JP2018114257A - 膝掛け吊り具 - Google Patents
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Abstract
Description
また、夏場にエアコンを使用した際は、足元に冷気が溜まってしまい、同様の状況となる。
そこで、下半身の冷えに困っている女性は、膝掛け毛布を会社に持参し、仕事中は膝にかけて保温している。しかし、用事があって席を外す時は、いちいち膝掛け毛布を畳んで椅子の上に置き、席に戻った時は、また毛布を広げて膝に掛ける作業を毎回行っている。
この作業を減らす為に、下記の先行技術(以下、先願と記す)が存在するが、先願には以下の不具合が存在し、全く実用性が無かった。
▲1▼Dカン付きの専用毛布が必要で、愛用の自分の毛布が使えず、洗濯もできない。
▲2▼吊り下げ位置が固定されているので、椅子の位置が変わると対応できない。
▲3▼円形毛布の外周部が垂れ下がっている為、毎回、縁部を持ち上げる必要がある。
1、膝掛け毛布を使用中、急に立ち上がっても毛布が床に触れない事。
2、好きな毛布を選べる事。また、毛布を自在に着脱可能な事。
3、吊り下げ装置は、机やテーブルを傷つけず、着脱自在である事。
4、毛布を吊り下げる際、手前側は足を挿入する為、開口している事。
5、体格、机の高さ、椅子の高さが異なっても、対応可能な事。
6、膝掛け毛布を使用時に、装置が邪魔にならない事。
1、略T型のプレートを用意し、その3つの端部表面に磁石を取り付ける。
2、磁石の裏側面に、吊り下げ装置を取り付け、洗濯バサミを吊り下げる。
3、洗濯バサミを吊り下げる紐状部材は、伸縮自在とする。
4、吊り下げ装置は、プレート上を移動可能とする。
しかし本発明品をテーブル10の裏側に取り付け、3個の洗濯バサミで毛布11を吊っておけば、立ち上がっても毛布が落ちる心配が無く、極めて利便性が高い。
試作品による実験の結果。手前側は足を挿入する為、所定の間隔を開けて毛布を吊るのが良く、奥側は、膝に密着させる為、1か所で吊れば良い事が判った。
今までは、席を外す度に毛布を畳んで座席に置き、席に戻ったら、再度広げて足に掛ける作業が必要で、業務効率低下やストレスの原因になっていたが、本発明により、全て解消される。
普段から愛用している自分の毛布が使用可能で、机や椅子の高さ、大腿部の幅などが変わっても対応可能なので、容易に市場に受け入れられる。
また、低コストで製造可能で、汎用性や利便性が高い為、広く市場に普及可能である。
2、磁石
3、洗濯バサミ
4、吊り下げ装置
5、紐状部材
6、紐状部材の、長さ調整装置
7、カーテンレール
8、カーテンレール上の、スライダーが自在に移動可能な溝
9、吊り下げ装置を設けたスライダー
10、金属製のテーブル
11、膝掛け毛布
12、板状部材と一体の、テーブルを把持するコの字型の部材
Claims (4)
- 一定の厚さを有し、略二等辺三角形に形成された板状部材の、3つの頂点近傍の表面に磁石を取り付け、その各磁石の裏側に、吊り下げ装置を設け、洗濯バサミ、又は弾性体の付勢力で相手物を把持可能な器具を吊り下げた構成により、金属製の事務用机やテーブルの下側平面部に磁力で取り付け、毛布、又は布状部材、又は防寒具、又は保温器具、又は暖房器具のいずれかを吊り下げ可能に装置した事を特徴とする、膝掛け吊り具。
- 以下のいずれか、又はいずれか複数の特徴を有する請求項1に記載の、膝掛け吊り具。
1、洗濯バサミの代わりに、安全ピン、又は布地に刺して貫通するピン、又は釣り針、又はカラビナ、又はフック、又はキーホルダー、又はリング、又はベルクロ、又はホック、又はボタンのいずれかを装置した。
2、洗濯バサミを、所定の長さを有する紐状部材を介して吊り下げた。
3、吊り下げ装置は、紐状部材や洗濯バサミを把持、又は保持、又は係止、又は摩擦力で保持、又は引っ掛ける装置、又は弾性体による付勢力で掴む装置、又はフック、又はスリット、又は貫通孔、又はワニ口のいずれかとし、1個又は複数個装置した。
4、吊り下げ装置は、板状部材上を移動自在、又は位置を変更可能に装置した。
5、洗濯バサミを吊り下げる紐状部材を、伸縮自在、又は長さ調整可能、又は交換可能に装置した、又は中間部に長さ調整装置を設けた、又は端部に長さ調整装置を設けた、又は吊り下げ装置との接続位置を変更可能に装置した。
6、洗濯バサミを吊り下げる紐状部材を、ビーズバンドとし、引っ掛け位置の変更によって長さ調整可能とした。
7、洗濯バサミを吊り下げる紐状部材は、板状部材に設けた貫通孔、又は弾性体による把持部に装置し、摩擦抵抗によって、任意の位置で保持、又は係止可能とした。
8、洗濯バサミを吊り下げる紐状部材を、ゴム紐、又は弾性を有する樹脂紐、又は金属製スプリング、又は樹脂製スプリングのいずれかとした。
9、二等辺三角形の板状部材の中央部に、略二等辺三角形の貫通孔を設けた、又は所定の幅を有する略長方形の板状部材を3本組み合わせ、二等辺三角形の板状部材を形成した。
10、二等辺三角形の板状部材を、略T型の板状部材、又は略Y型の板状部材、又は所定の幅を有する板材の接合よって3か所の端部を形成した板状部材とした。
11、上記10の構成において、磁石を取り付けた3つの頂点近傍を除いた部分の幅を狭くした、又は板の厚さを薄くした、又は3つの頂点近傍部分を棒状部材又は紐状部材又は弾性部材、又はワイヤーで連結した。
12、板状部材を、略K型、又は略X型、又は略H型、又は4か所以上の端部を有する形状のいずれかとした。
13、上記12の構成において、各端部の表面に磁石を取り付け、裏面に洗濯バサミを吊り下げた。
14、板状部材を伸縮可能とし、それぞれの磁石の相対距離・間隔を、調整可能とした。
15、板状部材の端部を伸縮可能とした。即ち、各磁石の相対位置を変更せず、板状部材の端部の位置を変更可能とした。
16、磁石を、吸盤、又は両面テープ、又はベルクロ、又はフックに変更した。
17、磁石を廃止し、板状部材に貫通孔、又は溝、又はスリット、又はフック形状を設けた。
18、弾性部材による把持装置を、板状部材に直接取り付けた。
19、板状部材を、磁石を取り付けたカーテンレールとし、カーテンを吊り下げてレール上を可動するスライダーを吊り下げ装置とした。
20、2本のカーテンレールを略T型に装置した。
21、上記19のカーテンレールを、略H型、又は略X型、、又は略U型、又は略半楕円形、又は略楕円形、又は略多角形のいずれかに形成した。
22、洗濯バサミの数を、4個以上とした。
23、磁石の数を4個以上とした、又は大きさが異なる磁石を2個以上とした。
24、紐状部材を、糸、又は釣り糸、又は化学繊維、又は化学製品のファイバー、又はワイヤー、又は針金のいずれかとした。
25、紐状部材を、コイル状、又は蛇腹状に成形し、伸縮可能とした。
26、板状部材を、棒状部材、又はパイプ材、又はアングル材、又は針金、又はワイヤー、又は紐状部材のいずれかとした。
27、板状部材の材質を、金属、又は軽金属、又は樹脂、又はゴム、又は木、又は紙、又は布のいずれかとした。
28、洗濯バサミの把持部に、毛布を貫通する針を設けた。
29、洗濯バサミの代わりに、ワニ口で毛布を把持する構成とした。
30、板状部材は、複数の部材の接合、圧入、接着、嵌合のいずれか、又は一体成形、又は打ち抜きのいずれかで形成した。
31、磁石は、鉄製部品に当接させて磁力を高めた。尚、磁石又は鉄製部品の表面に、傷つき防止シート又は布を貼った構成や、樹脂コーティングを施した構成も含む。
32、洗濯バサミの弾性体の代わりに磁石を使用し、磁力で相手物を把持する構成とした。
33、スライダーの可動部に抵抗を加え、摩擦により、カーテンレール上の任意の位置で係止可能に装置した、又は一定以上の力を加えないとスライダーが動かない様に装置した。
34、スライダーと、カーテンレールの端部近傍を弾性部材で連結し、無負荷時に、スライダーが所定の位置に戻る様に装置した。
35、スライダーを所定の位置で固定する、ロック装置を設けた。
36、板状部材に磁石を取り付ける位置、又は吊り下げ装置の位置を、任意の位置とした。 - 以下のいずれか、又はいずれか複数の特徴を有する、請求項1又は請求項2のいずれかに記載の、膝掛け吊り具。
1、板状部材に取っ手を設けた、又は板状部材を取っ手形状とした。
2、板状部材の形を、略長方形、又は略だ円形、又は略多角形、又は略星型、又は動物のシルエット形状、又は意匠形状のいずれかとした。
3、板状部材を略長方形、又は略だ円形、又は略多角形とし、中央部に貫通孔を設けた。
4、板状部材と、磁石を貼り付けた相手の平面部との間に、指が入る隙間を設けた。
5、磁石に紐状部材と洗濯バサミを取り付けた構成を1セットとし、複数の同セットを、板状部材、又は棒状部材、又は紐状部材、又はゴム、又はスプリングのいずれかで連結した。尚、連結せずに単独で使用する構成も含む。
6、接着、又は縫い付け、又は木ネジ、又は締結部材、又はベルクロのいずれかにより、板状部材に直接、毛布を取り付けた。
7、板状部材に磁石、又は鉄片を取り付け、そこに毛布を当て、毛布の上から磁石、又は鉄片を当てる事により、磁力で膝掛け毛布を保持可能に装置した。
8、板状部材に複数のフック形状を設け、Dカン、又はCカン、又はSカン、又は貫通孔、又はフック、又はリング、又はスリットのいずれかを備えた毛布を吊り下げ可能に装置した。
9、板状部材の一部にヒンジを設け、折りたたみ可能とした。
10、板状部材の一部を嵌め込み式、又は差し込み式とし、分解可能とした。
11、床に設置したスタンド装置、又は枠体に、膝掛け吊り具を取り付け、所定の高さで保持可能とした。
12、一般的に突っ張り棒と呼ばれている、スプリングを内蔵した伸縮する棒状部材に、膝掛け吊り具を取り付けた、又は着脱可能に装置した。
13、略コ字型の部材を机又はテーブルの縁部に嵌合し、又は弾性部材で略コ字型の部材を机又はテーブルの縁部に把持し、この部材に、膝掛け吊り具を取り付けた、又は略コ字型の部材と板状部材を一体とした。
14、洗濯バサミを吊り下げる装置は、吊り下げている毛布などに一定以上の荷重が加わった場合、把持部が滑って外れる、又は紐状部材が切れる、又は吊り下げ装置から洗濯バサミの間に設けた接続部が外れる、又は摩擦力で把持している部分が滑ってずれる、又は吊り下げ装置から洗濯バサミの間に設けたロック機構が解放されることにより、毛布の破損を防止可能に装置した。
15、紐状部材にリールを設け、巻き取り可能に装置することにより、長さ調整可能とした。
16、紐状部材に、車のシートベルトと同様の構造を有する巻き取り装置を取り付け、洗濯バサミを引くと、自動的に紐状部材を巻き取る構造とした。
17、複数の紐状部材を束ねて引くことにより、同時に複数の洗濯バサミを引き上げられる構造とし、引いた紐状部材の束を、任意の位置で固定するロック機構を設けた。
18、締結部材を用いた把持具、又は弾性部材を用いた把持具、又はシャコ万力のいずれかで、机やテーブルの縁部に、本発明の膝掛け吊り具を着脱可能に装置した。
19、板状部材に、締結部材を用いた把持具、又は弾性部材を用いた把持部、又はシャコ万力のいずれかの機能・構造を備えた。 - 吊り下げる毛布は、以下のいずれか、又はいずれか複数の特徴を有する、請求項1から請求項3のいずれかに記載の、膝掛け吊り具。
1、膝掛け吊り具と、吊り下げる毛布を、セットにした、又はセット販売にした。
2、毛布の形状を、多角形、又は楕円形、又は長円形、又は本発明に適合した専用形状のいずれかとした。尚、角部に面取りや丸みを持たせた形状も含む。
3、毛布に、1か所又は複数か所のスリット、又は切り込み、又は貫通孔、又はボタンホールのいずれかを設けた、又は貫通孔を設けてハトメを取り付けた。
4、毛布の厚さを部分的に増減した、又は部分的に毛布を二重又は三重にした。
5、毛布の外周部又は縁部の近傍の、1か所又は複数か所に、重りを装置した。
6、毛布の外周部又は縁部に、ベルト又は紐状部材を取り付け、毛布を足に掛けた時、このベルト等によって毛布を足に巻き付け可能に装置した。尚、ベルトをゴム、又はスプリングとし、弾性によって伸縮可能とした構成も含む。
7、毛布の外周部又は縁部の近傍に、ベルクロ、又はクリップ、又は係止部材を取り付け、毛布を足に巻き付けた状態で保持可能に装置した。
8、毛布を立体成形品とした、又は複数の毛布を繋ぎ合わせて立体形状とした。
9、毛布に複数の切り込みを設け、その両側を所定の幅だけ重ねて縫い付けることにより、立体形状とした。尚、縫い付けずに、ボタンやファスナーで取り付ける構成も含む。
10、毛布を、布団、又は布製バッグ、又はジャケットのいずれかとし、中に綿、又はダウン又は保温材のいずれかを入れた。尚、ダウンには、フェザーが混入したものも含む。
11、毛布の一部又は全部を、合成樹脂製シート、又はゴム、又は発泡材とした。
12、毛布の一部又は全部に、緩衝材、又は衝撃吸収材、のいずれかを装置した。
13、毛布の一部又は全部を、布地、又は不織布、又は和紙、又はメッシュ素材、又は複数の素材の組み合わせのいずれかとした。
14、毛布の外周部又は縁部の近傍に、磁石、又は金属片、又はその両方を複数取り付け、又は縫付け、足に掛けた毛布の左右の裾が磁力で吸着し、足に巻き付く様に装置した。尚、磁石又は金属片を、毛布と同じ素材、又は布でカバーした構成も含む。
15、毛布の表裏いずれかの面、又は内部に、通気性が無い、又は通気性が極めて少ないシートを貼り付けた、又は装置した。
16、毛布の表裏いずれかの面、又は内部に、ゴムシート、又は樹脂製シート、又は撥水性を有するシート、又は防水シートのいずれかを貼り付けた、又は装置した。
17、毛布の表裏いずれかの面に、アルミ箔製の保温シートを貼り付けた、又は装置した。
18、毛布を電気毛布とし、板状部材に配線を保持するクランプ、又はフックを設けた。
19、毛布に、カイロを入れる為のポケットを設けた。
20、毛布に撥水処理、又は防汚処理、又は防カビ処理、又は抗菌処理、防炎処理、耐火処理のいずれか、又はいずれか複数の処理を施した。
21、毛布の大きさは、膝掛け用として市販されているサイズ、又は寝具として市販されているサイズ、又は本発明品の大きさに適合する専用サイズのいずれかとした。
22、毛布の端部近傍又は縁部近傍に、フック、又はリング、又はSカン、又はベルクロ、又はベルトのいずれかを取り付け、毛布の所定の部分を、椅子に接続可能に装置した。
23、毛布の縁にファスナーを設け、端部どうしを接続し、閉じる事が可能に装置した。
24、毛布を防災頭巾とした、又は市販の防災頭巾を吊り下げ可能に装置した。
25、ボタン、又はファスナー、又はベルト、又はベルクロ、又はホックのいずれかを装置し、非常時に、吊り下げている毛布を、防災頭巾の形状に変形可能とした。
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