JP4537824B2 - トナー供給装置およびそれを備えてなる画像形成装置 - Google Patents

トナー供給装置およびそれを備えてなる画像形成装置 Download PDF

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Description

この発明は、トナー供給装置およびそれを備えてなる画像形成装置に関し、より詳細には、回転軸へのトナー固着を防止する構造を有したトナー供給装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置において、感光体表面に形成した静電潜像にトナーを付着させる現像装置や、現像装置へトナーを供給するトナー供給装置内に設けられたローラ等の回転軸の軸受部にトナーの粒子が進入し、進入したトナーが回転軸と軸受けの摩擦熱で溶融したのち回転軸に固着し、回転軸をロックさせることがある。このようなロック状態に陥ると、トナーの供給や現像に支障をきたし、結果的に画像不良が発生する。
図6は、従来のローラ回転軸の位置を規制する規制部材の構造を示す断面図である。図6(a)で、トナー90が収容されたトナー収容部の内部に配置されたローラ98は、その回転軸が側壁の軸受部99に嵌合し、さらに回転軸の軸方向の位置を規制するために規制部材96が側壁の外側からはめ込まれている。図6(b)に示すように、ローラ98が軸方向の力を受けて矢印Sの方向へずれたとき、回転軸端部と規制部材96とに挟まれた軸受部99の体積が増大し、軸受部99の気圧は、軸がずれる前の状態と比べて負圧になる。側壁に外側からはめ込まれた規制部材96は、側壁に隙間なくはめ込まれているので、トナー収容部の外部から軸受部99へ空気が流入することはない。一方、軸受部99を形成する側壁とローラ98の回転軸との間には、ローラ98が回転したときに過剰な摩擦力を生じないためにわずかな空隙が存在する。この空隙から、トナー収容部との圧力差を平衡に保つために空気とトナーとが進入する。これによって、前述したような回転軸のロックが発生する。
ロック状態に陥るのを回避するため、軸受け部へのトナーの進入を防止するためのシール部材を設けるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。回転軸の回動を妨げないように軸受け部の端にシール部材を配置し、トナーが軸受け部に進入する経路を遮断する方法である。
また、前述の方法とは異なる観点から、シール部材から軸受部材に侵入したトナーを軸受ハウジングに設けたトナー排出口から排出するものが知られている(例えば、特許文献2参照)。これは、進入したトナーを積極的に外部へ排出する方法である。
実公昭62−35362号公報 特開2000−147904号公報
しかし、従来の技術であっても、微小粒子であるトナーが軸受け部へ進入するのを完全に防止することはむずかしく、また多数のシール部材を用いるために組み立てが複雑になったり、軸受け部の形状が複雑になったりする傾向にあった。また、特許文献2のように軸受け部に進入したトナーを排出させた場合、排出されたトナーが装置内に飛散しないように工夫しなければならず、そのための機構が必要となる。構造が単純でトナーの侵入を効果的に防止できる機構が望まれている。
この発明は、従来の技術とは異なる観点から、構造が単純で軸受部へのトナーの侵入を効果的に防止できる構造を有したトナー供給装置を提供する。
この発明は、現像部へトナーを供給するトナー収容部と、トナー収容部の側壁に設けられた貫通口である軸受部と、トナー収容部の内側に配置された回転部材と共に回動し、その端部が側壁の軸受部に嵌合された回転軸と、回転軸の端部と対向するように側壁の軸受部内あるいは側壁の外側に配置されて回転軸の回動を妨げない程度に回転軸の軸方向の位置を規制する規制部材であって、外側から前記軸受部へ空気が通過する孔を有する規制部材とを備えることを特徴とするトナー供給装置を提供する。
この発明のトナー供給装置は、外側から軸受部へ空気が通過する孔を有する規制部材を備えるので、軸方向の力を受けて回転軸端部と規制部材とで挟まれた軸受部の空間の体積が増大する方向に回転軸がずれた場合に、孔を通って外部から流入する空気によって回転軸端部と規制部材とで挟まれた空間がトナー収容部の外部とほぼ同じ気圧に保たれ、トナー収容部の内側からトナーが軸受部へ進入するのを防止することができる。従って、単純な構造で、軸受部へ進入したトナーの固着による回転軸のロックを効果的に抑制することができる。
この発明のトナー供給装置は、現像部へトナーを供給するトナー収容部と、トナー収容部の側壁に設けられた貫通口である軸受部と、トナー収容部の内側に配置された回転部材と共に回動し、その端部が側壁の軸受部に嵌合された回転軸と、回転軸の端部と対向するように側壁の軸受部内あるいは側壁の外側に配置されて回転軸の回動を妨げない程度に回転軸の軸方向の位置を規制する規制部材であって、外側から前記軸受部へ空気が通過する孔を有する規制部材とを備えることを特徴とする。
ここで、トナーは、その粒径が10マイクロメートル程度の微小な粒子であり、トナー収容部外への飛散を防止するために収容部は密閉性の高い状態に設計される。トナー収容部は、現像部へトナーを供給するので、供給されたトナーの分だけ堆積が減少してトナー収容部の外部に対して負圧が発生する。トナー収容部から現像部へのトナー供給口があるので完全な密封状態ではないが、トナー供給によって負圧を生じることがあっても、トナー収容部が外部の圧よりも高くなる要因は存在せず、従ってトナー収容部は外部に比べて負圧か、あるいは少なくとも外部と等しい気圧の状態にあると想定される。回転軸端部と規制部材とで挟まれた軸受部の気圧が連通孔によってトナー収容部の外部に等しく保たれるならば、トナー収容部の内部との圧力差を平衡に保つために空気とトナーとが軸受部へ進入することはない。
規制部材は、その材質として、POM(Polyoxymethylene、ポリオキシメチレン)を用いることができるが、材質はこれに限定されず、ナイロンなどを用いてもよい。また、軸受部を有するトナー収容部の側壁は、その材質として、例えば、ABS(Acrylonitrile−butadiene−styrene、ABS樹脂)を用いることができるが、材質はこれに限定されず、PS(Polystyrene、ポリスチレン)などを用いてもよい。
前記規制部材が、軸受部に外側から嵌められて固定される部材であってもよい。このようにすれば、孔に規制部材を嵌めて固定するだけの単純な組立工程で回転軸の軸方向の位置を規制することができる。
また、前記規制部材が、軸受部と回転軸とが嵌合する部分の空隙よりも大きな面積の孔を有していてもよい。このようにすれば、回転軸が軸方向に移動して回転軸の端部と規制部材とで挟まれた軸受部の空間の体積が変化し、前記空間と外部の空間との間に気圧差を生じた場合、前記空間の気圧を外部と等しく保とうとして孔を通過して排出あるいは流入する空気は、軸受け部と回転軸との嵌合部分の空隙を通過する空気とトナーよりも多く、従って、軸受け部と回転軸との空隙から侵入するトナーを低減することができる。実施の一例では、規制部材の孔は、前記空隙の3.3倍以上の面積を有する。これによって、孔がない場合に比べて空隙からのトナー進入が4分の1以下に低減され、十分な効果が得られる。
前記規制部材が、孔の外側に配置された通気性のあるフィルタ部材を有するものであってもよい。孔の外側にフィルタ部材を配置することにより、少量のトナーが孔から出た場合でも、そのトナーがフィルタ部材にとどまり、装置内部に飛散することがない。規制部材に孔を設けて空気を流入させることにより、従来のような多量のトナーが外部へ噴出すことのない構造をとっているからである。
以下、図面を用いてこの発明をさらに詳述する。
(実施の形態1)
この実施の形態では、この発明のトナー供給装置を備える画像形成装置の一実施態様である電子写真方式のプリンタの全体構成について説明する。
図4は、この発明の画像形成装置の一態様である電子写真方式プリンタの機構的な構造を示す説明図である。図4において、画像形成装置71は、画像読取装置にて読み込まれた画像や、画像形成装置71に外部から接続された機器(例えばパーソナルコンピュータなどの画像処理装置)からのデータを画像として記録出力するものである。
画像形成装置71には、感光体ドラム202を中心に、画像形成プロセスの各機能を担う各プロセスユニットが配置されこれらにより画像形成部が形成されている。感光体ドラム202の周囲には、帯電手段203、現像部としての現像ユニット200、転写ローラ207、クリーニングユニット208および光走査ユニット204等がこの順に配置されている。
帯電手段203は、感光体ドラム202の表面を均一に帯電させるものである。光走査ユニット204は、均一に帯電された感光体ドラム202上に光像を走査して静電潜像を書き込むものである。現像ユニット200は、光走査ユニット204により書き込まれた静電潜像を現像ユニット200から供給される現像剤により顕像化するものである。また、現像ユニット200は、当該ユニットへトナーを供給するトナー収容部72が取り付けられている。転写ローラ207は、感光体ドラム202上に顕像化された画像を記録材であるシート上に転写してシート上に可視画像を形成する転写部として機能する。クリーニングユニット208は、感光体ドラム202上に残留した現像剤を除去して感光体ドラム202上に新たな画像を記録することを可能にするものである。
画像形成装置71の下部には、画像形成装置71本体内に内装された供給トレイ201が配置されている。供給トレイ201は、記録材(シート)を収容する記録材収容トレイである。供給トレイ201に収容されたシートは、ピックアップローラ209等により1枚ずつ分離され、レジストローラ210まで搬送され、レジストローラ210により感光体ドラム202に形成された画像とのタイミング同期がはかられ、転写ローラ207と感光体ドラム202との間に順次供給される。そして感光体ドラム202上に記録再現された画像は転写ローラ207に印加された転写電圧によって帯電したトナーに作用する静電気力の作用によってシート上に転写される。なお、供給トレイ201へのシートの補給は、画像形成装置71の正面側(操作側)に、供給トレイ201を引き出して行なう。
画像形成装置71内上部には、定着装置205が配置されている。定着装置205は、画像が転写されたシートを順次受け入れて、定着ローラ211と加圧ローラ212等により、熱と圧力によりシート上に転写された現像画像を定着するものである。
画像が記録されたシートは、さらに上方搬送される。そして、画像形成装置71の外装に備えられた積載トレイ70に排出される。両面画像形成や後処理が指定されている場合には、積載トレイ70に向けてシートを排出するが、シート後端部を反転ローラ213狭持させた状態で反転ローラ213を逆転させる。そして、上記シートを逆方向、つまり両面画像形成や後処理の為に設けられた搬送路の方向に、反転搬送する。
(実施の形態2)
この実施の形態では、実施の形態1の装置が備える現像部とトナー収容部の詳細な構造について説明する。図5は、図4に示す電子写真方式プリンタの現像部およびトナー収容部の構造を示す断面図である。図5において、感光体ドラム202に対向して現像ローラ60が配置され、感光体ドラム202表面の静電潜像にトナーを付着して顕像化するように構成されている。現像ローラ60は現像ユニット200内に収容されており、現像ユニット200内では現像ローラの周囲に絶えず所定濃度のトナーが供給される。前記トナーは、トナー収容部72から供給される。トナー収容部72には、その内部に補給用のトナーが収容されてユーザが着脱して交換可能な円筒状のトナーボトルが装着される。
円筒状のトナーボトルは、54,79,53で構成され79、53はトナーボトル収納部77の位置決めとして構成される。トナーボトル収納部77は囲い部材73a、73、73bによって構成される。トナーボトルから供給されたトナーはトナー供給経路30を通ってトナー供給口81に供給される。
トナー供給口81から供給されたトナーはトナーホッパ78内に導かれる。トナーホッパ78内には、図示しないトナー供給モータで駆動されて矢印J1方向に回動する攪拌ローラ75が設けられている。攪拌ローラ75は、トナーを攪拌して流動性を均一にするすると共にトナー供給ローラ76付近のトナー溜り部82へトナーを搬送する。また、トナー収容部72には、トナーホッパ78内のトナーが所定量に満たなくなったことを検知してトナーボトルからトナーを補給するための信号を発生するトナーセンサ95が設けられている。トナーセンサ95は光反射感知センサであり、検知対象に光を照射し、光の反射の具合で対象の状態を判断する原理を用いてトナーホッパ78内のトナーの有無を検知するセンサである。これによって、トナーホッパ78内のトナーは所定の範囲の量に保たれる。
トナー供給ローラ76は、現像槽200へ所定量のトナーを供給するためのローラである。トナー供給ローラ76は、炭素鋼にニッケルメッキを施した中実軸あるいはステンレス製の中実軸にエステル系ポリウレタンフォーム、いわゆるスポンジ等の多孔質弾性体を巻き付けてなるものである。トナー供給ローラ76の下方には、現像槽200に通じるスリット状のトナー落下開口部83が設けられており、トナー落下開口部83の全面がトナー供給ローラ76の表面の弾性多孔質部材で覆われるようにトナー補給ローラ76が配置されている。トナー供給ローラは、前述の図示しないトナー供給モータによって駆動されて矢印J2方向に回転する。トナー供給ローラ76が回転すると、トナー溜り部81のトナーがトナー供給ローラ76の表面の孔部に入って移動し、前記開口部に達したトナーは、開口部のエッジにトナー供給ローラ76の表面が接触して変形することによって孔部と分離して自重によって現像槽200内に落下する。トナー供給ローラ76が停止した状態では、トナー落下開口部83の全面がトナー供給ローラ76の弾性多孔質部材で覆われているので、トナーホッパ78内のトナーが現像ユニット200へ移動することはない。
トナー供給ローラ76が回転することによって、トナー落下開口部83から現像槽200内に落下したトナーは、現像槽内の搬送スクリュー84で搬送され、攪拌スクリュー85でキャリアと攪拌されて現像ローラ60の表面に供給される。また、現像槽内には、図示しない現像剤濃度センサが設けられている。現像剤濃度センサは、現像ローラ60が感光体ドラム202上の静電潜像を現像することによって現像槽内のトナー濃度が低下した場合にそのことを検知してトナーの補給をするように信号を出力する。この信号に応じて前述の図示しないトナー供給モータが駆動され、トナー供給ローラ76が回転してトナーが現像ユニット200内に供給され、現像ユニット200内の現像剤の濃度が所定の範囲に保たれる。
(実施の形態3)
この実施の形態では、この発明のトナー供給装置に係るローラ回転軸の規制部材の構造について説明する。
図1は、この発明のローラ回転軸の軸方向の位置を規制する規制部材とその取り付けの構造を示す断面図である。図1で、トナー90が内部に収容されたトナー収容部であるトナーホッパ78の中に配置されたトナー供給ローラ76は、その回転軸が側壁の軸受部91に嵌合し、さらに回転軸の軸方向の位置を規制するために孔93を有する規制部材92が側壁の外側からはめ込まれている。ローラ76の回転軸とトナー落下開口部83のエッジが平行でなかったり、ローラ76の直径が軸方向に異なる複数位置で一定していなかったりした場合、トナー供給ローラ76が回転することによってトナー供給ローラ76に対する軸方向の力が発生する。この力は、ローラが停止すると発生しなくなり、ローラが回転すると再び発生する。
トナー供給ローラ76が回転して軸方向の力を受け、矢印Sの方向へずれたとき、回転軸端部と規制部材96とに挟まれた軸受部91の空間の体積が増大し、前記空間の気圧は、軸がずれる前の状態と比べて負圧になろうとする。しかし、側壁に外側からはめ込まれた規制部材96には外部と連通する孔93が設けられているので、孔93を通ってトナー収容部の外部から軸受部91の空間へ空気が流入し、トナー収容部の外部と前記空間の気圧とが平衡に保たれる。側壁の軸受部91とローラ98の回転軸との間には、ローラ98が回転したときに過剰な摩擦力を生じないためにわずかな空隙が存在する。軸受部91が負圧になると、トナー収容部との圧力差を平衡に保つためにこの空隙からも空気とトナーとが進入しようとする。しかし、孔93の面積が前記空隙の面積よりも十分大きければ、孔93からの空気の流入によって気圧が平衡に保たれ、前記空隙から流入するトナーは少ない。少なくとも、孔の面積が、軸受部を形成する側壁と回転軸とが嵌合する部分の空隙よりも大きければ、前記空隙からのトナーの流入を抑制する効果が得られる。従って、トナーの固着による回転軸のロックが抑制される。実施の一例では、孔の面積が3.14mm2であり、これに対して軸受部と回転軸とが嵌合する部分の空隙の面積が0.942mm2である。
この場合において、規制部材92に孔93を設けることによって、軸受部91へのトナー進入を抑制する効果が得られることを目視にて確認した。
ここで、孔93を規制部材に設けずに、軸受部91を形成する側壁の一部に設けることも可能である。しかし、孔93を回転軸端部の外側に配置される規制部材に設ければ、回転軸が規制部材に当接する位置にあって矢印Sの方向にずれた場合において、孔93が回転軸に塞がれて空気の流入が妨げられることがない。これに対して、孔を軸受部91を形成する側壁の一部に設けると、回転軸によって孔の全部あるいは一部が回転軸によって塞がれ、孔によるトナー流入抑制の効果が低くなる。また、軸受部91の一部に設ける孔の端部にバリ等が生じてトナー供給ローラ76の回転が妨げられないように加工方法を工夫しなければならない。この観点から、孔を規制部材92に設けることほうがより好ましい。
図2は、図1の規制部材92の詳細な形状を示す説明図である。図2(a)は、規制部材92を側壁に挿入されたときの外側の状態を挿入方向からみた図である。図2(b)は、図1と同じ方向から見たときの断面図である。
また、規制部材92の孔93の外側にフィルタ部材を配置して、万一少量のトナーが軸受部91から孔93を通って流出しても、フィルタ部材によって保持され、装置内へのトナーの飛散が防止できるようにしてもよい。
図3は、図2に示す規制部材92の孔93の外側にフィルタ部材を配置した規制部材の詳細な形状を示す説明図である。図3で、規制部材92の孔93の外側に、フィルタ部材101を配置している。フィルタ部材101は、孔93の外側に配置されるように規制部材92の円筒部の内壁に挿入するだけであってもよいが、前記内壁に両面粘着テープなどを用いて接着するようにしてもよい。フィルタ部材101は、その材質として、ポリエステル系ポリウレタン樹脂を用いることができるが、これに限らず、通気性を有する部材であれば、スポンジや不織布、フェルトなどを使用してもよい。
この発明のローラ回転軸の規制部材とその取り付けの構造を示す断面図である。 図1に示す規制部材の詳細な形状を示す説明図である。 図2に示す規制部材の孔の外側にフィルタ部材を配置した規制部材の詳細な形状を示す説明図である。 この発明の画像形成装置の一態様である電子写真方式プリンタの機構的な構造を示す説明図である。 図4に示す電子写真方式プリンタの現像部およびトナー収容部の構造を示す断面図である。 従来のローラ回転軸の位置を規制する規制部材の構造を示す断面図である。
符号の説明
70 積載トレイ
71 画像形成装置
72 トナー収容部
75 トナー攪拌ローラ
76 トナー供給ローラ
78 トナーホッパ
81 トナー供給口
82 トナー溜り部
83 トナー落下開口部
84 搬送スクリュー
85 攪拌スクリュー
90 トナー
91,99 軸受部
92,96 規制部材
93 孔
95 トナーセンサ
98 ローラ
101 フィルタ部材
200 現像ユニット
201 供給トレイ
202 感光体ドラム
203 帯電手段
204 光走査ユニット
205 定着装置
206 通紙センサ
207 転写ローラ
208 クリーニングユニット
209 ピックアップローラ
210 レジストローラ
211 定着ローラ
212 加圧ローラ

Claims (6)

  1. 現像部へトナーを供給するトナー収容部と、
    前記トナー収容部の側壁に設けられた貫通口である軸受部と、
    前記トナー収容部の内側に配置された回転部材と共に回動し端部が前記軸受部に嵌合された回転軸と、
    前記回転軸の端部と対向するように前記軸受部内に少なくとも一部が配置されて前記回転軸の回動を妨げない程度に前記回転軸の軸方向の位置を規制する規制部材であって、外側から前記軸受部へ空気を流入させる孔を有する規制部材とを備え、
    前記規制部材は、前記軸受部に嵌められた部分に前記孔を有することを特徴とするトナー供給装置。
  2. 前記規制部材が、前記軸受部と前記回転軸とが嵌合する部分の空隙よりも大きな面積の前記孔を有する請求項1記載のトナー供給装置。
  3. 前記規制部材が、前記孔の外側に配置された通気性のあるフィルタ部材を有する請求項1に記載のトナー供給装置。
  4. 前記回転軸が、トナー収容部からのトナーを通過させて現像部へ供給するためのトナー供給口に接して配置され、現像部へ所定量のトナーを供給するために回動するトナー供給ローラである請求項1記載のトナー供給装置。
  5. 前記トナー供給ローラは、その表面が弾性多孔質部材からなる請求項4に記載のトナー供給装置。
  6. 請求項1〜5に記載のトナー供給装置を備えてなる画像形成装置。
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