JP3167412U - 積み重ね式の弁当箱 - Google Patents

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【課題】互いに容器の位置がずれたり、分離しないように係止保持できる積み重ね式の弁当箱を提供する。【解決手段】積み重ねた上段容器3と下段容器2が固定された状態で、固定部材5が被設する上段容器3及び下段容器2の側壁面の全面を被覆して隠すと共に、固定部材5が被設される側壁面と角部を形成する上段容器及び下段容器の隣接面23,31から突出しない横幅を有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、複数段に積み重ねた容器が係脱自在な固定部材で、互いに容器の位置がずれたり、分離しないように係止保持できる積み重ね式の弁当箱に関する。
従来、この種の弁当箱として、二つの容器体を積み重ねて、連結固定可能な一対の固定部材を有すると共に、上段の容器体の開口部に被嵌可能な蓋体とで構成するものが知られている。
また、積み重ね式の弁当箱には、下段容器の開口部に中蓋を嵌合させ、その中蓋の上に上段容器を重ね、上蓋の対向する二辺に設けられた回動自在の固定具を、下段容器の対向する二辺に設けられた係合突部に、その固定具を掛け止めして、上下段の容器を連結固定する構造としたものもある。
実用新案登録第3135618号 特開平08−196323号
上記のように、従来の積み重ね式の弁当箱は、下段容器と上段容器とを積み重ねた状態で、その下段容器の開口部を上段容器が覆い、かつ、上段容器の開口部に着脱自在な上蓋を備えると共に、この上蓋の対向する両側部に回転自在に軸支された固定部材を設け、この固定部材の掛止片と、積み重ねた状態で固定部材が回転して係合する係合突部を下段容器に設けたものである。
したがって、下段容器に設けた係合突部と係合する掛止片を設けた固定部材が、上段容器と下段容器の係合突部の部分に亘って、側壁面に重合して突出した状態で一体的に固定保持されるのである。
そのため、固定部材が上段容器と下段容器の係合突部の部分(下段容器の上部)に亘って、側壁面に突出しているため上下及び左右方向へ側壁面に段差が生じて、引っ掛かりの原因となってバッグ等への収容に支障が生じ、また外観上も好ましいものとは言えない点が問題視されているのである。
そこで、本考案は固定部材の存在によって側壁面に段差が生じることを原因とする問題点を解決せんとするものである。
本考案に係る請求項1の積み重ね式の弁当箱は、下段容器と上段容器とを積み重ねた状態で、その下段容器の開口部を上段容器が覆い、かつ、上段容器の開口部に着脱自在な上蓋を備えると共に、この上蓋の対向する両側部に回転自在に軸支された固定部材を設け、この固定部材の掛止片と、積み重ねた状態で固定部材が回転して係合する係合突部を下段容器に設けた積み重ね式の弁当箱において、
積み重ねた上段容器と下段容器が固定された状態で、上段容器と下段容器の側壁面に被設する固定部材の下端縁が下段容器の下端部と一致する長さを有することを特徴とするものである。
請求項2の考案の積み重ね式の弁当箱は、請求項1において、積み重ねた上段容器と下段容器が固定された状態で、固定部材が被設する上段容器及び下段容器の側壁面の全面を被覆して隠すと共に、固定部材が被設される側壁面と角部を形成する上段容器及び下段容器の隣接面から突出しない横幅を有することを特徴とするものである。
請求項3の考案の積み重ね式の弁当箱は、請求項1又は2において、下段容器に中蓋を有することを特徴とするものである。
請求項4の考案の積み重ね式の弁当箱は、請求項1又は2において、最上段容器の開口部に着脱自在な上蓋を備えると共に、この上蓋の対向する両側部に回転自在に軸支された固定部材を設け、積み重ねた状態で固定部材が回転して係合する係合突部を最下段容器に設け、三段以上積み重ねることを特徴とするものである。
請求項5の考案の積み重ね式の弁当箱は、請求項4において、下段容器又は/及び中間の容器に中蓋を有することを特徴とするものである。
本考案の請求項1の積み重ね式の弁当箱は、積み重ねた上段容器と下段容器が固定された状態で、上段容器と下段容器の側壁面に被設する固定部材の下端縁が下段容器の下端部と一致する長さを有するものであるから、固定部材の下端縁と下部容器の被覆側壁との上下方向においては、段差が生じるのを防止できる効果を有する。
また、固定部材が下段容器の下端部まで、従来のものより下方へ垂下することになり、係止片と下端縁との距離が長くなるため、下段容器の係合突部との係合・解除の操作が小さな力で容易に行なえる効果が得られ、更に、外観も良好となる効果も有するのである。
請求項2の考案は、請求項1の効果に加えて、積み重ねた上段容器と下段容器が固定された状態で、固定部材が被設する上段容器及び下段容器の側壁面の全面を被覆して隠すものとなり、一枚板面と成って上下及び左右方向へ周側面に段差が生じないばかりか、上下の容器の境も看取されず、極めてすっきりした面一面を形成する効果を有する。
また、固定部材が被設される側壁面と角部を形成する上段容器及び下段容器の隣接面から突出しない横幅を有するものであるから、固定部材が被設される側壁面と角部を形成する隣接面とも面一の面の関係が得られ、固定部材の存在自体を認識させない効果を発揮するものである。
請求項3の考案は、請求項1又は2の効果に加えて、下段容器に中蓋を有するもので、下段容器の密閉性を良好にして副食用に至便となる効果を発揮する。
請求項4の考案は、請求項1又は2の効果に加えて、三段以上の容器を積み重ねて固定できる効果を得られるようにしたものである。
請求項5の考案は、請求項4の効果に加えて、下段容器又は/及び中間の容器に中蓋を有するものとし、最上段容器以外の容器の密閉性を良好にして副食用等に任意に選択して至便となる効果を発揮する。
本考案の一実施の形態を示す積み重ね式の弁当箱の正面図である。 図1の中央縦断側面図である。 本考案の他の実施の形態を示す積み重ね式の弁当箱の斜視図である。 図3における上蓋の要部の裏面図である。 図3における上蓋の要部の裏面図である。 図3における固定部材の裏面図である。
本考案の一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案の一実施の形態を示す積み重ね式の弁当箱の正面図であり、図2は同中央縦断面図である。
図1及び図2に示す本考案の弁当箱1は、上面が開口した下段容器2と、この下段容器2上に積み重ねられる上段容器3と、この上段容器3の上面の開口部に着脱自在に覆われる上蓋4とによって構成されている。
また、この上蓋4には、対向する両側部に回転自在に軸支41された固定部材5が設けられ、この固定部材5が回転して垂下した時に、その内側となる面に掛止片51が突設されている。
そして、下段容器2には、上段容器3を積み重ねて組み立て状態で、固定部材5の掛止片51と係合する係合突部21が下段容器2の上端外方に設けられており、掛止片51が係合突部21に掛け止めされることにより、弁当箱の下段容器2と上段容器3とが固定されて密封状態を保つようになっている。
更に、固定部材5の軸支41された横幅は、上蓋4に軸支41された側部の幅長より短い長さであり、縦の長さは、積み重ねて組み立てた下段容器2と上段容器3とが固定された状態で、固定部材5が垂下した下端縁56と下段容器2の下端部22とが一致する長さと成っている。
一方、下段容器2に中蓋6を冠着することもできる。
この場合の組み立てた状態は、下段容器2の開口部に嵌合して上面を覆う中蓋6の上に上段容器3が積み重ねられる格好となる。
この実施の形態例において、弁当箱1の容器2、3及び上蓋4は、平面が小判形としてあるけれど、円形や長方形、或いは正六角形や正八角形等でもよく、整形材料は樹脂製のものが好ましいけれど、それに限定されるものではない。
しかし、係止片51の材料については弾力性のあることが必要である。
図3は他の実施の形態を示す斜視図、図4は上蓋4の要部の裏面図、図5は固定部材5の裏面図であり、本実施の形態例において、弁当箱1の容器2、3及び上蓋4は、平面が長方形又は正六角形或いは正八角形等となる。
本実施の形態例もまた、前記図1及び図2に示した実施の形態と同様に、上面が開口した下段容器2と、この下段容器2上に積み重ねられる上段容器3と、この上段容器3の上面の開口部に着脱自在に覆われる上蓋4とによって構成されている。
そして、この上蓋4には、対向する両側部に回転自在に軸支41された固定部材5が設けられ、回転して垂下した時の内側となる面に突設してある掛止片51と係合する係合突部21が下段容器2の上端外方に設けられている。
そこで、固定部材5は、上蓋4の平面が長方形の短辺に軸支41されて回転自在と成っている。
すなわち、上蓋4の短辺の両側端部を外方へ張り出して軸受け部42、42を形成する。図3に示すように軸受け部42、42同士が対向する面の一方に軸挿入穴43を形成し、図4に示すように軸受け部42、42同士が対向する面の他方に裏面端から軸挿入穴43と該軸挿入穴43の位置まで軸挿入溝44とを形成し、固定部材5の上部両側の切欠部52、52の側端面に突設した軸53、53を、挿入係止して着脱可能に軸支41したものである。
そして、固定部材5は下方へ回転して、掛止片51が係合突部21に掛け止めされることにより、弁当箱1の上蓋4と下段容器2とが上段容器3を挟持するように三部材を互いに結合させて固定する。
この固定状態において、固定部材5は積み重ねた上段容器3及び下段容器2の短辺側壁面の全面に重合して被覆し、隠すことが出来る横幅と縦長を有し、固定部材5が垂下した下端縁56と下段容器2の下端部22とが一致すると共に、固定部材5が被設される側壁面と角部を形成する上段容器3及び下段容器2の長辺側壁面31、23から突出しない横幅と成っている。
また、上蓋4の短辺の両側を外方へ張り出して軸受け部42、42は角部を弧状に面取り45して長辺側壁面46に連続し、固定部材5の両側端部は弧状に面取り54して、上下段の容器3、2の長辺側壁面31、23に連なっているため、積み重ねて固定した状態で、側周壁面が面一の面となって、全く段差が生じないものと成る。
固定部材5の裏面にストッパー55を下端より間隙を設けて横設し、掛止片51と係合突部21との掛け止め操作に過度の押圧を防止すると共に、解除時に操作する指先を引っ掛かり易くするものである。
以上、二つの実施の形態例を示す図面では、二段重ねの容器について説明したけれど、三段重ね以上の容器を積み重ねる場合も同様に可能であり、その場合は最下段容器に係合突部を設けるものであり、中蓋も中間や最下段の容器に任意に冠着することができる。
そして、本考案は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。
1 弁当箱
2 下段容器
3 上段容器
4 上蓋
5 固定部材
6 中蓋
21 係合突部
22 下端部
23、31、46 長辺側壁面
41 軸支
42 軸受け部
43 軸挿入穴
44 軸挿入溝
45、54 面取り
51 係止片
52 切欠部
53 軸
55 ストッパー
56 下端縁

Claims (5)

  1. 下段容器と上段容器とを積み重ねた状態で、その下段容器の開口部を上段容器が覆い、かつ、上段容器の開口部に着脱自在な上蓋を備えると共に、この上蓋の対向する両側部に回転自在に軸支された固定部材を設け、この固定部材の掛止片と、積み重ねた状態で固定部材が回転して係合する係合突部を下段容器に設けた積み重ね式の弁当箱において、
    積み重ねた上段容器と下段容器が固定された状態で、上段容器と下段容器の側壁面に被設する固定部材の下端縁が下段容器の下端部と一致する長さを有することを特徴とする積み重ね式の弁当箱。
  2. 積み重ねた上段容器と下段容器が固定された状態で、固定部材が被設する上段容器及び下段容器の側壁面の全面を被覆して隠すと共に、固定部材が被設される側壁面と角部を形成する上段容器及び下段容器の隣接面から突出しない横幅を有することを特徴とする請求項1記載の積み重ね式の弁当箱。
  3. 下段容器に中蓋を有することを特徴とする請求項1又は2記載の積み重ね式の弁当箱。
  4. 最上段容器の開口部に着脱自在な上蓋を備えると共に、この上蓋の対向する両側部に回転自在に軸支された固定部材を設け、積み重ねた状態で固定部材が回転して係合する係合突部を最下段容器に設け、三段以上積み重ねることを特徴とする請求項1又は2記載の積み重ね式の弁当箱。
  5. 下段容器又は/及び中間の容器に中蓋を有することを特徴とする請求項4記載の積み重ね式の弁当箱。
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