JP3158806U - 鞍乗型車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動二輪車等の鞍乗型車輌において、調節機構の調節ノブを、車両後方から見たとき、車体カバーの外側端面より車幅方向内側で、かつ前記フートレストの下方に配置し、後席乗員がフートレストと間違えて調節ノブに足を掛けてしまうのを確実に防止でき、また該調節ノブを車両側方から見える位置に配置して操作性を向上させた車輌を提供する。
【解決手段】リヤサスペンション19は、該リヤサスペンションの作動特性を遠隔操作により調節する調節機構を含み、該調節機構の調節ノブ56e,58eは、車両後方から見たとき、車体カバー24の外側端面24′より車幅方向内側で、かつフートレスト50の下方に配置する。
【選択図】図5
【解決手段】リヤサスペンション19は、該リヤサスペンションの作動特性を遠隔操作により調節する調節機構を含み、該調節機構の調節ノブ56e,58eは、車両後方から見たとき、車体カバー24の外側端面24′より車幅方向内側で、かつフートレスト50の下方に配置する。
【選択図】図5
Description
本考案は、後輪に作用する外部荷重を緩衝するリヤサスペンションをリヤアームと車体フレームとの間に配置した、例えば自動二輪車等の鞍乗型車両に関する。
自動二輪車では、後輪に作用する外部荷重を緩衝するリヤサスペンションをリヤアームと車体フレームとの間に備えるのが一般的である。この種のリヤサスペンションとして、従来、運転者のみ乗車する場合と、後席乗員も乗車する場合とで作動特性を調節可能に構成されたものがある。そしてこの種の作動特性の調節を遠隔操作により行うことができるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。この従来装置では、遠隔操作するための操作部材を、リヤシートの下方に位置する車体カバーの内側に配置している。
ところで、前記従来の自動二輪車において、操作部材をリヤシート下方に位置する車体カバーの内側に配置する場合に、操作部材を外部から全く見えない位置に配置した場合は操作性が損なわれる。一方、外部から見えるように配置すれば操作性を改善できるものの、配置位置の如何によっては、後席乗員がリヤシートに着座する場合に、フートレストと間違えて足を掛けてしまうおそれがあり、場合によっては破損することが考えられる。
本考案は、上記従来の状況に鑑みてなされたもので、操作性を確保しつつ後席乗員が誤って足を掛けてしまうことのない鞍乗型車両を提供することを課題としている。
本考案は、車体フレームと、該車体フレームの後部の側方を覆う車体カバーと、前記車体フレームに取り付けられ、前記車体カバーから外側に突出し、後席乗員が足を載せるフートレストと、前記車体フレームに揺動自在に支持されたリヤアームと、該リヤアームと前記車体フレームとの間に配設されたリヤサスペンションとを備えた鞍乗型車両であって、前記リヤサスペンションは、該リヤサスペンションの作動特性を遠隔操作により調節する調節機構を含み、該調節機構の調節ノブは、車両後方から見たとき、前記車体カバーの外側端面より車幅方向内側で、かつ前記フートレストの下方に配置されていることを特徴としている。
本考案では、調節機構の調節ノブは、車両後方から見たとき、前記車体カバーの外側端面より車幅方向内側で、かつ前記フートレストの下方に配置されているので、後席乗員がフートレストと間違えて調節ノブに足を掛けてしまうのを確実に防止できる。また調節ノブに後席乗員が足を掛ける恐れがないので、該調節ノブを車両側方から見える位置に配置することができ、それだけ操作性を向上できる。
以下、本考案の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1ないし図12は、本考案の一実施形態による自動二輪車(鞍乗型車両)を説明するための図である。なお、本実施形態の説明の中で前後,左右という場合は、特記なき限り、シートに着座した状態で見た場合の前後,左右を意味する。
図において、1は自動二輪車を示しており、該自動二輪車1は、以下の概略構造を有する。車体フレーム2の前端部のヘッドパイプ2aによりフロントフォーク3が左右に操向自在に支持されている。このフロントフォーク3の下端部には前輪4が軸支され、該前輪4はフロントフェンダ5で覆われており、該フロントフェンダ5はフロントフォーク3の下部に取り付けられている。また前記フロントフォーク3の、上部にはヘッドライト装置6が配設され、上端部には操向ハンドル7が固定されている。
また前記車体フレーム2には、エンジンユニット8が、前側懸架ブラケット9,中央懸架ブラケット10及び前記車体フレーム2のリヤアームブラケット部2bにより懸架支持されている。このエンジンユニット8には吸気装置12,及び排気装置13が接続されており、また前方にはラジエータ装置14が配設されている。前記吸気装置12は、フレームカバー15で上方から覆われており、該フレームカバー15には、車両状態を表示する表示装置16が配設されている。
また前記エンジンユニット8の左側壁下部には、該自動二輪車1を左側に少し傾けた状態に起立させるサイドスタンド装置21が配設されている。
さらにまた、前記車体フレーム2のリヤアームブラケット部2bによりリヤアーム17が上下揺動可能に支持されており、該リヤアーム17の後端部に後輪18が支持されている。この後輪18及び前記前輪4は、油圧式の制動装置22,22により制動される。
前記リヤアーム17と前記リヤアームブラケット部2bとの間にはリヤサスペンション19が配設されており、該リヤサスペンション19は遠隔式の作動特性調節機構25を備えている。
前記リヤサスペンション19の上側には、燃料タンク20が配設されている。該燃料タンク20の、前方斜め上方には前記制動装置22の油圧制御ユニット22aが配設されている。該油圧制御ユニット22a及び前記燃料タンク20の上方を覆うようにフロントシート23aが配設されており、該フロントシート23aの後方にはリヤシート23bが配設されている。なお、23cは、運転者の腰部を支持するバックレストである。さらに前記リヤシート23bの下側には、前記後輪18を上方から覆うリヤフェンダ(車体カバー)24が配設されている。
前記エンジンユニット8は、左,右の前側気筒8aと左,右の後側気筒8bを前後方向にVバンクをなすように配置してなる水冷式4サイクルV型4気筒タイプのものである。
前記排気装置13は、前記エンジンユニット8の各気筒に接続され、後方に延びる4本の排気管13aと、該各排気管13aが接続された全気筒共通の排気チャバ(容積室)13bと、該排気チャンバ13bの左右側壁に接続されて該車両の左右両側を後方斜め上方に延びる左,右のマフラ13cとを有する。前記排気チャンバ13bは、前記リヤアーム17の前部下方で、かつ後輪18の前方に配置されている。
前記リヤアーム17は、車幅方向左側(一側)に位置する左のアーム本体(第1アーム本体)17aと、右側(他側)に位置する右のアーム本体(第2アーム本体)17bと、該両アーム本体17a,17bの前部同士を接続するクロス部17cと、該クロス部17cの前端部に形成されたピボット部17dとを有する。
前記左,右のアーム本体17a,17bは、車両前後方向に延びる筒状体で構成されている。左のアーム本体17aは後輪駆動軸18aが挿入配置されるシャフトケースに兼用されている。そのため左のアーム本体17aは右のアーム本体17bより大径となっている。
前記クロス部17cは偏平の箱状をなし、上下に貫通する大略矩形状の開口17eが形成されている。この開口17eは、車両前後方向中心線Aに対して、車幅方向一側(左側)に寸法Cだけ偏位するよう形成されており、後述するように該開口17e内にリヤサスペンション19のクッションユニット37が配置されている。
また前記ピボット部17dにはピボット軸17fが挿入配置されており、該リヤアーム17はピボット軸17fを介して前記車体フレーム2のリヤアームブラケット部2bにより上下揺動可能に支持されている。
前記燃料タンク20は、前記車体フレーム2の一部を構成するリヤフレーム26内に収容されるように配置されている。このリヤフレーム26は、前後方向に大略水平に延びる左,右のシートレール26a,26aと、該左,右のシートレール26a,26aの後部に接続固定され、ここから前方斜め下方に延びる左,右のバックステー26b,26bとを有し、車両側方視で、大略Y字形状をなしている。前記シートレール26aは横断面視で下方に開口するコ字形状をなし、バックステー26bは横断面視で矩形状をなしている。なお、図示してないが、前記左,右のシートレール26a,26aの前端部同士,後端部同士は、車幅方向に延びる前,後のクロス部材で接続されており、該リヤフレーム26は、平面視で大略矩形枠状をなしている。
前記リヤフレーム26の、各シートレール26aの前端部は、前記ヘッドパイプ2aから後方斜め下方に延びる左,右のメインフレーム2c,2cの途中部分に形成されたボス部2dにボルト26eにより着脱可能に接続されている。また前記各バックステー26bの前端部は、前記リヤアームブラケット部2bに着脱可能に接続されている。
前記左,右のバックステー26bの前記バックレスト23cの下方部分には、リヤシート23bに着座した後席乗員が足を載せる左,右のフートレスト50,50が配設されている。このフートレスト50は、前記バックステー26bの下面に下方に突出するように形成された支持ボス部(下側部分)26mに固定されたフートレストブラケット51と、該フートレストブラケット51により回動自在に支持されたフートレスト本体52とで構成されている。
前記フートレストブラケット51は、前記支持ボス部26mの座面に下方から当接するベース部51aを有し、該ベース部51aは下方から挿入された2本のボルト53a,53aにより前記支持ボス部26mに締め付け固定されている。
前記ベース部51aの後端部には、支持脚部51bが車幅方向外側に略水平に突出するように形成されている。該支持脚部51bの先端に形成された二股状の支持部51c内に前記フートレスト本体52の基部52aが挿入配置され、上下方向に挿入された支持ピン54により、平面視で、リヤフェンダ24に略沿うように位置する格納時位置と、車幅方向外側に突出する使用時位置との間で回動可能に支持されている。
ここで前記リヤフェンダ24は、後輪18の上方を覆うマッドガード24aと、該マッドガード24aの左,右の外側縁部24a′から前記バックレスト23c及びリヤシート23bの左,右の下縁部23b′を覆うフェンダ本体24bとを有する。そしてリヤフェンダ24の前記フートレスト50に対応する部分には、配置部Dが形成されている。この配置部Dは、前記マッドガード24aとフェンダ本体24bとの接続部近傍部分を車幅方向内側かつ上側に凹ますことにより構成されている。前記フートレストブラケット51の支持脚部51bは、前記ボス部26mから壁面を貫通して前記配置部B内を車幅方向外側に延びている。
前記燃料タンク20は、樹脂製で、例えばブロー成形により形成されたもので、上壁20aと、左,右側壁20b,20bと、前壁20cと、後壁20dと、底壁20eとを有する密閉容器である。底壁20eの前部には後述するリンク機構38との干渉を回避するための凹部20fが形成されている。
前記燃料タンク20は前記左,右のシートレール26a,26aと、左,右のバックステー26b,26bの間に配置されている。また前記燃料タンク20の、前記凹部20fから前方に延びるオーバーハング部20kはゴム等の弾性部材からなる平ダンパ32を介して横断面L字形の支持プレート2fの横辺部2gに載置され、また前壁20cはゴムなどの弾性部材からなる板ダンパ33を介して前記支持プレート2fの縦辺部2iに当接している。
前記リヤサスペンション19は、クッションユニット37と、リンク機構38とを有する。前記クッションユニット37は、これの軸心Bが前記開口17eの中心に一致するように、かつ前記リヤアームブラケット部2b側から後方斜め下方に貫通するように配置されている。車両側方から見ると、クッションユニット37はリヤアーム17と交差し、その大部分はリヤアーム17と重複している。
前記クッションユニット37は、シリンダ37a内にピストン37bを摺動自在に挿入配置し、該ピストン37bに接続されたピストンロッド37cを外方に突出させてなるクッション本体37dと、該クッション本体37dを囲むように配置されたコイル状の緩衝ばね37eとを有する。
前記緩衝ばね37eは後輪18からの衝撃荷重を吸収するためのものであり、また前記クッション本体37dは、圧縮時の圧減衰力及び伸び時の伸び減衰力を発生し、前記衝撃荷重を吸収するとともに、緩衝ばね37eの伸縮動作を収斂させる機能を有する。
前記クッション本体37dのピストンロッド37cの先端ボス部37fは、支持軸37hにより、前記開口17eの後縁下方に形成された支持ボス部17gに連結されている。
また前記シリンダ37aの基端ボス部37iには、リンク機構38のリレーアーム42の二股状の先端ボス部42aが連結されている。そしてこのリレーアーム42の長手方向中央部は支持軸42cでブラケット43に揺動自在に支持されている。このブラケット43は、コ字形状をなしており、その底辺部43bがボルト43aによりクロスフレーム2hに固定されている。
また前記リレーアーム42の二股状の基端ボス部42dには、アーム44の先端ボス部44aが連結ピン44cにより連結されている。このアーム44は、前記先端ボス部44aから下側ほど車幅方向に拡がる大略三角形状をなしており、その底辺部に形成された基端ボス部44dは、支持軸44fで、リヤアーム17に形成された支持ボス部17hに支持されている。
前記燃料タンク20の底壁20eの前部に形成された前記凹部20fは、車両心線Aから左側に偏位するように形成されており、この凹部20f内に、前記リンク機構38の一部が位置している。
そして前記クッションユニット37には、その作動特性を遠隔操作で調節する前記作動特性調節機構25が接続されている。この調節機構25は、前記クッション本体37dが圧縮時に発生する減衰力の大きさを調節する圧減衰力調節機構56と、伸び時に発生する減衰力の大きさを調節する伸び減衰力調節機構57と、前記緩衝ばね37eによるばね力の初期値を調節するイニシャル調節機構58とで構成されている。
前記圧減衰力調節機構56は、前記右側の配置部D内に配置されたサブタンク56aを、前記クッション本体37dのシリンダ37aの基端部37i側に形成された接続口37i′に作動油ホース56bで接続した構造のものである。前記サブタンク56aは後部が高くなる傾斜状態に、かつ前記フートレストブラケット51の下方に位置するように配置され、固定バンド56cにより前記フートレストブラケット51の支持脚部51bの後面にボルト53bにより着脱可能に固定されている。
前記サブタンク56aの後端部には、作動油の通路面積を変化させ、もって前記圧減衰力を調節する調節バルブ56dが形成されている。この調節バル部56dの上端部に前記作動油ホース56bが接続されている。そして前記調節バルブ56dの下端部(反ホース接続部)には、前記通路面積を変化させる調節ノブ56eが設けられている。この調節ノブ56eを回転させると、前記通路面積が変化し、それに伴って圧減衰力が変化する。
前記イニシャル調節機構58は、前記左側の配置部D′内に配置されたシリンダ機構58aを、前記クッション本体37dのばね受部37mに形成された駆動部37m′に油圧ホース57bで接続した構造のものである。前記シリンダ機構58aは、後部が高くなる傾斜状態に、かつ前記フートレストブラケット51の下方に位置するように配置され、ブラケット58cにより前記フートレストブラケット51の支持脚部51bの下面にボルト53cにより着脱可能に固定されている。前記シリンダ機構58aの後端部には、調節ノブ58eが接続されている。この調節ノブ58eを回転させると、シリンダ機構58a内のピストンが前進又は後進し、油圧が前記駆動部37m′に伝達され、この油圧により緩衝ばね37eの加圧状態が変化する。
前記伸び減衰調節機構57の本体57aは前記リヤアーム17の下面に配設され、連通部材57bでクッション本体37dの下端部に接続されており、また本体57aの後端部に調節ノブ57eが設けられている。この調節ノブ57eを回転させることにより本体57aで発生した油圧により、減衰力が変化する。なお、調節ノブ57eの回転をワイヤによりクッション本体37dに伝達するように構成することも勿論可能である。
本実施形態では、圧減衰力調節機構56の調節ノブ56e及びイニシャル調節機構58の調節ノブ58eを、車両後方から見たとき、リヤフェンダ24の外側端面24′より車幅方向内側で、かつ前記フートレスト50の下方に配置したので、後席乗員がフートレストと間違えて調節ノブ56e,58eに足を掛けてしまうのを確実に防止できる。また調節ノブ56e,58eに後席乗員が足を掛ける恐れがないので、該調節ノブ56e,58eを車両側方から見える位置に配置することができ、それだけ操作性を向上できる。
前記フートレスト50を、シートレール26aに取り付けられたフートレストブラケット51と、該フートレストブラケット51に取り付けられたフートレスト本体52とで構成するとともに、前記調節ノブ56e,58eを、前記フートレストブラケット51に取り付けたので、専用の取付用ブラケットを不要にできる。
また、車両側方を通るように配置されたマフラ13cと、前記配置部D,D′とで囲まれた空間E、E′に、調節ノブ56e,58eを配置したので、マフラ13cが調節ノブに向かって飛んでくる飛石の遮蔽機能を果たすので、調節ノブ56e,58eの損傷を防止できる。
前記リヤフェンダ24を、後輪を上方から覆うマッドガード24aと、該マッドガードの車幅方向の側縁部24a′から上方に延びるフェンダ本体24bとで構成し、該フェンダ本体24bとマッドガード24aとの境界部に配置部D,D′を形成し、前記調節ノブ56e,58eを、車両側方から見たとき前記配置部D,D′に重複するように、かつ前記フートレスト50の下方に位置するように配置したので、後席乗員が誤って調節ノブに足を掛ける野を確実に防止しつつ、操作性を確保できる。
前記フートレストブラケット51を、バックステー26bの支持ボス部26mに当接させ、下方から上方に向けて挿入されたボルト53aにより取り付けたので、バックステー26bの内側に配置された燃料タンク20を外側に膨出させた場合でも、前記ボルト53aが燃料タンクを傷つけることがなく、タンク容量を確保できる。
イニシャル調節機構58のシリンダ機構58a及び調節ノブ58eを、リヤアーム17より上方でかつ車幅方向一側aの配置部D′に配置し、圧減衰力調節機構56のサブタンク56a及び調節ノブ56eを、リヤアーム17より上方でかつ車幅方向他側bの配置部Dに配置したので、2つの調節ノブ58e,56eを左,右バランス良く配置でき、この点からも操作性を良好にできる。
なお、前記実施形態では、圧減衰力調節機構56とイニシャル調節機構58の両方を備えた場合を説明したが、本考案は、何れか一方の調節機構を備えている場合にも勿論適用可能である。
また、前記実施形態では、自動二輪車の場合を説明したが、本考案は自動二輪車以外の、例えば荒れ地走行用鞍乗型四輪車にも適用できる。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
13 排気装置
13c マフラ
17 リヤアーム
19 リヤサスペンション
20 燃料タンク
24 リヤフェダ(車体カバー)
24′車体カバーの外側端面
24a マッドガード
24b フェンダ本体
25 調節機構
26 後部フレーム
26m 支持ボス部(下側部分)
50 フートレスト
51 フートレストブラケット
52 フートレスト本体
53a ボルト
56 圧減衰力調節機構
56a サブタンク
56b 作動流体通路
56e,58e 調節ノブ
58 ばね力調節機構
58a シリンダ機構
58b 油圧通路
a 車幅方向一側
b 車幅方向他側
D,D′ 配置部
E,E′ 囲まれた空間
2 車体フレーム
13 排気装置
13c マフラ
17 リヤアーム
19 リヤサスペンション
20 燃料タンク
24 リヤフェダ(車体カバー)
24′車体カバーの外側端面
24a マッドガード
24b フェンダ本体
25 調節機構
26 後部フレーム
26m 支持ボス部(下側部分)
50 フートレスト
51 フートレストブラケット
52 フートレスト本体
53a ボルト
56 圧減衰力調節機構
56a サブタンク
56b 作動流体通路
56e,58e 調節ノブ
58 ばね力調節機構
58a シリンダ機構
58b 油圧通路
a 車幅方向一側
b 車幅方向他側
D,D′ 配置部
E,E′ 囲まれた空間
Claims (9)
- 車体フレームと、
該車体フレームの後部の側方を覆う車体カバーと、
前記車体フレームに取り付けられ、前記車体カバーから外側に突出し、後席乗員が足を載せるフートレストと、
前記車体フレームに揺動自在に支持されたリヤアームと、
該リヤアームと前記車体フレームとの間に配設されたリヤサスペンションとを備えた鞍乗型車両であって、
前記リヤサスペンションは、該リヤサスペンションの作動特性を遠隔操作により調節する調節機構を含み、
該調節機構の調節ノブは、車両後方から見たとき、前記車体カバーの外側端面より車幅方向内側で、かつ前記フートレストの下方に配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記フートレストは、前記車体フレームに取り付けられたフートレストブラケットと、該フートレストブラケットに取り付けられたフートレスト本体とを含み、
前記調節ノブは、前記フートレストブラケットに取り付けられていることを特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
車両側方を通るように配置されたマフラを有する排気装置をさらに備え、
前記調節ノブは、車両後方から見たとき、前記車体カバーとフートレストと前記マフラとで囲まれた空間に位置していることを特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記車体カバーは、後輪を上方から覆うマッドガードと、該マッドガードの車幅方向の側縁部から上方に延びるフェンダ本体とを含み、
該フェンダ本体とマッドガードとの境界部に配置部が形成されており、
前記調節ノブは、車両側方から見たとき前記配置部に重複するように、かつ前記フートレストの下方に位置するように配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項2に記載の鞍乗型車両において、
前記車体フレームは、後部フレームを含み、該後部フレームの内側に配置された燃料タンクをさらに備え、
前記フートレストブラケットは、前記後部フレームの下側部分に取り付けられていることを特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項5に記載の鞍乗型車両において、
前記フートレストブラケットは、前記下側部分に下方から上方に向けて挿入されたボルトにより取り付けられていることを特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記特性調節機構は、前記リヤサスペンションのばね力を調節するばね力調節機構と、減衰力を調節する減衰力調節機構とを含み、
前記ばね力調節機構の調節ノブは、リヤアームより上方でかつ車幅方向一側に配置され、前記減衰力調節機構の調節ノブは、リヤアームより上方でかつ車幅方向他側に配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記特性調節機構は、前記リヤサスペンションの減衰力を調節する減衰力調節機構を含み、
該減衰力整機構は、前記リヤサスペンションに作動流体通路で接続され、作動流体を貯留するサブタンクと、該サブタンクに設けられ、前記作動流体通路の面積を調節する調節ノブとを含み、
前記サブタンク及び調節ノブは、前記車体カバーの外側端面より車幅方向内側でかつフートレストの下方に配置されていること特徴とする鞍乗型車両。 - 請求項1に記載の鞍乗型車両において、
前記特性調節機構は、前記リヤサスペンションのばね力を調節するばね力調節機構を含み、
該ばね力調節機構は、前記リヤサスペンションに油圧通路で接続されたシリンダ機構と、該シリンダ機構に取り付けられ、油圧を発生させる調節ノブとを含み、
前記シリンダ機構及び調節ノブは、前記車体カバーの外側端面より車幅方向内側でかつフートレストの下方に配置されていることを特徴とする鞍乗型車両。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007264952A Continuation JP2009090889A (ja) | 2007-10-10 | 2007-10-10 | 鞍乗型車両 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3158806U true JP3158806U (ja) | 2010-04-22 |
Family
ID=
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014065472A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Honda Motor Co Ltd | 後輪懸架装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014065472A (ja) * | 2012-09-27 | 2014-04-17 | Honda Motor Co Ltd | 後輪懸架装置 |
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