JP3165229B2 - Atmスイッチの同期化方法およびatmスイッチ - Google Patents

Atmスイッチの同期化方法およびatmスイッチ

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JP3165229B2
JP3165229B2 JP12357592A JP12357592A JP3165229B2 JP 3165229 B2 JP3165229 B2 JP 3165229B2 JP 12357592 A JP12357592 A JP 12357592A JP 12357592 A JP12357592 A JP 12357592A JP 3165229 B2 JP3165229 B2 JP 3165229B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ATM(Asynchronous
Transfer Mode:CCITT勧告I.361参照)伝送装置やATM
交換機に用いられるATMスイッチに関し、ATMで伝
送されたセルを分割して並列に処理する並列処理型のス
イッチにおけるスイッチエレメント間の同期の技術に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】ATMで伝送されたセルの交換を行うス
イッチには、通常数百Mbps以上の高速なスイッチン
グ速度が要求される。
【0003】このような高速なスイッチング動作を実現
するために、本出願人らは、特願平2−215703号
「ATMスイッチ及びその制御方法」において、並列処
理型のスイッチを開示している。
【0004】この技術によれば、セルを複数のブロック
に分割し、各々の分割されたセルが並列に設置された複
数のスイッチエレメントに入力する。各スイッチエレメ
ントは、同時に同一の動作をすることにより分割された
セルをスイッチング処理する。そして、スイッチング処
理終了後、各スイッチエレメントが分割されたセルを同
時に出力し、元のセルを復元することにより、セルの高
速なスイッチングを実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記特願平
2−215703号の技術に係る並列処理型のスイッチ
を、より高速化するためには、スイッチエレメント間
で、より正確に同期をとることが必要となる。
【0006】そこで、本発明は、スイッチエレメント間
で、より正確に同期をとることのできる並列処理型のA
TMスイッチを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、入力ハイウェイより入力するATMセルをM
個(Mは2以上の自然数)のブロックに分割し、分割し
たM個のブロックを並列に出力する、入力ハイウェイ毎
に設けられたセル分割部と、セル分割部が並列に出力し
たM個のブロックのそれぞれを入力し、入力したブロッ
クを他のスイッチエレメントと同期してスイッチするM
個のスイッチエレメントと、M個のスイッチエレメント
が、自身に対応する出力ハイウェイ方向に出力すべく同
時にスイッチしたM個のブロックを結合してセルに復元
し、復元したセルを対応する出力ハイウェイに出力す
る、出力ハイウェイ毎に設けられたセル結合部とを有す
るATMスイッチにおいて、処理開始に先立ち、前記ス
イッチエレメントの初期化を指示する制御情報を格納し
たATMセルを生成して、いずれかの入力ハイウェイに
出力し、前記各スイッチエレメントにおいて、入力した
ブロックが前記制御情報を格納したATMセルを分割し
たブロックか否かを検出し、前記制御情報を格納したA
TMセルを分割したブロックを検出した場合に、自スイ
ッチエレメントを初期状態に設定することにより、以後
の前記M個のスイッチエレメントの同期動作を実現する
ことを特徴とするATMスイッチの同期化方法を提供す
る。
【0008】また、本発明は、前記目的達成のために、
入力ハイウェイより入力するATMセルをM個(Mは2
以上の自然数)のブロックに分割し、分割したM個のブ
ロックを並列に出力する、入力ハイウェイ毎に設けられ
たセル分割部と、セル分割部が並列に出力したM個のブ
ロックのそれぞれを入力し、入力したブロックを、他の
スイッチエレメントと同期してスイッチするM個のスイ
ッチエレメントと、前記M個のスイッチエレメントが、
自身に対応する出力ハイウェイに出力すべく同時にスイ
ッチしたM個のブロックを結合してセルに復元し、復元
したセルを対応する出力ハイウェイに出力する、出力ハ
イウェイ毎に設けられたセル結合部とを有するATMス
イッチであって、前記スイッチエレメントの初期化を指
示する制御情報を格納したATMセルを生成して、いず
れかの入力ハイウェイに出力するリセットセル発生手段
を備え、かつ、前記各スイッチエレメントは、入力する
ブロックが前記制御情報を格納したATMセルを分割し
たブロックか否かを検出するリセットセル検出手段と、
リセットセル検出手段が前記制御情報を格納したATM
セルを分割したブロックを検出した場合に、自スイッチ
エレメントを初期状態に設定する初期化手段とを有する
ことを特徴とするATMスイッチを提供する。
【0009】
【作用】本発明に係るATMスイッチによれば、リセッ
トセル発生手段は、前記スイッチエレメントの初期化を
指示する制御情報を格納したATMセルを生成して、い
ずれかの入力ハイウェイに出力する。セル分割部は、入
力ハイウェイより、制御情報を格納したATMセルが入
力したら、これを通常のATMセルと同様に、M個(M
は2以上の自然数)のブロックに分割し、分割したM個
のブロックを並列に出力する。前記各スイッチエレメン
トの初期化手段は、前記制御情報を格納したATMセル
を分割したブロックを検出した場合には、自スイッチエ
レメントを初期状態に設定する。
【0010】すなわち、実際のセルの経路と同じ経路に
スイッチエレメントの初期化を指示する制御情報を格納
したATMセルを流し込み、これを各スイッチエレメン
トが、各々検出し、各スイッチエレメントの初期化を行
うので、各スイッチエレメント間の同期化動作を正確に
行うことができる。また、初期化およびスイッチエレメ
ント間の同期化のために特別な布線を設ける必要もなく
なる。
【0011】
【実施例】以下、本発明に係るATMスイッチの実施例
を説明する。
【0012】図1に、本実施例に係るATMスイッチの
構成を示す。
【0013】図示するように、本実施例に係るATMス
イッチは、並列処理型のATMスイッチであって、N本
の入力ハイウェイ1−1〜1−Nと出力ハイウェイ2−
1〜2−Mの間でセルを交換するATMスイッチであ
る。
【0014】図中、5−1〜5−Mは並列に配置された
M個のスイッチエレメント、3はリセットセルを発生す
るリセットセル発生部、4−1〜4−Mは出力ハイウェ
イに対応して設けられたセル分割部、6−1〜6−Nは
セル結合部、7−1〜7−Nはセル結合部に対応して設
けられたアドレス検査部である。
【0015】また、各入力ハイウェイ1−1〜1−Nか
らは、相互に同タイミングでセルが入力する。また、リ
セットセル発生部3、各セル分割部4−1〜4−Nに
は、入力ハイウェイ上を、セルの先頭が入力するタイミ
ングと同じタイミングのパルス信号であるセルトップ信
号が入力されている。
【0016】セル分割部4−1〜4−Mは、セルを分割
し、分割した分割セルにルーチング情報を付加する。ス
イッチングエレメント5−1〜5−Mは分割セルのスイ
ッチング処理を行う。セル結合部6−1〜6−Nは、分
割セルの結合を行う。アドレス検査部7−1〜7−N
は、分割セルに付加されているアドレス値が一致してい
るかどうかを検査する。リセットセル発生部3は、スイ
ッチエレメント5−1〜5−Mを初期化するリセットセ
ルを発生する。
【0017】さて、各入力ハイウェイから入力するセル
は、スイッチングされる前に、それぞれM個のブロック
(以下、「分割セル」という)にセル分割部4−1〜4
−Nにおいて分割される。セル分割部4−1〜4−Nは
セルトップ信号に同期して処理を行う。また、セル分割
部4−1〜4−Nは、セルのヘッダの内容に応じて、各
分割セルに、スイッチングエレメントにおけるスイッチ
ングに必要なルーチング情報を付与する。
【0018】図2に、このル−チング情報の例を示す。
【0019】図示するように、各セル分割部は、対応す
る入力ハイウェイより入力したセル200を、それぞ
れ、230−1〜230−Mまでの同じ大きさのM個の
分割セルに分割し、分割前のセル200のヘッダ210
の内容に応じて、各分割セル230−1〜230−M
に、当該セルがいずれの出力ハイウェイに出力されるべ
きかを指定するル−チング情報240−1〜240−M
を付加する。
【0020】各セル分割部4−1〜4−Nでル−チング
情報を付加された分割セルは、セルの入力ビットレ−ト
よりも低いレ−トの分割セルクロックに同期したビット
レ−トに変換され、セル上で、どの位置にあったかに応
じて、スイッチエレメント5−1〜5−Mに同時に送ら
れる。すなわち、分割セル230−kはスイッチエレメ
ント5−kに送られ処理される。なお、スイッチエレメ
ント5−1〜5−Nへの分割セルの出力は、前記セルト
ップ信号に同期して行われる。セルトップ信号は、分割
セルクロックと共に各スイッチエレメント5−1〜5−
Mに送られる。各スイッチエレメント5−1〜5−Mに
おけるスイッチング処理は、分割セルごとに並列に、セ
ルトップ信号と分割セルクロックに同期して行われる。
したがい、各スイッチエレメントのスイッチング能力よ
りも大きな速度でセルのスイッチング処理を行うことが
できる。
【0021】ここで、図3に、スイッチエレメント5−
1〜5−Mの構成を示す。
【0022】各スイッチエレメントの構成は全て同じで
あるので、スイッチエレメント5−1についてのみ示
す。
【0023】図示するように、スイッチエレメント5−
1は、出力バッファ型のスイッチであり、入力ポートか
ら入力された分割セルを多重する多重化部10、分割セ
ルに付加されているルーチング情報によりセルフルーチ
ングを行うアドレスフィルタ11−1〜11−N、分割
セルを記憶するバッファ12−1〜12−N、各バッフ
ァ12−1〜12−Nへの分割セルの書き込みおよびセ
ルの読み出しを制御する制御部13−1〜13−N、セ
ル結合部6−1〜6−Nに出力するセルにアドレスを付
加するアドレス付加部とを有している。また、後述する
リセットセルを検出するリセットセル検出部15を有し
ている。
【0024】アドレスフィルタ11−1〜11−Nは、
入力する分割セルに付加されたルーチング情報をもと
に、自身の後段に接続されたバッファ12−1〜12−
Nに、当該分割セルを記憶するかどうかを決定する。同
じセルを構成していた各分割セルは、同等のル−チング
情報を有しているので、各スイッチエレメント5−1〜
5−Nにおいて、同じセル結合部に接続するアドレス付
加部に接続するバッファにのみ書き込まれる。各制御部
13−1〜13−Nは、バッファ内のアドレスを指定し
て、接続するアドレスフィルタから送られた分割セルの
書き込み、および、接続するアドレス付加部への分割セ
ルの読み出しを行う。
【0025】バッファ12−1〜12−Mから読みださ
れたデータは、アドレス付加部14−1〜14−Mにお
いて、それまで書き込まれていたバッファのアドレスが
付加された後、セル結合部6−1〜6−N(図1参照)
に出力される。なお、このアドレスは前記ルーチング情
報内に格納されていた部分に付加するようにする。セル
結合部6−1〜6−Nは、セル結合部6−1〜6−Nが
分割されたセルを結合し、対応する出力ハイウェイ2−
1〜2−Nに出力する。ただし、各アドレス検査部は、
7−1〜7−Nは、同じセルに結合されるべき分割セル
に付加されているアドレス値に不一致を監視し、不一致
が検出された場合には、スイッチの誤動作と見なし、た
とえば、当該セルを出力ハイウェイ2−1〜2−Nに出
力せずに廃棄するよう対応するセル結合部6−1〜6−
Nを制御する等の処理を行う。ただし、不一致を所定回
数以上検出した時点で誤動作と判定するようにしてもよ
い。
【0026】さて、本実施例に係るスイッチにおいて
は、1つのセルを構成する各分割セルは、並列にセル分
割部よりスイッチエレメント5−1〜5−Mに送られ
る。また、各スイッチエレメントは、同一セルを構成し
ていた各分割セルについて同一の動作をする必要があ
る。したがい、各スイッチエレメントが同期した動作を
行うようスイッチエレメント間で同期をとる必要があ
る。
【0027】そこで、本実施例においては、スイッチエ
レメントを初期化する役割を持つ制御セルをリセットセ
ルとして、予め定義しておく。そして、電源投入時等、
スイッチング動作を開始する場合には、まず前記リセッ
トセルを、リセットセル発生部3(図1参照)におい
て、セルトップ信号に同期させて発生する。リセットセ
ルは、一般のセルと同様にセル分割部4−1においてM
個に分割され、各スイッチエレメントにそれぞれ入力さ
れる。ただし、セル分割部4−1は、リセットセルを分
割した分割セルにはルーチング情報に当該セルがリセッ
トセルを構成する分割セルであることの識別を記して、
それぞれを各スイッチエレメント5−1〜5−Mにそれ
ぞれ同時に送る。
【0028】そして、各スイッチエレメント5−1〜5
−Mにおいて、リセットセル検出部15は、リセットセ
ルを構成する分割セルを検出した場合、リセット信号2
3を各制御部13−1〜13−Nに送る。リセット信号
を受信した各制御部13−1〜13−Nは、バッファ内
容をクリアし、制御部の内容を予め定めてある初期状態
に設定する。すなわち、制御部13−1〜13−Nが、
対応するバッファ12−1〜12−Nに分割セルを書き
込むアドレスの先頭値を全て所定の値にセットする。
【0029】このスイッチエレメントにおけるリセット
動作タイミングを図4に示す。
【0030】図中、400は分割セルクロック、410
はセルトップ信号、420はリセットセルを分割した分
割セル、430はリセットセル検出部15が出力するリ
セット信号、440は制御部が入力する分割セルをバッ
ファに書き込むための書き込みアドレスである。
【0031】図示するように、リセットセル検出部15
は、リセットセルを分割した分割セルを検出するとリセ
ット信号をアサ−トする。一方、これを受け取った各制
御部は、次にセルトップ信号が有意になるのを待って、
書き込みアドレスを、あらかじめ定めた所定の値にセッ
トする。以上の動作が各スイッチエレメント5−1〜5
−Mにおいて、それぞれ行われる。各スイッチエレメン
ト5−1〜5−Mの各制御部がセットする書き込みアド
レスは、全て同じであるので、以降、同セルを構成して
いた分割セルは、各スイッチエレメント5−1〜5−M
において、バッファの同アドレスに書き込まれることに
なるすなわち、リセットセルを分割した各分割セルは、
全てのスイッチエレメント5−1〜5−Mに同時に到着
するため、以上の動作で各スイッチエレメントは同時に
初期状態に設定される。すなわち、全てのスイッチエレ
メントが同期したことになる。
【0032】このように、全てのスイッチエレメントが
同期した後は、一般のセルを並列に処理することが可能
となる。また、全てのスイッチエレメントが同一の動作
をするため、任意のセルを分割してできた分割セルが、
各スイッチエレメントのバッファにおいて記憶されるア
ドレスは一致する。したがい、前述したように、アドレ
ス付加部14−1〜14−Nで、同じセルを分割した分
割セルに付加されるアドレス値は全て一致し、これをア
ドレス検査部7−1〜7−Nでアドレス値の不一致を監
視することにより、スイッチの誤動作を検出することが
できる。
【0033】ところで、スイッチの誤動作の検出は、次
のように行ってもよい。
【0034】すなわち、各セル分割部4−1〜4−Nに
おいて、セルを分割する際に、同じセルを構成していた
分割セルには、全て同一の番号を付加し、スイッチエレ
メントに送る。この番号はセル毎に異らせる。番号の発
生は、所定ビット幅の循環カウンタを入力セル毎にイン
クリメントしていくようにすればよい。また、この番号
は前記ルーチング情報内に格納するようにすればよい。
スイッチエレメントモジュールでは、この番号を分割セ
ルと一緒にバッファ記憶し、分割セルを読み出すときに
は、この番号も同時に読み出し、セル結合部6−1〜7
−Nに伝送する。セル結合部では、全ての分割セルの番
号を比較し、不一致の場合は誤動作とみなし、たとえ
ば、このセルを廃棄する等の処理を行う。ただし、非一
を所定回数以上検出した時点で誤動作と判定するように
してもよい。
【0035】なお、以上の実施例においては、リセット
セル発生部3においてリセットセルを発生し、1つのセ
ル分割部がこれを分割して、各スイッチエレメントに分
配したが、1つのセル分割部が各スイッチエレメントに
リセットを指示する分割セルを直接作成し各スイッチエ
レメントに、これを分配するようにしてもよい。また、
以上の実施例では、N本の入力ハイウェイ1−1〜1−
Nと出力ハイウェイ2−1〜2−Mの間でセルを交換す
るATMスイッチを例にとり説明したが、入力ハイウェ
イと出力ハイウェイの本数は等しくなくてもよい。ま
た、各スイッチエレメントは同じものであるので、それ
ぞれを1つのLSIとして構成し、これを複数個用いる
のがよい。
【0036】ところで、各スイッチエレメントの制御部
に、外部より一つのリセット信号を直接分配して与える
ことにより各スイッチエレメント同期させる場合、各ス
イッチエレメントまでの布線が、それぞれ必要になると
共に、それぞれの布線の遅延量の違い等により、必ずし
も正確に各スイッチエレメントを同期させることができ
ない。しかし、以上説明してきたように、本実施例によ
れば、実際のセルのタイミングに同期して、実際のセル
の経路と同じ経路にリセットセルを流し込み、これを検
出し、セルトップ信号に同期して各スイッチエレメント
の初期化を行うので、実際のセルに同期した初期化動作
を、スイッチエレメント間で同期して正確に行うことが
できる。また、特にリセットのための布線も必要としな
い。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、スイッ
チエレメント間で、より正確に同期をとることのできる
並列処理型のATMスイッチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るATMスイッチの構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例においてスイッチング処理の対
象となる分割セルを示す説明図である。
【図3】本発明の実施例に係るスイッチエレメントの構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例に係るATMスイッチの動作を
示すタイミングチャ−トである。
【符号の説明】
1−1、1−2〜1−N 入力ハイウェイ 2−1、2−2〜2−N 出力ハイウェイ 3 リセットセル発生部 4−1、4−2〜4−N セル分割部 5−1、5−2〜5−M スイッチエレメント 6−1、6−2〜6−N セル結合部 7−1、7−2〜7−N アドレス検査部 11−1、11−2〜11−N アドレスフィルタ 12−1、12−2〜12−N バッファ 13−1、13−2〜13−N 制御部 14−1、14−2〜14−N アドレス付加部 15 リセットセル検出部 21−1、21−2〜21−N スイッチ入力ポート 22−1、22−2〜22−N スイッチ出力ポート 23 リセット命令 24−1、24−2〜22−N 書き込みアドレス 25−1、25−2〜25−N 読み出しアドレス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芦 賢浩 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株式会社日立製作所 情報通信事業部内 (72)発明者 中島 隆 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−98937(JP,A) 特開 平2−233040(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力ハイウェイより入力するATM(Asyn
    chronous Transfer Mode : CCITT勧告I.361参照)セル
    をM個(Mは2以上の自然数)のブロックに分割し、分
    割したM個のブロックを並列に出力する、入力ハイウェ
    イ毎に設けられたセル分割部と、セル分割部が並列に出
    力したM個のブロックのそれぞれを入力し、入力したブ
    ロックを他のスイッチエレメントと同期してスイッチす
    るM個のスイッチエレメントと、M個のスイッチエレメ
    ントが、自身に対応する出力ハイウェイ方向に出力すべ
    くスイッチしたM個のブロックを結合してセルに復元
    し、復元したセルを対応する出力ハイウェイに出力す
    る、出力ハイウェイ毎に対応して設けられたセル結合部
    とを有するATMスイッチにおいて、 処理開始に先立ち、前記スイッチエレメントの初期化を
    指示する制御情報を格納したATMセルを生成して、い
    ずれかの入力ハイウェイに出力し、前記各スイッチエレ
    メントにおいて、入力するブロックが前記制御情報を格
    納したATMセルを分割したブロックか否かを検出し、
    前記制御情報を格納したATMセルを分割したブロック
    を検出した場合に、自スイッチエレメントを初期状態に
    設定することにより、以後の前記M個のスイッチエレメ
    ントの同期動作を実現することを特徴とするATMスイ
    ッチの同期化方法。
  2. 【請求項2】入力ハイウェイより入力するATM(Asyn
    chronous Transfer Mode : CCITT勧告I.361参照)セル
    をM個(Mは2以上の自然数)のブロックに分割し、分
    割したM個のブロックを並列に出力する、入力ハイウェ
    イ毎に設けられたセル分割部と、セル分割部が並列に出
    力したM個のブロックのそれぞれを入力し、入力したブ
    ロックを他のスイッチエレメントと同期してスイッチす
    るM個のスイッチエレメントと、前記M個のスイッチエ
    レメントが、自身に対応する出力ハイウェイに出力すべ
    く同時にスイッチしたM個のブロックを結合してセルに
    復元し、復元したセルを対応する出力ハイウェイに出力
    する、出力ハイウェイ毎に対応して設けられたセル結合
    部とを有するATMスイッチであって、 前記スイッチエレメントの初期化を指示する制御情報を
    格納したATMセルを生成して、いずれかの入力ハイウ
    ェイに出力するリセットセル発生手段を備え、 かつ、前記各スイッチエレメントは、入力したブロック
    が前記制御情報を格納したATMセルを分割したブロッ
    クか否かを検出するリセットセル検出手段と、リセット
    セル検出手段が前記制御情報を格納したATMセルを分
    割したブロックを検出した場合に、自スイッチエレメン
    トを初期状態に設定する初期化手段とを有することを特
    徴とするATMスイッチ。
  3. 【請求項3】請求項2記載のATMスイッチであって、 前記スイッチエレメントは、各出力ハイウェイ毎に対応
    して、バッファとアドレスフィルタと制御手段との組を
    備え、かつ、前記各アドレスフィルタは、自スイッチエ
    レメントに入力するブロックが、対応する出力ハイウェ
    イに出力すべきブロックか否かを判定し、前記制御手段
    は、組内のアドレスフィルタが、対応する出力ハイウェ
    イに出力すべきブロックと判定したブロックを順次、組
    内の前記バッファに書き込み、対応する出力ハイウェイ
    の混雑状況に応じて組内のバッファに記憶されているブ
    ロックを順次読みだして対応する出力ハイウェイ方向に
    出力し、前記初期化手段は、リセットセル検出手段が前
    記制御情報を格納したATMセルを分割したブロックを
    検出した場合に、各組のバッファの内容と制御部のバッ
    ファの書き込みアドレスを初期化することを特徴とする
    ATMスイッチ。
  4. 【請求項4】請求項3記載のATMスイッチであって、 さらに、出力ハイウェイ毎に、ATMスイッチの誤動作
    を検出するアドレス検査部を備え、 前記スイッチエレメントは、バッファから読みだして出
    力ハイウェイ方向に出力するブロックに、当該ブロック
    がバッファに記憶されていたアドレスを特定する情報を
    付加するアドレス付加手段を備え、 前記アドレス検査部は、対応する出力ハイウェイに対応
    するセル結合部が結合するM個のブロックに付加されて
    いる情報が示すアドレスの全てが一致しない場合に、A
    TMスイッチの誤動作を検出することを特徴とするAT
    Mスイッチ。
  5. 【請求項5】請求項3記載のATMスイッチであって、 さらに、出力ハイウェイ毎に、ATMスイッチの誤動作
    を検出するアドレス検査部を備え、 前記スイッチエレメントは、前記バッファから読みだし
    て出力ハイウェイ方向に出力するブロックに、当該ブロ
    ックがバッファに記憶されていたアドレスを特定する情
    報を付加するアドレス付加手段を備え、 前記アドレス検査部は、対応する出力ハイウェイに対応
    するセル結合部が結合するM個のブロックに付加されて
    いる情報が示すアドレスの全てが一致するか否かを判定
    し、不一致を所定回数検出した場合に、ATMスイッチ
    の誤動作を検出することを特徴とするATMスイッチ。
  6. 【請求項6】請求項2記載のATMスイッチであって、 さらに、出力ハイウェイ毎に、ATMスイッチの誤動作
    を検出するアドレス検査部を備え、 前記セル分割部は、セルを分割したM個のブロックに、
    当該ブロックが構成していたセルを識別可能な情報を付
    加し、 前記アドレス検査部は、対応する出力ハイウェイに対応
    するセル結合部が結合するM個のブロックに付加されて
    いる情報が示すセルの全てが一致しない場合に、ATM
    スイッチの誤動作を検出することを特徴とするATMス
    イッチ。
  7. 【請求項7】入力ハイウェイより入力するATM(Asyn
    chronous Transfer Mode : CCITT勧告I.361参照)セル
    をM個(Mは2以上の自然数)のブロックに分割し、分
    割したM個のブロックを並列に出力する、入力ハイウェ
    イ毎に設けられたセル分割部と、セル分割部が並列に出
    力したM個のブロックのそれぞれを入力し、入力したブ
    ロックを、他のスイッチエレメントと同期してスイッチ
    するM個のスイッチエレメントと、前記M個のスイッチ
    エレメントが、自身に対応する出力ハイウェイに出力す
    べく同時にスイッチしたM個のブロックを結合してセル
    に復元し、復元したセルを対応する出力ハイウェイに出
    力する、出力ハイウェイ毎に設けられたセル結合部とを
    有するATMスイッチであって、 前記各セル分割部は、前記スイッチエレメントの初期化
    を指示する制御情報を格納した、前記セルを分割したブ
    ロックと同形式のブロックを生成して、全ての前記スイ
    ッチエレメントに同時に出力し、 前記各スイッチエレメントは、入力するブロックが前記
    制御情報を格納したブロックか否かを検出するリセット
    セル検出手段と、リセットセル検出手段が前記制御情報
    を格納したATMセルを分割したブロックを検出した場
    合に、自スイッチエレメントを初期状態に設定する初期
    化手段とを有することを特徴とするATMスイッチ。
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