JPS5928904Y2 - 合成樹脂製燃料タンク - Google Patents
合成樹脂製燃料タンクInfo
- Publication number
- JPS5928904Y2 JPS5928904Y2 JP2104080U JP2104080U JPS5928904Y2 JP S5928904 Y2 JPS5928904 Y2 JP S5928904Y2 JP 2104080 U JP2104080 U JP 2104080U JP 2104080 U JP2104080 U JP 2104080U JP S5928904 Y2 JPS5928904 Y2 JP S5928904Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inlet
- synthetic resin
- fuel
- seal ring
- resin fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂製燃料タンクに関し、特に車両用の合
成樹脂製燃料タンクに関する。
成樹脂製燃料タンクに関する。
従来より合成樹脂製燃料タンクでは燃料注入口の蓋とし
て金属製ワンタッチ式キャップを使用したいこと、燃料
注入口は燃料注入ノズルガン挿入時の衝撃に十分に耐え
得ること、並びに燃料注入口内に燃料注入ノズルガン挿
入規制装置を取付けたいこと等の種々の理由から燃料注
入口のみを金属材料から形成するのが普通である。
て金属製ワンタッチ式キャップを使用したいこと、燃料
注入口は燃料注入ノズルガン挿入時の衝撃に十分に耐え
得ること、並びに燃料注入口内に燃料注入ノズルガン挿
入規制装置を取付けたいこと等の種々の理由から燃料注
入口のみを金属材料から形成するのが普通である。
このように燃料注入口のみを金属材料から形威し、しか
も可能な限り軽量化した合成樹脂製燃料タンクとして、
はぼ中空円筒状をなす合成樹脂製燃料注入口内に薄肉中
空円筒状の金属製インレットの内端部を固定し、この金
属製インレットの外端部を合成樹脂製燃料注入口の先端
部から突出せしめると共に金属製インレットの突出先端
部に燃料注入開口を形成した合成樹脂製燃料タンクが提
案されている。
も可能な限り軽量化した合成樹脂製燃料タンクとして、
はぼ中空円筒状をなす合成樹脂製燃料注入口内に薄肉中
空円筒状の金属製インレットの内端部を固定し、この金
属製インレットの外端部を合成樹脂製燃料注入口の先端
部から突出せしめると共に金属製インレットの突出先端
部に燃料注入開口を形成した合成樹脂製燃料タンクが提
案されている。
しかしながらこの合成樹脂製燃料タンクでは合成樹脂製
燃料注入口と金属製インレットの接触面を介して燃料タ
ンク内の燃料が外部に漏洩するという問題がある。
燃料注入口と金属製インレットの接触面を介して燃料タ
ンク内の燃料が外部に漏洩するという問題がある。
本考案の目的は合成樹脂製燃料注入口と金属製インレッ
トとの接触面から燃料が漏洩するのを完全に阻止するこ
とのできる合成樹脂製燃料タンクを提供することにある
。
トとの接触面から燃料が漏洩するのを完全に阻止するこ
とのできる合成樹脂製燃料タンクを提供することにある
。
以下、添附図面を参照して本考案を詳細に説明する。
第１図に示すように首部１を具えた合成樹脂製燃料タン
ク２はブロー成形法でもって例えばポリエチレンにより
形成され、首部１の先端部には燃料注入口３が形成され
る。
ク２はブロー成形法でもって例えばポリエチレンにより
形成され、首部１の先端部には燃料注入口３が形成され
る。
燃料注入口３の拡大断面図を示す第２図を参照すると、
燃料注入口３は燃料タンク１と一体のほぼ中空円筒状を
なす合成樹脂製燃料注入口４を有する。
燃料注入口３は燃料タンク１と一体のほぼ中空円筒状を
なす合成樹脂製燃料注入口４を有する。
この燃料注入口４の内部には薄肉中空円筒状の金属製イ
ンレット５の内端部が固定され、この金属製インレット
５の外端部は燃料注入口４の先端部６から外方に突出す
る。
ンレット５の内端部が固定され、この金属製インレット
５の外端部は燃料注入口４の先端部６から外方に突出す
る。
インレット５の突出先端部には燃料注入口ロアが形成さ
れ、この注入量ロアは図示しない金属製ワンタッチ式キ
ャップによって閉鎖される。
れ、この注入量ロアは図示しない金属製ワンタッチ式キ
ャップによって閉鎖される。
インレット５は燃料タンク２をブロー成形する際に燃料
注入口４内にインサートされ、このときインレット５の
内端部周壁面に形成された円形開孔８内に樹脂が浸入し
、それによってインレット５は燃料注入口４に固定され
る。
注入口４内にインサートされ、このときインレット５の
内端部周壁面に形成された円形開孔８内に樹脂が浸入し
、それによってインレット５は燃料注入口４に固定され
る。
第２図かられかるように燃料注入口４の先端部６は平坦
に形成され、また燃料注入口４の外周面にばねじ山９が
形成される。
に形成され、また燃料注入口４の外周面にばねじ山９が
形成される。
このねじ山９上にはねじ山９と螺合可能なねじ山を有す
る薄肉中空シールリング保持部材１０が螺着され、この
シールリング保持部材１０ばその先端部に内方に向けて
屈曲された屈曲先端部１１を有する。
る薄肉中空シールリング保持部材１０が螺着され、この
シールリング保持部材１０ばその先端部に内方に向けて
屈曲された屈曲先端部１１を有する。
一方、燃料注入口４の先端部６上にはＯリングからなる
シールリング１２が挿入される。
シールリング１２が挿入される。
従ってシールリング保持部材１０を燃料注入口４上に締
付けるとシールリング１２はシールリング保持部材１０
の屈曲先端部１１によってインレット５の外周面上並び
に燃料注入口４の先端部６上に強固に押圧される。
付けるとシールリング１２はシールリング保持部材１０
の屈曲先端部１１によってインレット５の外周面上並び
に燃料注入口４の先端部６上に強固に押圧される。
斯くしてインレット５と燃料注入口４の接触面１３を通
って外部に漏洩しようとする燃料はシールリング１２に
よって流通が完全に阻止され、期くして燃料の漏洩を完
全に阻止することができる。
って外部に漏洩しようとする燃料はシールリング１２に
よって流通が完全に阻止され、期くして燃料の漏洩を完
全に阻止することができる。
なむ、シールリング１２による密封性能を向上するため
に燃料注入口４の先端部６は研削加工することが好まし
い。
に燃料注入口４の先端部６は研削加工することが好まし
い。
第４図は別の実施例を示す。
この実施例ではインレット５の内部に矢印Ａ方向にばね
付勢されたフラッパ１４と、このフラッパ１４の支持部
材１５からなる燃料注入ノズルガン挿入規制装置が取付
けられる。
付勢されたフラッパ１４と、このフラッパ１４の支持部
材１５からなる燃料注入ノズルガン挿入規制装置が取付
けられる。
以上述べたように本考案によればインレット上にシール
リングを嵌着し、次いで燃料注入口にシールリング保持
部材を螺着するだけで燃料タンクから外部への燃料の漏
洩を完全に阻止することができる。
リングを嵌着し、次いで燃料注入口にシールリング保持
部材を螺着するだけで燃料タンクから外部への燃料の漏
洩を完全に阻止することができる。
第１図は車両用合成樹脂製燃料タンクの全体図、第２図
は第１図の燃料タンクの燃料注入口の拡大断面図、第３
図は第２図の平面図、第４図は別の実施例の断面図であ
る。 ４・・・・・・合成樹脂製燃料注入口、５・・・・・・
金属製インレット、７・・・・・・燃料注入開口、１０
・・・・・・シールリング保持部材、１２・・・・・・
シールリング。
は第１図の燃料タンクの燃料注入口の拡大断面図、第３
図は第２図の平面図、第４図は別の実施例の断面図であ
る。 ４・・・・・・合成樹脂製燃料注入口、５・・・・・・
金属製インレット、７・・・・・・燃料注入開口、１０
・・・・・・シールリング保持部材、１２・・・・・・
シールリング。
Claims (1)
- はぼ中空円筒状をなす合成樹脂製燃料注入口内に薄肉中
空円筒状の金属製インレットの内端部を固定し、該金属
製インレットの外端部を上記合成樹脂製燃料注入口の先
端部から突出せしめると共に該金属製インレットの突出
先端部に燃料注入開口を形成した合成樹脂製燃料タンク
に訃いて、上記金属製インレット外端部の外周面と上記
合成樹脂製燃料注入口の先端部との双方に接触するシー
ルリングを該インレット外端部上に嵌着し、該合成樹脂
製燃料注入口のほぼ円筒状をなす外周面上に薄肉中空シ
ールリング保持部材を固着し、該シールリング保持部材
が上記シールリングと接触して該シールリングを上記金
属製インレット外周面並びに合成樹脂製燃料注入口先端
部に強制的に押圧せしめる内方に屈曲した屈曲先端部を
有する合成樹脂製燃料タンク。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2104080U JPS5928904Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 合成樹脂製燃料タンク |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2104080U JPS5928904Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 合成樹脂製燃料タンク |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56124023U JPS56124023U (ja) | 1981-09-21 |
| JPS5928904Y2 true JPS5928904Y2 (ja) | 1984-08-20 |
Family
ID=29617212
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2104080U Expired JPS5928904Y2 (ja) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | 合成樹脂製燃料タンク |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5928904Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP2104080U patent/JPS5928904Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56124023U (ja) | 1981-09-21 |
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