JP6138089B2 - デンタルミラー - Google Patents

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Description

この発明は、主に歯科医が歯の治療の際に用いるデンタルミラーに関する。
デンタルミラーは、一般に歯科医療等で用いる器具であり、口腔内で直接見ることが困難な上顎にある歯等を確認するためや、舌や頬粘膜といった軟組織を移動することで、口腔内において十分な視野を確保したり、歯の施術を行う際に軟組織が巻き込まれないようにしたりするために用いる。
このようにデンタルミラーは、口腔内に挿入して用いるため、例えば治療の際に、歯茎等から出た血液が付着することがある。そのため、デンタルミラーの使用に際しては、HIV(ヒト免疫不全ウイルス)やB型肝炎、C型肝炎といった血液を媒体として感染する病気を予防する必要がある。その手段として、使用毎に廃棄するか、オートクレーブ等を用いて高温高圧条件下で滅菌する方法等がある。
しかし、デンタルミラーを使用毎に廃棄すると、ゴミの問題及び資源の再利用の観点から好ましくない。また、オートクレーブを用いるにしても、通常デンタルミラーに使用する鏡はガラス製の鏡であり、耐熱性が低く、オートクレーブにかけることで鏡の機能が低下する問題があった。
このような問題に対して、例えば、特許文献1に開示しているような、着脱式のステンレス製デンタルミラーがある。
詳述すると、特許文献1に開示するデンタルミラーは、鏡をステンレス製としているため、ガラス製の鏡に比べて耐熱性が高く、オートクレーブを多数回使用することができる。また、特許文献1に開示するデンタルミラーは、柄の支持部に対して鏡部を着脱することができるため、例えばオートクレーブを多数回行うことにより、鏡の質が劣化した場合でも、廃棄するのは鏡の部分のみでよく、ゴミの減量化、省資源化を実現できるとされている。
しかし、特許文献1で開示されている着脱式のステンレス製デンタルミラーは、鏡部を支持部に着脱するのに手間がかかる問題があった。
登録実用新案第3102266号公報
この発明は、上述した問題を鑑み、鏡部と支持部との着脱を容易に行うことができるデンタルミラーを提供することを目的とする。
この発明は、支持部と鏡部とを備えるデンタルミラーであって、前記支持部を、把持部に着脱可能な接合手段を有する首部と、該首部と連接する平面であるとともに、該平面に対して垂直方向に貫通する正多角形の孔部を有した固定部とを備え、前記鏡部を、鏡面を有する鏡面部と、前記鏡面部の反対側の面に、前記孔部の厚さと略同一の高さであるとともに、前記鏡部と前記支持部とを相対的に回転可能となるようにした突部と、前記鏡面に対して垂直方向から視た前記孔部の形状と略同一の正多角形を呈するとともに、前記突部の鏡面側に対向する底面側に設けられた板部とを備え、前記鏡部と前記支持部とを相対的に回転して固定可能としたデンタルミラーであることを特徴とする。
前記接合手段とは、歯科医療等で使用する際に、前記支持部と前記把持部とが容易に外れることがないように接合するための手段であり、例えば、ネジや磁石などの磁力を用いるもの、または係止めのための機構等を含む概念である。
また、前記デンタルミラーの材質は、人体に有害でなく、歯科医療等での使用に耐えうる程度に十分な強度を有していれば、どのような材質であっても良く、例えば、ステンレスのような合金や、フッ素樹脂等であっても良い。また、前記デンタルミラーの材質を、チタン又はチタン合金をすることで、前記結合手段として用いることができるネジのネジ山等の損傷を軽減することができる。
また、鏡面を有する鏡面部とは、鏡面と一体となった構造を備える鏡面部のみならず、鏡面の取り付けが可能な構造を有する鏡面部を含む概念である。なお、鏡面とは、歯科医療等で用いる際に、目的である歯牙を映すことができる鏡であればよく、ガラス製の鏡でもよいし、ステンレス等の金属製の鏡であってもよい。
さらにまた、前記鏡面部の鏡面の反対側である裏面の形状は、鏡面に対して水平である場合のほか、該裏面の一部分が隆起している形状であっても良い。
また、前記正多角形とは、全ての辺の長さが等しく、各内角の大きさが等しい多角形のみならず、多角形の各頂点を形成する二辺の成す角が丸みを帯びた形状も含む概念とする。なお、正多角形を基本としていれば、各頂点から突出する突出部がある形状等としてもよい。
また、略同一の正多角形とは、前記孔部の正多角形と略同一の大きさであるが、前記鏡部に備えられている前記板部が、前記孔部に挿通することができる程度の大きさであることを必要とする。
さらにまた、前記突部の底面の形状は、前記鏡部と前記支持部とを相対回転できればよく、頂点の数が偶数奇数を問わず正多角形であっても良いし、正円や楕円などの円形状や他の図形であっても構わない。また、前記突部の底面の形状が正多角形である場合、該正多角形は、前記板部の底面の頂点の数の2以上の整数倍である正多角形であることが好ましく、さらには前記突部の底面である正多角形は、前記板部の底面である正多角形の頂点の数の偶数倍の頂点を有する正多角形であることがより好ましい。
この発明により、前記支持部に前記鏡部を容易に着脱することができる。
詳述すると、本発明のデンタルミラーは、前記支持部に正多角形の前記孔部を有する固定部を備え、前記鏡部の鏡面の反対側の面に、前記孔部の厚さと略同一の高さであるとともに、前記鏡部と前記支持部とを相対的に回転可能となるようにした突部と、鏡面に対して垂直方向から視た前記孔部の形状と略同一の正多角形を底面とするとともに、該底面が前記突部の鏡面側に対向する底面側に設けられた板部とを備え、前記鏡部と前記支持部とを相対的に回転して固定可能としたため、前記鏡部に有する前記突部及び前記板部を前記支持部の前記孔部に挿入することができ、前記鏡部の挿入状態において、前記鏡部に対して前記支持部を前記突部に沿って回転することができる。前記支持部を前記鏡部に対して回転することにより、前記板部の正多角形の各頂点と前記鏡面部の裏側とで前記固定部を挟み込み、前記鏡部を前記固定部に固定することができる。
さらに、前記孔部及び前記突部の底面の形状を正多角形とすることにより、固定又は取り外しをするために必要な回転角を小さくすることができるとともに、前記鏡部を前記固定部に安定して固定することができる。
詳しくは、正多角形の各頂点は、正多角形の重心に対して回転対称であるため、前記板部を前記支持部に対して水平回転させた場合に、前記板部は各頂点で前記固定部をバランスよく固定することができる。これにより、前記鏡部と支持部との固定が安定する。
したがって、容易に鏡部を支持部に着脱することができるとともに、鏡部を支持部に安定して固定することができる。
またこの発明の態様として、前記正多角形を、正四角形としたことを特徴とすることができる。
この発明により、前記鏡部を前記支持部に挿入した状態において、前記鏡部を前記支持部に対して45度回転することにより、前記鏡部を前記支持部にしっかりと保持することができる。また、上述の前記鏡部を保持した状態から前記支持部に対して45度回転することにより、前記鏡部を前記支持部から取り外すことができる。したがって、着脱が容易なデンタルミラーを提供することができる。
さらに、前記鏡部を前記支持部に挿入した状態において、前記鏡部を45度回転することにより、前記鏡部は、前記鏡部が有する正四角形の頂点である四点で固定部を固定するため、着脱が容易ながら安定性が向上する。
またこの発明の態様として、前記鏡面部に、前記支持部に対し係合する係合部を備える構成とすることができる。
この発明により、前記鏡面部に備える前記係合部が、前記支持部を係合することにより、前記鏡面部、つまりは前記鏡面部を備える鏡部が前記支持部に対して固定され、より安定して、前記鏡部を前記支持部に固定することができる。
またこの発明の態様として、前記係合部を、前記支持部と係合するように案内できるテーパ状とすることができる。
この発明により、前記鏡部に備える前記係合部に、前記支持部を容易に係合することができる。
またこの発明の態様として、少なくとも、前記板部の底面である正多角形の頂点及び、前記頂点に対向する頂点又は前記頂点に対向する辺の両端に位置する頂点に対応する前記突部の底面の外周上の点から、前記正多角形の中心までの長さが、前記孔部の前記正多角形の中心から各辺に下した垂線の長さよりも長いことを構成とすることができる。
この発明により、前記鏡部を、前記支持部に対してより安定して固定することができる。
詳述すると、少なくとも、前記板部の底面である前記正多角形の頂点及び、前記頂点に対向する頂点又は前記頂点に対向する辺の両端に位置する頂点に対応する前記突部の底面の外周上の点から、前記正多角形の中心までの長さを、前記孔部の前記正多角形の中心から各辺に下した垂線の長さよりも長くすることにより、前記突部を前記孔部に挿入した状態において、前記鏡部を、前記正多角形の内角の半分の値に相当する角度で回転させた場合、前記突部の側面と、前記孔部の内周面とが相互に圧力をかけることとなり、前記鏡部と前記支持部とが圧着することができ、前記支持部に前記鏡部をより安定して固定することができる。
この発明の構成として把持部に着脱可能に取り付けられた構成とすることができる。
この発明により、把持部と一体となった取手付きデンタルミラーを提供することができ、使い勝手が良くなるとともに、オートクレーブ等で滅菌する際に、把持部を支持部から取り外し支持部のみを滅菌することができる。
本発明により、鏡部と支持部との着脱を容易に行うことができるデンタルミラーを提供すること。
取手付きデンタルミラーの概略斜視図。 取手付きデンタルミラーの分解斜視図。 デンタルミラー及びミラー支持体の斜視図。 デンタルミラーの六面図。 ミラー着脱用具の六面図及び断面図。 ミラー支持体の六面図。 鏡部とミラー支持体の挿着説明図。 鏡部とミラー支持体の他の実施例。 係合リブの他の実施例 鏡部とミラー支持体との固定に関する他の実施例 鏡部とミラー支持体との固定に関する他の実施例 鏡部とミラー支持体との固定に関する他の実施例。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態を詳しく説明する。
図1は、取手付きデンタルミラー1の概略斜視図を示し、図2は、取手付きデンタルミラー1の分解斜視図を示し、図3は、デンタルミラー2及びミラー支持体4の斜視図を示し、図4は、デンタルミラー2の六面図を示し、図5は、鏡部3の六面図及び断面図を示し、図6は、ミラー支持体4の六面図を示し、図7は、鏡部3とミラー支持体4の挿着説明図を示し、図8は鏡部3とミラー支持体4の他の実施例を示し、図9は係合リブ35の他の実施例を示し、図10乃至図12は鏡部3とミラー支持体4の固定に関する他の実施例を示している。
図1に示すように、取手付きデンタルミラー1は、デンタルミラー2と保持用取手5から構成されている分解可能なステンレス製のデンタルミラーである。また、デンタルミラー2は、さらに鏡部3及びミラー支持体4から構成されており、鏡部3とミラー支持体4は相互に着脱することが可能である(図2参照)。
なお、本実施例において、取手付きデンタルミラー1をステンレス製としているが、本発明において材質をステンレスに限定するものではなく、人体に有害でなく、歯科医療等での使用において十分な強度を有していれば、他の金属やプラスチック等の高分子樹脂であっても良い。また、取手付きデンタルミラー1の材質をチタン又はチタン合金にすることで、後述する結合雄ネジ44及び結合雌ネジ52のネジ山の損傷を軽減することができ、より好ましい取手付きデンタルミラー1を提供することができる。
ここで、デンタルミラー2の全体像を把握するために、図4にデンタルミラー2の六面図を示す。図4(a)は、デンタルミラー2を鏡面の垂直方向上側から視た平面図を表す。図4(b)はデンタルミラー2を後述する接続杆43側から観察したデンタルミラー2の背面図を表し、図4(c)は正面図を、図4(d)は左側面図、図4(e)は底面図を表す。
なお、デンタルミラー2の右側面図は、デンタルミラー2の左側面図と対称であるため図示していない。
鏡部3は、歯科医療等において、目的である歯牙等の患部等を映すため等に用いる鏡を有する部分であり、かつ、後述するミラー支持体4に対して嵌合することができるものである。図2で示すように、鏡部3はミラー31、鏡挿着皿32、回転補助円柱33、固定板34及び係合リブ35により構成されている。
ここで、鏡部3の全体像を把握するために、図5に鏡部3の六面図を示す。ここで、図5(a)は、鏡部3を鏡面垂直方向上側からみた平面図を表す。図5(b)は鏡部3を後述する係合リブ35側から観察した鏡部3の背面図を表し、図5(c)は正面図を、図5(d)は左側面図、図5(e)は底面図を表す。また、図5(f)は、図5(a)のA−A断面を、正面から見た際の鏡部3の断面図を表す。
なお、鏡部3の右側面図は、鏡部3の左側面図と対称であるため図示していない。
ミラー31は、歯牙等の患部等を映し出すための鏡であり、口腔内である程度の動きを許容できる程度の大きさであるガラス製の鏡である。
本実施例において、ミラー31はガラス製の鏡としているが、ミラー31は目的である歯牙を映すことができればよく、例えば、ステンレス製の鏡としてもよい。さらに、ステンレス製の円形板の一面に鏡面を形成するための金属メッキ層を設けてあり、ミラー31の全体の薄さが0.5〜0.7mmの鏡であっても良い。また、薄さや大きさも、口腔内である程度の操作ができれば、本実施例に記載する内容に制限する必要はない。
鏡挿着皿32は、伸縮性を有する高分子樹脂を材料とし、ミラー31の高さと略同一の深さを有するとともに、ミラー31の形状よりも一回り小さい形状の窪みを有する。この窪みにミラー31を嵌め込むことで、伸縮性を有する鏡挿着皿32がミラー31を圧着し、ミラー31を嵌合することができる。
また、本実施例において、ミラー31は鏡挿着皿32に取付ける形としているが、これに限定するものでなく、ミラー31と鏡挿着皿32とが一体となっていてもよい。
さらにまた、ミラー31を挿着した鏡装着皿32の鏡面に対する反対側の面は、ミラー31に対して水平な面を形成しているが、固定板34を挿入孔42に挿入させた後に、鏡部3とミラー支持体4とを相対回転できる程度に、鏡装着皿32の鏡面に対する反対側の面の一部分が隆起している形状、例えば、図11に示すように、後述する結合リブ35に対応する位置に鏡部3がミラー支持体4に対して相対回転できる程度の突部38を有する形状としても良い。
なお、前記隆起部分は、図4に示すような、鏡部3の結合リブ35がミラー支持体4に設けた接続杆43に係合した平面図において、接続杆43の中心線を鏡部3側に延ばした直線上に形成していることが好ましい。
回転補助円柱33は、ミラー31が鏡挿着皿32に嵌合した状態において、鏡面の裏側であって、鏡面に対して垂直方向に所定の高さを有するとともに、底面が所定の半径を有する円であり、鏡挿着皿32と同一材質からなる。
なお、本実施例において、回転補助円柱33は、底面が正円である円柱としているが、鏡部3をミラー支持体4に挿入させた場合に、鏡部3とミラー支持体4とを相対回転できれば、正円である必要はなく、偶数奇数を問わず正多角形であっても良いし、楕円や他の図形であっても構わない(図示省略)。なお、回転補助円柱33の底面の形状が正多角形の場合、固定板34の正多角形の頂点の数のn倍(nは2以上の整数)の頂点を有する正多角形であることが好ましく、さらに固定板34の正多角形の頂点の数の偶数倍の頂点を有する正多角形がより好ましい。
固定板34は、鏡挿着皿32の鏡面の裏側において、回転補助円柱33の鏡挿着皿32側と反対側に設けられた、各頂点を形成する二辺の成す角が、丸みを帯びている正四角形の板状体である。なお、以下の実施例において、正四角形とは、多角形の各頂点を形成する二辺の成す角が丸みを帯びているもののことをいう。また、回転補助円柱33の底面である円は、図7に示すように、固定板34の正四角形の各辺に内接している。
したがって、固定板34の正四角形の各頂点に対応する部分は、この部分に対向する鏡挿着皿32の対応箇所と、この部分に対応する回転補助円柱33の側面部分とで、幅が回転補助円柱33の高さとなる溝36を形成する(図7(a)参照)。
なお、本実施例において、鏡面に対して垂直方向から回転補助円柱33と固定板34の底面を見た場合、回転補助円柱33と固定板34の底面とは内接しているが、必ずしもこの実施形態に限るものではなく、例えば、回転補助円柱33の底面が、固定板34の底面である四角形の対向する二辺とのみ内接していてもよく、また、どの辺とも内接していなくても良い(図示省略)。
また、本実施例において、固定板34は正四角形の板状体としているが、正多角形の板状体であればよく、例えば、図8(a)に示すように、固定板34の板部分に該当する図形を正三角形としてもよく、また、正五角形としてもよい(図8(b)参照)。さらに、固定板34が、正多角形を基本とする図形であれば、各頂点から突出する突出部37がある形状等としてもよい(図8(c)参照)。
係合リブ35は、鏡部3をミラー支持体4に固定した際に、後述する接続杆43と係合し鏡部3をミラー支持体4に固定する係合リブである。
なお、係合リブ35の形状を、ミラー支持体4と係合するように案内するテーパ状としても良い。
詳述すると、図9に示すように、接続杆43と鏡部3が係合している場合において、接続杆43と接している係合リブ35の面と対向する面の形状を、テーパ状とすることができる(図9(b)参照)。このような構成の結合リブ35を備える鏡部3の固定板34を、ミラー支持体4の挿入孔42に挿入させた後に、鏡部3とミラー支持体4とを相対回転させると、接続杆43がテーパ状の係合リブ35に沿うため、テーパ状でない場合に比べて、鏡部3はミラー支持体4に対して容易に回転できる。そして、接続杆43が、鏡部の回転より、係合リブ35のテーパ面を超えることで接続杆43は係合リブ35と係合して回転方向に固定される。このように、係合リブ35の所定部分をテーパ状とすることで鏡部3とミラー支持体4とを容易に相対回転することができ、鏡部3とミラー支持体4との係合を容易とすることができる。
ミラー支持体4は、鏡部3を取付けることが可能であるとともに、後述する保持用取手5と螺合することができ、鏡部設置板41、挿入孔42、接続杆43及び結合雄ネジ44で構成されている。
ここで、ミラー支持体4の全体像を把握するために、図6にミラー支持体4の六面図を示す。図6(a)は、ミラー支持体4を鏡面に対して垂直方向上側からみた平面図を表す。図6(b)はミラー支持体4を後述するミラー支持体4側から観察したミラー支持体4の背面図を表し、図6(c)は正面図を、図6(d)は左側面図、図6(e)は底面図を表す。
なお、ミラー支持体4の右側面図は、ミラー支持体4の左側面図と対称であるため図示していない。
鏡部設置板41は、図3(b)で示すように、鏡部3を設置するための平らで円形の板材であり、厚さが、回転補助円柱33の高さと略同一であるが、鏡部3とミラー支持体4との相対回転を妨げる厚さとはならない。
挿入孔42は、鏡部設置板41の平面に対し垂直方向に貫通した、正四角形状での孔であり、挿入孔42の平面に対して垂直方向からみた形状は、固定板34を挿入孔42に挿入可能な範囲で、固定板34の形状と略同一である。
接続杆43は、鏡部設置板41と後述する保持用取手5とをつなぐ棒体であり、歯科医療等において、取手付きデンタルミラー1のデンタルミラ―2の部分を口腔内の奥に挿入した場合でも、接続杆43の相当な長さが口腔の外に出る程度の長さを有している。
結合雄ネジ44は、保持用取手5とミラー支持体4とを螺合するための雄型ネジである。なお、本実施例において、結合雄ネジ44は雄型ネジを想定しているが、歯科医療等で使用する際に、容易に着脱しない程度に保持用取手5と結合することができれば、雄型ネジに限定する必要はなく、例えば、雌型ネジでもよいし、また磁石などの磁力を用いる構成や、係合できるような構成及びこれらの組み合わせであっても良い。
保持用取手5は、歯科医療等において歯科医が取手付きデンタルミラー1を持つための取手部分であり、把持部分であるハンドル51とミラー支持体4と螺合するための結合雌ネジ52とで構成する。
なお、結合雄ネジ44と同様に、本実施例において結合雌ネジ52は雌型ネジを想定しているが、結合雄ネジ44と一対となってミラー支持体4と保持用取手5とを結合できればよく、雌型ネジに限定する必要なない。
次に、上記構成に基づく鏡部3とミラー支持体4との着脱について、図2及び図7を用いて説明する。
図2は、鏡部3とミラー支持体4とを取り外したデンタルミラー2を、斜め下方向から視た分解斜視図である。なお、図2において、鏡挿着皿32を基準にミラー31がある方向を上方向、鏡部設置板41がある方向を下方向とする。
図7は鏡部3がミラー支持体4に挿着した状態の、デンタルミラー2の底面図及び左側面図を表す。なお、図7の左側側面図の上方の図は、鏡部3の左側側面図を示す。
鏡部3の固定板34の底面の形状と、鏡面に対して垂直方向から視たミラー支持体4の挿入孔42の形状は、略同一であるため、固定板34を挿入孔42に嵌まるように固定板34と挿入孔42の相対位置を調整し(図2参照)、鏡部3を下方に下すことで鏡部3はミラー支持体4に挿着することができる(図7(a)参照)。
ここで、上述したように、鏡面に対して垂直方向からみた回転補助円柱33の底面の形状は、固定板34の各辺に内接する円であり、回転補助円柱33の高さは、鏡部設置板41の厚さ、つまりは挿入孔42の厚さと略同一である。したがって、ミラー支持体4と鏡部3は、固定板34に沿って相対回転することができる。
また、鏡部3を左側面方向から観察した場合に(図7(a)参照)、鏡挿着皿32の裏側と、回転補助円柱33の側面及び固定板34の上面で溝36を構成しており、挿入孔42の厚さと、溝36の幅でもある回転補助円柱33の高さとが略同一であるため、鏡部3をミラー支持体4に装着した後、相対回転させることにより、鏡部設置板41の一部が溝36に挟入され、鏡部3がミラー支持体4に固定される。
具体的には、図7(b)に示す底面図に示すように、ミラー支持体4に挿着された鏡部3を、ミラー支持体4に対して、固定板34の平面方向中心から垂直方向に伸びる垂線を軸に時計回りに45度回転させることにより、鏡部設置板41が溝36に嵌まり込むと同時に、鏡部3の固定板34の各頂点が、鏡部設置板41の挿入孔42が貫通していない箇所に位置することとなる。これにより、鏡部3は、鏡挿着皿32と固定板34により、鏡部設置板41を挟み込むこととなり、鏡部3をミラー支持体4に固定することができる。
即ち、鏡部3とミラー支持体4を小さい回転角で相対回転することで、鏡部3をミラー支持体4に容易に固定することができるだけでなく、固定板34の形状を正四角形とすることで、鏡部設置板41を、固定板34の中心に対して点対称な位置にある頂点と鏡挿着皿32とで挟み込むため、バランスよく鏡部3とミラー支持体4とが固定される。
この際に、係合リブ35が接続杆43に係合するため、鏡部3はミラー支持体4に対してより安定して固定することができる。
さらに、図7(b)で示す底面図の状態から、鏡部3を、ミラー支持体4に対し、鏡面に垂直な方向であって、挿入孔の中心軸に沿って時計回り又は反時計回りに45度回転させることにより、固定板34の各頂点の位置と挿入孔42の頂点の位置が一致し、固定板34を挿入孔42から抜くことができる。これにより、ミラー支持体4から鏡部3を取り外すことができる。
したがって、鏡部3とミラー支持体4を相対的に小さい回転角で回転することで、鏡部3をミラー支持体4から容易に取り外すことができる。
このように、取手付きデンタルミラー1は、ミラー支持体4に対して鏡部3を決まった角度でわずかに回転させる事により容易に鏡部3とミラー支持体4とを着脱する事ができる。
ここで、本実施例においては、回転補助円柱33の底面の形状を正円としているが(図7参照)、図10に示すように、回転補助円柱33の底面の形状を正八角形とすることができる。なお、該正八角形の四辺は挿入孔42の各辺に接している(図10(a)参照)。
この構成により、固定板34を挿入孔42に挿入し、鏡部3をミラー支持体4に対して相対回転させると、回転補助円柱33の側面はミラー着脱用具設置板41に押され、撓むこととなる。
そして、鏡部3がミラー支持体4に対してさらに回転させ、回転角が45度になると(図10(b)参照)、回転補助円柱33の各頂点の撓みが戻る。これにより、回転補助円柱33の各頂点が鏡部3とミラー支持体4との相対回転を妨げるため、力を加えない限り鏡部3はミラー支持体4に対して容易に相対回転できなくなる。
また、固定板34の各頂点部分は、挿入孔42の孔部分がない位置となり、固定板34の各頂点部分とこれに対向する鏡装着皿32の面でミラー着脱用具設置板41を挟み込むため、鏡部3はミラー支持体4に安定して固定される。
また、図11に示すように、鏡装着皿32の鏡面の反対側である裏面に突部38を設けた構成とすることができる。
この構成により、固定板34を挿入孔42に挿入した際、突部38により、鏡装着皿32はミラー着脱用具設置板41に対して傾いた状態となる。この場合に、固定板34の大部分はミラー着脱用具設置板41よりも下方に突出しているが、固定板34のうち突部38に対向する箇所は一部が挿入孔42を貫通することができない(図11(a)点線部分)。
この固定板34を挿入孔42に挿入した後に、鏡部3をミラー支持体4に対して相対回転させると、ミラー着脱用具設置板41が溝36に嵌まりこむことで、固定板34が撓んでミラー着脱用具設置板41の下方に位置するようになる。この際、固定板34に反発力が働くため、固定板34と鏡装着皿32とがミラー着脱用具設置板41を強固に挟み込むこととなる。
これにより、突部38が無い場合に比べて、鏡部3とミラー支持体4との上下方向の遊びが無くなり、鏡部3はミラー支持体4により強固に固定される。
次に、鏡部3をミラー支持体4に対して相対回転した際に、ミラー支持体4の挿入孔42を構成する側面と鏡部3の回転補助円柱33の側面とが圧着することにより、鏡部3をよりミラー支持体4に固定できる構成を、図12に基づいて説明する。
なお、上述した取手付きデンタルミラー1と同様の構成については、同一の符号を付して、その説明を省略する。
図12は、図7と同様に、鏡面の裏側からデンタルミラー2を観察したデンタルミラー2の背面図である。
なお、図12(a)に示すように、回転補助円柱33の底面の中心を点Cとし、点Cから挿入孔42である正四角形の各辺に引いた垂線と各辺との交点を点Yとし、その長さをlとする。また、点Cから挿入孔42の各頂点に対応する回転補助円柱33上の点Xとし、点Cから点Xまでの長さをrとする。
鏡面に対して垂直方向から視た回転補助円柱33の形状は、挿入孔42の中心点を中心とした半径rの円であるとともに、挿入孔42の各辺に接する部分を直線とする形状である。すなわち、長さrは長さlよりも大きい。
なお、直線部分と曲線部分との交点は丸みを帯びた形状であるため、鏡部3はミラー支持体4に対して相対回転することができる。
例えば、固定板34を挿入孔42に挿通させ、挿入孔42の中心であって、鏡面に垂直方向に伸びる軸を回転軸として、鏡部3を45度時計回りに回転させた場合、固定板34の頂点に対応する点Xは、挿入孔42の外周よりも少し外側に位置することとなる(図12(b)において点線で表示)。
ここで、回転補助円柱33は、伸縮性を有する材質の高分子樹脂であるため、回転補助円柱33を上述のように45度回転した場合、固定板34の各頂点に対応する回転補助円柱33の点Xは、挿入孔42の内周面に押されることとなる(図12(b)参照)。これにより、固定板34の各頂点に対応する箇所と、挿入孔42の各辺の点Yとが押し合う形となり、鏡部3は鏡面に対して水平方向でミラー支持体4に圧着することとなる。
また、鏡部3は、鏡部3をミラー支持体4に対して相対回転させると、鏡部設置板41は溝36に嵌め込まれることで鏡部3が撓むこととなり、鏡部3とミラー支持体4との間に反発力が働き、鏡部3はより強固にミラー支持体4に固定される。
一方で、上記固定状態から、鏡部3をさらに45度回転することにより、回転補助円柱33と挿入孔42の各辺との間にある反発力が無くなり、鏡部3とミラー支持体4とが圧着されることがなくなり、鏡部3をミラー支持体4から容易に取り外すことができる。
このように、ミラー支持体4と鏡部3とを備えるデンタルミラー2であって、ミラー支持体4を、保持用取手5に着脱可能な接合手段を有する接続杆43と、接続杆43と連接する平面であるとともに、平面に対して垂直方向に貫通する正多角形の挿入孔42を有した鏡部設置板41とを備え、鏡部3を、鏡面を有するミラー31と、ミラー31の反対側の面に、挿入孔42の厚さと略同一の高さであるとともに、鏡部3とミラー支持体4とを相対的に回転可能となるようにした回転補助円柱33と、鏡面に対して垂直方向から視た挿入孔42の形状と略同一の正多角形を呈するとともに、回転補助円柱33の鏡面側設けられた固定板34とを備え、鏡部3とミラー支持体4とを相対的に回転して固定可能となるデンタルミラー2であることを特徴とすることにより、ミラー支持体4に鏡部3を容易に着脱することができる。
詳述すると、本発明のデンタルミラー2は、ミラー支持体4に正多角形の孔である挿入孔42を有する鏡部設置板41を備え、鏡部3のミラー31を嵌め込んだ鏡挿着皿32の反対側の面に、挿入孔42の厚さと略同一の高さであるとともに、鏡部3とミラー支持体4とを相対的に回転可能となるようにした回転補助円柱33と、鏡面に対して垂直方向から視た挿入孔42の形状と略同一の正多角形を呈するとともに、回転補助円柱33の鏡面側に設けられた固定板34とを備え、鏡部3とミラー支持体4とを相対的に回転して固定可能としたため、鏡部3に有する回転補助円柱33及び固定板34をミラー支持体4の挿入孔42に挿入することができ、鏡部3の挿入状態において、鏡部3に対してミラー支持体4を回転補助円柱33に沿って回転することができる。そして、ミラー支持体4を鏡部3に対して回転することで、固定板34の正多角形の各頂点とミラー31を嵌め込んだ鏡挿着皿32の裏側とで鏡部設置板41を挟み込み、鏡部3を鏡部設置板41に固定することができる。
さらに、挿入孔42及び回転補助円柱33及び固定板34の底面の形状を正多角形とすることにより、固定又は取り外しをするために必要な回転角を小さくすることができるとともに、安定して固定することができる。
詳しくは、正多角形の各頂点は、正多角形の重心に対して回転対称であるため、固定板34をミラー支持体4に対して水平回転させた場合に、固定板34は各頂点で鏡部設置板41をバランスよく固定することができる。これにより、鏡部3とミラー支持体4との固定が安定する。
したがって、容易に鏡部3をミラー支持体4に着脱することができるとともに、鏡部3をミラー支持体4に安定して固定することができる。
また、正多角形を、正四角形としたことを特徴とすることにより、鏡部3をミラー支持体4に挿入した状態において、鏡部3をミラー支持体4に対して45度回転することにより、鏡部3をミラー支持体4にしっかりと保持することができ、また、上述の鏡部3を保持した状態からミラー支持体4に対して45度回転することにより、鏡部3をミラー支持体4から取り外すことができる。したがって、着脱が容易なデンタルミラーを提供することができる。
さらに、鏡部3をミラー支持体4に挿入した状態において、鏡部3を45度回転することにより、鏡部3は、固定板34が有する正四角形の頂点とである四点と鏡挿着皿32とで鏡部設置板41を固定するため、着脱が容易ながら安定性が向上する。
また、ミラー31を嵌め込んだ鏡挿着皿32にミラー支持体4と係合する係合リブ35を備えることにより、ミラー31を嵌め込んだ鏡挿着皿32に備えられた係合リブ35が、ミラー支持体と4を係合する。これにより、鏡部3がミラー支持体4に対して固定され、より安定して鏡部3をミラー支持体4に固定することができる。
また、係合リブ35を、ミラー支持体4と係合するように案内できるテーパ状とすることができる。
この発明により、鏡部3に備える係合リブ35に、ミラー支持体4を容易に係合することができる。
また、少なくとも、固定板34の底面である正多角形の頂点及び、頂点に対向する頂点又は頂点に対向する辺の両端に位置する頂点に対応する回転補助円柱33の底面の外周上の点から、正多角形の中心までの長さが、挿入孔42の正四角形の中心から各辺に下した垂線の長さよりも長いことを構成とすることにより、鏡部3を、ミラー支持体4に対してより強固に固定することができる。
詳述すると、少なくとも、固定板34の底面である正多角形の頂点及び、頂点に対向する頂点又は頂点に対向する辺の両端に位置する頂点に対応する回転補助円柱33の底面の外周上の点から、正多角形の中心までの長さを、挿入孔42の正多角形の中心から各辺に下した垂線の長さよりも長くすることにより、回転補助円柱33を挿入孔42に挿入した状態において、鏡部3を、正多角形の内角の半分の値に相当する角度を回転させた場合、回転補助円柱33の側面と、挿入孔42の内周面とが相互に圧力をかけることとなり、鏡部3とミラー支持体4とが圧着することができ、ミラー支持体4に鏡部3をより安定して固定することができる。
また、保持用取手5に着脱可能に取り付けられたことを特徴とすることにより、保持用取手5と一体となった取手付きデンタルミラー1を提供することができ、使い勝手が良くなるとともに、オートクレーブ等で滅菌する際に、保持用取手5をデンタルミラー2から取り外し、デンタルミラー2のみを滅菌することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
鏡面部は、ミラー31を嵌め込んだ鏡挿着皿32に対応し、
突部は、回転補助円柱33に対応し、
板部は、固定板34に対応し、
係合部は、係合リブ35に対応し、
支持部は、ミラー支持体4に対応し、
固定部は、鏡部設置板41に対応し、
孔部は、挿入孔42に対応し、
首部は、接続杆43に対応し、
接合手段は、結合雄ネジ44に対応し、
把持部は、保持用取手5に対応するが、この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上記実施例において、取手付きデンタルミラー1をステンレス製としているが、人体に有害でなく、歯科医療等での使用に耐えうる程度において十分な強度を有していれば、他の金属やプラスチック等の高分子樹脂であっても良い。また、取手付きデンタルミラー1の材質をチタン又はチタン合金にすることで、後述する結合雄ネジ44及び結合雌ネジ52のネジ山が損傷を軽減することができる、より好ましい取手付きデンタルミラー1を提供することができる。
また、上記実施例において、回転補助円柱33は正円を底面とする円柱としているが、正円である必要なく、鏡部3とミラー支持体4とを相対的に回転して固定可能であれば、三角柱であっても良い。
また、本実施例において、固定板34を多角形の各頂点を形成する二辺の成す角が、丸みを帯びた正四角形の板状体としているが、正多角形とは、各辺の長さが等しく、多角形の各頂点を形成する二辺の成す角が等しく、角が丸みを帯びていない図形を含む。また、固定板34の底面は、鏡面垂直方向から視た挿入孔42の形状と略同一の図形で、正多角形を基本とした図形であれば、頂点に例えば羽根状の突出部分が加えられていても良い。
1…取手付きデンタルミラー
2…デンタルミラー
3…鏡部
31…ミラー
32…鏡挿着皿
33…回転補助円柱
34…固定板
35…係合リブ
36…溝
37…突出付加部
4…ミラー支持体
41…ミラー着脱用具設置板
42…挿入孔
43…接続杆
44…結合雄ネジ
5…保持用取手
51…ハンドル
52…結合雌ネジ

Claims (6)

  1. 支持部と鏡部とを備えるデンタルミラーであって、
    前記支持部を、
    把持部に着脱可能な接合手段を有する首部と、
    該首部と連接する平面であるとともに、該平面に対して垂直方向に貫通する正多角形の孔部を有した固定部とを備え、
    前記鏡部を、
    前記鏡面を有する鏡面部と、
    前記鏡面部の反対側の面に、前記孔部の厚さと略同一の高さであるとともに、前記鏡部と前記支持部とを相対的に回転可能となるようにした突部と、
    前記鏡面に対して垂直方向から視た前記孔部の形状と略同一の正多角形を呈するとともに、前記突部の鏡面側に対向する側に設けられた板部とを備え、
    前記鏡部と前記支持部とを相対的に回転して固定可能となる
    デンタルミラー。
  2. 前記正多角形を、正四角形としたことを特徴とする
    請求項1記載のデンタルミラー。
  3. 前記鏡面部に、前記支持部に対し係合する係合部を備える
    請求項1又は請求項2に記載のデンタルミラー。
  4. 前記係合部を、
    前記支持部と係合するように案内できるテーパ状とする
    請求項3に記載のデンタルミラー。
  5. 少なくとも、前記板部の底面である正多角形の頂点及び、前記頂点に対向する頂点又は前記頂点に対向する辺の両端に位置する頂点に対応する前記突部の底面の外周上の点から、前記正多角形の中心までの長さが、前記孔部の前記正多角形の中心から各辺に下した垂線の長さよりも長いことを特徴とする
    請求項1乃至4のうちいずれかに記載のデンタルミラー。
  6. 把持部に着脱可能に取り付けられたことを特徴とする
    請求項1乃至5のうちいずれかに記載の取手付きデンタルミラー。
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