JP3164105U - ピロー包装体 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部の背面における印刷領域を広く確保して、当該印刷領域に印刷される文字や図形のレイアウトの自由度を向上することができるピロー包装体を提供する。【解決手段】ピロー包装体10は、樹脂フィルム12で形成された筒状の本体部14と、本体部14の一方の開口部を封止する第1シール部16と、本体部14の他方の開口部を封止する第2シール部18とを備え、本体部14は、樹脂フィルム12の側端部どうしを合掌させた状態で熱溶着することによって帯状に形成された第3シール部20を有し、第3シール部20が、本体部14の一方の側端縁14aに沿って本体部14に重ねて配置され、本体部14の背面14cにおける少なくとも第3シール部20が重ねられた領域を除いた領域に印刷領域P2が確保される。【選択図】図1

Description

本考案は、樹脂フィルムを熱溶着することによって製造されるピロー包装体に関し、特に、本体部の背面に印刷領域を広く確保することができる、ピロー包装体に関する。
特許文献1に記載されているように、ピロー包装体は、帯状の樹脂フィルムを折り畳みながら、その重畳された部分を熱溶着することによって製造されるものであり、被包装物を高速かつ連続的に密封包装できるという特徴を有している。
図5に示すように、一般的なピロー包装体1は、樹脂フィルム2で形成された筒状の本体部3を有しており、本体部3の一方の開口部がエンドシール部4で封止されており、他方の開口部がトップシール部5で封止されている。また、図6に示すように、本体部3は、樹脂フィルム2の側端部2aどうしを、背面側において合掌させた状態で熱溶着することによって構成されており、その熱溶着された部分(すなわちセンターシール部)6は、図5に示すように、本体部3の幅方向中央部において長さ方向に帯状に延びて形成されている。そして、被包装物Gは、ピロー包装体1を製造する過程で本体部3の内部に収容されている。
特開平8−217090号公報
従来のピロー包装体1では、センターシール部6が本体部3の幅方向中央部において長さ方向に帯状に延びて形成されていたので、本体部3の背面3aでは、センターシール部6を挟んだ両側に文字や図形(商品説明や製造者名等)が印刷される狭小な印刷領域Pが確保されていた。そのため、文字や図形のレイアウトの自由が損なわれるおそれがあり、これが商品価値を高める上での障害となっていた。なお、図5では、本体部3の背面側の印刷領域Pを斜線で示している。
本考案は、上記課題を解決するためになされたものであり、本体部の背面に印刷領域を広く確保することができ、当該印刷領域に印刷される文字や図形のレイアウトの自由度を向上することができる、ピロー包装体を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案に係るピロー包装体は、樹脂フィルムで形成された筒状の本体部と、前記本体部の一方の開口部を封止する第1シール部と、前記本体部の他方の開口部を封止する第2シール部とを備え、前記本体部は、前記樹脂フィルムの側端部どうしを合掌させた状態で熱溶着することによって帯状に形成された第3シール部を有し、前記第3シール部が、前記本体部の一方の側端縁に沿って前記本体部に重ねて配置され、前記本体部の前記第3シール部が形成された側の外面における少なくとも前記第3シール部が重ねられた領域を除いた領域に印刷領域が確保される。
この構成では、帯状の第3シール部を、本体部の一方の側端縁に沿って本体部に重ねて配置するようにしているので、本体部の第3シール部が形成された側の外面(すなわち背面)に、文字や図形が印刷される印刷領域を広く確保することが可能であり、文字や図形のレイアウトの自由度を向上することができる。
前記本体部の外面に突出した前記第3シール部の先端部が前記側端縁に近接して配置されるとともに、基端部が前記先端部よりも前記本体部の中央側に配置されてもよい。
この構成では、ピロー包装体を第3シール部が形成された側(すなわち背面側)から見たときでも、本体部の背面と第3シール部との境界が目立つことがなく、ピロー包装体の背面のデザイン性を向上することができる。
本考案に係るピロー包装体によれば、本体部の背面に印刷領域を広く確保することができるので、当該印刷領域に印刷される文字や図形のレイアウトの自由度を向上することができる。したがって、当該印刷領域に文字や図形を見やすく表示することが可能であり、商品価値を高めることができる。
第1実施形態に係るピロー包装体を示す背面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 第1実施形態に係るピロー包装体の製造方法を示す図である。 第1実施形態に係るピロー包装体の他の製造方法を示す図である。 従来のピロー包装体を示す背面図である。 図5におけるVI−VI線断面図である。
以下に、本考案の好ましい実施形態を、図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るピロー包装体10を示す背面図であり、図2は、図1におけるII−II線断面図である。
図1および図2に示すように、ピロー包装体10は、樹脂フィルム12で形成された背面視略四角形の筒状の本体部14と、本体部14の一方の開口部を封止する第1シール部16と、本体部14の他方の開口部を封止する第2シール部18とを備えており、本体部14が、樹脂フィルム12の側端部12aどうしを接合する第3シール部20を有している。そして、ピロー包装体10を製造する過程で、本体部14の内部に食品等の被包装物Gが収容されている。
図2に示すように、本体部14は、樹脂フィルム12の互いに平行な2つの側端部12aどうしを合掌させた状態で熱溶着することによって筒状に構成されており、熱溶着された部分が帯状の第3シール部20となっている。そして、この第3シール部20が、本体部14の一方の側端縁14aに沿って本体部14に重ねて配置されている。本実施形態では、本体部14の背面14cに突出した第3シール部20の先端部20aが本体部14の一方の側端縁14aに近接して配置されており、第3シール部20の基端部20bが先端部20aよりも本体部14の中央側に配置されている。
そして、本体部14の第3シール部20が形成された側の外面(すなわち背面)14cにおける第3シール部20が重ねられた領域を除いた領域に、商品説明や製造者名等の文字や図形が印刷される印刷領域P2が確保されており、本体部14の背面14cとは反対側の外面(すなわち表面)14bに、商品名等の文字や図形が印刷される印刷領域P1が確保されている。なお、図1では、本体部14の背面14cの印刷領域P2を斜線で示している。
本実施形態で用いる樹脂フィルム12は、各シール部16,18,20における熱溶着が可能なように、また、本体部14の内部に収容された被包装物Gを外部から目視で確認できるように、ポリエチレン、ポリプロピレンおよびエチレン−プロピレン共重合体等のような熱溶着性を有する透明材料からなるフィルムで形成されている。そして、樹脂フィルム12の外面の印刷領域P1,P2となる部分には、商品名、商品説明および製造者名等の文字や図形が予め印刷されている。
図3は、第1実施形態に係るピロー包装体10の製造方法を示す図である。
図3に示すように、ピロー包装体10の製造に用いられるピロー包装機30は、被包装物Gを連続的に搬送する搬送装置32と、搬送装置32の下方に配置され、帯状の樹脂フィルム12を搬送装置32に向けて連続的に供給するフィルム供給装置34と、樹脂フィルム12を折り畳む折畳み装置(図示省略)と、搬送装置32の上方に配置された第1シール装置36と、搬送装置32の途中であって第1シール装置36の下流側に配置された第2シール装置38と、第2シール装置38に並んで配置された切断装置40とを備えている。
ピロー包装体10を製造する際には、搬送装置32によって被包装物Gが連続的に搬送されるとともに、フィルム供給装置34から搬送装置32に向けて帯状の樹脂フィルム12が連続的に供給される。そして、樹脂フィルム12で被包装物Gを覆いながら、樹脂フィルム12の側端部12aどうしが第1シール装置36で熱溶着されるとともに、樹脂フィルム12が折畳み装置(図示省略)で折り畳まれる。これにより、本体部14が構成されるとともに、第3シール部20が形成される。上述のように、第3シール部20は、本体部14の一方の側端縁14a(図1、図2)に沿って配置されるので、第1シール装置36の熱溶着部(図示省略)は、搬送装置32における幅方向の中央部よりも一方の側端側に偏って配置されている。
被包装物Gと共に本体部14が第2シール装置38に供給されると、本体部14の一方の開口部が第2シール装置38のエンドシール装置38aで熱溶着され、第1シール部16が形成される。そして、被包装物Gと共に本体部14がさらに先方に移動されて、被包装物Gが第2シール装置38を通過すると、本体部14の他方の開口部が第2シール装置38のトップシール装置38bで熱溶着され、第2シール部18が形成される。また、第2シール部18が形成されるのと同じタイミングで、先行するピロー包装体10の本体部14と後続するピロー包装体10の本体部14とが切断装置40によって切り離される。
本実施形態では、樹脂フィルム12の外面の印刷領域P1,P2(図1、図2)となる部分に、商品名、商品説明および製造者名等の文字や図形が予め印刷されているので、切断装置40で本体部14が切り離されると同時にピロー包装体10が完成する。
図1および図2に示すように、本実施形態によれば、帯状の第3シール部20を、本体部14の一方の側端縁14aに沿って本体部14に重ねて配置するようにしているので、本体部14の背面14cに、文字や図形が印刷される印刷領域P2を広く確保することが可能であり、文字や図形のレイアウトの自由度を向上することができる。
また、第3シール部20の先端部20aが本体部14の一方の側端縁14aに近接して配置されており、基端部20bが先端部20aよりも本体部14の中央側に配置されているので、ピロー包装体10を背面側から見たときでも、本体部14の背面14cと第3シール部20との境界が目立つことがなく、ピロー包装体10の背面のデザイン性を向上することができる。
なお、図3に示すピロー包装機30は、「逆ピロー包装機」と称されるものであり、搬送装置32の下方にフィルム供給装置34が配置されるとともに、搬送装置32の上方に第1シール装置36が配置されているが、図4に示すピロー包装機50のように、搬送装置32の上方にフィルム供給装置54が配置されるとともに、搬送装置32の下方に第1シール装置56が配置されてもよい。
(他の実施形態)
第1実施形態では、樹脂フィルム12が透明なフィルムで形成されているが、他の実施形態では、樹脂フィルム12が、不透明なフィルムで形成されてもよいし、複数のフィルムからなる透明または不透明なフィルム積層体で形成されてもよい。
また、第1実施形態では、第3シール部20の先端部20aが本体部14の一方の側端縁14aに近接して配置され、基端部20bが先端部20aよりも本体部14の中央側に配置されているが、他の実施形態では、第3シール部20の基端部20bが本体部14の一方の側端縁14aに近接して配置され、先端部20aが基端部20bよりも本体部14の中央側に配置されてもよい。
そして、第1実施形態では、本体部14の背面14cにおける第3シール部20が重ねられた領域を除いた領域に印刷領域P2が確保されているが、印刷領域P2は、背面14cにおける少なくとも上記領域に確保されていればよく、他の実施形態では、第3シール部20が重ねられた領域にも印刷領域P2が確保されてもよい。
さらに、他の実施形態では、背面14cにおける第3シール部20が重ねられた領域や、第3シール部20の外面を、これらに隣接する印刷領域P2の色(透明を含む。)とは異なる色で着色するようにしてもよい。この場合には、色分けによって印刷領域P2を際立たせることができるので、印刷領域P2に印刷された文字や図形をより見やすくすることができる。
G… 被包装物
P1,P2… 印刷領域
10… ピロー包装体
12… 樹脂フィルム
12a… 側端部
14… 本体部
14a… 側端縁
14b… 表面
14c… 背面
16… 第1シール部
18… 第2シール部
20… 第3シール部
20a… 先端部
20b… 基端部
30,50… ピロー包装機

Claims (2)

  1. 樹脂フィルムで形成された筒状の本体部と、
    前記本体部の一方の開口部を封止する第1シール部と、
    前記本体部の他方の開口部を封止する第2シール部とを備え、
    前記本体部は、前記樹脂フィルムの側端部どうしを合掌させた状態で熱溶着することによって帯状に形成された第3シール部を有し、
    前記第3シール部が、前記本体部の一方の側端縁に沿って前記本体部に重ねて配置され、
    前記本体部の前記第3シール部が形成された側の外面における少なくとも前記第3シール部が重ねられた領域を除いた領域に印刷領域が確保される、ピロー包装体。
  2. 前記本体部の外面に突出した前記第3シール部の先端部が前記側端縁に近接して配置されるとともに、基端部が前記先端部よりも前記本体部の中央側に配置される、請求項1に記載のピロー包装体。
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