JP3159284U - 配膳車 - Google Patents
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Description
配膳車1は、病院や、福祉施設等において、調理済みの食品が盛られた食器を載せたトレイTを複数収納して運搬するものである。また、配膳車1は、収納した食品を温蔵・冷蔵する機能を有している。配膳車1は、本体となる筐体2、筐体2の下面に取り付けられたキャスター31、筐体2の両側面に取り付けられた扉41〜44、筐体2と扉41,42との間にそれぞれ設けられた回動機構5、筐体2を覆うカバー6等を備えている。
筐体2の下面四隅には、キャスター31が取り付けられている。キャスター31は、筐体2の下面に垂直な軸周りに回転可能となっており、配膳車1の方向転換を容易にしている。また、筐体2の下面中央部には、一対の固定輪32が取り付けられおり、配膳車1の直進を良好にしている。また、筐体2の下面前端部には、キャスター31や固定輪32にブレーキをかけて配膳車1を停止位置に固定するためのストッパーペダル33が取り付けられている。
第2扉42の枠42a上面の後端部には、鉛直上方に向かって突出する上ヒンジピン42dが、枠42a下面の後端部には、鉛直下方に向かって突出する下ヒンジピン42eがそれぞれ固定されている。上ヒンジピン42dの回転軸と下ヒンジピン42eの回転軸は一致している。これら上下ヒンジピン42d,42eが筐体2に形成されたヒンジ孔(図示省略)にそれぞれ嵌合することにより、第2扉42が筐体2に支持されている。
第3扉43および第4扉44も、第1扉41および第2扉42と同様にして筐体2に支持されている。
回動機構5は、筐体2の前面および後面の左右両端部にそれぞれ一対ずつ固定されるとともに第1扉41および第4扉44をそれぞれ支持し、第1扉41および第4扉44を筐体2に対し水平方向に270度回動可能とするものである。各回動機構5は、上ブラケット51、下ブラケット52、ヒンジシャフト53等からなる。なお、第4扉44は、前後対称である点を除き第1扉41と同様の構成をしているので、以下、第1扉41について説明し、第4扉44についてはその説明を省略する。
下ブラケット52は、その基端部が筐体2前面の下側端部に固定され、その先端部が、上ブラケット51と同様に筐体2の側方に水平に突出している。下ブラケット52の先端部には、鉛直上方に向かって突出する下ヒンジピン52aが固定されている。下ヒンジピン52aの回転軸は、上ヒンジピン51aの回転軸と一致し、鉛直方向に延びている。また、下ブラケット52の先端部近傍であって、ストッパー51bの真下には、上方に向かって突出するストッパー52bが形成されている。
上アーム532は、細長い板状の部材である。上アーム532は、その一端部がシャフト棒531の上端に溶接され、シャフト棒531の中心軸に対し直交する方向に延びている。上アーム532の一端部には、シャフト棒531の内部へと貫通する第1ヒンジ孔532aが形成されている。上アーム532の他端部には第2ヒンジ孔532bが形成されている。また、上アーム532の他端部近傍には、下方に向かって突出するストッパー532cが形成されている。
下アーム533は、上アーム532と同様の細長い板状の部材である。下アーム533は、その一端部がシャフト棒531の下端に溶接され、上アーム532の延設されているのと同じ方向に、上アーム532と平行に伸びている。下アーム533の一端部には、シャフト棒531の内部へと貫通する第3ヒンジ孔533aが形成されている。下アーム533の他端部には、第4ヒンジ孔533bが第2ヒンジ孔532bの真下に位置するように形成されている。また、下アーム533の他端部近傍であって、ストッパー532cの真下には、上方に向かって突出するストッパー533cが形成されている。
さらに、上アーム532の第2ヒンジ孔532bに第1扉41の上ヒンジピン41dが嵌合するとともに、下アーム533の第4ヒンジ孔533bに下ヒンジピン41eが嵌合している。このため、第1扉41は、鉛直方向に延びる上ヒンジピン41dおよび下ヒンジピン41eを回転軸(以下、第2の回転軸S2と称す)として、その周りを水平方向に回動自在であるとともに、第1の回転軸S1の周りを水平方向に回動自在となっている。つまり、第1扉41は、上下ヒンジピン41d、41eを中心として回動し、さらに上下アーム532,533が上下ヒンジピン51a,52aを中心として回動することによって合わせて270度の回動が可能になっている。
ヒンジシャフト53は、上アーム532(下アーム533)を配膳車1の前方に向けた(図7に示す位置となった)とき、上ブラケット51のストッパー51bおよび下ブラケット52のストッパー52bにそれぞれ当接する。そして、ヒンジシャフト53が第1の回転軸S1周りに筐体2の前面側へ向かって回動(図7の方向から見たとき時計回り)するのが規制されるようになっている。
カバー6は、樹脂製の部材で、図1、図2に示したように、筐体2の前面中央部を覆う前面カバー61、筐体2の後面中央部を覆う後面カバー62、筐体2の前面の左右両側部を覆う前面側部カバー63、筐体2の後面側部を覆う後面側部カバー64、筐体2の上面を覆う上部カバー65、筐体2の下部を覆う下部カバー66からなる。
第1扉41が閉じているとき、ヒンジシャフト53の上アーム532および下アーム533は、図4に示したように配膳車1の後方を向き、第1扉41の上下両側端がストッパー532c、533cに当接している。また、上アーム532や第1扉41の上ヒンジピン41d等は、図5に示すように、上部カバー65の下に位置し、殆ど目立たないようになっている。
下アーム533も、スリット6bから他端部を外側に露出させた状態で、スリット6bに沿って水平に前面側部カバー63と下部カバー66との間を移動する。
上記のように、スリット6a,6bを設けたことにより、回動機構5を覆うカバー6を設けたとしても、シャフト棒531と上アーム532および下アーム533が一体に回転することが可能になっている。
第2扉42も回動させることにより、筐体2の前部の開口2aが完全に開放され、トレイTの収納または取出しが可能となる。
また、上アーム532の上方に、前面側部カバー63との間に上アーム532が通過可能な上スリット6aを形成するように第2のカバーである上部カバー65が設けられ、下アーム533の下方に、前面側部カバー63との間に下アーム533が通過可能な下スリット6bを形成するように下部カバー66が設けられているので、上下アーム532,533の部分を除く回動機構5全体がほぼ外部から見えなくなるように遮蔽されるため、配膳車1の見栄えを更によくすることができる。また、回動機構5の上部及び下部を保護することができる。
また、扉の数を増減させたり、扉を筐体の側面ではなく前面や後面に設けたりしてもよい。
また、複数のカバーによって上アームおよび下アームの通り道を設けるのではなく、一つのカバーにスリットを形成して上アームおよび下アームを通すようにしてもよい。
また、固定輪にモータ等の駆動装置を備えることにより、配膳車を自走可能、或いは僅かな力で配膳車の移動を可能とすることもできる。
2 筐体
2a 開口
21 トレイ支持部材(トレイ支持手段)
41-44 扉
41d 上ヒンジピン
41e 下ヒンジピン
5 回動機構
51 上ブラケット
51a 上ヒンジピン
52 下ブラケット
52a 下ヒンジピン
53 ヒンジシャフト(回動部材)
531 シャフト棒(連結部材)
532 上アーム
532a,532b ヒンジ孔
533 下アーム
533a,533b ヒンジ孔
6 カバー
6a,6b スリット
63 前面側部カバー
631 曲面部
632 平面部
633 垂直部
64 後面側部カバー
65 上部カバー(第2のカバー)
66 下部カバー(第3のカバー)
S1,S2 回転軸
T トレイ
Claims (3)
- 側面が開口した筐体と、前記筐体の内部に取り付けられたトレイ支持手段と、前記筐体の開口部に回動によって開閉可能に取り付けられた扉と、前記筐体の角部を覆うカバーと、を備える配膳車であって、
前記扉の側方で上下方向に延びる連結部材と、前記連結部材の上端から側方に延びる上アームと、前記連結部材の下端から前記上アームと同一方向に延びる下アームと、を有し、一体に回動可能な回動部材を備え、
前記回動部材は、前記上アームの一端及び前記下アームの一端を通る、鉛直方向の第1軸の周りに回動自在となるように、前記筐体に取り付けられ、
前記扉の側端部は、前記上アームの他端及び前記下アームの他端を通る、鉛直方向の第2軸の周りに回動自在となるように、前記回動部材に取り付けられ、
前記カバーは、前記上アームと前記下アームとの間であって、前記連結部材と前記扉の側端部との間に、前記連結部材の周りに沿って前記連結部材を覆うように設けられていることを特徴とする配膳車。 - 前記連結部材は、円筒状をなし、前記第1軸上に位置するように設けられ、上ヒンジピンと下ヒンジピンを中心に回動することを特徴とする請求項1に記載の配膳車。
- 前記上アームの上方に、前記カバーとの間に前記上アームが通過可能なスリットを形成するように第2のカバーが設けられ、
前記下アームの下方に、前記カバーとの間に前記下アームが通過可能なスリットを形成するように第3のカバーが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の配膳車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010001161U JP3159284U (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 配膳車 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010001161U JP3159284U (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 配膳車 |
Publications (1)
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JP3159284U true JP3159284U (ja) | 2010-05-13 |
Family
ID=54862571
Family Applications (1)
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JP2010001161U Expired - Lifetime JP3159284U (ja) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | 配膳車 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016537145A (ja) * | 2013-08-30 | 2016-12-01 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. | 加熱、冷却、および制動機能性を備える可動式ギャレーカート |
JP2018050870A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | 食品搬送車および保護カバー |
KR20220015614A (ko) * | 2020-07-31 | 2022-02-08 | 최수칠 | 구조개선형 배선차 |
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2010
- 2010-02-25 JP JP2010001161U patent/JP3159284U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016537145A (ja) * | 2013-08-30 | 2016-12-01 | ビーイー・エアロスペース・インコーポレーテッドB/E Aerospace, Inc. | 加熱、冷却、および制動機能性を備える可動式ギャレーカート |
US10137987B2 (en) | 2013-08-30 | 2018-11-27 | B/E Aerospace, Inc. | Mobile galley cart with heating, cooling and braking functionality |
US10377493B2 (en) | 2013-08-30 | 2019-08-13 | Rockwell Collins, Inc. | Mobile galley cart with heating, cooling and braking functionality |
JP2018050870A (ja) * | 2016-09-28 | 2018-04-05 | パナソニックヘルスケアホールディングス株式会社 | 食品搬送車および保護カバー |
KR20220015614A (ko) * | 2020-07-31 | 2022-02-08 | 최수칠 | 구조개선형 배선차 |
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