JP3160038B2 - 現像装置 - Google Patents

現像装置

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JP3160038B2
JP3160038B2 JP30563991A JP30563991A JP3160038B2 JP 3160038 B2 JP3160038 B2 JP 3160038B2 JP 30563991 A JP30563991 A JP 30563991A JP 30563991 A JP30563991 A JP 30563991A JP 3160038 B2 JP3160038 B2 JP 3160038B2
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真澄 池末
千恵美 兼子
則幸 木村
新司 松本
和久 須藤
秀信 遠藤
謙三 巽
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複写機やプリンター、フ
ァクシミリ等で用いる現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、二成分現像方式を採用している
複写機における現像装置は、図3に一例を示す如き構成
としてある。すなわち、上ケース1と下ケース2とから
なる現像ケース3の潜像担持体に対向した側に開口4を
有すると共に、該開口4部に、マグネット5を内蔵した
現像スリーブ(現像ローラ)6を配置し、該現像スリー
ブ6を回転させることにより、現像スリーブ6の外周に
付着形成させた現像剤の磁気ブラシを、潜像担持体とし
ての感光体ドラム7の周面に接触させ静電潜像にトナー
を付着させて可視化させ、このトナーの濃度をフォトセ
ンサーで読み取らせて、トナー濃度が低いと判断された
場合に、カートリッジ収納容器8のホッパ部9の出口部
に設けたトナー補給ローラ10を回転させることによ
り、カートリッジ収納容器8内にセットされたトナーカ
ートリッジ11からのトナーを、現像ケース3内の撹拌
ローラ12に補給させるようにし、且つこのトナー補給
の際、トナーカートリッジ11内のアジテータ13も同
時に回転させるようにしてある。又、上記撹拌ローラ1
2の回転により現像スリーブ6へ送られて付着した現像
剤は、濃度ムラ等の防止のために、ドクタ14により一
定の高さ(量)に掻き落され、掻き落された現像剤は撹
拌セパレータ15へと送られ、該撹拌セパレータ15の
斜めのガイドにより奥側から手前側へと横撹拌されなが
ら搬送され、更に、撹拌セパレータ15の奥側の開口部
より搬送スクリュー16部に落ち込んだ現像剤は該搬送
スクリュー16により手前側から奥側へと横撹拌されな
がら搬送されるようにしてある。
【0003】上記現像装置においては、図4に示す如
く、気流βにより現像ケース3の下部領域から現像ケー
ス3内に空気が吸い込まれると、現像ケース3内の圧力
が高まるため、逆に現像ケース3内の現像スリーブ6の
両端部から開口4の方へ流出する気流γが発生してしま
う。この気流γにはトナーが多量に含まれていることか
ら、従来では、トナーが現像ケース3の前、奥側の両端
部からケース外へ飛散しないようにサイドシール17が
設けられている。なお、図3において、18は飛散トナ
ーの舞い上がりを防止するための入口シールである。
【0004】しかしながら、上記サイドシール17とし
て、ポリエステルフィルムやポリウレタンゴムを用いる
と、通気性がないために、現像スリーブ6両端部から吹
き出す気流γがサイドシール17の内壁に衝突し、内側
に回り込んでしまう。したがって、サイドシール17の
内側部分A部にトナー飛散が発生したり、吸い込み気流
βを乱してA部より中央寄りのB部にトナー飛散を発生
させたりする不具合が生じる。
【0005】そのため、図5に示す如く、サイドシール
17の中間部に孔19を設け、この孔19から現像ケー
ス3内へ向けて矢印αで示す如くエアを吸引させるよう
にして、サイドシール17上にトナーが滞留することを
防止するようにした方式が提案されている(特開昭63
−311284号)。この方式の原理は、ドクタ14の
近傍に、現像動作に基づいて形成される負圧空間の吸引
作用を利用したものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案さ
れている方式の場合でも、サイドシール17は通気性が
ないために、現像スリーブ6の横から発生する気流γは
現像ケース3内への吸い込み気流βの流れを乱して、A
部を汚したり、あるいは、孔19までの距離があるため
に一部の気流γがA部を汚してしまう不具合が生じる。
【0007】そこで、本発明は、現像ケースの開口両端
部付近での現像剤の飛散を確実に防止することができる
ようにしようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、潜像担持体と対向するように形成した現
像ケースの開口から、表面の一部が露出するように現像
剤担持体を配置し、該現像担持体に付着させて潜像担
持体との間の現像領域に搬送した現像剤によって該潜像
担持体上の静電潜像を可視化する現像装置において、該
現像ケースの開口の現像剤担持体表面移動方向と直交
する方向における両端部に、現像剤の通過を阻止し且つ
該開口の現像剤担持体表面移動方向下流側における吸い
込み気流を乱すことなく厚み方向に空気を通過させ得る
多孔質性の通気性シートで全体が構成されたサイドシー
ルを、該現像剤担持体の外周面の該潜像担持体に対向し
ている部分を覆うように設けたことを特徴とするもので
ある。
【0009】又、上記サイドシールを、現像剤の通過を
阻止し且つ上記開口の現像剤担持体表面移動方向下流側
における吸い込み気流を乱すことなく厚み方向に空気を
通過させ得る多数の空孔を有する高密度ポリエチレン不
織布繊維からなる通気性シートとした構成とするとよ
い。
【0010】
【作用】サイドシールとして上記通気性シートを用いた
ので、現像剤は現像ケース外に出さず空気だけ外に出す
ことができる。しかも、上記開口の現像剤担持体表面移
動方向下流側における吸い込み気流を乱すことがないの
で、該開口の該サイドシール近傍の部分から現像剤が外
部に飛翔するのを抑制することができる。従って、現像
ケース開口両端部付近での現像剤の飛散が大幅に減少さ
せられる。
【0011】又、上記多数の空孔を有する高密度ポリエ
チレン不織布繊維からなる通気性シートをサイドシール
として用いる場合は、製法により該空孔を制御できるこ
とにより、現像剤の粒径に合わせてサイドシールを選択
することができるようになる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は本発明の実施例を示すもので、図3及び図
4に示した現像装置と同様な構成において、現像ケース
3の開口4の両端部に配置するサイドシール17とし
て、高密度ポリエチレン不織布繊維からなる多孔質性の
通気性シートを用いた構成とする。上記サイドシール1
7の平均空孔は、たとえば、トナーの平均粒径を9μm
とした場合、3μmとするのが望ましい。
【0013】本発明においては、上記した如く、現像ケ
ースの開口の両端部に設けたサイドシール17に多孔質
性の通気性シートを用いたので、現像剤粒子及びトナー
は現像ケース3外へ出ず、現像スリーブ6両端からの気
流γの空気だけがサイドシール17を通過して現像ケー
ス3の外に出る。このように現像スリーブ6両端からの
気流γがサイドシール17を通過して現像ケースの外に
出るので、気流βに乱れを生じさせることがない。ま
た、この現像ケースの外に出た気流の一部は、現像動作
に基づいてドクタ14の近傍に形成される負圧空間の吸
引作用により、図1の矢印αに示すように再びサイドシ
ール17を通過し、現像ケース内のドクタ14近傍の負
圧空間に戻る。この気流αにより、サイドシール17の
内側に存在するトナーが、ドクタ14の方へ吸引され
る。したがって、現像ケース3の開口の両端部付近での
トナー飛散量を大幅に削減することができる。又、サイ
ドシール17として用いた高密度ポリエチレン不織布繊
維は、製法により空孔を制御できるので、トナー粒径に
合わせて選択できる利点がある。なお、本発明と図5に
示す特開昭63−311284号に提案されている方式
(先行例)とのA部でのトナー飛散状況を比較したとこ
ろ、図2に示す如き結果が得られた。
【0014】因に、上記サイドシール17として用いる
通気性シートとしては、発泡ポリウレタン(スポンジ)
を採用することも考えられるが、発泡ポリウレタンは、
それ自体の空孔の大きさが一定でなく、貼り付け時にお
いても伸びて空孔が大きくなるので制御できない欠点が
あり、又、耐久性がなく機械的にちぎれ易くてオゾン等
によって化学的にこわれ易く、更に、孔径が大きいとト
ナー飛散が生じ、孔径が小さいと通気性がなくなるので
好ましくない。
【0015】なお、上記実施例では二成分現像方式の現
像装置について採用した場合を示したが、一成分現像方
式についても同様に採用できるものであり、その他本発
明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得
ることは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の現像装置によ
れば、上記通気性シートをサイドシールとして用いるこ
とにより、現像剤を現像ケース外に出さず空気だけ外に
出すことができ、しかも、上記開口の現像剤担持体表面
移動方向下流側における吸い込み気流を乱すことがない
ので、現像ケースの開口両端部から現像ケース外への
像剤の飛散量を大幅に削減することができるという優れ
た効果を発揮する。又、サイドシールとしての通気性シ
ートに、上記多数の空孔を有する高密度ポリエチレン不
織布を用いる場合は、製法により該空孔を制御できるの
で、現像剤の粒径に合わせてサイドシールの種類を選択
できるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像装置の一実施例を示す現像ケース
開口部の斜視図である。
【図2】本発明と提案されている先行例とのトナー飛散
状況のランクを示す図である。
【図3】現像装置の一例を示す概要図である。
【図4】従来の現像装置の現像ケース開口部の斜視図で
ある。
【図5】最近提案されている現像装置の現像ケース開口
部の斜視図である。
【符号の説明】
3 現像ケース 4 開口 5 マグネット 6 現像スリーブ 7 潜像担持体 17 サイドシール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木村 則幸 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 松本 新司 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 須藤 和久 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 遠藤 秀信 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (72)発明者 巽 謙三 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平3−229284(JP,A) 特開 昭61−159676(JP,A) 特開 平3−29752(JP,A) 特開 平1−218447(JP,A) 実開 平1−79057(JP,U) 実開 昭64−45863(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/095

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像担持体と対向するように形成した現
    像ケースの開口から、表面の一部が露出するように現像
    剤担持体を配置し、該現像担持体に付着させて潜像担
    持体との間の現像領域に搬送した現像剤によって該潜像
    担持体上の静電潜像を可視化する現像装置において、該
    現像ケースの開口の現像剤担持体表面移動方向と直交
    する方向における両端部に、現像剤の通過を阻止し且つ
    該開口の現像剤担持体表面移動方向下流側における吸い
    込み気流を乱すことなく厚み方向に空気を通過させ得る
    多孔質性の通気性シートで全体が構成されたサイドシー
    ルを、該現像剤担持体の外周面の該潜像担持体に対向し
    ている部分を覆うように設けたことを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 上記サイドシールが、現像剤の通過を阻
    止し且つ上記開口の現像剤担持体表面移動方向下流側に
    おける吸い込み気流を乱すことなく厚み方向に空気を通
    過させ得る多数の空孔を有する高密度ポリエチレン不織
    布繊維からなる通気性シートである請求項1記載の現像
    装置。
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JP5084158B2 (ja) * 2006-03-16 2012-11-28 株式会社リコー 画像形成装置
JP4981553B2 (ja) * 2007-07-06 2012-07-25 株式会社リコー 現像装置

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