JP3165398B2 - コポリエーテルエステル系ホットメルト材料およびその使用方法 - Google Patents

コポリエーテルエステル系ホットメルト材料およびその使用方法

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    • C08G63/66Polyesters containing oxygen in the form of ether groups
    • C08G63/668Polyesters containing oxygen in the form of ether groups derived from polycarboxylic acids and polyhydroxy compounds
    • C08G63/672Dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • C09J167/00Adhesives based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Adhesives based on derivatives of such polymers
    • C09J167/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
    • C09J167/025Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds containing polyether sequences

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はホットメルト材料と
してのコポリエーテルエステルに関する。特に本発明は
テレフタル酸(TPA)、1,4−ブタンジオール(B
DO),トリエチレングリコール(TEG)、平均分子
量が600〜4000g/モルのポリエチレングリコー
ルからなり、結晶化が速くかつ柔軟性が高い線状又は技
分かれコポリエーテルエステルに関する。このコポリエ
ーテルエステルは繊維工業などにおいて使用される。
【0002】
【従来の技術】従来技術においては様々なコポリエーテ
ルエステル又はコポリエステルを使用することが数多く
の文献から既に知られている。例えば、欧州特許公報第
EP−A−0204528号には、テレフタル酸85モ
ル%以上、ブタンジオール65〜97モル%、分子量が
106〜550g/モルのポリエチレングリコール3〜
35モル%からなる食料包装用コポリエステル製フィル
ムが記載されている。この製品の融点は160〜200
℃と高く、このように融点の高いホットメルト接着剤は
繊維工業においては使用できない。
【0003】ドイツ特許公報第DE−A−313205
9号には、テレフタル酸(TPA)、イソフタル酸(I
PA)、ブタンジオール、分子量が400〜600g/
モルのポリアルキレンエーテルジオール10〜25%か
らなり、融点が95〜125℃の繊維用ポリエーテルエ
ステル系接着剤が記載されている。また、日本の特開昭
54−153835号には、テレフタル酸、イソフタル
酸、ブタンジオール、分子量が300〜6000g/モ
ルのポリアルキレングリコール1〜10%からなる繊維
用ホットメルト接着剤が記載されている。上記特許公報
2件においては、結晶性に対して悪影響を与えるイソフ
タル酸が融点を下げるために使用される。
【0004】ドイツ特許公報第DE−A−282937
5号には、テレフタル酸、その他の酸類、エチレングリ
コール15〜30モル%、ジエチレングリコール、ポリ
ブチレングリコール0.5〜5モル%からなる熱可塑性
共重合ポリエステルが記載されており、エチレングリコ
ールおよびポリブチレングリコールを多少使用すること
が必要とされている。
【0005】ドイツ特許公報第DE−A−443004
8号には、テレフタル酸、イソフタル酸、ブタンジオー
ルおよびジエチレングリコールとトリエチレングリコー
ルとの混合物からなり、融点が60〜130℃のコポリ
エステルが記載されている。
【0006】ドイツ特許公報第DE−A−272570
9号には、テレフタル酸、ブタンジオール、ポリブチレ
ンテレフタレートに対して分子量が600〜6000g
のポリエーテル1〜7%からなる熱可塑性ブロック共重
合体が記載されており、特定のポリマーブロックが使用
されることで統計的(ドイツ語:statistisch)共重合
体とは異なる。
【0007】欧州特許公報第EP−A−0164910
号には、コポリエステル製フィルムおよびこのコポリエ
ステル製フィルムに使用されるホットメルト材料が記載
されている。このコポリエステル系ホットメルト接着剤
は、テレフタル酸80〜97モル%およびイソフタル酸
3〜20モル%、また1,4−ブタンジオール60〜8
5モル%およびジエチレングリコール15〜40モル%
からなる。このコポリエステルの融点は160〜200
℃である。
【0008】しかし、上記特許公報に記載されている技
術では、結晶化が速く、かつ柔軟性が高い熱可塑性コポ
リエステル系ホットメルト材料が得られず、困難な被着
体に関する工業的用途では使用できないという大きな問
題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、融点が比較的に低く、結晶化が速く、また柔軟性が
高いホットメルト接着剤を提供することにある。融点を
低くすることは、塗布温度を低くできるという利点があ
るので、特に融点が150℃以下の被着体の場合に有利
である。
【0010】結晶化が速いコポリエステルを使用するこ
とは次の理由で有利である。ガラス温度を越えた温度で
ポリマーに機械的強さを付与するには結晶域の形成が必
要となるので、この結晶域が速く形成するほど、接着部
分に対して機械的応力をかけることが可能になる時期が
早くなる。又、ポリマー系ホットメルト接着剤の表面に
おける接着性はその結晶性と直接関係する。つまり、結
晶化が遅ければ、接着剤を塗布したシートなどの粘着性
が長く保たれる。粘着性が長く保たれると、例えばシー
トを巻き取る際、各層が互いに接着しやすく、ロール全
体が使用不可能となってしまうという問題の原因になり
得る。この問題を解決するためには、接着剤を次層から
離隔するいわゆるキャリヤーシートを使用する方法も提
案されているが、この方法を採ると、被着体に押し付け
る際に、このキャリヤーシートを前もって外さなければ
ならないので無駄が発生するとともにコストが高くつく
という問題がある。また、焼き戻し工程(ドイツ語:Te
mperungsprozeduren)を行う方法も提案されたが、時間
とエネルギーがかかるという問題がある。結晶化の速い
ポリマーを使用すれば、この工程は不要となる。
【0011】また、柔軟性の高い製品の利点も様々な方
面で明らかである。例えば、工業における接着の場合に
は、高柔軟性接着材料を使用しなければ、被着体に応じ
て十分な接着強さおよび抵抗性を確保することが不可能
である。一方、従来接着剤とは違い、被覆又は接合後、
張力を掛けたり変形させても接着性がなくなって被着体
が分離してしまうことが起こらない。このような場合、
永久接合を確保するためには高柔軟性接着剤が唯一の可
能性である。
【0012】従って、本発明の目的は、特定の原料の組
み合わせにより、比較的低い融点、速い結晶化、高い柔
軟性の三つの条件を成立させることができ、またジオー
ル類の混合物とテレフタル酸からなる新規な統計的コポ
リエーテルエステル系ホットメルト接着材料を提供する
ことにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的は、請求項1に
記載の結晶化の速い高柔軟性コポリエーテルエステル系
ホットメルト接着材料により達成される。請求項6〜8
には本発明によるホットメルト接着材料の特別な使用方
法が記載されている。また、その他の従属請求項には本
発明による好ましい実施態様が記載されている。
【0014】
【発明の実施の形態】特に、本発明の目的は、ブタンジ
オール(BDO)、トリエチレングリコール(TE
G)、ポリエチレングリコール(PEG)、必要に応じ
てその他の線状又は技分かれ脂肪族ジオール類と、また
単一酸成分としてのテレフタル酸とからなる統計的に合
成されたランダムコポリエーテルエステル系ホットメル
ト接着材料により達成される。この高柔軟性製品の粘度
は約160℃において200Pa・s以上が好ましい。
【0015】単一酸成分としてテレフタル酸を使用すれ
ば、目的範囲を大きく上回った融点を有する製品が得ら
れるという問題も有り得る。融点を下げるために、テレ
フタル酸の一部に代えてイソフタル酸(IPA)などの
他酸類を使用する方法も提案されたが、これは結晶性お
よび結晶化速度を大幅に低下させてしまう。
【0016】本発明においては、ジオール成分としてト
リエチレングリコールを使用することにより、速い結晶
化速度を確保しながら、融点を80℃以上下げることが
できるという驚くべき効果が得られる。
【0017】柔軟性の向上については、低分子量エーテ
ルジオールを使用することにより多少の効果は得られる
が、柔軟性の高いポリマーを得るには、ポリエチレング
リコール600等の高分子量ポリエーテルジオール類を
同時に使用することが必要である。
【0018】接着剤に関する特許公報の件数の多さにも
係わらず、本発明による単量体の組み合わせはどの公報
にも開示されていなく、その構成および効果は新規であ
る。欧州特許公報第EP−A−204528には、テレ
フタル酸85〜100モル%、ブタンジオール65〜9
7モル%、分子量が106〜550g/モルのポリエチ
レングリコール類3〜35モル%からなるコポリエステ
ル製フィルムが記載されており、このコポリエステルの
融点は160〜200℃である。本発明と比較すれば、
必須成分としてのトリエチレングリコールがない上に、
ポリエチレングリコールの分子量範囲は本発明における
ポリエチレングリコールより低く、製品の融点も接着フ
ィルムに適用するには高過ぎる。
【0019】本発明のコポリエーテルエステル系ホット
メルト材料においては、テレフタル酸が単一酸成分とし
て使用される。ジオール成分の合計量に対して、ブタン
ジオールの含有量は45〜70モル%、トリエチレング
リコールは20〜50モル%である。高分子量ポリエチ
レングリコールとしては分子量が600〜4000g/
モルのポリエチレングリコールが2〜10モル%使用さ
れる。ポリマーの分子量を向上させるために、トリメチ
ロールプロパンなどの多価アルコール類、また必要に応
じてβ−ヒドロキシアルキルアミド類を使用する場合に
は、ブタンジオールの含有量を3モル%以下に下げるこ
ともできる。なお、上記モル%は、本発明のコポリエー
テルエステルにおける各成分からなる単位の割合を表
し、酸単位又はジオール単位の合計量に基づいている。
【0020】本発明によるコポリエーテルエステル系ホ
ットメルト材料の融点は90〜180℃、好ましくは1
10〜170℃である。160℃及び2.16kg荷重
の条件でDIN/ISO1133に準じて測定した溶融
粘度は、200Pa・s以上、好ましくは500Pa・
s以上である。
【0021】
【発明の効果】本発明の効果は、どの公報にも記載がな
く、テレフタル酸、ブタンジオール、トリエチレングリ
コールおよび高分子量ポリエチレングリコール類の組み
合わせの特殊作用により、融点を目的範囲内に下げるこ
とができるとともに、速い結晶化速度、また極めて高い
柔軟性を確保することができる。本発明のコポリエーテ
ルエステル系ホットメルト材料はその高い柔軟性から、
熱接着(ホットメルト)法に適用することが多いが、公
知の粉体被覆法にも適用できる。
【0022】
【実施例】次に、下記の実施例および本発明の技術範囲
に包含されない参考例No. 9〜11により本発明のコポ
リエーテルエステルを他の製品と比較する。
【0023】融点、ガラス温度および低温結晶点(co
ld crystallization point)
は示差走査熱量計(DSC)(1090B型、DuPo
nt社製)により測定した。溶融ピークの最大値を融
点、二本の基線の中点をガラス温度とした。また、第2
加熱段階における結晶化ピークの最大値を低温結晶点と
した。溶融粘度は、DIN/ISO1133に準じ、ア
ウトフロー(outflow)法により、160℃およ
び2.16kg荷重の条件下で測定した。
【0024】実施例1(実験例No. 1) 温度検出器、撹拌機、還流冷却器および蒸留塔を備えた
10リットルのエステル化反応器に、ブタンジオール
1.15kg(1.27モル)、トリエチレングリコー
ル1.45kg(0.97モル)、平均分子量が600
のポリエチレングリコール0.82kg(0.14モ
ル)を入れ、窒素ガス雰囲気下で140℃で溶融させ
た。なお、この窒素ガス雰囲気は反応の全過程に亘って
持続した。次に、撹拌しながら、テレフタル酸2.82
kg(1.27モル)およびエステル化触媒3gを添加
した。内部の温度を徐々に235℃まで上げた後、流出
物が得られなくなるまで反応を進めた。次に、熱安定剤
3gとともにエステル化触媒をさらに6g添加した後、
温度を250℃まで上げ、到達圧が1mbar以下にな
るまで徐々に減圧し、粘度が目的値に達成するまで縮合
反応を2時間以上進めた。
【0025】得られたポリエステルを60℃で24時間
乾燥させたところ、融点が約128℃、ガラス温度(T
G)が約−5℃、160℃および2.16kg荷重の条
件で測定した溶融粘度が1100Pa・sであった。
【0026】実験例No. 2〜11 実験例No. 1と同様にポリエステルを調製した。その結
果を表1に示す。DSCによる測定は、70℃で24時
間予備乾燥させたポリエステルを対象にした。下記表に
記載のモル%は、得られるコポリエーテルエステルにお
ける各成分からなる単位の割合を表し、酸単位又はジオ
ール単位の合計量に基づいている。
【0027】
【表1】
【0028】実施例2 上記実験例No. 1、3と参考実験例No. 10および11
のコポリエーテルエステルを採用し、初期接着力および
耐熱性を測定するために塗布試験を行った。紡織繊維に
対する接着強さを測定するために、粒度80〜200μ
mの粉体を、塗布量が40g/m2 になるように市販の
芯地に散布して(scatter coating
法)、この芯地を0.4barの圧力で市販の表地にプ
レスした。
【0029】紡織繊維に対する初期接着力(N/5c
m)を測定するために、幅5cmの紡織ストリップを接
着した試験片を引張試験機(traction mac
hine)に装着した。試験条件は次のように一定に維
持した。 試験速度:100mm/min 試験片幅:500mm 延伸長:80mm 予備ストレス(prestress):0N 試験温度:25℃ プレス温度:170℃
【0030】耐熱性を測定するときは、紡織ストリップ
を接着した試験片に250g/5cmの分銅をつり下げ
た。分銅をつり下げた試験片を、強制通風炉の中につり
下げ、温度を1℃/minで上げた。接着が解けて分銅
が落ちた温度を耐熱度(℃)とした。
【0031】
【表2】
【0032】実施例3 実験例No. 1のコポリエーテルエステルを使用し、引張
試験及び衝撃試験のためにISO引張試験用バー及びI
SOビームを公知の射出成形法により製造した。ISO
527、ISO179およびDIN53505に準じ、
予備乾燥させたものの引張特性、耐衝撃性およびショア
ー硬度をそれぞれ測定した。結果を以下に示した。 引張弾性率(MPa) 110 降伏点引張強さ(MPa) 10 降伏点伸び(%) 20 破断点引張強さ(MPa) 15 破断点伸び(%) >775 新シャルピー(Charpy New)衝撃強度/23℃(kJ/m2) 30 新シャルピー衝撃強度/−30℃(kJ/m2 ) 70 ショアー硬度D 40 測定不可能になった破断点伸びだけをみても、この材料
の極めて高い柔軟性が確認できる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−39680(JP,A) 特開 昭51−125431(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 63/00 - 63/91 C09J 167/00 - 167/02

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレフタル酸と脂肪族ジオールからなる
    コポリエーテルエステルからなるホットメルト材料にお
    いて、単一酸成分として酸成分合計量に対してテレフタ
    ル酸100モル%、ジオールとしてジオール成分合計量
    又は酸成分合計量の100モル%に対してブタンジオー
    ル80モル%未満、トリエチレングリコール15〜60
    モル%、分子量が600〜4000g/モルの高分子量
    ポリエチレングリコール2〜10モル%からなり、融点
    が90〜180℃であることをを特徴とするコポリエー
    テルエステル系ホットメルト材料。
  2. 【請求項2】 ジオール成分合計量の100モル%に対
    して、ブタンジオールの含有量は45〜70モル%で、
    トリエチレングリコールの含有量は20〜50モル%で
    あることを特徴とする請求項1に記載のコポリエーテル
    エステル系ホットメルト材料。
  3. 【請求項3】 溶融粘度の向上のために、ジオール成分
    合計量に対して三価又は多価ジオールを3モル%以下含
    有することを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載
    のコポリエーテルエステル系ホットメルト材料。
  4. 【請求項4】 融点が110〜170℃であることを特
    徴とする上記請求項1〜3のいずれかに記載のコポリエ
    ーテルエステル系ホットメルト材料。
  5. 【請求項5】 160℃および2.16kg荷重の条件
    下でISO/DIN1133に準じて測定した溶融粘度
    が200Pa・s以上、好ましくは500Pa・s以上
    であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    のコポリエーテルエステル系ホットメルト材料。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載のコポリ
    エーテルエステル系ホットメルト材料を使用して熱接着
    を行うことを特徴とするコポリエーテルエステル系ホッ
    トメルト材料の使用方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかに記載のコポリ
    エーテルエステル系ホットメルト材料を、様々な粒度に
    調製して、パウダーポイントコーティング法(粉体を被
    着体に点状につける方法)、ペーストポイントコーティ
    ング法(ペーストを被着体に点状につける方法)、又
    は、スカッターコーティング法(粉体を被着体に散布す
    る方法)に使用することを特徴とするコポリエーテルエ
    ステル系ホットメルト材料の使用方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかに記載のコポリ
    エーテルエステル系ホットメルト材料に軟化剤を定量添
    加してペースト状接着剤に調製して使用することを特徴
    とするコポリエーテルエステル系ホットメルト材料の使
    用方法。
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