JP3044544U - 注射器 - Google Patents

注射器

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JP3044544U
JP3044544U JP1997005214U JP521497U JP3044544U JP 3044544 U JP3044544 U JP 3044544U JP 1997005214 U JP1997005214 U JP 1997005214U JP 521497 U JP521497 U JP 521497U JP 3044544 U JP3044544 U JP 3044544U
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reverse
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JP1997005214U
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文能 劉
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文能 劉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 医療人員の安全を保護し、構造が簡単で製造
が容易な注射器を提供する。 【解決手段】 針筒21、ピストンロッド22、注射針
24、針ベース23或いはピストンロッド22に成形し
て並びに逆掛状がある外縁の第一掛部25、ピストンロ
ッド22或いは針ベース23に成形して並びに逆掛状が
ある内縁の第二逆掛部26で組み合った注射器である。
ピストンロッド22のピストン36が底に押されたと
き、第二逆掛部26と第一逆掛部25は互いに噛み合っ
て互いに掛け合い、進んで針ベース23と注射針24を
同時に針筒21の中に引き戻して、並びに注射針24の
針先を針筒21のリング状の顎部に突き当たって曲げ毀
す構成である。したがって、医療人員の安全を保護し、
構造が簡単で製造が容易である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、注射器に関し、特に引き戻して曲げ毀すことができる安全注射器に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の一回使用して捨てる注射器が大量に使用されてから、その大量に破棄し た注射器によって環境汚染になった問題と、使用後に注射器が医療人員を刺し傷 つけて、患者の病毒又は、ばい菌が使用後の注射器によって医療人員に伝染して 、医療人員に病気や死亡を起こす。このような事件は国内外では常時生じている 。特に現在でも治療できない先天性免疫不全症候群病毒(即ちエイズ病毒等)に 感染したときでは、更に医療人員にみじめなる傷害をきたす。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように一次使用して破棄する注射器は使用後で容易に医 療人員に刺し傷をつける。この問題を解決するのに各種の違った構造の引き戻し 注射器がある。例えば、針筒とピストンの間にバネを設けて、バネの弾力を利用 して注射が完了した注射針を針筒の中に引き戻す。但し、使用する注射薬液によ って使用するバネの材料は厳重に制限されているので、構造は複雑になって、製 造のコストは高すぎる。
【0004】 本考案は、上記の点を解決するためになされたものであり、医療人員の安全を 保護し、構造が簡単で製造が容易な注射器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の注射器によると、針筒と、ピストンロッドと、注射針と、針ベースと 、ピストンロッドに成形した逆掛状の第一逆掛部と、第二逆掛部とを備える。 針ベース或いはピストンロッドに成形した逆掛状の外縁の第一逆掛部と、ピス トンロッド或いは針ベースに成形した逆掛状の内縁の第二逆掛部で、ピストンロ ッドのピストンが底に押されたとき、第二逆掛部と第一逆掛部は互いに噛み合っ て互いに掛け合い、進んで針ベースと注射針を同時に針筒の中に引き戻して、並 びに注射針の針先を針筒のリング状の顎部に突き当たって曲げ毀す。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、図面に従って本考案の複数の実施例を説明する。 図1〜図10は本考案の第1および第2実施例による注射器である。注射器2 0は、針筒21、ピストンロッド22、針ベース23、注射針24、第一逆掛部 25と第二逆掛部26を含む。その中の針筒21の内部には針筒の内孔27があ って、この外に、針筒21にも又第一端28と第二端29がある。その中の第一 端28には針頭差しベース30があって、この針頭差しベース30に針ベース孔 31があり、そしてこの針ベース孔31の内縁には数圏の第一密封固定リング3 2を設けている。針筒の内孔27と針ベース孔31の間には、図3に示す如くリ ング状の顎部33を形成している。
【0007】 ピストンロッド22には第一端34と第二端35があって、その中の第一端3 4にはピストン36を設けて、同時に針筒21の中にはめ込む。そして針ベース 23には第一端37と第二端38があり、その中の第二端38の外縁に第二密封 固定リング39があって、同時に針筒21の第一端の第一密封固定リング32の 中に噛みはめ込む。そして注射針24は針ベース23の第一端37に掛け差し込 んでいる。
【0008】 第一逆掛部25には逆掛状の外縁があって、針ベース23の第二端38とピス トンロッド22の第一端34等の二つの所23と34の中の一つの所23又は3 4に成形されている。そして、第二逆掛部26には逆掛状の内縁があって、針ベ ース23の第二端38とピストンロッド22の第一端34等の二つの所の別の一 つの所に成形している。
【0009】 図1〜図6で示すのは本考案の第1実施例で、その第一逆掛部25は針ベース 23の第二端38に設けている。尚且つその第二逆掛部26はピストンロッド2 2の第一端34に設けている。 図7〜図10に示しているのは本考案の第2実施例で、その第一逆掛部25は ピストンロッド22の第一端34に設けて、尚且つその第二逆掛部26は針ベー ス23の第二端38に設けている。ピストンロッド22のピストン36が針筒2 1の第一端28に押されたとき、第二逆掛部26と第一逆掛部25は互いに噛み 合ってそして互いに掛け合い、進んで針ベース23と注射針24を同時に針筒2 1の中に引き戻す。
【0010】 第一逆掛部25と第二逆掛部26の間は緩く噛み合っているので、注射針24 の針先40が針筒21の中に引き戻された後、不安定のためにわきに向かって傾 いて倒れ、並びに針先40を針筒21のリング上の顎部33の下側で該リング上 の顎部33によって針先40を突き止めて、注射針24を曲げさせる。前述した 第一逆掛部25の逆掛状の外縁は円錐状であって、同時に第二逆掛部26の逆掛 状の外縁も円錐状である。
【0011】 続いて本考案の複数の実施例による注射器20は、一歩進んで安全掛金41、 第一掛部42と第二掛部43等の部品を含む。その中の安全掛金41は、第一端 45と第二端46がある。その第一端45は、針筒21の第二端29に連結され ている。そして、第一掛部42は、安全掛金41の第二端46に設けられていて 、その第二掛部43は、ピストンロッド22の第二端35に設けていて、第二掛 部43は第一掛部42と掛け合って、第二逆掛部26を第一逆掛部25の近くに 定位し、第二逆掛部26と第一逆掛部25が誤った操作によって互いに掛け合う のを避ける。
【0012】 図2に示す注射針24は、針頭差しベース30の針ベース孔31の中に取り付 けている針ベース23の第二密封固定リング39と針ベース孔23の第二密封固 定リング39と針ベース孔31の内壁の第一密封固定リング32と非常に緊密に 且つ固く結合していて、又注射針の保護はめ筒44を注射針24の外縁に被せて はめて、ピストンロッド22とピストン36を針筒21の針筒の内孔27の中に 突き込む、並びに安全掛金41の第一掛部42に掛け合って、第二逆掛部26と 第一逆掛部25を接近させて保持する。但し、それを離れさせて、誤りの操作に よって互いに掛け合うのを避ける。
【0013】 注射をするとき、先に注射針24を薬液の中に差し込み、次に安全掛金41を 開放して、図3に示す如くピストンロッド22を外に向かって引き出して薬液を 針筒21の中に吸入する。続いて注射針24を上に向けて、並びにピストンロッ ド22をやや上に向かって押し、針筒21の上側の空気を注射針24の針先40 から排出させて、これで患者に対して注射を行う。注射が完了したとき、図4に 示すように、ピストンロッド22は底に押される。ピストンロッド22に設けた 第二逆掛部26は自動的に針ベース23の第二端38に設けた第一逆掛部25と 互いに掛け合う。
【0014】 次に、図5に示すように、ピストンロッド22を引き戻す。注射針24を完全 に針筒21の中に引き戻した後、第一逆掛部25と第二逆掛部26の間は緩く噛 み合っているので、このために注射針24の針先40は不安定で、わきに向かっ て傾いて倒れ、針先40を針筒21のリング状顎部33の下側の所におく。これ で次に元来針ベース23の外に被しはめた注射針の保護はめ筒44の尾端を針ベ ース23の中に差し込んで、針ベース孔31を封閉して、図6に示す如く注射針 24の針先40を針ベース孔31から外に向かって伸出しないようにする。
【0015】 最後に、ピストンロッド22を前に向けて押し圧して、注射針24の針先40 を針筒21のリング状顎部33に突き当てて曲げさして毀す。 図7〜図10に示す第2実施例での操作過程は、図1〜図6に示した第1実施 例と同じである。この両例の差別は、ただ第一逆掛部25と第二逆掛部26の設 置した位置が互いに入れ換えているだけである。
【0016】
【考案の効果】
上記で述べたように、本考案は下記の効果がある。 本考案の製造コストは従来の注射器と同じ位で、完全に商業化のネックを突 破し、非常に推薦に適していて、完全に医療人員の安全を保護することができる 。
【0017】 本考案の構造は簡単で製作も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例の立体分解図である。
【図2】本考案の第1実施例の立体組立図である。
【図3】本考案の第1実施例の薬液を吸入したときの断
面図である。
【図4】本考案の第1実施例の薬液の注射完了時でのピ
ストンロッドに設けた第二逆掛部と、針ベースに設けた
第一逆掛部が掛け合ったときの断面図である。
【図5】本考案の第1実施例の薬液の注射完了時で、注
射針を針筒の中に引き戻して、注射針が自動的にわきに
向かって傾いて倒れたときの断面図である。
【図6】本考案の第1実施例の注射針を針筒の中に引き
戻した後でのピストンロッドを又前に向かって押して注
射針を押し曲げて毀した後の断面図である。
【図7】本考案の第2実施例での薬液を吸入した時の断
面図である。
【図8】本考案の第2実施例の薬液の注射完了時で、ピ
ストンロッドに設けた第一逆掛部と、針ベースに設けた
第二逆掛部が掛け合ったときの断面図である。
【図9】本考案の第2実施例の薬液の注射完了時で、注
射針を針筒の中に引き戻して、注射針が自動的にわきに
向かって傾いて倒れたときの断面図である。
【図10】本考案の第2実施例の注射針を針筒の中に引
き戻した後でのピストンロッドを又前に向かって押し
て、注射針を押し曲げて毀した後の断面図である。
【符号の説明】
20 注射器 21 針筒 22 ピストンロッド 23 針ベース 24 注射針 25 第一逆掛部 26 第二逆掛部 27 針筒内孔 28 針筒の第一端 29 針筒の第二端 30 針頭差しベース 31 針ベース孔 32 第一密封固定リング 33 針筒のリング状顎部 34 ピストンロッドの第一端 35 ピストンロッドの第二端 36 ピストン 37 針ベースの第一端 38 針ベースの第二端 39 第二密封固定リング 40 注射針の針先 41 安全掛金 42 第一掛部 43 第二掛部 44 注射針保護はめ筒 45 安全掛金の第一端 46 安全掛金の第二端

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 針筒と、ピストンロッドと、針ベース
    と、注射針と、第一逆掛部と、第二逆掛部とを備え、 前記針筒は、第一端と第二端とがあり、その内部に針筒
    の内孔が設けられ、その中の第一端には針頭の差しベー
    スがあり、該針頭の差しベースに針ベース孔があり、上
    記針ベース孔の内縁に第一密封固定リングを設け、尚且
    つ針筒の内孔と針ベース孔との間にリング状の顎部を形
    成し、 前記ピストンロッドは、第一端と第二端とがあり、その
    第一端にピストンを取り付け、並びに針筒の中にはめ込
    み、 前記針ベースは、第一端と第二端とがあり、その第二端
    の外縁には第二密封の固定リングを設け、並びに針筒の
    第一端の第一密封の固定リングの中に噛みはめ込まれ、 前記注射針は、針ベースの第一端の針頭の差しベースの
    中にはめ設けられ、 前記第一逆掛部は、逆掛状の外縁があり、針ベースの第
    二端とピストンロッドの第一端等の二つの所の中の一つ
    の所に成形され、 前記第二逆掛部は、逆掛状の内縁があり、針ベースの第
    二端とピストンロッドの第一端等の二つの所の別の一つ
    の所に成形し、ピストンロッドのピストンが針筒の第一
    端に押されたとき、第二逆掛部と第一逆掛部とは互い噛
    み合い、互いに掛け合い、進んで針ベースと注射針とを
    同時に針筒の中に引き戻すことを特徴とする注射器。
  2. 【請求項2】 前記第一逆掛部と前記第二逆掛部との間
    は緩く噛み合い、注射針の針先を針筒内の中に引き戻さ
    れた後、安定していないためにわきに向かって傾いて倒
    れ、針筒のリング状の顎部の下側で該リング状の顎部に
    よって針先を突き止めて注射針を曲がらせることを特徴
    とする請求項1記載の注射器。
  3. 【請求項3】 前記第一逆掛部の逆掛状の外縁が円錐状
    で形成されたことを特徴とする請求項1記載の注射器。
  4. 【請求項4】 前記第二逆掛部の逆掛上の外縁が円錐上
    で形成されたことを特徴とする請求項3項記載の注射
    器。
  5. 【請求項5】 安全掛金と、第一掛部と、第二掛部とを
    備え、 前記安全掛金は、第一端と第二端とがあり、その中の第
    一端は針筒の第二端に連結され、 前記第一掛部は、前記安全掛金の第二端に設けられ、 前記第二掛部は、前記ピストンロッドの第二端に設けら
    れ、第二掛部は第一掛部と掛け合い、第二逆掛部を第一
    逆掛部の近くに定位し、第二逆掛部と第一逆掛部とが互
    いに掛け合うのを避けること特徴とする請求項1記載の
    注射器。
JP1997005214U 1997-06-18 1997-06-18 注射器 Expired - Lifetime JP3044544U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041771A1 (fr) * 2001-11-12 2003-05-22 Jms Co., Ltd. Injecteur a aiguille d'injection retractable
CN113616880A (zh) * 2020-05-09 2021-11-09 苏州德奇汽车配件系统有限公司 一种自毁式一次性注射器

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WO2003041771A1 (fr) * 2001-11-12 2003-05-22 Jms Co., Ltd. Injecteur a aiguille d'injection retractable
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