JP3161541B2 - イソシアネート樹脂組成物 - Google Patents

イソシアネート樹脂組成物

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規にして有用なるイソ
シアネート樹脂組成物に関する。さらに詳細には、シロ
キシ基含有ビニル系共重合体と特定のポリイソシアネー
ト化合物とを必須の成分として含んで成る、とりわけ、
安定性に優れるし、しかも、耐擦傷性などにも優れる硬
化性樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車外板塗装は、新車において
は、アクリルポリオール/メラミン樹脂系が、自動車補
修分野においては、アクリルポリオール/ポリイソシア
ネート樹脂系が、それぞれ、用いられている。
【0003】かかる自動車塗装分野においては、酸性雨
による外観低下とか、洗車機による擦り傷などによるダ
メージを受けないような塗料組成物の開発が急がれてい
る。ところで、耐酸性に優れる塗膜を与えるという観点
からは、ポリイソシアネート樹脂硬化系が有利である。
【0004】しかし、ポリイソシアネート樹脂硬化系
は、組成物として、極めて安定性が悪く、したがって、
工業塗装には、用いることができない。しかも、耐擦傷
性や熱時硬度などが劣る。
【0005】これに対して、メラミン硬化系のものは、
安定性も良く、耐擦傷性や熱時硬度などの面では優れる
けれども、酸性雨に対して致命的なダメージを受ける
し、つまり、耐酸性に劣るし、しかも、常温硬化または
強制乾燥での硬化性などに問題点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
に従う限りは、自動車塗装分野において求められるよう
な、工業塗装にマッチし得る、良好なる安定性を有する
し、常温硬化や強制乾燥下での硬化性も良好であって、
しかも、耐擦傷性ならびに耐酸性などにも優れるという
ような価値ある樹脂組成物は、今のところ、見い出され
ていない。
【0007】したがって、本発明の目的とする処は、上
述した如き従来技術における種々の問題点を、悉く解消
し、安定性、耐擦傷性ならびに耐酸性などに優れる樹脂
組成を提供するにある。
【0008】
【発明が解決するための手段】そこで、本発明者らは、
主として、上述した如き、本発明の目的に添って、ある
いは、本発明が解決しようとする課題に照準を合わせ
て、鋭意、検討を重ねた結果、シロキシ基を含有するビ
ニル共重合体と特定のポリイソシアネート化合物とを必
須の成分として含んで成る樹脂組成物を用いた塗料を塗
装し、硬化させることによって、耐擦傷性ならびに耐酸
性などに優れた塗装物が得られるし、しかも、組成物と
して、極めて安定性に優れるものであることを見い出し
て、本発明を完成させるに到った。
【0009】すなわち、本発明は、就中、必須の成分と
して、一分子中に平均して少なくとも2個のシロキシ基
を有するビニル共重合体(A)と、ジイソシアネート化
合物(b−1)と炭素数が10〜50なるアルキレン基
を有するアルキレンジオール(b−2)を、イソシアヌ
レート化触媒の存在下に反応せしめて得られる、イソシ
アヌレート環を有するイソシアネート化合物(B)を含
んで成る樹脂組成物を提供しようとするものである。
【0010】ここにおいて、上記した、一分子中に2個
以上のシロキシ基を有するビニル共重合体(A)とは、
一般式[I]
【0011】
【化2】
【0012】(ただし、式中のR1,R2 およびR3は、
それぞれ、同一であっても異なっていてもよい、炭素数
が1〜12なるアルキル基、フェニル基またはフェニル
アルキル基を表わすものとする。)で示される構造を有
するビニル共重合体を指称するものであり、当該共重合
体(A)を調製するには、たとえば、シロキシ基含有の
不飽和単量体(a−1)の10〜80重量%と、共重合
可能なる他の単量体(a−2)の80〜10重量%との
共重合によって得るのが、特に有利である。
【0013】シロキシ基含有単量体(a−1)の使用量
が、上記した範囲に満たない場合には、期待した耐擦傷
性や耐酸性などの共重合樹脂を得ることが出来ないし、
一方、上記した範囲を超えるような場合には、安定性が
極端に低下するし、硬化塗膜の可撓性が低下するように
なるので、いずれも好ましくない。
【0014】前記したシロキシ基含有単量体(a−1)
として特に代表的なものには、かかるシロキシ基を有す
るビニル単量体が挙げられるが、それらのうちでも特に
代表的なもののみを例示するにとどめれば、トリメチル
シロキシエチル(メタ)アクリレート、トリメチルシロ
キシプロピル(メタ)アクリレート、トリメチルシロキ
シブチル(メタ)アクリレート、トリエチルシロキシエ
チル(メタ)アクリレート、トリブチルシロキシプロピ
ル(メタ)アクリレートまたはトリフェニルシロキシア
ルキル(メタ)アクリレート類などであり、ジメチル−
tert−ブチルシロキシアルキル(メタ)アクリレー
ト類などである。
【0015】すなわち、水酸基含有重合性不飽和単量体
中の水酸基の水素原子を、いわゆるシリル化剤でブロツ
クした形のものであるが、本願発明においては、決し
て、上掲の単量体類のみに限定されるものではない。
【0016】つまり、N−メチロール化(メタ)アクリ
ルアミドまたはβ−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレ
ートに、ε−カプロラクトンを付加させた形のものと
か、ポリオキシアルキレングリコールの(メタ)アクリ
レート類をシリル化せしめた形のものなども用いること
が出来る。
【0017】上記の不飽和単量体(a−1)と共重合可
能なる他の単量体として特に代表的なもののみを挙げる
にとどめれば、炭素数が1ー22なるアルキルアルコー
ル類と(メタ)アクリル酸とのエステル化物であるアル
キル(メタ)アクリレート類をはじめとし、グリシジル
(メタ)アクリレートなどの、いわゆる反応性極性基含
有(メタ)アクリレート類;2−エトキシエチル(メ
タ)アクリレートもしくはシクロヘキシル(メタ)アク
リレートの如き、いわゆる反応性極性基不含の、他の部
類の(メタ)アクリレート類;(メタ)アクリル酸、マ
レイン酸、フマル酸またはイタコン酸の如き、各種の不
飽和カルボン酸類;マレイン酸もしくはフマル酸の如き
不飽和ジカルボン酸類と炭素数が1〜22なる1価アル
コール類(アルキルアルコール類)とのモノ−ないしは
ジエステル類;
【0018】スチレン、ビニルトルエンもしくはter
t−ブチルスチレンの如き、各種の芳香族系ビニル単量
体類;(メタ)アクリロニトリルの如き、各種のシアノ
基含有ビニル単量体類;(メタ)アクリルアミドまたは
ジメチル(メタ)アクリルアミド類をはじめ、N,N−
ジメチルアミノエチルメタクリレートもしくはN,N−
ジエチルアミノエチルメタクリレートの如き、各種の
N,N−ジアルキルアミノアルキル(メタ)アクリレー
ト類;
【0019】フォスフォノオキシエチル(メタ)アクリ
レートの如き、各種の燐酸基含有(メタ)アクリレート
類;酢酸ビニルもしくは「ベオバ」(オランダ国シェル
社製の分岐状脂肪酸のビニルエステル類)の如き、各種
のビニルエステル類;ヘキサフルオロプロピレンもしく
はテトラフルオロエチレンの如き、各種の含フッ素系α
−オレフィン類;あるいはトリフルオロメチルトリフル
オロビニルエーテルもしくはペンタフルオロエチルトリ
フルオロビニルエーテルの如き、各種のパーフルオロア
ルキル・パーフルオロビニルエーテル類ないしは(パ
ー)フルオロアルキルビニルエーテル類(ただし、アル
キル基の炭素数は1〜18なる範囲内であるものとす
る。)などの化合物である。
【0020】そして、これらのビニル系モノマー類は、
所望の塗膜性能に応じて、単独または2種以上の混合物
として用いることが出来る。言うまでもなく、水酸基含
有単量体類を用いるのは、好ましくない。
【0021】当該共重合体(A)を得るには、ラジカル
重合開始剤を用いて、乳化重合、縣濁重合、塊状重合ま
たは溶液重合などの、公知の技術を駆使して、重合反応
を行えばよく、かかる上記のラジカル重合開始剤として
は、勿論、公知慣用のものが使用できるが、そのうちで
も特に代表的なもののみを例示するに留めれば、アゾビ
スイソブチロニトリルもしくはアゾビスイソバレロニト
リルの如きアゾ化合物;またはtert−ブチルパーオ
キシピバレート、tert−ブチルパーオキシベンゾエ
ート、tert−ブチルパ−オキシ−2−エチルヘキサ
ノエート、ベンゾイルパーオキサイド、ライロイルパー
オキサイド、アセチルパーオキサイド、ジ−tert−
ブチルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、クメ
ンハイドロパーオキサイド、メチルエチルケトンパーオ
キサイドもしくはジイソプロピルパーオキシカーボネー
トの如き過酸化物などである。
【0022】かかるラジカル重合開始剤の使用量は、重
合開始剤の種類、重合温度ならびに共重合体の分子量な
どに応じて、適宜、決定されるが、概ね、共重合せしめ
る単量体総量の0.01〜10重量%程度の範囲内でよ
い。
【0023】重合反応方法としては、前掲した公知の各
種の方法があるが、その中でも、溶液重合によるのが望
ましく、さらには、得られる共重合体をそのままの形態
で、たとえば、溶液型塗料用の樹脂組成物として使用で
きる点からすれば、溶液ラジカル重合方法によるのが、
特に望ましい。
【0024】溶液重合法による場合に用いられる溶剤類
の特に代表的なものとしては、ベンゼン、トルエンもし
くはキシレンの如き、芳香族炭化水素類;n−ペンタ
ン、n−ヘキサンもしくはn−オクタンの如き脂肪族炭
化水素類;シクロペンタン、シクロヘキサン、メチルシ
クロヘキサンもしくはエチルシクロヘキサンの如き、脂
環式炭化水素類;ミネラルスピリットの如き、混合炭化
水素類;
【0025】ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、
ジオキサン、ジイソプロピルエーテルもしくはジ−n−
ブチルエーテルの如き、各種のエーテル類;アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ジイソ
ブチルケトン、メチルアミルケトン、シクロヘキサノン
もしくはイソホロンの如き、ケトン類;
【0026】酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸n−プロピ
ル、酢酸イソプロピル、酢酸n−プロピル、酢酸イソプ
ロピル、酢酸n−ブチル、酢酸イソブチル、酢酸アミ
ル、エチレングリコールモノメチルエーテルアセテー
ト、エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート
もしくはエチレングリコールモノブチルエーテルアセテ
ートの如き、エステル類;
【0027】またはクロロホルム、メチレンクロライ
ド、四塩化炭素、トリクロルエタンもしくはテトラクロ
ルエタンの如き、塩素化炭化水素類などをはじめ、さら
には、N−メチルピロリドン、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミドまたはエチレンカーボネートなど
も挙げられる。
【0028】かかる有機溶剤類は単独使用でも、2種以
上の併用でもよいことは、勿論である。以上において
は、溶剤可溶型のシロキシ基含有ビニル系重合体を中心
に記述したが、勿論、当該重合体(A)としては、溶剤
に分散させた、いわゆる非水ディスパージョンの形でも
よいし、あるいは、部分的にゲル化した粒子を含むもの
でもよい。
【0029】かくして得られる当該ビニル共重合体
(A)の数平均分子量としては、500〜40,000
なる範囲が適切である。当該共重合体の分子量が500
未満である場合には、充分なる架橋塗膜のものが得られ
難くなるし、一方、40,000を超えて余りに高くな
ると、充分なる安定性のものが得られ難くなるし、しか
も、塗膜の外観、光沢、肉持ち感ならびに塗装作業性な
どが、極端に低下するようになるので、いずれの場合も
好ましくない。
【0030】次いで、本発明のイソシアネート樹脂組成
物における必須構成成分のもう一つの成分である、前記
ポリイソシアネート化合物(B)について説明する。当
該ポリイソシアネート化合物(B)を構成している、必
須原料成分たるジイソシアネート化合物(b−1)とし
て特に代表的なものとしては、1,4−テトラメチレン
ジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシア
ネート、1,10−デカメチレンジイソシアネート、
1,12−ドデカメチレンジイソシアネート、1,16
−ヘキサデカメチレンジイゾジアネートもしくは1,1
8−オクタデカメチレンジイソシアネートの如き、炭素
数が4〜20なるアルキレン基を有するアルキレンジイ
ソシアネート化合物を挙げることができる。
【0031】また、特に望むならば、1,3−ないしは
1,4−ジイソシアネートシクロヘキサン、1,3−な
いしは1,4−ビス(イソシアネートメチル)−シクロ
ヘキサン、3−イソシアネートメチル−3,5,5−ト
リメチルシクロヘキシルイソシアネートまたはイソプロ
ピリデン−ビス(4−シクロヘキシルイソシアネート)
の如き、各種のシクロアルキレンジイゾジアネート化合
物を用いてもよい。
【0032】しかし、かかるシクロアルキレンジイソシ
アネート化合物の使用は、硬い構造のものとなる処か
ら、本発明の目的とする可撓性のよい樹脂組成物を得る
という本発明の目的に叶うためには、通常、アルキレン
ジイソシアネート化合物に対して40重量%なる範囲内
での併用にとどめて、用いるのがよい。
【0033】当該ポリイソシアネート化合物(B)の構
成要素の一つとして使用される炭素数が10〜50なる
アルキレン基を有するアルキレンジオール(b−2)と
して特に代表的なジオールのみを例示すにとどめれば、
1,10−デカンジオール、1,12−ドデカンジオー
ルもしくは12−ヒドロキシステアリルアルコールまた
はオレイルアルコールの2量体の水素添加物の如き、ア
ルキレンジオールを挙げることができる。
【0034】特に望むならば、水添ブタジエンジオール
あるいは400〜1,000程度の範囲内にあるような
数平均分子量を有するエチレン・プロピレン共重合オリ
ゴマーのジオールなどの如き、数平均分子量が400〜
1,000程度なる範囲内の共役ジエンオリゴマージオ
ールの水素添加物を、前掲のアルキレンジオール(b−
2)と併用してもよいし、さらに、特に望むならば、一
般式
【0035】
【化3】
【0036】(ただし、式中のR4 は炭素数が8〜30
なる飽和炭化水素ジオール残基を、R5 は炭素数が4〜
30なる飽和炭化水素ジカルボン酸またはその酸無水物
残基を表わすものとする。)で示されるエステルジオー
ル類(炭素連鎖によりなる長鎖ジオール中に、極く小量
のエステル基を有するジオール類)を、前記アルキレン
ジオール(b−2)と併用してもよい。
【0037】こうしたジオール成分に対して、少量のモ
ノアルコール類やトリオールなどの混入ないし併用は、
当該ポリイソシアネート化合物(B)の特性が著しく損
なわれない程度あれば、勿論、許容できることは、言う
までもない。
【0038】当該ポリイソシアネート化合物(B)を製
造するにさいに、こうしたジオール成分は、ジイソシア
ネート化合物(b−1)の合計仕込量に対して1〜40
%の範囲内で、さらに好ましくは、2〜30%なる範囲
内で用いるのがよく、かかるジオール成分とジイソシア
ネート化合物(b−1)とを、単に混合し加熱して、ウ
レタン化反応によりポリイソシアネート化合物に誘導す
ることもできるが、目的とする最終のポリイソシアネー
ト化合物(B)と、前述の一分子中に平均して少なくと
も2個のシロキシ基を有するビニル系共重合体(A)と
の相溶性を良好な状態に保つためにも、イソシアヌレー
ト環を有するポリイソシアネート化合物の形であるのが
望ましい。
【0039】イソシアヌレート環含有ポリイソシアネー
ト化合物の製造は、通常、電子密度が低く、陽イオン性
の強い原子(団)を含む化合物を、イソシアヌレート化
触媒として用いて行うのがよく、上述したアルキレンジ
オール(b−2)とジイソシアネート化合物(b−1)
とを、かかるイソシアヌレート化反応触媒の存在下に、
反応せしめることによって、イソシアヌレート環含有ポ
リイソシアネートを容易に得ることが出来るものであ
る。
【0040】本発明において使用し得るイソシアヌレー
ト化触媒としては、電子密度が低く、陽イオン性の強い
原子(団)を含む化合物が適していることは上述した通
りであるが、それらの特に代表的なもののみを例示する
にとどめれば、N,N,N,−トリメチル、N−2−ヒ
ドキシプロピルアンモニウムパラターシャリーブチルベ
ンゾエート、ナトリウムエチラートまたはナトリウムプ
ロピオネートなどを挙げることができ、特に、化学構造
式[III]
【0041】
【化4】
【0042】で示される形の触媒は、精製が容易である
ために、ポリイソシアネートの製造に適している。な
お、通常、触媒は、有機溶剤による希釈溶液として、ジ
イソシアネート化合物(b−1)に対して10〜100
ppmなる範囲内の、好ましくは、20〜500ppm
なる範囲内の量で用いるのがよい。
【0043】かくして得られる、本発明のイソシアネー
ト樹脂組成物の、それぞれの必須構成成分たるシロキシ
基を含有するビニル系共重合体(A)とポリイソシアネ
ート化合物(B)とを用いて、目的とする硬化性樹脂組
成物を調製するには、常法に従って、これらの両成分
を、単に混合すればよい。
【0044】本発明の組成物は、大気中に暴露される
と、空気中の水分との反応によって加水分解されて、イ
ソシアネート基と反応しうる水酸基を生成する。それに
は、こうした加水分解を促進させるための触媒を用いる
必要がある。
【0045】かかる触媒として特に代表的なもののみを
例示するに止めれば、燐酸、燐酸エステル類、亜燐酸エ
ステル類、不飽和基含有燐酸エステル類またはp−トル
エンスルフォン酸、ないしは、それらのアミン塩類;あ
るいは安息香産、トリクロル酢酸、トリフロオロ酢酸ま
たはナフタリンジスルフォン酸、ないしは、それらのア
ミン塩類の如き、各種の酸性触媒などであり、さらに
は、
【0046】テトラエチルアンモニウム−フルオライド
もしくは−クロライドの如き、ハロゲンイオンを生じ
る、各種の化合物の使用が有効である。これらの触媒の
添加量としては、ビニル系共重合体(A)に対して0.
001〜10%、好ましくは、0.005〜8%なる範
囲内が適切である。
【0047】生成した水酸基と硬化剤たるポリイソシア
ネート化合物(B)中のイソシアネート基との反応を促
進するための触媒としては、通常、ウレタン化触媒とし
て用いられるものであればよく、特に限定されるもので
はない。
【0048】それらのうちでも特に代表的なものを例示
すれば、アルキルチタン酸塩、オクチル酸塩、ジブチル
錫ジラウレートまたはオクチル酸鉛の如き、各種のカル
ボン酸の金属塩類;あるいは、モノブチル錫サルファイ
ドまたはジオクチル錫メルカプタイトの如き、スルフィ
ド型やメルカプチド型の各種の有機錫化合物などであ
る。これらの使用量としては、ビニル系共重合体(A)
に対して0.001〜10%、好ましくは、0.005
〜5%なる範囲内が適切である。
【0049】また、本発明の組成物は、大気中に暴露さ
れない限り、硬化剤と反応しうる水酸基を生成しないの
で、本発明の組成物は、一液型で安定性のよい塗料とす
ることができる。
【0050】しかし、長期の保存安定性を確保するため
には、なんらかの理由により侵入する微量の水分を捕捉
してやればよい。すなわち、水分と反応性を有する水結
合剤の添加によって、長期の安定性が確保され、保証さ
れる処となる。
【0051】また、こうした水結合剤をビニル系共重合
体(A)の製造のさいに、予め、初期の段階において混
入して使用しても差し支えが無い。当該水結合剤として
特に代表的なもののみを例示するに止めれば、オルトギ
酸トリメチル、オルトギ酸トリエチル、オルトギ酸トリ
ブチルの如き、各種のオルトギ酸トリアルキル類;オル
ト酢酸トリメチル、オルト酢酸トリエチル、オルト酢酸
トリブチルの如き、各種のオルト酢酸トリアルキル類;
オルトホウ酸トリブチル、オルトホウ酸トリブチル、オ
ルトホウ酸トリエチルの如き、各種のオルトホウ酸トリ
アルキル類;
【0052】テトラメチルシリケート、テトラエチシリ
ケート、テトラブチルシリケート、テトラ(2−メトキ
シメチル)シリケートもしくはテトラ(2ークロロエチ
ル)シリケートの如き、各種のテトラ(置換)アルキル
シリケート類単体;テトラフェニルシリケート、テトラ
ベンジルシリケートの如き、上記テトラ(置換)アルキ
ルシリケート類の各種同効物質(以下、同単体と略記す
る。);テトラエチルシリケートのダイマ−、トリマ
−、テトラマ−ないしはヘキサマ−もしくは「エチルシ
リケート40」(コルコート社製の、テトラエチルシリ
ケートのテトラマ−、ペンタマ−および/またはヘキサ
マ−の混合物)の如き、上掲の各テトラ(置換)アルキ
ルシリケート類単体や、該シリケート類の同効単体の縮
合物などのような、各種の加水分解性エステル化合物
類;
【0053】またはフェニルイソシアネート、p−クロ
ロフェニルイソシアネート、ベンゼンスルフォニルイソ
シアネート、p−トルエンスルフォニルイソシアネート
もしくはイソシアネートエチル(メタ)アクリレートの
如き、各種のイソシアネート基含有化合物類である。
【0054】当該水結合剤の使用量としては、ビニル系
共重合体(A)に対して0.1〜30重量%、好ましく
は、0.5〜20重量%なる範囲内が適切である。ま
た、必要に応じて、たとえば、着色顔料および/または
金属粉末を使用することができる。
【0055】そのさい、これらの着色顔料および/また
は金属粉末などを美粧性付与のために、シロキシ基含有
ビニル系重合体100重量部に対して5〜200重量部
となるような割合で、使用するのが好ましい。
【0056】さらに、必要に応じて、各種の樹脂類や溶
剤類をはじめ、流動調整剤、色分れ防止剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、光安定剤またはシランカップリング
剤などの、公知慣用の各種添加剤を加えることができる
のは、無論のことである。
【0057】上記各種の樹脂類の代表的なものには、ニ
トロセルロースもしくはセルロースアセテートブチレー
トの如き、繊維素系樹脂、塩化ビニル・酢酸ビニル共重
合樹脂、ケトン樹脂、石油樹脂、アクリル系重合体、オ
イルフリーアルキド樹脂、アルキド樹脂またはエポキシ
樹脂などがある。
【0058】前記した溶剤類としては、シロキシ基含有
ビニル系共重合体(A)を調製するにさいに用いるもの
と同じ、前掲した各種の溶剤類、またはそれらの混合物
が使用される。
【0059】本発明の樹脂組成物を用いて調製される塗
料を塗装する方法としては、ロールコーター、エアース
プレー、エアレススプレーまたは静電塗装などの、通常
の方法に依ればよい。
【0060】塗装後は、たとえば、室温〜250℃なる
温度で、数秒間から一週間程度の硬化条件で、硬化塗膜
とすることができる。
【0061】
【実施例】次に、本発明を参考例、実施例、応用例およ
び比較応用例により、一層、具体的に説明するが、以下
において、部および%は特に断りのない限り、すべて重
量基準であるものとする。
【0062】参考例 1〔シロキシ基含有ビニル系共重
合(A)体の調製例〕 攪はん装置、不活性ガス導入口、温度計および冷却器を
備えた4つ口フラスコに、トルエンの700部を仕込ん
で110℃まで昇温したのち、トリメチルシロキシエチ
ルメタクリレートの420部、スチレンの220部、
「SL−メタクリレート」〔三菱レーヨン(株)製の、
12とC13のアルキル基を有するメタクリレート〕の1
00部およびn−ブチルメタクリレートの260部から
なるモノマー混合物と、トルエンの300部およびアズ
ビスイソブチロニトリル(AIBN)の25部とを、5
時間かけて滴下した。
【0063】さらに、同温度で6時間の反応を行い、不
揮発分が50.3%で、粘度(25℃におけるガードナ
ー粘度;以下同様)がPで、数平均分子量が12,00
0で、かつ、OH価が57なる樹脂の溶液を得た。以
下、これを樹脂(A−1)と略記する。
【0064】参考例 2(同上) 「プラクセル FM−3」〔ダイセル(株)製の、βー
ヒドロキシエチルメタクリレートに3モルのεーカプロ
ラクトンを付加したもの〕とトリメチルクロルシランと
の反応生成物の594部、スチレンの100部、n−ブ
チルメタクリレートの100部およびイソブチルメタク
リレートの206部を用いるように変更した以外は、参
考例1と同様の操作により、不揮発分が50.8%で、
粘度がIで、数平均分子量が11,000で、かつ、O
H価が31.7なる樹脂の溶液を得た。以下、これを樹
脂(A−2)と略記する。
【0065】参考例 3(同上) トリフェニルシロキシエチルメタクリレートの540
部、スチレンの200部、n−ブチルメタクリレートの
200部およびn−ブチルアクリレートの60部と、A
IBNの55部とを用いるようにした以外は、参考例1
と同様な操作にて不揮発分50.1%で、粘度がAで、
数平均分子量が3,500で、かつ、OH価が36(解
離後)なる樹脂の溶液を得た。以下、これを樹脂(A−
3)と略記する。
【0066】参考例 4(同上) トリメチルシロキシエチルメタクリレートの540部、
メチルメタクリレートの100部、n−ブチルメタクリ
レートの355部およびメタクリル酸の5部を用いたよ
うに変更した以外は、参考例1と同様の操作により、不
揮発分が50.8%で、粘度がCで、数平均分子量が1
5,000で、かつ、OH価が76なる樹脂の溶液を得
た。以下、これを樹脂(A−4)と略記する。
【0067】参考例 5(同上) トリメチルシロキシエチルメタクリレートの360部、
スチレンの150部およびイソブチルメタクリレートの
420部と、「SL−メタクリレート」の70部、AI
BNの25部とを用いるように変更した以外は、参考例
1と同様な操作により、不揮発分が49.8%で、粘度
がCで、数平均分子量が11,000で、かつ、OH価
が50なる樹脂の溶液を得た。以下、これを樹脂(A−
5)と略記する。
【0068】参考例 6〔ポリイソシアネート化合物
(B)の調製例〕 攪拌器、窒素ガス導入管、空冷管および温度計を備えた
容量5リットルのガラス製四ツ口フラスコに、窒素ガス
雰囲気中で、「デスモジュール H」(ドイツ国バイエ
ル社製のヘキサメチレンジイソシアネート)の3,50
0gおよび「ロクサノール」(ヘンケル社製の12−ヒ
ドロキシステアリルアルコール;純度=約80%)の7
16.3gとを仕込んだ。
【0069】次に、フラスコに油浴を付し、攪拌しなが
ら65℃に昇温した処、フラスコの内容物は均一液とな
った。引き続き、同温に2時間保持したのち、55℃の
温度に降温した。
【0070】イソシアヌレート化触媒として、N,N,
N−トリメチル−N−2−ヒドロキシプロピルアルモニ
ウムパラターシャリーブチルベンゾエートの20%ブチ
ルセロソルブ溶液の3.4gを分割して加え、引き続
き、60℃の温度で、3時間反応せしめたのち、モノク
ロル酢酸の7%キシレン溶液を3.4g加えてイソシア
ヌレート化触媒を失効せしめ、イソシアヌレート化反応
を終了した。
【0071】反応混合物を室温に冷却したのち、その
1,000gを分子蒸溜にかけ、蒸溜残留分として、イ
ソシアヌレート環含有イソシアネート化合物の549.
4g(転化率=55.0%)を得た。
【0072】酢酸エチルで、不揮発分が75.6%なる
樹脂の溶液となした。このもののイソシアネート基含有
率(NCO%)は8.7%であった。以下、これを化合
物(B−1)と略記する。
【0073】参考例 7(同上) ジイソシアネート化合物として、3,500gのヘキサ
メチレンジイソシアネート(HMDI)の代わりに、
3,290gのHMDIと、210gの「タケネート
500」〔武田薬品(株)工業製のキシリレンジイソシ
アネート〕とを用いるように、かつ、イソシアヌレート
化触媒液の4.7gを用いるように変更した以外は、参
考例6と同様にしてイソシアヌレート化反応を行い、触
媒失効済みの反応混合物の4,219gを得た。
【0074】得られた反応混合物の中の1,003gを
分子蒸留にかけ、蒸溜残留分としてイソシアヌレート環
を有するイソシアネート化合物の522g(転化率=5
2.1%)を得た。酢酸n−ブチルで不揮発分を75.
6%に調整した。このもののNCO%は8.3%であっ
た。以下、これを化合物(B−2)と略記する。
【0075】参考例 8(同上) ジイソシアネート化合物として、3,500gNOHM
DIの代わりに、それぞれ、2,100gのHMDIと
1,400gの「タケネート 600」〔武田薬品工業
(株)製の1,3−ビス(イソシアネートメチル)−シ
クロヘキサン〕とを用いるように、かつ、イソシアヌレ
ート化触媒液の3.9gを用いるように変更した以外
は、参考例6と同様にイソシアヌレート化反応を行い、
触媒失効済みの反応混合物の4,215gを得た。
【0076】得られた反応混合物中の1,001gを分
子蒸留にかけ、蒸溜残留分として、イソシアヌレート環
を有するイソシアネート化合物の541.7g(転化率
=54.2g)を得た。所定量の酢酸n−ブチルを加え
て、不揮発分が75.2%で、かつ、NCO%が8.6
%なる目的化合物を得た。以下、これを化合物(B−
3)と略記する。
【0077】参考例 9(同上) 1,3−ビス(イソシアネートメチル)−シクロヘキサ
ンの3,500gと、12−ヒドロキシステアリルアル
コールの245gとを用い、前掲した化学構造式[II
I]で示される触媒液の6.6gを使用して、イソシア
ヌレート化反応が70℃である以外は、参考例6と同様
に処理し、触媒失効済みの反応混合物3750gを得
た。得られた反応混合物の中の1,001gを分子蒸留
にかけ、蒸溜残留分として、イソシアヌレート環を有す
るイソシアネート化合物の491.7g(転化率=4
9.2%)を得た。この化合物のイソシアネート含有率
は17.1%であった。
【0078】かくして得られた目的ポリイソシアネート
化合物は、粘稠な液状物であって、NVが75.4%
で、かつ、有効イソシアネート含有率は9.3%であっ
た。以下、これを(B−4)と略記する。
【0079】実施例 1〜6および比較例 2 各実施例で得られた、それぞれの樹脂組成物に、そのま
ま、第1表に示されるような配合割合で、クリヤー塗料
を調製したのち、「ソルベッソ 100」(エクソン社
製の芳香族炭化水素系溶剤)/酢酸n−ブチル/=75
/25(重量比)なる混合溶剤で、フォードカップN
o.4で30秒となるように希釈して、各種のクリヤ塗
料を得た。
【0080】
【表1】
【0081】それぞれの塗料の塗膜性能と安定性試験と
の結果は、まとめて、第2表に示した。なお、それぞれ
の性能の評価は、次に示す通りの要領で行ったものであ
る。
【0082】[性能試験要領] (1)耐酸性………5%H2SO4を、塗膜の上に0.5
ml滴下し、80℃の乾燥機に30分放置したのちの塗
膜の劣化状況を目視により判定した。
【0083】(2)耐擦傷性……フェルトに30%クレ
ンザー水溶液を含浸させたのち、1.5Kgの荷重をか
けて30回ラビングしたのち、かかるラビングの前後の
光沢値の比率(光沢保持率)で以て表わした。
【0084】
【表2】
【0085】
【発明の効果】本発明のイソシアネート樹脂組成物は、
特定の一分子中に2個以上のシロキシ基を含有するビニ
ル共重合体と特定のポリイソシアネート樹脂とからなる
ものであって、安定性も良好であるし、しかも、耐擦傷
性ならびに耐酸性などに優れるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08G 18/62 C09D 143/04,175/04

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一分子中に2個以上の一般式[I] 【化1】 (ただし、式中のR1,R2 およびR3 は、それぞれ、同
    一であっても異なっていてもよい、炭素数が1〜12な
    るアルキル基、フェニル基またはフェニルアルキル基を
    表わすものとする。)で示されるシロキシ基を有するビ
    ニル系共重合体(A)と、ジイソシアネート化合物(b
    −1)と炭素数が10〜50なるアルキレン基を有する
    アルキレンジオール(b−2)を反応せしめて得られる
    ポリイソシアネート化合物(B)とを、必須の成分とし
    て、含有することを特徴とする、イソシアネート樹脂組
    成物。
  2. 【請求項2】 前記したシロキシ基含有ビニル系共重合
    体(A)が、シロキシ基含有単量体(a−1)の10〜
    80重量%と、共重合可能なる他の単量体(a−2)の
    80〜10重量%とを共重合せしめて得られ、かつ、シ
    ロキシ基の濃度が、該共重合体(A)の樹脂固形分1,
    000gに付き、1モル以上のものである、請求項1に
    記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 前記したポリイソシアネート化合物
    (B)が、前記ジイソシアネート化合物(b−1)とし
    て、炭素数が4〜20なるアルキレン基を有するアルキ
    レンジイソシアネートを用いて得られるものである、請
    求項1または2に記載の樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 前記したポリイソシアネート化合物
    (B)が、ジイソシアネート化合物(b−1)と炭素数
    が10〜50なるアルキレン基を有するアルキレ ンジオ
    ール(b−2)とを、イソシアヌレート化触媒の存在下
    に反応せしめて得られる、イソシアヌレート環含有ポリ
    イソシアネート化合物である、請求項1、2または3に
    記載の樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 シロキシ基の解離触媒、ウレタン化触媒
    および/または水結合剤が配合されているものである、
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の樹脂組成物。
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