもよい。収容部材302はサポート部材25の上端部に固定されている。
次に、図7と図8に示す位置調整部40により、肘掛け部30の位置を調整する操作例について説明する。
肘掛け部30は、長穴252に沿って左右方向Yに沿って移動して位置決めし、そして握り部材26との位置関係等を調整するために、肘掛け部30は長穴289に沿って前後方向Xに移動してそれぞれ調整する。その後、取付固定具60のボルト61,61を用いてナット266に対してねじ込むことにより、肘掛け部30は第2板状部材281側に固定することができる。
そして必要に応じて肘掛け部30は、たとえば図7に示す回転方向Rおよび回転方向E方向に沿って回転して位置を変化させることができる。つまり、水平面に対する肘置き面31の角度や、ボール体300を中心とした回転方向の位置を変化させることができる。この場合には、図8に示す第2板状部材281とサポート部材25との間で回転調整部280のボルト304を緩めることで、ボール体300が収容部材302とサポート部材25に対して回転できる。その後ボルト304をナット305にねじ込むことで、ボール体300は第2板状部材281とともにサポート部材25、すなわち本体20に対する位置を固定する。このようにすることで、図7に示すように肘掛け部30はたとえば回転方向R、回転方向Eに沿って肘掛け部30の位置を変化させることができる。
図7と図8の例では、左右方向Yに沿った長穴252が第1板状部材251に設けられている。そして前後方向Xに沿った長穴289が第2板状部材281に設けられている。しかしこれに限らず、たとえば前後方向Xに沿った長穴を第1板状部材251に設けて、左右方向Yに沿った長穴を第2板状部材に設けても勿論構わない。また、ボルト61の先端側の長穴は、開口とせずに溝状としてもよい。
図4と図7のそれぞれの実施形態は、少なくとも前後方向Xと左右方向Yのいずれかに沿って肘掛け部30が移動してその位置を調整することができる。また図7と図8に示す実施形態は、回転調整部280により肘掛け部30の回転方向の位置の調整ができるようになっている。しかしこれに限らず、位置調整部40は、回転調整部280のみを設けるようにして、肘掛け部30が回転調整部280だけで回転方向に関する位置を調整することができるようにしても勿論構わない。たとえばボールジョイントとされた場合、肘掛け部30に側面部32の壁面や凹凸を形成せず、肘置き面31の角度を調整することで、肘への当接状態を適切な状態に調整するように構成してもよい。
図9は本発明のさらに別の実施形態を示している。図9(A)に示す肘掛け部30は、図5に示す肘掛け部30と形式や形状が異なり、肘後端支え部39が、肘置き面31と側面部32に加えて形成されている。これによって、使用者の肘が肘置き面31に置かれた状態で、肘が後方にずれるのを、肘後端支え部39の存在により防ぐことができる。
図9(B)の肘掛け部30は、全長にわたって凹部350を有している。この凹部350は、腕および肘を支えるために、断面略半円形状を有している。これにより、肘掛け部30の肘置き面31は曲面形状になるので、腕および肘を確実に保持することができる。
図10(A)は、肘掛け部30のさらに別の実施形態を示しており、肘掛け部30の肘置き面31は、凹部360を有している。この凹部360は、腕および肘の形に合わせた曲面形状になっていて、X1方向(後方)側では凹部360は広く、X2方向(前方)では凹部360は狭く形成されている。
図10(B)は、肘掛けのさらに別の実施形態を示している。肘掛け部30は、略円盤状の肘置き面31を有している。この肘置き面31は中央部には、ほぼ半球状の凹部370を有している。この凹部370は、肘を収容して支えるための部分である。
なお、肘掛け部30の構成は、これらの形態に係らず、各種形態を採用することができるが、平面状のものではなく、側面部32や凹部350ないし370等の、使用者の肘の側面が当接する部位が形成されていることが好ましい。
本発明の歩行器10は、図1に示すように前輪11と後輪12を有している車輪を有する形式のものである。しかしこれに限らず歩行器10は、前輪だけあるいは後輪だけを設けたものであっても勿論構わない。また歩行器10は、使用者Mが腰を掛ける腰掛部を有している構造のものであっても勿論構わない。
図1に示す本体20の起立フレーム21と支持フレーム22は、回転することにより折り畳めるようになっているが、これに限らず本体20は折り畳めることができない構造を採用しても良い。すなわち、アーム部24と基部フレーム23は、たとえば1本のパイプで接続して固定しても良い。
本体20を折り畳む機能に代えて、歩行器10の本体20を別の歩行器10の本体20に対してスタッキング機能(たとえばショッピングカートなどで用いられている収納機能)を採用しても良い。
本発明は、上記実施形態に限定されず、特許請求の範囲を逸脱しない範囲で種々の変更を行うことができる。
上記実施形態の各構成は、その一部を省略したり、上記とは異なるように任意に組み合わせることができる。
本発明の歩行器の好ましい実施形態を示す前方側から見た斜視図。 図1の歩行器の側面図。 歩行器の平面図。 歩行器の位置調整部および肘掛け部を示す分解斜視図。 位置調整部と肘掛け部を示す斜視図。 歩行器の制動装置の例を示す図。 歩行器の肘掛け部および位置調整部の別の実施形態を示す分解斜視図。 図7の実施形態における位置調整部の回転調整部の構造例を示す図。 本発明の歩行器における肘掛け部の別の実施形態を示す斜視図。 本発明の歩行器における肘掛け部のさらに別の実施形態を示す斜視図。
符号の説明
10・・・歩行器、20・・・本体、30・・・肘掛け部、31・・・肘置き面、32・・・側面部、40・・・位置調整部、50・・・スライド調整部、60・・・取付固定具、80・・・回転調整部、R・・・回転方向、X・・・本体の前後方向、Y・・・本体の左右方向、Z・・・高さ方向(上下方向)

Claims (6)

  1. 歩行の補助をするための歩行器であって、
    車輪部と、握り部とが形成された本体と、
    前記本体に設けられて肘を掛けるための肘掛け部と、
    前記本体に対する前記肘掛け部の位置の調整を行うための位置調整部と、を備えることを特徴とする歩行器。
  2. 前記位置調整部は、
    前記肘掛け部を前記本体の前後方向および左右方向の少なくとも一方にスライドして前記肘掛け部の位置を調整するスライド調整部を有することを特徴とする請求項1に記載の歩行器。
  3. 前記位置調整部は、
    前記本体に対して前記肘掛け部を回転することで前記肘掛け部の回転方向の位置を調整する回転調整部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の歩行器。
  4. 前記回転調整部は、前記本体の上下方向を中心にして前記肘掛け部を前記回転方向に回転することで前記肘掛け部の回転方向の位置を調整することを特徴とする請求項3に記載の歩行器。
  5. 前記回転調整部は、前記本体と前記肘掛け部の間に配置されたボールジョイントであることを特徴とする請求項3に記載の歩行器。
  6. 前記本体は、前記車輪部が形成された基部フレームと、前記基部フレームに連結された起立フレームとを有しており、前記握り部が前記肘掛け部前方に配置され、前記肘掛け部は起立フレーム上方に配置されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の歩行器。
JP2004294730A 2004-10-07 2004-10-07 歩行器 Active JP4454460B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004294730A JP4454460B2 (ja) 2004-10-07 2004-10-07 歩行器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004294730A JP4454460B2 (ja) 2004-10-07 2004-10-07 歩行器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006102301A true JP2006102301A (ja) 2006-04-20
JP4454460B2 JP4454460B2 (ja) 2010-04-21

Family

ID=36372663

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004294730A Active JP4454460B2 (ja) 2004-10-07 2004-10-07 歩行器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4454460B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183228A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Pigeon Corp 歩行車
FR2923379A1 (fr) * 2007-11-12 2009-05-15 Assist Publ Hopitaux De Paris Appareil d'aide a la marche
JP2009247411A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Soai:Kk 移動式歩行訓練機及び歩行補助機
JP2015193376A (ja) * 2015-06-15 2015-11-05 杉村 卓哉 カート
JP2017124231A (ja) * 2017-04-05 2017-07-20 富士機械製造株式会社 移動補助ロボット
CN113041106A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 一种助行和移位机器人设备

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5215504B1 (ja) * 2012-12-03 2013-06-19 信一 小屋野 歩行器
WO2015145758A1 (ja) * 2014-03-28 2015-10-01 富士機械製造株式会社 介助ロボット
JP6722811B2 (ja) * 2019-10-10 2020-07-15 株式会社Fuji 介助ロボット

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008183228A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Pigeon Corp 歩行車
FR2923379A1 (fr) * 2007-11-12 2009-05-15 Assist Publ Hopitaux De Paris Appareil d'aide a la marche
JP2009247411A (ja) * 2008-04-01 2009-10-29 Soai:Kk 移動式歩行訓練機及び歩行補助機
JP2015193376A (ja) * 2015-06-15 2015-11-05 杉村 卓哉 カート
JP2017124231A (ja) * 2017-04-05 2017-07-20 富士機械製造株式会社 移動補助ロボット
CN113041106A (zh) * 2019-12-27 2021-06-29 沈阳新松机器人自动化股份有限公司 一种助行和移位机器人设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4454460B2 (ja) 2010-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4884244B2 (ja) 歩行車
JP2008161653A (ja) 椅子の足置き台装置
JPWO2017199348A1 (ja) 介助装置
JP2008183338A (ja) テーブル類用身体支持具
JP4454460B2 (ja) 歩行器
JP5553371B2 (ja) 歩行器具
JP5344399B2 (ja) 歩行補助装置
JP2005230031A (ja) 歩行補助具
US20030151232A1 (en) Multiple purpose device to assist physically disabled persons
JP2001178788A (ja) 歩行補助車
JP5980572B2 (ja) 車椅子
KR100785438B1 (ko) 상체근육 트레이닝 머신
JP4912664B2 (ja) 回動アーム付き車椅子
JP5294408B2 (ja) 移乗支援器具
KR100796781B1 (ko) 보행보조기
KR200465717Y1 (ko) 레그프레임의 각도 조절이 가능한 휠체어
JP2009056234A (ja) 水中運動装置
JP2007209490A (ja) 肘掛歩行器
JP5240907B2 (ja) 歩行器具
JP2004057562A (ja) 車椅子用レッグレスト
JP2003180485A (ja) 前傾姿勢支持用膝当て具
JP2010208399A (ja) キャスター装置
JP6339792B2 (ja) 移動補助具
KR101876132B1 (ko) 스탠딩 헬스 바이크
JP5834158B1 (ja) 下肢機能訓練装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071004

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20071004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20071004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091021

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091022

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100202

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4454460

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250