JP3162380U

JP3162380U - ギターストラップ

Info

Publication number: JP3162380U
Application number: JP2010003294U
Authority: JP
Inventors: 治男齋木
Original assignee: 治男齋木
Priority date: 2010-04-27
Filing date: 2010-04-27
Publication date: 2010-09-02
Anticipated expiration: 2020-04-27

Abstract

【課題】ベルト部の交換ができ、長さ調節が簡単なギターストラップを提供する。【解決手段】ギターなど吊下げて演奏する楽器に取り付けられたストラップピン２１に掛止する掛止孔３を形成した舌片状２に連結輪７・８を設ける。ベルト部は長尺布１０からなり、交換可能で、連結輪により長さ調節が可能である。【選択図】図７

Description

考案の詳細な説明

産業上の利用分野

本考案は、ギターストラップに関するものである。

従来は、ギターや三味線などの楽器を肩にかけて演奏するために用いられるギター用ストラップ（以下、ストラップと称す）は、特許文献１に開示されるように、両端部にストラップピンを掛止する掛止孔を形成した舌状片とベルトが縫い合わされて一体のものであり、ベルト部の交換は不可能である。また、長さ調節は特許文献２に開示されるように調整具を備えなければならない。
特開２００１−８３９６２特開２０１０−８５４２３

考案が解決しようとする課題

ギターや三味線などの楽器を肩にかけて演奏するために用いられるストラップは、両端部にストラップピンを掛止する掛止孔を形成した舌状片とベルト部が縫い合わされて一体のものを、ストラップピンを掛止する掛止孔を形成した舌状片とベルト部を分け、ベルト部交換可能とし、連結輪を用いて長さ調節を簡潔にしたストラップを提供することを目的とするものである。

課題を解決するための手段

上記目的を達成するための本考案のストラップは、ギターなどに取り付けられたストラップピンに掛止する掛止孔を形成した舌片状に連結輪を設けて、ベルト部を交換可能とした。また、２本の連結輪を設けることにより連結輪を通した長尺布の端を引っ張り上げることで長さ調節が調整具を使わずに、簡単にできることを特徴とする。

作用及び考案の効果

上記ストラップは、ベルト部を交換可能とするためベルト部のデザインの変更が容易であること。長尺布を使用するので、風呂敷、タオル、着古した服の生地等が利用でき、洗濯も可能である。また、リサイクル活用によりエコロジーである。さらに、長尺布を用いた場合、楽器の重量も体への加重・接地面積がベルト状のものより幅広いため、肩への負担が軽減され重量感を緩和させる。肩に掛けた状態で、長尺布の端を引っ張り上げる、また、連結輪に巻いた布を解すことで長さ調整が簡単にできる。

本考案の実施形態は添付図面を参照して説明する。

ストラップ１を構成する舌状片２（図３）は、掛止め孔３と切断線４を設けた合成樹脂製若しくは皮製の舌状片２にプラスティック製の四角形の連結環５を挟み二つ折りにして縫い合わせる。

挟み込まれた連結環５には、合成樹脂製連結ベルト６が、図４のように滑り止めのための溝を設けたプラスティック製の吊下げ輪７・８を繋ぐために、連結環５と吊下げ輪７・８を通し縫い合わせ、若しくは接着し輪形状にして設けてある。

ストラップ１１（図２）はストラップ１（図１）と構成は同じものであるが、図５のように、ギター本体の前方にストラップピン２５（図６）が付いてないギターもあるので、ストラップ１１には舌状片２にある掛止め孔３に組紐９を通して、ギター等本体ヘッド部２３に結びつけるように組紐９が設けてある。

上記構成のストラップ１はギター等演奏時に舌状片２の掛止め孔３に図７ギター２０のボディの２１にあるエンド部の取り付けられたストラップエンドピンに掛止めし、図５ギターのように、ネック部若しくはボディ裏付近にストラップピンの無いものは、ストラップ１１の舌状片２にある掛止め孔３に設けた組紐９で、図８ネック２２の上部、ヘッド２３との間に張られた弦の下を組紐９の一方くぐらせて両端を結びつけ、ギター等を吊下げる。

ギター等に取り付けられたストラップ１・１１に長尺布を三角折等帯状に折りたたんで、両端をストラップ１及びストラップ１１の吊下げ輪７・８をくぐらせ、吊下げ輪８を折り返し、吊下げ輪７の内を通して、吊下げ輪７の上部に折り返して、ギター本体を吊下げる。使用例図５・図６

上記に記したように、本考案のギターストラップは、ベルト部の交換可能とし、風呂敷等長尺布を用いるため、リサイクル品も使えること、風呂敷などは加工しなくても、三角折程度で着脱簡単、吊下げ時の長さ調節もネック側ストラップの端部を絞り上げるか、緩めることで簡単にできる。

ストラップエンドピン側に使用するストラップ正面図ギターヘッド部側に使用する縛り組紐付ストラップ正面図舌状片解体図連結輪断面図ストラップピンの無いギターでの使用態様を示した正面図ストラップピン使用のギターでの使用態様を示した正面図ギターエンド部取り付け状態斜図ギターヘッド部取り付け状態斜図

１・・・ストラップ
２・・・舌状片
３・・・掛止め孔
４・・・切断線
５・・・連結環
６・・・連結ベルト
７、８・・・連結輪
９・・・組紐
１０・・・長尺布
２０・・・アコースティックギター
２１・・・ストラップエンドピン
２２・・・ギターネック
２３・・・ギターヘッド
２４・・・エレキギター
２５・・・ストラップピン

Claims

ストラップピンに掛止する掛止孔を形成した舌状片に滑り止め溝を施した連結輪を設けることにより、長尺布をベルトとして使用するベルト部の交換ができ、長さ調節が簡単なギターストラップ。