JP3163225U - 簡易帯 - Google Patents

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JP3163225U
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Abstract

【課題】和服帯として、角出し結びなどのオシャレ結びを、誰もが簡単に結ぶことができ、シンプルで安価に加工が可能で、容易に和服姿となり、後始末も容易な和服用帯を提供する。【解決手段】太鼓結びから手先までを折り畳みと糸止めで、手先部ジョイントを吊り下げる形式にすることにより、帯の手先部の背面、前面、どちらでも帯締めを挿入することを可能とする。帯結びのバリエーションを増やし、更にパイル部と鈎部からなる面ファスナーを使用することにより、帯地を切断することなく、窮屈感を軽減して華やかさを演出するものであり、柔らかい表現が可能な簡易帯とした。【選択図】図1

Description

本考案は、帯地を簡単に着脱するための、和服の帯に関するもので、詳しくは誰でも 簡単、容易に角出し結びの着脱ができる帯を提供するものである。
従来からの簡易着装帯は、儀式用の太鼓結びのみを基本としており、手先部裏側と胴巻き部の間に、帯締めを入れる事の出来る特徴をもつ簡易帯は、従来の技術では大変面倒なために普及しなかった。
特許公開2003−201611号公報 登録実用新案第3156270号公報 特許公開2009−127145号公報
従来からの技術では手先部の裏側に、帯締めが入れられなかったことで、帯結びのバリエーションが特定されてしまうことや、更に紐や道具を使うことにより、それを隠す煩わしさと、帯に傷を発生させることなく、帯を結ぶ際の窮屈感を解決しようとするものである。
本考案は、帯の太鼓上部を三角状に折り畳み、帯本体の胴巻き部を1回転させて、手先部を上から吊り下げる構成で、手先部の裏側に帯締めを差し入れることが可能になり、帯結びのバリエーションが特定されてしまう問題点を解決している。
本考案は帯の垂れ裏部にパイル面をもった布地と、鈎面をもった布地をそれぞれ縫合し、このパイルと鈎よりなる面ファスナーを広く使用することで、30cm程度の長短方向への移動が可能で、常人の胴周りなら自在に対応でき、面ファスナーの鈎部分に着脱自在の引っ掛かり防止カバー布を設けることで、ワンタッチ装着が可能となり問題点を解決している。
本考案の簡易帯は、初心者でも介添え者を必要とせず、誰でも簡単容易に通常の太鼓結びは勿論、角出し系の帯結びなどのおしゃれ結びも着こなせて、常人の胴周りなら系止自在で、長時間の着装でも窮屈感や着崩れの心配もなく、美しい帯姿を保つことができる。
本考案により作り帯の完成例を示す正面図 。 本考案により作り帯の完成例を示す背面図。 本考案の太鼓上部の三角形の折り畳みケジメの実施例を示す展開図。 折り畳んだ三角形と、二つ折りにした胴巻き部と、次の折り返しケジメ図。 二つ折りになった胴巻き部と手先ジョイント作成のケジメ実施例展開図。 前図の手先とケジメ線を折り畳んで、ジョイント部を作成した展開図。 本考案の手先部ジョイントを胴巻き部に糸止め、吊り下げる場所の斜視図。 本考案のジョイントを帯幅の中心に格納し、両脇を糸止めした実施展開図。 本考案の三角形部を帯裏側に折り曲げて、手先部を太鼓の底へ降ろす展開図。 三角部を垂れ背面部の内側に入れて、面ファスナーの鈎部分にカバー布を 取付た展開図。
手先部を胴巻き上部から吊り下げることで帯枕、帯締め、帯揚げなどの挿入場所が自由になり、更に、手先部と胴巻き部を一体にしないことで、角出し結び、銀座結び、扇太鼓、鳥追い結びなど、今まで簡易結び帯では存在しなかった様々な結び方が可能であり、袋帯、名古屋帯、袋名古屋帯、京袋帯など、公知の技術に転用が可能である。
以下、添付図面に従って実施例を説明する。図1は、本考案の太鼓文様面側から見た正面完成図であるが、すでに、そのまま着装者のキモノの胴体に巻きつけるだけでよい状態に形成されており、一例として、帯枕は使わず、帯揚げを太鼓1のトップの位置に通し、帯締めを胴巻き前帯面図2Aと手先部裏側4の間に通せば角出し結びとなるのである。
図2は、太鼓裏から見た完成図であるが、着装者の胴体に巻きつけて面ファスナーのパイル部5と、二ヶ所の面ファスナーの鈎部20を系止させることでワンタッチで簡単に帯姿となる構造であり、その面ファスナーの鈎部が、帯地文様の装飾糸への引っ掛けを防止するために、鈎面ファスナーの鈎部に対応してカバー布21を着脱自在に縫い付けたものである。
図3からは、この考案の構成の説明であるが、太鼓柄の中心1は基本的に定位置にあり、垂れと太鼓中心との大きさのバランスをとって、紋様の大きさの中心位置を決め、太鼓柄部分の最上部分6から7cm前後上の位置を三角形底辺に合わせ、胴巻き部を二つ折りにするケジメ7、8をつけておく。
図4は、帯地本体を裏返し、垂れ裏面5の上部にパイル面ファスナーを帯幅いっぱいに縫い付けてから、全図の胴巻き部をケジメ7・8を外折りして図のように太鼓上部を三角形9に折り畳み、その三角形のトップ中央から4cm左に内折りケジメ10をつけておく。
図5は、前図の胴巻き部二つ折りの延長上、手先側の図で、手先部と胴巻き部を繋ぐジョイント部を折り畳んで構成する事が本考案の重要な部分で、手先部4を先端から40cmの位置で折り返しのケジメ11をつけて、この位置から、12の間隔が16cm、13の間隔が40cmとして図のような外折りケジメをつける。
図6は、本考案の前図からのジョイント部ケジメを折り畳み、手先を40cm折り返し、14ケジメ部を外折りすることで、図の形体となり、手先部だけが正常な上向きになって、手先部を吊り下げる8cm程幅のジョイント15が出来上がり、それぞれの三角部を6か所を糸止め16する。
図7は、胴巻き部2Aの内側に手先部のジョイントを入れるのだが、そのジョイントの幅の中心と、帯の太鼓幅の中心にきちっと合うよう、図4で示したケジメ10を折り返して17の部分で挟み込むように位置決めをする。
図8は、ジョイントがずり落ちないよう、ジョイント格納部にあたる17の両際を挟み込み、太鼓上部の三角形9と共に、縦に縫い止め18するのだが、ジョイント部の長さを後から若干修正出来るよう縫い込まない。
図9は、前図で糸止めした太鼓上部三角形を帯裏側に折り曲げることで、手先を吊り下げる形体となり、、手先部が太鼓の底辺に収まり、そして、胴巻き部が正常な上下を向くこととなり、これで帯枕、帯揚げ、帯締めを入れる場所が自由になり、好みで手先部のジョイントを上下させることにより、帯結びの発想が広がるのが、この考案を構築する核心の部分の斜視図である。
図10は、三角形を垂れの内側に入れて、三角形と太鼓裏を数か所糸止め19して、胴巻き外側面部2Aの端に面ファスナーの鈎部20を縦10cm、横5cmのサイズで2箇所、図のように縫い込み、その鈎部ーに起毛生地布でできた覆いカバー21を縫い付けたものである
1 帯の太鼓文様面
2A 胴巻き前帯面
2B 胴巻き下帯面
3A 帯の垂れ表面部
3B 帯の垂れ裏面部
4 帯の手先部
5 面ファスナーのパイル部
6 太鼓結びのトップ位置ライン
7 三角外折りケジメ
8 胴巻き部二つ折りケジメ
9 ジョイント格納部
10 ジョイント格納部折り返しケジメ
11 手先部ケジメ
12 手先部折り返し部寸法
13 ジョイント寸法
14 手先ジョイント部外折りケジメ
15 手先ジョイント部
16 ジョイント部糸止め個所
17 ジョイント格納部
18 ジョイント格納部糸止め個所
19 垂れ上部と太鼓上部三角との接合糸止め個所
20 面ファスナーの鈎部
21 鈎部のカバー布

Claims (1)

  1. 帯の太鼓結びを形成するにあたり、胴巻き部を太鼓上部から1回転させて、手先を吊り下げ、糸止めすることで、手先の背面、前面に帯揚げ、帯締めを挿入することが可能な簡易帯。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178356A (ja) * 2017-12-21 2018-11-15 京洛和蒼株式会社 簡易装着帯
US11085484B2 (en) * 2016-09-23 2021-08-10 Sunpower Corporation Water sealing surface attachment

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