JP5496923B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
そして、前記隔壁は、前記ブラシ供給部材の前記現像剤担持体と対向する側と反対側に前記現像剤保持部と前記現像剤回収部とを連通する連通路を有し、前記現像剤担持体と前記ブラシ供給部材とは、逆方向に回転するように構成されている。
図2は、本発明の実施例1における画像形成装置の概略を示す構成図である。
画像形成装置は、図示しないマイクロプロセッサ、リードオンリメモリ(以下「ROM」という。)、ランダムアクセスメモリ(以下「RAM」という。)、入出力ポート、及びタイマ等によって構成される制御部(例えば、印刷制御部)40を有している。
本実施例1におけるトナーTは、粉砕法で製造され、バインダとしてポリエステル樹脂を用いた非磁性一成分の負帯電性トナーである。トナーの体積平均粒径は5.7μm、円形度0.92、ブローオフ帯電量は−36μC/gである。
現像ローラ12は、図5に示すように、導電性の芯金12aと芯金12a上に形成された弾性層12bとを有している。弾性層12bの材料は、シリコーンゴム、ウレタンゴム等の一般的なゴム材料が使用可能である。本実施例1では、弾性層12bとして、シリコーンゴムを使用している。更に、トナーTへの電荷付与性を考慮して、弾性層12bの表面上にアクリル樹脂にカーボンブラック等を分散した半導電性樹脂膜12cを被覆している。
トナー供給ブラシローラ13は、現像装置10内に収容したトナーTを現像ローラ12に供給するためのもので、図7に示すように、現像ローラ12に対して、0.5mmのギャップを設け、現像ローラ12の略下方に配置され、矢印E2で示す現像ローラ12の回転方向と逆方向、即ち、矢印F2方向に回転するように構成されている。
図2を用いて、画像形成装置の全体の動作の概略を説明する。
帯電ローラ15によって、感光ドラム11の表面に一定の電圧が印加され、感光ドラム11の表面は均一に帯電される。均一に帯電した感光ドラム11の表面に対し、図1では図示しないLEDヘッド7の照射する光により画像部分の電荷が除去され、静電潜像が形成される。
本実施例1の効果を確認する試験について説明する。
トナー供給ブラシローラ13が担持するトナー重量の測定は、トナーTが付着したトナー供給ブラシローラ13の重量と、トナーTが付着していないトナー供給ブラシローラ13の重量との差分から算出した。なお、トナーTが付着した状態でのトナー供給ブラシローラ13の重量を測定する際に、トナー供給ブラシローラ13の表面に積もった余分なトナーは除去した。
図9(a)、(b)は、図1の現像装置及び図8の現像装置におけるトナー供給量の測定位置を示す図である。
かすれレベルの確認は、初期状態(連続印刷前)、白紙200枚印刷後、白紙1,000枚印刷後、白紙5,000枚印刷後、及び白紙10,000枚後のそれぞれの時点において、べた印刷を行い、べた印刷5枚目の印刷結果について白抜けの有無を判断した。
試験結果を表1、表2、及び表3に示す。表1はトナー供給ブラシローラ13,13Aが担持するトナー量、表2はトナー供給ブラシローラ13,13Aから現像ローラ12へのトナー供給量、表3はべた印刷時のかすれレベルである。
表3によれば、本実施例1の現像装置10では、10,000枚の連続印刷後においても、べた印刷でかすれが発生しなかった。これに対して、比較例の構成の現像装置10Aでは、連続印刷5,000枚の時点のべた印刷でかすれが発生した。
図11は、図1の現像装置10の変形例を示す図である。
現像装置10の変形例を示す現像装置10Bの構成は、実施例1の現像装置10とほぼ同様であるが、トナー通路29aにおいて、回収トナー部29とトナーホッパ28との境に、トナーホッパ内のトナーTの回収トナー部29への逆流を防止するフィルム部材31とストッパ32とを設けた点が異なっている。
本実施例1の現像装置10及び変形例の現像装置10Bによれば、次のような効果がある。
図12(a)、(b)は本発明の実施例1及び実施例2における電圧印加方法を示す図である。
本実施例2の現像装置10Cの動作は、実施例1の現像装置10とほぼ同様である。本実施例2の現像装置10Cの動作は、現像装置10C内の部材への電圧の印加方法が異なっている。
本実施例2の効果を確認する試験は、実施例1と同様である。
試験結果を表4、表5及び表6に示す。表4はトナー供給ブラシローラ2が担持するトナー量、表5はトナー供給ブラシローラ2から現像ローラ1へのトナー供給量、及び表6はべた印刷のかすれレベルである。
本実施例2では、実施例1と同様に10,000枚の連続印刷後においても、べた印刷でかすれが発生しなかった。トナー供給ブラシローラ13から現像ローラ12へのトナー供給量も実施例1とほぼ同等となった。加えて、トナー供給ブラシローラ13が担持するトナー量は、実施例1に比べて少なくなっており、トナー供給ブラシローラ13にトナーTがより詰まりづらくなっている。
本実施例2の現像装置10Cによれば、実施例1の効果に加え、次のような効果がある。
本発明は、上記実施例や変形例に限定されず、その他の種々の利用形態や変形が可能である。この利用形態や変形例としては、例えば、次のようなものがある。
11 感光ドラム
12 現像ローラ
12d 対向部
13,13A トナー供給ブラシローラ
14,14A トナー供給ブラシローラ用フリッカ
15 帯電ローラ
16 現像ブレード
18 トナー回収ブラシローラ
19 トナー回収ブラシローラ用フリッカ
20,21,22,23,24,25 撹拌部材
26 隔壁
27 トナー収容部
28 トナーホッパ
29 回収トナー部
29a トナー通路
Claims (8)
- 静電潜像を担持する像担持体に現像剤を供給し、前記静電潜像を現像して現像剤像を形成する回転自在の現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に対向して回転自在に配置されたブラシ供給部材と、
前記現像剤担持体と前記ブラシ供給部材との対向部に対して、前記現像剤担持体の回転方向下流側に設けられ、前記現像剤担持体上の前記現像剤の厚さを規制する規制部材と、
前記現像剤担持体と前記ブラシ供給部材との対向部に対して、前記ブラシ供給部材の回転方向上流側に設けられ、前記ブラシ供給部材に当接する現像剤飛翔部材と、
前記ブラシ供給部材に補給する前記現像剤を保持する現像剤保持部と、
前記像担持体に前記現像剤担持体上の前記現像剤を移動した後に前記現像剤担持体の表面に残留した前記現像剤を回収する現像剤回収部材と、
前記現像剤回収部材により回収された前記現像剤を保留する現像剤回収部と、
前記現像剤保持部と前記現像剤回収部との間に配置された隔壁と、を備え、
前記隔壁は、前記ブラシ供給部材の前記現像剤担持体と対向する側と反対側に前記現像剤保持部と前記現像剤回収部とを連通する連通路を有し、
前記現像剤担持体と前記ブラシ供給部材とは、逆方向に回転することを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置は、
前記ブラシ供給部材に第1の電圧を印加する第1の電源部と、
前記現像剤飛翔部材に第2の電圧を印加する第2の電源部と、
前記第1及び第2の電源部を制御して前記第1及び第2の電圧を変更する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記ブラシ供給部材に前記第1の電圧を印加し、又は前記現像剤飛翔部材に前記第2の電圧を印加することを特徴とする現像装置。 - 請求項1記載の現像装置は、
前記ブラシ供給部材に第1の電圧を印加する第1の電源部と、
前記現像剤飛翔部材に第2の電圧を印加する第2の電源部と、
前記第1及び第2の電源部を制御して前記第1及び第2の電圧を変更する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記ブラシ供給部材に前記第1の電圧を印加すると共に、前記現像剤飛翔部材に前記第2の電圧を印加することを特徴とする現像装置。 - 前記ブラシ供給部材は、
ブラシ繊維が均一に植毛された芯部材を有するトナー供給ブラシローラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記現像剤回収部材は、
ブラシ繊維が均一に植毛された芯部材を有するトナー回収ブラシローラであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記現像剤飛翔部材は、
円柱形状をした金属製のバーであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の現像装置。 - 前記現像剤は、
非磁性一成分トナーであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の現像装置。 - 記録媒体を搬送する搬送機構と、
請求項1〜7のいずれか1項に記載の現像装置と、
前記現像剤担持体により形成された前記現像剤像を前記記録媒体に転写する転写手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
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