JPS6217411Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217411Y2 JPS6217411Y2 JP18012081U JP18012081U JPS6217411Y2 JP S6217411 Y2 JPS6217411 Y2 JP S6217411Y2 JP 18012081 U JP18012081 U JP 18012081U JP 18012081 U JP18012081 U JP 18012081U JP S6217411 Y2 JPS6217411 Y2 JP S6217411Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- inlet
- palate
- annular sealing
- inner cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 10
- 210000003254 palate Anatomy 0.000 claims description 9
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 7
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 description 3
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、簡単な構造の液体容器（例えばエン
ジン用燃料タンク等）の漏洩防止口蓋装置を提供
せんとするものである。図示実施例の如き燃料タ
ンク等は、内容液の蒸気圧力の増減や、内容液消
費に伴う空気の補給の必要性と共に、容器の振動
や傾斜により内容液が口蓋の隙間から漏洩するこ
とを確実に防止することが必須条件として求めら
れている。市場には之等に係る種々の構造のもの
が認められるが、商品に係る用途などによつては
必ずしも万全のものとはいえない。これら容器は
原価低減対策のために、部材が各種の合成樹脂化
され、製品仕上り精度が粗略化されているものが
多く、その口蓋として寸法許容量の多い安価な構
造のものが望まれるのである。本考案はこの目的
に副い十分な効果を果ためしめる為に、密封部を
有する内筒と、該密封部を押し広げる軸筒部を口
蓋の冠壁から突設せしめた構成を特徴とするもの
である。
ジン用燃料タンク等）の漏洩防止口蓋装置を提供
せんとするものである。図示実施例の如き燃料タ
ンク等は、内容液の蒸気圧力の増減や、内容液消
費に伴う空気の補給の必要性と共に、容器の振動
や傾斜により内容液が口蓋の隙間から漏洩するこ
とを確実に防止することが必須条件として求めら
れている。市場には之等に係る種々の構造のもの
が認められるが、商品に係る用途などによつては
必ずしも万全のものとはいえない。これら容器は
原価低減対策のために、部材が各種の合成樹脂化
され、製品仕上り精度が粗略化されているものが
多く、その口蓋として寸法許容量の多い安価な構
造のものが望まれるのである。本考案はこの目的
に副い十分な効果を果ためしめる為に、密封部を
有する内筒と、該密封部を押し広げる軸筒部を口
蓋の冠壁から突設せしめた構成を特徴とするもの
である。
以下実施例について詳細な説明を行う。
図は、本考案を実施した容器の注入口及び口蓋
部の断面詳細を示すものである。
部の断面詳細を示すものである。
容器１は例えばエンジン用燃料タンクであり、
その注入口部４の注入口端３に口蓋２を外嵌螺着
している。前記口蓋２は、その冠壁２′の内側に
先細円錐状をなす軸筒部７を設け、前記注入口部
４の内方に突出せしめている。且つ該軸筒部７の
基部外径は、前記注入口端３の内壁４′とは必要
な隙間を保あつ如く設けられている。次に、前記
注入口端３の内壁４′に嵌着するゴム質等の弾性
部材よりなるＶ字断面の円環状密封突条部６を有
する内筒５を設け、該突条部６の内径に前記軸筒
部７が内嵌すると共に、前記突条部６の下端を円
環状密封部６′として注入口端３の内壁４′に内接
可能ならしめている。この両者の関係から、口蓋
２を締め込むと、前記口蓋２の倒立円錐状の軸筒
部７が押し下げられ、内筒５の突条部６の内径を
拡張しつつ円環状密封部６′を注入口端３の内壁
４′に圧着する作用を与える。
その注入口部４の注入口端３に口蓋２を外嵌螺着
している。前記口蓋２は、その冠壁２′の内側に
先細円錐状をなす軸筒部７を設け、前記注入口部
４の内方に突出せしめている。且つ該軸筒部７の
基部外径は、前記注入口端３の内壁４′とは必要
な隙間を保あつ如く設けられている。次に、前記
注入口端３の内壁４′に嵌着するゴム質等の弾性
部材よりなるＶ字断面の円環状密封突条部６を有
する内筒５を設け、該突条部６の内径に前記軸筒
部７が内嵌すると共に、前記突条部６の下端を円
環状密封部６′として注入口端３の内壁４′に内接
可能ならしめている。この両者の関係から、口蓋
２を締め込むと、前記口蓋２の倒立円錐状の軸筒
部７が押し下げられ、内筒５の突条部６の内径を
拡張しつつ円環状密封部６′を注入口端３の内壁
４′に圧着する作用を与える。
この結果、容器１の内外を、通気装置部を除き
気密に隔絶する効果がある。また前記内筒５がゴ
ム質等の弾性部材であることから、各部材の製作
誤差を吸収しやすく、また、容器内圧の上昇が生
じた場合、前記突条部６を一層外方に押圧する効
果を奏するので、軸筒部７の外壁と注入口端３の
内壁４′への密着を強化する傾向となり、漏洩防
止のため一層効果的に作用する。なお、本実施例
では、通気装置として軸筒部７の底にチエツクバ
ルブ８を設け、上方を通孔９′を有する覆板９で
覆つているが、これは設計の自由である。
気密に隔絶する効果がある。また前記内筒５がゴ
ム質等の弾性部材であることから、各部材の製作
誤差を吸収しやすく、また、容器内圧の上昇が生
じた場合、前記突条部６を一層外方に押圧する効
果を奏するので、軸筒部７の外壁と注入口端３の
内壁４′への密着を強化する傾向となり、漏洩防
止のため一層効果的に作用する。なお、本実施例
では、通気装置として軸筒部７の底にチエツクバ
ルブ８を設け、上方を通孔９′を有する覆板９で
覆つているが、これは設計の自由である。
以上詳記する如く、本考案構造は簡単であると
共に寸法許容量大であり、安価な漏洩防止装置付
容器口蓋として実用上貢献する処が大である。
共に寸法許容量大であり、安価な漏洩防止装置付
容器口蓋として実用上貢献する処が大である。
図は、本考案実施例容器口蓋部の蓋を途中まで
締め込んだ状態の断面詳細をしめす。 １……液体容器、２……口蓋、３……注入口
端、４……注入口部、４′……内壁、５……内
筒、６……円環状密封突条部、６′……円環状密
封部、７……軸筒部。
締め込んだ状態の断面詳細をしめす。 １……液体容器、２……口蓋、３……注入口
端、４……注入口部、４′……内壁、５……内
筒、６……円環状密封突条部、６′……円環状密
封部、７……軸筒部。
Claims (1)
- 液体容器１の注入口部４において、該注入口部
４の注入口端３の内壁４′に円環状密封突条部６
を有する弾性部材よりなる内筒５を嵌着し、前記
注入口端３の外径に螺着する口蓋２の冠壁２′か
ら前記注入口部４の内側に向け先細円錐状をなし
て前記突条部６に内嵌する軸筒部７を設けるとと
もに、前記口蓋２を締め込んだ時に前記突条部６
に前記軸筒部７が内嵌して突条部６の内径を拡張
せしめることにより前記内壁４′に圧着せしめら
れる円環状密封部６′を前記内筒５に設けたこと
を特徴とする液体容器用漏洩防止口蓋。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18012081U JPS5884956U (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 液体容器用漏洩防止口蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18012081U JPS5884956U (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 液体容器用漏洩防止口蓋 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5884956U JPS5884956U (ja) | 1983-06-09 |
| JPS6217411Y2 true JPS6217411Y2 (ja) | 1987-05-06 |
Family
ID=29976429
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18012081U Granted JPS5884956U (ja) | 1981-12-04 | 1981-12-04 | 液体容器用漏洩防止口蓋 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5884956U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0529130Y2 (ja) * | 1985-04-15 | 1993-07-27 |
-
1981
- 1981-12-04 JP JP18012081U patent/JPS5884956U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5884956U (ja) | 1983-06-09 |
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