JP3161183B2 - 燃料タンク用燃料注入口封止構造 - Google Patents
燃料タンク用燃料注入口封止構造Info
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Description
適用される燃料タンク用燃料注入口封止構造に係り、特
に、燃料キャップからの燃料漏れを防止する場合に好適
な燃料タンク用燃料注入口封止構造に関する。
体、該エンジン本体のシリンダへ混合気を供給するキャ
ブレタ、該キャブレタへ燃料を供給する燃料タンク等を
備えた構造となっている。図9は、汎用エンジンに搭載
される燃料タンクの従来構造であり、燃料タンク50
は、燃料を貯蔵する燃料タンク本体51と、燃料タンク
本体51の上部に配設された燃料注入口52と、燃料注
入口52に装填される第1ガスケット53と、第1ガス
ケット53の中空部分に装填される例えば海綿状物質か
ら成る第2ガスケット54と、燃料注入口52に第1及
び第2ガスケット53,54を介して着脱自在に装着さ
れると共に貫通孔55Aが形成された燃料キャップ55
とから構成されている。
す如く、底面中央に貫通孔56Aが形成された中空の略
半球状の本体部56と、本体部56に一体に形成される
と共に燃料注入口52の外径と略同じ外径を有する円環
状の係止部57とから構成されている。燃料注入口52
に対する燃料キャップ55の装着時には、第1ガスケッ
ト53の係止部57を燃料注入口52の上端縁に係止さ
せることにより、本体部56を燃料注入口52の内部に
装填すると共に、本体部56の内部に第2ガスケット5
4を装填し、燃料キャップ55を燃料注入口52に両者
のネジ部を介して装着するようになっている。
プ55の装着時に,燃料キャップ55の貫通孔55Aと
第1ガスケット53の貫通孔56Aとが上下方向で一致
するように設定してあるため、燃料タンク本体51内部
は、当該燃料タンク本体51内部の燃料が減少した場合
でも負圧となることはなく,燃料の増減に拘らず常に大
気圧となるようになっている。これにより、燃料タンク
本体51からキャブレタへ円滑に燃料が供給されるよう
になっている。
タンク本体51内部に燃料注入口52付近まで満タン状
態に燃料を注入した場合、エンジンの駆動中は当該エン
ジンの振動に伴い燃料タンク本体51内部の燃料液面が
振動したり,エンジンから発する熱で燃料が温められて
燃料タンク本体51内部の圧力が外部よりも高くなる現
象が発生するが、燃料タンク本体51内部の圧力は、第
1ガスケット53の貫通孔56A,第2ガスケット5
4,燃料キャップ55の貫通孔55Aを通過する時にそ
の圧力が若干損失されるものの、当該圧力損失分は燃料
タンク本体51内部の圧力と比較して小さいため、燃料
タンク本体51内部の燃料が第1ガスケット53の貫通
孔56A及び第2ガスケット54を通り、燃料キャップ
55の貫通孔55Aから漏れるという現象が発生してい
た。即ち、第1ガスケット53の貫通孔56Aと燃料キ
ャップ55の貫通孔55Aとが同一線上に位置している
ため、前記のような燃料漏れが発生し易いという問題が
あった。また、前記の如く第1ガスケット53の貫通孔
56Aと燃料キャップ55の貫通孔55Aとの位置関係
から、場合によっては燃料キャップ55の貫通孔55A
から燃料が僅かに漏れる虞れがあるという問題があっ
た。
改善し、特に、ガスケットの構造に改良を施すことによ
り、燃料キャップからの燃料漏れを防止することを達成
した燃料タンク用燃料注入口封止構造を提供すること
を、その目的とする。
燃料注入口に着脱自在に装着されるガスケットと、該ガ
スケットが装着された前記燃料注入口に着脱自在に装着
される通気孔を有する燃料キャップとを備え、前記ガス
ケットが、前記燃料注入口の上端縁に係止される鍔状の
係止部と,該係止部に連設される共に前記燃料注入口の
内部に収容される凹形状の本体部とを具備して成る燃料
タンク用燃料注入口封止構造において、前記ガスケット
の係止部に、前記燃料キャップの裏側部分と対向する側
に当該ガスケットの本体部へ連通する溝部を設けると共
に、当該溝部における前記燃料キャップの通気孔から所
定寸法ずらした位置であってこのガスケットの最上部位
で且つ前記燃料注入口の上端部より上方に、前記燃料注
入口の内部へ連通する貫通孔を設ける、という構成を採
っている。これによって前述した目的を達成しようとす
るものである。
キャップの裏側部分と対向する側にガスケットの本体部
へ連通する溝部を設けると共に、溝部における燃料キャ
ップの通気孔から所定寸法ずらした位置に、燃料注入口
の内部へ連通する貫通孔を設けた構造であるため、例え
ば燃料タンク内部の圧力が外部より高くなった場合、そ
の圧力をガスケットの係止部に設けた溝部によってかな
りの度合いで損失させることができる。即ち、燃料タン
ク内部の圧力に対して充分な圧力損失を得ることができ
るため、例えばガスケットの本体部の凹部に海綿状物質
を装填しておけば、燃料タンク内部から貫通孔を通って
漏れてきた燃料を溝部を介して海綿状物質に完全に吸収
させることができる。これにより、燃料タンク内部に燃
料を満タン状態に注入した場合においても、従来のよう
に燃料タンク本体内部から漏れた燃料が燃料キャップの
通気孔から燃料タンク外部へ漏れたりする不具合を防止
することができる。
構造を汎用エンジンに適用してなる各実施例を図面に基
づいて説明する。
及び図5に基づき説明すると、汎用エンジン1は、エン
ジンカバー2に被覆されたエンジン本体(図示略)と、
エンジン本体に混合気を供給するキャブレタ3と、キャ
ブレタ3へ供給する燃料を貯蔵する燃料タンク4と、冷
却ファン(図示略)から供給される冷却風中の塵埃等を
除去するエアクリーナ5と、エンジンを起動するための
リコイルスタータ6と、エンジンを停止するためのスト
ップスイッチ7と、マフラカバー8に被覆されたマフラ
9等とを備える構成となっている。図中符号1Aはクラ
ンク軸、符号4Aは燃料供給配管、符号4Bは燃料コッ
クを示す。
料タンク本体10と、燃料タンク本体10の上部に設け
られた燃料注入口11と、燃料注入口11に装填される
後述の第1ガスケット13(図1及び図2参照)と、第
1ガスケット13の内部に装填される例えば海綿状物質
から成る第2ガスケット18(図3参照)と、燃料注入
口11に第1ガスケット13及び第2ガスケット18を
介して着脱自在に装着されると共に,上面中央に通気孔
12Aが形成された燃料キャップ12とを備える構成と
なっている。
スケットの構造を図1及び図2に基づき説明すると、第
1ガスケット13は、中空部分14Aを有する略半球状
の本体部14と、本体部14の開口側の端面周方向に沿
って且つ当該端面の外周囲に突出した状態で一体に形成
されると共に,燃料注入口11の外径と略同じ外径を有
する円環状の係止部15とから構成されている。
止部15の上面側,即ち燃料注入口11への燃料キャッ
プ12の装着時における当該キャップ裏面と対向する側
には、係止部15の中心点Cに対して対称に,且つ係止
部15の内周縁から外周縁にかけて連通した1対の溝部
16,17が形成されている。溝部16の長手方向中央
部分には、係止部15の板面に対して直角方向に貫通孔
16Aが形成され、同様に、溝部17の長手方向中央部
分には、係止部15の板面に対して直角方向に貫通孔1
7Aが形成されている。この場合、貫通孔16A,17
Aの各中心点間の寸法は、燃料注入口11の内径よりも
予め小さい寸法に設定されている。
1に対する第1ガスケット13,第2ガスケット18及
び燃料キャップ12の装着状態を示す図であり、第1ガ
スケット13の係止部15を燃料注入口11の上端縁に
係止させることにより、本体部14を燃料注入口11の
内部に装填すると共に、本体部14の中空部分14Aに
第2ガスケット18を装填し、燃料キャップ12を燃料
注入口11に各々のネジ部12B及び11Bを介して装
着するようになっている。
作用を説明する。
ク本体10内部に対する燃料の注入作業時において、燃
料注入口11から燃料キャップ12,第1ガスケット1
3及び第2ガスケット18を外して燃料タンク本体10
内部へ燃料注入を終了した後は、図3に示す如く、第1
ガスケット13の係止部15を燃料注入口11の上端縁
に係止させることにより、本体部14を燃料注入口11
の内部に装填し、更に本体部14の中空部分14Aに第
2ガスケット18を装填した後、燃料キャップ12を燃
料注入口11に装着する。
料注入口11付近まで燃料Nを満タン状態に注入した状
態で、リコイルスタータ6によりエンジンを駆動させる
と、当該エンジンの振動により、燃料タンク本体10内
部の燃料液面Eが振動したり,エンジンから発する熱で
燃料が温められるために燃料タンク本体10内部の圧力
が外部よりも高くなる結果、燃料タンク本体10内部の
燃料が第1ガスケット13の係止部15の貫通孔16
A,17Aから漏れ出てくる。
5の貫通孔16A,17A形成箇所には、溝部16,1
7を各々設けてあるため、燃料タンク外部より高くなっ
た燃料タンク本体10内部の圧力は、溝部16,17に
よりその圧力がかなり損失される結果、燃料タンク本体
10内部から貫通孔16A,17Aを介して漏れてくる
燃料を少量に抑えることができる。そして、燃料タンク
本体10内部から貫通孔16A,17Aを通って漏れて
きた燃料は、溝部16,17を介して第1ガスケット1
3の本体部14に装着された例えば海綿状物質から成る
第2ガスケット18に完全に吸収される。
キャップの装着時に当該燃料キャップの貫通孔と第1ガ
スケットの貫通孔とが同一線上に位置するように設定し
た構造の場合のように、燃料タンク本体内部の燃料が第
1ガスケットの貫通孔及び第2ガスケットを通り燃料キ
ャップの貫通孔から漏れ出したりする等の不具合を解消
することができる。
燃料タンク4の燃料注入口11に装着する第1ガスケッ
ト13の係止部15に溝部16,17を設けると共に,
燃料キャップ12の通気孔12Aを通る軸線からずらし
た状態で溝部16,17に貫通孔16A,17Aを形成
した構造であるため、上述した如く、駆動時のエンジン
から発する熱で燃料が温められることに伴い燃料タンク
本体10内部の圧力が外部より高くなった場合でも、そ
の圧力を溝部16,17によってかなりの度合いで損失
させることができる。
部より高くなった場合、上述した如く充分な圧力損失を
得ることができるため、燃料タンク本体10内部から貫
通孔16A,17Aを通って漏れてきた燃料を溝部1
6,17を介して第2ガスケット18に完全に吸収させ
ることができる。従って、燃料タンク本体10内部に燃
料を満タン状態に注入した場合でも、従来のように燃料
タンク本体内部から漏れた燃料が燃料キャップの通気孔
から燃料タンク外部へ漏れたりする不具合を防止するこ
とができる。
を示す図であり、第1実施例と同様に上記図4に示した
汎用エンジン1に搭載した燃料タンク4の燃料注入口1
1に装填されるようになっている。第1ガスケット20
は、中空部分21Aを有する略半球状の本体部21と、
本体部21の開口側の端面周方向に沿って且つ当該端面
の外周囲に突出した状態で一体に形成されると共に,燃
料注入口11の外径と略同じ外径を有する円環状の係止
部22とから構成されている。
止部22の上面側,即ち燃料注入口11への燃料キャッ
プ装着時における当該キャップ裏面と対向する側には、
係止部22の内周縁から外周縁にかけて連通したH形状
の通気孔としての溝部23が形成されている。溝部23
は、互いに平行な2本の第1溝部23A及び第2溝部2
3Bと、第1及び第2溝部23A,23Bの長手方向中
央部分に対して各々直角に連通した第3溝部23Cとか
ら構成されている。
の中央部分には、係止部22の板面に対して直角方向に
貫通孔23Dが形成されている。この場合、貫通孔23
Dと係止部22の中心Cとの間の寸法は、燃料注入口1
1の内径の二分の一よりも予め小さい寸法に設定されて
いる。
料注入口11に装着する第1ガスケット20の係止部2
2に第1溝部23A,第2溝部23B,第3溝部23C
から成る溝部23を設けると共に,燃料キャップ12の
貫通孔12Aを通る軸線からずらした状態で第3溝部2
3Cに貫通孔23Dを形成した構造であるため、駆動時
のエンジンから発する熱で燃料が温められることに伴い
燃料タンク本体10内部の圧力が外部より高くなった場
合でも、その圧力を溝部23によってかなりの度合いで
損失させることができる。
部より高くなった場合、上述した如く充分な圧力損失を
得ることができるため、燃料タンク本体10内部から貫
通孔23Dを通って漏れてきた燃料を溝部23を介して
第2ガスケット18に完全に吸収させることができる。
従って、燃料タンク本体10内部に燃料を満タン状態に
注入した場合でも、従来のように燃料注入口から漏れた
燃料が燃料キャップの貫通孔から燃料タンク外部へ漏れ
たりする不具合を防止することができる。
を示す図であり、第1実施例と同様に上記図4に示した
汎用エンジン1に搭載した燃料タンク4の燃料注入口1
1に装填されるようになっている。第1ガスケット30
は、中空部分31Aを有する略半球状の本体部31と、
本体部31の開口側の端面周方向に沿って且つ当該端面
の外周囲に突出した状態で一体に形成されると共に,燃
料注入口11の外径と略同じ外径を有する円環状の係止
部32とから構成されている。
止部32の上面側,即ち燃料注入口11への燃料キャッ
プ装着時における当該キャップ裏面と対向する側には、
係止部32の内周縁と同心に略円弧状の溝部33が形成
されている。溝部33の一端部側には、係止部32の内
周縁に連通した連通部分33Aが形成され、他端部側に
は、係止部32の板面に対して直角方向に通気孔として
の貫通孔33Bが形成されている。この場合、溝部33
の外径寸法は、燃料注入口11の内径よりも予め小さい
寸法に設定されている。
料注入口11に装着する第1ガスケット30の係止部3
2にその内周縁と同心に略円弧状の溝部33を設けると
共に,燃料キャップ12の貫通孔12Aを通る軸線から
ずらした状態で溝部33に貫通孔33Bを形成した構造
であるため、駆動時のエンジンから発する熱で燃料が温
められることに伴ない燃料タンク本体10内部の圧力が
外部より高くなった場合でも、その圧力を溝部33によ
ってかなりの度合いで損失させることができる。
部より高くなった場合、上述した如く充分な圧力損失を
得ることができるため、燃料タンク本体10内部から貫
通孔33Bを通って漏れてきた燃料を溝部33を介して
第2ガスケット18に完全に吸収させることができる。
従って、燃料タンク本体10内部に燃料を満タン状態に
注入した場合でも、従来のように燃料注入口から漏れた
燃料が燃料キャップの貫通孔から燃料タンク外部へ漏れ
たりする不具合を防止することができる。
を示す図であり、第1実施例と同様に上記図4に示した
汎用エンジン1に搭載した燃料タンク4の燃料注入口1
1に装填されるようになっている。第1ガスケット40
は、中空部分41Aを有する略半球状の本体部41と、
本体部41の開口側の端面周方向に沿って且つ当該端面
の外周囲に突出した状態で一体に形成されると共に,燃
料注入口11の外径と略同じ外径を有する円環状の係止
部42とから構成されている。
止部42の上面側,即ち燃料注入口11への燃料キャッ
プ装着時における当該キャップ裏面と対向する側には、
係止部42の内周縁と同心に円弧状の溝部43が形成さ
れている。溝部43の一端部側には、係止部42の板面
に対して直角方向に貫通孔43Aが形成され、他端部側
には、係止部42の板面に対して直角方向に貫通孔43
Bが形成されている。更に、溝部43の中央部分と係止
部42の内周縁との間には、連通部43Cが形成されて
いる。この場合、溝部43の外径寸法は、燃料注入口1
1の内径よりも予め小さい寸法に設定されている。
料注入口11に装着する第1ガスケット40の係止部4
2にその内周縁と同心に円弧状の溝部43を設けると共
に,燃料キャップ12の貫通孔12Aを通る軸線からず
らした状態で溝部43に貫通孔43A,43Bを形成し
た構造であるため、駆動時のエンジンから発する熱で燃
料が温められることに伴い燃料タンク本体10内部の圧
力が外部より高くなった場合でも、その圧力を溝部43
によってかなりの度合いで損失させることができる。
部より高くなった場合、上述した如く充分な圧力損失を
得ることができるため、燃料タンク本体10内部から貫
通孔43A,43Bを通って漏れてきた燃料を溝部43
を介して第2ガスケット18に完全に吸収させることが
できる。従って、燃料タンク本体10内部に燃料を満タ
ン状態に注入した場合でも、従来のように燃料注入口か
ら漏れた燃料が燃料キャップの貫通孔から燃料タンク外
部へ漏れたりする不具合を防止することができる。
第1ガスケットの係止部に形成した溝部の形状を図2,
図6,図7,図8に示す形状としたが、溝部の形状はこ
れらの形状に限定されるものではなく、必要に応じた任
意の形状とすることも可能である。
ク用燃料注入口封止構造によれば、ガスケットの係止部
に,燃料キャップの裏側部分と対向する側にガスケット
の本体部へ連通する溝部を設けると共に、溝部における
燃料キャップの通気孔から所定寸法ずらした位置に,燃
料注入口の内部へ連通する貫通孔を設けた構造であるた
め、例えば燃料タンク内部の圧力が外部より高くなった
場合、その圧力をガスケットの係止部に設けた溝部によ
ってかなりの度合いで損失させることができる。即ち、
外部より高くなった燃料タンク内部の圧力に対して充分
な圧力損失を得ることができるため、例えばガスケット
の本体部の凹部に海綿状物質を装填しておけば、燃料タ
ンク内部から貫通孔を通って漏れてきた燃料を溝部を介
して海綿状物質に完全に吸収させることができる。従っ
て、燃料タンク内部に燃料を満タン状態に注入した場合
でも、従来のように燃料タンク本体内部から漏れた燃料
が燃料キャップの通気孔から燃料タンク外部へ漏れたり
する現象を防止することができる、という効果を奏する
ことができる。
ケットの構成を示す外観図である。
し、図2(a)は平面図、図2(b)は右側面図であ
る。
スケット及び第2ガスケットの装着状態を示す断面図で
ある。
ンの正面図である。
ンの平面図である。
す平面図である。
す平面図である。
す平面図である。
視図である。
し、図10(a)は平面図、図10(b)は右側面図で
ある。
ケット 14,21 本体部 15,22 係止部 16,17,23,33,43 溝部 16A,17A,23D,33B,43A,43B 貫
通孔 18 海綿状の物質としての第2ガスケット
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料タンクの燃料注入口に着脱自在に装
着されるガスケットと、このガスケットが装着された前
記燃料注入口に着脱自在に装着される通気孔を有する燃
料キャップとを備え、前記ガスケットが、前記燃料注入
口の上端縁に係止される鍔状の係止部と,該係止部に連
設される共に前記燃料注入口の内部に収容される凹形状
の本体部とを具備して成る燃料タンク用燃料注入口封止
構造において、 前記ガスケットの係止部に、前記燃料キャップの裏側部
分と対向する側に当該ガスケットの本体部へ連通する溝
部を設けると共に、当該溝部における前記燃料キャップ
の通気孔から所定寸法ずらした位置であってこのガスケ
ットの最上部位で且つ前記燃料注入口の上端部より上方
に、前記燃料注入口の内部へ連通する貫通孔を設けたこ
とを特徴とする燃料タンク用燃料注入口封止構造。 - 【請求項2】 前記溝部を、前記係止部の内周縁と同心
の略円弧状の溝部と、この略円弧状の溝部と前記係止部
の内周縁との間を連通する連通部とから形成したことを
特徴とする請求項1記載の燃料タンク用燃料注入口封止
構造。 - 【請求項3】 前記ガスケットの本体部に、海綿状の物
質を装填したことを特徴とする請求項1又は2記載の燃
料タンク用燃料注入口封止構造。
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JP26288193A JP3161183B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 燃料タンク用燃料注入口封止構造 |
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JP26288193A JP3161183B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 燃料タンク用燃料注入口封止構造 |
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JP26288193A Expired - Fee Related JP3161183B2 (ja) | 1993-09-27 | 1993-09-27 | 燃料タンク用燃料注入口封止構造 |
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