JP3165495B2 - 自動車のエアバッグ装置 - Google Patents

自動車のエアバッグ装置

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JP3165495B2 JP03522692A JP3522692A JP3165495B2 JP 3165495 B2 JP3165495 B2 JP 3165495B2 JP 03522692 A JP03522692 A JP 03522692A JP 3522692 A JP3522692 A JP 3522692A JP 3165495 B2 JP3165495 B2 JP 3165495B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Air Bags (AREA)
  • Instrument Panels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、インストルメントパ
ネルにおける助手席前方部位に配置されて助手席乗員を
保護する自動車のエアバッグ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のエアバッグ装置として、ステア
リングホイールと一体的に設けられて車両の急減速時に
膨張して運転者を保護するものが従来からよく知られて
いる。また、近年においては、車両の急減速時における
助手席乗員の安全性を高めるために、助手席側について
もエアバッグ装置を設けることが試みられているが、特
に助手席に子供が乗車している場合、子供が立ち姿勢と
なることが多いところから、エアバッグ装置作動時に展
開するエアバッグリッドが子供と干渉するのを回避すべ
くインストルメントパネルの後方部にトレーを設けるよ
うにしたものが提案されている(例えば、実開昭58−
23756号公報参照)。
【0003】上記公知例の構造のものの場合、立ち姿勢
の子供とエアバッグリッドとの干渉は回避できるもの
の、トレー上に小物等が置ける構造となっているため、
エアバッグ展開時にトレー上に置かれた小物が助手席側
に飛散するおそれがある。また、インストルメントパネ
ルの外形形状が、従来から多く採用され、意匠上好まし
いとされているものとかけはなれたものとなるおそれが
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インストル
メントパネルの外形形状を意匠上好ましとされている形
状(即ち、車体後方に向かって下り匂配とされた上面を
有する形状)とし、しかもエアバッグリッドの展開軌跡
をインストルメントパネルの後方最突出部より車体前方
側に位置せしめようとした場合、エアバッグ用開口部の
下部口縁と展開時のエアバッグとが干渉するおそれが生
ずる。
【0005】本願発明は、上記の点に鑑みてなされたも
ので、立ち姿勢の子供とエアバッグリッドとの干渉を回
避しつつ、エアバッグの展開をスムーズに行い得るよう
にすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明では、上記課題
を解決するための手段として、車体後方に向かって下り
匂配とされた上面を有するインストルメントパネルにお
ける上面に開口部が形成され、該開口部の内方にエアバ
ッグモジュールが車体部材に支持せしめた状態で配置さ
れるとともに、前記開口部には、エアバッグモジュール
作動時において、上端部に設けられたヒンジ部材を展開
中心として上向きに展開するエアバッグリッドが設けら
れている自動車のエアバッグ装置において、前記ヒンジ
部材の位置を、前記エアバッグリッドの展開軌跡が前記
インストルメントパネルの上面下端に位置する後方最突
出部より車体前方側に位置するように設定し、前記開口
部の下部口縁に、エアバッグの展開エリアとの干渉を回
避するための段部を形成するとともに、該段部を車体後
方に向かって下り匂配となしているものとする。
【0007】
【作用】本願発明では、上記手段によって次のような作
用が得られる。
【0008】即ち、エアバッグモジュールの作動時にお
いて、エアバッグリッドが展開した場合にも、インスト
ルメントパネルの後方最突出部より車体前方側にエアバ
ッグリッドの展開軌跡が位置せしめられるため、助手席
において子供が立ち姿勢をとっていた場合であってもエ
アバッグリッドと子供との干渉が回避せれ得るととも
に、展開するエアバッグと開口部の下部口縁との干渉も
回避されることとなる。更に、開口部の下部口縁に形成
される段部に小さな物を乗せたとしても、滑り落ちるこ
ととなるため、エアバッグリッドと開口部下部口縁との
間に物が挟まってエアバッグリッドの展開が円滑に行え
なくなるということがなくなる。
【0009】
【発明の効果】本願発明によれば、車体後方に向かって
下り匂配とされた上面を有するインストルメントパネル
における上面に開口部が形成され、該開口部の内方にエ
アバッグモジュールが車体部材に支持せしめた状態で配
置されるとともに、前記開口部には、エアバッグモジュ
ール作動時において、上端部に設けられたヒンジ部材を
展開中心として上向きに展開するエアバッグリッドが設
けられている自動車のエアバッグ装置において、前記ヒ
ンジ部材の位置を、前記エアバッグリッドの展開軌跡が
前記インストルメントパネルの上面下端に位置する後方
最突出部より車体前方側に位置するように設定し、前記
開口部の下部口縁に、エアバッグの展開エリアとの干渉
を回避するための段部を形成して、エアバッグモジュー
ル作動時におけるエアバッグリッドと助手席に立ち姿勢
でいる子供との干渉を回避しつつ、展開するエアバッグ
と開口部の下部口縁との干渉をも回避し得るようにした
ので、従来から意匠上好ましいとされているインストル
メントパネル形状であっても、立ち姿勢の子供の安全を
確保しつつエアバッグのスムーズな展開が得られるとい
う優れた効果がある。
【0010】更に、前記開口部の下部口縁に形成される
段部を車体後方に向かって下り匂配となして、該段部に
小さな物を乗せたとしても、滑り落ちるようにしたの
で、エアバッグリッドと開口部下部口縁との間に物が挟
まってエアバッグリッドの展開が円滑に行えなくなると
いうことがなくなり、エアバッグ装置の作動を円滑且つ
確実ならしめることができるという優れた効果がある。
【0011】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本願発明の好適
な実施例を説明する。
【0012】図3には、本願発明のエアバッグ装置が装
備された自動車のインストルメントパネル1が示されて
おり、該インストルメントパネル1の中央部2には、カ
ーステレオあるいはCDプレーヤ等の音響装置3が組み
込まれ、該音響装置3の下方には、シガーライター4お
よび灰皿5が配設されている。また、インストルメント
パネル1における運転席前方部位は、スピードメータ等
の各種メータ類が配置されたコックピット部6とされて
いる。
【0013】前記インストルメントパネル1は、図1に
示すように、車体後方に向かって下り匂配とされた上面
1aと、該上面1aの後方最突出部1bを介して連続し且
つ車体前方に向かって下り匂配とされた下面1cとによ
って構成されており、助手席に対応する前記インストル
メントパネル上面1aには、所定の大きさの矩形状の開
口部8が形成されている。該開口部8は、その下部口縁
8aが前記後方最突出部1bよりやや上方に位置せしめら
れるように形成されている。そして、前記開口部8の内
方には、助手席用のエアバッグ装置9が配置されてい
る。
【0014】上記のようにインストルメントパネル1の
形状を規定したことにより車室前部における意匠感が良
好に維持されることとなるのである。
【0015】前記エアバッグ装置9は、前記インストル
メントパネル1の開口部8の内方に形成される収納空間
7内に配置されたエアバッグモジュール10と、該エア
バッグモジュール10の前面に配置されて前記開口部8
を覆うエアバッグリッド11とを備えている。このエア
バッグモジュール10は、図示されていないが、エアバ
ッグ、ガス発生用のインフレータ、インフレータ作動用
のイグナイタ等が内蔵されている。
【0016】前記エアバッグモジュール10における助
手席側の前面は開放されており、車両の急減速時におい
ては内蔵されているエアバッグ12が、図2に鎖線で示
すように、前記開口部8より助手席乗員の前方に展開し
て該乗員を保護することとなっている。
【0017】前記エアバッグモジュール10は、前記収
納空間7内において車幅方向に延び、その両端部が車体
側に結合されたパイプ状のステアリング支持メンバー1
3に対してブラケット14を介して支持されている。
【0018】前記エアバッグリッド11の裏面側上部に
は、車体前方に向かって突出し、前端部がエアバッグモ
ジュール10の上面10aに対してリベット15により
固着されたヒンジ部材16が一体に形成されている。該
ヒンジ部材16は、エアバッグリッド11の展開中心と
なるものであり、その取付位置は、前記エアバッグリッ
ド11の展開軌跡Qが前記インストルメントパネル1の
後方最突出部1bより車体前方側に位置するように設定
されている。
【0019】上記のように開口部8の形成位置を規定し
た場合、開口部8の下部口縁8aが、エアバッグ12の
展開エリアの下限線Xより上方に突出して、展開するエ
アバッグ12の下部が下部口縁8aと干渉するおそれが
あるため、本実施例においては、前記開口部8の下部口
縁8aに、該下部口縁8aの一部を切除することにより、
エアバッグの展開エリアとの干渉を回避するための段部
17が形成されている。該段部17は、その上に物を載
せたとき滑り落ちるように車体後方に向かって下り匂配
とされている。
【0020】また、前記エアバッグリッド11の裏面側
下部には、車体前方に向かって突出し、エアバッグモジ
ュール10の下面10bに固着された係止部材18に対
して前端部が係合せしめられる係合片19が突設されて
いる。該係合片19は、前記係止部材18への係合によ
ってエアバッグリッド11を閉止状態に保持するととも
に、エアバッグ12の展開時においては、前記係合の解
除によりエアバッグリッド11の展開を許容するように
なっている。
【0021】図2において、符号20はフロントウイン
ドガラス、21はダッシュパネル、22はフロアパネル
である。
【0022】上記のように構成したことにより、図2に
示すように、エアバッグモジュール10の作動時におい
てエアバッグ12が膨張展開すると、エアバッグリッド
11が展開軌跡Qで示す挙動を示すが、該展開軌跡Qが
インストルメントパネル1の後方最突出部1bより車体
前方側に位置せしめられているため、助手席に立ち姿勢
でいる子供Cと干渉するおそれはない。
【0023】また、エアバッグ12が膨張展開すると
き、その展開エリアの下限線Xより開口部8の下部口縁
8aに形成された段部17が下方に位置することとなる
ため、展開するエアバッグ12と開口部8の下部口縁8
aとの干渉も回避されることとなる。従って、エアバッ
グ12はスムーズに展開して助手席乗員を保護すること
となる。
【0024】さらに、前記段部17が車体後方に向かっ
て下り匂配とされているため、該段部17に小さな物を
乗せたとしても滑り落ちることとなり、エアバッグリッ
ド11と開口部下部口縁8aとの間に物が挟まってエア
バッグリッド11の展開が円滑に行えなくなるというこ
とがなくなる。
【0025】本願発明は、上記実施例の構成に限定され
るものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において
適宜設計変更可能なことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施例にかかる自動車のエアバッグ
装置の縦断面図である。
【図2】本願発明の実施例にかかるエアバッグ装置を備
えた車体前部を示す縦断面図である。
【図3】本願発明の実施例にかかるエアバッグ装置を備
えた自動車のインストルメントパネルを示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 インストルメントパネル 1a 上面 1b 後方最突出部 1c 下面 8 開口部 8a 下部口縁 9 エアバッグ装置 10 エアバッグモジュール 11 エアバッグリッド 12 エアバッグ 13 車体部材(ステアリング支持メンバー) 16 ヒンジ部材 17 段部 Q 展開軌跡

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後方に向かって下り匂配とされた上
    面を有するインストルメントパネルにおける上面に開口
    部が形成され、該開口部の内方にエアバッグモジュール
    が車体部材に支持せしめた状態で配置されるとともに、
    前記開口部には、エアバッグモジュール作動時におい
    て、上端部に設けられたヒンジ部材を展開中心として上
    向きに展開するエアバッグリッドが設けられている自動
    車のエアバッグ装置であって、前記ヒンジ部材の位置
    は、前記エアバッグリッドの展開軌跡が前記インストル
    メントパネルの上面下端に位置する後方最突出部より車
    体前方側に位置するように設定されており、前記開口部
    の下部口縁には、エアバッグの展開エリアとの干渉を回
    避するための段部が形成されているとともに、該段部
    は、車体後方に向かって下り匂配とされていることを特
    徴とする自動車のエアバッグ装置。
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