JP2006020556A - おにぎりの包装体 - Google Patents

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【課題】おにぎりのふっくらとした仕上り状態を販売時点まで損ねることなく取扱うことができ、かつ自立性を有すると共に異物混入を防止する。
【解決手段】包装体10の裏面に、横方向に延在する横方向シール縁部16が形成されると共に、おにぎり14の左右両側に、横方向シール縁部16と交差する縦方向シール縁部20,20が縦方向に形成され、袋12は密封されている。袋底面に折込み部22が形成され、自立性が確保されている。一方の縦方向シール縁部20に、おにぎり14の高さの略1/2以上の高さで、かつ横方向シール縁部16の形成位置より上部に開封用ノッチ24が形成される。おにぎり14を収容した袋12を立てた状態で、該おにぎり14の上端から袋上端部までに亘り、おにぎり14に触れることなく袋上部を掴んで取扱い得る掴み代となる空間部26が設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、おにぎりの包装体に関するものである。
従来、海苔が直巻きされたおにぎりの包装体は、多くの場合、おにぎりの外形に密着した包装となるように、おにぎりの外側形状に沿って形取られた袋の開口部からおにぎりを挿入して開口部を折畳んだ後に、その折畳み延出部をおにぎりの裏面となる位置に貼着するラベルで封止することで得られる(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−28541号公報
昨今、コンビニ等では、ふっくらとした状態に仕上げた手作り風おにぎりが販売されるようになっており、この場合において、前述した従来のようなおにぎりに密着させた包装を採用すると、ふっくら感を消費者に訴えかけることができないばかりでなく、製造業者から小売店までの搬送時や小売店での商品陳列時等において、包装されたおにぎりを直接手で掴んで取扱う必要があるために、製造時にふっくらと仕上げた状態を維持することができず、商品価値を低下させてしまう問題が指摘される。
また、小売店の店頭での陳列時にはおにぎりを立てた状態で販売されるのが一般的であるが、従来の包装形態では自立性に問題があるために転倒し易く、ふっくらとした状態で仕上げられたおにぎりが転倒によって袋内で型崩れし、食するに際して握ったときにばらけてしまうと云った畏れもある。更には、前述した従来の包装形態では、袋開口部は折畳み後、ラベルによって封止されているだけで密封状態とはなっておらず、異物混入の問題も指摘される。
すなわち本発明は、前述した従来の技術に内在している前記課題に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、おにぎりのふっくらとした仕上り状態を販売時点まで損ねることなく取扱うことができ、かつ自立性を有すると共に異物混入を防止できるおにぎりの包装体を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を好適に達成するため、本発明に係るおにぎりの包装体は、
商品名あるいは各種模様等からなる印刷が施された、ポリプロピレン等を基材とする熱溶着性の透明のプラスチックフィルム、あるいは和紙、擬似和紙からなる基材にポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂層が積層された熱溶着性の包装材からなる袋内におにぎりを収容して熱溶着シールされた包装体であって、
前記袋の裏側における左右端部に亘って袋胴部から延出し、袋胴部に沿うように折曲げられた横方向シール縁部と、
収容されたおにぎりの左右両縁部に近接した両側で縦方向に延在すると共に、前記横方向シール縁部と交差するよう袋の前後方向の厚みの略中央位置に形成され、該横方向シール縁部より袋胴部からの突出幅が短かく設定された幅狭の縦方向シール縁部と、
前記袋の底面における左右端部で袋の内方に向けて折込み形成された折込み部と、
前記袋の裏側における上下端部の間に貼着された品質表示ラベルと、
収容状態のおにぎりの高さの略1/2以上の高さで、かつ前記横方向シール縁部の形成位置より上部の前記縦方向シール縁部に形成され、前記袋を横断方向に開封可能な開封手段とからなり、
前記おにぎりを収容した袋を立てた状態で、該おにぎりの上端から袋上端部までに亘って、おにぎりに触れることなく袋上部を掴んで取扱い得る掴み代となる空間部が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項1に係るおにぎりの包装体によれば、袋上部に掴み代を備えているので、おにぎりに触れることなく取扱うことができ、ふっくらとした状態に仕上げたおにぎりの品質低下を防止し得ると共に、従来の包装形態に比して、商品にボリューム感を与えて商品価値を高めることができる。また、袋の左右両側に形成された縦方向シール縁部と袋底面に形成された折込み部とによって、包装体を立てて陳列販売する際の自立性を高めることができる。更に、熱溶着された横方向シール縁部および縦方向シール縁部により袋は密封されているので、袋内への異物混入を防止でき、しかもこの構成は横型製袋充填機による製造が可能であるから、予め製袋された袋体を用いて包装する従来のものに比べ、包材コストを低減し得ると共に、包装能力も向上できる。なお、開封手段をおにぎりの高さの略1/2以上の位置に形成したから、開封後に下方に残った包材部を掴んでおにぎりを食することができ、衛生的見地からも優れる。
請求項2に係る包装体によれば、必要かつ最小限の包材使用量で袋上部に掴み代としての空間部を形成でき、また見栄えを低下させることなく掴み代としての機能を果たし得る。請求項3に係る包装体によれば、おにぎりの左右両側に画成される各空所の長さが最適値に設定され、おにぎりの横幅に対してだぶつきがなく、見栄えを損ねない包装形態とし得ると共に、自立性を最も高めることができる。請求項4に係る包装体によれば、横方向シール縁部を袋胴部に密着できるので、その隙間へ異物が挟まってしまう等を防止し得る。請求項5に係る包装体によれば、袋下部の保形性を高め自立性を向上することができる。
請求項6に係る包装体によれば、横方向シール縁部を下方に位置させることで袋下方に保形性を与えて自立性を高めることができる。請求項7に係る包装体によれば、包装体を立てて陳列販売する際に、横方向シール縁部と袋胴部との間に異物等が挟まってしまうことを避けることができる。
請求項8に係る包装体によれば、包装材として薄手で柔軟なプラスチックフィルムを採用した場合であっても底部に保形性を与えて自立性を高めることができる。請求項9に係る包装体によれば、例えば開封用テープあるいはタックラベル等の他の開封手段の場合に比べ、包装資材コストを節減できる。請求項10に係る包装体によれば、おにぎりの上端部近傍が開封されるように袋上部が切取られるので、ふっくらとした状態で握られているおにぎりであっても、開封の際に誤っておにぎりを欠損してしまうことを防止し得る。請求項11に係る包装体によれば、開封手段のカットラインは品質表示ラベルと重ならないので、開封不良を確実に防止できる。
請求項12に係る包装体によれば、掴み代となる空間部を扁平状態として掴んで取扱うことができる。
次に、本発明に係るおにぎりの包装体につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。なお、袋の「表側」,「裏側」とは、包装体の「前側」,「背側」と対応する。
図1は、実施例に係るおにぎりの包装体を前側から視た正面図であって、該包装体10は、透明フィルム等の包装材からなる袋12に、三角または丸形(図示例では丸形を例示してある)のおにぎり14を収容した袋詰め包装品である。包装材としては、厚みが30〜50μmのポリプロピレン等を基材とする透明のプラスチックフィルムの熱溶着性のものや、和紙、あるいは擬似和紙等の基材にポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂層が積層された熱溶着性のシート材で厚みが30〜50μmのものが好適であり、該包装材には、商品名、その他各種模様等が印刷されている。
前記袋12の裏側における袋12の上下端部の間の位置には、図2に示す如く、横方向(袋幅方向)に横断するように、シート状の包装材(フィルム)を筒状にしてその両端縁を合掌状に重合した重合部を所定幅で熱溶着することで得られた袋胴部から延出する横方向シール縁部16が袋胴部に沿う下方に折曲げられた状態で形成されている。なお、横方向シール縁部16は、袋胴部に沿って上下何れの方向に折曲げられていてもよい。下方の折曲げは、立てて陳列販売する際に横方向シール縁部16と袋胴部との間に異物が挟まってしまうことを避けることができるので好ましい。この横方向シール縁部16は、袋高さの1/2より下方位置に設けることで、袋下方に保形性を与えて自立性を高めることができる。また袋12の裏側には、原材料名、消費期限、製造者等を記した品質表示ラベル18が貼着されており(図3参照)、該ラベル18の上部が横方向シール縁部16上に重なり、またその下辺18aは袋12の底辺12aに近接する位置に貼着されることで、横方向シール縁部16を袋胴部に密着させてその隙間へ異物が挟まってしまうのを防止し得ると共に、袋下方に保形性を与えて自立性を高めることができる。
前記袋12の左右端部において収容されたおにぎり14の幅方向の左右両縁部に近接した位置で、包装材の内面同士が重合されて所定幅で熱溶着された縦方向シール縁部20が夫々袋高さ方向に向けた縦方向に延在するように形成されており、両縦方向シール縁部20,20は、前記横方向シール縁部16と交差している。すなわち、袋12は、縦横のシール縁部16,20,20で密封されているから、袋内への異物混入を確実に防止することができる。各縦方向シール縁部20は、図4に示す如く、袋12の前後方向の厚みの略中央位置に形成されると共に、その幅Aは、横方向シール縁部16の袋胴部からの突出幅Bより狭い幅狭に設定されて、包装の見栄えが低下しないようにしてある。なお、包装の見栄えや包装体10としての自立性を付与するためには、縦方向シール縁部20の幅Aを、具体的には5mm前後に設定するのが最も好ましい。また、前記横方向シール縁部16と縦方向シール縁部20とが交わる部位には、例えばヒートシール層がパートコートされて、両シール縁部16,20の重合面が溶着されていることが好ましい。これにより、横方向シール縁部16が袋胴部から立上がるのを防止でき、また横方向シール縁部16と袋胴部との密着度を高めて、その間への異物の入り込みが回避できると共に、縦方向シール縁部20とにより保形性を付与して自立性を高めることができる。ここで、袋12におにぎり14を収容した包装体10を正面あるいは背面から視た状態では、おにぎり14により袋12が前後に膨らむため、図1および図2に示す如く、前記左右の縦方向シール縁部20,20は包装体10の底部側において外方に折曲しているように見えるが、おにぎり14を収容していない扁平状の袋12のみを正面あるいは背面から視た状態では、左右の縦方向シール縁部20,20は平行に延在している。
前記袋12の底面には、図1および図5に示す如く、その左右両側に袋底面から内方に向けて折込み形成された折込み部22が夫々形成されている。各折込み部22は、袋12の底辺12aから対応する左右端部に向かうにつれて上方に傾斜する平面視三角形状に折込まれて、その端部の前記縦方向シール縁部20との折重なり部分の包装材の内面同士が、縦方向シール縁部20を熱溶着シールする際に熱溶着される。これにより、袋12の表・裏のフィルム間に位置する各折込み部22の底面は、袋12の対応する左右端部から底辺12aに向かうにつれて傾斜しつつ前後方向に広がる傾斜面と該傾斜面の前後に位置して袋12の表・裏のフィルムと重なる三角形状の折重なり面とから形成され、両折込み部22,22の傾斜面でおにぎり14の左右両側下部を受け支えることで折込み部22,22が広がって袋底部の保形性を確保し得るようになっている。また折込み部22の縦方向シール縁部20との折重なり量は、おにぎり14の前後方向の厚みの略1/2に設定されていることが好ましい。更に、折込み部22の折込み位置に対応した包装材表面にパートコートが施されることで、折込まれた包装材が縦方向シール縁部20,20に挟み込まれて熱溶着され、折込み重合面の包装材同士が夫々溶着して離間しないようになっている。これにより、袋底面の保形性を高め、また縦方向シール縁部20,20が袋底面における左右両端から上方に向けて支柱となることで、自立性を高めた包装体10とすることができるので、立てて陳列販売する際に該包装体10が転倒することによりおにぎり14が型崩れするのを防止し得る。なお、パートコートによる折込み部22の包装材同士の熱溶着処理については、例えばポリプロピレンを基材とする薄くて柔軟なフィルム等の腰のない包装材に適用すればよく、例えば基材に和紙等を採用した比較的腰があって保形性を有する包装材については、例えば図6に示すように省略してもよく、必要に応じて採用すればよい。
前記袋12の左右両側に位置する縦方向シール縁部20,20の一方の端縁における非シール位置に、開封手段としてのV字形の切欠き部からなる開封用ノッチ(ノッチ)24が形成され、該ノッチ24を開封基点として袋12を横断方向に開封し得るよう構成される。この開封用ノッチ24としては、その他、U字形,半円形,台形またはコ字形等の切欠き部であってもよい。また、直線状、円弧状の切込みや、あるいは開封用テープ、その他の袋12の密封性が損なわれない各種の開封手段を採用可能であり、更には両縦方向シール縁部20,20の夫々に設けてもよい。なお、実施例のように開封手段を切欠き部で構成した場合は、開封用テープあるいはタックラベル等の他の開封手段の場合に比べ、包装資材コストを節減することができる。
前記開封用ノッチ24の形成位置は、図1および図2に示す如く、袋12に収容された状態のおにぎり14の高さの略1/2以上の高さで、かつ横方向シール縁部16の形成位置より上部に設定されている。これにより、該開封用ノッチ24を開封基点として袋12を横断するように開封した後におにぎり14を食する際には、下方に残った包材部を手で持つことができて衛生的となる。また開封用ノッチ24によるカットライン(切断軌跡)は、図3に示す如く、前記品質表示ラベル18の貼着範囲外(ラベル上端より上方)に位置するよう設定され、これにより開封に際して品質表示ラベル18が邪魔とならず、容易に開封し得る。
なお、開封用ノッチ24の形成位置は、図7に示すように、開封用ノッチ24を開封基点として袋12を左右横断方向に開封した際に、そのカットラインが収容されたおにぎり14の上端近傍を通過し得る位置に設定することが最も好ましい。これにより、開封用ノッチ24から上方の袋12をつまんで該袋12の横断方向に向けた開封動作を行なった場合においても、おにぎり14を欠損してしまうことなく良好な開封をなし得る。
前記包装体10を立てた状態で、袋12内に収容されたおにぎり14の上端から袋上端部までの間に亘り画成された空間部26の長さLは、おにぎり14に触れることなく袋上部を指で掴んで取扱い得る充分な長さに設定され、当該部分が掴み代として機能するようになっている(図7参照)。すなわち、製造業者から小売店までの搬送時や小売店での商品陳列時等において、収容されたおにぎり14に触れることなく空間部26に対応する掴み代を手で掴んで取扱うことができ、製造時にふっくらと仕上げたおにぎり14の品質低下を防止し得る。また空間部26を設けることで、商品にボリューム感を与えて商品価値を高めることが可能となる。なお、空間部26の長さLは、見栄えを低下させることなく、掴み代としての機能を果たすために、具体的には25〜40mmの範囲内に設定されることが好ましい。また、袋内部のエアーが所定量(袋12がおにぎり14の周縁部に密着してしまわない程度)脱気された状態で密封されていることにより、掴み代となる空間部26を扁平状態として掴んで取扱うことができてより好ましい。
前記袋12内に収容されたおにぎり14の左右両端から袋両側部(各縦方向シール縁部20の内側に端)までに至る間には所要長さの空所28が夫々設けられている。この空所28の長さMは、袋底面の保形性を良好なものとするためや、おにぎり14の横幅に対して袋12のだぶつき感を与えず、かつ見栄えを損ねないために、略5〜15mmに設定されていることが好ましい。
そして、前述のように構成された包装体10は、筒状成形されたフィルムの重合端縁にセンターシールを施して横方向シール縁部16を形成すると共に、該筒状フィルムに収容されたおにぎり14を挟む左右の位置にエンドシールを夫々施して縦方向シール縁部20,20を形成することで製造することができる。すなわち、実施例の包装体10は横型製袋充填機により効率的に製造が可能であり、連続フィルムを使用することで包材コストが低減できると共に包装能力も向上し得る。
〔変更例〕
図8は、変更例に係る包装体を示すものであって、その基本的な構成は実施例と同一であるので、異なる部分についてのみ説明すると共に、同一部分には同じ符号を付して示すものとする。
図8に示す包装体32では、袋12に収容されているおにぎり14の表面と、袋12における表側の内面との間に、該おにぎり14の上下を概ね覆い得るフィルム幅を有するインナーフィルム34が配設されている。該インナーフィルム34は、両面熱溶着性の透明フィルムからなり、その左右両端部を縦方向シール縁部20,20と共に熱溶着されて配設されている。このインナーフィルム34により、おにぎり14に入れられてその表面に露出する各種の具と袋12内面が擦れて汚れるのを防止し、商品価値が低下するのを抑制することができる。なお、インナーフィルム34を配設する場合は、前記開封用ノッチ24のカットラインが、該インナーフィルム34の配設領域外に位置するように、該ノッチ24の形成位置が設定される。これにより、インナーフィルム34が開封に際して邪魔となることはなく、円滑な開封を達成し得る。
実施例に係るおにぎりの包装体を示す正面図である。 実施例に係る包装体の背面図である。 実施例に係る包装体に品質表示ラベルを貼着した状態の背面図である。 実施例に係る包装体の側面図である。 実施例に係る包装体の概略斜視図である。 折込み部が熱溶着処理されていない変更例に係る包装体の概略斜視図である。 変更例に係る包装体の正面図である。 別の変更例に係る包装体の概略断面図である。
符号の説明
12 袋,14 おにぎり,16 横方向シール縁部,18 品質表示ラベル
20 縦方向シール縁部,22 折込み部,24 開封用ノッチ(ノッチ,開封手段)
26 空間部,L 空間部の長さ,28 空所,M 空所の長さ

Claims (12)

  1. 商品名あるいは各種模様等からなる印刷が施された、ポリプロピレン等を基材とする熱溶着性の透明のプラスチックフィルム、あるいは和紙、擬似和紙からなる基材にポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂層が積層された熱溶着性の包装材からなる袋内におにぎりを収容して熱溶着シールされた包装体であって、
    前記袋(12)の裏側における左右端部に亘って袋胴部から延出し、袋胴部に沿うように折曲げられた横方向シール縁部(16)と、
    収容されたおにぎり(14)の左右両縁部に近接した両側で縦方向に延在すると共に、前記横方向シール縁部(16)と交差するよう袋(12)の前後方向の厚みの略中央位置に形成され、該横方向シール縁部(16)より袋胴部からの突出幅が短かく設定された幅狭の縦方向シール縁部(20,20)と、
    前記袋(12)の底面における左右端部で袋(12)の内方に向けて折込み形成された折込み部(22)と、
    前記袋(12)の裏側における上下端部の間に貼着された品質表示ラベル(18)と、
    収容状態のおにぎり(14)の高さの略1/2以上の高さで、かつ前記横方向シール縁部(16)の形成位置より上部の前記縦方向シール縁部(20)に形成され、前記袋(12)を横断方向に開封可能な開封手段(24)とからなり、
    前記おにぎり(14)を収容した袋(12)を立てた状態で、該おにぎり(14)の上端から袋上端部までに亘って、おにぎり(14)に触れることなく袋上部を掴んで取扱い得る掴み代となる空間部(26)が設けられている
    ことを特徴とするおにぎりの包装体。
  2. 前記空間部(26)の長さ(L)は、略25〜40mmに設定されている請求項1記載のおにぎりの包装体。
  3. 前記おにぎり(14)の左右両端から袋両側部の間に画成される各空所(28)の長さ(M)が、略5〜15mmに設定されている請求項1または2記載のおにぎりの包装体。
  4. 前記品質表示ラベル(18)は、前記横方向シール縁部(16)に重なる位置に貼着されている請求項1〜3の何れかに記載のおにぎりの包装体。
  5. 前記品質表示ラベル(18)は、その下辺(18a)が袋底辺(12a)に近接した位置に貼着されている請求項1〜4の何れかに記載のおにぎりの包装体。
  6. 前記横方向シール縁部(16)は、袋高さの1/2より下方に位置している請求項1〜5の何れかに記載のおにぎりの包装体。
  7. 前記横方向シール縁部(16)は、袋胴部に沿って下方に向けて折曲げられている請求項1〜6の何れかに記載のおにぎりの包装体。
  8. 前記折込み部(22)は、その左右両端が上方に向けて折込まれて前記縦方向シール縁部(20,20)と共にその折込み重合面が熱溶着されている請求項1〜7の何れかに記載のおにぎりの包装体。
  9. 前記開封手段は、直線状の切込みまたは所定形状の切欠き部により形成されているノッチ(24)である請求項1〜8の何れかに記載のおにぎりの包装体。
  10. 前記開封手段(24)は、収容されたおにぎり(14)の上端近傍に形成されている請求項9記載のおにぎりの包装体。
  11. 前記開封手段(24)は、そのカットラインが前記品質表示ラベル(18)の貼着範囲外に位置するように形成されている請求項1または9記載のおにぎりの包装体。
  12. 袋内部のエアーが所定量脱気されている請求項1〜11の何れかに記載のおにぎりの包装体。
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