JP2012130647A - 医療廃棄容器のハンガー構造および使用方法 - Google Patents

医療廃棄容器のハンガー構造および使用方法 Download PDF

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Abstract

【目的】使い勝手の良い医療廃棄容器のハンガー構造を提供する。
【解決手段】病室に向う場合には、ワゴン60の天板62に医療用具等を載せ容器1をワゴン60に引掛けた状態で移動する。医療行為を行う際は、外蓋20を開いて投入口11が閉塞されていない状態で、かつ、挟持部53を前記サイドレール63に引掛けた状態で、医療行為により発生した医療廃棄物を投入口11から投入する。
【選択図】図1

Description

本発明は医療廃棄容器のハンガー構造に関するものである。
従来より、一度使用された注射針は、院内感染を防ぐため、再度使用されることなく廃棄されている。使用済の注射針は患者から抜き取った後、その場で、直ちに医療廃棄容器に廃棄される。かかる医療廃棄容器については、種々の提案がなされている(特許文献1および2)。
JP2008−109988A(要約)
しかし、容器を現場で用いるには容器自体を搬送する必要がある。そこで、把手を設けた容器が存在するが、この場合でも、容器を手に持って搬送しなければならない、
また、搬送後に前記容器は、サイドテーブルやベッド上等に置かれるため、使用済の注射針等の廃棄時に容器が動いたり倒れたりする場合があり、容器内に注射針等を入れる作業の作業性が低下する。
したがって、本発明の目的は医療現場における使い勝手が良い医療廃棄容器を提供することである。
前記目的を達成するために、本発明はワゴンの水平面に沿って延びる板の上方に配置され、かつ、前記ワゴンの板の周縁に沿って延びるサイドレールに医療廃棄容器を引っ掛けることを可能とする樹脂製のハンガーの構造であって、前記医療廃棄容器は医療廃棄物を収容する有底の容器本体と、前記容器本体の上方の開口を覆うと共に医療廃棄物を投入するための投入口を有する第1の蓋と、前記第1の蓋の前記投入口を閉塞するための第2の蓋とを有し、前記ハンガーは、前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周ないし全周にわたって延び前記容器を支持するバンド部と、前記バンド部の第1辺部に対向し前記サイドレールの軸方向に沿って延びる挟持片部と前記第1辺部とで形成された挟持部とを備え、前記挟持部は上端に近づくに従い先窄まりとなるように前記第1辺部と前記挟持片部とが互いに接近し、前記サイドレールが前記挟持部の上端から下方に離れた位置で前記挟持部の樹脂弾性により前記サイドレールを挟持することを特徴とする医療廃棄容器のハンガーを備えている。
本発明によれば、前記容器を搬送する場合には、前記外蓋により前記投入口を閉塞した状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で前記ワゴンを押しながら歩くことで、前記容器を前記ワゴンと共に搬送することができる。
また、医療行為により発生した医療廃棄容器を前記投入口から投入する場合は、前記外蓋を開いて前記投入口が閉塞されていない状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で用いることができる。
したがって、医療現場における使い勝手が向上する。
特に、第1辺部と挟持片部とが互いにV字状となって接近しており、挟持部がサイドレールを樹脂の弾性により挟むので、搬送や注射針を取り外す際に容器の姿勢が安定し、使い勝手が著しく向上する。
本発明の実施例1にかかる容器ユニットの使用方法を示す斜め正面から見 た斜視図である。 同斜め背面から見た斜視図である。 同斜め正面から見た分解斜視図である。 同斜め背面から見た分解斜視図である。 同斜め背面から見た斜視図である。 図6Aは同容器を斜め背面の下方から見た斜視図、図6Bはハンガーを斜め 背面の上方から見た斜視図である。 容器本体、中蓋およびハンガーの断面図である。 実施例2に係る別の容器ユニットの使用方法を示す斜め背面から見た斜視図 である。 実施例1の容器の搬送方法を示す斜視図である。 実施例1の容器の取り外し工程を示す斜視図である。 実施例1の容器の取り外し工程を示す側面図である。 実施例3にかかるバンド部および離脱防止手段の構造を示す斜視図である。 実施例1にかかる容器ユニットを一部断面して示す側面図である。 本発明の実施例4にかかる容器ユニットの使用方法を示す斜め正面から 見た斜視図である。 同斜め背面から見た斜視図である。 同斜め正面から見た分解斜視図である。 同斜め背面から見た分解斜視図である。 図18Aは同容器を斜め背面の下方から見た斜視図、図18Bはハンガーを斜め背面の上方から見た斜視図である。
本発明の好ましい実施例では、前記第1の蓋にはシリンジから注射針を取り外すための取り外し孔が形成されており、前記挟持片部を設けた前記第1辺部から下方に連らなり、前記バンド部の第1辺部の下方において前記ワゴンの板の側部に当接すると共に、前記容器の湾曲した側面に対し、周方向に互いに離れた2箇所において当接する垂れ板部が前記バンド部の第1辺部に一体に連らなって形成されている。
容器は薄肉かつ軽量で高い剛性が要求されるので、一般に、側面(側壁)が外に向って凸となるように湾曲している。この湾曲した側面がワゴンの天板等の側部に当接すると、シリンジの注射針を取り外し孔に挿入し前記シリンジから注射針を取り外す際などに、天板の側部に寄りかかった状態の容器の姿勢が不安定(グラつく)となり、そのため、たとえば前記注射針を取り外す作業性が低下する。
これに対し、本実施例では挟持片部を設けた第1辺部に連らなる垂れ板部を設け、この垂れ板部が天板の側部に当接すると共に、容器の湾曲した側面に対し周方向に互いに離れた2箇所において当接する。そのため、前記注射針の取り外し作業の際に、容器がグラついたり、ガタついたりするおそれがない。つまり、容器の姿勢が安定するので、たとえば注射針を取り外す作業性が向上する。
すなわち、前記第2の蓋を開いて前記取り外し孔が閉塞されていない状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で、前記取り外し孔に前記注射針を引掛けて前記注射針を前記シリンジから取り外すと共に当該注射針を前記容器本体内に落下させる作業において、作業性が安定する。
本発明の更に好ましい実施例においては、前記容器を下げて持ち運ぶことを可能とする握り部と、当該握り部を容器に回転自在に支持する一対の第1孔部に挿入された軸部とが一体に形成された把手パーツを前記容器が更に備え、前記バンド部は前記第1辺部に隣接し、かつ、互いに対向する一対の第2辺部を有し、該第2辺部が前記第1辺部に連らなっており、前記各第2辺部には前記第1孔部に合致する第2孔部が形成され、前記各軸部が前記第1孔部および第2孔部の双方を貫通していることで、前記バンド部から前記容器が上方に向って離脱するのを防止する離脱防止手段が構成されている。
この場合、バンドの第2辺部の第2孔部と容器の第1孔部とを把手パーツの軸部が貫通しているので、把手パーツを上方に引き上げることにより、容器およびバンド部の双方をワゴンのレールから取り外すことができる。
すなわち、前記第2の蓋により前記投入口を閉塞した状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で、前記把手パーツの握り部を前記第2の蓋の上方の位置まで回転させ、前記把手パーツの握り部を更に上方に向って引き上げることにより、前記挟持部が前記サイドレールを挟持していない状態にして前記容器を前記ハンガーと共に前記ワゴンから取り外すことができる。したがって、ハンガーがサイドレールに残ることなく、容器をワゴンから取り除くことができる。
本発明の更に好ましい実施例では、前記バンド部は前記第1辺部と前記第2辺部とでコ字状に形成され、前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周にわたって延び、前記第2辺部の先端部が容器から離れるように開くのを防止するために、前記第2辺部の先端部と前記容器とが互いに係合する拡開防止手段が前記先端部および容器に形成されている。
この場合、バンド部が半周にわたってコ字状に形成されており、全周にわたって設けられていないので、ハンガーのコストダウンを図り得る。
しかし、コ字状のバンド部の2つの第2辺部の先端部は外力が負荷された際に拡開し易く、バンド部が拡開すると容器を支持できずに、容器が落下する場合がある。
これに対し、本実施例では、拡開防止手段を設け、前記バンド部の2つの先端部が拡開しないように、先端部と容器とを互いに係合させている。したがって、バンド部により容器を確実に支持し得る。
本発明の別の好適な実施例においては、第1および第2の蓋は方形状で、前記第2の蓋が前記第1の蓋に対してヒンジで回転して前記第2の蓋の前記投入口を開閉し、前記第1および第2の蓋の4辺のうち前記ヒンジを設けた辺以外の辺に沿って、前記挟持部が前記容器本体に配置されている。
ヒンジを中心にして第2の蓋を第1の蓋に対して回転し、第1の蓋の投入口を開いた状態にして使用すると、第2の蓋が容器本体よりも外方に突出する。この突出した第2の蓋がワゴンの天板側(板側)に倒れると、ワゴンの天板上のスペースを使えなくなったり、第2の蓋が汚れている場合には天板上の医療品を汚すおそれがある。
ここで、本実施例によれば、ヒンジを形成した辺以外の辺に沿って挟持部が設けられているので、第2の蓋が天板側とは異なる側に(空間に向かって)倒れる。したがって、天板上のスペースを有効に使うことができると共に、第2の蓋が汚れている場合も天板上の医療品を汚すおそれがない。
本発明の別の好適な実施例は、第1の蓋が前記容器本体に対して第1の姿勢で装着可能で、かつ、当該第1の姿勢に対し鉛直線のまわりに90°および/または180°旋回した第2および/または第3の姿勢で装着可能であり、前記ハンガーが前記容器本体に装着され、かつ、前記第1の蓋と第2の蓋とが前記ヒンジを介して互いに一体に連なり、かつ、前記第1の蓋が前記容器本体に装着されていない状態の荷姿である。
一般に、この種の医療廃棄容器の第1の蓋(中蓋)は容器本体に装着すると、安全上、取り外せない(、あるいは、極めて取り外しにくい)構造となっている。
その一方で、前記ヒンジの位置と挟持部の位置関係は用いる医療現場のユーザーの好みによって異なる。したがって、第1の蓋を第1の姿勢以外の第2の又は第3の姿勢で容器本体に装着可能とし、かつ、出荷時に未装着とすれば、ユーザーの好み(要望)に応じた選択的な用い方が可能となる。
その一方で、ハンガーは容器本体に装着しておくことで、ユーザーはハンガーを容器本体に装着する手間が省ける。
以下、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。
図1,図2および図5に示すように、ワゴン60はキャスタ61、天板(水平面に沿って延びる板の一例)62およびサイドレール63を備える。前記サイドレール63はワゴン60の天板62の上方に配置され、ワゴン60の天板62の周縁の一部または全部に沿って延びる。
なお、サイドレール63は天板62の側部64にブラケット65を介して固定されている。また、天板62の下方の棚板(水平面に沿って延びる板の一例)の上方のサイドレールは支柱間に架設されている。
図3および図4に明示するように、医療廃棄容器1(以下、単に「容器1」という。)は、容器本体30、中蓋(第1の蓋の一例)10、外蓋(第2の蓋の一例)20および把手パーツ40を備え、合成樹脂で形成されている。
前記容器本体30は医療廃棄物を収容する有底の容器である。中蓋10は前記容器本体30の上方の開口31を覆うと共に医療廃棄物を投入するための投入口11を有する。前記外蓋20は前記中蓋10の前記投入口11を閉塞する。
なお、前記中蓋10にはシリンジから注射針を外すための取り外し孔14が形成されている。
なお、容器本体30は略直方体形状で、4つの側面32が平面断面において外方Xに向って凸となるように若干湾曲している。
前記容器本体30には中蓋10が固く嵌る鍔部34と、把手パーツ40の軸部41が挿入される第1孔部33を形成する第1ボス部35とが一体に形成されている。
なお、前記第1ボス部35は下方が開口した箱型に形成されている。
前記中蓋10と外蓋20とは互いに一体に成形されており、かつ、前記容器本体30とは別体である。前記外蓋20は中蓋10に対し、いわゆる樹脂ヒンジ12を介して回転自在となっている。
なお、キャップパーツ13はオプションで、投入口11の形状や寸法を変える開口13aを有し、投入口11に嵌合される。
前記把手パーツ40は前記容器1を下げて持ち運ぶことを可能とする握り部42と、当該握り部42を容器本体30に回転自在に支持する一対の第1孔部33に挿入される軸部41とが一体に形成されている。なお、図7に示すように、前記軸部41の先端には前記第1孔部33に挿入された軸部41が抜けるのを防止する径大部43が一体に形成されている。
つぎに、本発明の要部である図2のハンガー50について説明する。
ハンガー50は外蓋20とは別体で、容器1をサイドレール63に引掛けて吊り下げた状態とすることを可能とする。
図6Bに明示するように、前記ハンガー50は、バンド部51、挟持片部52、挟持部53、垂れ板部54および第2ボス部55とが合成樹脂で一体に形成されている。
前記バンド部51は容器本体30の側面32の上部の周囲に沿って半周程度にわたって延びて、平面断面の形状がコ字状に形成されている。
前記バンド部51は前記第1辺部51aと前記第1辺部51aに隣接し互いに対向する一対の第2辺部51b,51bとでコ字状に形成され、前記容器本体30の側面32の上部の周囲に沿って半周にわたって嵌合する。
前記各第2辺部51bの先端部には前記第2ボス部55が一体に形成されている。前記各第2ボス部55は図6Aの前記第1ボス部35を覆うように前記第1ボス部35に嵌る。
すなわち、図6Aの前記第1ボス部35は平面断面がコ字状で、側面32から外方に向って突出する。一方、図6Bの前記第2ボス部55は平面断面がコ字状で、第2辺部51bから外方に向って突出する。
前記第2ボス部55は上方が開口しており、前記ハンガー50は前記容器本体30に対し下方から嵌り込むことができる。前記第2ボス部55には出窓のように突出した支持部55aが一体に形成されており、該支持部55aが第1ボス部35を下方から支持することで、容器本体30がバンド部51から脱落(落下)するのを防止する。
図6Bに示すように、前記支持部55aには上方に向って突出する突部55bが形成されており、この突部55bは図7の前記第1ボス部35に係合している。すなわち、前記突部55bおよび第1ボス部35は、前記コ字状の第2辺部51bが容器本体30から離れるように開くのを防止するために、前記第2辺部51bの先端部と前記容器本体30とが互いに係合する拡開防止手段を構成する。
図6Aおよび図6Bにおいて、前記バンド部51の第1辺部51aの上端面には、前記容器本体30の鍔部34(図4)の内側の隙間に入る係合突条57が形成され、ハンガー50のバンド部51が容器本体30から外方に離脱するのを防止している。
図13の断面において示すように、前記容器本体30の鍔部34は断面が逆U字状になっており、前記逆U字状の溝間には複数のリヴ34aが間欠的に配置されている。
前記係合突条57は前記リヴ34aの下端を支持する。また、前記係合突条57は前記鍔部34の溝間に入り込んでおり、前記鍔部34および/または前記中蓋10のフランジ部100に係合することで、前記離脱を防止している。
なお、フランジ部100は前記鍔部34の外周に嵌合している。
前記第1ボス部35および第2ボス部55には、それぞれ、第1および第2孔部33,56が形成されている。前記第1孔部33と第2孔部56とは、図7に示すように、上下に若干オフセットΔされた状態で互いに合致している。
図7の前記軸部41は前記第1孔部33および第2孔部56の双方を貫通していることで、前記バンド部51から前記容器1が離脱するのを防止する前記離脱防止手段を構成している。
すなわち、容器本体30の第1ボス部35とハンガー50の第2ボス部55とは、第1および第2孔部33,56を貫通する軸部41を介して互いに係合することで、容器本体30がバンド部51から離脱するのが防止される。
図11において、前記挟持部53は、前記バンド部51の第1辺部51aに対向し前記サイドレール63の軸方向Y(図1)に沿って延びる挟持片部52と前記第1辺部51aとで形成されている。図11に明示するように、前記挟持部53は上端に近づくに従い先窄まりとなるように前記第1辺部51aと前記挟持片部52とが互いに接近し、前記サイドレール63が前記挟持部53の上端から下方に離れた位置で前記挟持部53の樹脂弾性により挟持する。
なお、第1辺部51aと挟持片部52とは略V字状の屈曲部58を介して互いに連らなっている。
また、挟持片部52の下部にはサイドレール63に嵌り易くするための案内部59が連らなっている。
前記垂れ板部54は前記バンド部51の第1辺部51aに一体に連らなって形成されている。この垂れ板部54は前記挟持片部52を設けた前記第1辺部51aから下方に連らなり、前記バンド部51の第1辺部51aの下方において前記ワゴンの天板62の側部64に周方向Rに離れた2箇所以上で当接するように、図6Bの平坦な平面部54aを有する。また、図3の前記垂れ板部54は前記容器本体30の湾曲した側面32に対し、周方向に互いに離れた2箇所において当接するための湾曲した突部54bを前記平面部54aの下端に形成している。
なお、「周方向に互いに離れた2箇所において当接する」とは、周方向に離間した部位で突部54bが容器本体30の側面に当接することで、容器のガタツキを防止できるということであり、突部54bは長い突条でもよいし、短い2つの突起であってもよい。
また、垂れ板部が容器本体30の側面32の湾曲に沿って湾曲形成され、当該垂れ板部から外方に向かって突出する突条を周方向に互いに離れた2箇所に設け、当該突条が天板62の側部64に当接するようにしてもよい。
つぎに、前記容器1の用い方について説明する。
まず、図11に示すように、サイドレール63にハンガー50の挟持部53を嵌め込む。この際、挟持片部52がサイドレール63に押されて若干拡開しながら、軸方向Y(図2)にある程度の長さ(挟持片部52の長さ)にわたって、第1辺部51aとの間でサイドレール63を挟み持つ。
一方、垂れ板部54の下部が軸方向Yにある程度の長さ(垂れ板部54の長さ)にわたって天板62の側部64に線接触する。
したがって、容器1は鉛直方向に支持されると共に、第1辺部51a側において、広い面で支持されることになり、そのため、容器1の姿勢が安定した状態で、ワゴン60に支持される。
なお、ハンガー50は天板62の下方の棚板の上方のサイドレールに引っ掛けてもよい。
病室に向う場合には、前記ワゴン60の天板62等に薬剤や注射器等の必要な医療用
具等を載せ、かつ、図9および図10のように、前記容器1をワゴン60に引掛けた状態で移動する。すなわち、外蓋20により前記投入口11(図8)を閉塞した状態で、かつ、前記挟持部53を前記サイドレール63に引掛けた状態で前記ワゴン60を押しながら歩くことで、前記容器1を前記ワゴン60と共に搬送する。
つづいて、病室で医療行為を行う際は、次のように容器1を用いる。
図1、図2および図5のように、外蓋20を開いて前記投入口11が閉塞されていない状態で、かつ、前記挟持部53を前記サイドレール63に引掛けた状態で、医療行為により発生した医療廃棄物(たとえば留置針)を前記投入口11から投入する。
たとえば、注射を行った後に注射器の注射針等を廃棄する場合は、図2の外蓋20を開いて前記取り外し孔14が閉塞されていない状態で、かつ、前記挟持部53を前記サイドレール63に引掛けた状態で、前記取り外し孔14に前記注射針を引掛けて前記注射針を前記シリンジから取り外すと同時に当該注射針を前記容器本体30内に落下させる。
前記注射針の取り外しの際に容器1には取り外しの反力が作用するが、本ハンガー構造では前述のように、容器1が安定して支持されるので、前記注射針の取り外し作業が容易になる。
なお、シリンジが不必要となった場合には当該シリンジも投入口11から容器本体30内に投入して廃棄する。
前記病室への移動及び投入を繰り返すうちに、容器本体30内が例えば8割程度廃棄物で埋まると、当該容器1を下記の方法でサイドレール63から外し廃棄する。
すなわち、外蓋20により前記投入口11を閉塞した状態で、かつ、前記挟持部53を前記サイドレール63に引掛けた状態で、図10のように把手パーツ40の握り部42を前記外蓋20の上方の位置まで回転させ、前記把手パーツ40の握り部42を更に上方に向って引き上げることにより、図11の前記挟持部53が前記サイドレール63を挟持していない状態にして前記容器1を前記ハンガー50と共に前記ワゴン60から取り外し、所定の大型バケツ内に容器1を投入廃棄する。
なお、周知のように、この取り外しの際には、外蓋20が開くことがないような構造とするのが好ましい。
図14〜図18は別の実施例を示す。
図14および図15に示すように、前記中蓋および外蓋10,20は方形状で、前述のとおり前記外蓋20は前記中蓋10に対してヒンジ12で回転して前記外蓋20の前記投入口11を開閉する。
前記方形状の中蓋および外蓋10,20の4辺のうち前記ヒンジ12を設けた辺以外の辺に沿って、図15の前記挟持部53が前記容器本体に配置されるように中蓋10が容器本体30に装着されている。
ここで、本実施例によれば、ヒンジ12を形成した辺以外の辺に沿って挟持部53が設けられているので、外蓋20を開いた際に、外蓋20が天板62側とは異なる反対側に倒れる。したがって、天板62上のスペースを有効に使うことができると共に、外蓋20が汚れている場合も天板20上の医療品を汚すおそれがない。
なお、ヒンジ12(図14)を挟持部53に隣接する辺に設けてもよい。また、ヒンジは樹脂ヒンジではなく機械的な(軸を孔で回転自在に支持した)ヒンジであってもよい。
つぎに前記ハンガー構造を持つ医療廃棄容器の荷姿について説明する。
図1に示すように、前記中蓋10は前記容器本体30に対して第1の姿勢で装着可能で、かつ、当該第1の姿勢に対し図14のように中蓋10を鉛直線のまわりに180°旋回した第2の姿勢で装着可能である。
図15のように、前記ハンガー50が前記容器本体30に装着され、かつ、前記中蓋10と外蓋20とが前記ヒンジ12(図14)を介して互いに一体に連なり、かつ、図16の前記中蓋10が前記容器本体30に装着されていない状態で本ハンガー付の容器を出荷する。
この場合、医療現場のユーザーは、ユーザーの好みで応じて図1の第1の姿勢または図14の第2の姿勢のいずれの状態でも選択的に用いることができる。
なお、中蓋10が正方形状である場合、前記第1の姿勢に対し中蓋10が鉛直線のまわりに90°旋回した第3の姿勢とすることもできる。
前記各実施例は図示の都合上、容器本体30が浅いタイプで説明したが、図8に示すように、容器本体30が深いタイプの方が、本ハンガー構造のメリットが大きくなる。
すなわち、図8の容器本体30が深いタイプでは、容器1を天板62等に載置すると、搬送中および注射針の取り外し中などに、容器1が転倒し易いが、本ハンガー構造によれば、かかる転倒を防止し得る。
ところで、前記実施例においてはバンド部51が容器本体30の略半周程度にわたって設けられていたが、図12の別の実施例に示すように、バンド部51は容器本体30の全周にわたって設けてもよい。(特開2008−109988号参照)
また、前記図7の実施例においては把手パーツ40の軸部41を介して容器本体30とハンガー50とが係合し、ハンガー50が容器本体30から離脱するのを防止したが、この離脱防止の手段として、同公報に開示された図12の引掛部50Aを設けてもよい。
この引掛部50Aはバンド部51に樹脂ヒンジ100により回転可能に連結されている。
なお、この場合、引掛部50Aによる係合を容易に解除できるので、ハンガー50を容器本体30から取り外し、容器1を廃棄した後に、ハンガー50を他の容器1に装着することで、ハンガー50を繰り返し使用することができる。
また、この場合、ハンガー50は第1ボス部35の下方に配置される。
本発明は医療廃棄物を廃棄するための容器に適用できる。
1:容器
10:中蓋(第1の蓋)
11:投入口
12:樹脂ヒンジ
14:取り外し孔
20:外蓋(第2の蓋)
30:容器本体
31:開口
32:側面
33:第1孔部
35:第1ボス部
40:把手パーツ
41:軸部(離脱防止手段)
42:握り部
50:ハンガー
51:バンド部
51a:第1辺部
51b:第2辺部
52:挟持片部
53:挟持部
54:垂れ板部
55:第2ボス部
55b:突部(拡開防止手段)
56:第2孔部
63:サイドレール
64:側部

Claims (13)

  1. ワゴンの水平面に沿って延びる板の上方に配置され、かつ、前記ワゴンの板の周縁に沿って延びるサイドレールに医療廃棄容器を引っ掛けることを可能とする樹脂製のハンガーの構造であって、
    前記医療廃棄容器は医療廃棄物を収容する有底の容器本体と、前記容器本体の上方の開口を覆うと共に医療廃棄物を投入するための投入口を有する第1の蓋と、前記第1の蓋の前記投入口を閉塞するための第2の蓋とを有し、
    前記ハンガーは、
    前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周ないし全周にわたって延び前記容器を支持するバンド部と、
    前記バンド部の第1辺部に対向し前記サイドレールの軸方向に沿って延びる挟持片部と前記第1辺部とで形成された挟持部とを備え、
    前記挟持部は上端に近づくに従い先窄まりとなるように前記第1辺部と前記挟持片部とが互いに接近し、前記サイドレールが前記挟持部の上端から下方に離れた位置で前記挟持部の樹脂弾性により前記サイドレールを挟持することを特徴とする医療廃棄容器のハンガー構造。
  2. 請求項1において、前記第1の蓋にはシリンジから注射針を取り外すための取り外し孔が形成されており、
    前記挟持片部を設けた前記第1辺部から下方に連らなり、前記バンド部の第1辺部の下方において前記ワゴンの天板の側部に当接すると共に、前記容器の湾曲した側面に対し、周方向に互いに離れた2箇所において当接する垂れ板部が前記バンド部の第1辺部に一体に連らなって形成されている医療廃棄容器のハンガー構造。
  3. 請求項2において、前記容器を下げて持ち運ぶことを可能とする握り部と、当該握り部を前記容器に回転自在に支持する一対の第1孔部に挿入された軸部とが一体に形成された把手パーツを前記容器が更に備え、
    前記バンド部は前記第1辺部に隣接し、かつ、互いに対向する一対の第2辺部を有し、該第2辺部が前記第1辺部に連らなっており、
    前記各第2辺部には前記第1孔部に合致する第2孔部が形成され、
    前記各軸部が前記第1孔部および第2孔部の双方を貫通していることで、前記バンド部から前記容器が上方に向って離脱するのを防止する離脱防止手段が構成されている医療廃棄容器のハンガー構造。
  4. 請求項3において、前記バンド部は前記第1辺部と前記第2辺部とでコ字状に形成され、前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周にわたって延び、
    前記第2辺部の先端部が容器から離れるように開くのを防止するために、前記第2辺部の先端部と前記容器とが互いに係合する拡開防止手段が前記先端部および容器に形成されている医療廃棄容器のハンガー構造。
  5. 請求項1のハンガー構造を有する医療廃棄容器の使用方法であって、
    前記第2の蓋により前記投入口を閉塞した状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で前記ワゴンを押しながら歩くことで、前記容器を前記ワゴンと共に搬送する工程と、
    前記第2の蓋を開いて前記投入口が閉塞されていない状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で、医療行為により発生した医療廃棄物を前記投入口から投入する工程とを備えた医療廃棄容器の使用方法。
  6. 請求項5の使用方法において、前記容器を下げて持ち運ぶことを可能とする把手パーツが前記容器本体内に回転自在に取り付けられており、
    前記第2の蓋により前記投入口を閉塞した状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で、前記把手パーツの握り部を前記第2の蓋の上方の位置まで回転させ、前記把手パーツの握り部を更に上方に向って引き上げることにより、前記挟持部が前記サイドレールを挟持していない状態にして前記容器を前記ハンガーと共に前記ワゴンから取り外す取り外し工程を更に備えた医療廃棄容器の使用方法。
  7. 請求項6の使用方法において、前記第1の蓋にはシリンジから注射針を取り外すための取り外し孔が形成されており、
    前記第2の蓋を開いて前記取り外し孔が閉塞されていない状態で、かつ、前記挟持部を前記サイドレールに引掛けた状態で、前記取り外し孔に前記注射針を引掛けて前記注射針を前記シリンジから取り外すと同時に当該注射針を前記容器本体内に落下させる工程を更に備える医療廃棄容器の使用方法。
  8. ワゴンの水平面に沿って延びる板の上方に配置され、かつ、前記ワゴンの板の周縁に沿って延びるサイドレールに医療廃棄容器を引掛けることを可能とするハンガーの構造であって、
    前記医療廃棄容器は医療廃棄物を収容する有底の容器本体と、前記容器本体の上方の開口を覆うと共に医療廃棄物を投入するための投入口を有する第1の蓋と、前記第1の蓋の前記投入口を閉塞するための第2の蓋とを有し、前記容器は、前記容器を下げて持ち運ぶことを可能とする握り部と、当該握り部を前記容器に回転自在に支持する一対の第1孔部に挿入された軸部とが一体に形成された把手パーツを更に備え、
    前記ハンガーは、前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周ないし全週にわたって延び前記容器を支持するバンド部と、
    前記バンド部の第1辺部に対向し、かつ、前記第1辺部に沿って延び前記サイドレールを前記第1辺部との間で樹脂の弾性により挟持する挟持片部とを備え、
    ここにおいて、前記第1の蓋にはシリンジから注射針を取り外すための取り外し孔が形成されており、
    前記挟持片部を設けた前記第1辺部から下方に連らなり、前記バンド部の第1辺部の下方において前記ワゴンの天板の側部に当接すると共に、前記容器の湾曲した側面に対し、周方向に互いに離れた2箇所において当接する垂れ板部が前記バンド部の第1辺部に一体に連らなって形成されている医療廃棄容器のハンガー構造。
  9. ワゴンの水平面に沿って延びる板の上方に配置され、かつ、前記ワゴンの板の周縁に沿って延びるサイドレールに医療廃棄容器を引掛けることを可能とするハンガーの構造であって、
    前記医療廃棄容器は医療廃棄物を収容する有底の容器本体と、前記容器本体の上方の開口を覆うと共に医療廃棄物を投入するための投入口を有する第1の蓋と、前記第1の蓋の前記投入口を閉塞するための第2の蓋とを有し、前記容器は、前記容器を下げて持ち運ぶことを可能とする握り部と、当該握り部を前記容器に回転自在に支持する一対の第1孔部に挿入された軸部とが一体に形成された把手パーツを更に備え、
    前記ハンガーは、前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周ないし全週にわたって延び前記容器を支持するバンド部と、
    前記バンド部の第1辺部に対向し、かつ、前記第1辺部に沿って延び前記サイドレールを前記第1辺部との間で樹脂の弾性により挟持する挟持片部と、
    前記ハンガーから前記容器が上方に向って離脱するのを防止するために前記容器に係合する離脱防止手段とを備え、
    前記バンド部は前記第1辺部に隣接し、かつ、互いに対向する一対の第2辺部を有し、該該第2辺部が前記第1辺部に連らなっており、
    前記各第2辺部には前記第1孔部に合致する第2孔部が形成され、
    前記各軸部が前記第1孔部および第2孔部の双方を貫通していることで、前記バンド部から前記容器が離脱するのを防止する前記離脱防止手段が構成されている医療廃棄容器のハンガー構造。
  10. ワゴンの水平面に沿って延びる板の上方に配置され、かつ、前記ワゴンの板の周縁に沿って延びるサイドレールに医療廃棄容器を引掛けることを可能とするハンガーの構造であって、
    前記医療廃棄容器は医療廃棄物を収容する有底の容器本体と、前記容器本体の上方の開口を覆うと共に医療廃棄物を投入するための投入口を有する第1の蓋と、前記第1の蓋の前記投入口を閉塞するための第2の蓋とを有し、前記容器は、前記容器を下げて持ち運ぶことを可能とする握り部と、当該握り部を前記容器に回転自在に支持する一対の第1孔部に挿入された軸部とが一体に形成された把手パーツを更に備え、
    前記ハンガーは、前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周ないし全週にわたって延び前記容器を支持するバンド部と、
    前記バンド部の第1辺部に対向し、かつ、前記第1辺部に沿って延び前記サイドレールを前記第1辺部との間で樹脂の弾性により挟持する挟持片部と、
    前記バンド部は前記第1辺部に隣接し、かつ、互いに対向する一対の第2辺部を有し、該第2辺部が前記第1辺部に連らなっており、
    前記バンド部は前記第1辺部と前記第2辺部とでコ字状に形成され、前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周にわたって延び、前記容器本体を前記第2辺部の先端部において下方から支持し、
    前記第2辺部の先端部が容器から離れるように開くのを防止するために、前記第2辺部の先端部と前記容器とが互いに係合する拡開防止手段が前記先端部および容器に形成されている医療廃棄容器のハンガー構造。
  11. 請求項4において、前記第1および第2の蓋は方形状で、前記第2の蓋が前記第1の蓋に対してヒンジで回転して前記第2の蓋の前記投入口を開閉し、
    前記第1および第2の蓋の4辺のうち前記ヒンジを設けた辺以外の辺に沿って、前記挟持部が前記容器本体に配置されていることを特徴とする医療廃棄容器のハンガー構造。
  12. ワゴンの水平面に沿って延びる板の上方に配置され、かつ、前記ワゴンの板の周縁に沿って延びるサイドレールに医療廃棄容器を引っ掛けることを可能とする樹脂製のハンガーの構造であって、
    前記医療廃棄容器は医療廃棄物を収容する有底の容器本体と、前記容器本体の上方の開口を覆うと共に医療廃棄物を投入するための投入口を有する方形状の第1の蓋と、前記第1の蓋に対しヒンジで回転することで前記第1の蓋の前記投入口を開閉する方形状の第2の蓋とを有し、
    前記ハンガーは、
    前記容器の側面の上部の周囲に沿って半周ないし全周にわたって延び前記容器を支持するバンド部と、
    前記バンド部の第1辺部に対向し前記サイドレールの軸方向に沿って延びる挟持片部と前記第1辺部とで形成された挟持部とを備え、
    前記第1および第2の蓋の4辺のうち前記ヒンジを設けた辺以外の辺に沿って、前記挟持部が前記容器本体に配置されていることを特徴とする医療廃棄容器のハンガー構造。
  13. 請求項12のハンガー構造を持つ医療廃棄容器の荷姿であって、
    前記第1の蓋が前記容器本体に対して第1の姿勢で装着可能で、かつ、当該第1の姿勢に対し鉛直線のまわりに90°および/または180°旋回した第2および/または第3の姿勢で装着可能であり、
    前記ハンガーが前記容器本体に装着され、かつ、
    前記第1の蓋と第2の蓋とが前記ヒンジを介して互いに一体に連なり、かつ、前記第1の蓋が前記容器本体に装着されていない状態の荷姿であることを特徴とする医療廃棄容器の荷姿。
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