JP3180499U - 陳列兼用包装箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で組み立ても容易な陳列兼用包装箱であって、従来の包装箱と同じ抜き型を使用することができ、材料費も従来の包装箱と同様の陳列兼用包装箱を提供する。
【解決手段】背面板1と正面板2と2つの側面板4等により周壁を構成し、背面板に蓋板切取線により切り取り可能に連設された蓋板5と正面板に連設された底板6により上下の開口を封止可能な箱体に形成して陳列兼用包装箱とする。さらに、背面板1から切り取られた蓋板5を陳列兼用包装箱内の底部において、蓋板先端に形成された差込片51、61を下方に折り曲げて、蓋板切取線部分10が正面板側に、差込片が背面板側にそれぞれ位置するように設置することにより後方から前方にかけて漸次低くなる底面を形成する。
【選択図】図3

Description

本考案は、商品の運搬や保管時における包装機能と、商品を店頭にて効果的に展示する陳列機能を併せ持った陳列兼用包装箱に関するものである。
従来、複数の商品を収納可能な包装箱において、店頭においては陳列ケース代わりに用いることが可能な陳列兼用包装箱が知られている。化粧品分野で一例を挙げると、化粧水等を含浸させたシートマスクが、初回試用目的で購入する消費者向けに個別包装箱入りで、商品6〜12個を収納可能な陳列兼用包装箱により陳列販売されている。
ところで、近年、製品コストダウンの要請により、かかる個別包装箱を省略し、含浸シートマスクラミネート収容袋のままで販売されることが主流となりつつある。しかし、このラミネート収容袋は自立することができないため、消費者が商品を陳列兼用包装箱から取り出したときに、同じ箱内で陳列されている商品が前に倒れてしまい、商品の前面が消費者から見えにくくなって陳列効果が損なわれるという問題があった。
このような商品の前倒れを防止することを課題とし、特許文献1では、底面板に連設された摺動板と、箱本体の後側壁とを止鋲を用いて合一的に結合し、これにより商品をひな段状の陳列状態に支持する包装箱が開示されている。また、特許文献2には、前壁の下縁から底重板および吊上板を連設し、かかる吊上板を引き上げて底重板が後上がりに傾斜し、商品の前倒れを防ぐことができる包装箱が開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載のものは、構成が複雑であり、製造コストが通常の包装箱よりも大幅にかかるとともに、店頭での組み立ても容易ではないという問題を有していた。また、特許文献2のものは、底重板や吊上板等を設けるために、従来の一般的な包装箱とは異なる抜き型を必要とし、材料費も一般の包装箱より高くなるという問題を有していた。
実公平3−20264 特開2002−96821
そこで本考案は、簡易な構成で組み立ても容易な陳列兼用包装箱であって、従来の包装箱と同じ抜き型を使用することができ、材料費も従来の包装箱と同等の陳列兼用包装箱を提供することをその課題とするものである。
本考案は、上記課題を解決するものであり、背面板と正面板と2つの側面板により周壁を構成し、背面板に蓋板切取線により切り取り可能に連設された蓋板と正面板に連設された底板により上下の開口を封止可能な箱体に形成された陳列兼用包装箱であって、背面板から切り取られた蓋板を陳列兼用包装箱内の底部において、蓋板先端に形成された差込片を下方に折り曲げて、蓋板切取線部分が正面板側に、差込片が背面板側にそれぞれ位置するように設置することにより後方から前方にかけて漸次低くなる底面が形成されることを特徴とする陳列兼用包装箱である。
本考案に係る陳列兼用包装箱は、背面板から切り取られた蓋板が陳列兼用包装箱内の底部に設置されることにより、箱内に後方から前方にかけて漸次低くなる底面を形成する。これにより、箱内に収納された商品の底部が前方へとずり下がり、自ずと背面板側にもたれ掛かる姿勢になるため、商品の前倒れを防ぐことができる。
また、本考案に係る陳列兼用包装箱は、従来の一般的な包装用箱に切取線を加えただけのものであり、構成も簡易なため、一般的な包装箱と同じ抜き型を使用でき、余分な材料費がかからず、さらにその組み立ても容易である。
本考案に係る陳列兼用包装箱の展開図 本考案に係る陳列兼用包装箱の上部を切り取った状態の斜視図 本考案に係る陳列兼用包装箱の上部を切り取った状態の中央断面図
以下、本考案の陳列兼用包装箱を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本考案はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本考案に係る陳列兼用包装箱の展開図、図2は同陳列兼用包装箱の上部を切り取った状態の斜視図、図3は同陳列兼用包装箱の上部を切り取った状態の断面図である。図中、1は背面板、2は正面板、3は側面板、4は側面板、5は蓋板、6は底板、7はサイドフラップ、8はサイドフラップ、9は本体切取線、10は蓋板切取線、11は凸部、21は接着片、51は差込片、61は差込片、100は開口部、101ないし111は折り曲げ部、θは傾斜角度をそれぞれ示す。
図1に示すように、本考案に係る陳列兼用包装箱は、背面板1と、背面板1に折込線105、102で折り曲げ可能に連設された2つの側面板3、4と、側面板3に折込線108で折り曲げ可能に連設された正面板2とにより周壁を構成し、背面板1に蓋板切取線10で折り曲げ可能に連設された蓋板5および正面板2に折込線109で折り曲げ可能に連設された底板6により上下の開口を封止可能な箱体に形成されている。
さらに、正面板2には、折込線111で折り曲げ可能に接着片21が連設され、側面板3には、その上下にそれぞれ折込線106、107で折り曲げ可能にフラップ7、8が連設され、側面板4には、その上下にそれぞれ折込線101、103で折り曲げ可能にフラップ7、8が連設されている。また、正面板2、背面板1の下部には、それぞれ凸部11が2箇所ずつ形成されている。本考案の陳列兼用包装箱を組み立てて商品を陳列したときには、かかる凸部11が脚代わりとなり、箱の座りを安定させることができる。
蓋板5には、その先端に差込片51が折込線104で折り曲げ可能に連設されている。また、底板6には、その先端に差込片61が折込線110で折り曲げ可能に形成されている。このように、本考案の陳列兼用包装箱は、基本的な構成としては一般的な包装箱と変わるところがなく、一枚のシート材より一体に打ち抜いて形成されている。
本考案に係る陳列兼用包装箱において、通常の包装箱とは異なる特徴として、まず、箱本体の上部が切り取り可能な本体切取線9を周壁部分に連続して形成している。本体切取線9は、背面板1の上部と正面板2の中央からやや下寄りにともに水平に形成され、さらに、背面板1と正面板2の切取線を繋ぐように、側面板3、4、接着片21にそれぞれ斜めに形成されている。さらに、本考案の陳列兼用包装箱の特徴として、背面板1と蓋板5の連設部分において、蓋板切取線10が形成されており、かかる蓋板切取線10により蓋板5を背面板1から切り取り可能に形成されている。
本考案に係る陳列兼用包装箱の組み立て方法は以下の通りである。まず、図1の状態で、背面板1、側面板3、4、正面板2の各板を、連接する折込線105、102、108で折り込んでいき、接着片21を側面板4の端部に接着する。そして、折込線103、107において左右のフラップ8を下部開口方向へ折り込んで、その外側から底板6により開口を封止する。次に、折込線101、106において左右のフラップ7を上部開口方向に折り込んで、その外側から蓋板5により開口を封止する。これにより、本考案の陳列兼用包装箱の組み立ては完了する。
図2は、本考案に係る陳列兼用包装箱を組み立てた後、箱の上部を切り取って陳列可能な状態とした斜視図である。このように、箱の上部を本体切取線9から切り取ることにより、箱の上部には箱の背面側から正面側に低くなるように傾斜する開口部100が形成される。このような形状に開口部100が形成されることで、商品の前面が消費者から見やすくなるとともに、背面板1により、商品を後から支持することができる。
図2、3に示すように、陳列兼用包装箱内の底部には、背面板1から切り取られた蓋板5が設置される。蓋板5は、陳列兼用包装箱内において、蓋板切取線10部分が正面板2側に位置し、差込片51が背面板1側に位置するように設置される。このとき、図3の断面視で、差込片51は、差込片51を底辺とし蓋板5と底板6を残りの二辺とする略二等辺三角形を形成するように下方に折り曲げられており、これにより、蓋板5の蓋板切取線10部分は正面板2と底板6との連接部分(折込線109)に、また、差込片51の先端は底板6と差込片61の連設部分(折込線110)にそれぞれ当接して固定される。かかる状態において、蓋板5は後方の折込線104から前方の蓋板切取線10にかけて漸次低くなる底面を形成する。
このように、陳列兼用包装箱内において、背面板1から切り取られた蓋板5を設置して後方から前方にかけて漸次低くなる底面を形成することにより、箱内にラミネート収容袋のような自立しない商品を収納したときに、収容袋の底部が正面板2側へとずり下がってくるため、自ずと背面板1側にもたれ掛かる姿勢になり、これにより商品の前倒れを確実に防ぐことができる。
このとき、蓋板5により形成される底面の傾斜角度θは、差込片51の長さにより調整することが可能であるが、あまり角度が少ない場合は前倒れ防止の効果が得られず、また角度が大きすぎる場合は商品の下方が前方に偏りすぎるため、20度〜30度の範囲に設定することが好ましい。
本考案に係る陳列兼用包装箱の使用方法は以下の通りである。本考案の陳列兼用包装箱は、通常の包装箱と同様に組み立てられ、商品を梱包した状態で出荷される。そして、店頭では、本体切取線9に沿って箱の上部を本体から切り離し、開口部100を形成する。次に、切り取られた背面板1の一部に連設されている蓋板5を蓋板切取線10により切り取る。なお、蓋板5を切り取る作業は、前述の箱の上部を切り取る作業の前に行っても良い。そして、箱の内部から商品を一旦すべて取り出し、底部に前述の方法で蓋板5を設置する。最後に、商品を箱内に戻して陳列すれば良い。このように、本考案の陳列兼用包装箱は、陳列時の作業が非常に容易である。
1……背面板
2……正面板
3……側面板
4……側面板
5……蓋板
6……底板
7……サイドフラップ
8……サイドフラップ
9……本体切取線
10……蓋板切取線
11……凸部
21……接着片
51……差込片
61……差込片
100……開口部
101〜111……折込線
θ……傾斜角度

Claims (4)

  1. 背面板と正面板と2つの側面板により周壁を構成し、背面板に蓋板切取線により切り取り可能に連設された蓋板と正面板に連設された底板により上下の開口を封止可能な箱体に形成された陳列兼用包装箱であって、背面板から切り取られた蓋板を陳列兼用包装箱内の底部において、蓋板先端に形成された差込片を下方に折り曲げて、蓋板切取線部分が正面板側に、差込片が背面板側にそれぞれ位置するように設置することにより後方から前方にかけて漸次低くなる底面が形成されることを特徴とする陳列兼用包装箱。
  2. 前記蓋板は、前記差込片を底辺とし、蓋板と底板を残りの二辺とする略二等辺三角形を断面視で形成するように、差込片を下方に折り曲げて陳列兼用包装箱内の底部に設置することを特徴とする請求項1に記載の陳列兼用包装箱。
  3. 周壁には箱本体の上部が切り取り可能な本体切取線が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の陳列兼用包装箱。
  4. 前記蓋板により形成される底面の傾斜角度が20度〜30度であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の陳列兼用包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019064649A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 大日本印刷株式会社 自立性薄型直方体カートン

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