JP3162142B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JP3162142B2
JP3162142B2 JP32293291A JP32293291A JP3162142B2 JP 3162142 B2 JP3162142 B2 JP 3162142B2 JP 32293291 A JP32293291 A JP 32293291A JP 32293291 A JP32293291 A JP 32293291A JP 3162142 B2 JP3162142 B2 JP 3162142B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、被包装体を保護する
包装装置の改善に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9、10は実開昭58−88379号
公報に示された従来の包装装置を示す分解斜視図で、1
は被包装体、2はポリ袋で、被包装体1に被せられる。
3は下箱で被包装体1を載置する左右一対の下クッショ
ン左右4、5を内底面上に接着している。8、9は被包
装体1と嵌合する凹部を設けた左右一対の発泡スチロー
ルで成形された上クッション左右6、7で被包装体1の
上面の両端コーナーを保護する。10、11は前後一対
の段ボール製の保護板で、被包装体1の前後面を覆うよ
うに使用される。12は上箱で左右一対の上クッション
左右6、7と上記保護板前後10、11の上端縁を上方
から覆っている。13は更に全体を結束するバンドで構
成されたものである。
【0003】次に動作について説明する。下箱3の内底
面上と妻面側に、のり接着した下クッション左右4、5
の凹部に被包装体1の下底部の凸部を落し込み、ポリ袋
2を被包装体1の全体に被せる。被包装体1の上面の両
端には、内側に凹部8、9を設けた発泡スチロールで成
形された上クッション左右6、7をはめ込み保護する。
次に保護板前後10、11の下端縁を下箱3の前後の内
面と下クッション左右4、5とのすき間に挿入し、被包
装体1の前後面を保護する。更に保護板前後10、11
の上端縁を、上クッション左右6、7の側面に固定し、
これらを包むように上から上箱12を被せ全体をバンド
13で結束する。
【0004】また、段ボールを折り曲げて3方向から連
設してなる角形筒状を形成し中央には被包装体1と嵌合
する凹部を構成した上部段ボール部品と同形状した下部
段ボール部品をそれぞれ被包装体1の天面の両端コーナ
ーと下部の両端を嵌合固定する技術が実公昭52−25
491号公報、実公昭52−25492号公報、実公昭
52−25503号公報及び実公昭53−30536号
公報に開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の包装装置は、以
上のように構成しているので、被包装体の上面の両端を
保護している包装部品の発泡スチロールで成形した上ク
ッション左右の据付開梱後の後処理、廃却等を検討しな
ければならないなどの問題点があった。また下箱の内底
面と妻面側には各下クッションがのり接着されているの
で解梱後の下箱と各下クッションの別処理するのに、分
解と選別作業に問題点があった。さらに製作において
も、指定位置にのり接着をしなければならないという作
業製にも問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、被包装体の上面を保護する包装
部品を、据付開梱後の後処理廃却等が簡単にできる段ボ
ールを折り曲げたもので、上段ボール保護部品とする包
装装置を提供すること、および下箱の内底面と妻面側に
切欠穴を設け、この切欠穴と嵌合固定するために各下ク
ッションの下面と妻面側に凸部を設けてはめ込み、嵌合
固定する包装装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
の包装装置は、被包装体の天面の両端を保護し、上下の
トレイ型段ボール箱と、その内側の上下クッションと、
被包装体の前後を保護する保護段ボールとを有する包装
装置において、段ボール板よりなり、四方向に延長部が
連設された天面中央板と、この天面中央板の一側方に設
けられ、先端が前記天面中央板の端に固定された角形筒
状の第1の折り曲げ部と、前記天面中央板の上下方向に
設けられ、先端部が前記天面中央板に沿って中央部で突
き合わされる角形筒状の第2、第3の折り曲げ部と、前
記天面中央板の他側方に設けられ、前記第2、第3の折
り曲げ部の突き合わせ部を内に押え前記第1の折り曲げ
部の切欠穴に係合保持される差し込み部を有する延長部
とを備え、前記下のトレイ型段ボール箱の底面と妻面に
設けられた切欠穴と、前記下クッションの底面と妻面に
設けられた凸部とを備え、前記底面と妻面の切欠穴と凸
部が嵌合固定される。
【0008】
【0009】
【作用】この発明における請求項1の包装装置は、上ク
ッション部品を段ボールで折り曲げ構成した上段ボール
保護板部品にしたので、据付け、開梱後の包装部品の後
処理、廃却が簡単にできると共に、開梱後の分解、選別
が容易にでき、製作時の作業もはめこみだけの簡単なも
のにできる。
【0010】
【0011】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の実施例1を図について説明する。図1
において、図9のものと同一または相当個所には同一符
号を付して、その重複説明は省略する。図中の14、1
5は段ボールで構成した上段ボール保護部品左右で、被
包装体1の上面の両端コーナーを保護する。図2は上段
ボール保護部品左右14、15の組立て成形手順図であ
る。
【0012】次に動作について説明するが、包装作業は
従来と同仕様のため省略して、この発明の改善部品のみ
を説明する。まず、一枚の段ボール板を折り曲げ構成し
た上段ボール保護部品左右14、15は、中央板16よ
りそれぞれ四方に延長部を連設し、右側延長部17は、
角形筒状右18を形成し、右延長部先端19を中央板1
6の右端20に接着固定する。次に上下方向にも上下延
長部21、22を連設し、角形筒状上下23、24を形
成し、上下延長部21、22の上下延長部先端25、2
6は、中央板16に沿って中央板中央部27で互に突き
合せる。次に左側延長部28は、上下延長部21、22
の先端25、26を押えるように、左側延長部28の先
端に設けた差し込み部29を右側延長部17の角形筒状
右18に設けた切欠穴30に差し込んで、中央板16の
中央部に被包装体1の天面の両端コーナーを保護する凹
部32を形成した上段ボール保護板左右14、15とし
たものである。
【0013】実施例2. 以下、この発明の実施例2を図について説明する。図3
において、図4のものと同一または相当個所には同一符
号を付して、その重複説明は省略する。図中の32は下
箱3の妻面側に設けた妻面側切欠穴で、33は下箱3の
内底面に設けた底面切欠穴である。34は各下クッショ
ン4、5の妻面側に設けた妻面側凸部で、35は各下ク
ッション4、5の下面に設けた下面凸部である。
【0014】下箱3に妻面切欠穴32と、底面切欠穴3
3を設けて、各下クッション4、5に妻面側凸部34と
下面凸部35を設けて、はめこみ嵌合固定にした点にこ
の発明の特徴を有するものであり、その他の構成および
梱包動作は図4のものと同様に行なわれるものである。
【0015】実施例3. 以下、この発明の実施例3を図について説明する。図4
において、図9のものと同一または相当個所には同一符
号を付して、その重複説明は省略する。図中の14、1
5は段ボールで構成した上部段ボール保護部品左右で、
被包装体1の上面の両端コーナーを保護する。また3
6、37は被包装体1の下部を保護する下部コーナー段
ボール左右で、38、39は被包装体1の脚の部分を保
護固定する下部中央段ボール左右で、いずれも段ボール
を貼り合せた部品である。図5は上部段ボール左14の
詳細図で、40は段ボール板、41はLコーナー左で、
段ボール板40のコーナーに接着されている。図6は下
部段ボール部品の詳細図である。
【0016】次に動作について説明するが、包装作業は
従来と同仕様のため省略して、この実施例の改善部品の
みを説明する。まず、上部段ボール左右14、15は、
段ボールをはり合わせたもので、L型コーナー左右4
1、42を作り、これを段ボール平板40の両コーナー
に接着したもので、左右は同仕様で被包装体1の上面の
両端に嵌合保護する。次に下部段ボール部品は、下箱3
の4コーナーにそれぞれ下部コーナー段ボール左右3
6、37を接着し、更に中央部に下部中央段ボール左右
38、39を接着したもので、いずれも段ボールのはり
合わせから切り欠きカットの加工をしたもので、被包装
体1の下部と脚を嵌合保護するものである。
【0017】実施例4. また、上記実施例3では被包装体1の天面の両端の嵌合
保護において、上部段ボール左右14、15の単品部品
の説明をしたが、上部段ボール左右14、15の段ボー
ル平板40を抹消しL型コーナー左右41、42を図7
に示すように、上箱12の4コーナーに接着して被包装
体1の天面の両端を保護することにより、上記実施例3
と同様の効果がある。また、被包装体1の下部と脚の嵌
合保護において、上記実施例では下箱3の4コーナーに
下部コーナー段ボール左右36、37を接着し、その中
央部に下記中央段ボール左右38、39を接着した構成
を説明したが、図8に示すように、下部コーナー段ボー
ル左右36、37と下部中央段ボール左右38、39を
一体型にして下部一体型段ボール前後43、44とし
て、下箱3の長手側の両端一体に接着して被包装体1の
下部と脚を嵌合保護することにより上記実施例3と同様
の効果のある構造にしたものである。
【0018】
【発明の効果】この発明は次に記載する効果を奏する。
請求項1の包装装置は、被包装体の天面の両端を保護
し、上下のトレイ型段ボール箱と、その内側の上下クッ
ションと、被包装体の前後を保護する保護段ボールとを
有する包装装置において、段ボール板よりなり、四方向
に延長部が連設された天面中央板と、この天面中央板の
一側方に設けられ、先端が前記天面中央板の端に固定さ
れた角形筒状の第1の折り曲げ部と、前記天面中央板の
上下方向に設けられ、先端部が前記天面中央板に沿って
中央部で突き合わされる角形筒状の第2、第3の折り曲
げ部と、前記天面中央板の他側方に設けられ、前記第
2、第3の折り曲げ部の突き合わせ部を内に押え前記第
1の折り曲げ部の切欠穴に係合保持される差し込み部を
有する延長部とを備え、前記下のトレイ型段ボール箱の
底面と妻面に設けられた切欠穴と、前記下クッションの
底面と妻面に設けられた凸部とを備え、前記底面と妻面
の切欠穴と凸部が嵌合固定される構成にしたので、上ク
ッション部品を段ボールで折り曲げ構成した上段ボール
保護板部品にしたので、据付け、開梱後の包装部品の後
処理、廃却が簡単にできると共に、開梱後の分解、選別
が容易にでき、製作時の作業もはめこみだけの簡単なも
のにできる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による包装装置の分解斜視
図である。
【図2】この発明の実施例1による包装装置の成形手順
図である。
【図3】この発明の実施例2による包装装置の分解斜視
図である。
【図4】この発明の実施例3による包装装置の分解斜視
図である。
【図5】この発明の実施例3による包装装置の上部段ボ
ール部品の詳細図である。
【図6】この発明の実施例3による包装装置の下部段ボ
ール部品の詳細図であり、図6(b)は図6(a)のY
−Y線断面図、図6(c)は図6(a)のZ−Z線断面
図である。
【図7】この発明の実施例4による包装装置の上箱と上
部段ボールL型コーナーを一体型にした平面図である。
【図8】この発明の実施例4による包装装置の下箱と下
部段ボールを一体型にした詳細図であり、図8(b)は
図8(a)のW−W線断面図、図8(c)は図8(a)
のX−X線断面図である。
【図9】従来の包装装置の分解斜視図である。
【図10】従来の包装装置の上クッションの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 被包装体 3 下箱 4、5 下クッション 6、7 上クッション 16 中央板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 85/68 B65D 5/50 101 B65D 77/26 B65D 81/113

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被包装体の天面の両端を保護し、上下の
    トレイ型段ボール箱と、その内側の上下クッションと、
    被包装体の前後を保護する保護段ボールとを有する包装
    装置において、段ボール板よりなり、四方向に延長部が
    連設された天面中央板と、この天面中央板の一側方に設
    けられ、先端が前記天面中央板の端に固定された角形筒
    状の第1の折り曲げ部と、前記天面中央板の上下方向に
    設けられ、先端部が前記天面中央板に沿って中央部で突
    き合わされる角形筒状の第2、第3の折り曲げ部と、前
    記天面中央板の他側方に設けられ、前記第2、第3の折
    り曲げ部の突き合わせ部を内に押え前記第1の折り曲げ
    部の切欠穴に係合保持される差し込み部を有する延長部
    とを備え、前記下のトレイ型段ボール箱の底面と妻面に
    設けられた切欠穴と、前記下クッションの底面と妻面に
    設けられた凸部とを備え、前記底面と妻面の切欠穴と凸
    部が嵌合固定されることを特徴とする包装装置。
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JP2015055938A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 株式会社ジャパンディスプレイ タッチ検出機能付き表示装置、電子機器およびカバー材

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