JP3161943U - 電子部品の検査装置 - Google Patents

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【課題】電子部品の貼り付きを抑制することが可能な電子部品の検査装置を提供する。【解決手段】電子部品の検査装置は、内部空間5aを有する外郭部材5と、プローブ41と、注入器12cと、を備える。外郭部材5には、内部空間5aに繋がる第1の通孔54aが形成され、この第1の通孔54aを塞ぐように発光素子が配置される。プローブ41は、外郭部材5に配置された発光素子の端子と接触して、発光素子に通電する。注入器12cは、外郭部材5に形成された、内部空間5aに繋がる第2の通孔54bから内部空間5aに気体を注入する。【選択図】図5C

Description

本考案は、電子部品の検査装置に関する。
従来、発光素子などの電子部品の特性を測定し、その結果に応じて電子部品を分類する装置が知られている(特許文献1を参照)。
特開2007−192576号公報
ところで、近年、電子部品には、シリコーン等の粘着性に富んだ樹脂材料が用いられることがある。例えば、発光素子では、耐候性向上の観点から、シリコーンで構成されたレンズが設けられることがある。
しかしながら、こうした粘着性に富んだ樹脂材料が用いられた電子部品の特性を測定する場合、測定位置に配置された電子部品が周囲の部材に貼り付いてしまい、測定の進行が阻害されるおそれがある。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたものであり、電子部品の貼り付きを抑制することが可能な電子部品の検査装置を提供することを主な目的とする。
上記課題を解決するため、本考案の電子部品の検査装置は、内部空間を有する外郭部材と、プローブと、注入器と、を備える。前記外郭部材には、前記内部空間に繋がる第1の通孔が形成され、当該第1の通孔を塞ぐように電子部品が配置される。前記プローブは、前記外郭部材に配置された前記電子部品の端子と接触して、前記電子部品に通電する。前記注入器は、前記外郭部材に形成された、前記内部空間に繋がる第2の通孔から前記内部空間に気体を注入する。
本考案によると、外郭部材の内部空間に第2の通孔から気体が注入されるので、第1の通孔を塞ぐように配置された電子部品が外郭部材から離れやすい。
また、前記電子部品は凸状に突き出た凸状部を有し、前記凸状部が前記第1の通孔に挿入される。これによると、電子部品が納まり良く配置される。
また、前記電子部品が前記外郭部材に着脱されるように前記電子部品を搬送する部品搬送部をさらに備え、前記部品搬送部には、前記プローブが挿入される挿入孔が形成される。これによると、電子部品の端子にプローブを部品搬送部の側から接触させることが可能である。
また、前記プローブが前記挿入孔に挿抜されるように前記プローブを搬送するプローブ搬送部をさらに備える。これによると、電子部品の端子にプローブを所望のタイミングで接触させることが可能である。
また、前記電子部品が前記外郭部材に装着された後に、前記プローブが前記電子部品の端子に接触する。これによると、電子部品の端子にプローブが接触するときの、電子部品の位置ずれを抑制することが可能である。
また、前記電子部品が発光素子であり、前記外郭部材の少なくとも一部が、透光性を有する透光部材で構成され、前記発光素子から発せられる光を受光する受光器であって、当該受光器と前記第1の通孔との間に前記透光部材が位置するように配置される受光器をさらに備える。これによると、発光素子から発せられる光が、透光部材を透過して、受光器に受光される。
また、前記受光器は、前記透光部材を透過する光が入射される入射窓と、受光素子が配置された出射窓とを有する積分球を含む。これによると、発光素子から拡散した光が、積分球内を通って、受光素子により検出される。
また、前記発光素子は凸状に突き出たレンズ部を有し、前記レンズ部が前記第1の通孔に挿入される。これによると、レンズ部から内部空間に向けて光が放出される。
また、前記外郭部材は、前記透光部材と、前記透光部材が取り付けられ、前記第1の通孔及び前記第2の通孔が形成された台部材と、を含む。これによると、透光部材に通孔を形成する必要がない。
また、本考案の電子部品の検査装置は、台部材と、透光性を有する透光部材と、プローブと、注入器と、受光器と、を備える。前記台部材には、一方向に貫通する第1の通孔が形成され、当該台部材の前記一方向の第1の側に前記第1の通孔を塞ぐように発光素子が配置される。前記透光部材は、前記台部材の前記一方向の第2の側に取り付けられ、前記台部材との間に前記第1の通孔に繋がる内部空間を形成する。前記プローブは、前記台部材に配置された前記電子部品の端子と接触して、前記電子部品に通電する。前記注入器は、前記台部材に形成された、前記内部空間に繋がる第2の通孔から前記内部空間に気体を注入する。前記受光器は、当該受光器と前記第1の通孔との間に前記透光部材が位置するように配置され、前記発光素子から発せられる光を受光する。
これによると、台部材と透光部材との間に形成された内部空間に第2の通孔から気体が注入されるので、第1の通孔を塞ぐように配置された発光素子が台部材から離れやすい。また、発光素子から発せられる光が、透光部材を透過して、受光器に受光される。
また、本考案の電子部品の検査装置は、内部空間を有する外郭部材と、プローブと、注入器と、特性測定部と、位置決定部と、分類動作部と、を備える。前記外郭部材には、前記内部空間に繋がる第1の通孔が形成され、当該第1の通孔を塞ぐように電子部品が配置される。前記プローブは、前記外郭部材に配置された前記電子部品の端子と接触して、前記電子部品に通電する。前記注入器は、前記外郭部材に形成された、前記内部空間に繋がる第2の通孔から前記内部空間に気体を注入する。前記特性測定部は、前記電子部品に通電する際に、前記電子部品の特性を測定する。前記位置決定部は、前記電子部品の特性に基づいて、前記電子部品の収容位置を決定する。前記分類動作部は、前記電子部品を前記収容位置に移動させる。
これによると、外郭部材の内部空間に第2の通孔から気体が注入されるので、第1の通孔を塞ぐように配置された電子部品が外郭部材から離れやすい。そして、外郭部材から離れた電子部品が、特性に応じた収容位置に収容される。
本考案の一実施形態に係る電子部品の検査装置の平面図である。 同実施形態に係る発光特性測定部の側面図である。 同実施形態に係る部品搬送部の側面図である。 同実施形態に係る部品搬送部の正面図である。 同実施形態に係る部品搬送部の平面図である。 同実施形態に係るプローブ搬送部の側面図である。 同実施形態に係るプローブ搬送部の正面図である。 同実施形態に係るプローブ搬送部の平面図である。 同実施形態に係る外郭部材の平面図である。 同実施形態に係る外郭部材の正面図である。 同実施形態に係る外郭部材の断面図である。 同実施形態に係る透光部材の平面図である。 同実施形態に係る透光部材の断面図である。 同実施形態に係る台部材の平面図である。 同実施形態に係る台部材の断面図である。 同実施形態に係る電気特性測定部の側面図である。 同実施形態に係る外郭部材の平面図である。 同実施形態に係る外郭部材の側面図である。 同実施形態に係る外郭部材の断面図である。 同実施形態に係る位置調整機の平面図である。 同実施形態に係る電子部品の検査装置のブロック図である。 同実施形態に係る電子部品の検査装置で検査される発光素子の側面図である。 同実施形態に係る電子部品の検査装置で検査される発光素子の平面図である。 同実施形態に係る電子部品の検査装置で検査される発光素子の裏面図である。 同実施形態に係るカムのプロファイル例を表す図である。 同実施形態に係る主制御部が保持するテーブルの例を表す図である。
本考案の電子部品の検査装置の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本考案の一実施形態に係る電子部品の検査装置1の平面図である。電子部品の検査装置1は、図1中の矢印Rの方向に間欠回転する間欠回転盤2を備えている。また、電子部品の検査装置1は、間欠回転盤2の周囲に上流から順に、部品供給機3と、位置調整機36と、発光特性測定部12と、位置調整機37と、電気特性測定部14と、分類動作部9と、を備えている。
間欠回転盤2は、回動可能に配置された円板部21と、円板部21の外縁部に所定の角度間隔で配列する複数の部品搬送部22と、を備えている。間欠回転盤2は、部品搬送部22の配列角度単位で間欠回転する。このため、部品搬送部22が停止する位置は一定である。各々の部品搬送部22には、発光素子Lが載せられる。
部品供給機3は、間欠回転盤2に向けて延びる整列搬送部32を備えている。整列搬送部32は、発光素子Lを一列に整列させながら間欠回転盤2に向けて搬送する。整列搬送部32の先端部に至った発光素子Lは、部品移載機34により部品搬送部22に載せ替えられる。
位置調整機36及び37は、部品搬送部22に載せられている発光素子Lの位置を調整する。
発光特性測定部12は、受光器6を備えており、部品搬送部22に載せられている発光素子Lの輝度などの発光特性を測定する。発光特性測定部12については、後に詳しく述べる。
電気特性測定部14は、部品搬送部22に載せられている発光素子Lの電圧−電流特性などの電気特性を測定する。電気特性測定部14については、後に詳しく述べる。
分類動作部9は、発光素子Lを保持可能なヘッド部91と、ヘッド部91の位置を調整するアーム部93と、を備えている。部品搬送部22に載せられている発光素子Lは、ヘッド部91により、間欠回転盤2の脇に2次元的に配列された有底円筒状の複数の容器Bの上方に搬送され、その中から決定される1つの容器Bに収容される。発光素子Lを収容する容器Bは、発光特性測定部12において測定された発光特性と、電気特性測定部14において測定された電気特性と、に応じて決定される。
発光素子Lは、図12A〜図12Cに示されるように、矩形板状の基板部Lsと、基板部Lsから上方に凸状に突き出た半球状のレンズ部Lpと、基板部Lsの下面に設けられた一対の端子Ltと、を備えている。基板部Lsは、主にセラミック等の絶縁材料からなる。基板部Lsの図示されない内部には、半導体からなる発光部と、発光部に繋がる配線部と、が配置されている。レンズ部Lpは、シリコーン等の透明な樹脂材料からなる。発光部から発せられた光は、レンズ部Lpを透過して外部へ放射される。一対の端子Ltは、配線部を介して発光部と電気的に接続されている。
図2は、発光特性測定部12の側面図である。発光特性測定部12は、部品搬送部22と向かい合うように配置されるプローブ搬送部4と、プローブ搬送部4の上方に配置される外郭部材5と、外郭部材5の上方に配置される受光器6と、部品搬送部22及びプローブ搬送部4を駆動するカム駆動部8と、を備えている。
プローブ搬送部4は、上下に延びる複数のプローブ41を備えており、発光特性の測定時に、部品搬送部22に載せられている発光素子Lにプローブ41を接触させる。プローブ搬送部4については、後に詳しく述べる。
外郭部材5は、プローブ搬送部4の上部に柱部59を介して取り付けられている。外郭部材5には、発光特性の測定時に、部品搬送部22に載せられている発光素子Lが接近ないし接触する。外郭部材5については、後に詳しく述べる。
受光器6は、積分球61を備えており、発光特性の測定時に、発光素子Lから放射される光を受光する。積分球61は、外郭部材5に近接する不図示の入射窓と、受光素子が配置される不図示の出射窓と、を有している。
カム駆動部8は、モータ81と、モータ81から間欠回転盤2に向けて延びる軸部83と、軸部83の先端部を支持する支持部85と、を備えている。軸部83の中途には、部品搬送部22の下方に位置するカム87と、プローブ搬送部4の下方に位置するカム89と、が取り付けられている。カム87及び89は、部品搬送部22及びプローブ搬送部4をそれぞれ駆動して、発光素子L及びプローブ41を測定位置に移動させる。
図3A〜図3Bは、部品搬送部22の側面図、正面図及び平面図である。部品搬送部22は、円板部21に固定される固定部23と、固定部23に対して上下にスライド可能な可動部24と、可動部24の上端部に設けられた載置台25と、可動部24の下端部に設けられたカムフォロワ26と、固定部23と可動部24の間に架け渡された引張りバネ27と、載置台25に取り付けられた吸引管29と、を備えている。
固定部23は、ステンレス等の金属で構成されており、上下に延びる板状の本体部232と、本体部232の前面側に設けられ、上下に延びるレール部234と、本体部232の後面側に設けられ、後方に延びる鍔部236と、本体部232の下端部から前方に延びる顎部238と、を備えている。鍔部236は、円板部21にネジ留めされている。顎部238の前端部には、両側方に延びる棒状の耳部238aが設けられている。耳部238aには、引張りバネ27の一端が掛けられている。
可動部24は、ステンレス等の金属で構成されており、上下に延びる板状の本体部241と、本体部241の後面側に設けられ、固定部23のレール部234に上下にスライド可能に嵌められるランナー部243と、を備えている。本体部241には、両側方に延びる棒状の耳部241aが設けられている。耳部241aには、引張りバネ27の他端が掛けられている。
載置台25は、プラスチック等の絶縁材料で構成されており、可動部24の上端部から前方に延びる庇部252と、庇部252の前端部に配置される台部254と、を備えている。台部254には、上下に貫通する複数の挿入孔254aが形成されている。台部254には、発光素子Lが載せられる。台部254は、プローブ搬送部4のプローブ41の上方に位置し、挿入孔254aにプローブ41が挿入される(図2を参照)。
カムフォロワ26は、ステンレス等の金属で構成されており、中心軸が前後を向いた扁平円柱状に構成されている。カムフォロワ26は、下方に位置するカム87と接触し、カム87から受ける力を可動部24に伝える(図2を参照)。
引張りバネ27は、可動部24を下方へ引っ張っている。可動部24は、カムフォロワ26を介してカム87から力を受けると、引張りバネ27の引っ張り力に抗して上方へスライドする。
吸引管29は、可撓性の樹脂材料で構成されており、庇部252に形成された不図示の通孔を介して挿入孔254aの下方の空間に繋がっている。不図示の吸引器が吸引管29を吸引することにより、挿入孔254aに負圧が発生し、台部254に発光素子Lが吸着する。
図4A〜図4Cは、プローブ搬送部4の側面図、正面図及び平面図である。プローブ搬送部4は、プローブ41と、部品搬送部22と向かい合うように配置される板状の台座部42と、台座部42に固定される固定部43と、固定部43に対して上下にスライド可能な可動部44と、可動部44の上端部に設けられた、プローブ41を保持する保持台45と、可動部44の下端部に設けられたカムフォロワ46と、台座部42と可動部44の間に架け渡された引張りバネ47と、を備えている。
台座部42は、ステンレス等の金属で構成されている。台座部42の中央部には、カム駆動部8の軸部83が挿入される軸受42bが設けられている。台座部42の前面のうち、軸受42bから両側方に離れた位置には、ネジ42aが取り付けられている。ネジ42aには、引張りバネ47の一端が掛けられている。
固定部43は、ステンレス等の金属で構成されており、台座部42の上部に取り付けられ、上下に延びる板状の本体部432と、本体部432の前面側に設けられ、上下に延びるレール部434と、を備えている。
可動部44は、ステンレス等の金属で構成されており、上下に延びる板状の本体部441と、本体部441の後面側に設けられ、固定部43のレール部434に上下にスライド可能に嵌められるランナー部443と、を備えている。本体部441の両方の側面の上部には、ネジ441aが取り付けられている。ネジ441aには、引張りバネ47の他端が掛けられている。
保持台45は、プラスチック等の絶縁材料で構成されており、可動部44の上端部から前方に張り出している。保持台45には、複数のプローブ41が挿入されている。保持台45は、部品搬送部22の載置台25の下方に位置し、プローブ41は載置台25の挿入孔に挿入される(図2を参照)。なお、各々のプローブ41には、不図示の配線が接続されている。
カムフォロワ46は、ステンレス等の金属で構成されており、中心軸が前後を向いた扁平円柱状に構成されている。カムフォロワ46は、下方に位置するカム89と接触し、カム89から受ける力を可動部44に伝える(図2を参照)。
引張りバネ47は、可動部44を下方へ引っ張っている。可動部44は、カムフォロワ46を介してカム89から力を受けると、引張りバネ47の引っ張り力に抗して上方へスライドする。
図2の説明に戻り、モータ81は、部品搬送部22とプローブ搬送部4とが向かい合っている間に、軸部83を1回転させる。軸部83の回転に伴ってカム87が1回転するとき、載置台25に載せられている発光素子Lは、外郭部材5の位置まで上昇した後、元の位置まで下降する。同様に、軸部83の回転に伴ってカム89が1回転するとき、保持台45に保持されているプローブ41は、外郭部材5の位置まで上昇した後、元の位置まで下降する。
具体的には、カム87及び89のプロファイルは、例えば図13に示されるように構成される。カム87及び89は、回転角度が0°から180°に近づくのに伴って最高半径に近づき、その後、回転角度が180°から360°に近づくのに伴って最低半径に近づく。カム87が最高半径にある間、載置台25に載せられている発光素子Lは最上点に達し、外郭部材5に装着される。また、カム89が最高半径にある間、保持台45に保持されているプローブ41は最上点に達し、外郭部材5に装着された発光素子Lの端子Ltと接触する。
ここで、カム87が最高半径に到達するタイミングは、カム89が最高半径に到達するタイミングよりも早い。このため、発光素子Lが外郭部材5に装着された後に、プローブ41が発光素子Lの端子Ltに接触する。また、カム87が最高半径から離れるタイミングは、カム89が最高半径から離れるタイミングよりも早い。このため、プローブ41が発光素子Lの端子Ltから離れた後に、発光素子Lが外郭部材5から離れる。
また、カム89の最高半径は、カム87の最高半径より大きい。このため、回転角度が0°のときには、発光素子Lが載せられた載置台25と、プローブ41とが上下に離れているが、回転角度が180°に近づくのに伴って、プローブ41が載置台25の挿入孔に挿入され、その後、発光素子Lの端子Ltと接触する。
図5A〜図5Cは、外郭部材5の平面図、正面図及び断面図である。図5Cは、発光素子L及びプローブ41が最上位置にある状態を表す。外郭部材5は、台部材54と、台部材54上に配置される透光部材52と、透光部材52を台部材54に固定する固定部材56と、を備えている。透光部材52と台部材54とが組み合わされることで、これらの間に内部空間5aが形成されている。台部材54には、内部空間5aに繋がる第1の通孔54a及び第2の通孔54bが形成されている。第2の通孔54bには、注入管58が接続されている。
図6A及び図6Bは、透光部材52の平面図及び断面図である。透光部材52は、ガラス等の透明材料で構成されており、発光素子Lからの光が透過可能である。透光部材52は、円形平板状に構成されている。透光部材52の下面側の中央部には、円形平板状の凹部52aが形成されており、凹部52aは肉厚部521に囲まれている。透光部材52の上面の縁部には、上方かつ側方を向くテーパー面523が形成されている。
図7A及び図7Bは、台部材54の平面図及び断面図である。台部材54は、ステンレス等の金属で構成されている。台部材54は、ハット状に構成され、中心軸が上下を向いた扁平円柱状の台座部541を有している。台座部541には、下方に開放された凹部54dが形成されている。台座部541は、縁部に沿って設けられた肉厚部543と、肉厚部543より薄く、縁部の一部から中央に向けて延びる中厚部547と、中厚部547より薄く、中央部及び残部に設けられた肉薄部545と、を有している。
台部材54には、第1の通孔54aと、第2の通孔54bと、複数のネジ孔54cと、が形成されている。第1の通孔54aは、台座部541の中央で上下に貫通しており、上方に向けて広がるテーパー状に形成されている。第2の通孔54bは、中厚部547の内部を縁部から中央に向けて延びている。第2の通孔54bは、第1の通孔54aの付近で上方に開放され、肉厚部543の位置で下方に開放されている。ネジ孔54cは、肉厚部543を上下に貫通している。
図5A〜図5Cの説明に戻り、台部材54と、台部材54上に配置される透光部材52とは、その間に内部空間5aを形成している。内部空間5aは、透光部材52と台部材54とに囲まれた、透光部材52と台部材54とにより密閉された空間である。具体的には、透光部材52の肉厚部521の平らな下面と、台部材54の台座部541の平らな上面とが接することで、透光部材52の凹部52aが内部空間5aとされている。このため、内部空間5aは、円形の平板状に構成されている。内部空間5aは、台部材54に形成された第1の通孔54aを介して、外郭部材5の外部に繋がっている。
固定部材56は、透光部材52の縁部のうち、対向する一対の部分にそれぞれ配置されている。固定部材56は、透光部材52の縁部を覆いつつ、台部材54のネジ孔54cに挿入されたネジによって固定されている。具体的には、固定部材56は、鉤状に形成され、透光部材52の縁部に形成されたテーパー面523に引っ掛かっている。
注入管58は、台部材54に形成された第2の通孔54bに繋がっている。注入管58の先端部には、プラグ58aが取り付けられており、台部材54の肉厚部543の位置で、第2の通孔54bの下端部に挿入されている。注入管58の基端部は、後述する注入器12cに取り付けられている。内部空間5aは、第2の通孔54b及び注入管58を介して注入器12cに繋がっている。
透光部材52の上方には、受光器6を構成する積分球61が配置されている。積分球61の下端部には、入射窓65と、入射窓65を囲む縁部63と、が形成されている。入射窓65は、透光部材52の上面と近接して対向している。縁部63は、透光部材52及び台部材54を囲んでいる。すなわち、透光部材52は、積分球61と台部材54とにより密閉された空間の内部に配置されている。
台部材54に形成された第1の通孔54aの下方側には、部品搬送部22により搬送される発光素子Lが一時的に配置される。具体的には、部品搬送部22が最上位置にあるとき、部品搬送部22に載せられた発光素子Lは、第1の通孔54aを塞ぐように台部材54の下面側に配置される。発光素子Lは、第1の通孔54aの少なくとも一部を塞げばよい。このとき、発光素子Lの凸状に突き出たレンズ部Lpは、第1の通孔54aに挿入される。このため、第1の通孔54aの最小径は、発光素子Lのレンズ部Lpが挿入可能な大きさに形成される。さらには、第1の通孔54aの最小径は、発光素子Lの基板部Lsが挿入不可能な大きさに形成されることが好ましい。このように第1の通孔54aに挿入されたレンズ部Lpは、第1の通孔54aの内壁等に密着する。
また、プローブ搬送部4が最上位置にあるとき、台部材54の下面側に配置された発光素子Lの下面に設けられた端子Ltには、プローブ41が接触する。発光素子Lは、プローブ41により通電されると、レンズ部Lpから外部へ光を放射する。第1の通孔54aに挿入されたレンズ部Lpから上方側へ向かう光は、透光部材52を透過し、積分球61の入射窓65に入射される。また、レンズ部Lpから下方側へ向かう光も、テーパー状に形成された第1の通孔54aの内壁により上方側へ反射されて、透光部材52を透過し、積分球61の入射窓65に入射される。
また、部品搬送部22が下降を開始する際には、後述する注入器12cにより、注入管58及び第2の通孔54bを介して、内部空間5aに気体が注入される。第2の通孔54bから内部空間5aに注入された気体は、内部空間5aから第1の通孔54aを通って外部へ排出され、このとき、発光素子Lは第1の通孔54aの内壁等から離される。その結果、発光素子Lは、部品搬送部22に保持されたまま下降する。内部空間5aに気体を注入するタイミングは、部品搬送部22が下降を開始する前でも後でもよく、発光素子Lが部品搬送部22に保持された状態が維持されるよう適宜設定される。
図8は、電気特性測定部14の側面図である。上述の発光特性測定部12と重複する構成については、同番号を付すことで詳細な説明を省略する。電気特性測定部14は、部品搬送部22と向かい合うように配置されるプローブ搬送部4と、プローブ搬送部4の上方に配置される外郭部材7と、部品搬送部22及びプローブ搬送部4を駆動するカム駆動部8と、を備えている。
外郭部材7は、プローブ搬送部4の上部に柱部79を介して取り付けられている。外郭部材7には、電気特性の測定時に、部品搬送部22に載せられている発光素子Lが接近ないし接触する。
図9A〜図9Cは、外郭部材7の平面図、側面図及び断面図である。図9Cは、発光素子L及びプローブ41が最上位置にある状態を表す。外郭部材7は、柱部79から前方に延びる平板状の台板部72と、台板部72の前端部の上面に配置された筒状部74と、を備えている。台板部72及び筒状部74には、上下に貫通する貫通孔74aが形成されている。貫通孔74aは、内部空間、第1の通孔及び第2の通孔として機能する。台板部72と筒状部74とは溶接等によって互いに固定されており、台板部72と筒状部74の間の隙間が塞がれている。貫通孔74aの中途には、隙間からの気体漏れを防ぐOリング76が配置されている。
注入管78は、外郭部材7に形成された貫通孔74aに繋がっている。注入管78の先端部には、プラグ78aが取り付けられており、貫通孔74aの上端部に挿入されている。注入管78の基端部は、後述する注入器14cに取り付けられている。貫通孔74aは、注入管78を介して、注入器14cに繋がっている。
外郭部材7に形成された貫通孔74aの下方側には、部品搬送部22により搬送される発光素子Lが一時的に配置される。具体的には、部品搬送部22が最上位置にあるとき、部品搬送部22に載せられた発光素子Lは、貫通孔74aを塞ぐように台板部72の下面側に配置される。発光素子Lは、貫通孔74aの少なくとも一部を塞げばよい。このとき、発光素子Lの凸状に突き出たレンズ部Lpは、貫通孔74aに挿入される。このため、貫通孔74aの最小径は、発光素子Lのレンズ部Lpが挿入可能な大きさに形成される。さらには、貫通孔74aの最小径は、発光素子Lの基板部Lsが挿入不可能な大きさに形成されることが好ましい。このように貫通孔74aに挿入されたレンズ部Lpは、貫通孔74aの内壁等に密着する。
また、プローブ搬送部4が最上位置にあるとき、台部材54の下面側に配置された発光素子Lの下面に設けられた端子Ltには、プローブ41が接触する。発光素子Lは、プローブ41により通電される。
また、部品搬送部22が下降を開始する際には、後述する注入器14cにより、注入管78を介して、貫通孔74aに気体が注入される。貫通孔74aの上端部から注入された気体は、貫通孔74aの下端部から外部へ排出され、このとき、発光素子Lは、貫通孔74aの内壁等から離される。その結果、発光素子Lは、部品搬送部22に保持されたまま下降する。内部空間5aに気体を注入するタイミングは、部品搬送部22が下降を開始する前でも後でもよく、発光素子Lが部品搬送部22に保持された状態が維持されるよう適宜設定される。
図10は、位置調整機36及び37の平面図である。位置調整機36及び37は、延伸方向に進退可能な並列する2つのアーム38及び39を有している。一方のアーム38は、他方のアーム39の側に折り返された鉤状に形成されている。2つのアーム38及び39の先端部38a及び39aは、谷状に形成され、進退方向に対向している。部品搬送部22の載置台25に載せられた発光素子Lが、先端部38a及び39aの間に位置すると、2つのアーム38及び39は、先端部38a及び39aが互いに近接するように移動し、発光素子Lの位置を調整する。
図11は、電子部品の検査装置1のブロック図である。主制御部10は、主に、分類動作部9、発光特性測定部12及び電気特性測定部14を制御する。主制御部10には、発光特性測定部12に含まれる特性測定部12a、通電部12b、注入器12c及びモータ81が接続されている。また、主制御部10には、電気特性測定部14に含まれる通電部14b、注入器14c及びモータ81が接続されている。また、主制御部10は、位置決定部19を機能的に含んでいる。
他にも、主制御部10は、上記図1に示される間欠回転盤2、部品供給機3、部品移載機34及び位置調整機36,37等を制御する。間欠回転盤2の間欠回転においては、間欠回転盤2が部品搬送部22の配列角度だけ回転する回転期間と、回転が停止する停止期間と、が交互に繰り返される。注入器12c及び14cやモータ81などの他の構成は、間欠回転盤2の停止期間に動作するように制御される。
主制御部10は、CPU(中央演算装置)及びその作業領域であるRAM等を含んだコンピュータ又はPLC(プログラマブルコントローラ)として構成されている。また、主制御部10は、CPUの動作に必要なプログラム及びデータを記憶する記憶装置を含んでいる。
発光特性測定部12に含まれる特性測定部12aは、受光器6に接続されており、受光器6の検出信号を受け入れ、発光素子Lの輝度などの発光特性を測定して、発光特性を表す信号を主制御部10に出力する。ここで、受光器6が検出する光は、上記図5Cに示されるように、台部材54に配置された発光素子Lから放射され、透光部材52を透過し、積分球61の入射窓65に入射される光である。
通電部12bは、プローブ41に接続されており、主制御部10からの指令に応じてプローブ41に通電する。通電部12bは、上記図5Cに示されるように、プローブ41が発光素子Lの端子Ltに接触するタイミングに合わせて、プローブ41を介して発光素子Lに通電する。これにより、発光素子Lは光を放射する。
注入器12cは、注入管58に接続されており、主制御部10からの指令に応じて注入管58に気体を注入する。具体的には、注入器12cは、電磁弁で構成され、大気圧以上に加圧された気体を一時的に注入管58の内部に解放する。注入器12cは、上記図5Cに示されるように、部品搬送部22が下降を開始するタイミングに合わせて、注入管58に気体を注入する。これにより、外郭部材5の第2の通孔54bから内部空間5aに気体が注入され、発光素子Lは、台部材54の第1の通孔54aの内壁等から離れ、部品搬送部22に保持されたまま下降する。
電気特性測定部14に含まれる通電部14bは、上記通電部12bと同様に、プローブ41に接続されており、主制御部10からの指令に応じてプローブ41に通電する。通電部14bは、上記図9Cに示されるように、プローブ41が発光素子Lの端子Ltに接触するタイミングに合わせて、プローブ41を介して発光素子Lに通電する。また、通電部14bは、特性測定部としても機能し、発光素子Lの通電時における電圧−電流特性などの電気特性を測定して、電気特性を表す信号を主制御部10に出力する。
注入器14cは、上記注入器12cと同様に、注入管78に接続されており、主制御部10からの指令に応じて注入管78に気体を注入する。具体的には、注入器14cは、電磁弁で構成され、大気圧以上に加圧された気体を一時的に注入管78の内部に解放する。注入器14cは、上記図9Cに示されるように、部品搬送部22が下降を開始するタイミングに合わせて、注入管78に気体を注入する。これにより、外郭部材7の貫通孔74aに気体が注入され、発光素子Lは、外郭部材7の貫通孔74aの内壁等から離れ、部品搬送部22に保持されたまま下降する。
主制御部10に機能的に含まれる位置決定部19は、発光特性測定部12に含まれる特性測定部12aから取得される発光特性と、電気特性測定部14に含まれる通電部14bから取得される電気特性と、に基づいて、発光素子Lの収容位置を決定する。
具体的には、位置決定部19は、取得された発光特性及び電気特性を基に、予め定められた複数の階級の何れに発光素子Lが該当するのかを判定する。階級の数は、例えば容器Bの数と同数であり、例えば128である。
次に、位置決定部19は、主制御部10の記憶装置に保持されたテーブルを参照し、上記判定された階級に基づいて、複数の容器Bの中から発光素子Lを収容する容器Bを決定する。テーブルでは、図14に示されるように、発光特性及び電気特性の「階級」と、各容器Bの「容器位置」とが対応付けられている。位置決定部19は、分類動作部9のヘッド部91が位置決めされる各容器Bの位置を2次元の直交座標もしくは極座標で管理しており、その中から発光素子Lを収容する容器Bの位置を指定する。
そして、分類動作部9は、発光素子Lを保持したヘッド部91を指定された容器Bの上方に位置決めし、当該容器Bに発光素子Lを収容する。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が当業者にとって可能であるのはもちろんである。
上記実施形態では、測定及び分類の対象として、シリコーン等の粘着性に富んだ樹脂材料を用いた発光素子Lが好適であるが、これに限られる訳ではない。
上記実施形態では、測定及び分類の対象として発光素子Lを例に挙げたが、これに限られず、トランジスタやコンデンサ等の他の電子部品であってもよい。
上記実施形態では、発光素子Lから放射される光が透光部材52を透過しており、多少の減衰が予想されるため、透光部材52の吸収特性を予め求めて、これに基づき発光特性の測定結果を補正してもよい。
1 電子部品の検査装置、10 主制御部、12 発光特性測定部、12a 特性測定部、12b 通電部、12c 注入器、14 電気特性測定部、14b 通電部(特性測定部)、14c 注入器、19 位置決定部、2 間欠回転盤、21 円板部、22 部品搬送部、23 固定部、232 本体部、234 レール部、236 鍔部、238 顎部、238a 耳部、24 可動部、241 本体部、241a 耳部、243 ランナー部、25 載置台、252 庇部、254 台部、254a 挿入孔、26 カムフォロワ、27 引張りバネ、29 吸引管、3 部品供給機、32 整列搬送部、34 部品移載機、36,37 位置調整機、38 アーム、38a 先端部、39 アーム、39a 先端部、4 プローブ搬送部、41 プローブ、42 台座部、42a ネジ、42b 軸受、43 固定部、432 本体部、434 レール部、44 可動部、441 本体部、441a ネジ、443 ランナー部、45 保持台、46 カムフォロワ、47 引張りバネ、5 外郭部材、5a 内部空間、52 透光部材、52a 凹部、521 肉厚部、523 テーパー面、54 台部材、54a 第1の通孔、54b 第2の通孔、54c ネジ孔、54d 凹部、541 台座部、543 肉厚部、545 肉薄部、547 中厚部、56 固定部材、58 注入管、58a プラグ、59 柱部、6 受光器、61 積分球、63 縁部、65 入射窓、7 外郭部材、72 台板部、74 筒状部、74a 貫通孔(内部空間、第1の通孔、第2の通孔)、76 Oリング、78 注入管、78a プラグ、79 柱部、8 カム駆動部、81 モータ、83 軸部、85 支持部、87,89 カム、9 分類動作部、91 ヘッド部、93 アーム部、B 容器、L 発光素子(電子部品)、Lp レンズ部(凸状部)、Ls 基板部、Lt 端子。

Claims (11)

  1. 内部空間を有する外郭部材であって、当該外郭部材に形成された、前記内部空間に繋がる第1の通孔を塞ぐように電子部品が配置される外郭部材と、
    前記外郭部材に配置された前記電子部品の端子と接触して、前記電子部品に通電するプローブと、
    前記外郭部材に形成された、前記内部空間に繋がる第2の通孔から前記内部空間に気体を注入する注入器と、
    を備えることを特徴とする電子部品の検査装置。
  2. 請求項1に記載の電子部品の検査装置において、
    前記電子部品は凸状に突き出た凸状部を有し、前記凸状部が前記第1の通孔に挿入される、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  3. 請求項1に記載の電子部品の検査装置において、
    前記電子部品が前記外郭部材に着脱されるように前記電子部品を搬送する部品搬送部をさらに備え、
    前記部品搬送部には、前記プローブが挿入される挿入孔が形成される、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  4. 請求項3に記載の電子部品の検査装置において、
    前記プローブが前記挿入孔に挿抜されるように前記プローブを搬送するプローブ搬送部をさらに備える、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  5. 請求項4に記載の電子部品の検査装置において、
    前記電子部品が前記外郭部材に装着された後に、前記プローブが前記電子部品の端子に接触する、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  6. 請求項1に記載の電子部品の検査装置において、
    前記電子部品が発光素子であり、
    前記外郭部材の少なくとも一部が、透光性を有する透光部材で構成され、
    前記発光素子から発せられる光を受光する受光器であって、当該受光器と前記第1の通孔との間に前記透光部材が位置するように配置される受光器をさらに備える、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  7. 請求項6に記載の電子部品の検査装置において、
    前記受光器は、前記透光部材を透過する光が入射される入射窓を有する積分球を含む、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  8. 請求項6に記載の電子部品の検査装置において、
    前記発光素子は凸状に突き出たレンズ部を有し、前記レンズ部が前記第1の通孔に挿入される、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  9. 請求項6に記載の電子部品の検査装置において、
    前記外郭部材は、前記透光部材と、前記透光部材が取り付けられ、前記第1の通孔及び前記第2の通孔が形成された台部材と、を含む、
    ことを特徴とする電子部品の検査装置。
  10. 一方向に貫通する第1の通孔が形成された台部材であって、当該台部材の前記一方向の第1の側に前記第1の通孔を塞ぐように発光素子が配置される台部材と、
    前記台部材の前記一方向の第2の側に取り付けられ、前記台部材との間に前記第1の通孔に繋がる内部空間を形成する、透光性を有する透光部材と、
    前記台部材に配置された前記電子部品の端子と接触して、前記電子部品に通電するプローブと、
    前記台部材に形成された、前記内部空間に繋がる第2の通孔から前記内部空間に気体を注入する注入器と、
    前記発光素子から発せられる光を受光する受光器であって、当該受光器と前記第1の通孔との間に前記透光部材が位置するように配置される受光器と、
    を備えることを特徴とする電子部品の検査装置。
  11. 内部空間を有する外郭部材であって、当該外郭部材に形成された、前記内部空間に繋がる第1の通孔を塞ぐように電子部品が配置される外郭部材と、
    前記外郭部材に配置された前記電子部品の端子と接触して、前記電子部品に通電するプローブと、
    前記外郭部材に形成された、前記内部空間に繋がる第2の通孔から前記内部空間に気体を注入する注入器と、
    前記電子部品に通電する際に、前記電子部品の特性を測定する特性測定部と、
    前記電子部品の特性に基づいて、前記電子部品の収容位置を決定する位置決定部と、
    前記電子部品を前記収容位置に移動させる分類動作部と、
    を備えることを特徴とする電子部品の検査装置。
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