JP3162026U - タイル壁面構造、タイル壁面用下地材および壁面用タイル - Google Patents

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Abstract

【課題】タイルの貼り直しや修復、解体が容易で、タイルや下地材の再利用が可能なタイル壁面構造、タイル壁面用下地材および壁面用タイルを提供する。【解決手段】タイル壁面構造1が、金属板から成る下地材2の上に粘着剤3でタイル4を貼り付けて成る。粘着剤3は、熱可塑性のホットメルト粘着剤から成っている。粘着剤3は、タイル4が1個あたり複数箇所で下地材2に貼り付けられるよう、下地材2の複数箇所にあらかじめ点状に付着されている。タイル壁面構造1は、下地材2全体を温めて粘着剤3を溶融させてから、下地材2にタイル4を貼り付けて形成されている。【選択図】図1

Description

本考案は、タイル壁面構造、タイル壁面用下地材および壁面用タイルに関する。
従来の乾式のタイル壁面構造は、シリコン系粘着剤を使用して、下地材にタイルを貼り付け形成されている(例えば、特許文献1または2参照)。
特開平8−184156号公報 実開平4−21646号公報
しかしながら、特許文献1および2に記載のような従来のシリコン系粘着剤を使用したタイル壁面構造は、一度貼り付けると、そのタイルを貼り直すことができないという課題があった。修復や解体等のとき、タイルや下地材を壊しながら取り外すため、そのための道具が必要であり、手間もかかるという課題があった。また、取り外したタイルや下地材を再利用することができないという課題もあった。
本考案は、このような課題に着目してなされたもので、タイルの貼り直しや修復、解体が容易で、タイルや下地材の再利用が可能なタイル壁面構造、タイル壁面用下地材および壁面用タイルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案に係るタイル壁面構造は、下地材の上に粘着剤でタイルを貼り付けて成るタイル壁面構造であって、前記粘着剤が熱可塑性の粘着剤から成ることを、特徴とする。
本発明に係るタイル壁面構造は、下地材とタイルとを熱可塑性の粘着剤で熱融着により貼り付けて成るため、施工が容易である。粘着剤が固化するまでの間、タイルを動かすことができるため、タイルの取付け位置の調整が容易である。また、タイルを取り外すとき、固化した熱可塑性の粘着剤を専用のドライヤーやアイロン等で加熱することにより、タイルを壊すことなく容易に取り外すことができる。このため、タイルの貼り直しや修復、解体が容易であり、タイルや下地材の再利用も可能である。熱可塑性の粘着剤は、ブチル系のホットメルト粘着剤などから成ることが好ましい。
本考案に係るタイル壁面構造において、前記下地材は金属板から成り、前記粘着剤は前記下地材または前記タイルに点状に付着され、前記タイルは1個あたり複数箇所で前記下地材に貼り付けられていることが好ましい。
この場合、あらかじめ下地材またはタイルに付着させておいた粘着剤を利用することができるため、施工時に粘着剤を付着させる工程を省くことができ、現場での施工が容易である。また、粘着剤は常温では固化しているため、あらかじめ下地材やタイルに付着させておいても運搬時などに周りに付着しない。粘着剤を点状に付着させておくことにより、シリコン系の粘着剤を線状に付着させる従来のものに比べて、粘着剤の量を減らすことができ、コストを低減することができる。下地材は金属板から成り、熱伝導率が大きいため、下地材全体を温めて、粘着剤を容易に溶融させることができる。このため、タイルの貼り付けや取り外しが容易である。
本考案に係るタイル壁面用下地材は、金属板から成り、タイルの取付位置に熱可塑性の粘着剤が付着されていることを、特徴とする。粘着剤は、タイルを1個あたり複数箇所で貼り付けるよう点状に複数付着されていることが好ましい。
本考案に係るタイル壁面用下地材は、本考案に係るタイル壁面構造で好適に使用される。本考案に係るタイル壁面用下地材は、付着した粘着剤を利用することができるため、施工時に粘着剤を付着させる工程を省くことができ、現場での施工が容易である。また、粘着剤は常温では固化しているため、運搬時などに周りに付着しない。金属板から成り、熱伝導率が大きいため、全体を温めて、粘着剤を容易に溶融させることができる。このため、タイルの貼り付けや取り外しが容易である。
本考案に係る壁面用タイルは、裏面に熱可塑性の粘着剤が付着されていることを、特徴とする。粘着剤は、点状に複数付着されていることが好ましい。
本考案に係る壁面用タイルは、本考案に係るタイル壁面構造で好適に使用される。本考案に係る壁面用タイルは、付着した粘着剤を利用することができるため、施工時に粘着剤を付着させる工程を省くことができ、現場での施工が容易である。また、粘着剤は常温では固化しているため、運搬時などに周りに付着しない。
本考案によれば、タイルの貼り直しや修復、解体が容易で、タイルや下地材の再利用が可能なタイル壁面構造、タイル壁面用下地材および壁面用タイルを提供することができる。
本考案の実施の形態のタイル壁面構造を示す斜視図である。
以下、図面に基づき本考案の実施の形態について説明する。
図1は、本考案の実施の形態のタイル壁面構造を示している。
図1に示すように、タイル壁面構造1は、下地材2と粘着剤3とタイル4とを有している。
下地材2は、金属板から成り、建物の外壁等に取り付けられている。下地材2は、水平方向に伸びる複数の凸部2aを有している。下地材2は、水平方向に複数の凸部2aが一列に並んだ列を複数有し、その凸部2aの各列が上下方向に所定の間隔を開けて互いに平行に設けられている。
粘着剤3は、熱可塑性のホットメルト粘着剤から成り、下地材2の上に付着されている。粘着剤3は、下地材2の各凸部2aのやや下方に、1つの凸部2aあたり複数箇所、例えば3箇所、水平方向に所定の間隔をあけて点状に付着されている。これにより、タイル4は、1個あたり複数箇所で下地材2に貼り付けられる。なお、粘着剤3は、施工現場で下地材2に付着されてもよく、工場や倉庫などで下地材2に付着されていてもよい。
タイル4は、正面形状が矩形状のレンガタイルから成り、裏面に下地材2の凸部2aに係合可能な凹部4aを有している。タイル4は、一方の側縁に沿って側方に突出した目地用縁部4bを有している。目地用縁部4bは、タイル4の表面よりも裏面側に窪んで段差を成すよう形成されている。タイル4は、目地用縁部4bを上にして、下地材2の凸部2aに凹部4aを係合させて、1つの凸部2aに対して1個取付可能になっている。
タイル壁面構造1は、粘着剤3を加熱して溶融させてから、粘着剤3で下地材2にタイル4を貼り付けて形成されている。タイル4は、1個あたり複数箇所、例えば3箇所で粘着剤3により下地材2に貼り付けられている。タイル壁面構造1は、水平方向に一列に並んだタイル4の列が、上下方向に複数段形成された構造を成している。タイル4の目地用縁部4bは、上下方向に並んだタイル4の境界の目地を形成している。
次に、作用について説明する。
タイル壁面構造1は、下地材2とタイル4とを熱可塑性の粘着剤3で熱融着により貼り付けて成るため、施工が容易である。下地材2は金属板から成り、熱伝導率が大きいため、下地材2全体を温めて、粘着剤3を容易に溶融させることができ、タイル4の貼り付けが容易である。粘着剤3が固化するまでの間、タイル4を動かすことができるため、タイル4の取付け位置の調整が容易である。また、タイル4を取り外すとき、固化した熱可塑性の粘着剤3を専用のドライヤーやアイロン等で加熱したり、下地材2全体を温めたりすることにより、タイル4を壊すことなく容易に取り外すことができる。このため、タイル4の貼り直しや修復、解体が容易であり、タイル4や下地材2の再利用も可能である。
タイル壁面構造1は、あらかじめ下地材2に粘着剤3を付着させておくことにより、施工時に粘着剤3を付着させる工程を省くことができ、現場での施工が容易である。また、粘着剤3は常温では固化しているため、あらかじめ下地材2に付着させておいても運搬時などに周りに付着しない。粘着剤3を点状に付着させておくことにより、シリコン系の粘着剤3を線状に付着させる従来のものに比べて、粘着剤3の量を減らすことができ、コストを低減することができる。
なお、粘着剤3は、下地材2の代わりに、タイル4の裏側の複数箇所に、点状に付着されていてもよい。この場合でも、あらかじめ粘着剤3を付着させておくことにより、施工時に粘着剤3を付着させる工程を省くことができ、現場での施工が容易である。また、粘着剤3は常温では固化しているため、運搬時などに周りに付着しない。
1 タイル壁面構造
2 下地材
2a 凸部
3 粘着剤
4 タイル
4a 凹部
4b 目地用縁部

Claims (4)

  1. 下地材の上に粘着剤でタイルを貼り付けて成るタイル壁面構造であって、
    前記粘着剤が熱可塑性の粘着剤から成ることを、
    特徴とするタイル壁面構造。
  2. 前記下地材は金属板から成り、前記粘着剤は前記下地材または前記タイルに点状に付着され、前記タイルは1個あたり複数箇所で前記下地材に貼り付けられていることを、
    特徴とする請求項1記載のタイル壁面構造。
  3. 金属板から成り、タイルの取付位置に熱可塑性の粘着剤が付着されていることを、特徴とするタイル壁面用下地材。
  4. 裏面に熱可塑性の粘着剤が付着されていることを、特徴とする壁面用タイル。
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