JP2001514308A - Tgの高い速硬化性の感水性ポリアミド - Google Patents

Tgの高い速硬化性の感水性ポリアミド

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JP2001514308A JP2000507897A JP2000507897A JP2001514308A JP 2001514308 A JP2001514308 A JP 2001514308A JP 2000507897 A JP2000507897 A JP 2000507897A JP 2000507897 A JP2000507897 A JP 2000507897A JP 2001514308 A JP2001514308 A JP 2001514308A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ジカルボン酸、そのエステルもしくは無水物である少なくとも1種の反応体とジアミンである少なくとも1種の反応体の反応生成物であって、前記ジアミンの少なくとも1種がポリオキシアルキレンジアミンであり、前記他の反応体の少なくとも1種が芳香族であり、Tgが約15℃より高くかつΔHが約0ジュール/gより高い、速硬化性、感水性ポリアミド組成物に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、少なくとも1種のジカルボン酸、そのエステルもしくは無水物と少
なくとも1種のジアミンの反応生成物であって、このジアミンの少なくとも1種
はポリオキシアルキレンジアミンであり、他の反応体の少なくとも1種は芳香族
である、速硬化性の感水性ホットメルトポリアミド組成物に関する。得られる組
成物のガラス転移温度は高くかつ融解熱は低い。
【0002】 発明の背景 ポリアミドポリマーは、封筒、切手、包装用テープ、ステッカー及びラベルの
ような感水性が必要とされる様々な用途に用いられている。この用途に要求され
る特徴は再湿性である。
【0003】 再湿性とは、接着剤組成物が例えば水の使用によって活性価される能力を意味
する。接着剤組成物は基材の第一の表面に塗布され、湿らされ、次いで第二の表
面もしくは基材に貼られる。例えば、切手もしくは郵便ラベルをこのようにして
封筒に貼ってもよい。
【0004】 再湿性に加え、接着剤組成物は、周囲の大気からの水の吸収が多すぎる結果と
して接着剤表面が粘着性になるような周囲の湿った条件において早期の結合を起
こすことなく又はコートした基材の早期の結合を起こすことなく、高い周囲温度
のような温度変動に耐えることができなければならない。
【0005】 基材、例えばラベルに事前に塗布した場合、接着剤は高温及び高湿条件に貯蔵
した場合においても塊とならない又は繊維を引き裂かないことが必要である。 ホットメルト接着剤の有効な特徴は、硬化速度が速く、溶融速度が速く、そし
て機械加工性が優れていることを含む。 本発明者は、高いTgを維持しつつ半結晶性であるポリアミドの使用によって
優れた特性が達成できることを見出した。
【0006】 発明の概要 本発明は、少なくとも1種のジカルボン酸、そのエステルもしくは無水物と少
なくとも1種のジアミンの反応生成物であって、前記ジアミンの少なくとも1種
がポリオキシアルキレンジアミンであり、前記反応体の少なくとも1種が芳香族
である反応生成物である感水性ポリアミド組成物に関する。
【0007】 得られる組成物はTgが約15℃より高く、好ましくは約20℃より高く、より好
ましくは約25℃より高く、最も好ましくは約30℃より高く、かつ溶融熱もしくは
エンタルピーであるΔHが0ジュール/グラムより高く、好ましくは5ジュール
/グラムより高く、より好ましくは約10ジュール/グラムより高く、最も好まし
くは約15ジュール/グラムより高いことを特徴とする。
【0008】 本発明はさらに、下式 (C6H4)x R'[COOR]2 (上式中、xは約1〜約3の数であり、R’は酸素、アルキル又は置換アルキル
であり、Rは水素又は炭素数が1〜4のアルキルである) を有する少なくとも1種の芳香族ジカルボン酸、そのエステルもしくはその無水
物、又は芳香族ジアミン、炭素数が約5〜約36である少なくとも1種の脂肪族ジ
カルボン酸、その無水物もしくはエステル、及び下式 H2N(CH2)a [OCH2CH2] b O(CH2)a NH2 (I) (上式中、aは1〜3であり、bは1〜3である) NH2[CHR"-CH2O]x CHR"CH2NH2 (II) (上式中、xは約2〜5であり、R”は水素又は炭素数1〜4のアルキルである
)又は NH2CHR"'CH2[OCHR"'CH2]c [OCH2CH2] d [OCH2CHR"'] e NH2 (III) (上式中、c+eの合計は約2〜約8であり、dは約12〜約50であり、R"'は炭
素数1〜4のアルキルである) の1つを有する少なくとも1種のポリオキシアルキレンジアミン、下式 H2NCH2CH2CH(C2H5)NH2 (I) H2NCH2CH(CH3)(CH2)3NH2 (II) 及び H2N(CH2)x NH2 (III) (上式中、xは約2〜約12である) を有する少なくとも1種の脂肪族ジアミンの反応生成物である感水性ポリアミド
接着剤に関する。
【0009】 本発明はさらに、芳香族ジカルボン酸、その無水物もしくはエステル及び芳香
族ジアミン及びその混合物からなる群より選ばれる芳香族化合物の反応体を約15
〜約25質量%、下式 H2N(CH2)a [OCH2CH2] b O(CH2)a NH2 (I) (上式中、aは1〜3であり、bは1〜3である) NH2[CHR"-CH2O]x CHR"CH2NH2 (II) (上式中、xは約2〜5であり、R”は水素又は炭素数1〜4のアルキルである
)及び NH2CHR"'CH2[OCHR"'CH2]c [OCH2CH2] d [OCH2CHR"'] e NH2 (III) (上式中、c+eの合計は約2〜約8であり、dは約12〜約50であり、R"'は炭
素数1〜4のアルキルである) を有するジアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種のポリオキシアルキレ
ンジアミンの反応体を約5〜約30質量%、炭素数が約5〜約36である少なくとも
1種の脂肪族ジカルボン酸、その無水物もしくはエステルを約25〜約35質量%、
及び下式 H2NCH2CH2CH(C2H5)NH2 (I) H2NCH2CH(CH3)(CH2)3NH2 (II) 及び H2N(CH2)x NH2 (III) (上式中、xは約2〜約12である) を有する少なくとも1種の脂肪族ジアミンの反応体を約5〜約25質量%、の反応
生成物である感水性ポリアミド接着剤に関する。
【0010】 これらのポリアミドは、ΔHが低くかつTgが高いことから明らかなように、
半結晶性でありもしくは非晶質であることを特徴とする。 この組成物は、約1ミルのフィルム厚さで塗布した場合に不粘着性になるのに
要する時間として測定し、約5秒未満、さらには約1秒未満の速い硬化速度を有
することをさらに特徴とする。この組成物は、第一の基材に塗布したこの組成物
を湿らせ、次いで再び湿らせた後に第二の基材に塗布した場合に繊維を引き裂く
時間によって示される、市販入手可能なポリアミドよりも速く再湿する。 この組成物はさらに、約200 ℃未満、好ましくは約175 ℃未満の融点を有する
ことを特徴とする。
【0011】 詳細な説明 本発明の第一の態様では、感水性ポリアミド組成物は芳香族ジカルボン酸とポ
リオキシアルキレンジアミンの反応生成物であり、その要件は、得られる組成物
中に芳香族性と脂肪族性が存在することである。芳香族性はTgを高め、脂肪族
性及び芳香族性の組合せは半結晶性のポリアミドを与える。
【0012】 第二の態様では、ポリオキシアルキレンジアミンが脂肪族ジカルボン酸と反応
され、芳香族ジアミンにより芳香族性が供給される。 第三の態様は、芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸及びポリオキシアル
キレンジアミンの反応生成物であるポリアミドを含む。 第四の態様では、ポリアミドは芳香族ジカルボン酸、脂肪族ジカルボン酸、脂
肪族ジアミン及びポリオキシアルキレンジアミンの反応生成物である。
【0013】 少なくとも1種のポリオキシアルキレンジアミン、芳香族ジカルボン酸、その
エステル及び無水物、芳香族ジアミン、脂肪族ジカルボン酸並びに脂肪族ジアミ
ンの多くの組合せを用いてよい。主要な要件は、少なくとも1種のポリオキシア
ルキレンジアミンと少なくとも1種のジカルボン酸が存在することである。芳香
族性及び脂肪族性は、2種の上記成分の存在によて提供される。本発明者は、高
いガラス転移温度及び低い溶融熱を得るために反応体が芳香族性と脂肪族性を得
られる感水性ポリアミドに与える限り、多くの可能な組合せを考慮した。
【0014】 有効な芳香族化合物は芳香族ジカルボン酸、そのエステルもしくは無水物、又
は芳香族ジアミンである。芳香族ジカルボン酸は下式 (C6H4)x R'[COOR]2 (上式中、xは約1〜約3の数であり、R’は酸素、アルキル又は置換アルキル
であり、Rは水素又は炭素数が1〜4のアルキルである) を有する。芳香族ジアミンは下式 (C6H4)x R'[NH2]2 (上式中、xは約2〜約60の数であり、R’は酸素、アルキル又は置換アルキル
である) を有していてもよい。
【0015】 好ましい実施態様において、ジカルボン酸はx=1であり、R’が酸素であり
、そしてRがメチル基であり、式(C6H4)[COOCH3]を有し、ジメチルテレフタレー
ト又はDMTとして知られている。他の好ましい芳香族ジカルボン酸は下式 (C6H4)[COOH]2 を有するテレフタル酸である。他の例はイソフタル酸及びt-ブチルイソフタル酸
を含む。
【0016】 有効な芳香族ジアミンの例は、ニュージャージー州のParsippanyにあるBASF C
orporationより入手可能なメチレンジアニリン(H2N(C6H4)CH2(C6H4)H2N) 、及び
デラウェア州のWilmingtonにあるDuPont Specialty Chemicalsより入手可能なp-
フェニレンジアミン(PPD) もしくは1,4-ベンゼンジアミン(H2N(C6H4)H2N)を含む
。これらの芳香族化合物は得られるポリアミド組成物のガラス転移温度Tg’を
高める。これらの芳香族化合物は反応体の約5〜約50質量%、好ましくは約5〜
約45質量%、より好ましくは約15〜約35質量%、最も好ましくは約15〜約25質量
%で有効である。
【0017】 有効なポリオキシアルキレンジアミンは下式 H2N(CH2)a [OCH2CH2] b O(CH2)a NH2 (I) (上式中、aは1〜3であり、bは1〜3である) NH2[CHR"-CH2O]x CHR"CH2NH2 (II) (上式中、xは約2〜5であり、R”は水素又は炭素数1〜4のアルキルである
)及び NH2CHR"'CH2[OCHR"'CH2]c [OCH2CH2] d [OCH2CHR"'] e NH2 (III) (上式中、c+eの合計は約2〜約8であり、dは約12〜約50であり、R"'は炭
素数1〜4のアルキルである) を有するものである。好ましくは、このポリオキシアルキレンジアミンはエチレ
ンオキシドより形成される。1つの例は、ニュージャージー州のParsippanyにあ
るBASFより入手可能な4,7,10- トリオキサトリデカン-1,13-ジアミン(TTD) であ
る。上記構造Iより、a=2であり、b=1である場合、得られる構造はテキサ
ス州のヒューストンにあるHuntsman Chemical Co. より入手可能なJeffamine(商
標)EDR-148ジアミンであり、a=2であり、b=2である場合、得られる構造は
Huntsmanより入手可能なJeffamine(商標)EDR-192であり、a=3であり、b=2
である場合、得られる構造はBASFより入手可能な4,7,10−トリオキサデカン-1,1
3 ジアミン(TTD) である。
【0018】 好ましい実施態様において、ポリオキシアルキレンジアミンは下式 H2N-CH2CH2-[OCH2CH2]2-NH2 を有する、上記のJeffamine(商標)EDR-148の商標としてテキサス州のヒュースト
ンにあるHuntsman Chemical Co. より入手可能な(トリエチレングリコールジア
ミン)である。
【0019】 Huntsmanより入手可能なJeffamine(商標)D-230、D-400 、ED-600、ED-900及び
ED-2001 を含むJeffamine(商標)Dシリーズ及びEDシリーズも用いてよい。これら
のポリオキシアルキレンジアミンは単独で又は他のポリオキシアルキレンジアミ
ン組み合わせて用いてよく、得られる組成物の感水性に必要である。これらのジ
アミンは反応体の約5〜約50質量%、好ましくは約5〜約40質量%、より好まし
くは約5〜約30質量%で有効である。用いるポリオキシアルキレンジアミンの分
子量を変えた場合、所望の特性を維持するために、ジアミン反応体の質量パーセ
ントを変える必要がある。
【0020】 本発明に有効な脂肪族ジカルボン酸は、約5〜約36個の炭素原子を有するもの
、そのエステルもしくは無水物である。これらの酸、エステルもしくは無水物は
通常下式を有する。 (CH2)x [COOR]y (上式中、xは約5〜約36の整数であり、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル
であり、yは1又は2の整数である) 有効な酸の例は、炭素数6の直鎖ジカルボン酸であるアジピン酸(x=4、Rが
水素であり、y=2)を含む。これらの酸は反応体の約5〜約35質量%、好まし
くは約15〜約35質量%、より好ましくは約25〜約35質量%で有効である。
【0021】 有効な脂肪族ジアミンは下式を有するものである。 H2N(CHR)x NH2 (上式中、xは約2より大きい数であり、Rは水素又は炭素数1〜4のアルキル
基である) より詳細には、有効な脂肪族ジアミンは下式を有する。 H2NCH2CH2CH(C2H5)NH2 (I) H2NCH2CH(CH3)(CH2)3NH2 (II) 及び H2N(CH2)x NH2 (III) (上式中、xは約2〜約12である)
【0022】 これらの脂肪族ジアミンは反応体の約5質量%より多く、好ましくは約5〜約
25質量%、より好ましくは約5〜約15質量%で有効である。好ましい実施態様に
おいて、DuPont de Nemours & Co.,より入手可能なDytek(商標)Aアミンの商標と
して入手可能な2-メチルペンタメチレンジアミンが用いられる。
【0023】 他の有効な脂肪族ジアミンは下式 H2NCH(CH3)CH2[OCH2CH(CH3)]x -NH2 (上式中、xは約2〜約3の整数である) を有するポリ(アルキレングリコール)ジアミンを含む。
【0024】 脂肪族化合物と芳香族化合物を用いると最終ポリアミドの結晶性を低下させる
が、芳香族化合物は高いTgを維持することを促進する。このことは、得られる
組成物を再湿型にする速度を向上させ、かつ溶融速度を低下させることを促進す
ると考えられる。
【0025】 本発明者は、本発明の再湿性及び他の物性に悪影響を与えず、結晶性の低下を
促進する他のジアミンをポリアルキレンジアミンと共に用いてよいと考えている
。これはポリアミン組成物の分子量の調節にも用いることができる。
【0026】 最終生成物の分子量を調節するために、モノアミン及びモノカルボン酸も組成
物に用いてよい。有効なモノ酸の例は、Emersol 132 の商標としてドイツのDuss
eldorfのHenkel Corp.より入手可能な炭素数18の直鎖の酸であるステアリン酸で
あり、有効なモノアミンの例は、オランダのAkzo Nobelより入手可能なステアリ
ルアミンである。これらのモノアミンもしくはモノ酸は反応体の約0〜約35質量
%、好ましくは約0〜約25質量%、より好ましくは約0〜約15質量%で有効であ
る。これらの単官能性成分は得られるポリアミドの粘度にのみ影響を与え、他の
特性には影響を与えないことが見出された。
【0027】 得られる組成物は、通常ホモポリマーよりも硬化速度が遅いコポリマーである
。驚くべきことに、本発明の組成物の硬化速度は、約1ミル(25g/m2)の厚さのフ
ィルムが不粘着性になる時間で測定し、約5秒未満であり、約1秒未満でさえも
ある。これはTgの高い半結晶質もしくは比較的非晶質のポリアミド組成物を用
いることによって達成される。通常、硬化の速い、不粘着性生成物は高結晶性の
材料より得られる。
【0028】 生成物の結晶性は溶融熱もしくはエンタルピーΔHによって測定される。これ
は0ジュール/gより高く、好ましくは1ジュール/gより高く、より好ましく
は約1ジュール/g〜約30ジュール/gであり、より好ましくは約5ジュール/
gより高く、より好ましくは約5ジュール/g〜約30ジュール/gであり、より
好ましくは約10ジュール/gより高く、より好ましくは約10ジュール/g〜約25
ジュール/gであり、最も好ましくは約10ジュール/g〜約20ジュール/gであ
る。本発明ではΔHは0ジュール/gより高いが、0ジュール/gでないことが
必要である。それは、最終生成物はある程度の結晶性を有しなければならないか
らである。完全に非晶質な生成物も望ましい再湿性を有するが、それはブロッキ
ングテストに合格しないか又は硬化が遅すぎる。さらに、結晶性が低いと優れた
再湿性が保持され、結晶性をいくらか保持することによって優れた耐ブロッキン
グ性が可能になる。
【0029】 得られるポリアミド組成物のTgは約15℃より高く、好ましくは約20℃より高
く、より好ましくは約20℃〜約60℃であり、より好ましくは約25℃より高く、よ
り好ましくは約25℃〜約55℃であり、より好ましくは約30℃より高く、最も好ま
しくは約30℃〜約55℃である。要約すると、この高いTgはポリアミド組成物へ
の芳香族性の導入に起因する。現在入手可能な生成物のTgは約0℃未満である
。高いTgは速い硬化速度を維持するのに望ましい。高い結晶性ではなくこの特
性を維持するために高いTgを用いることは、現状の組成物よりも再湿性、耐ブ
ロッキング性及び硬化速度の間の優れたバランスを達成することが可能になる。
【0030】 この組成物は融点が約200 ℃未満、好ましくは約175 ℃未満であることをさら
に特徴とする。 速い硬化速度は、包装産業において用いられる押出装置のような高速適用装置
、並びにラベル、ステッカー、テープ、切手等のコーティングに用いられるよう
なコーティング装置において重要である。基材をプレコートし、使用するまで倉
庫に貯蔵しておくコーティング用途においては低粘着性表面、高融点、高耐熱性
及び高耐湿性が重要である。これらは望ましくない繊維引き裂けもしくは他の基
材への結合が起こる接着剤の早期結合もしくはブロッキングを防ぐことができる
。ブロッキングは、ラベルやステッカーのように、基材が互いに重ねられた場合
に起こり、1つのラベルもしくはステッカーが他のラベルもしくはステッカーの
裏面に結合してコートされた基材を使用不能にする。低粘着性表面は良好なダイ
切断性を望む様なコーティング用途にも有利である。
【0031】 得られる組成物は感水性もしくは再湿性が高い。これは、接着剤もしくはコー
ティングに水分を加えた後に短時間で引き裂けるであろう繊維引き裂けの量によ
って測定される。再湿性は、第一の基材に塗布した組成物を再湿し、次いでこれ
を第二の基材に貼って再湿した後に繊維引き裂けが起こる時間によって測定され
る。要約すると、最終生成物の低結晶性は再湿化の速度を向上させる。
【0032】 高結晶性材料を用いることによって硬化速度を高めることは産業上において通
常行われていた。本発明は、速い硬化速度を得るためにTgの高い半結晶性材料
を用いることがさらに有利であることを見出した。本発明の組成物は市販入手可
能な結晶性の高い材料よりも接着性が優れておりかつ速く再湿する。
【0033】 これらの組成物は、接着剤、コーティング、フィルム及び不織布ウェブ材料と
して有効であり、再湿性性もしくは感水性が必要な用途に用いることもできる。
その用途の例は、封筒、切手、包装テープ、ステッカー及びラベル用の接着剤及
びコーティングを含む。この組成物は、再利用を望むケース、カートン及びバッ
グのような包装材料の構成及びシール用、製本用途、タバコ製造用、ロール包装
、コアーワインディング等にも有効である。これらの組成物は使い捨て製品の製
造における各種用途にも用いることができる。
【0034】 これらの組成物は不織布産業において特に有効性が見出されている。これは、
構造体、弾性アタッチメント、コア安定化、及び吸収剤の固定を含む乳児用おむ
つ及び成人用おむつ製品、外科用ドレープ、手術着及び病院用パッドを含む医用
着用に用いることがけいる。これはまた、構成用接着剤を含む婦人用衛生用具及
び婦人用ナプキンを下着に固定するためのアタッチメント接着剤としても用いる
ことができる。
【0035】 この組成物は使い捨て製品におけるフィルム及び不織布ウェブ材料としても用
いることができる。その例は、この組成物をインラインで不織布基材にコートす
る不織布衛生製品及びおむつ用のバリヤフィルムを形成すること、及び不織布を
インラインで形成するための原料として用いることを含む。
【0036】 これらの組成物は、マルチビーズ押出を含む標準押出タイプホットメルトアプ
リケーター、並びにロールコーティング、スロットダイコーティング、非接触ス
ロットコーティング、グラビアコーティング、スプレーコーティング等を含むあ
らゆるコーティング法及び装置を用いて塗布することができる。コーティングの
パターンは様々であり、連続でも不連続でもよく、塗布のタイプ及びこの組成物
をフィルム、コーティングもしくは接着剤とするか否かによって決まる。 以下の実施例は本発明をさらに説明する。
【0037】 実施例 ポリアミドは公知の方法によって製造した。 テスト法 1.再湿性 この方法は、再湿性ホットメルト接着剤が最初に塗布した後に、再湿され特定
の基材に貼りあわされた際に適当な結合を与えるか否かを調べるために用いた。
サンプルを約 150℃に加熱し、約150 ℃に加熱した0.5 ミルの金属製の引落し棒
を用いて白色結合紙基材に塗布した。次いでこの接着剤を冷却させ、紙を1/2
インチのストリップに切断した。接着剤の厚さ(ミクロメーター)を測定し、コ
ーティングが約0.6 ミル〜1.0 ミルの間であることを確認した。次いでこの接着
剤を周囲温度及び50%湿度において2時間コンディショニングした。1/2イン
チのストリップをアプリケーターを用いて室温の水で湿らせ、接着剤上の水分量
を制御した。次いで各ストリップをすぐに封筒を閉じる際の圧力と同じ圧力を用
いて第二の白色結合紙上にプレスした。様々なレベルの水分レベルを用いてこの
テストを繰り返した。最低6つのサンプルについて各レベルの水分で実験を行い
、対照サンプルは同時にテストを行った。繊維引き裂けは、40%以上を優、約10
%〜40%を良、そして10%未満を可と評価した。
【0038】 2.加湿後の硬化時間 これは、水分を添加し、次いで第二の基材に貼りつけた後にサンプルが繊維引
き裂けを起こすに必要な時間を測定するために用いるテストである。厚さ約0.5
ミルのフィルムを標準白色織紙材上にコートした。次いで脱イオン水で接着剤を
湿らせ、第二の、コートしていない標準白色織紙材上にコートし、繊維引き裂け
を起こすに必要な時間を記録した。
【0039】 3.硬化速度 このテストは1ミルのフィルムが紙基材に貼りつけた後に不粘着性になる時間
(秒)を測定するために用いた。目的とする範囲は5秒未満、好ましくは1秒未
満である。加熱した引落し棒を用いて約175 ℃の塗布温度で1ミルのフィルムに
塗布した。接着剤の塗布と同時にストップウォッチを始動させた。接着剤にコッ
トン繊維が着かなくなるまでコットンで接着剤をこすることによって、接着剤が
不粘着性になるまでの時間(秒)を記録した。この秒数を記録した。
【0040】 4.溶融熱又はエンタルピーΔH 溶融熱は、ASTM 794-85 、熱分析による溶融熱及び結晶化熱の標準試験法(Sta
ndard Test Method for Melting and Crystallization Temperature by Thermal
Analysis 、によって測定した。温度範囲は−40℃〜200 ℃であった。
【0041】 5.ガラス転移温度Tg ガラス転移温度は、ASTM D3418-82 、熱分析によるポリマーの転移温度の標準
試験法(Standard Test Method for Transition Temperatures of Polymers by T
hermal Analysis)を用いて測定した。温度範囲は−40℃〜200 ℃であった。
【0042】 6.ブロッキング29℃(85 °F)/90%RH この方法は、加圧、加熱及び/又は加湿下におけるポリアミド組成物の耐ブロ
ッキング性を調べるために用いた。厚さ約0.5 ミルのフィルムを8.5 ×11インチ
の標準織紙材上に形成し、135 ℃で約1分間オーブン乾燥した。接着剤片を幅1
インチのストリップに切り取った。未コート標準織紙材の第二の1インチのスト
リップをコートしたストリップ上に乗せた。次いで2枚の顕微鏡スライドの間に
組成物を入れ、500gの重量をこのスライドに加え、全体を温度約30℃、相対湿度
約90%のチャンバーに入れた。24時間後、チャンバーからサンプルを取り出し、
未コート紙材をコートしたものから剥がした。繊維の引き裂け度又は繊維の接着
剤剥がし度を記録し、各サンプルを1〜3のスケールで分類した。1は繊維の引
き裂けがないことであり、2はほとんど剥がれはないが引き裂けが最小であり、
3は繊維引き裂けが大きいことである。
【0043】 比較例A及びBは現状の再湿型ポリアミド組成物を示している。これらの実施
例は結晶性が高くかつTgが低い組成物を示している。比較例Aは優れた再湿性
を示すが、再湿後の硬化時間が長い。比較例Bも優れた再湿性を示すが、再湿後
の硬化時間が長く、さらに融点が高すぎる。
【0044】 実施例1は高いTg及び約17ジュール/gのΔHを示す。この組成物は硬化速
度が速く、一方で優れた再湿性及び耐ブロッキング性を維持している。実施例2
はΔHで示される結晶性を低下させる効果を示す。これは速い硬化速度を維持す
るが、耐ブロッキング性は低下し、再湿化は実施例1よりも遅い。
【0045】 実施例3は、ΔHで示される生成物中の結晶性の増加の効果を示している。こ
の例は実施例1よりも硬化速度はわずかに遅いが、優れた再湿性及び耐ブロッキ
ング性を有する。
【0046】 比較例C及びDは結晶性の排除の効果を示しており、換言すると、これらの例
は完全に非晶質である。これらの組成物は優れた再湿性を有するが、29℃、90%
相対湿度におけるブロッキングテストには不合格であった。
【0047】 比較例Eは、Tgが高くかつ結晶性が高いことの効果を示している。この例は
優れた耐ブロッキング性を示すが、再湿性は適切ではなかった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 バン ライス,グレッグ ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55110−5101, セント ポール,ウィロウ レイク ブー ルバード 1200 (72)発明者 クロール,マーク エス. アメリカ合衆国,ミネソタ 55110−5101, セント ポール,ウィロウ レイク ブー ルバード 1200 (72)発明者 クラップ,レスリー ジェイ. アメリカ合衆国,ミネソタ 55110−5101, セント ポール,ウィロウ レイク ブー ルバード 1200 Fターム(参考) 4J001 DA02 DB02 DC05 EB34 EB36 EB37 EC13 EC44 EC46 EC83 JA18 JB07 JB31 4J040 EG021 GA08 JB04 LA02 LA05 LA08 MB02 NA05 4L055 AG84 AH37 EA20 EA21 GA42 GA50

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジカルボン酸、そのエステルもしくは無水物を含む少なくと
    も1種の反応体と少なくとも1種のジアミンを含む反応体の反応生成物であって
    、前記ジアミンの少なくとも1種がポリオキシアルキレンジアミンであり、前記
    他の反応体の少なくとも1種が芳香族であり、Tgが約15℃より高くかつΔHが
    約1〜約30ジュール/gである、感水性ポリアミド組成物。
  2. 【請求項2】 (a) 芳香族ジカルボン酸、そのエステル及びその無水物、芳
    香族ジアミン、並びにこれらの混合物からなる群より選ばれる少なくとも1種の
    芳香族化合物である反応体を約15〜約25質量% (b) 下式 H2N(CH2)a [OCH2CH2] b O(CH2)a NH2 (I) (上式中、aは1〜3であり、bは1〜3である) NH2[CHR"-CH2O]x CHR"CH2NH2 (II) (上式中、xは約2〜5であり、R”は水素又は炭素数1〜4のアルキルである
    )及び NH2CHR"'CH2[OCHR"'CH2]c [OCH2CH2] d [OCH2CHR"'] e NH2 (III) (上式中、c+eの合計は約2〜約8であり、dは約12〜約50であり、R"'は炭
    素数1〜4のアルキルである) を有するジアミンからなる群より選ばれる少なくとも1種のポリオキシアルキレ
    ンジアミンの反応体を約5〜約30質量% 炭素数が約5〜約36である少なくとも1種の脂肪族ジカルボン酸、その無水物
    及びエステルの反応体を約25〜約35質量%、及び (a) 少なくとも1種の脂肪族ジアミンの反応体を約5〜約25質量% の反応生成物であり、Tgが約15℃より高くかつΔHが0ジュール/グラムより
    も高い感水性ポリアミド組成物。
  3. 【請求項3】 前記反応体の少なくとも1種が芳香族ジカルボン酸である、
    請求項1又は2記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記反応体の少なくとも1種が脂肪族ジカルボン酸であり、
    前記反応体の少なくとも1種が芳香族ジアミンである、請求項1又は2記載の組
    成物。
  5. 【請求項5】 前記反応体の少なくとも1種が下式 (C6H4)x R'[COOR]2 (上式中、xは約1〜約3の数であり、R’は酸素、アルキル又は置換アルキル
    であり、Rは水素又は炭素数が1〜4のアルキルである) を有する芳香族ジカルボン酸、そのエステルもしくは無水物である、請求項1又
    は2記載の組成物。
  6. 【請求項6】 xが1であり、Rがメチルである、請求項5記載の組成物。
  7. 【請求項7】 ポリオキシアルキレンジアミンが下式 H2N(CH2)a [OCH2CH2] b O(CH2)a NH2 (I) (上式中、aは1〜3であり、bは1〜3である) NH2[CHR"-CH2O]x CHR"CH2NH2 (II) (上式中、xは約2〜5であり、R”は水素又は炭素数1〜4のアルキルである
    )及び NH2CHR"'CH2[OCHR"'CH2]c [OCH2CH2] d [OCH2CHR"'] e NH2 (III) (上式中、c+eの合計は約2〜約8であり、dは約12〜約50であり、R"'は炭
    素数1〜4のアルキルである) からなる群より選ばれる構造を有する、請求項1又は2記載の組成物。
  8. 【請求項8】 Tgが約25℃よりも高くかつΔHが約10ジュール/グラムよ
    りも高い、請求項1又は2記載の組成物。
  9. 【請求項9】 硬化速度が約5秒未満である、請求項1又は2記載の組成物
  10. 【請求項10】 封筒、切手、包装用テープ、ラベル及びステッカーからな
    る群より選ばれる物品における再湿型接着剤としての請求項1又は2記載の組成
    物の利用方法であって、 a)前記組成物を第一の基材に塗布すること、 b)前記組成物を湿らせること、及び c)湿らせた後に第二の基材を貼ること の工程を含み、前記組成物が前記第一の基材又は第二の基材のいずれかから少な
    くとも10%の繊維裂けを引起しかつ湿らせた後に約5秒〜約30秒の硬化時間を有
    することを特徴とする方法。
  11. 【請求項11】 不織布材料に対する請求項1又は2記載の組成物の利用方
    法。
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