JP3260335B2 - デンタルミラー - Google Patents
デンタルミラーInfo
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- JP3260335B2 JP3260335B2 JP14025399A JP14025399A JP3260335B2 JP 3260335 B2 JP3260335 B2 JP 3260335B2 JP 14025399 A JP14025399 A JP 14025399A JP 14025399 A JP14025399 A JP 14025399A JP 3260335 B2 JP3260335 B2 JP 3260335B2
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- handle
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に歯科医が歯
の治療の際に用いるデンタルミラーに関する。
の治療の際に用いるデンタルミラーに関する。
【０００２】
【従来の技術】デンタルミラーは、柄と、この柄に突設
され、鏡面を有する鏡部を支持する支持部とを備えるの
が一般的である。このデンタルミラーは、治療に際して
歯茎等から出血した血液がよく付着するので、エイズや
Ｂ型肝炎等の血液媒介による感染の恐れのある病気に対
する予防のために、個人毎に使用後にオートクレーブに
よる加熱、煮沸等によって消毒しなければならない。
され、鏡面を有する鏡部を支持する支持部とを備えるの
が一般的である。このデンタルミラーは、治療に際して
歯茎等から出血した血液がよく付着するので、エイズや
Ｂ型肝炎等の血液媒介による感染の恐れのある病気に対
する予防のために、個人毎に使用後にオートクレーブに
よる加熱、煮沸等によって消毒しなければならない。
【０００３】この消毒作業の面倒さを解消するために、
使い捨てのデンタルミラーも使用されている。この使い
捨てデンタルミラーは、一般に柄と、鏡部を有する支持
部とがプラスチックで一体形成されたもので、災害時や
虫歯検診時等の消毒が不可能な場合には便利である。
使い捨てのデンタルミラーも使用されている。この使い
捨てデンタルミラーは、一般に柄と、鏡部を有する支持
部とがプラスチックで一体形成されたもので、災害時や
虫歯検診時等の消毒が不可能な場合には便利である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、使い捨てデ
ンタルミラーは柄も含めた全てを廃棄処分するため、ゴ
ミの量が多くなり、昨今のゴミ問題からくる資源の再利
用化からすると好ましくない。又、使用済の医療器具を
多量に捨てるのも、環境汚染から避けなければならな
い。
ンタルミラーは柄も含めた全てを廃棄処分するため、ゴ
ミの量が多くなり、昨今のゴミ問題からくる資源の再利
用化からすると好ましくない。又、使用済の医療器具を
多量に捨てるのも、環境汚染から避けなければならな
い。
【０００５】そこで、鏡部が一体化された支持部を柄に
着脱可能に取付けたデンタルミラーもある。このデンタ
ルミラーでは、使用後は支持部を柄から外し、鏡部付き
の支持部をそのまま捨てることで、柄も含む全てを捨て
る場合に比べてゴミの量を減らすことができる。しかし
ながら、柄を残して支持部だけを捨てたとしても、ゴミ
の量はまだ多く、更なるゴミの減量化が求められてい
る。
着脱可能に取付けたデンタルミラーもある。このデンタ
ルミラーでは、使用後は支持部を柄から外し、鏡部付き
の支持部をそのまま捨てることで、柄も含む全てを捨て
る場合に比べてゴミの量を減らすことができる。しかし
ながら、柄を残して支持部だけを捨てたとしても、ゴミ
の量はまだ多く、更なるゴミの減量化が求められてい
る。
【０００６】この発明は、そのような実状に着目してな
されたもので、ゴミの量を減らすことができるデンタル
ミラーを提供することを目的としている。
されたもので、ゴミの量を減らすことができるデンタル
ミラーを提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の請求項１記載のデンタルミラーは、柄と、
この柄に突設され、鏡面を有する鏡部を支持する支持部
とを備えるものにおいて、前記支持部が、その先端に半
環状の係合片を有し、前記鏡部が、その鏡面とは反対側
の面に鏡面と平行方向に深さを持つ半円状の溝を有し、
支持部の係合片を鏡部の溝に嵌め込むことにより鏡部を
支持部に着脱可能に取付けてなることを特徴とする。こ
のデンタルミラーでは、鏡部が支持部に対して着脱可能
であるので、使用後は鏡部のみを捨てることができ、ゴ
ミの量を減らすことができる。
に、本発明の請求項１記載のデンタルミラーは、柄と、
この柄に突設され、鏡面を有する鏡部を支持する支持部
とを備えるものにおいて、前記支持部が、その先端に半
環状の係合片を有し、前記鏡部が、その鏡面とは反対側
の面に鏡面と平行方向に深さを持つ半円状の溝を有し、
支持部の係合片を鏡部の溝に嵌め込むことにより鏡部を
支持部に着脱可能に取付けてなることを特徴とする。こ
のデンタルミラーでは、鏡部が支持部に対して着脱可能
であるので、使用後は鏡部のみを捨てることができ、ゴ
ミの量を減らすことができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態により、この発
明を更に詳細に説明する。一実施形態に係るデンタルミ
ラーの正面図を図１に、背面図を図２に示す。このデン
タルミラーは、柄１、支持部２及び鏡部３とで構成され
る。鏡部３は鏡面３１を有すると共に支持部２に着脱可
能に取付けられ、更に支持部２も柄１に着脱可能に取付
けられている。
明を更に詳細に説明する。一実施形態に係るデンタルミ
ラーの正面図を図１に、背面図を図２に示す。このデン
タルミラーは、柄１、支持部２及び鏡部３とで構成され
る。鏡部３は鏡面３１を有すると共に支持部２に着脱可
能に取付けられ、更に支持部２も柄１に着脱可能に取付
けられている。
【０００９】柄１は、全体が細長い筒状であり、図３に
示すように先端部１１がテーパ状になっており、内側に
雌ネジが形成されている。又、表面１２には滑り止めと
してローレット加工（ここではすじ目）が施されてい
る。支持部２は、図４（側面図）及び図５（図４の矢視
Ａから見た図）に示すように、軸２１と、この軸２１の
先端に設けられた半環状の係合片２２とを有する。係合
片２２は軸２１に対して角度θ（例えば１３５°）を持
って溶接等により取付けられている。係合片２２の内径
ｒは例えば１２ｍｍに設定されている。この係合片２２
は、その形状から幾分の弾性を有し、拡開して内径ｒを
若干大きくすることができる。一方、軸２１の後端部２
３には雄ネジが形成され、この後端部２３を柄１の先端
部１１に螺合させれば、支持部２を柄１に取付けること
ができる。なお、角度θ及び内径ｒは一例であり、適宜
変更すればよい。又、係合片２２と軸２１は、当初から
一体化されたものでも構わず、口腔に挿入することから
角や縁は丸みを帯びるように形成される。
示すように先端部１１がテーパ状になっており、内側に
雌ネジが形成されている。又、表面１２には滑り止めと
してローレット加工（ここではすじ目）が施されてい
る。支持部２は、図４（側面図）及び図５（図４の矢視
Ａから見た図）に示すように、軸２１と、この軸２１の
先端に設けられた半環状の係合片２２とを有する。係合
片２２は軸２１に対して角度θ（例えば１３５°）を持
って溶接等により取付けられている。係合片２２の内径
ｒは例えば１２ｍｍに設定されている。この係合片２２
は、その形状から幾分の弾性を有し、拡開して内径ｒを
若干大きくすることができる。一方、軸２１の後端部２
３には雄ネジが形成され、この後端部２３を柄１の先端
部１１に螺合させれば、支持部２を柄１に取付けること
ができる。なお、角度θ及び内径ｒは一例であり、適宜
変更すればよい。又、係合片２２と軸２１は、当初から
一体化されたものでも構わず、口腔に挿入することから
角や縁は丸みを帯びるように形成される。
【００１０】鏡部３は、図６〔表側の斜視図（ａ）、裏
側の斜視図（ｂ）、側面図（ｃ）〕に示すように円板状
であり、表側が鏡面３１になっている。鏡面３１は例え
ば金属の表面を鏡面に仕上げたものである。鏡部３の裏
側には、半円形の溝形成壁３２が裏面から若干の間隙を
置いて設けられ、この溝形成壁３２と裏面とにより、鏡
面３１と平行方向に深さを持つ半円状の溝３３が形成さ
れる。なお、鏡部３は鏡面３１以外の部分はプラスチッ
クでもよいし、腐食性・耐錆性・無毒性の金属製でも構
わない。
側の斜視図（ｂ）、側面図（ｃ）〕に示すように円板状
であり、表側が鏡面３１になっている。鏡面３１は例え
ば金属の表面を鏡面に仕上げたものである。鏡部３の裏
側には、半円形の溝形成壁３２が裏面から若干の間隙を
置いて設けられ、この溝形成壁３２と裏面とにより、鏡
面３１と平行方向に深さを持つ半円状の溝３３が形成さ
れる。なお、鏡部３は鏡面３１以外の部分はプラスチッ
クでもよいし、腐食性・耐錆性・無毒性の金属製でも構
わない。
【００１１】支持部２への鏡部３の取付けは、まず鏡部
３の溝形成壁３２を係合片２２の内側空間に入れ、その
状態で鏡部３や支持部２を相対的に回せばよい。それに
より、係合片２２が溝３３に嵌まり込み、鏡部３が支持
部２に固定される。このとき、溝形成壁３２が半円形で
あることと、係合片２２が幾分の弾性を有することか
ら、支持部２に対する鏡部３の着脱を容易に行うことが
できる。
３の溝形成壁３２を係合片２２の内側空間に入れ、その
状態で鏡部３や支持部２を相対的に回せばよい。それに
より、係合片２２が溝３３に嵌まり込み、鏡部３が支持
部２に固定される。このとき、溝形成壁３２が半円形で
あることと、係合片２２が幾分の弾性を有することか
ら、支持部２に対する鏡部３の着脱を容易に行うことが
できる。
【００１２】このように構成したデンタルミラーでは、
通常のものと同様に使用し、使用後は支持部２から鏡部
３を取り外し、鏡部３のみを廃棄処分する。勿論、必要
に応じて支持部２や柄１は加熱や煮沸等により消毒し、
消毒後に、予め別途用意しておいた新しい鏡部３を支持
部２に取付ける。
通常のものと同様に使用し、使用後は支持部２から鏡部
３を取り外し、鏡部３のみを廃棄処分する。勿論、必要
に応じて支持部２や柄１は加熱や煮沸等により消毒し、
消毒後に、予め別途用意しておいた新しい鏡部３を支持
部２に取付ける。
【００１３】なお、上記実施形態のデンタルミラーで
は、支持部２は柄１に着脱可能に取付けられるが、柄１
と支持部２が一体形成されたものでもよい。
は、支持部２は柄１に着脱可能に取付けられるが、柄１
と支持部２が一体形成されたものでもよい。
【００１４】
【発明の効果】本発明のデンタルミラーは、以上説明し
たように鏡部を支持部に着脱可能に取付けたので、使用
後は鏡部のみを捨てることができ、ゴミの減量化、省資
源化を実現できる。又、支持部の半環状の係合片を鏡部
の半円状の溝に嵌め込むことにより鏡部を支持部に着脱
可能に取付ける構造であるので、支持部に対する鏡部の
着脱を容易に行うことができる。
たように鏡部を支持部に着脱可能に取付けたので、使用
後は鏡部のみを捨てることができ、ゴミの減量化、省資
源化を実現できる。又、支持部の半環状の係合片を鏡部
の半円状の溝に嵌め込むことにより鏡部を支持部に着脱
可能に取付ける構造であるので、支持部に対する鏡部の
着脱を容易に行うことができる。
【図１】一実施形態に係るデンタルミラーの正面図であ
る。
る。
【図２】同デンタルミラーの背面図である。
【図３】同デンタルミラーにおける柄の平面図である。
【図４】同デンタルミラーにおける支持部の側面図であ
る。
る。
【図５】図４の矢視Ａから見た図である。
【図６】同デンタルミラーにおける鏡部の表側の斜視図
（ａ）、裏側の斜視図（ｂ）、及び側面図（ｃ）であ
る。
（ａ）、裏側の斜視図（ｂ）、及び側面図（ｃ）であ
る。
１ 柄 ２ 支持部 ３ 鏡部 ２２ 係合片 ３１ 鏡面 ３３ 溝
Claims (1)
- 【請求項１】柄と、この柄に突設され、鏡面を有する鏡
部を支持する支持部とを備えるデンタルミラーにおい
て、 前記支持部は、その先端に半環状の係合片を有し、前記
鏡部は、その鏡面とは反対側の面に鏡面と平行方向に深
さを持つ半円状の溝を有し、支持部の係合片を鏡部の溝
に嵌め込むことにより鏡部を支持部に着脱可能に取付け
てなることを特徴とするデンタルミラー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14025399A JP3260335B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | デンタルミラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14025399A JP3260335B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | デンタルミラー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000325308A JP2000325308A (ja) | 2000-11-28 |
| JP3260335B2 true JP3260335B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=15264490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14025399A Expired - Fee Related JP3260335B2 (ja) | 1999-05-20 | 1999-05-20 | デンタルミラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3260335B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7021798B2 (en) * | 2002-10-21 | 2006-04-04 | Efraim Tsimerman | Dental mirror |
| JP5711490B2 (ja) * | 2009-10-05 | 2015-04-30 | 紫朗 高梨 | 歯科用クランプ |
| KR101373760B1 (ko) * | 2012-08-07 | 2014-03-27 | 백철우 | 일회용 미러를 이용한 통증완화 덴탈 미러 |
| JP6138089B2 (ja) * | 2014-07-08 | 2017-05-31 | 黒川製鏡有限会社 | デンタルミラー |
-
1999
- 1999-05-20 JP JP14025399A patent/JP3260335B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000325308A (ja) | 2000-11-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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