JP3118334B2 - 電話装置 - Google Patents

電話装置

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JP3118334B2
JP3118334B2 JP04299956A JP29995692A JP3118334B2 JP 3118334 B2 JP3118334 B2 JP 3118334B2 JP 04299956 A JP04299956 A JP 04299956A JP 29995692 A JP29995692 A JP 29995692A JP 3118334 B2 JP3118334 B2 JP 3118334B2
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寿宏 中村
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Sanyo Electric Co Ltd
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、着呼時に発呼側を特定
可能な情報を受け取る電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】米国特許第3,904,830号明細書
には、着呼側からの質問信号の受信により、発呼側から
この発呼側の電話番号を送り、着呼側でこの電話番号を
表示可能な電話装置が開示されている。
【0003】また、日本電信電話株式会社の「INSネ
ット64」や「INSネット1500」と呼ばれるIN
DNサービスの中には「発信者番号通知」という基本サ
ービスがある。このサービスは、発呼側の電話番号をネ
ットより着呼側に送信するものであり、この番号を着呼
側で表示すれば発呼側を特定することが容易となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然るに従来のこの種装
置では、単に発呼側の電話番号が簡単にわかるだけであ
り、逆に上記発呼側に電話をかける際には一々上記電話
番号をダイヤルする必要がある。
【0005】
【0006】また、単に発呼側の電話番号だけでは発呼
側の人を特定することができないケースが多々ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は斯る課題に鑑み
てなされたもので、その特徴は、着呼時に送られてくる
発呼側電話番号を記憶可能な電話装置であって、予め短
縮ダイヤル番号に対応して相手方電話番号及び相手方情
報が格納された短縮ダイヤルメモリと、上記発呼側電話
番号を格納可能な呼出番号メモリと、該呼出番号メモリ
の内容を表示する表示部と、上記着呼時に送られてくる
発呼側電話番号と上記短縮ダイヤルメモリ中の相手方電
話番号とが一致した時、上記発呼側電話番号に代えて上
記一致した相手方電話番号に対応して上記短縮ダイヤル
メモリに格納されている相手方情報を上記呼出番号メモ
リに格納すると共に、この上記呼出番号メモリに格納さ
れた相手方情報に対応した上記短縮ダイヤル番号をこの
相手方情報に対応づけて上記呼出番号メモリに格納する
手段とを備えたことにある。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】本発明の特徴によれば、着呼時に送られてくる
発呼側電話番号に代えて上記発呼側を示す情報を表示
し、上記発呼側電話番号を利用してかけ直すことができ
る。
【0011】
【0012】
【0013】
【実施例】図1は本発明を適用してなるISDN対応の
電話装置(1)の一例を示す外観図であり、図中(2)
はハンドセット、(3)はダイヤル番号等を入力するた
めのダイヤルキー部であり、該ダイヤルキー部には0〜
9の数値を入力するためのテンキーの他にキートップに
「*」、「#」が夫々記載されたアスタリスクキー
(4)及びシャープキー(5)を備える。(6)は例え
ば液晶表示部からなる表示部であり、該表示部には着呼
時に送られてきた発呼側の電話番号を表示する。尚、斯
る表示については後で詳細に説明する。(7)(8)は
上下スクロールキーであり、該キーを操作することによ
り表示部(6)上の表示を上下スクロール可能である。
(9)(10)は上下カーソルキーであり、該キーを操
作することにより表示部(6)上のカーソル(11)を
上下に移動可能である。(12)はクリアキーであり、
該キーは表示部(6)上の表示内容を消去することを指
示する。
【0014】図2は本実施例の回路構成を示すブロック
図であり、図中(13)はマイクロコンピュータからな
る制御部、(14)はプログラムメモリであり、上記制
御部(13)はプログラムメモリ(14)に格納されて
いる制御プログラムに基づいて以下で説明する各部の制
御を司る。尚、以下で説明する各部と制御部(13)と
はバス(15)で接続されている。
【0015】(16)はISDN回線であり、該回線は
例えば64kbpsのBチャネル2つと16kbpsの
Dチャネル1つとからなる「2B+D」構成となってい
る。また、この回線は中継局(ISDNネットワーク)
を介して他の電話機もしくはファクシミリ装置に接続さ
れる。
【0016】(17)は例えば日本電気(株)製の半導
体集積回路μPD98201からなるS−I/Fであ
り、該S−I/FはCCITT勧告I.430のレイヤ
1に規定された通信速度等のデータ伝達のための物理的
条件を満足する。また、このS−I/F(17)は、バ
ス(15)を介して送られてくるデータをISDN回線
(16)の3のチャネルに送出可能にフレーム化した後
上記回線(16)に送出し、逆にISDN回線(16)
の各チャネルを介して送られてくるフレーム毎のデータ
を各チャネル毎に分解しバス(15)に送出する。
【0017】(18)は例えば日本電気(株)製の半導
体集積回路μPD72305からなるLAPD(Lin
k Access Procedure on the
D−channel)であり、該LAPDは制御部(1
3)の制御の下で他装置との間で呼制御と呼ばれる制御
データのやりとりをDチャンネルを介して行う。(1
9)は例えば日本電気(株)製の半導体集積回路μPD
72107からなるLAPB(Link Access
Procedure Balanced)であり、該
LAPBは音声データの送受信を制御部(13)の制御
の下で行う。
【0018】(20)は例えば(株)日立製作所製の半
導体集積回路HD81020(もしくは81019)か
らなる音声CODECであり、該音声CODECはハン
ドセット(2)より入力された音声帯域信号をμ−la
w則符号化(もしくはA−law則符号化)方法を用い
てPCM化されたデジタル信号に変換したり、又は逆に
PCM化デジタル信号を音声帯域信号に複合化しハンド
セット(2)に出力したりする。
【0019】(21)は例えば半導体RAM(ランダム
アクセスメモリ)からなる作業メモリであり、該メモリ
は制御部(13)が制御動作を司る際に必要となる変数
等が格納される。
【0020】(22)は例えば半導体RAMからなる短
縮ダイヤルメモリであり、該メモリには図3に示す如く
各短縮番号に対応して相手方電話番号及びその電話番号
で特定される相手方の名称等を示す相手方情報が夫々格
納される。尚、このメモリ(22)中の各情報はユーザ
が任意に設定登録できる。また、上記相手方電話番号の
ダイヤル発信は、ハンドセット(2)を取り上げ、ダイ
ヤルキー部(3)のアスタリスクキー(4)を1度押下
した後、所望する電話番号に対応した短縮番号をテンキ
ーを用いて入力することにより行なえる。
【0021】(23)は例えば半導体RAMからなる呼
出番号メモリであり、該メモリには図4に示す如く項
番、相手先情報、対応短縮番号及び着呼日時を対応付け
て格納する。上記項番は着呼の順番を示し、相手先情報
は後述する様に着呼時にDチャネルを介して送られてく
る発呼側の電話番号もしくはこの電話番号で特定される
相手方情報であり、対応短縮番号は相手先情報として格
納されている電話番号等と同一の情報が格納されている
短縮ダイヤルメモリ(22)中の短縮番号を示す。尚、
対応短縮番号として「99」が格納されているものは、
短縮ダイヤルメモリ(22)中に同一の情報が存在しな
いことを示す。着呼日時は上記相手先情報で特定できる
相手よりの着呼があった日時を示すもので、この日時は
制御部(13)に内蔵の時計回路より出力される。
【0022】(24)はフック検出器であり、該検出器
はハンドセット(2)が通話のために取り上げられてい
るか否かを検出し、その検出結果を制御部(13)に送
る。
【0023】(25)はキー入力部であり、該入力部は
上述のダイヤルキー部(3)、上下スクロールキー
(7)(8)、上下カーソルキー(9)(10)及びク
リアキー(12)を総称する。
【0024】図5は、ISDNネットワークNWに接続
された2端末TE1とTE2との回線接続に際しての一
般的な呼制御を示す模式図であり、本実施例装置の動作
を説明する前にまずこの呼制御について説明する。尚、
この呼制御における信号の送受信は全てDチャンネルを
介して行われる。
【0025】今、TE1を発呼側、TE2を着呼側とし
てTE1からTE2を呼び出す際には、まずTE1は自
装置がファクシミリ装置かあるいは電話装置であるかと
言ったサービス情報の他に自装置側を特定する電話番号
及びTE2を特定するための電話番号等の呼設定情報を
SETUP信号としてNWに送信する。
【0026】NWは、本NWに接続されている各端末の
種類を予め把握しているので、上記SETUP信号を受
信すると、上記TE1とTE2との装置の種類が同一で
あるか否かを判定し、上記両端末が異なった場合には、
接続不能である旨の情報(解放完了情報)を表わすDI
SC信号(図示せず)を端末TE1に返送し、TE1か
らのSETUP信号を無効とする。一方、TE1とTE
2とが同一種類の装置であると判定すると、NWは接続
可能である旨の呼設定情報をCALL PROC信号と
して端末TE1に返送する。但し、上記NWは、本NW
に接続されている各端末のBチャネルの使用状態も把握
しているので、たとえ端末TE1及びTE2が同一種類
の装置であったとしても、TE2の全てのBチャネルが
使用中であるときには接続不能である旨の情報を示すD
ISC信号(図示せず)を端末TE1に返送する。
【0027】更にNWは、接続可能である旨の情報を端
末TE1に返送するに際して、上記CALL PROC
信号中に端末TE1とネットワークNWとの間でデータ
(音声データ、画像データ等)の交信を行うために使用
するBチャネルを特定する情報も乗せて返送する。この
Bチャネル特定情報は、上記TE1よりSETUP信号
中に含まれて送信されていた場合には、そのSETUP
信号中のデータに従い、一方、上記SETUP信号中に
含まれていなかった場合には、NWがTE1とを接続し
ている未使用中のBチャネルを選択して返送する。
【0028】接続可能である旨のCALL PROC信
号を端末TE1に返送した場合、NWは続いて端末TE
2に呼設定信号SETUPを送信する。このSWTUP
信号は上記TE1からNWに送信されたSETUP信号
にNW−TE2間でデータの交信を行うために使用する
Bチャネルを特定する情報を付加したものである。尚、
上記NWからTE2に送信されるSETUP信号に含ま
れるTE1を特定する電話番号は、TE1がNWに送信
された時点で、上記電話番号はTE1を特定するための
正確な番号であるか否かがNWで判断され、正確な番号
でない時にはNWが正確な番号に書き替える。
【0029】NWよりSETUP信号を受信した端末T
E2は、この信号より求められる機能を実行可能である
か否かを判定し、実行可能な場合にはNWに対して接続
可能であることを示すCALL PROC信号を返送
し、実行不可能な場合には接続不可能を示すDISC信
号(図示せず)を返送する。
【0030】NWは、TE2から接続不可能を示すDI
SC信号を受信すると、接続不可能を示すDISC信号
をTE1に送信し、TE1とTE2との接続を無効とす
る。
【0031】一方、TE2が接続可能であることを示す
CALL PROC信号をNWに返送した際には、この
TE2はその使用者に着信があったことを報知すると共
に、この報知中である旨を示すALERT信号をNWに
送信する。NWは、TE2よりALERT信号を受け取
ると、この信号をTE1に送信する。そして、上記報知
に応答して端末TE2が動作可能状態となると、TE2
は応答信号CONNをNWに送信し、NWからの応答確
認信号CONN ACKの受信を待ってTE1との交信
を開始することとなる。
【0032】NWは、TE2から接続可能であることを
示すCALL PROC信号を受け取り、これに続いて
ALERT信号を受け取ると、これを端末TE1に転送
すると共に、CONN ACK信号を端末TE2に返送
して各端末間のデータ交信を可能とする。
【0033】その後、端末TE1及びTE2は、上記呼
制御により決定されたBチャネルを介してデータの交信
を行う。尚、この交信制御は、LAPD(18)ではな
く、LAPB(19)が行う。
【0034】次に本実施例装置の動作を図6及び図7に
示したフローチャートに基づいて説明する。上記図6及
び図7のフローチャートはプログラムメモリ(14)中
の制御プログラムを示すものである。
【0035】図6のS1ステップでは、制御部(13)
はISDN回線(16)を介してネットワーク側からS
ETUP信号が送られてきたか否かをLAPD(18)
からの信号により判定し、送られてきていない時には処
理を図7のS2ステップに進める。
【0036】S2ステップでは、フック検出器(24)
の検出結果に基づいてハンドセット(2)が取り上げら
れたオフフック状態か否かを判定し、オフフック状態で
ないと判定すると処理をS3ステップに進める。
【0037】S3ステップでは、キー入力部(25)の
キーに対する操作がなされたか否かを判定し、操作がな
されていないと判定すると処理をS1ステップに戻す。
【0038】即ち、回線(16)からの着呼もなく、ハ
ンドセット(2)及びキー入力部(25)に対する操作
のない待機状態では、制御部(13)はS1〜S3ステ
ップからなるループを循環処理する。
【0039】一方、S1ステップにおいて着呼があると
判定すると、S4ステップにおいて図5を用いて説明し
た如く送られてきたSETUP信号に基づいて接続可否
を判定し、接続可と判定するとLAPD(18)、S−
I/F(17)を介してISDN回線(16)にCAL
L PROC信号を送出すると共に、使用者に着呼を知
らせるための報知を行ない、この報知を示すALERT
信号をLAPD(18)及びS−I/F(17)を介し
てISDN回線(16)に送出する。
【0040】続くS5ステップでは、上記SETUP信
号中に含まれて送られてきた相手側(発呼側)の電話番
号もしくはそれを特定する情報(以下では、この情報及
び発呼側電話番号を総じて発呼側情報と言う)を呼出番
号メモリ(23)に格納する。具体的には、まず発呼側
電話番号が短縮ダイヤルメモリ(22)に登録されてい
る相手方電話番号と一致するか否かを判定し、一致した
時にはこの一致した相手方電話番号に対応づけて短縮ダ
イヤルメモリ(22)中に格納されている相手方情報を
呼出番号メモリ(23)の相手先情報欄に格納すると共
に、この相手先情報欄に格納された相手方情報と対応し
て短縮ダイヤルメモリ(23)中の短縮番号を呼出番号
メモリ(23)の対応短縮番号欄に格納する。また、こ
の着呼があった時の日時データを呼出番号メモリ(2
3)の着呼日時欄に格納する。尚、上記日時データは制
御部(13)に内蔵されている時計回路(図示せず)か
ら読出す。
【0041】一方、発呼側電話番号が短縮ダイヤルメモ
リ(22)中の相手方電話番号と一致しないと判定した
先には、呼出番号メモリ(23)の相手方情報欄には上
記発呼側電話番号を格納し、対応短縮番号欄には短縮ダ
イヤルメモリ(22)中の短縮番号と一致しない例えば
「99」という数値を格納する。尚、この時にも着呼日
時欄には着呼があった日時を示すデータが格納される。
【0042】上記呼出番号メモリ(23)への発呼側情
報の格納は、その着呼順に項番の若い数値に夫々対応し
てなされる。
【0043】S5ステップの処理が終了すると処理はS
6ステップに進む。S6ステップでは着呼側が応答した
か否かを判定する。即ち、S4ステップにおいて行われ
た報知に対応してハンドセット(2)が取り上げられた
か否かをフック検出器(24)からの出力に基づいて制
御部(13)が判定する。
【0044】この判定において、応答なしと判定すると
処理をS7ステップに進める。このS7ステップでは、
着呼が終了したか否かを判定する。具体的には、着呼側
が応答しないために発呼側がハンドセットを置き発呼を
終了させてしまうと、発呼側からISDNネットワーク
を介して着呼終了を示すDISC信号が着呼側に送られ
てくるのでこのDISC信号の有無を判定する。この判
定において着呼が終了していないと判定すると、処理を
S6ステップに戻す。
【0045】従って、着呼時に着呼側の応答も、発呼側
が発呼終了操作も行わない限りS6、S7ステップが繰
返し処理されることとなる。
【0046】S7ステップにおいて、着呼終了と判定さ
れると処理はS8ステップに進む。S8ステップでは、
表示部(6)上に例えば「不在中に電話がありまし
た。」というような着呼があったことを示すメッセージ
の表示を行なうと共に続くS9ステップにおいて上記メ
ッセージ表示中であることを示すフラッグFを「0」と
する。尚、このフラッグFは作業メモリ(21)中にセ
ットされる。上記S9ステップの処理が終了すると、処
理はS1ステップに戻り待機状態となる。
【0047】S6ステップに戻って、このステップで応
答有りと判定すると処理はS10ステップに進む。この
S10ステップでは、最新のS5ステップ実行により呼
出番号メモリ(23)に格納された相手先情報、対応短
縮番号及び着呼日時の各データを消去する。従って、呼
出番号メモリ(23)にはユーザが応答しなかった着呼
に対応した情報だけが格納されることとなる。
【0048】続くS11ステップでは、通話が終了した
か否かを判定する。具体的には、フック検出器(24)
からの出力に基づいてハンドセット(2)が待機状態に
おかれたオンフック状態となっているか否かを判定し、
オンフック状態になるまでは通話が継続されているもの
と見做し、S11ステップを循環処理する。また、オン
フック状態となったと判定する処理をS1ステップに戻
し待機状態とする。
【0049】図7のS2ステップに戻って、このステッ
プにおいてオフフック状態が検出されると、制御部(1
3)は発呼操作が行われるものと見なし処理をS12ス
テップに進める。
【0050】S12ステップでの発呼操作としては、 a.相手方電話番号をテンキーだけで入力する方法 b.短縮ダイヤルメモリ(22)中の相手方電話番号を
読出すことにより行なう方法 c.呼出番号メモリ(23)中の相手方情報に基づいて
行なう方法 の3通りの方法があり、S2ステップに続いてテンキー
が入力された際には、制御部(13)は上記aの方法と
見做し、この入力に従ってキー入力部(25)より出力
される数字列を相手方電話番号としてISDN回線(1
6)のDチャネルにSETUP信号の1つのデータとし
て出力するようにLAPD(18)を制御する。
【0051】また、S2ステップの処理に続いてアスタ
リスクキー(4)、テンキーが連続して入力された際に
は、制御部(13)は上記bの方法と見做し、アスタリ
スクキー(4)以降に入力される数字列を短縮番号とし
てこの番号と対応して短縮ダイヤルメモリ(22)に格
納されている相手方電話番号を読出し、LAPD(1
8)より回線(16)のDチャネルにSETUP信号の
1つのデータとして出力させる。
【0052】更に、S2ステップの処理に続いてアスタ
リスクキー(4)が2回連続して入力された際には、制
御部(13)は上記cの方法と見做し、図1に示す如く
表示部(6)に表示されている発呼側情報の中でカーソ
ル(11)で指示されている情報と対応する相手方電話
番号を呼出番号メモリ(23)あるいは短縮ダイヤルメ
モリ(22)より読出し、LAPD(18)より回線
(16)のDチャネルにSETUP信号の1つのデータ
として出力させる。そして、この発呼に対して相手側が
応答すると、上記指示された呼出番号メモリ(23)中
の情報を消去する。尚、上記表示部(6)における発呼
側情報の表示は後述のS14〜S16ステップから明白
となるのでここでは詳細な説明は省略する。
【0053】S12ステップの処理が終了すると、処理
はS13ステップに進む。このS13ステップでは、S
12ステップでの発呼操作に基づいて開始された通話が
終了したか否かを判定する。具体的には、S12ステッ
プ終了後、ハンドセット(2)が定位置に戻されフック
検出器(24)がオンフック状態であることを示す信号
を出力するまではこのS13ステップの判定を繰返し、
上記信号を検出すると処理をS1ステップに戻し待機状
態となる。
【0054】S3ステップに戻って、このステップにお
いて操作がなされたと判定すると、処理をS14ステッ
プに進める。このS14ステップではフラッグFが
「0」であるか否かを判定し、「0」である時には処理
をS15ステップに進める。
【0055】S15ステップでは、呼出番号メモリ(2
3)中の発呼情報を図1に示す如く表示部(6)に表示
し、続くS16ステップではこの表示を行なっているこ
とを示すためにフラッグFを「1」とする。その後処理
はS1ステップに戻る。
【0056】一方、S14ステップにおいてフラッグF
が「0」でないと判定すると処理はS17ステップに進
む。S17ステップでは、S3ステップにおいて操作が
検出されたキーに対応した動作を実行する。一例として
図1に示す表示部(6)の表示状態で上下カーソルキー
(9)(10)が操作された際には、表示部(6)上の
カーソル(11)が上下し、また上下スクロールキー
(7)(8)が操作された際には表示部(6)上の表示
をスクロールし、呼出番号メモリ(23)中のデータを
上記表示部(6)上に順次表示する。また、クリアキー
(12)が操作された際には、表示部(6)上でカーソ
ル(11)により指示されている呼出番号メモリ(2
3)中の発呼側情報を消去する。
【0057】その後処理はS1ステップに戻り、待機状
態となる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、着呼時に送られてくる
発呼側電話番号を呼出番号メモリに格納すると共に発呼
時にはこのメモリに格納された電話番号を利用して発呼
を行なうことができるので、外出等の不在時に着呼があ
った際でも、帰宅後にその発呼先に電話を簡単にかけ直
すことが可能である。
【0059】
【0060】また、着呼時に応答できなかった際の発呼
側の電話番号に代えて上記発呼側を示す情報を表示する
ので、一見して発呼側を識別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す外観平面図である。
【図2】本実施例の回路構成を示すブロック図である。
【図3】本実施例の短縮ダイヤルメモリを示す模式図で
ある。
【図4】本実施例の呼出番号メモリを示す模式図であ
る。
【図5】INSネットにおける呼制御を説明するための
模式図である。
【図6】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【図7】本実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 ハンドセット 6 表示部 9 上カーソルキー 10 下カーソルキー 13 制御部 22 短縮ダイヤルメモリ 23 呼出番号メモリ 24 フック検出器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−41735(JP,A) 特開 平4−344755(JP,A) 特開 平4−199953(JP,A) 特開 昭62−130045(JP,A) 特開 平3−245646(JP,A) 特開 平2−135851(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 1/57 H04M 1/65

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着呼時に送られてくる発呼側電話番号を
    記憶可能な電話装置であって、予め短縮ダイヤル番号に
    対応して相手方電話番号及び相手方情報が格納された短
    縮ダイヤルメモリと、上記発呼側電話番号を格納可能な
    呼出番号メモリと、該呼出番号メモリの内容を表示する
    表示部と、上記着呼時に送られてくる発呼側電話番号と
    上記短縮ダイヤルメモリ中の相手方電話番号とが一致し
    た時、上記発呼側電話番号に代えて上記一致した相手方
    電話番号に対応して上記短縮ダイヤルメモリに格納され
    ている相手方情報を上記呼出番号メモリに格納すると共
    に、この上記呼出番号メモリに格納された相手方情報に
    対応した上記短縮ダイヤル番号をこの相手方情報に対応
    づけて上記呼出番号メモリに格納する手段とを備えたこ
    とを特徴とする電話装置。
  2. 【請求項2】 着呼時に送られてくる少なくとも発呼側
    電話番号を有する発呼側情報を記憶可能な呼出番号メモ
    リと、該呼出番号メモリ中の発呼側情報を表示する表示
    部と、該表示部に表示された発呼側情報の1つを選択す
    る手段と、該選択手段により選択された発呼側情報に基
    づいてダイヤル発信を行なう手段と、予め相手方電話番
    号と相手方情報とからなる対が複数格納された記憶手段
    とを備えた電話装置であって、 更に、上記着呼時に送られてくる発呼側電話番号と上記
    記憶手段中の相手方電話番号とが一致した時、上記発呼
    側情報に代えて上記一致した相手方電話番号に対応して
    上記記憶手段に格納されている相手方情報を上記呼出番
    号メモリに格納すると共にこの相手方情報に対応して上
    記記憶手段に格納されている相手方電話番号を関連付け
    る手段を備え、かつ上記ダイヤル発信手段は、上記選択
    手段により選択された情報が上記相手方情報である際に
    は、上記関連付け手段によりこの相手方情報に関連付け
    られた上記記憶手段中の相手方電話番号をダイヤル発信
    することを特徴とする電話装置。
  3. 【請求項3】 電話番号及びその電話番号で特定される
    相手方の情報からなる対が予め複数格納された記憶手段
    と、着呼時に送信されてくる発呼側電話番号と上記記憶
    手段中の電話番号とを比較する手段と、該比較手段によ
    り上記発呼側電話番号と上記記憶手段中の電話番号とが
    一致しないと判定された際には上記発 呼側電話番号が格
    納され、一致すると判定された際には上記記憶手段中の
    電話番号と対で上記記憶手段に格納されている相手方情
    報が格納される呼出情報メモリと、該呼出情報メモリに
    格納された発呼側電話番号と相手方情報とを表示する表
    示部と、該表示部に表示された発呼側電話番号又は相手
    方情報の1つを選択する手段と、該選択手段により発呼
    側電話番号が選択された場合にはこの選択された発呼側
    電話番号をダイヤル発信し、相手方情報が選択された際
    にはこの相手方情報に対応して上記記憶手段に格納され
    ている電話番号をダイヤル発信する手段とを備えたこと
    を特徴とする電話装置。
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