JPH0546449Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0546449Y2 JPH0546449Y2 JP2930090U JP2930090U JPH0546449Y2 JP H0546449 Y2 JPH0546449 Y2 JP H0546449Y2 JP 2930090 U JP2930090 U JP 2930090U JP 2930090 U JP2930090 U JP 2930090U JP H0546449 Y2 JPH0546449 Y2 JP H0546449Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- waste
- box
- opening
- container
- container body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 68
- 239000002906 medical waste Substances 0.000 claims description 24
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 11
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 11
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 7
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 7
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 3
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 2
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 2
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000123 paper Substances 0.000 description 2
- 208000030507 AIDS Diseases 0.000 description 1
- 241000700605 Viruses Species 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 230000002354 daily effect Effects 0.000 description 1
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 230000003203 everyday effect Effects 0.000 description 1
- 208000002672 hepatitis B Diseases 0.000 description 1
- 208000015181 infectious disease Diseases 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
- Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は医療廃棄物を収容して廃棄する廃棄容
器のセツト装置、さらに詳しくは、使用済注射針
を収容して廃棄する廃棄缶及び注射器やガーゼ、
脱脂綿等、注射針以外の医療廃棄用品を収容して
廃棄する廃棄箱を整然とセツトし、使用し易くす
ると共に安全かつ衛生的に使用できるようにした
医療廃棄物の廃棄容器のセツト装置に関する。
器のセツト装置、さらに詳しくは、使用済注射針
を収容して廃棄する廃棄缶及び注射器やガーゼ、
脱脂綿等、注射針以外の医療廃棄用品を収容して
廃棄する廃棄箱を整然とセツトし、使用し易くす
ると共に安全かつ衛生的に使用できるようにした
医療廃棄物の廃棄容器のセツト装置に関する。
従来、注射針、注射器、ガーゼ、脱脂綿等、医
療廃棄物はポリ袋等にまとめて収容し、廃棄処理
していたので、注射針で傷つけ、その結果、B型
肝炎やエイズなどのウイルスが感染する危険性が
あつた。
療廃棄物はポリ袋等にまとめて収容し、廃棄処理
していたので、注射針で傷つけ、その結果、B型
肝炎やエイズなどのウイルスが感染する危険性が
あつた。
そこで、近時は医療廃棄物を廃棄する際、注射
針とその他の医療廃棄用品とに分けて別個の容器
に入れ、廃棄する傾向になつている。
針とその他の医療廃棄用品とに分けて別個の容器
に入れ、廃棄する傾向になつている。
そして、医療廃棄物の廃棄容器として、たとえ
ば、次のような使用済注射針を収容して廃棄する
廃棄缶1と注射針以外の医療廃棄用品を収容して
廃棄する廃棄箱2が開発された(ただし、いずれ
も未公開)。そこで、まづ、これらにつき図面を
参照して説明する。
ば、次のような使用済注射針を収容して廃棄する
廃棄缶1と注射針以外の医療廃棄用品を収容して
廃棄する廃棄箱2が開発された(ただし、いずれ
も未公開)。そこで、まづ、これらにつき図面を
参照して説明する。
廃棄缶1はブリキ等の金属板材で造られ、第7
図ないし第10図に示すように、円筒状に形成し
た胴部3の上端及び下端を上蓋板4及び底蓋板5
で防水処理して密に閉塞し、上蓋板4には注射器
6の注射針7の針基8が挿入し得る針基挿入孔9
を開設すると共にこの挿入孔9を連通して、針基
8より小径で、かつ、注射器6の先端の針基嵌合
口管10を挿入孔9から導入し得る大きさの針基
係合孔11を開設してある。12は胴部3の上端
部近くに円周方向に向けてエンドレス状に形成し
た係合凹溝、13はブリキ等で造り、上記両孔
9,11を閉塞できる大きさに形成した閉塞板、
14は接着剤、15は剥離テープである。
図ないし第10図に示すように、円筒状に形成し
た胴部3の上端及び下端を上蓋板4及び底蓋板5
で防水処理して密に閉塞し、上蓋板4には注射器
6の注射針7の針基8が挿入し得る針基挿入孔9
を開設すると共にこの挿入孔9を連通して、針基
8より小径で、かつ、注射器6の先端の針基嵌合
口管10を挿入孔9から導入し得る大きさの針基
係合孔11を開設してある。12は胴部3の上端
部近くに円周方向に向けてエンドレス状に形成し
た係合凹溝、13はブリキ等で造り、上記両孔
9,11を閉塞できる大きさに形成した閉塞板、
14は接着剤、15は剥離テープである。
使用済注射針の廃棄缶は上記のように構成さ
れ、使用に当つては次のよに行なう。即ち、使用
済注射器を手で持ち、挿入孔9内へ注射針7の針
基8まで挿入し、その状態で注射器6の針基嵌合
口管10を係合孔11へ導入する。そして、注射
器を引張ることにより、針基8は係合孔11と係
合しているので嵌合口管10から抜脱され、注射
針7は針基8とともに缶内へ落下収容される。こ
のようにして使用済注射針を缶内へ順次収容後、
閉塞板13を上蓋板4へ接着した両孔9,11を
閉塞し、この状態で廃棄するものである。
れ、使用に当つては次のよに行なう。即ち、使用
済注射器を手で持ち、挿入孔9内へ注射針7の針
基8まで挿入し、その状態で注射器6の針基嵌合
口管10を係合孔11へ導入する。そして、注射
器を引張ることにより、針基8は係合孔11と係
合しているので嵌合口管10から抜脱され、注射
針7は針基8とともに缶内へ落下収容される。こ
のようにして使用済注射針を缶内へ順次収容後、
閉塞板13を上蓋板4へ接着した両孔9,11を
閉塞し、この状態で廃棄するものである。
次に注射針以外の医療廃棄用品を収容して廃棄
する廃棄箱2は第6図に示すように、段ボール等
の厚紙で四角形の箱形に組立てられ、内部は防水
処理が施されている。廃棄箱2の天板21の所定
部には適当な大きさの角孔22が開設され、角孔
22には厚紙を四角錐形に折り曲げて形成した漏
斗23を差し込んで装着するようにしてある。2
4は箱2に形成されている外蓋片、25は天板2
1に形成した差込用の溝、26は把手である。
する廃棄箱2は第6図に示すように、段ボール等
の厚紙で四角形の箱形に組立てられ、内部は防水
処理が施されている。廃棄箱2の天板21の所定
部には適当な大きさの角孔22が開設され、角孔
22には厚紙を四角錐形に折り曲げて形成した漏
斗23を差し込んで装着するようにしてある。2
4は箱2に形成されている外蓋片、25は天板2
1に形成した差込用の溝、26は把手である。
廃棄箱20は上記のように構成され、漏斗23
を孔22に差し込んで装着し、注射器やガーゼ
等、注射針以外の医療廃棄用品の漏斗23を通し
て箱2内へ投入し、廃棄缶する際には、漏斗23
も箱2内に収容し、外蓋片24を内側へ折り返す
と共に外蓋片24の先端部を溝25内に差し込ん
で角孔22を閉じ、この状態で廃棄するものであ
る。
を孔22に差し込んで装着し、注射器やガーゼ
等、注射針以外の医療廃棄用品の漏斗23を通し
て箱2内へ投入し、廃棄缶する際には、漏斗23
も箱2内に収容し、外蓋片24を内側へ折り返す
と共に外蓋片24の先端部を溝25内に差し込ん
で角孔22を閉じ、この状態で廃棄するものであ
る。
而して、従来は上記廃棄箱及び廃棄缶を診療室
などに置いて使用するようになつており、これら
箱と缶を整然とセツトするセツト装置は未だ開発
されていない。
などに置いて使用するようになつており、これら
箱と缶を整然とセツトするセツト装置は未だ開発
されていない。
従来は上述したように、廃棄箱及び廃棄缶をそ
のまま診療室などに置いて使用しているので次の
ような問題が生ずる恐れがある。
のまま診療室などに置いて使用しているので次の
ような問題が生ずる恐れがある。
(イ) 従来は、使用中、廃棄箱や廃棄缶を不用意に
転倒する恐れがあり、この際、箱は紙製である
から損傷させることもあり、かりに箱や缶を転
倒した場合には廃棄用品に附着している薬液や
血液などが外部に流出する危険性があり、安全
性並びに衛生上好ましくなく、また、注射液の
針先が缶の孔から突き出した場合には手等を傷
つける危険性も有している。
転倒する恐れがあり、この際、箱は紙製である
から損傷させることもあり、かりに箱や缶を転
倒した場合には廃棄用品に附着している薬液や
血液などが外部に流出する危険性があり、安全
性並びに衛生上好ましくなく、また、注射液の
針先が缶の孔から突き出した場合には手等を傷
つける危険性も有している。
(ロ) 廃棄箱と廃棄缶は常時同時に使用するもので
あるが、従来は両者を離れた場所に置いてしま
うことがあり、使用に当つての作業性につき問
題を有している。
あるが、従来は両者を離れた場所に置いてしま
うことがあり、使用に当つての作業性につき問
題を有している。
(ハ) 従来は廃棄箱と廃棄缶が外部から全て見える
ので体裁上においても好ましくなかつた。
ので体裁上においても好ましくなかつた。
(ニ) 従来は注射器から注射針を抜脱する際、一方
の手で缶を持ちながら他方の手で注射器を持
ち、注射針を挿入孔へ挿入して抜き取り作業を
しなければならないので、この針の抜き取り作
業中、誤つて針先で缶を持つている方の指など
を傷つける危険性を有している。
の手で缶を持ちながら他方の手で注射器を持
ち、注射針を挿入孔へ挿入して抜き取り作業を
しなければならないので、この針の抜き取り作
業中、誤つて針先で缶を持つている方の指など
を傷つける危険性を有している。
本考案は上記のような点に鑑みなされたもの
で、本考案の目的は廃棄箱と廃棄缶を所定部にセ
ツトして使用することにより、上記(イ)ないし(ニ)の
全ての問題を解消し得る医療廃棄物の廃棄容器の
セツト装置を提供せんとするものである。
で、本考案の目的は廃棄箱と廃棄缶を所定部にセ
ツトして使用することにより、上記(イ)ないし(ニ)の
全ての問題を解消し得る医療廃棄物の廃棄容器の
セツト装置を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本考案は、使用済注
射針を収容して廃棄する廃棄缶及び注射針以外の
医療廃棄用品を収容して廃棄する廃棄物の廃棄容
器のセツト装置であつて、 上記廃棄箱を収納する容器本体と、この容器本
体の開口上端に螺着した開閉蓋体と、この開閉蓋
体に設けられ、上記廃棄箱内へ医療廃棄用品を投
入する投入口と、上記開閉蓋体に設けられ、上記
廃棄缶を保持する保持手段とを有し、 上記容器本体の底部にはキヤスターが装着され
ており、かつ、上記容器本体は上記廃棄箱を容器
本体内に静止させると共に廃棄箱の上部側に所定
のスペースを形成して収容できる大きさに形成さ
れており、 上記投入口は、上記容器本体内に収納する上記
廃棄箱の天板上に装着されている漏斗に対応する
箇所に位置させて開設してあり、 上記保持手段は、上記開閉蓋体の適当部に開設
した廃棄缶の嵌挿孔と、この嵌挿孔の縁部側に設
けられ、廃棄缶の胴部を弾力的に挟持して保持さ
せる複数個のホルダー片とで形成されていること
を特徴とするものである。
射針を収容して廃棄する廃棄缶及び注射針以外の
医療廃棄用品を収容して廃棄する廃棄物の廃棄容
器のセツト装置であつて、 上記廃棄箱を収納する容器本体と、この容器本
体の開口上端に螺着した開閉蓋体と、この開閉蓋
体に設けられ、上記廃棄箱内へ医療廃棄用品を投
入する投入口と、上記開閉蓋体に設けられ、上記
廃棄缶を保持する保持手段とを有し、 上記容器本体の底部にはキヤスターが装着され
ており、かつ、上記容器本体は上記廃棄箱を容器
本体内に静止させると共に廃棄箱の上部側に所定
のスペースを形成して収容できる大きさに形成さ
れており、 上記投入口は、上記容器本体内に収納する上記
廃棄箱の天板上に装着されている漏斗に対応する
箇所に位置させて開設してあり、 上記保持手段は、上記開閉蓋体の適当部に開設
した廃棄缶の嵌挿孔と、この嵌挿孔の縁部側に設
けられ、廃棄缶の胴部を弾力的に挟持して保持さ
せる複数個のホルダー片とで形成されていること
を特徴とするものである。
本考案に係る廃棄容器のセツト装置にあつては
次のよに作用する。
次のよに作用する。
(A) 廃棄箱は容器本体内に収納されているので、
外部から衝撃を受けても、これを保護し、損傷
したり転倒するのを防止する。
外部から衝撃を受けても、これを保護し、損傷
したり転倒するのを防止する。
(B) 廃棄缶を嵌挿孔内へ押し込むことにより、廃
棄缶はホルダー片で挟持して保持される。その
ため、注射針を注射器から抜き取る際、一方の
手で廃棄缶を持たずに行なえるので、針の抜脱
作業中、針先で指などを傷つけるのを防止し得
る。
棄缶はホルダー片で挟持して保持される。その
ため、注射針を注射器から抜き取る際、一方の
手で廃棄缶を持たずに行なえるので、針の抜脱
作業中、針先で指などを傷つけるのを防止し得
る。
(C) 投入口へ医療廃棄用品を投入することによ
り、漏斗を通じて廃棄缶用品は廃棄缶箱内へ収
容される。
り、漏斗を通じて廃棄缶用品は廃棄缶箱内へ収
容される。
以下、第1図ないし第5図を参照して本考案の
1実施例について説明する。
1実施例について説明する。
第1図は本考案に係る医療廃棄物の廃棄容器の
セツト装置の1実施例を示す斜視図であつて、廃
棄箱と廃棄缶をセツトした状態を示す図、第2図
は同縦断面図、第3図は同じく平面図、第4図は
同じく底面図、第5図は廃棄缶の保持手段の部分
を拡大して示す平面図である。
セツト装置の1実施例を示す斜視図であつて、廃
棄箱と廃棄缶をセツトした状態を示す図、第2図
は同縦断面図、第3図は同じく平面図、第4図は
同じく底面図、第5図は廃棄缶の保持手段の部分
を拡大して示す平面図である。
これら第1図ないし第5図において、この実施
例装置は、廃棄箱2を収納する金属製の容器本体
30と、この容器本体30の開口上端に螺着した
金属製の開閉蓋体31と、この蓋体31に設けら
れ廃棄箱2内へ廃棄用品を投入する投入口32
と、開閉蓋体31に設けられ、廃棄缶1を保持す
る保持手段33とで構成されている。
例装置は、廃棄箱2を収納する金属製の容器本体
30と、この容器本体30の開口上端に螺着した
金属製の開閉蓋体31と、この蓋体31に設けら
れ廃棄箱2内へ廃棄用品を投入する投入口32
と、開閉蓋体31に設けられ、廃棄缶1を保持す
る保持手段33とで構成されている。
容器本体30はステンレスその他の金属板で造
られ、廃棄箱2が本体30内で横方向に動かない
ように収納するべく、箱2と対応する四角形の箱
形に形成されていると共に、箱2の上部側に所定
のスペース34を形成して箱2を収納できる大き
さに形成されている。このスペース34は漏斗2
3を箱2の天板の角孔22に差し込んで装着した
状態で箱2を本体30内へ収納すると共に廃棄缶
1を開閉蓋体31に開設した嵌挿孔(後述する)
へ嵌挿してセツトするために設けたもので、スペ
ースの高さは漏斗23及び缶1の高さと対応して
決定するものであるる。容器本体30の底部の四
角隅部にはキヤスター35が取付けてあり、実施
例では上記のキヤスター35のうち、2個はスト
ツパー36付きキヤスターを採用している。ま
た、実施例では容器本体30の底部37に任意数
の空気孔38を開設してある。この空気孔38は
本体30内へ収納した箱2の取出し作業を円滑に
行わせるために設けたものである。
られ、廃棄箱2が本体30内で横方向に動かない
ように収納するべく、箱2と対応する四角形の箱
形に形成されていると共に、箱2の上部側に所定
のスペース34を形成して箱2を収納できる大き
さに形成されている。このスペース34は漏斗2
3を箱2の天板の角孔22に差し込んで装着した
状態で箱2を本体30内へ収納すると共に廃棄缶
1を開閉蓋体31に開設した嵌挿孔(後述する)
へ嵌挿してセツトするために設けたもので、スペ
ースの高さは漏斗23及び缶1の高さと対応して
決定するものであるる。容器本体30の底部の四
角隅部にはキヤスター35が取付けてあり、実施
例では上記のキヤスター35のうち、2個はスト
ツパー36付きキヤスターを採用している。ま
た、実施例では容器本体30の底部37に任意数
の空気孔38を開設してある。この空気孔38は
本体30内へ収納した箱2の取出し作業を円滑に
行わせるために設けたものである。
開閉蓋体31は容器本体30と同質材で造ら
れ、本体30の開口上端に被冠するように形成さ
れている。
れ、本体30の開口上端に被冠するように形成さ
れている。
そして、蓋体31は蝶番39により本体30に
螺着され、本体30の開口上端を開閉するように
なつている。40は止め金具、41は把手であ
る。
螺着され、本体30の開口上端を開閉するように
なつている。40は止め金具、41は把手であ
る。
上記投入口32は漏斗23の開口上端より幾分
小さい目の四角形に形成され、箱2の天板に装着
した漏斗23に対応する箇所に位置させて開設し
てある。これにより、投入口32へ医療廃棄用品
を投入すると、漏斗23を通つて箱2内へ収容さ
れる。
小さい目の四角形に形成され、箱2の天板に装着
した漏斗23に対応する箇所に位置させて開設し
てある。これにより、投入口32へ医療廃棄用品
を投入すると、漏斗23を通つて箱2内へ収容さ
れる。
上記保持手段33は投入口32の隣に位置させ
て開閉蓋体31に開設した廃棄缶1よりやや大径
の嵌挿孔42と、弾力性を有する金属板で造つた
複数個(実施例では3個)のホルダー片43を蓋
体31の下面における孔42の周縁部に固着して
配設し、これらホルダー片43の下端部で缶1の
胴部3の凹溝12の係入して缶1を挟持し、保持
させるように形成して成つている。これにより、
缶1を孔42内へ嵌挿して押し込むと、各ホルダ
ー片43の下端は胴部3の外周面と当接しながら
外方へ押圧され、凹溝12の部分がホルダー片4
3の先端の位置に達すると、各ホルダー片43の
先端が凹溝12に係合するので、缶1は、その位
置で安定して保持されることになる。
て開閉蓋体31に開設した廃棄缶1よりやや大径
の嵌挿孔42と、弾力性を有する金属板で造つた
複数個(実施例では3個)のホルダー片43を蓋
体31の下面における孔42の周縁部に固着して
配設し、これらホルダー片43の下端部で缶1の
胴部3の凹溝12の係入して缶1を挟持し、保持
させるように形成して成つている。これにより、
缶1を孔42内へ嵌挿して押し込むと、各ホルダ
ー片43の下端は胴部3の外周面と当接しながら
外方へ押圧され、凹溝12の部分がホルダー片4
3の先端の位置に達すると、各ホルダー片43の
先端が凹溝12に係合するので、缶1は、その位
置で安定して保持されることになる。
実施例の廃棄容器のセツト装置は上記のように
構成され、廃棄箱2を容器本体30内へ収納する
と共に廃棄缶1を孔42へ押し込んでセツトし、
診療室等の所望の場所に置く。そして、使用済の
注射器の注射針7を針基8まで挿入孔9へ挿入
し、その状態で注射器6の口管10を係合孔11
へ導入して注射器6を引張つて注射針7を缶1内
に落下収容し、注射器6は投入口32から箱2内
へ投入する。また、ガーゼその他の使用済医療用
品も投入口32から箱2内へ投入する。そして、
診療中、缶1や箱2が満パイになつた時は、別の
新しい缶1や箱2と交換して上記と同様にセツト
する。なお、注射器も含め、医療廃棄物は日ごと
に廃棄するように規則で義務付けられているの
で、満パイにならない場合でも、缶1及び箱2は
毎日新しいものと交換するものである。
構成され、廃棄箱2を容器本体30内へ収納する
と共に廃棄缶1を孔42へ押し込んでセツトし、
診療室等の所望の場所に置く。そして、使用済の
注射器の注射針7を針基8まで挿入孔9へ挿入
し、その状態で注射器6の口管10を係合孔11
へ導入して注射器6を引張つて注射針7を缶1内
に落下収容し、注射器6は投入口32から箱2内
へ投入する。また、ガーゼその他の使用済医療用
品も投入口32から箱2内へ投入する。そして、
診療中、缶1や箱2が満パイになつた時は、別の
新しい缶1や箱2と交換して上記と同様にセツト
する。なお、注射器も含め、医療廃棄物は日ごと
に廃棄するように規則で義務付けられているの
で、満パイにならない場合でも、缶1及び箱2は
毎日新しいものと交換するものである。
本考案によれば次のような効果を奏する。
(1) 廃棄箱と廃棄缶を同じ場所に整然とセツトで
きると共に体裁も良くなる。
きると共に体裁も良くなる。
(2) 廃棄箱は容器本体内に収納されているので、
外部から衝撃を受けても容器本体で保護され、
損傷したり転倒するのを防止することができ
る。
外部から衝撃を受けても容器本体で保護され、
損傷したり転倒するのを防止することができ
る。
(3) 廃棄箱や廃棄缶を転倒することはないので、
廃棄物に附着している薬液や血液などが外部に
流出することはない。したがつて、安全である
と共に衛生的である。
廃棄物に附着している薬液や血液などが外部に
流出することはない。したがつて、安全である
と共に衛生的である。
(4) 注射針を注射器から抜き取る際、一方の手で
廃棄缶を持たずに行えるので、針の抜脱操作
中、針先で指などを傷つけるのを防止すること
ができる。
廃棄缶を持たずに行えるので、針の抜脱操作
中、針先で指などを傷つけるのを防止すること
ができる。
第1図は本考案に係る医療廃棄物の廃棄容器の
セツト装置の1実施例を示す斜視図であつて、廃
棄箱と廃棄缶をセツトした状態を示す図、第2図
は同縦断面図、第3図は同じく平面図、第4図は
同じく底面図、第5図は廃棄缶の保持手段の部分
を拡大して示す平面図であり、また、第6図は注
射針以外の医療廃棄缶用品を収容して廃棄する廃
棄箱を示す斜視図、第7図は使用済注射針を収容
して廃棄する廃棄缶を示す斜視図、第8図は同じ
くその平面図、第9図は廃棄缶の針基挿入孔と針
基係合孔を閉塞する閉塞板の側面図、第10図は
注射器から注射針を抜脱する状態を示す作用説明
図である。 1……廃棄缶、2……廃棄箱、30……容器本
体、31……開閉蓋体、32……投入口、33…
…保持手段、34……スペース、35……キヤス
ター、42……嵌挿孔、43……ホルダー片。
セツト装置の1実施例を示す斜視図であつて、廃
棄箱と廃棄缶をセツトした状態を示す図、第2図
は同縦断面図、第3図は同じく平面図、第4図は
同じく底面図、第5図は廃棄缶の保持手段の部分
を拡大して示す平面図であり、また、第6図は注
射針以外の医療廃棄缶用品を収容して廃棄する廃
棄箱を示す斜視図、第7図は使用済注射針を収容
して廃棄する廃棄缶を示す斜視図、第8図は同じ
くその平面図、第9図は廃棄缶の針基挿入孔と針
基係合孔を閉塞する閉塞板の側面図、第10図は
注射器から注射針を抜脱する状態を示す作用説明
図である。 1……廃棄缶、2……廃棄箱、30……容器本
体、31……開閉蓋体、32……投入口、33…
…保持手段、34……スペース、35……キヤス
ター、42……嵌挿孔、43……ホルダー片。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 使用済注射針を収容して廃棄する廃棄缶及び注
射針以外の医療廃棄用品を収容して廃棄する廃棄
箱をセツトする医療廃棄物の廃棄容器のセツト装
置であつて、 上記廃棄箱を収納する容器本体と、この容器本
体の開口上端に螺着した開閉蓋体と、この開閉蓋
体に設けられ、上記廃棄箱内へ医療廃棄用品を投
入する投入口と、上記開閉蓋体に設けられ、上記
廃棄缶を保持する保持手段とを有し、 上記容器本体の底部にはキヤスターが装着され
ており、かつ、上記容器本体は上記廃棄箱を容器
本体内に静止させると共に廃棄箱の上部側に所定
のスペースを形成して収容できる大きさに形成さ
れており、 上記投入口は、上記容器本体内に収納する上記
廃棄箱の天板上に装着されている漏斗に対応する
箇所に位置させて開設してあり、 上記保持手段は、上記開閉蓋体の適当部に開設
した廃棄缶の嵌挿孔と、この嵌挿孔の縁部側に設
けられ、廃棄缶の胴部を弾力的に挟持して保持さ
せる複数個のホルダー片とで形成されていること
を特徴とする、 医療廃棄物の廃棄容器のセツト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2930090U JPH0546449Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2930090U JPH0546449Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118756U JPH03118756U (ja) | 1991-12-06 |
JPH0546449Y2 true JPH0546449Y2 (ja) | 1993-12-06 |
Family
ID=31532064
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2930090U Expired - Lifetime JPH0546449Y2 (ja) | 1990-03-20 | 1990-03-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0546449Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010113388A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 株式会社みくに工業 | 廃棄針用回収容器及び廃棄針用回収部品 |
-
1990
- 1990-03-20 JP JP2930090U patent/JPH0546449Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010113388A1 (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-07 | 株式会社みくに工業 | 廃棄針用回収容器及び廃棄針用回収部品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03118756U (ja) | 1991-12-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5067223A (en) | Method for detaching a hypodermic needle threadably engaged to a syringe | |
US5797885A (en) | Apparatus and method for recapping syringe needles | |
US5097950A (en) | System for the disposal of medical waste | |
EP1143868B1 (en) | Container for supplying medical products and disposal of medical waste material | |
US4576281A (en) | Disposable syringe needle separation and storage box | |
US5183156A (en) | Needle removal/containment and transport apparatus for safe storage and disposal of hypodermic needles/syringe assemblies | |
JPH03500850A (ja) | 危険な廃棄物の回収箱 | |
US5117997A (en) | Disposal container and transport case for infectious and hazardous waste material | |
JPH01502164A (ja) | 皮下注射器または皮下注射針を安全に取り外し、収納、処理する収容器具 | |
US4913309A (en) | Disposal container and transport case for infectious and hazardous waste material | |
CA2173349A1 (en) | A safety device for holding and retaining hyposyringes and the like | |
JP2003501116A (ja) | 鋭利物を安全にバッグに入れる装置 | |
US5031767A (en) | Needle removal/containment and transport apparatus for safe storage and disposal of hypodermic needles/syringe assemblies | |
US5328028A (en) | Hazardous waste disposal method and drum assembly | |
US20210038827A1 (en) | A casing | |
KR101902884B1 (ko) | 감염성 폐기물의 밀폐용기 | |
US5205409A (en) | Needle removal/containment and transport apparatus for safe storage and disposal of hypodermic needles/syringe assemblies | |
JPH0546449Y2 (ja) | ||
US5275280A (en) | Device and method of removal and storage of syringe needle | |
US20160068327A1 (en) | Combination Dispenser and Receptacle | |
EP3524292B1 (en) | Packaging for a prefilled drug delivery device | |
KR200482373Y1 (ko) | 1회용 의료 폐기물 수거용기 덮개 | |
JPH0566281B2 (ja) | ||
WO2018050261A1 (en) | Modular storage system for medical needles | |
JPH05146474A (ja) | 医療用ワゴン |