JP3161270B2 - 自動車の巻取り式トノカバー装置 - Google Patents

自動車の巻取り式トノカバー装置

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JP3161270B2 JP03372595A JP3372595A JP3161270B2 JP 3161270 B2 JP3161270 B2 JP 3161270B2 JP 03372595 A JP03372595 A JP 03372595A JP 3372595 A JP3372595 A JP 3372595A JP 3161270 B2 JP3161270 B2 JP 3161270B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体内に積載した荷物
を覆い隠す自動車の巻取り式トノカバー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にワゴン車等の自動車においては、
その後部の荷室に積載された荷物を覆い隠す巻取り式の
トノカバー装置が設けられている。図10には、このト
ノカバー装置を備えた自動車の車内を示してあり、符号
1がカバーケース、2がトノカバーで、通常時にはトノ
カバー2がカバーケース1内にスプリング(図示せず)
の付勢力により弾性的にロール状に巻取られて収納され
ている。そして必要に応じてトノカバー2を前記スプリ
ングの付勢力に抗して水平に引出し、その引出し側の端
縁を車体の所定箇所に係止してトノカバー2を水平に張
り、このトノカバー2で荷室3の上面を覆うようになっ
ている。
【0003】トノカバー装置のカバーケース1は、車体
に脱着可能に取付けられていて、後部座席4におけるシ
ートバック4aの上部後方側にそのシートバック4aと
隣接して設けられている。そしてシートバック4aと対
向するカバーケース1の外側部には、垂れ幕式の第2の
トノカバー5が設けられ、このトノカバー5の先端側の
端縁を前記シートバック4aの背面側上部に係止するこ
とにより、シートバック4aとカバーケース1との間の
隙間を埋めてその下方の空間を覆い隠すことができるよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の構成においては、第2のトノカバー5が単なる垂
れ幕式であるから、この第2のトノカバー5をカバーケ
ース1とシートバック4aとの間に掛け渡したときに、
図11に示すように、トノカバー5がだぶついて大きな
しわが生じたり、中間部が下方に垂れ下がって見栄えが
悪くなる。そしてトノカバー5の中間部が下方に垂れ下
がることにより、その内側に塵埃等の異物が溜まりやす
くなる。
【0005】また一方、シートバック4aが前倒し式で
その前倒ししたシートバック4aの上を荷物の積載部と
して利用することが可能な車種の場合、その前倒しの状
態では前記トノカバー5を何ら使用することができず、
シートバック4aの上の荷物の積載部を覆うようなこと
ができない。
【0006】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするところは、外観的な見栄えがよ
く、かつ座席のシートバックを倒してその上を荷物の積
載部として利用したときに、その積載部の上面を覆って
荷物を隠すことができる自動車の巻取り式トノカバー装
置を提供することにある。
【0007】このような目的を達成するために、請求項
1の発明は、車体内の後部座席の上部後方側に、同車体
に対して着脱可能にカバーケースを設け、このカバーケ
ース内に、スプリングの付勢力でロール状に巻取り、か
つ前記スプリングの付勢力に抗して前記カバーケースか
ら少なくとも車体内の前部座席の上部の位置にまで引出
しが可能なトノカバーを設け、このトノカバーの引出し
側の端部に係止手段を設け、車体内の後部座席の上部お
よび前部座席の上部に前記係止手段の係合が可能な係合
手段を設けたことを特徴としている。そして請求項2の
発明は、車体内の後部座席および前部座席のシートバッ
クにはステーを介してヘッドレストが取付けられ、この
ヘッドレストのステーがトノカバーの係止手段を係合さ
せる係合手段を兼ねていることを特徴としている。
【0008】また、請求項3の発明は、車体内の後部座
席の上部後方側に、同車体に対して着脱可能にカバーケ
ースを設け、このカバーケース内に、スプリングの付勢
力でロール状に巻取り、かつ前記スプリングの付勢力に
抗して前記カバーケースから車体内の前方側へ引出しが
可能なトノカバーを設け、このトノカバーの引出し側の
端部に係止手段を設け、車体内の前部座席の前方のイン
ストルメントパネルに前記係止手段の係合が可能な係合
手段を設けたことを特徴としている。そしていずれの請
求項の発明においても、車体内の後部座席を複数の前倒
し式のシートバックを備える分割構造に構成し、かつこ
れらシートバックの上部後方側に配置するカバーケース
をそのシートバックに対応する複数のケースに分割し、
これらケース内にそれぞれトノカバーを収納するように
構成することも可能である。
【0009】
【作用】このような本発明の巻取り式トノカバー装置に
おいては、カバーケースからトノカバーを引出して、後
部座席におけるシートバックとカバーケースの間の隙間
を埋めて覆い隠したり、あるいは後部座席のシートバッ
クを倒してその上を荷物の積載部として利用したとき
に、その積載部の上面を覆って荷物を隠すことができ
る。そしていずれの場合においても、トノカバーがスプ
リングによりその巻取り方向に弾性的に引張られて一定
の張力で張られており、このためトノカバーにしわが生
じたり中間部が垂れ下がるようなことがなく、良好な外
観を保つことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1ないし図
9を参照して説明する。図1ないし図7には、本発明の
第1の実施例を示してあり、符号10はワゴン車等の車
体で、この車体1の後部が荷室11となっている。そし
てこの車体10の乗室には前部座席12と後部座席13
が設けられている。
【0011】前部座席12および後部座席13は、図1
に示すように、それぞれ左右に並んで分離した一対のシ
ートクッション14a,14bおよびこれらシートクッ
ション14a,14bの個々に取付けられた前倒し式の
一対のシートバック15a,15bとを有する二分割構
造に構成されている。そして各シートバック15a,1
5bの上端部にはそれぞれヘッドレスト16a,16b
が取付けられている。また、後部座席13における各シ
ートクッション14a,14bはそれぞれ車体10に対
して脱着可能に取付けられている。
【0012】各ヘッドレスト16a,16bは、下端部
に金属製の一対のステー17を有し、また各シートバッ
ク15a,15bの上端部には、図3に示すように、前
記ステー17に対応する挿入スリーブ18が取付けられ
おり、前記ステー17を前記挿入スリーブ18内に差し
込むことによりヘッドレスト16a,16bがシートバ
ック15a,15bに脱着可能に取付けられている。
【0013】後部座席13におけるシートバック15
a,15bの上部後方側にはそのシートバック15a,
15bと隣接してケースユニット25が水平にかつ車体
10に対して脱着可能に設けられている。このケースユ
ニット25は、図2に示すように、車体10の荷室側に
向いて配置した荷室用のカバーケース26と、乗室側に
向いて配置した乗室用のカバーケース27とを一体的に
結合した構造となっている。
【0014】荷室用のカバーケース26の側面には、荷
室側に向いて開放するスリット状の開口28がその長手
方向に沿って形成され、このカバーケース26の内部に
荷室用のトノカバー29がロール状に巻取られて収納さ
れている。
【0015】前記トノカバー29はゼンマイばね等のス
プリング30によりその巻取り方向に弾性的に付勢され
ているとともに、その巻取りの終端側が前記開口28を
通してカバーケース26の外部に導出されている。
【0016】そしてこのトノカバー29をスプリング3
0の付勢力に抗して弾性的に荷室側に向って水平に引出
し、その引出し側の端縁を車体10の所定箇所に係止す
ることにより、このトノカバー29で荷室11の上面を
覆うことができるようになっている。
【0017】乗室用のカバーケース27は、座席12,
13の分割構造に対応して、図1に示すように、右ケー
ス27aと左ケース27bとの二つに分割されている。
そして各ケース27a,27bの側面には、図2に示す
ように、乗室側に向いて開放するスリット状の開口32
がその長手方向に沿って形成されているとともに、これ
らケース27a,27bの内部に乗室用のトノカバー3
3a,33bがそれぞれロール状に巻取られて収納され
ている。
【0018】前記各トノカバー33a,33bはゼンマ
イばね等のスプリング31によりその巻取り方向に弾性
的に付勢されているとともに、その巻取り終端側が前記
開口32を通してケース27a,27bの外部に導出さ
れている。そしてこれらトノカバー33a,33bを前
記スプリング31の付勢力に抗して弾性的にケース27
a,27bから乗室側に水平に引き出すことができるよ
うになっている。
【0019】トノカバー33a,33bの引出し側の端
縁には、この端縁を所定の部位に係止するための係止手
段が設けられてる。この係止手段としては、適宜の構成
を採用することができるが、本実施例においては、図3
に示すように、金属板を弾性的に拡開自在なΩ状に曲成
してなる一対の止め具34により構成されている。
【0020】各座席12,13の上部には、トノカバー
33a,33bの前記係止手段と係合が可能な係合手段
が設けられており、本実施例においては、各座席12,
13におけるヘッドレスト16a,16bのステー17
がその係合手段として利用されている。
【0021】すなわち、図3に示すように、トノカバー
33a,33bの係止手段としての止め具34をヘッド
レスト16a,16bのステー17に対向させ、この状
態で止め具34をステー17に嵌着して係合することに
より、トノカバー33a,33bの端縁をシートバック
15a,15bの上部に係止することができるものであ
る。
【0022】次に、本実施例の作用について述べる。図
4および図5は、後部座席13の右側のシートバック1
5aを起立させ、左側のシートバック15bを前側に倒
伏させた状態を示してある。なお、シートバック15b
を倒伏させる際には、まずシートクッション14bを車
体10から取外し、さらにシートバック15bからヘッ
ドレスト16bを取外す。そしてこの状態で、図5に示
すようにシートバック15bを前側に倒す。
【0023】このように、シートクッション14bを取
外してシートバック15bを倒すことにより、そのシー
トバック15bを前方に大きく倒し、その背面をほぼ水
平に配置させてその上方に広い荷物の積載部を確保する
ことができる。そして取外したシートクッション14b
は、例えば図5に示すように、前倒ししたシートバック
15bの前方の空間部分に収納し、またヘッドレスト1
6bはそのステー17を介して前記シートクッション1
4bの背面の掛止め部35に取付けておく。
【0024】このような状態において、起立したシート
バック15aに対応する右ケース27aからトノカバー
33aを引出し、このトノカバー33aの止め具34を
前記シートバック15aにおけるヘッドレスト16aの
ステー17に嵌着して係止する。これによりシートバッ
ク15aと右ケース27aとの間の隙間がトノカバー3
3aにより埋められてその下方が覆い隠される。
【0025】トノカバー33aはスプリング31の付勢
力により一定の張力で張られており、したがってこのト
ノカバー33aにしわが生じたり下方に垂れ下がるよう
なことがなく、良好な外観が保たれる。そしてトノカバ
ー33aが水平に張られその中間部が垂れ下がるような
ことがないから、このトノカバー33aの上には塵埃等
の異物が溜まりにくくなる。
【0026】一方、前倒ししたシートバック15bに対
応する左ケース27bからはトノカバー33bを大きく
引出し、このトノカバー33bの止め具34を前部座席
12におけるシートバック15bに取付けられているヘ
ッドレスト16bのステー17に嵌着して係止する。こ
れにより前倒した前記シートバック15bの上の荷物の
積載部を前記トノカバー33bにより覆い隠すことがで
きる。そしてこの場合にも、前記トノカバー33bがス
プリング31の付勢力により一定の張力で張られている
から、しわが生じたり下方にほとんど垂れ下がることな
く、良好な外観が保たれる。
【0027】図6(A)の状態は、後部座席13におけ
る両方のシートバック15a,15bをそれぞれ前倒し
にした場合で、この場合には、各シートバック15a,
15bに対応するトノカバー33a,33bをそれぞれ
大きく引出し、これらトノカバー33bの止め具34を
前部座席12における各ヘッドレスト16a,16bの
ステー17にそれぞれ嵌着して係止する。これにより前
倒した各シートバック15a,15bの上の荷物の積載
部を前記トノカバー33a,33bにより覆い隠すこと
ができる。
【0028】図6(B)の状態は、後部座席13におけ
る両方のシートバック15a,15bをそれぞれ起立さ
せた場合で、この場合には各シートバック15a,15
bに対応するトノカバー33a,33bを僅かに前方に
引出してこれらトノカバー33a,33bの止め具34
をその起立しているシートバック15a,15bにおけ
る各ヘッドレスト16a,16bのステー17にそれぞ
れ嵌着して係止する。これにより各シートバック15
a,15bとカバーケース26との間の隙間を前記トノ
カバー33a,33bで埋めて覆い隠すことができる。
【0029】図7ないし図9には本発明の第2の実施例
を示してあり、この第2の実施例においては、前部座席
12の前方の例えばインストルメントパネル40に、ト
ノカバー33a,33bの係止手段と係合が可能な係合
手段が設けられている。
【0030】すなわち、図8に示すようにインストルメ
ントパネル40にグリップ41が設けられ、このグリッ
プ41が係合手段として利用され、トノカバー33a,
33bの端縁に係止手段として前記グリップ41に引掛
け可能な例えばフック状の止め具42が取付けられ、こ
の止め具42をグリップ41に引掛けて係合させること
により、トノカバー33a,33bの端縁を係止するこ
とができるようになっている。
【0031】このような第2の実施例においては、図9
(A)に示すように、前部座席12および後部座席13
における左側のシートバック15bをそれぞれ前倒しに
してこれらシートバック15bの上を荷物の積載部とし
て利用するときに、前記シートバック15bに対応する
トノカバー33bを左ケース27bから前部座席12の
前方にまで大きく引出し、このトノカバー33bの止め
具42をインストルメントパネル40のグリップ41に
引掛けて係止する。これにより前記シートバック15b
の上の荷物の積載部をトノカバー33bで覆い隠すこと
ができる。
【0032】また、図9(B)に示すように、前部座席
12および後部座席13におけるそれぞれのシートバッ
ク15a,15bを前倒しにし、駐車時等において、こ
れらシートバック15a,15bの上を荷物の積載部と
して利用するときに、各シートバック15a,15bに
対応するそれぞれのトノカバー33a,33bを前部座
席12の前方にまで大きく引出し、これらトノカバー3
3a,33bの止め具42をインストルメントパネル4
0のグリップ41に引掛けて係止する。これにより各シ
ートバック15a,15bの上の荷物の積載部をそれぞ
れトノカバー33a,33bで覆い隠すことができる。
【0033】勿論、この第2の実施例においても、例え
ば前部座席12の各シートバック15a,15bを起立
させ、後部座席13の各シートバック15a,15bを
前倒しにし、この状態で各トノカバー33a,33bを
引出し、その端縁の止め具42を前部座席12における
各シートバック15a,15bの上部に係止して後部座
席13における各シートバック15a,15bの上の荷
物の積載部をそのトノカバー33a,33bで覆い隠し
たり、あるいは前部座席12および後部座席13におけ
る各シートバック15a,15bをそれぞれ起立させ、
この状態で各トノカバー33a,33bを引出し、その
端縁の止め具42を後部座席13における各シートバッ
ク15a,15bの上部に係止し、後部座席13の各シ
ートバック15a,15bとカバーケース26との間の
隙間をそのトノカバー33a,33bで埋めて覆い隠す
ような使用形態を採ることも可能である。
【0034】なお、前記各実施例においては、車体内に
分割式の座席を設けるようにしたが、シートクッション
およびシートバックが車体の横方向に一体に延びる所謂
1シート式の座席を採用することも可能である。そして
この場合には、その座席の幅に対応する長さの単一のカ
バーケースを後部座席におけるシートバックの上部後方
側に設け、このカバーケース内に幅広のトノカバーを収
納してこのトノカバーを引出すことができるように構成
する。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
バーケースからトノカバーを引出して、後部座席におけ
るシートバックとカバーケースの間の隙間を埋めて覆い
隠したり、あるいは後部座席のシートバックを倒してそ
の上を荷物の積載部として利用したときに、その積載部
の上面を覆って荷物を隠すことができ、かつそのいずれ
の場合においても、トノカバーがスプリングによりその
巻取り方向に弾性的に引張られて一定の張力で張られる
から、トノカバーにしわが生じたり中間部が垂れ下がる
ようなことがなく、見栄えのよい良好な外観を保つこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る巻取り式トノカバ
ー装置を示す平面図。
【図2】その巻取り式トノカバー装置におけるケースユ
ニットの断面図。
【図3】その巻取り式トノカバー装置における係合手段
を構成するヘッドレストのステーと係止手段を構成する
トノカバーの止め具とを示す斜視図。
【図4】その巻取り式トノカバー装置の一使用形態を示
す平面図。
【図5】その巻取り式トノカバー装置の一使用形態を示
す斜視図。
【図6】その巻取り式トノカバー装置の他の使用形態を
示す平面図。
【図7】本発明の第2の実施例に係る巻取り式トノカバ
ー装置の平面図。
【図8】その巻取り式トノカバー装置における係合手段
を構成するグリップと係止手段を構成するトノカバーの
止め具とを示す斜視図。
【図9】その巻取り式トノカバー装置の使用形態を示す
平面図。
【図10】従来のトノカバー装置を示す斜視図。
【図11】その従来のトノカバー装置の使用状態を示す
斜視図。
【符号の説明】
10…車体 12…前部座席 13…後部座席 14a,14b…シートクッション 15a,15b…シートバック 16a,16b…ヘッドレスト 17…ステー(係合手段) 26…カバーケース 27a…右ケース 27b…左ケース 31…スプリング 33a,33b…トノカバー 34…止め具(係止手段) 41…グリップ(係合手段) 42…止め具(係止手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47C 31/11 B60N 3/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体内の後部座席の上部後方側に、同車体
    に対して着脱可能にカバーケースを設け、このカバーケ
    ース内に、スプリングの付勢力でロール状に巻取り、か
    つ前記スプリングの付勢力に抗して前記カバーケースか
    ら少なくとも車体内の前部座席の上部の位置にまで引出
    しが可能なトノカバーを設け、このトノカバーの引出し
    側の端部に係止手段を設け、車体内の後部座席の上部お
    よび前部座席の上部に前記係止手段の係合が可能な係合
    手段を設けたことを特徴とする自動車の巻取り式トノカ
    バー装置。
  2. 【請求項2】車体内の後部座席および前部座席のシート
    バックにはステーを介してヘッドレストが取付けられ、
    このヘッドレストのステーがトノカバーの係止手段を係
    合させる係合手段を兼ねていることを特徴とする請求項
    1に記載の自動車の巻取り式トノカバー装置。
  3. 【請求項3】車体内の後部座席の上部後方側に、同車体
    に対して着脱可能にカバーケースを設け、このカバーケ
    ース内に、スプリングの付勢力でロール状に巻取り、か
    つ前記スプリングの付勢力に抗して前記カバーケースか
    ら車体内の前方側へ引出しが可能なトノカバーを設け、
    このトノカバーの引出し側の端部に係止手段を設け、車
    体内の前部座席の前方のインストルメントパネルに前記
    係止手段の係合が可能な係合手段を設けたことを特徴と
    する自動車の巻取り式トノカバー装置。
  4. 【請求項4】車体内の後部座席は複数の前倒し式のシー
    トバックを備える分割構造に構成され、かつこれらシー
    トバックの上部後方側に配置するカバーケースがそのシ
    ートバックに対応する複数のケースに分割され、これら
    ケース内にそれぞれトノカバーが収納されていることを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の自動車の巻取
    り式トノカバー装置。
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