JPS6348535Y2 - - Google Patents

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JPS6348535Y2
JPS6348535Y2 JP5361281U JP5361281U JPS6348535Y2 JP S6348535 Y2 JPS6348535 Y2 JP S6348535Y2 JP 5361281 U JP5361281 U JP 5361281U JP 5361281 U JP5361281 U JP 5361281U JP S6348535 Y2 JPS6348535 Y2 JP S6348535Y2
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JP
Japan
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seal ring
top plate
spout
bottle
diameter
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JP5361281U
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JPS57167040U (ja
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、炭酸飲料水収納用の合成樹脂製壜容
器に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の技術を、それを示す第3図を参照しなが
ら説明する。
炭酸飲料水収納用の壜体、特にラムネ収納用壜
体は、壜本体12内の内圧で、内部に収納された
球体15を押圧し、壜体口筒部5に密接触させて
密封する構造となつている。
この種の壜容器は、従来ガラス製であつたが、
合成樹脂材料および合成樹脂の成形技術の発達に
より、最近では合成樹脂で形成されるようになつ
ている。
この壜容器の内圧を利用し、球体15により容
器の密封を維持する構造の壜容器の場合、壜容器
の口筒部5内に球体15の弁座を提供するシール
リング14を強固に組付ける必要がある。
このため、合成樹脂で成形されたこの種の壜容
器は、壜本体1と、ネジキヤツプ構造で頂板12
に注出口を有するキヤツプ9との組合せで構成
し、このキヤツプ9を壜本体1の口筒部5に螺合
組付けし、頂板12でシールリング14を押圧す
ることにより、シールリング14の壜体口筒部5
に対する強固な組付けを達成するようにしてい
る。そして、これにより、球体15とシールリン
グ14との接触を密で強固なものにし、壜容器の
密閉性を保つようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記した従来の合成樹脂製壜容器にあつては、
キヤツプ9を口筒部5に螺合によつて組付ける構
造となつていることから筒壁10の外径は、大き
くならざるを得ず、又、頂板12はシールリング
を押圧して、壜本体1口筒部5内に強固に組付け
なければならないことから、高い機械的強度を必
要とされ、肉厚である必要がある。その結果、第
3図に示すように、頂板12は筒壁10と等しい
外径で、かつ筒壁10よりも肉厚に設定されてい
る。
従つて、内容液を壜容器から直接飲む場合、口
をあてがう部分である頂板12の外径が、口に入
らない程大きなものとなつている。
このため頂板12上端部に口を強く押しつける
ようにして飲むわけであるが、口にふくむことの
出来るジユース壜の口筒から飲むジユース等と違
い、どうしても内溶液をこぼしやすいものとなつ
ている。特に、口の小さい子供達にとつて、この
従来の壜容器からは、大変飲み難い不便なもので
あつた。
又、上記したように、頂板12は筒壁10より
も肉厚なものになつているが、そのため、キヤツ
プ9の成形時にこの肉厚の頂板12に“引け”が
生じ、キヤツプ9の外観を悪くしたり、又、シー
ルリング14の全周にわたる均一な押圧を達成し
得ない等の問題が生じていた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記の問題点を解消すべく考案され
たものである。以下、その構成を説明する。
本考案による壜容器は、有底筒形状をした胴部
3の上端に肩部4を介して立設された口筒部5の
外周面に螺条7を設けると共に、口筒部5の内周
面上端に組付け段部8を凹周設した合成樹脂製の
壜本体1と、前記組付け段部8に組付けられる前
記口筒部5の口径よりも小さな内径を有するリン
グ形状をした弾性材製のシールリング14と、前
記口筒部5に螺合組付けされる有頂板筒形状をし
たネジキヤツプ構造を有し、前記シールリング1
4を前記組付け段部8に強固に押圧して保持する
頂板12の上面中央の前記シールリング14の直
上に、注出口を形成する前記頂板12の外径より
小さい外径の注出口筒13を立設した全体の肉厚
がほぼ同じ程度の合成樹脂製のキヤツプ9とから
成り、前記壜本体1内に前記口筒部5口径よりも
小さいがシールリング14の内径よりも大きい直
径を有する球体15を位置させて成つている。
〔作用〕
上記構成となつている、本考案による壜容器に
炭酸飲料水を充填すると、球体15は炭酸飲料水
のガス圧力によつて押圧され、シールリング14
に密に当接して壜本体1を密封する。
壜容器の開封は、球体15を所定の栓抜きによ
り壜本体1内に押し込み落下させて達成する。
本考案による壜容器は、キヤツプ頂板12の中
央に、筒壁10および頂板12の外径より小さい
外径の注出口筒13を立設しているので、壜容器
から直接内溶液を飲む際、その注出口筒13を口
にふくむことが出来るので、内溶液をこぼすこと
のない飲み易いものとなつている。
又、注出口筒13は頂板12の中央に立設され
るため、シールリング14の直上は、頂板12と
注出口筒13とが連設した肉厚で機械的強度の高
い部分となつている。
従つて、頂板12を従来のような過大な肉厚と
する必要がなく、その結果、筒壁10、頂板1
2、そして注出口筒13の肉厚をほぼ同一なもの
にすることが出来、頂板12あるいは他の部分に
引けが起こることがない。これにより、引け発生
のため外観が悪くなつたり、シールリング14に
対する押圧力が不均一になつて密封効果が劣化し
たりする不都合をなくしている。
〔実施例〕
本考案の一実施例を、第1図および第2図を参
照しながら説明する。
図中、符号1は合成樹脂製の壜本体で、底部2
を一体設した筒形状の胴部3の上端に肩部4を介
して口筒部5を立設して構成されている。
上記底部2は、半球状に下方に膨出する形態で
胴部3と連設しており、胴部3と底部2との接続
部には下方に向いた突当たり段部6が形成されて
いる。
上記底部2には、壜容器の脚部を形成するベー
スカツプ20が、壜本体1とは別体物として下方
より組付け固定されるが、このベースカツプ20
は、上端を上記突当たり段部6に当接する円筒形
状をした周壁21の下端から内壁状となつた脚筒
23を立設し、この脚筒23の上端に底部2の下
面にほぼ面接触する球弧状となつた底板22を一
体設して構成されている。
上記ベースカツプ20を底部2に下方より嵌め
込み固定して、壜本体1の立脚時の安定を図るの
である。
口筒部5の外周面には螺条7が刻設され、内周
面上端には組付け段部8が凹周設されている。キ
ヤツプ9を口筒部5に螺合組付けすることによつ
て、頂板12下面と前記組付け段部8とで周溝が
形成され、この周溝内に、ゴム等の弾性材料によ
り成形されたシールリング14が強固に組付けら
れる。
上記したように、シールリング14は弾性材製
であり、壜容器の密封保持時に、球体15がこの
シールリング14に押し付けられる力は、かなり
強力なものであるので、このシールリング14に
不正な変形が生じて壜容器の密封保持が劣化しな
いように、注出口筒13の内径をシールリング1
4の内径とほぼ等しくして、シールリング14の
上面全域を頂板12によつて押圧保持するように
しておくのが有効である。
シールリング14は、口筒部5の口径よりも小
さい内径を有しており、頂板12によつて組付け
段部8に強力に押し付けられて、壜本体1とキヤ
ツプ9との間のシールを達成することになる。
壜本体1内に収納される球体15は、ガラス等
の硬質材料により成形されていて、その直径は口
筒部5の内径よりも小さいが、シールリング14
の内径よりも大きな値に設定されており、そのた
め、球体15はこのシールリング14を通り抜け
ることなく、このシールリング14に強く押し付
けられて、壜容器を密封保持することになる。
キヤツプ9は、筒壁10と頂板12から成る有
頂板筒形状体の頂板12中央部に開口部を形成す
ると共に、その頂板12中央部に注出口となる注
出口筒13を立設して構成している。
この注出口筒13は、頂板12の外径より小さ
く口にふくむことのできる程度の外径に設定して
いる。こうすることによつて、この種の飲料を特
に好む小さな子供でも、注出口筒13を容易に口
にふくむことが可能で、従つて、従来のようにこ
ぼすことなく、うまく飲むことが出来る。
又、本実施例においては、筒壁10と頂板12
の肉厚をほぼ等しく設定すると共に、注出口13
の肉厚もこれらとほぼ同じに設定している。こう
して、キヤツプ9の各構成部材(筒壁10、頂板
12、注出口筒13)を全てほぼ等しい肉厚と
し、従来のような肉厚過大部分の形成を避けるこ
とによつて、ひけの発生を防止することが出来て
いる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかな如く、本考案による壜
容器は頂板に注出口筒を設けたので、内溶液を壜
容器から直接飲む時に、従来のものに比べて飲み
易く、又、頂板を肉薄とすることにより、キヤツ
プに過剰な肉厚部をなくしたので、引けの生ずる
恐れがなく、引けによる変形でキヤツプの外観を
悪くすることがないと共に、シールリングによる
シール効果を持続させることが出来る等、優れた
効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例を示す縦断面図、第2図は第
1図の要部拡大縦断面図、第3図は従来例を示す
要部拡大断面図である。 符合の説明、1:壜本体、2:底部、3:胴
部、4:肩部、5:口筒部、8:組付け段部、
9:キヤツプ、12:頂板、13:注出口筒、1
4:シールリング、15:球体、20:ベースカ
ツプ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 有底筒形状をした胴部の上端に肩部を介して立
    設された口筒部の外周面に螺条を設けると共に該
    口筒部の内周面上端に組付け段部を凹周設した合
    成樹脂製の壜本体と、 前記組付け段部に組付けられる前記口筒部の口
    径よりも小さな内径を有するリング形状をした弾
    性材製のシールリングと、 前記口筒部に螺合組付けされる有頂板筒形状を
    したネジキヤツプ構造を有し、前記シールリング
    を前記組付け段部に強固に押圧して保持する頂板
    の上面中央で前記シールリングの直上に、注出口
    を形成する前記頂板の外径より小さく、口にふく
    むことの出来る外径の注出口筒を立設した全体の
    肉厚がほぼ同じ程度の合成樹脂製のキヤツプとか
    ら成り、前記壜本体内に前記口筒部口径よりも小
    さいがシールリングの内径よりも大きい直径を有
    する球体を位置させて成る壜容器。
JP5361281U 1981-04-14 1981-04-14 Expired JPS6348535Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5361281U JPS6348535Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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JP5361281U JPS6348535Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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Publication Number Publication Date
JPS57167040U JPS57167040U (ja) 1982-10-21
JPS6348535Y2 true JPS6348535Y2 (ja) 1988-12-14

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ID=29850246

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JP5361281U Expired JPS6348535Y2 (ja) 1981-04-14 1981-04-14

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