JP3157487U - 医療廃棄容器の支持構造 - Google Patents
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Abstract
Description
その後、注射器5全体を手前方向R1に倒すと、前記両端部10cに係合している注射針5aが注射器本体5bから抜け落ち、容器本体1a内に注射針5aが収納される。
しかし、注射器5を手前に倒す際に容器1全体が傾いて倒れるのを防止するために、前記容器1を片方の手でしっかりと保持する必要があり作業性が低い。また、前記容器をワゴン上に載置して院内を移動する場合、該容器が転倒するおそれがある。
しかし、注射針の引き抜き時において、容器がワゴンにしっかりと保持されずガタつきが生じる場合には、片方の手で容器を保持する必要があり作業性が向上しない。
前述したように、注射針を取外孔に挿入した後溝に移動させた後、注射器を傾けて注射針を注射器本体から取り外す際には、容器がしっかりと保持されているので、片手で注射器を倒して注射針の取り外し作業を行うことが可能となる。
また、厚板を切り抜くことで、棒状部材を屈曲させてリング状に形成する場合に比べ溶接部分等の強度の弱い部分が生じないので、剛性が大きくなり経時的な変形を受けにくくなる。
かかる態様によれば、前記容器の側面上部の突出部をリングが支えることで、容器の抜き勾配に沿ってリングが堅く嵌まり込むおそれがないから、容器を上方に向って取り出し易い。
なお、前記突出部は容器の側面上部に沿って帯上に設けられていてもよいし、複数箇所に設けられてもよい。なお、把手を設けた場合には把手の取付部に設けられてもよい。
かかる態様によれば、容器をリングから取り外す場合には、把手を持ち上げることで、リングから容器を上方に向って取り出し易くなる。
図1および図2に示すように、ハンガー3は容器1を医療用ワゴンW(図8)のフレーム2に保持するものである。
医療廃棄容器用ハンガーの説明に先立ち、まず、図8に示す医療用ワゴンWに保持される医療廃棄容器1について説明する。
図1および図2に示すように、前記容器1は方形の樹脂性の容器であり、容器本体1aおよび内蓋15および外蓋16を備えている。
図3および図4に示すように、前記容器本体1aの上部の周囲には、帯状突出部19aが形成されていると共に、後述する把手18のヒンジ部18aに対応する部分には取付部19bが形成されている。前記帯状突出部19aおよび取付部19bは、容器1の側面の上部において水平方向H(図3)に突出する突出部19を形成している。
前記内蓋15は容器本体1aの上部に嵌め込まれており、外蓋16は内蓋15に対して回転可能になっている。
注射器投入口17には注射針や、注射器本体、シリンジ等が投入される。前記注射針の取り外しや前記投入は外蓋16が回動されて開かれた状態で行われる。
前記容器1は、図1および図3に示すヒンジ部18aを中心に回転可能な把手18を備えており、前記把手18を持って容器1を手に下げて持ち運ぶことが可能である。ヒンジ部18aは、取付部19bに回転自在に取り付けられている。
つぎに、前記容器1を取り付ける医療用ワゴンWについて簡単に説明する。
病院内では注射器やその他の医療器具等を運ぶために、図8に示す医療用ワゴンWが一般に用いられている。前記ワゴンWは、該ワゴンWの鉛直方向Zに延びるパイプフレーム2を備えている。
図4に示すように、前記医療廃棄容器用ハンガー3は前記ワゴンW(図8)のフレーム2に固定されて用いられる。前記フレーム2に前記ハンガー3が固定された後、図1および図2に示すように、容器1が該ハンガー3に引っ掛けて用いられる。
図4に示すように、前記保持機構4は、被固定部40、押圧部43、止めネジ44およびハンドル45を備えている。
止めネジ44の他端部には止めネジ44を回転させるためのハンドル45が固定されている。
したがって、被固定部40、押圧部43、止めネジ44およびハンドル45は、ハンガー3をフレーム2に保持させるための保持機構4を構成している。
前記上部40uおよび下部40dの端部は、リング30に一体に形成されている継ぎ部35の鉛直部35aにそれぞれ溶接されている。継ぎ部35は、前記鉛直部35aを形成する鉛直方向Zから水平方向Hに直角に折り曲げられており、継ぎ部35の水平方向の端部は、リング30の1つの頂部近傍に一体に形成されている。
リング30および継ぎ部35は一体の厚板が切り抜かれた後、継ぎ部35の鉛直部35aに相当する部分が屈曲されて作成される。リング30はレーザー加工により溶断されることで、その内周面30aは鉛直に形成されている。
なお、リング30および鉛直部35aを作成するための厚板は、板厚が4.0mm〜6.0mmのステンレススチールの厚板が用いられる。
図1に示す継ぎ部35側のリング30の第1辺31には、図3に示すように、容器1の第1側面11に対向する接触面30aが形成されている。
図2に示す前記第1辺31に対面する第2辺32には、図3に示すように、容器1の第1側面11に対向する接触面30aが形成されている。
図2および図6に示すリング30の第1辺31および第2辺32に接する第3辺33には、容器1の第3側面13(図2)に対向する接触面30aが形成されている。
前記第3辺33に対面する第4辺34には、容器1の第4側面14(図1)に対向する接触面30aが形成されている。
このように、リング30は、容器1の各第1〜第4側面11〜14に対向する接触面30aを該リング30の概ね全周に有している。
まず、ハンガー3の切欠部40c内にワゴンW(図8)のフレーム2を嵌め込んだ後、ハンドル45を回転させてハンガー3をフレーム2に固定する。その後、図4に示す容器1の外蓋16を開いた状態で上方からリング30内に容器1を挿入すると、図3および図6に示すように、リング30の上面30bに突出部19の下端が支持され、容器1がハンガー3に保持される。
この傾きにより、容器1の側面13がリング30の内周面30aに面接触する。
したがって、容器1が大きくガタつくことがないから、片手で針部5aの取り外し作業を容易に行うことができる。
図7に示すように、ハンガー3Aは、その断面が略U字形に形成されている。ハンガー3Aの内周面30aは、容器1の第1〜第4側面11〜14の抜き勾配に応じた角度に設定されている。そのため、注射針を注射器から引き抜く場合に容器1のガタつきが防止される。
その他の構成は、実施例1と同様であり、同一部分または相当部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
また、リングは容器の側面の全周に接触する必要はなく、リングの一部が容器の側面に常に非接触となるようにしてもよい。
2:フレーム
3,3A:医療廃棄容器用ハンガー
4:保持機構
11〜14:(容器の)側面
18:把手
19:突出部
30:リング
30a:接触面
W:ワゴン
Z:鉛直方向
Claims (4)
- ワゴンの鉛直方向に延びるフレームに医療廃棄容器を引っ掛けるためのハンガーを設けた医療廃棄容器の支持構造であって、
前記ハンガーは、水平面に沿って広がり、前記容器の側面が概ね全周にわたって接触する枠状のリングと、
前記リングを前記フレームに保持させるための保持機構とを備え、
前記リングは前記容器の側面に面接触する接触面を前記リングの概ね全周に有することを特徴とする医療廃棄容器の支持構造。 - 請求項1において、板厚が3.0mm〜7.0mmのステンレススチールの厚板で前記リングが形成され、前記厚板が切り抜かれた切断面で前記接触面が形成されていることを特徴とする医療廃棄容器の支持構造。
- 請求項1もしくは2において、前記医療廃棄容器は側面の上部において水平方向に突出する突出部を有し、前記リングの上面が前記突出部の下端を支持することにより前記医療廃棄容器が前記リングに引っ掛けられている医療廃棄容器の支持構造。
- 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記容器を手に下げて持ち運び可能で、かつ、前記容器を前記ハンガーから取り出す際に上方に向って前記容器を持ち上げることのできる把手が前記容器に設けられている医療廃棄容器の支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2009008628U JP3157487U (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 医療廃棄容器の支持構造 |
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JP2009008628U JP3157487U (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 医療廃棄容器の支持構造 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP3157487U true JP3157487U (ja) | 2010-02-18 |
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Family Applications (1)
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JP2009008628U Expired - Lifetime JP3157487U (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 医療廃棄容器の支持構造 |
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JP (1) | JP3157487U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012130647A (ja) * | 2010-12-03 | 2012-07-12 | Guttsuuru:Kk | 医療廃棄容器のハンガー構造および使用方法 |
JP2014019528A (ja) * | 2012-07-17 | 2014-02-03 | Kokuyo Furniture Co Ltd | ごみ受け具 |
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2009
- 2009-12-04 JP JP2009008628U patent/JP3157487U/ja not_active Expired - Lifetime
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