JPH021288A - 覆針破棄式非汚染安全皮下注射器 - Google Patents

覆針破棄式非汚染安全皮下注射器

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JPH021288A
JPH021288A JP63002357A JP235788A JPH021288A JP H021288 A JPH021288 A JP H021288A JP 63002357 A JP63002357 A JP 63002357A JP 235788 A JP235788 A JP 235788A JP H021288 A JPH021288 A JP H021288A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、破棄式の皮下注射器に関するものであって
、詳しく述べれば、−度使用した注射器を量産と使用で
きないように積極的に、しかも有効的に注射針を覆い、
防護する工夫を施した破棄式注射器に関するものである
[従来の技術及び発明が解決しようとする問題点]医療
関係の分野では「刺針」として恐れられている医療上の
賭がある。この賭というのは、皮下注射器が次のような
意味の宿命的な危険性をもっていることに由来している
。即ち、いかなる場合でも、注射の前に熱処理などの消
毒処置が施されているという保障はないからである。
注射器使用の際の“刺針”の賭はもちろん、肝臓炎、エ
イズ、庖疹のような疾病の感染を招く危険性がある。こ
れらの病因からその感染を積極的に防ぐ唯一の方法は、
感染源との接触を避けることである。この発明によって
与えられる覆針破棄式非汚染安全皮下注射器は“刺針”
事故を注射器の構造に関する観点から積極的に防ぎ、こ
の危険に対してひとつの障壁を築くものである。
現在までに以下の技術が知られている。即ち、合衆国特
許 No、I、 378.806  ・ No、2.4
00.722No、2.57 +、 653  ・  
No、3.890.971陽4.356.822 − 
  陽4.425.12ONO,2,752,920−
No、3.937.211陽4.026.2B’l  
;   陽4.425.120および  No、4.5
07.117である。
また、ピストンがシリンダ内部を移動する際、ピストン
がシリンダ壁を押し拡げて密封状態をっ(り出す方法は
必ずしも新しいものではないと考えられることを付は加
えておく。
この発明の本質的問題点は、“刺針”感染を防ぐための
破棄式非汚染皮下注射器を用意することである。本発明
には更にもうひとつの目的があって、それは信頼性が高
く、使用法が簡単であり、さらに製造が容易で安価であ
る破棄式非汚染安全皮下注射器をつくることである。
し問題点を解決するための手段] 上記の目的は、シリンダ先端に以下のような構造をもた
せた破棄式の皮下注射器を作ることで達することができ
る。即ち、針を取付けた針支持具を、掛金をはずすこと
によってシリンダ内部に取り込んでそこに固定する機構
を作ることで満足される。即ち、注射ピストンはピスト
ン棒を引戻すことによって移動されたあとシリンダの他
端で受は取められるようにする。このピストン部はシリ
ンダ部より固く、ピストン移動の際にシリンダ部を若干
押し拡げて密封関係を保てるような直径をもつようにつ
くる。以下にその住持の概略を述べる。
注射ピストンと針支持具はピストン棒を押し込んだ際合
体して第一の掛金を構成する。即ち(1)針支持具がピ
ストン頭部に引掛けられ、(2)針支持具がシリンダ先
端に設けられた鍔から切離され、最後に(3)ピストン
と針を一体にしてシリンダ内部に用意された安全位置に
引き込むのである。この位置で第二の掛金機構かはだら
(ようにする。即ち、ピストンとシリンダ先端に設けら
れた弾力のある支え部の間で掛金が効き、ピストンが固
定されてしまうようにする。このとき、ピストンには針
支持具、もちろん針も一緒にくっ付いてきていることに
なる。
シリラダ端に設けられた弾力性のある支え機構は、弾力
性のある支え部とリング状の突起箇所とその間に形成さ
れた溝とで構成される。突起箇所にはシリンダ内径より
小さい径をもたせ、ピストンが一時的にそれを押し拡げ
て通過したあとは溝に落ち込んで、それ以上動かなくす
るような構造になっている。
もうひとつの別の方法においては、皮下注射器はシリン
ダの先端に針支持具とそれに取付けられた針を切離し可
能なように引っ掛けて抑える針支持具鍔をもつシリンダ
でできていて、そのシリンダの他端には弾力性のあるピ
ストンを受けとめるように作られている。ピストンは、
ピストン棒の頭部にくっついて運ばれるが、ピストン棒
頭部と針支持具は合体してひとつの掛金状態を作り出し
、針支持具をピストン棒頭部に引っ掛けて針支持具鍔か
ら針支持具を切離し、最後にピストン棒頭部、針支持具
と針を一体としてシリンダ内部の安全位置に引き込める
ようになっている。その安全位置にピストンをフック式
の掛金機構で捕らえるのである。
[実施例及び発明の効果] 第1図を参照のこと。そこには本発明の注射器10が見
取図としてしめされている。注射器10のシリンダ内径
12は、弾力性をもっていてその先端部に針支持具鍔1
4をもっている。この針支持具鍔14に内側から皮下注
射針を取りつけるための針支持具16が装着される。差
込式の鞘20が針18を保護するために用意されていて
、針支持具16を注射器10が使用される時まで保護し
ている。
第5図と同図5Aを参照のこと。針支持具16は注射器
胴体12の内側から装青鍔14内に取付けられる。図示
の通り、針支持具16は一体のバヨネット爪22をもっ
ていて、スロット23まで押し込まれると傾斜した溝状
ガイド24に沿って回転したあと、第5図の掛金機構部
に収まる。針支持具16は弾力性のあるフランジ26を
その肩部に持っていて、爪22が溝24に沿って落とし
込まれていくにつれて凹型メス穴28と密管した状態と
なる。この組付と掛金の設定は使用前に第1図のように
針が取付けられる際にシリンダ胴体内部で行われる。
何本かの縦筋材30Aからできているピストン棒30が
、シリンダ内に挿入され移動される。そのピストン棒は
シリンダ12の内部にあって、その先端にピストン板3
2と凸形掛金を備えている。
この様子は第3図〜第5図及び第8図に詳しく示しであ
る。
注射器ピストン32は、ナイロンのような比較的固い材
料で作られることが望ましい。ピストン棒30はアクリ
ルかポリスチレンのような弾力性のない材料で作り、超
音波溶接でピストン32と接合する。ピストン32の円
周部はなめらかに丸め、シリンダの内壁にぴったり合致
するように作る。シリンダ12はこれに対してポリセリ
ンかポリプロピレンのような弾力性のある材料で作る。
これらすべての材料は食品級かそれ以上の品質を持って
いなければならない。注射器ピストン32は、シリンダ
内径より若干大きい径をもっていてシリンダ12の内部
を端から端まで移動する際、シリンダを押し拡げる作用
をする。ピストン32は、液体を別の容器から引込んだ
り、それを皮下注射針を通して被術者に注射したりする
目的で、シリンダ内部を液体を移動するのに適した形状
と大きさをもっていることが大切である。
第3図、第5図および第8図に示すように、ピストン棒
側の掛金34はピストン32と共に移動する。その掛金
の形状は、上部肩部のまわりに保持用えら34Aを形成
した円錐形をしていて、その円錐表面には軸方向に沿っ
て回転型34Bが設けられである。
第5図と第8図〜第10図に示されているように、掛金
部34は弾力性をもつフランジ26の内側に作られた出
張り部分を押拡げるようにして押込まれ、針支持具16
の内部に設けられたメス穴に押込められる。そして、爪
34Bは受側の傾斜のついた溝をたどって掛金受座40
の位置に合致する。このように掛金34が押下げられる
と、第9図と第10図に示すごとく、掛金34は、場合
に応じて必要なだけ回転して34Bの爪を溝42および
収納庫40に合致するように運ばれるのである。
この位置から更にピストン棒が回転し、ピストン32と
針支持具16と針18が一体となって回転する(第5図
、同5Aおよび第6図を参照のこと)。即ち、ピストン
棒30とピストン32が移動して針支持具16の爪32
が対向する溝24に沿って移動し、スロット23と並ぶ
までの90度回転が生じる。そのあと、シリンダ内へピ
ストン32が引戻される際には針支持具16と針18は
一体となってシリンダ内部へ引き込まれる。こうして、
針18によって引っかいたり、突っついたりする危険は
完全に取除かれることになる。
シリンダ12上部の内側はシリンダ径より小さい内径を
もち、支え部46を形成している。この部分と共にシリ
ンダ内径より小さい内径のリング状の突起部50とで掛
金溝48が形づくられている。その溝部の径はシリンダ
12の内径と殆ど同じでよいであろう。ここで次のこと
を注意する必要がある。即ち、掛金部をつくる支え部4
6と突起部50の材料は、シリンダの材料と同様弾力性
のあるもので、シリンダの直径の方向にある程度大きい
力で押拡げられることが要求される。
注射ピストン32が、シリンダ内を動かす力より大きい
力で突起部50に対して引っ張られると、突起部50は
拡大してピストンはそこを通過し、溝48内にすっかり
収まってしまう。ひとたび溝48に収まると、ピストン
32は充分大きい抵抗力をもって、いずれの方向にも動
かなくなる。
ピストン棒30の筋材30Aにはミシン目52が施され
ていく。ピストン32が溝に収まったとき、そのミシン
目がシリンダ12のふちとすれすれの高さになる所に来
るようにする。ここで横方向の力をピストン棒30に加
えると、それはミシン目に沿って折れ、シリンダ内部に
残ったピストン棒部にシリンダ12のふちと同じ高さに
なる(第11図と第12図を参照のこと)。ピストン棒
32を固定する方法として、上述のような突起50を施
さな(とも、シリンダの狭(なる支え部46にピストン
が到達してから支え部46が押拡げられ、ピストンは支
え部46にめり込むようにして溜まってしまうとも考え
られる。しかし、突起部50を付ければ先に述べたよう
にその方が好ましい。
又、望ましい注射器の使用法を述べる。注射器10は第
1図のような状態、即ち、針支持具の肩フランジ部26
がシリンダ側のメス穴28にはめ込まれる形で針支持具
鍔14に組込まれた状態で使用者に配布される。注射ピ
ストン32は第2図、第7図、第11図及び第12図に
示したように、突起部50の下からピストン側掛金34
がフランジ26に引っかけられる直前の位置までの間隔
を動かすことができる。
使用者は、針から鞘20をはずし、針18を容器に刺し
てシリンダ12内に注射液を吸い込む。
それから針18を被術者に刺し、その薬品を注射する。
或いはシリンダ12が空のまま針を被術者に刺し採血を
し、次にその血液を検査などのために別の容器に注ぎ出
すのである。
注射器10が使い終ったあと、ピストン棒30を押し込
み、ピストン32の先に付けた掛金34をフランジ26
を通過させ、針支持具16の内部に落としこませる(第
8図)。そのとき、ピストン棒は爪34Aをスロット4
2に一致させるような回転を受ける。
引き続いて、ピストン棒は爪22が溝24をガイドとし
た動きに従って回転を受け、最後に爪22は切離しスロ
ット23の位置まで到達する。
ピストン棒の頭部のピストン32は、次にシリンダ内部
に引戻されピストン32が掛金突起部50の位置まで移
動される。若干強い力を入れてピストン32を引くと、
ピストン32は突起50を押拡げ溝48にすべり込む。
そこではピストン32は突起50のために溝48から逆
戻りすることはできなくなる。
ピストン棒の端に横方向に力を加えると、ミシン目52
でピストン棒は折れ、断片がシリンダ12の内部にお互
いのふちを一致するように残る(第11図及び第12図
)。
ピストン32とそれに付随した針支持具16と針18は
、その時点でシリンダ内に確保されることになる。
こうして、使用済の注射器10は“刺針”の危険もなく
棄てることができる。
次に別の具体化の方法を説明する。
第13図に本発明の注射器110が見取図として示しで
ある。注射器110のシリンダ112!;!その先端に
針支持具鍔114をもって1.)るOこの鍔内に皮下注
射針118を取付ける針支持具116が設置される。差
込式の鞘120が、使用直前まで針118と針支持具1
16を保護するために用意されている。
第14図〜第17図Aを参照のこと。針支持具116が
シリンダ112の内部から針支持具鍔114内に取付け
られている。図示の通り針支持具116は一体のバヨネ
ット爪122をもってし)でそれがスロット123を降
りていき、凹形ガイド124に沿って90度面回転て第
17図のように掛金位置に収まるのであるが、針支持具
116はその上部に幾らか弾力性をもつフランジ部12
6を持っていて、爪122が溝124を通過して掛金位
置に人っていって凹型のメス穴に密着して収まる。この
ような組付と設定は、シリンダ112の内部から針11
8か第13図のような形に取付けられる際に行われる。
数本の縦筋材130Aでできたピストン棒130は、シ
リンダ112に挿入され移動される。ピストン棒130
の先端の方には掛金フランジ144、ピストン棒頭部1
32および、もうひとつ別の掛金134を備えている。
これは第15図と第20図に最も明瞭に示されている。
注射器ピストン部はゴム、ブチルあるいはラテックスの
ような柔らかい弾力のある材料で作られていて、ピスト
ン棒頭部132に取付けられる。
ピストンの形状はシリンダ内部を移動して液体を別の容
器から引込んだり、それを皮下注射針を通して被術者に
注射したりすることができるような形と大きさをもつ。
ピストン136の前端には薄い隔壁部138がつくられ
ていて、皮下注射器が注射液を吸込んだり、注射したり
する間はピストン棒掛金134をしっかりと覆っている
第18図とさらに第20図〜第22図に示すように、ピ
ストン棒掛金134が押されると隔壁138は押拡げら
れピストン棒掛金受座140の位置に密着される。その
隔壁はその際破れることがあってもよい。
第20図に示されているように、ピストン頭部132に
よって運ばれる掛金134は90度回転しく第21図及
び第22図の間で示されているように)掛金終端142
と密着する。その結果として針支持具116と針118
がピストン頭部132に固定されることになる。
第17図、第18図、第20図および第22図を参照の
こと。さらにピストン頭部132は、針支持具11.6
を90度回転させその爪122はスロット123と並ぶ
まで溝124のガイドに沿ってまわる。そして、ピスト
ン棒132がシリンダ内部へ引戻されるとき針支持具1
16と針118が一体となってシリンダ内部に取込まれ
る。こうして針118によって引っかいたり、刺したり
しないような完全に孤立した状態に針を運ぶことができ
る。即ち、ピストン棒130がシリンダ+12の先端か
ら離れるに従って、ピストンVa 頭部+ 32とピス
トン136は一体となって引き上げられる。
第15図と第24図において次のことを注意する必要が
ある。即ち、ピストン136はその上部に傾斜のついた
掛金フランジ144が設けられていることか大切である
くぼんだポケット部150がシリンダ112の上端部に
設けられていて、その中には少なくとも二個の掛金フッ
ク146が組込まれている。148はそのフックの腕木
である。ピストンの上昇とともにフランジ144が上昇
し掛金146をすべら仕、146は144に引っかかる
のである。こうしてピストン136が針支持具鍔114
の方向に戻って行かないようにかみ合う。
このようにして、ピストン136が内部に引込まれ、ピ
ストン棒頭部132が針支持具116と針118をシリ
ンダ内部の安全位置に運んだあと、フック146が掛金
フランジ144に収まる。結局、針支持具116とピス
トン棒頭部132は逆戻りできなくなる。
又、後者の注射器の使用法を述べる。注射器110は第
13図に示したように、針支持具のフランジ部126が
シリンダ側のメス穴128にはめ込まれる形で、針支持
具鍔114に組込まれた状態で使用者に配布される。ピ
ストン136はピストン棒130によってポケッ)15
0の直前から隔壁138が押拡げられるか破られる位置
までの間隔で自由に移動ができる(第14図及び第24
図を参照)。使用者は先ず、針118から鞘120をは
ずし、針118を容器に刺して注射液をシリンダ内部に
吸い上げる。そして、使用者は針+18を被術者に刺し
て薬品を注射する。
或いは使用者は、シリンダ112が空のまま針を被術者
に刺し、血液を検査などの目的で吸上げる。
注射器が使用されたあとは、ピストン棒130を押し下
げることによってピストン棒頭部132とピストン13
6をさらに移動し、隔壁138を押拡げるか破るかして
ピストン棒掛金134が針支持具116内の凹穴に落ち
込むまで充分しっかりと針支持具鍔114に密着させる
(第20図)。
ピストン棒はそのとき90度回転して掛金134を掛金
受座140と掛金当て142に密着させる。
ここでピストン棒頭部132と針支持具鍔114がかみ
合うことになる(第21図及び第22図)。
引き続いて、ピストン棒132は針支持具116がピス
トン棒頭部132にかみ合ったあと、更に90度回転し
て掛合爪122はそのガイド124に沿って回転する。
そこで爪122は切離スロット123に並ぶのである(
第17図、同図A及び第18図)。
ピストン棒132は、それからシリンダ112内部に引
き込まれ、注射用ピストン136上の掛金フランジ14
4が7ツク146と合致する(第19図及び第23図)
ピストン棒130とそれに取付けられた針支持具116
と針118は、そのとき永久に動かないようにシリンダ
112内部に捕えられる(第23図)。
使用済の注射器110はそれから“刺針”の危険のこと
を考えなくとも良い状態で捨てることができる。第12
図において示したように、もし必要があればミシン目を
ピストン棒130の端に付けておいて折り取ることもで
きる。
ここで次のことを理解してもらいたい。即ち、色々な変
更や修正が、この発明の精神および次に述べる申請点の
範囲で具体化に際して可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明である皮下注射器の見取図である。 第2図は第1図の線2−2に沿った部分のシリンダ上部
保持用掛金機構の部分断面図である。 第3図は第1図の線3−3に沿った注射器ピストンの断
面図である。 第4図は第3図に示されたピストンの見取図である。 第5図は第1図の線5−5に沿って見た針支持具と針支
持具鍔の正面図である。 第6図は第5図の線6−6に沿って取った断面図である
。 第7図は第8図〜第10図で引続き説明されるように、
針支持具の掛金機構が働(までにピストンを移動したと
ころを示す図である。 第8図は第7図に示されているようにピストンと針支持
具の構成の断面図である。 第9図は第8図の線9−9の断面図で、掛金用爪を回転
して掛金溝にはめ込まれる直前の針支持具鍔に挿入され
た掛金溝の状態を示す図である。 第10図は第9図と同様であるが、はめ込まれた後の状
態を示す図である。 第11図はピストンとピストン棒がシリンダ内の最終安
全位置に引き込まれたところを示す図である。 第12図は掛金がかかつて針が安全位置に収められ、ピ
ストン棒が次の使用ができないように破壊されたところ
を示す。第13図は本発明の別のもうひとつのタイプの
皮下注射器の見取図を示す図である。 第14図は第13図の14−14間に沿って取られた別
のタイプの上部保持掛金の断面図である。 第15図は第13図の15−15間から切取った本発明
のピストン棒頭部と移動ピストンの断面図を示す。 第16図は第15図におけるピストン棒頭部の見取図で
ある。 第17図は第13図の線17−17間を取出した針支持
具鍔と針支持具の断面図である。 第17図Aは、支え部の構造を見せるために針支持具を
取りはずしたところを示しである図である。 第18図は第17図の18−18に沿った断面図を示す
。 第19図は移動ピストンとピストン棒頭部が動いて針支
持具と直結してからその掛金を働かせ、合体し第20図
〜22図のようになった注射器の断面図を示す。 第20図は第19図に示された移動ピストンと針支持具
の詳細な断面図である。 第21図は第20図に示された21−21の線に沿った
断面図で、針支持具の受入側の肩部内に引っかかる準備
として、移動ピストンの隔壁を押拡げるか突き破ること
によって、ピストン棒頭部から突出た掛金を示す。 第22図は第21図と同じ図であるが、針支持具にピス
トン棒頭部が引っ掛かるように90度回転したピストン
側掛金を示す。 第23図は第19図と同様であるが、ピストン棒とその
頭部が最初の90度回転をし、ピストン側掛金が針支持
具にひっかかり、次の90度回転で針支持具をシリンダ
の針支持具鍔内にある掛金支えから切離す時の様子を示
す図である。 第24図は第23図に示した移動ピストンの上部とシリ
ンダの上部の拡大図である。ここでは、上部シリンダ掛
金はピストン上部に設けられた掛金フランジと合致する
。 符号説明 IO=注射器 14:針支持具鍔 I8:針 22:バヨネット爪 24:溝状ガイド 30:ピストン棒 34:掛金 46:支え部 50:突起部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)破棄式安全注射器であつて、 (a)弾力性のある中空シリンダ。これはその先端部に
    針支持具鍔を有し、その中に針を取付けるための針支持
    具を内蔵し、しかも切離しができるような掛金式に組込
    んである。 (b)前記のシリンダの別の端から差込まれる注射器ピ
    ストン。これは前記のシリンダより固めにできていて、
    ピストン棒によつて移動可能な行路においてシリンダと
    密封関係をつくり出すようにその直径は前記のシリンダ
    内径より若干大き目に作られている。 (c)前記の注射ピストンと前記の針支持具。これらは
    組合わされて第一の掛金を構成する。 すなわち、(1)前記の針支持具と前記の注射ピストン
    との合致、(2)前記の支持具を針支持具鍔からその内
    側において切離す操作、そして(3)前記の注射ピスト
    ン、前記の針支持具と前記の針を結合した一体物として
    引戻し、前記のシリンダ内の既に設けられた安全位置に
    もちきたす過程である。 (d)前記の注射ピストンと前記のシリンダの第二端に
    設けられた弾力性のある支え部からなる第二の掛金機構
    。これは、前記の注射ピストン、針支持具と針を一体と
    して前記のシリンダ内の安全位置に留める働きをする。 上記(a)(b)(c)(d)を組合せて成る覆針破棄
    式非汚染安全皮下注射器。
  2. (2)上記弾力性のある支え型掛金機構は、前記のシリ
    ンダ内部に弾力性のあるリング状突起部と、それと共に
    ひとつの溝を構成する弾力性のある支え部から成ってい
    る。その突起物はシリンダ内径より若干小さい径をもつ
    ていて注射ピストンが一時的にそれを押し拡げて通過し
    、前記の溝に落とし込まれるように作られる特許請求の
    範囲第1項記載の安全注射器。
  3. (3)前記の針支持具を前記の針支持具鍔内に引っ掛け
    たり、切離したりするための針支持具掛金機構をもつ特
    許請求の範囲第1項記載の安全注射器。
  4. (4)前記の針支持具掛金機構が掛金爪とその爪を導く
    ガイド部からなりたつている特許請求の範囲第3項記載
    の安全注射器。
  5. (5)前記の第一の掛金機構がピストン棒掛金からでき
    ていて、ピストン移動で運ばれたあと回転を受け、前記
    の針支持具内に設けられたピストン棒掛金受座内で引っ
    掛かり、さらに注射器ピストンが回転し、前記の針支持
    具を針支持具鍔から切離して注射ピストンと前記の針支
    持具を一体にして、前記のシリンダ内に引き込めるよう
    にしてある特許請求の範囲第2項記載の安全注射器。
  6. (6)ピストン棒部が、前記の注射ピストンが前記の安
    全位置に収められたとき、前記シリンダの第二端で容易
    に分離できるように壊れやすい部分をもつている特許請
    求の範囲第1項記載の安全注射器。
  7. (7)注射ピストンは相対的に固いプラスチックででき
    ていて、前記のシリンダは前記の注射ピストンより柔ら
    かい材料で作られている特許請求の範囲第1項記載の安
    全注射器。
  8. (8)前記のシリンダは弾力性のあるプラスチックでで
    きていて、前記の注射ピストンは前記のシリンダより固
    い材料でできている特許請求の範囲第1項記載の安全注
    射器。
  9. (9)前記の注射ピストンはナイロンでできていて、前
    記のシリンダはナイロンより軟らかい材料でできている
    特許請求の範囲第1項記載の安全注射器。
  10. (10)前記のシリンダは、基本的にはポリセリンやポ
    リスチレンなどの類から選ばれた材料でつくられている
    特許請求の範囲第1項記載の安全注射器。
  11. (11)さらに針支持具掛金をもつていて、針支持具を
    針支持具鍔の内側から掛金をかけて切離せるようにして
    あるもの。そこで、前記の針支持具掛金機構は掛金爪と
    それにかみ合う爪ガイド部からなつている特許請求の範
    囲第2項記載の安全注射器
  12. (12)前記のピストン棒が、前記の注射ピストンが前
    記の安全位置に閉じ込められたとき、前記のシリンダの
    第二端で容易に折ることができるためのもろい部分をも
    つようにつくられている特許請求の範囲第11項記載の
    安全注射器。
  13. (13)破棄式安全注射器であつて、 (a)弾力性のある中空のシリンダ。これはその先端部
    に針支持具鍔を有し、その中には針を取付けるための針
    支持具を内装し、しかも切離しができるような掛金式に
    組込である。 (b)前記シリンダの別端から差込まれる注射ピストン
    。これは前記のシリンダより固くできていて、ピストン
    棒によつて移動できる区間ではシリンダと密封関係を作
    り出すようにその直径は、前記シリンダの内径より若干
    大きく作られていること。 (c)突破機構をもつ注射ピストンとその突破機構と組
    合わされて第一の掛金を構成する針支持具機構であり、
    次の役割を果すもの、(1)前記の針支持具を注射ピス
    トンに引っ掛ける、(2)前記の針支持具を針支持具鍔
    からその内側において切離す、(3)前記の注射ピスト
    ン、針支持具および針を結合して前記のシリンダ内の既
    に設けられた安全位置に引戻す過程。 (d)前記の注射ピストンと前記のシリンダの第二端に
    設けられた弾力性のある支え部からなる第二の掛金機構
    。これは前記の注射ピストンを前記のシリンダ内の安全
    位置に留める働きをする。 上記(a)(b)(c)(d)を組合せて成る破棄式安
    全注射器。
  14. (14)前記の支え式掛金部が弾力性のあるリング状突
    起物と弾力性のある支え部とそれらから作られる溝で構
    成されているもの。その突起物はシリンダ内径より若干
    少さい径をもつていて、注射ピストンが一時的にそれを
    押拡げて通過し、前記の溝に落ち込ませるようにつくら
    れている特許請求の範囲第13項記載の安全注射器。
  15. (15)破棄式安全注射器であつて、 (a)中空シリンダ。これは、針を取付けるための針支
    持具が収まる針支持具鍔がその先端部につくられ、掛金
    式になつていて針支持具が切離しできるようになつてい
    る。 (b)前記シリンダの別端から差込まれる注射ピストン
    。これはピストン棒のピストン棒頭部に取付けられてい
    る。 (c)組合わせて、第一の掛金ができあがる針支持具と
    ピストン棒頭部。この掛金機構は前記の針支持具を前記
    のピストン頭部に引っ掛け、針支持具鍔から切離して前
    記のピストン棒頭部、針支持具と針を一体としてシリン
    ダ内部の安全位置に引き込む働きをする。 (d)前記の注射ピストンと前記のシリンダの第二端に
    よつて作られる第二の掛金機構。これは最終的に前記の
    注射ピストン、ピストン棒頭部、針支持具および針を一
    体として前記シリンダの内部の安全位置に固定するため
    のものである。 上記(a)(b)(c)(d)を組合せて成る安全注射
    器。
  16. (16)前もつて前記の針支持具が組込まれているもの
    。この組み込み方は、掛金式になつていて前記ピストン
    棒頭部の回転によつて前記の針支持具鍔から、内部にお
    いて切離しができるようになつている特許請求の範囲第
    15項記載の安全注射器。
  17. (17)前もつて前記の針支持具が組付けられていて針
    支持具鍔と掛金を構成し、ピストン棒頭部の回転によつ
    て内側において針支持具鍔から切離すことができる。こ
    の第一の掛金機構が掛金爪とそれを受ける側のガイドか
    ら構成される特許請求の範囲第15項記載の安全注射器
  18. (18)前もつて前記の針支持具が組付けられていて、
    針支持具鍔と掛金を構成し、ピストン棒の引戻しによつ
    て内側で針支持具鍔から切離しができる構造になつてい
    る。これは、前記の第一の掛金機構で、掛金爪とその爪
    のガイド部から構成される。このときピストン棒頭部は
    回転し、ピストン棒掛金受座に針支持具の内部に引っ掛
    かり、さらに回転して前記の針支持具を前記の針支持具
    鍔から切離し、前記のピストン棒頭部および針支持具を
    一体としてシリンダ内部に引込むことができるようにし
    た特許請求の範囲第15項記載の安全注射器。
  19. (19)前もつて前記の針支持具が取付けられていて、
    針支持具鍔との間で掛金機構を構成して、ピストン棒頭
    部によつて内側で針支持具鍔から切離しができる。この
    第一の掛金機構は掛金爪とその受側の爪ガイドによつて
    構成される。このときピストン棒頭部は回転してピスト
    ン棒掛金受座に針支持具の内部で引っ掛かり、さらに回
    転して前記の針支持具を前記の針支持具鍔から切離し、
    前述のピストン棒頭部と前記の針支持部を一体としてシ
    リンダ内部に引込む。次に第二の掛金機構が構成される
    。即ち、前記の中空シリンダの第二端に取付けられた掛
    金フックがピストン棒頭部に付いて移動する掛金フラン
    ジに合致し、ピストン頭部、前記の針支持具および針を
    一体にして前記のシリンダ内に固定するようにした特許
    請求の範囲第15項記載の安全注射器。
  20. (20)すなわち、第一の掛金機構が掛金爪とその爪を
    受入れる爪ガイドから構成され、ピストン頭部が回転し
    てピストン棒掛金の受座に針支持具の内部で引っ掛かり
    、さらに回転して前記の針支持具を前記の針支持具鍔か
    ら切離して、前記のピストン棒頭部と針支持具を一体と
    して前記のシリンダ内部に引き込むようにした特許請求
    の範囲第15項記載の安全注射器。
  21. (21)次のような掛金機構が構成されること。即ち、
    前記の中空シリンダの第二端に取付けられた掛金フック
    がピストン棒頭部に取付けられた掛金フランジに合致し
    、ピストン頭部、前記の針支持具および針を一体として
    前記シリンダ内に固定するようにした特許請求の範囲第
    20項記載の安全注射器。
JP63002357A 1987-01-12 1988-01-08 覆針破棄式非汚染安全皮下注射器 Granted JPH021288A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/002,510 US4747830A (en) 1986-04-28 1987-01-12 Anti-stick contagion free disposable hypodermic safety syringe
US2,510 1987-01-12
DE3805567A DE3805567C2 (de) 1988-02-23 1988-02-23 Sicherheits-Einweginjektionsspritze

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Publication Number Publication Date
JPH021288A true JPH021288A (ja) 1990-01-05
JPH0568994B2 JPH0568994B2 (ja) 1993-09-30

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JP63002357A Granted JPH021288A (ja) 1987-01-12 1988-01-08 覆針破棄式非汚染安全皮下注射器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0268072A (ja) * 1988-09-01 1990-03-07 Terumo Corp 注射装置
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US8790302B2 (en) 2009-06-26 2014-07-29 Becton, Dickinson And Company Passive reuse prevention syringe that uses a flange lock

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0568994B2 (ja) 1993-09-30

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