JP3166583U - 連続袋体及び粒状物収納袋 - Google Patents

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恭三 山澄
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Abstract

【課題】袋内に多くの収納物が収められたときに、収納物の口部において開閉部及びその手提げ部からなる上部辺が自立することで、開封前は持ちやすくかつ開封後は開閉しやすいものであり、かつ、開封前に手提げ運搬時の強度が確保されてなる袋体を連続形成した連続袋体を安価に提供する。【解決手段】表側の袋構成面1Aを連続構成する表シート体6と、裏側の袋構成面1Bを連続構成する裏シート体7とが対向され、両側辺の封止辺部11で側部封止されることで、複数の袋体をそれぞれ底部未封着の状態で連接形成して、連続袋体を形成する。さらに、各袋体の口部には、係合ファスナー21を袋幅方向へ亘る所定の開閉溶着領域でシート体内面に溶着した開閉部と、丸孔31を袋幅方向に併設すると共に孔周縁の所定の手提げ溶着領域でシート体同士を溶着した手提げ部とを隣接形成してなる。【選択図】図1

Description

本考案は、複数の袋体がそれぞれ底部未封着の状態で連接形成された連続袋体、並びに連続袋体から分離され、粒状の内容物を収納して分離口が辺状封止されてなる粒状物収納袋に関する。
従来、充填開口部とは別に再封可能な取り出し開口部を設けた、充填不良がなく、ボイル処理、レトルト処理可能なジッパー付き包装袋として、一方の本体フィルムに横方向の二本の互いに平行な折り曲げ線により折り曲げられ外方に突出するつまみ部が形成され、つまみ部の内側の折り曲げ線近傍にはつまみ部を横方向に引き裂き生じる開口予定部が設けられ、つまみ部を有する本体フィルムの内側には係合突起を有する狭幅テープが熱融着され、狭幅テープの内側に係合凹部を有する広幅テープが本体フィルムと熱融着され、狭幅テープと広幅テープは内側に設けられた係合突起と係合凹部からなる咬合具により再封可能に嵌合されたものが開示される(特許文献1参照)。
また従来、米などの粒状物を封入した後に開閉自在とするためのジッパー付収納袋の製造方法として、2枚のプラスチック製の長尺シート体の間に、雄部と雌部により相互に着脱自在な2枚のジッパー半体から成るジッパーを、該ジッパーの雄部と雌部を閉じた状態で、上記2枚の長尺シート体の間に所定間隔部をもって上記シート体の幅方向に差込むジッパー差込工程と、第1ガイド部材・第2ガイド部材の少なくとも一方を受け部材として、熱盤を押圧しつつ上記ジッパー半体を上記シート体に融着するジッパー融着工程と、上記ジッパー融着工程の後に、上記シート体に長手方向の送りを与えることにより、該シート体を下流側の上記第2ガイド部材にガイドさせて上記ジッパーを開くジッパー開離工程と、開いた上記ジッパーを上ロール及び下ロールにて挟圧して閉じると共にジッパー融着部の近傍を融着するボトム融着工程を有する方法が開示される(特許文献2参照)。この製造方法によれば、長尺シート体を間欠的に送りながら、ジッパーを長尺シート体の幅方向に融着することができる。従って、その後、自動封入装置にて内容物を能率的に封入することができる、とされる。特にこの収納袋の第二の実施形態は、シート体とジッパー半体とが重なる部分に、融着部と、収納袋の内外を通気可能とする非融着部を交互に設けており、非融着部をスロート部としている。
特開2000−219252号公報 特許4495737号公報
しかしながら、上記従来の収納袋はいずれも、ジッパー半体を熱融着によってシート体の裏面に溶着して密着させるものであり、後者の収納袋とともに、収納袋内に多くの収納物が収められた状態では、収納物の口部が頻繁に折れ曲がって倒れてしまい、口部の開閉部や手提げ部を操作或いは把持しにくいものであった。また手提げ部は強度が十分でなく、収納袋内に多くの収納物が収められたときに、手提げ部が運搬時に裂けたり破断したりする場合があった。
特に切断、内容物封入及び封止によって複数の袋体製品となる半完成の袋体が所定方向に連接された連続袋体を製造する際には、十分な強度の確保のために補強材等の付加を行うことが工程上困難であり、補強材等の材料費や付加作業による製造コストがかさむものであった。
そこで本考案は、収納袋内に多くの収納物が収められたときに、収納物の口部において開閉部及びその手提げ部からなる上部辺が自立することで、開封前は持ちやすくかつ開封後は開閉しやすいものであり、かつ、開封前に手提げ運搬時の強度が確保されてなる袋体を連続形成した連続袋体を安価に提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本考案は以下(1)〜(6)の構成を採用している。
(1)本考案の連続袋体は、
表側の袋構成面(1A)を連続構成する表シート体と、裏側の袋構成面(1B)を連続構成する裏シート体とが対向され、両側辺の封止辺部(11)で側部封止されることで、複数の袋体がそれぞれ底部未封着の状態で連接形成された連続袋体であって、各袋体の口部には、係合ファスナ−(21)を袋幅方向へ亘る所定の開閉溶着領域でシート体内面に溶着した開閉部と、丸孔(31)を袋幅方向に併設すると共に孔周縁の所定の手提げ溶着領域でシート体同士を溶着した手提げ部とを隣接形成してなることを特徴とする。
(2)前記手提げ溶着領域は、丸孔(31)の孔縁から所定幅の端縁域(31E)を開けて環状形成された第一領域(41)と、第一領域(41)の高さ方向域の範囲内で袋幅方向に走査する複数本が列状形成された第二領域(42)とから構成されることが好ましい。
(3)前記開閉溶着領域及び手提げ用略領域は、袋幅方向に複数の脱気用区間を開けて鎖線状または点線状に断続形成された断続形成部からなることが好ましい。
(4)各シート体の少なくとも片側の封止領域又は溶着領域内であって、溶着した各係合ファスナ−(21)の上辺に沿う位置に、手提げ部と開閉部とを切り離して開封口(50)を得るための引裂起部(5)が形成されたものが好ましい。
(5)連続袋体を構成する各袋体は、底部で袋幅方向に分離されてできた底部分離口(10)から粒状の内容物を収容して辺状封止されるものであって、
各袋体の底部近傍の両側辺部には、片辺から幅方向内側へ入り込む所定の窪み領域でシート体同士を溶着した窪み部(6)が対称形成されてなり、
分離された袋体が粒状の内容物を収容して分離口(10)のシート体が辺状封止されたときに、内容物の自重によって窪み部(6)の窪みが歪んだ状態となり、窪み部(6)以下の固着及び封止されたシート体によって、底辺端を頂部として下側方突出する一対の自立脚部(60)が形成されることが好ましい。
(6)本考案の粒状物収納袋は、前記(5)記載の連続袋体の連続する袋構成面のうち隣り合う区間の底部分離口(10)を切断し、分離された一単位の袋体の分離口(10)から粒状の内容物が収容され、当該分離口(10)のシート体が辺状封止されてなる。
本考案は上記手段を講じることで、収納袋内に多くの収納物が収められたときに、収納物の口部において開閉部及びその手提げ部からなる上部辺が自立することで、開封前は持ちやすくかつ開封後は開閉しやすいものであり、かつ、開封前に手提げ運搬時の強度が確保されてなる袋体を連続形成した連続袋体を安価に得られるものとなった。
実施例1の連続袋体の2区間半部分の正面図。 実施例1の連続袋体の2区間半部分の側面図。 図1のA−A線拡大断面図。 図1のB−B線拡大断面図。 実施例1の連続袋体から抜き出した一単位の袋体に内容物を収納した正面状態図。 他の実施例における窪み部6の形態例を示す正面用部説明図。 実施例2の連続袋体から抜き出した一単位の袋体に内容物を収納した正面状態図。
本考案を実施するための最良の形態として、実施例1(図1〜図5)、実施例2(図7)及び他の実施例(図6)として示す図と共に説明する。いずれの実施例でも本考案の連続袋体は、表側の袋構成面1Aを連続構成する表シート体と、裏側の袋構成面1Bを連続構成する裏シート体とが対向され、両側辺の封止辺部11で側部封止されることで、複数の袋体がそれぞれ底部未封着の状態で連接形成される。そして各袋体の口部には、連続袋体21をシート体内面の袋幅方向に所定の開閉溶着領域で溶着した開閉部と、丸孔31を袋幅方向に併設すると共に孔周縁の所定の手提げ溶着領域でシート体同士を溶着した手提げ部とを隣接形成してなる。
(手提げ溶着領域)
手提げ溶着領域は、丸孔31の孔縁から所定幅の端縁域31Eを開けて環状形成された第一領域41と、第一領域41に交わって袋幅方向に走査する複数本が列状形成された第二領域42とから構成される。
(断続形成部)
開閉溶着領域及び手提げ用略領域は、袋幅方向に複数の脱気用区間を開けて鎖線状または点線状に断続形成された断続形成部を有することが好ましい。
(引裂起部5)
各シート体の少なくとも片側の封止領域又は溶着領域内であって、溶着した各連続袋体21の上辺に沿う位置に、手提げ部と開閉部とを切り離すための引裂起部5が形成される。
(窪み部6)
各袋体は、底部で袋幅方向に分離されてできた開口から粒状の内容物を収容して辺状封止されるものであって、
各袋体の底部近傍の両側辺部には、所定の窪み領域でシート体同士を溶着した窪み部6が対称形成されてなり、
分離された袋体が粒状の内容物を収容して辺状封止したときに、袋体の窪み部6の窪みが縮むことで、窪み部6以下の固着及び封止されたシート体によって、底辺端を頂部として下側方突出する一対の自立脚部60が形成される。
図1〜図4に示す実施例1の連続袋体は、表側の袋構成面(1A)を連続構成する表シート体と、裏側の袋構成面(1B)を連続構成する裏シート体とが対向され、両側辺の封止辺部(11)で側部封止されることで、複数の袋体がそれぞれ底部未封着の状態で連接形成された連続袋体であって、各袋体の口部には、係合ファスナ−(21)を袋幅方向へ亘る所定の開閉溶着領域でシート体内面に溶着した開閉部と、丸孔(31)を袋幅方向に併設すると共に孔周縁の所定の手提げ溶着領域でシート体同士を溶着した手提げ部とを隣接形成してなる。手提げ部と開閉部とが各溶着領域をもって離間することなく上下に連設されることで、分離され収容物が収容されたときの各袋体の口部が自立片としてなる。
また実施例1の袋体は、前記連続袋体の手提げ溶着領域の上縁近傍に沿ってシート体に印刷された幅方向分離線によって分離切断された分離口10を上辺の口部とし、下部の袋体に印刷された前記幅方向切断線によって分離切断された分離口10を下辺の底部とし、底部で袋幅方向に分離されてできた開口から粒状の内容物が収容され、当該切断口の表側及び裏側の袋構成面同士が開口辺に沿う線融着によって封止される単体の粒状物用袋体である。この袋体は、袋口の口先方向に隣り合う袋体の底部が連接され、かつ前記袋体の底部方向に隣り合う袋体の袋口が連接された連続袋体を切断することで形成されたものである。
また表側と裏側の袋構成面同士がその両側部においてマチ部を設けることなく線状溶着され、口部において手提げ部と開閉部とがそれぞれ所定の溶着領域の溶着によって上下隣接し、この隣接した溶着部分全体に亘って、所定の脱気構造を幅方向に断続的に備える。
内容物の収容の際には、連続袋体を封着状態としたまま、当該袋体の未封の底部側から、連続袋体側へ内容物が投入され、内容物の投入によって表シート体、裏シート体が拡がるように形成された袋体となる。内容物の投入の後、底部の表シート体と裏シート体とを相互溶着して封止状態とする。底部には脱気構造を有していなくてもよいが、内容物がこぼれ出ない程度の小孔を形成して補助的に脱気機能を果たすものとしてもよい。
前記手提げ溶着領域は、環状孔の孔縁から所定幅の端縁域を開けて環状形成された第一領域41と、第一領域41に交わるようにして袋幅方向に走査する複数本が列状形成された第二領域42とから構成される。また前記開閉溶着領域及び手提げ用略領域は、袋幅方向に複数の脱気用区間を開けて鎖線状または点線状に断続形成される。また各シート体の少なくとも片側の側辺固着部であって、各袋体の前記開閉部と手提げ部の境界には、溶着した各係合ファスナー21の少なくとも片端の上辺に隣接して、各袋体の手提げ部と開閉部とを切り離すための横向き五角形状の引裂部5が形成される。引裂部5は具体的には、側辺から袋内側へ並走する水平並行線と、水平並行線同士を上下対称の傾斜線で略「く」字状に結んだ直線多角形縁で構成される切り欠き部である。このような切り欠き部の形成のほかに、容易に引裂されるべくシート体を薄膜形成したもの、ミシン罫を形成したもの等の任意の引裂起部として形成される。
開閉部と手提げ部とが各溶着領域をもって隣接するため、切り離し前の封止運搬状態で手提げ部の強度が確保されるものとなっている。特に第一溶着領域の内側に端縁域を開け、第一溶着領域に交わるように第二溶着領域を複数本の幅方向走査で列設することで、手提げ孔周辺の引っ張り変形や引裂破損が起こりにくい。前記開閉部と手提げ部の各境界のうち封止領域又は溶着領域内に引裂起部5が形成されることで、運搬時に誤って境界が引裂することなく、かつ開封時に容易に手提げ部を切り離すことができる。
(袋体の脱気構造)
また、本考案の袋体の脱気構造は、前記いずれか記載の連続袋体を袋口に溶着したものであって、互いに両端連結されて袋口を構成する表シート体6、裏シート体7の一方及び他方のシート内面に、係合ファスナーを構成する表ファスナー部21a、裏ファスナー部21bがそれぞれ、テープ伸長方向に断続的に部分溶着されてなり、この部分溶着による各溶着部は、テープの幅方向において外突条3及び係合凹凸部の固定個所の膨出部を覆いかつこれらに沿う形状にシート体を変形密着させてなり、非溶着部8には、各溶着部によるシート体の変形密着によって、袋体の内部空気を脱気させる脱気路80が形成される。
なおシート体は、外突条及び係合凹凸部の固定個所の膨出部に沿って変形密着されることで皺部が形成され、この皺部によって非融着部でシート体が自然と上方へ盛り上がり、脱気路が確実に確保される。
(袋体)
また本考案の袋体は、前記脱気構造を袋口に備え、かつこの袋口の口先方向に隣り合う袋体の底部が連接され、かつ前記袋体の底部方向に隣り合う袋体の袋口が連接された連続袋体を切断することで形成されたものである。
内容物の収容の際には、連続袋体を封着状態としたまま、当該袋体の未封の底部側から、連続袋体側へ内容物が投入され、内容物の投入によって前記表シート体6、裏シート体7が拡がるように形成された袋体となる。内容物の投入の後、底部の表シート体と裏シート体とを相互溶着して封止状態とする。底部には脱気構造を有していなくてもよいが、内容物がこぼれ出ない程度の小孔を形成して補助的に脱気機能を果たすものとしてもよい。
実施例1の各袋体の底部近傍の両側辺部には、所定の窪み領域でシート体同士を溶着した窪み部6が対称形成されてなる。窪み部6は連続袋体が各袋体単位に分離され。内容物が収容され封止されたときに窪んで底側に脚部6の天面を形成するための脚部60構成用加工部である。窪み部6は側辺から内側へ部分的に入り込む表シート体、裏シート体の一部溶着領域内の連続溶着によって形成されてもよく、領域外縁の断続的な溶着によって形成されてもよく。さらに窪み部の領域内部を側辺からカットした形状でもよい。
窪み部6により、各袋体は、底部で袋幅方向に分離されてできた開口から粒状の内容物を収容して辺状封止され、分離された袋体が粒状の内容物を収容して辺状封止したときに、袋体の窪み部6の窪みが縮むことで、窪み部6以下の固着及び封止されたシート体によって、底辺端を頂部として下側方突出する一対の自立脚部60が形成される。袋体が分離し粒状物を収容した封着状態では、窪み部6による自立脚部60によって袋体が自立できる。
手提げ溶着領域と開封口50tとの上下間の両側部には、所定の識別色にて矩形部形状に塗りつぶし着色された識別マーカー7が形成される。識別マーカー7は連続袋体における袋体の構成単位の機械用識別子として、分離口10の機械連続切断位置の判別、及び製品の溶着不良、外観不良といあった検品時に用いられる。実施例の識別マーカー7は手提げ溶着部の第二溶着領域下端であって開封口5上に僅かな隙間を空けて設けられた横長矩形領域となっており、識別マーカー7周辺の重要な溶着状態をチェックしやすいものとしている。
図5に示す実施例1の粒状物収納袋においては、第一領域41の周縁と破線状に列形成された第二領域42の最内部とが交わって一体的な手提げ溶着領域を形成してなり、かつその下部に隣接して幅方向に、係合ファスナー21が面溶着されてその両端がシート体の両側部に沿う封止辺部11と交わって一体的な開閉溶着領域を形成してなることで、各袋体に分離して内容物が収納された状態でも当該開閉部及び手提げ部からなる口部片が自立し、手提げ部の把持操作或いは手提げ部と開閉部とを分離開封する開封作業を容易に行うことができる。また窪み部6は部分円弧状に断続形成された渕線の両端が側辺の封止辺部11と交わるように形成され、収納した粒状物によって、窪み部6がその断続部分にて上部の収容部本体と部分的に繋がりながら、その下部に斜め下方に突出した三角錐状の脚部60を形成している。これにより粒状物の収容状態で確実に自立することができる。
また図6に示す他の実施形態例(a)(b)(c)(d)においては、連続渕線状の窪み部6がシート体側辺の封止辺部11と両端で交わり、窪み部6の窪み形状の外形内部が内容物の廃絶領域となっている。特に図6(a)及び(d)は縦長扁平の円弧6分の一領域の連続渕線からなり、内容物の廃絶領域を縦型領域として分離口からの内容物の投入を効率的に行うことができ、かつ内容物収容・封止時に脚部60とその上部とが連続的に滑らかに連なることで自立しやすいものとしている。
また図6(b)は横倒台形状の連続渕線からなり、内容物の廃絶領域を縦型領域として分離口からの内容物の投入を効率的に行うことができ、かつ内容物収容・封止時に窪み底部6Bが折曲端部にて折れ曲がり、その上部の縦方向縁が水平皺によって潰れることで、脚部60とその上部の封入部とが高さ方向に積み重なって水平皺部を介して連なることで段状に自立するものとしている。
また図6(c)は横長扁平の半楕円弧の連続渕線からなり、内容物の廃絶領域を横型領域として窪み部自体が水平皺状に寄ってつぶれやすいものとしており、全体が略均等に上下縮小方向に潰れることで、脚部60上部の封入部が一体的形状として脚部60の上に積み重なって断続的に連なって段上自立するものとしている。
図7に示す実施例2の粒状物収納袋においては、第一領域41の周縁にも環状の非溶着領域41Eを形成し、第一領域41と第二領域42とが交わることなく離間配置されることで、丸孔31の溶着領域の内外に非溶着領域を形成して手提げ孔としての強度を寄り確実に確保している。また窪み部6は4分の一円弧状の渕線と傾斜直線からなる窪み底部6Eとが連続的に連なって形成され、収納した粒状物によって、窪み底部6Eが水平湾曲方向に撓み、その下部に斜め下方に突出した三角錐状の脚部が形成される。
本考案は上述した実施例に限定されることなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で適宜、要素の抽出、組み合わせの変更、省略、各工程の順番の変更や一部構成の省略或いは配置の変更が可能である。
1A 表側の袋構成面
1B 裏側の袋構成面
11 封止辺部
21 係合ファスナ−
31 丸孔
31E 端縁域
41 第一領域
42 第二領域
50 開封口
5 引裂起部
10 分離口
6 窪み部
60 自立脚部
7 識別マーカー

Claims (6)

  1. 表側の袋構成面(1A)を連続構成する表シート体と、裏側の袋構成面(1B)を連続構成する裏シート体とが対向され、両側辺の封止辺部(11)で側部封止されることで、複数の袋体がそれぞれ底部未封着の状態で連接形成された連続袋体であって、
    各袋体の口部には、係合ファスナ−(21)を袋幅方向へ亘る所定の開閉溶着領域でシート体内面に溶着した開閉部と、
    丸孔(31)を袋幅方向に併設すると共に孔周縁の所定の手提げ溶着領域でシート体同士を溶着した手提げ部とを隣接形成してなることを特徴とする連続袋体。
  2. 前記手提げ溶着領域は、丸孔(31)の孔縁から所定幅の端縁域(31E)を開けて環状形成された第一領域(41)と、
    第一領域(41)の高さ方向域の範囲内で袋幅方向に走査する複数本が列状形成された第二領域(42)とから構成される請求項1記載の連続袋体。
  3. 前記開閉溶着領域及び手提げ用略領域は、袋幅方向に複数の脱気用区間を開けて鎖線状または点線状に断続形成された断続形成部からなる請求項1又は2記載の連続袋体。
  4. 各シート体の少なくとも片側の封止領域又は溶着領域内であって、溶着した各係合ファスナ−(21)の上辺に沿う位置に、手提げ部と開閉部とを切り離して開封口(50)を得るための引裂起部(5)が形成された請求項1,2又は3のいずれか記載の連続袋体。
  5. 連続袋体を構成する各袋体は、底部で袋幅方向に分離されてできた底部分離口(10)から粒状の内容物を収容して辺状封止されるものであって、
    各袋体の底部近傍の両側辺部には、片辺から幅方向内側へ入り込む所定の窪み領域でシート体同士を溶着した窪み部(6)が対称形成されてなり、
    分離された袋体が粒状の内容物を収容して分離口(10)のシート体が辺状封止されたときに、内容物の自重によって窪み部(6)の窪みが歪んだ状態となり、窪み部(6)以下の固着及び封止されたシート体によって、底辺端を頂部として下側方突出する一対の自立脚部(60)が形成される請求項1,2又は3のいずれか記載の連続袋体。
  6. 請求項5記載の連続袋体の連続する袋構成面のうち隣り合う区間の底部分離口(10)を切断し、分離された一単位の袋体の分離口(10)から粒状の内容物が収容され、当該分離口(10)のシート体が辺状封止されてなる粒状物収納袋。
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