JP3161170B2 - ダイヤル装置及びダイヤル方法 - Google Patents

ダイヤル装置及びダイヤル方法

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JP3161170B2
JP3161170B2 JP19398993A JP19398993A JP3161170B2 JP 3161170 B2 JP3161170 B2 JP 3161170B2 JP 19398993 A JP19398993 A JP 19398993A JP 19398993 A JP19398993 A JP 19398993A JP 3161170 B2 JP3161170 B2 JP 3161170B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ダイヤル装置及びダイ
ヤル方法に係り、詳細には、電話機におけるリダイヤル
機能にシークレット機能を付加したダイヤル装置及びダ
イヤル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近時における電話機には種々の機能が盛
り込まれており、その中の1つに電話帳機能と呼ばれる
機能がある。
【0003】電話帳機能とは、予め複数の電話番号を登
録しておき、例えば、液晶表示等に、その登録された電
話番号の一覧を表示し、一覧の中の所望の電話番号を選
択することにより選択した電話番号にダイヤル発呼する
機能である。
【0004】この場合、電話帳に登録されたすべての電
話番号が表示されたのでは、プライベートな問題や機密
保守の面から好ましくない。
【0005】そこで、登録された電話番号にそれぞれ機
密状態の有無を設定し、機密状態となっている電話番号
を選択する場合は、ダイヤル発呼する前に暗証番号の入
力を求めるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近時における電話機に
一般的に盛り込まれている機能の中に、リダイヤル機能
と呼ばれる機能がある。
【0007】リダイヤル機能とは、例えば、最後に発信
した1件分、あるいは最後から数件分の電話番号を記憶
しておくことにより、専用のリダイヤルボタンを押せ
ば、再度電話番号を入力しなおすこともなくワンタッチ
でダイヤル発呼できる便利な機能である。
【0008】しかしながら、一般のリダイヤル機能で
は、単にダイヤル発呼された電話番号を記憶するだけで
あったため、例えば、電話機を利用した者以外の者(以
下、第三者という)がリダイヤルボタンを押せば、直前
に使用していた者がどこに電話していたかが表示される
ため、機密保持の面で問題があった。
【0009】具体的には、前述した電話帳機能を有する
電話機において、リダイヤル操作を行う場合、最後に発
信した1件の電話番号、あるいは最後から数件の電話番
号を記憶し、記憶された電話番号を再表示した後に、表
示された電話番号の中から所望の電話番号を選択し、ワ
ンタッチでリダイヤルすることができるが、この場合、
機密状態として登録された電話番号の発信に対しても記
憶しており、再表示及びリダイヤルが可能となってい
た。
【0010】したがって、機密状態として登録された電
話番号を第三者に知られる可能性があり、これを防ぐた
めには、リダイヤル電話番号として記憶されたデータを
消去する操作が必要となる。
【0011】本発明は、上記のような実情に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、機密状態登録された電話番号
のリダイヤル表示を第三者に見られることなく利用する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
過去に発信あるいは受信した電話番号を、当該電話番号
を機密状態とするか否かの識別情報と共に記憶する電話
番号記憶手段と、該電話番号記憶手段に記憶されている
電話番号の中から所望の電話番号をダイヤル発信データ
として選択する選択手段と、該選択手段により選択され
た電話番号の識別情報が機密情報であるか否かを判別す
る判別手段と、前記選択手段により選択された電話番号
が、前記判別手段により機密状態であると判断された場
合、当該選択された電話番号の発信を禁止する発信禁止
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0013】この場合、前記請求項1記載の発明は、請
求項2に記載するように、複数の電話番号を、当該電話
番号を機密情報とするか否かの識別情報と共に格納する
電話番号格納手段と、前記選択手段により選択された電
話番号と同一の電話番号を前記電話番号格納手段に格納
されている電話番号から検索する検索手段と、前記検索
手段により検索された電話番号の識別情報を前記電話番
号記憶手段に記憶されている前記選択された電話番号の
識別情報として前記電話番号記憶手段に記憶することが
有効である。
【0014】請求項3記載の発明は、複数の電話番号
を、当該電話番号を機密状態とするか否かの識別情報と
共に格納する電話番号格納手段と、過去に発信あるいは
受信した電話番号を記憶する電話番号記憶手段と、該電
話番号記憶手段に記憶されている電話番号の中から所望
の電話番号をダイヤル発信データとして選択する選択手
段と、該選択手段により選択された電話番号と同一の電
話番号を前記電話番号格納手段に格納されている電話番
号から検索する検索手段と、該検索手段により検索され
た電話番号の識別情報が機密情報であるか否かを判別す
る判別手段と、前記選択手段により選択された電話番号
が、前記判別手段により機密状態であると判断された場
合、当該選択された電話番号の発信を禁止する発信禁止
手段と、を備えたことを特徴としている。
【0015】
【0016】この場合、前記請求項1〜3記載の発明
は、請求項に記載するように、 前記電話番号記憶手
段に記憶されている電話番号を外部に報知する報知手段
と、前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号に
対応する識別情報が機密状態である場合、前記報知手段
による電話番号の報知を禁止する報知禁止手段とを有す
ることが好ましい。
【0017】請求項記載の発明は、過去に発信あるい
は受信した電話番号を、当該電話番号を機密状態とする
か否かの識別情報と共に記憶し、所定の発呼指示に基づ
いて、記憶されている電話番号の中から所望の電話番号
を選択し、ダイヤル発呼するダイヤル方法であって、ダ
イヤル発呼する電話番号の識別情報が機密状態である場
合、当該電話番号のダイヤル発呼を禁止することを特徴
とすることを特徴としている。
【0018】この場合、前記請求項5に記載の発明は、
請求項6に記載するように、複数の電話番号を、当該電
話番号を機密状態とするか否かの識別情報と共に格納す
るとともに、格納された電話番号の中から前記記憶され
ている電話番号と同一の電話番号を検索し、該検索され
た電話番号の識別情報を、前記記憶された電話番号の識
別情報として格納することが有効である。
【0019】請求項記載の発明は、過去に発信あるい
は受信した電話番号を記憶し、所定の発呼指示に基づい
て、記憶されている電話番号の中から所望の電話番号を
選択し、ダイヤル発呼するダイヤル方法であって、複数
の電話番号を、当該電話番号を機密状態とするか否かの
識別情報と共に格納するとともに、格納された電話番号
の中から前記記憶されている電話番号と同一の電話番号
を検索し、検索した電話番号の識別情報が機密状態であ
る場合、当該電話番号のダイヤル発呼を禁止することを
特徴としている。
【0020】
【0021】この場合、前記請求項5〜7記載の発明
は、請求項に記載するように、前記記憶されている電
話番号に対応する識別情報が機密状態である場合、当該
電話番号の外部報知を禁止することが好ましい。
【0022】また、前記請求項1〜8記載の発明は、請
求項に記載するように、前記記憶された電話番号が機
密状態であるとき、当該機密状態の電話番号を一定時間
の後に消去することが好ましく、請求項10に記載する
ように、所定の暗証番号を入力することにより、前記発
信の禁止を解除するようにしてもよい。
【0023】
【作用】本発明によれば、リダイヤル操作が行われる場
合、機密状態とするか否かの識別情報に基づいて、登録
された電話番号のリダイヤル発信時にそれぞれ再表示の
有無が設定されるため、機密状態として登録された電話
番号のリダイヤル表示が第三者に見られることなく利用
できる。
【0024】
【実施例】以下、図1〜図7を参照して実施例を説明す
る。
【0025】図1〜図6は本発明に係るダイヤル装置及
びダイヤル方法の一実施例を示す図である。
【0026】まず、構成を説明する。図1は、本実施例
におけるダイヤル装置の要部構成を示すブロック図であ
る。図1において、ダイヤル装置1は、CPU2、表示
部3、電源部4、発信RAM5、受信RAM6、電話帳
RAM7、キー入力部8、ROM9、RAM10、回線
インターフェース部11、ハンドセット12、スピーカ
13、タイマ14から構成されている。
【0027】CPU2は、後述するROM9に格納され
たプログラムやデータ等に基づいて、ダイヤル装置1の
全体制御を行うためのものである表示部3は、各種情報
を外部に視覚として報知するためのものであり、例え
ば、LCD(Liquid Crystal Display:液晶表示装置)
により構成されている。この場合、表示部3は、LCD
に限らず、CRT(Cathode Ray Tube)やプラズマディ
スプレイ、EL(ELectro luminescence)等のような表
示装置であっても構わないが、この場合の構成として
は、フラットパネルディスプレイにより構成される方が
望ましい。
【0028】電源部4は、ダイヤル装置1内の各部に対
して電源電圧を供給するためのものである。
【0029】発信RAM5は、発信した電話番号データ
を格納するためのメモリであり、受信RAM6は、受信
すべき電話番号データを格納するためのメモリである。
【0030】電話帳RAM7は、複数の電話番号を登録
格納するためのメモリであり、格納されたそれぞれの電
話番号に対して機密状態であるか否かを示す識別情報も
格納している。
【0031】キー入力部8は、ダイヤル発信を行うため
のキースイッチ、及び、各種装置のためのキースイッチ
(リダイヤル操作のためのリダイヤルキーを含む)から
構成されている。
【0032】ROM9は、ダイヤル装置1内で利用され
るプログラムやデータ等を格納する半導体メモリであ
る。
【0033】RAM10は、CPU2により実行される
プログラム処理においてワークメモリとして利用される
半導体メモリである。
【0034】回線インターフェース部11は、電話回線
に接続されており、ハンドセット12の上げ下げを検出
するフックスイッチ部(図示せず)、通話時に電話回線
からの受信信号を音声信号に変換し、送信する音声を送
信信号に変換するとともに、電話回線に送信するスピー
チネットワーク部(図示せず)、発信の際のトーン信号
を出力するDTMF(Dual Tone Multi Frequency )部
(図示せず)、電話回線を介して交換機から呼び出し信
号を受けるとCPU2に対して呼び出し検出信号を出力
するとともに、スピーカ13を駆動して呼び出し音を発
生するトーンリンガ部(図示せず)等を備えている。
【0035】ハンドセット12は、スピーチネットワー
ク部で変換された受信音声信号を出力する送話用スピー
カ12aと、音声信号を電気信号に変換し、音声信号と
する受話用マイク12bとから構成されている。
【0036】スピーカ13は、トーンリンガ部で生成さ
れた呼び出し音を再生するためのものである。
【0037】タイマ14は、クロックパルスのカウント
数に基づいて時間を計測するものであり、CPU2はタ
イマ14から出力される時間情報を参照することにより
種々の制御を行うことができる。
【0038】次に、本実施例の動作を説明する。
【0039】図2,図3は、本実施例でのダイヤル操作
のフローチャートであり、図2は、CPU2によるダイ
ヤル処理のフローチャート、図3は、タイマ14による
タイマ処理のフローチャートである。
【0040】まず、ダイヤル処理を図2に基づいて説明
する。
【0041】最初に、キー入力部8のダイヤルキーある
いはリダイヤルキーの押下によりダイヤル処理が実行さ
れ、電話帳RAM7あるいは発信RAM5内のダイヤル
電話番号の中から所定の電話番号が選択される(ステッ
プS1)。
【0042】次に、上記ステップS1の処理で選択され
た電話番号が、機密状態に設定されたシークレットの電
話番号であるか否かが判別され(ステップS2)、シー
クレットであると判断されると、暗証番号の入力が要求
され(ステップS3)、入力された暗証番号と、選択さ
れた電話番号の暗証番号とが一致するか否かが判別され
る(ステップS4)。
【0043】上記ステップS4の処理において、暗証番
号が一致しなければ、ダイヤル処理を終了する。一方、
上記ステップS2の処理において選択された電話番号が
シークレットでない電話番号であったり、またはステッ
プS4の処理において、入力された暗証番号と、選択さ
れた電話番号の暗証番号とが一致する場合には、所定の
プロトコルに従い、発信処理が行われ(ステップS
5)、当該電話番号が発信RAM5に記憶されるととも
に(ステップS6)、電話回線を接続しての通話処理が
実行される(ステップS7)。
【0044】そして、上記ステップS7での通話処理の
後には、終話か否かのチェックが行われ(ステップS
8)、終話でない場合は上記ステップS7の通話処理が
実行され、終話となった場合はダイヤル処理を終了す
る。
【0045】次に、タイマ処理を図3に基づいて説明す
る。
【0046】タイマ処理は、上記ダイヤル処理でのステ
ップS6における処理に対して割込制御により行われる
ものであり、まず、発信RAM5に記憶された電話番号
が、機密状態に設定されたシークレットの電話番号であ
るか否かが判別され(ステップQ1)、シークレットで
はないと判断されると処理を終了する。
【0047】一方、上記ステップQ1の処理において、
シークレットであると判断されると、タイマによる時間
計測が開始され(ステップQ2)、予め設定された所定
の時間を経過したか否かがチェックされ(ステップQ
3)、所定時間経過した場合、記憶された電話番号がク
リアされる(ステップQ4)。
【0048】これによって、リダイヤル操作による機密
保持機能がさらに高められる。
【0049】以下、過去5件までリダイヤルすることの
できるダイヤル装置1におけるリダイヤル操作について
図4〜図6を参照して説明する図4は、過去5件までの
ダイヤル発信した発信状況を示す図であり、図5は、発
信RAM5の内容である、図4において発信したダイヤ
ル先の情報を示す図である。
【0050】また、図6は、図4及び図5に基づいてリ
ダイヤル操作する場合の動作を示す状態遷移図である。
【0051】すなわち、過去5件の発信状況が図4に示
すような場合、リダイヤルキーを順次押していくと、そ
の発信状況が新しい発信順に、表示部3であるLCDに
表示されるが、機密状態として登録されて発信された電
話番号は、電話番号表示部分が記号(この場合、アスタ
リスクマーク“*”)に置換されて表示される(図6
中、a参照)。
【0052】ここで、記号に置換されて表示される電話
番号に対しては発信することはできない。
【0053】次に、記号に置換されて表示されている電
話番号、つまり、機密状態として使用される電話番号を
使用する場合、暗証番号をテンキーから入力することに
より(図6中、b,b’参照)暗証番号が一致すると、
その記号表示は番号表示に変わり、発信することが可能
となる。
【0054】そして、他の機密状態から発生した記号表
示のものも、この1回の動作で、記号表示状態から番号
表示状態となり、リダイヤル発信操作を利用することが
できる(図6中、c,c’参照)。
【0055】すなわち、過去の発信の順番に関係なく、
どの機密状態発信によるリダイヤルの記号表示において
も、正しい暗証番号を入力すると、他の機密状態発信の
記号表示がすべて番号表示となり、利用することが可能
になる。
【0056】この場合、通話の終了や処理の終了の操作
を選択すると、リダイヤルによる表示また初期状態に戻
る。
【0057】図7は本発明に係るダイヤル装置及びダイ
ヤル方法の他の実施例を示す図であり、機密状態である
電話番号に対するダイヤル操作のフローチャートであ
る。
【0058】本実施例では、通話の行われた機密状態で
ある電話番号に対してはリダイヤルメモリである発信R
AM5の登録の対象外とするものである。
【0059】まず、電話帳RAM7内に格納された電話
番号の中から所望の電話番号を検索する電話帳操作が行
われ(ステップT1)、検索によりシークレットとして
登録された電話番号が呼び出される(ステップT2)。
【0060】そして、呼び出された電話番号に基づいて
発信操作が行われ(ステップT3)、その結果、電話回
線が接続して通話が行われたか否かがチェックされ(ス
テップT4)、通話が行われた場合、終話操作を経て
(ステップT5)、ダイヤル操作処理が終了する。
【0061】一方、上記ステップT4の処理において、
通話が行われなかった場合、終話操作を経て(ステップ
T6)、当該電話番号がリダイヤルメモリである発信R
AM5に記憶されて登録される(ステップT7)。
【0062】ここで、リダイヤル操作が実行されると
(ステップT8)、リダイヤルされる電話番号が発信R
AM5に登録されてから予め設定された一定時間が経過
したか否かが確認され(ステップT9)、一定時間が経
過していれば、発信RAM5に記憶された電話番号が消
去され(ステップT10)、処理が終了する。
【0063】一方、上記ステップT9の処理において、
リダイヤルされる電話番号が発信RAM5に登録されて
から一定時間以内にリダイヤルする場合、リダイヤルに
基づく発信操作が行われ(ステップT11)、次に、電
話回線が接続して通話が行われたか否かがチェックされ
(ステップT12)、通話が行われた場合、発信RAM
5に記憶された電話番号が消去され(ステップT1
3)、終話操作を経て(ステップT14)、ダイヤル操
作処理が終了し、ステップT12の処理において、通話
が行われなかった場合、上記ステップT6の処理に進
む。
【0064】すなわち、発信して回線が接続されて相手
との通話状態になると、その電話番号はリダイヤルメモ
リである発信RAM5には登録されないが、通話したい
相手が、例えば、話し中であったりして、通話状態にな
らなかった場合、初めて発信RAM5に登録され、再度
リダイヤルすることが可能となる。そして、一定時間、
その電話番号に対して発信がないと、自動的に登録され
た電話番号が消去される。
【0065】したがって、本実施例では、前述の実施例
と比較して、機密保守機能がより高められる。
【0066】以上説明したように、本実施例では、機密
状態から発信したリダイヤルについては暗証番号を利用
し、通常は、電話番号の表示を行わないため、機密状態
番号を消去するといった面倒な手間をかけることなく、
第三者に対する情報の漏洩を防止することができる。
【0067】なお、上記実施例では、過去5件までリダ
イヤルすることができるものとして説明しているが、リ
ダイヤルすることのできる件数は任意に設定可能である
ことは言うまでもない。
【0068】また、上記実施例では、過去に発信したも
のに対してリダイヤルするようにしていたが、受信した
電話番号を受信RAM6に記憶しておき、受信RAM6
に記憶された電話番号を使ってリダイヤルするものであ
っても構わない。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば、リダイヤル操作を行う
場合、機密状態とするか否かの識別情報に基づいて、登
録された電話番号のリダイヤル発信時にそれぞれ再表示
の有無を設定することにより、機密状態として登録され
た電話番号のリダイヤル表示を第三者に見られることな
く利用することができる。
【0070】したがって、機密保守を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるダイヤル装置の要部構成を示
すブロック図。
【図2】CPUによるダイヤル処理のフローチャートで
ある。
【図3】タイマによるタイマ処理のフローチャートであ
る。
【図4】過去5件までのダイヤル発信した発信状況を示
す図である。
【図5】図4において発信したダイヤル先の情報を示す
図である。
【図6】図4及び図5に基づいてリダイヤル操作する場
合の動作を示す状態遷移図である。
【図7】他の実施例での機密状態である電話番号に対す
るダイヤル操作のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ダイヤル装置 2 CPU 3 表示部 4 電源部 5 発信RAM 6 受信RAM 7 電話帳RAM 8 キー入力部 9 ROM 10 RAM 11 回線インターフェース部 12 ハンドセット 12a 送話用スピーカ 12b 受話用マイク 13 スピーカ 14 タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−32750(JP,A) 特開 平1−296842(JP,A) 特開 平4−57552(JP,A) 実開 昭63−90356(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/27

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】過去に発信あるいは受信した電話番号を、
    当該電話番号を機密状態とするか否かの識別情報と共に
    記憶する電話番号記憶手段と、 該電話番号記憶手段に記憶されている電話番号の中から
    所望の電話番号をダイヤル発信データとして選択する選
    択手段と、 該選択手段により選択された電話番号の識別情報が機密
    情報であるか否かを判別する判別手段と、前記選択手段により選択された電話番号が、前記判別手
    段により機密状態であると判断された場合、当該選択さ
    れた電話番号の発信を禁止する発信禁止手段と、 を備えたこと を特徴とするダイヤル装置。
  2. 【請求項2】複数の電話番号を、当該電話番号を機密情
    報とするか否かの識別情報と共に格納する電話番号格納
    手段と、 前記選択手段により選択された電話番号と同一の電話番
    号を前記電話番号格納手段に格納されている電話番号か
    ら検索する検索手段と 前記 検索手段により検索された電話番号の識別情報を前
    記電話番号記憶手段に記憶されている前記選択された電
    話番号の識別情報として前記電話番号記憶手段に記憶す
    ることを特徴とする請求項記載のダイヤル装置。
  3. 【請求項3】複数の電話番号を、当該電話番号を機密状
    態とするか否かの識別情報と共に格納する電話番号格納
    手段と、 過去に発信あるいは受信した電話番号を記憶する電話番
    号記憶手段と、 該電話番号記憶手段に記憶されている電話番号の中から
    所望の電話番号をダイヤル発信データとして選択する選
    択手段と、 該選択手段により選択された電話番号と同一の電話番号
    を前記電話番号格納手段に格納されている電話番号から
    検索する検索手段と、 該検索手段により検索された電話番号の識別情報が機密
    情報であるか否かを判別する判別手段と、前記選択手段により選択された電話番号が、前記判別手
    段により機密状態であると判断された場合、当該選択さ
    れた電話番号の発信を禁止する発信禁止手段と、 を備えたこと を特徴とするダイヤル装置。
  4. 【請求項4】前記電話番号記憶手段に記憶されている電
    話番号を外部に報知する報知手段と、 前記電話番号記憶手段に記憶されている電話番号に対応
    する識別情報が機密状態である場合、前記報知手段によ
    る電話番号の報知を禁止する報知禁止手段と、 を有することを特徴とする請求項1〜3記載のダイヤル
    装置。
  5. 【請求項5】過去に発信あるいは受信した電話番号を、
    当該電話番号を機密状態とするか否かの識別情報と共に
    記憶し、所定の発呼指示に基づいて、記憶されている電
    話番号の中から所望の電話番号を選択し、ダイヤル発呼
    するダイヤル方法であって、 ダイヤル発呼する電話番号の識別情報が機密状態である
    場合、当該電話番号のダイヤル発呼を禁止することを特
    徴とするダイヤル方法。
  6. 【請求項6】複数の電話番号を、当該電話番号を機密状
    態とするか否かの識別情報と共に格納するとともに、格
    納された電話番号の中から前記記憶されている電話番号
    と同一の電話番号を検索し、該検索された電話番号の識
    別情報を、前記記憶された電話番号の識別情報として格
    納することを特徴とする請求項記載のダイヤル方法。
  7. 【請求項7】過去に発信あるいは受信した電話番号を記
    憶し、所定の発呼指示に基づいて、記憶されている電話
    番号の中から所望の電話番号を選択し、ダイヤル発呼す
    るダイヤル方法であって、 複数の電話番号を、当該電話番号を機密状態とするか否
    かの識別情報と共に格納するとともに、格納された電話
    番号の中から前記記憶されている電話番号と同一の電話
    番号を検索し、検索した電話番号の識別情報が機密状態
    である場合、当該電話番号のダイヤル発呼を禁止するこ
    とを特徴とするダイヤル方法。
  8. 【請求項8】前記記憶されている電話番号に対応する識
    別情報が機密状態である場合、当該電話番号の外部報知
    を禁止することを特徴とする請求項5〜7記載のダイヤ
    ル方法。
  9. 【請求項9】前記記憶された電話番号が機密状態である
    とき、当該機密状態の電話番号を一定時間の後に消去す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載
    のダイヤル装置及び請求項5〜8のいずれか1つに記載
    のダイヤル方法。
  10. 【請求項10】所定の暗証番号を入力することにより、
    前記発信の禁止を解除することを特徴とする請求項1〜
    4のいずれか1つに記載のダイヤル装置及び請求項5〜
    8記載のいずれか1つに記載のダイヤル方法。
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