JP3161376U - ポータブルトイレ - Google Patents

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【課題】 簡単に持ち運べるポータブルトイレを提供する。【解決手段】 上下方向に開口する筒体状に段ボールで形成され内壁面に水平方向に延びる段部7を有する筺体4と、筺体4の上端に筺体4の上方の開口を覆うように着脱可能に装着された便座5と、筺体4の段部7上に横たわらせた状態で載置され段ボールより剛性に優れた支持部材8と、支持部材8に支持されて筺体4内に配置され、便座5の開口から筺体4内に排泄された排泄物をパッケージ化して密封するパッケージ手段6とを備える。【選択図】 図2

Description

本考案は、トイレ設備のない場所、例えば病院や介護施設などの個室、一般家庭の寝室、工事現場などのようにトイレ設備が常設されていない場所に置いて有用なポータブルトイレに関するものである。
ポータブルトイレは、所望の場所に持ち運んで置いて使用できる利点がある(例えば、特許文献1、2参照。)。このポータブルトイレは、略直方体状の筺体と、筺体内に設けられチューブ状のパッケージ材に排泄物を収容させそのパッケージ材を密閉したものを貯留部に溜めるためのトイレ機構とを有している。筺体の上面には、便座となる凸部及び凸部により区画形成された開口が設けられている。排泄物は、便座の開口から筺体内のパッケージ材内に落下して収容され、そのパッケージ材が密閉されてから貯留部に溜められるようになっている。
特開2005−130985号公報 特開2007−117284号公報
ところで、従来のポータブルトイレは、筺体がアルミ等の金属や木材で形成されているために、ポータブルトイレ全体としての重量が重くなり、持ち運ぶためには大きな力が必要となり簡単に持ち運ぶことができなかった。
本考案が解決しようとする課題は、簡単に持ち運べるポータブルトイレを提供することにある。
前記課題を解決するため、本考案に係るポータブルトイレは、上下方向に開口する筒体状に段ボールで形成され内壁面に水平方向に延びる段部を有する筺体と、前記筺体の上端に前記筺体の上方側の開口を覆うように着脱可能に装着された便座と、前記筺体の段部上に横たわらせた状態で載置され前記段ボールより剛性に優れた支持部材と、前記支持部材に支持されて前記筺体内に配置され、前記便座の開口から前記筺体内に排泄された排泄物をパッケージ化して密封するパッケージ手段とを備えたことを特徴とする。
このように、筺体が段ボールで形成されているので、軽量化を図れる。この場合、パッケージ手段を支持する筺体が段ボールで形成されているとき、パッケージ手段を支持する箇所が筺体の特定の箇所に集中すると、段ボールである筺体でパッケージ手段を支持できないことがあり得るが、本考案では、筺体の内壁面に段部を形成し、この段部に載置した剛性に優れた支持部材にパッケージ手段を支持させるから、パッケージ手段を支持する箇所が段部上で分散するので、段ボールの筺体で十分にパッケージ手段を支持することが可能である。よって、ポータブルトイレの軽量化を図れ、ポータブルトイレを簡単に持ち運べることができる。
また、便座が筺体に着脱可能に設けられているので、便座のメンテナンス、修理及び交換が簡単である。
この場合において、筺体を、矩形筒体状に形成し、この筺体の互いに対向する一対の内壁面の一方に、この内壁面に沿って段部をそれぞれ形成し、支持部材を、2つの段部上にそれぞれ横たわる2つ設け、これら2つの支持部材を、各辺の幅が前記段部の幅以下の寸法の矩形状に外形を形成してなり、かつ、長手方向の長さが段部の長手方向の長さより短く形成してなることができる。また、この場合において、筺体の上端の便座との間に着脱可能に設けられ、筺体とパッケージ手段との間への排泄物の侵入を防止するシート部材を備えることができる。さらに、この場合において、筺体に肘掛を設けることもできる。
本考案によれば、ポータブルトイレの持ち運びを簡単にできる。また、便座のメンテナンス、修理及び交換を簡単に行える。
本考案に係る一例の実施形態のポータブルトイレを示す斜視図である。 本実施形態のポータブルトイレのトイレ本体2を示す分解斜視図である。なお、図2中の筺体は内部が分かりやすいように透明であると仮想して線図にして表してある。 本実施形態のトイレ本体2を半割にした状態を示す斜視図である。 本実施形態のポータブルトイレの筺体を示す図で、(a)は斜視図、(b)は半割にした状態を示す斜視図、(c)は(b)とは反対側の半割にした状態を示す斜視図である。 本実施形態のポータブルトイレの他の一例を示す斜視図である。
以下、本考案に係るポータブルトイレの実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の一例のポータブルトイレ1は、トイレ本体2と蓋3とからなる。蓋3は、トイレ本体2の上端及び上方を覆い隠すもので、トイレ本体2の上方に着脱可能に装着される。蓋3は、例えば、後述する筺体4を形成する段ボールと同じ材料で形成されている。なお、ポータブルトイレ1は、図示例ではトイレ本体2と蓋3とからなるが、蓋3がないトイレ本体2のみでポータブルトイレ1を構成するようにしてもよい。
トイレ本体2は、図2及び図3に示すように、上下方向に開口する筒体状に形成された筺体4と、筺体4の上端に筺体4の上方側の開口を覆うように着脱可能に装着された便座5と、筺体4内に配置され、便座5の開口から筺体4内に排泄された排泄物をパッケージ化して密封するパッケージ手段6とを備えている。
筺体4は、図1〜図4に示すように、筒体状に形成され、その断面形状は、円形、楕円形、五角形以上の多角形状等特に限定されず、特に前後方向の長さが長い矩形状に形成されていることが好ましい。筺体4の前面及び両側面の下方の中央部には、略逆U字状の切り込み4a、4bがそれぞれ形成されており、前面の両側の角部が脚部として形成されている。筺体4の前後の内壁面には、それぞれ段部7が形成されている。段部7は、例えば、内壁面の高さ方向の上から略1/3の位置で内壁面の表面が断面クランク状に形成されてなる。すなわち、段部7は、筺体4の壁の厚さが上から略1/3より残りの略2/3の方が厚く形成されてなり、内壁面の幅方向全体にわたって水平に延びた平面として形成されている。なお、段部7の位置、幅の寸法及び形状は、特に限定されず、任意に設定することができる。また、段部7は、筺体4の前後の内壁面に設けたが、両側の内壁面に設けるようにしてもよいし、また、前後及び両側の所望の3つの内壁面や4つの内壁面すべてに設けるようにしてもよい。
また、筺体4の前壁の左側上方(前面を目視したとき右側上方)の角部近傍には、電源スイッチボタン15a、表示部15b等を前面に有し、筒状フィルムの送りスイッチ15cやリセットスイッチ15dが筺体4内に配置されるスイッチユニット15が嵌合される横長の矩形状の穴41が形成されている。前壁の穴41の近傍の筺体4の左側壁には、前壁の穴41にスイッチユニット15を嵌合させたときに、スイッチユニット15の一部が挿入される互いに平行な一対のスリット42が形成されている。また、筺体4の後面の段部7より下方には、電源スイッチ16a、電源コンセント16b、ヒューズ等を有する電源ユニット16が嵌合される貫通された電源穴43が形成され、かつ、電源ユニット16に接続される器械箱17が嵌合される断面凹状の箱嵌合部44が内壁面に形成されてなる。器械箱17には、基板等が収容される。また、後壁には、ポータブルトイレ1の持ち運びを簡単にするための穴45が設けられている。
筺体4は、段ボールで形成されている。段ボールとしては、耐性に優れるものが望ましく、例えば、パルプ繊維を基材としてポリエステル樹脂等の合成樹脂をコーティングし、耐水性・耐候性・断熱性に優れ軽量かつ高強度のものを用いることができる。段ボールの基材(つまり段ボール)は、具体的には、表裏のライナー層とこれらライナー層間で波形にコルゲート加工された状態で積層されている中芯層とからなるもの、建築材として用いられているもの、段ボールを積層したもの等を用いることができる。
便座5は、筺体4の上端に筺体4の上方の開口を覆うように着脱可能に装着されるものである。便座5は、例えば、筺体4の上端の矩形状と略同じ矩形状の板状に形成されている。便座5の開口である便座穴51は、円形、楕円形等公知の形状であれば特に限定されないが、幅方向の中央部に前後方向に延び2つの略半円を直線で連結した形状であって後方側の略半円より前方側の略半円の径が小さな形状に形成されていることが望ましい。便座5の上面である表面は、便座穴51を形成する端部近傍が洋式便座の形状に形成されている。また、便座穴51を形成する表面側の角部は、Rに形成されている。便座5の下面である裏面には、筺体4の上方側の開口から筺体4に嵌合される嵌合突部52が設けられている。これにより、便座5が筺体4の上端に筺体4の上方の開口を覆うように着脱可能に装着されるようになっている。また、便座5は、一体のものであってもよいが、便座穴51を形成し臀部が接触する便座部5aと筺体4に装着される装着部5bとの2つの部材から形成してもよい。便座5は、例えば、合成樹脂で形成されるが、便座5が便座部5aと装着部5bとの2つの部材からなる場合には、同じ材料で形成してもよいが、例えば、装着部5bが構成に優れた材料で、便座部5aが柔軟性に優れた材料で形成するようにしてもよい。
パッケージ手段6は、便座5の便座穴51から筺体4内に排泄された排泄物をパッケージ化して密封するものであれば、特に限定されない。パッケージ手段6は、例えば、排泄物をガイドするガイド部61と、排泄物をパッケージ化するための筒状フィルムを収容するフィルム収容部62と、排泄物を筒状フィルムでパッケージ化して密封するパッケージ機構63とを備えている。
ガイド部61は、洋式便器の形状に模して形成されている。ガイド部61は、便座穴51の後方側の略半円の径と略同じ径の2つの半円を直線で連結した筒状部61aと、筒状部61aの上端が外方に末広がり状に拡径し先端が便座穴51より大きくかつ便座5の下面の近傍に位置されて形成される末広がり部61bと、筒状部61aの下端が便座5の穴の後方側の略半円の下方に略矩形状に形成されてなる排出口61cと、筒状部61aの内面の下方が排出口61cに向かって傾斜して排泄物を排出口61cに案内する傾斜案内部61dとからなる。
フィルム収容部62は、ガイド部61の筒状部61aの外周に筒状部61aを覆うように筒状に形成されている。このフィルム収容部62内には、筒状フィルムが収容されている。筒状フィルムは、ポータブルトイレに用いられヒートシール可能なものであれば特に限定されず、例えば、ポリエチレン等の長尺の筒状の合成樹脂フィルムが用いられる。筒状フィルムは、フィルム収容部62内に例えば蛇腹環状に折り畳まれ、かつ、漸次引き出し可能に収容されており、フィルム収容部62から引き出された筒状フィルムは、筒状部61a及び末広がり部61bの外面を順次覆ってから末広がり部61b、筒状部61a、傾斜案内部61d及び排出口61cの内面を順次覆って排出口61cからパッケージ機構63に導かれるようになっている。
パッケージ機構63は、筺体4内のガイド部61の下方に配置され、スイッチユニット15、電源ユニット16及び器械箱17に接続されている。パッケージ機構63は、筒状フィルムをフィルム収容部62から引き出して筺体4内の下方に導くフィルム引き出し部と、筒状フィルムをヒートシールするヒートシート部と、筒状フィルムをカットするカット部とを備えている。パッケージ機構63は、例えば、筒状フィルムをヒートシート部でその幅方向にヒートシールして筒状フィルムの底を形成し、この筒状フィルム内に排泄物が排泄されて収容されると、筒状フィルムをフィルム引き出し部により下方に引き出し、排泄物が収容されている筒状フィルムの上方をヒートシート部でシールするとともにカット部でこのシール部をカットする。このとき、ヒートシート部でシールは、筒状フィルムの長手方向に間隔をおいて2箇所行い、この2箇所のヒートシールの間をカットすることで、排泄物をパッケージ化して密封された袋体が形成されるとともに、筒状フィルムの底が形成されるように構成されている。なお、パッケージ機構63は、排泄物をパッケージ化して密封することができれば他の構造で構成するようにしてもよい。
パッケージ手段6は、筺体4の段部7上に横たわらせた状態で載置される支持部材8に支持されている。支持部材8は、段ボールより剛性に優れた材料、例えば、木材や金属により形成されるが、軽量化の観点からアルミニウムで形成されていることが好ましい。支持部材8は、例えば、外形が矩形状、特に正方形状に形成されていることが好ましい。支持部材8の1辺の幅は、段部7の幅より短い寸法で形成されていることが好ましい。また、支持部材8の長手方向の長さは、段部7の長手方向の長さより短く例えば若干短い寸法で形成されていることが好ましい。支持部材8は、筺体4の2つの段部7上にそれぞれ全体が横たわらせた状態で載置されるように2つ設けられている。これら2つの支持部材8は、各段部7上に載置した状態でそれぞれ接着剤で固定される。なお、支持部材8の段部7への固定は、接着剤を用いずに他の方法で固定するようにしてもよい。2つの支持部材8の上面の中央部と両端部の間の略中央には、それぞれネジ穴8aが設けられている。
パッケージ手段6を構成するパッケージ機構63は、筺体4内に収容される矩形箱状の枠体64内に配置されている。枠体64は、ガイド部61の略矩形状の排出口61cと対応する上面の箇所にその排出口61cと略同じ矩形状の穴が形成されてなり、かつ、下面が開口されている。枠体64の筺体4の前後の内壁面と対向する2つの面の上方の両側近傍には水平方向に延びる平板状の一対の取付ステー65、66がそれぞれ設けられている。これら2組の一対の取付ステー65、66は、それぞれ支持部材8のネジ8a穴上に載置されるように形成されている。すなわち、パッケージ機構63は、枠体64及び取付ステー65、66を介して支持部材8に支持されている。また、2組の一対の取付ステー65、66の支持部材8のネジ穴8aに対応する箇所には、貫通穴65a、66aが設けられている。
また、ガイド部61の下方の外側には、支持板67が取り付けられている。支持板67は、筺体4内に水平状態を維持したまま収容し得るように段部7より上方の筺体4内の矩形状より若干小さい矩形状に形成されている。このガイド部61が取り付けられた支持板97は、パッケージ機構63を支持する取付ステー65、66が載置された支持部材8上に載置される。すなわち、4つの取付ステー65、66上と枠体64の上面上に支持板67が載置されるようになっている。支持部材8のネジ穴8a及び取付ステー65、66の通過穴65a、66aに対応する支持板67の箇所には、通し穴67aが設けられている。これにより、ビスなどのネジ部材やピン等によりパッケージ機構63、フィルム収容部62を有するガイド部61、すなわち、パッケージ手段6が支持部材8に固定された状態で支持されるようになっている。
また、筺体4の上端の便座5との間には、シート部材9が設けられている。シート部材9は、筺体4とパッケージ手段6との間への排泄物特に尿の侵入を防止するものである。
シート部材9は、例えば、合成樹脂で、筺体4の外形の矩形状より若干大きな矩形状に形状されている。シート部材9の4辺の縁部は、筺体4の4つの辺の上端に嵌合し得るように断面逆凹状に形成されている。これにより、シート部材9が筺体4の上端に被せられるように着脱可能に取り付けられており、このシート部材9が取り付けられた筺体4の上端に便座5が装着される。便座5の便座穴51と対応するシート部材9の箇所には、便座穴51より若干大きな穴であって便座穴51と略同じ形状の穴が設けられている。シート部材9の穴を形成する端部は、下方に傾斜して傾斜部9aとして形成されている。
また、筺体4の両側壁の切り欠み4bにより形成された略U字状の端面の中央部には、シューター11の両端部が掛け渡された状態で取り付けられている。シューター11の取付は、特に限定されず、例えば、接着剤を用いて行われる。シューター11は、例えば、45度傾斜した傾斜板11aを有し、袋体を筺体4内の前方側に案内する機能と、排泄物を収容した筒状フィルムをシールして袋体を形成するときに筒状フィルムの底部が接触して筒状フィルムが斜めになって袋体となる筒状フィルム内の空気が少なくなるつまりエアー抜きの機能とを有するものである。
さて、本実施形態のポータブルトイレ1は、筺体4が段ボールで形成されているので、軽量化を図れる。この場合、パッケージ手段6を支持する筺体が段ボールで形成されているとき、パッケージ手段6を支持する箇所が筺体の特定の箇所に集中すると、段ボールである筺体でパッケージ手段6を支持できないことがあり得る。これに対して、本実施形態では、筺体4の内壁面に段部7を形成し、この段部7に横たわらせて載置した状態で固定した支持部材8にパッケージ手段6を支持させるから、パッケージ手段6を支持する箇所が段部7上で分散する。特に段部7を筺体4の内壁面の幅方向の全体にわたって形成し、この段部7上に段部7の長手方向の長さのほぼ全体にわたって支持部材8が載置された状態で固定されるので、パッケージ手段6を支持する箇所が段部7上の広範囲で分散することになる。その結果、段ボールの筺体4で十分にパッケージ手段6を支持することが可能となる。
よって、本実施形態のポータブルトイレ1は、筺体4を段ボールで形成したので、軽量化を図れ、簡単に持ち運べることができる。また、便座5が筺体4に着脱可能に設けられているので、便座5のメンテナンス、修理及び交換を簡単に行える。また、便座5の種類が複数ある場合には、所望のものに簡単に交換できる。さらに、便座5が汚れた場合には、便座5のみを簡単に交換することができるので、衛生上安心して使用することができる。
また、筺体4の4つの内壁面のうち2つの内壁面に段部7を形成し、これら段部7に支持部材8を固定してパッケージ手段6を支持させることで、ポータブルトイレ1の軽量化をより図れる。すなわち、筺体4の4つの内壁面の全てにわたって段部7を形成し、この段部7上に矩形枠状の支持部材8を載置してパッケージ手段6を支持する場合に比して、本実施形態では支持部材8の長さを短くすることができるので、軽量化を図れる。
また、筺体4の上端の便座5との間にシート部材9が設けられているので、筺体4とパッケージ手段6特にパッケージ機構63との間への排泄物、特に尿の侵入を防止することができるので、パッケージ機構63を尿に濡れることなく安全に動作させることができる。このとき、シート部材9の穴を形成する端部が下方に傾斜して傾斜部9aとして形成されていることで、より確実に尿の侵入を防止することができる。
図5は、本実施形態のポータブルトイレの他の一例を示す図である。図5に示すように、このポータブルトイレ70は、筺体71に肘掛72を設けた点に特徴がある。その他の構成は前記のポータブルトイレ1と略同様であるのでその説明を省略する。筺体71は、両側及び後側の壁の厚さが前記の筺体4より厚く形成されている。筺体71の左側の壁の上端の外表面側は、左側面の幅方向全体にわたって上方に延びて肘掛72として形成されている。この肘掛72の前面側の上部の角部は、Rに形成されている。また、筺体71の後側の壁の上端の外表面側及び右側の略中央から後面までの上端の外表面側は、それぞれ肘掛72と同様に上方に延びて、肘掛72とともに、臀部が便座5の所望の位置に着座させるためのガイド73として形成されている。
これにより、このポータブルトイレ70は、軽量化を図れる等の前述の作用効果に加えて、肘掛72やガイド73を有するので、ポータブルトイレ70の便座5に着座する場合やポータブルトイレ70から立ち上がる場合に掴まって補助となるので、ポータブルトイレ70の使用が容易になる。また、ガイド73が設けられているから、臀部が便座5の所望の位置に着座するように案内されるので、ポータブルトイレの使用が一層容易になる。
1 ポータブルトイレ
2 トイレ本体
4 筺体
5 便座
6 パッケージ手段
7 段部
8 支持部材
9 シート部材
70 ポータブルトイレ
71 筺体
72 肘掛

Claims (4)

  1. 上下方向に開口する筒体状に段ボールで形成され内壁面に水平方向に延びる段部を有する筺体と、
    前記筺体の上端に前記筺体の上方側の開口を覆うように着脱可能に装着された便座と、
    前記筺体の段部上に横たわらせた状態で載置され前記段ボールより剛性に優れた支持部材と、
    前記支持部材に支持されて前記筺体内に配置され、前記便座の開口から前記筺体内に排泄された排泄物をパッケージ化して密封するパッケージ手段とを備えたことを特徴とするポータブルトイレ。
  2. 前記筺体は、矩形筒体状に形成され、この筺体の互いに対向する一対の内壁面の一方に、この内壁面に沿って前記段部がそれぞれ形成され、
    前記支持部材は、前記2つの段部上にそれぞれ載置される2つ設けられ、これら2つの支持部材は、各辺の幅が前記段部の幅以下の寸法の矩形状に外形が形成されてなり、かつ、長手方向の長さが前記段部の長手方向の長さより短く形成されてなる請求項1に記載のポータブルトイレ。
  3. 前記筺体の上端の前記便座との間に着脱可能に設けられ、前記筺体と前記パッケージ手段との間への前記排泄物の侵入を防止するシート部材を備えた請求項1又は2に記載のポータブルトイレ。
  4. 前記筺体は、肘掛を有してなる請求項1〜3のいずれか1項に記載のポータブルトイレ。
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